JP5027375B2 - 改良製剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は改良された脂溶性物質含有固形剤に関する。さらに詳しくは、スプレードライ法によって製造した脂溶性物質を含む固形剤およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に常温で液体である脂溶性物質を固形化することは困難である場合が多く、特に粘性の低い脂溶性物質を固形化する技術については報告が少ない。
特開平6-181725号公報には、安定化剤を添加した油状物を多孔質担体に内に吸着担持させた固形化剤が開示されている。また、特開平4-275216号公報には、脂溶性薬物を含む乳化液に硬度増強剤を添加し凍結乾燥することを特徴とする固形組成物が開示されている。特開平11-246548号公報には、油状のビタミンEとベタインからなる固形剤の製造方法が開示されている。しかしながら、これらの技術を使用しても、長期間保存すると油状物が表面に滲み出したり、製剤が包材に吸着されたりするという問題は依然として解決されていない。
【0003】
また、特開平9-169639号公報には、油状薬物であるテプレノンを二酸化珪素粉末に吸着させる固形製剤の製造方法が記載されている。この方法は簡便ではあるが、顆粒の嵩密度が低く、流動性が悪いという欠点がある。
【0004】
特開2000-86506号公報には、乳糖、マンニトール、二酸化ケイ素及び水溶性結合剤を水に溶解後、噴霧乾燥して得られた顆粒に、テプレノンを吸着させる技術が開示されている。この方法はシードとなる顆粒を製造して、それにテプレノンを吸着させるという不連続の工程で製造するため、大量生産に向いていない。また、主薬の均一性も悪くなるという欠点がある。
【0005】
特開2000-247869号公報には、油状物質にゼラチンおよび加水ゼラチンを使用して水中で乳化後、噴霧乾燥して製造する油状物質含有粉末が記載されている。また、特開2000-44462号公報には、脂溶性薬物と、ゼラチンまたはカゼインと、吸着剤を含有した流動性粉末が記載されている。しかし、ゼラチンは乳化液の温度が低下すると固化してしまうため、一定温度に維持する装置を必要としてしまう。
【0006】
また、特開昭48-67418号公報、特開昭53-99317号公報には、非水性液状物を固形化する方法として、乳酸カルシウム水和物と混合加熱する方法が記載されているが、主薬としてテプレノンを使用する場合には、圧縮成型時の主薬の染み出しを抑えることができない。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−181725号公報
【特許文献2】
特開平4−275216号公報
【特許文献3】
特開平11−246548号公報
【特許文献4】
特開平9−169639号公報
【特許文献5】
特開2000−86506号公報
【特許文献6】
特開2000−247869号公報
【特許文献7】
特開2000−44462号公報
【特許文献8】
特開昭48−67418号公報
【特許文献9】
特開昭53−99317号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は特別な製造設備を必要とせず、一工程のみで大量に製造可能であり、しかも脂溶性成分の滲み出しがなく、流動性に優れ、さらに含量均一性に優れた脂溶性物質を含有する固形剤を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の様な状況に鑑み、本発明者らは鋭意研究の結果、スプレードライ法を応用することで、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0010】
すなわち本発明は、(1)脂溶性物質、水溶性高分子物質および吸着剤を含む固形剤、(2)脂溶性物質、水溶性高分子物質および吸着剤を含む乳化液をスプレードライ法によって粉末化した上記固形剤、(3)脂溶性物質がビタミンA類、ビタミンD類、ビタミンE類、ビタミンK類、補酵素Q類、テルペン類である上記固形剤、(4)脂溶性物質が、トコフェロール類、ユビデカレノンまたはテプレノンである上記固形剤、(5)高分子物質がポリビニルアルコール、プルランまたはアラビアゴムである上記固形剤、(6)吸着剤が二酸化ケイ酸、含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウムまたは軽質酸化アルミニウムである上記固形剤、(7)脂溶性物質、水溶性高分子物質および吸着剤を含む乳化液の粘度が50〜5000cps/1000rpmである上記固形剤、(8)嵩密度が0.2〜0.5g/mlである上記固形剤、並びにこれら固形剤の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る固形剤は、食品、飼料、医薬品、医薬部外品、またはこれらの添加物として使用できる。
【0012】
本発明において固形剤とは、粉末、細粒、顆粒、マイクロカプセル等を意味する。上記固形剤を原料として錠剤、フィルムコート錠、チュアブル剤、カプレットにしたり、カプセルに充填して使用してもよい。
【0013】
本発明おける脂溶性物質とは、例えば次の様な成分を意味する。レチノール、レチノイン酸、レチノイド、カロチン等のビタミンA類、コレカルシフェロール、エルゴカルシフェロール等のビタミンD類、トコフェロール、酢酸トコフェロール、コハク酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール、トコトリエノール等のビタミンE類、フィトナジオン、メナテトレノン等のビタミンK類、コエンザイムQ6、コエンザイムQ10等の補酵素Q類、スクアレン、ゲラニルファルネシルピロリン酸、テプレノン等のテルペン類、フルルビプロフェンアキセチル、クロフィブラート、ゲファルナート、プラウトノール、インドメタシンファルネシル等を挙げることができる。
【0014】
本発明に係る固形剤のうち、上記脂溶性物質の含有量は特に限定されないが、通常は90%以下であり、好ましくは80%以下である。しかし、50%以上の高濃度含有させても、流動性や嵩密度、滲み出し等の性質に悪影響が及ぼされることはない。
【0015】
本発明において水溶性高分子物資とは、脂溶性物質と安定した乳化状態を保持する水溶性物質を意味し、さらに乳化液を何らかの方法で乾燥させても脂溶性物質がコロイドの状態を維持する能力をもつものが好ましい。具体的にはポリビニルアルコール(重合度:700〜4500、平均分子量:30000〜200000)、プルラン、アラビアゴム等を挙げることができる。本発明の固形剤中の水溶性高分子物質の含有量は、通常1〜50%であり、好ましくは5〜20%である。
【0016】
本発明において吸着剤は、粉末状の多孔質の無機物質を意味し、例えば二酸化ケイ素(含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸)、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、軽質酸化アルミニウムであり、好適には、二酸化ケイ素、ケイ酸カルシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムである。また、これら吸着剤とさらにデキストリン、リン酸水素カルシウム等の吸油能を有する成分を混合して用いてもよい。
吸着剤の含有量は、通常1〜50%、好ましくは5〜25%である。
【0017】
本発明における固形剤には、薬理学的に問題がない限り、その他の薬効成分を配合してもよい。
配合可能な薬物としては、例えば、催眠鎮静剤、抗不安薬、強心剤、解熱鎮痛消炎剤、鎮痙薬、鎮咳去痰剤、抗ヒスタミン剤、抗喘息薬、降圧剤、鎮暈剤、抗不整脈剤、高脂血症用剤、中枢神経興奮剤、抗生物質、胃腸薬、ホルモン剤、生薬、ビタミン剤等を挙げることができる。
【0018】
催眠鎮静剤としては、アモバルビタール、エスタゾラム、フルニトラゼパム、ニトラゼパム、フェノバルビタール、ブロムワッリル尿素、トリクロホスナトリウム、塩酸フルラゼパム、ミダゾラム、ロルメタゼパム、ニメタゼパム等を挙げることができる。
【0019】
抗不安薬としては、ジアゼパム、オキサゾラム、メキサゾラム、タンドスピロン、エチゾラム、クロラゼプ酸二カリウム、ブロマゼパム等を挙げることができる。
【0020】
強心剤としては、アムリノン、塩酸オルプリノン、塩酸コルホルシンダロパート、塩酸ドブタミン、ジギトキシン、ジゴキシン、デノパミン、ドカルパミン、ブクラデシンナトリウム、ベスナリノン、ミルリノン、ラナトシドC等を挙げることができる。
【0021】
解熱鎮痛消炎剤としては、アスピリン、アセトアミノフェン、アンピロキシカム、イブプロフェン、インドメタシン、アミノピリン、エトドラク、エテンザミド、ケトプロフェン、サリドン、ジクロフェナック、フェノプロフェンカルシウム、ロペンザリット二ナトリウム等を挙げることができる。
【0022】
鎮痙剤としては、塩酸エペリゾン、臭化水素酸スコポラミン、臭化ブチルスコポラミン、塩酸パパベリン、塩酸イソクスプリン、エトミドリン、臭化メチルオクタタトロピン等を挙げることができる。
【0023】
鎮咳去痰剤としては、臭化水素酸デキストロメトルファン、塩酸クロペラスチン、塩酸エフェドリン、リン酸ジヒドロコデイン、リン酸ベンプロペリン、リン酸ジメモルファン等を挙げることができる。
【0024】
抗ヒスタミン剤としては、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸アゼラスチン、ジメンヒドリナート、フマル酸クレマスチン、酒石酸アリメマジン等を挙げることができる。
【0025】
抗喘息薬としては、塩酸イソプレナリン、塩酸マブテロール、ジプロフィリン、臭化イプラトロピウム、フマル酸ホルモテロール、硫酸サルブタモール等を挙げることができる。
【0026】
降圧剤としては、塩酸アモスラロール、塩酸イミダプリル、塩酸エホニジピン、塩酸キナプリル、塩酸グアンファシン、塩酸クロニジン、塩酸テモカプリル、塩酸デラプリル、塩酸バルニジピン、塩酸ベタキソロール、塩酸ベナゼプリル、塩酸マニジピン、カルベジロール、カンデサルタンシレキセチル、酢酸グアナベンズ、シラザプリル、トランドプリル、ニルバジピン、ブドララジン、エナラプリル、リシノプリル、ロサルタンカリウム等を挙げることができる。
【0027】
鎮暈剤としては、塩酸ジフェニドール、塩酸ジフェニルピラリン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸プロメタジン、サリチル酸ジフェンヒドラミン、タンニン酸ジフェンヒドラミン、臭化水素酸スコポラミン、ブチルスコポラミン、塩酸オキシフェンサイクリミン、塩酸メチキセン、塩酸パパベリン、ジプロフィリン、ジメンヒドリナート、塩酸メクリジン、メシル酸ベタヒスチン、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩等を挙げることができる。
【0028】
抗不整脈剤としては、塩酸アミオダロン、塩酸インデノロール、塩酸ブクモロール、塩酸ベプリジル、マレイン酸チモロール、コハク酸シベンゾリン、塩酸ソタロール、塩酸ピルジカイニド、塩酸ピルメノール、フレカイニド等を挙げることができる。
【0029】
高脂血漿治療剤としては、クロフィブラートアルミニウム、コレスチミド、シンバスタチン、フェノフィブラート、フルバスタチンナトリウム、セリバスタチン、ニセリトロール、プラバスタチンナトリウム、メリナミド等を挙げることができる。
【0030】
中枢神経興奮剤としては、カフェイン、無水カフェイン等を挙げることができる。
【0031】
抗生物質としては、バンコマイシン、トブラマイシン、セフスロジンナトリウム、イミペネム、セフメノキシム、フロモキセルナトリウム、エリスロマイシン、アズトレオナム等が挙げられる。
【0032】
胃腸薬としては、塩酸セトラキサート、銅クロロフィリン金属塩、シメチジン、ファモチジン、ラニチジン、オメプラゾール、ラベプラゾール、ランソプラゾール、レバミピド、スクラルファート等を挙げることができる。
【0033】
ホルモン剤としては、ナンドロロン、プレドニゾロン、エストラジオール、グルカゴン、インスリン等を挙げることができる。
【0034】
生薬としては、アカメリュウキョウ、アセンヤク、アマチャ、ウイキョウ、ウコン、エンメイソウ、オウギ、オウゴン、オウヒ、オウレン、ガイヨウ、ガシワ、カッコン、カンゾウ、キジツ、ケイガイ、ケイヒ、ゲンノショウコ、コウジン、コウボク、ザクロヒ、サンサシ、サンショウ、ジオウ、シコン、シャクヤク、ショウキョウ、センナ、センブリ、ソウジュツ、ソヨウ、チョウジ、チンピ、トウヒ、トラガント、ハッカ油、ビャクジュツ、マオウ、メントール、リュウコツ、リュウキョウ、レンギョウ、ワキョウカツ等を挙げることができる。これらはエキス剤として添加してもよく、また、抽出物、粉末として添加してもよい。
【0035】
ビタミン剤としては、チアミン、リボフラビン、ビオチン等のビタミンB群、アスコルビン酸等のビタミンC群、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸等、およびこれらの誘導体もしくはそれらの塩を挙げることができる。
【0036】
本発明に係る固形剤には、通常用いられる種々の添加剤を配合することができる。添加剤としては例えば、安定化剤、界面活性剤、可溶化剤、緩衝剤、甘味剤、矯味剤、懸濁化剤、抗酸化剤、清涼化剤、着香剤・香料、乳化剤、pH調整剤、分散剤、防腐剤、保存剤等を挙げることができる。
【0037】
安定化剤としては、例えばアジピン酸、アスコルビン酸、アスパラギン酸、亜硫酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、エデト酸ナトリウム、エリソルビン酸、エルソルビン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、グリシン、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、無水クエン酸ナトリウム、モノステアリン酸グリセリン、リン酸水素ナトリウム等を挙げることができる。
【0038】
界面活性剤としては、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリルアルコール、セスキオレイン酸ソルビタン、セタノール、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリソルベート、マクロゴール、モノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸グリセリン、モノラウリン酸ソルビタン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロマクロゴール等を挙げることができる。
【0039】
可溶化剤としては、アスパラギン酸、アルギニン、安息香酸ナトリウム、エタノール、塩化ナトリウムソルビタン脂肪酸エステル、炭酸水素ナトリウム、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリソルベート、マンニトール、無水エタノール等を例示することができる。
【0040】
緩衝剤としては、アスコルビン酸、L−アスパラギン酸マグネシウム、アミノエチルスルホン酸、L−アルギニン、安息香酸、安息香酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸カルシウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸二ナトリウム、グリシン、炭酸水素ナトリウム、乳酸、ブドウ糖、無水クエン酸、無水クエン酸ナトリウム、無水リン酸一水素ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸二水素ナトリウム等を使用することができる。
【0041】
甘味剤としては、アスパルテーム、アマチャ、カンゾウ、果糖、果糖ブドウ糖液、ブドウ糖果糖液糖、還元麦芽糖水アメ、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、アセスルファムカリウム、高果糖液糖、ブドウ糖、水アメ、乳糖、白糖、精製白糖、ハチミツ、サッカリン、サッカリンナトリウム、ステビア、スクラロース、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、マルトース、マンニトール、単シロップ等を挙げることができる。
【0042】
矯味剤としては、アスコルビン酸、L−アスパラギン酸、DL−アラニン、5′−イノシン酸二ナトリウム、ウイキョウ、塩化ナトリウム、オレンジ油、カカオ末、カンフル、グリシン、グリセリン、L−グルタミン酸、サフラン、酒石酸、ショウキョウ、D−ソルビトール、ハッカ、アジピン酸、フマル酸、ペパーミント、ボルネオール、メントール、リュウノウ、緑茶末、リンゴ果汁、リンゴ酢、レモン油、ローズ油、ローヤルゼリー等を使用することができる。
【0043】
懸濁化剤としては、例えばカラギーナン、カルボキシビニルポリマー、カンテン、キサンタンガム、グリセリン脂肪酸エステル、酸化チタン、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリルアルコール、ステアリン酸アルミニウム、セタノール、ソルビタン脂肪酸エステル、大豆レシチン、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペクチン、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリエチレングリコール、メチルセルロース、モノステアリン酸グリセリン、流動パラフィン等を挙げることができる。
【0044】
抗酸化剤としては、アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ステアリン酸エステル、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、エリソルビン酸、塩酸システイン、大豆レシチン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル等を例示することができる。
【0045】
清涼化剤としては、ゲラニオール、ハッカ水、ハッカ油、ボルネオール、メントール、ミント等が挙げられる。
【0046】
着香剤・香料としては、ウイキョウ、エチルバニリン、エチルマルトール、オレンジ、カンフル、ケイヒ、シュガーフレーバー、シンナムアルデヒド、チェリーフレーバー、ハッカ、バニラフレーバー、バニリン、ビターエッセンス、フルーツフレーバー、フレーバーGI、ベルモットフレーバー、ボルネオール、マルトール、ミックスフレーバー、ミントフレーバー、メントール、ユーカリ、リュウノウ、レモンパウダー、レモン油、ロジン、ローズ油等を例示することができる。
【0047】
乳化剤としては、カラギーナン、カルボキシビニルポリマー、カルメロースナトリウム、グァーガム、グリセリン脂肪酸エステル、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリルアルコール、ステアリン酸、セタノール、ソルビタン脂肪酸エステル、大豆レシチン、ヒドロキシプロピルセルロース、プロピレングリコール、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリソルベート、ミリスチルアルコール、モノステアリン酸グリセリン、モノラウリン酸ソルビタン、ラウリル硫酸ナトリウム等を挙げることができる。
【0048】
pH調整剤としては、希塩酸、クエン酸ナトリウム、グリシン、コハク酸、酢酸、酒石酸、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、フマル酸一ナトリウム、リン酸、リン酸三ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸二水素ナトリウム等を挙げることができる。
【0049】
分散剤としては、アミノアルキルメタクリレートポリマーRS、オレイン酸、カルボキシビニルポリマー、カルメロースナトリウム、グリセリン、結晶セルロース、コリンリン酸塩、大豆レシチン、セスキオレイン酸ソルビタン、デキストリン、トウモロコシデンプン、トリオレイン酸ソルビタン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、モノステアリン酸グリセリン、ラウリル硫酸ナトリウム、流動パラフィン等を使用することができる。
【0050】
防腐剤としては、アミノエチルスルホン酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、エタノール、エデト酸ナトリウム、カンテン、クエン酸ナトリウム、サリチル酸ナトリウム、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸エチル等を挙げることができる。
【0051】
保存剤としては、安息香酸ナトリウム、エデト酸ナトリウム、グリセリン、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、D−ソルビトール、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸メチル、プロピレングリコール等を挙げることができる。
【0052】
【製造例】
本発明に係る脂溶性物質を含有する固形剤の製造方法は、通常行われる方法を使用すればよく、特に限定されない。その一例として、スプレードライ法による製造方法を以下に示す。
例えば、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子を80〜90℃に加温した精製水に溶解し、冷却後、トコフェロール、ユビキノン、テプレノン等の脂溶性物質を加え、高速攪拌機等を使用して、6000〜10000rpm程度の回転数で、約5〜20分間乳化する。乳化液に吸着剤としてケイ酸類(ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸等)と賦形剤(マンニトール、結晶セルロース等)を加え、高速攪拌機等で均一分散操作を行い、乳化懸濁液を得る。懸濁液の粘度は50〜10000cps/3000rpm程度になるようにすることが好ましく、さらに好ましくは50〜5000cps/1000rpm程度になるようにする。得られた懸濁液を噴霧乾燥機で乾燥し、脂溶性物質を含有する高流動性粉末または顆粒を得ることができる。噴霧乾燥機はディスクタイプ、ノズルタイプ等いずれの機種でも使用することができ、また、噴霧乾燥条件は通常用いられる条件であり、例えば、入り口温度160〜220℃、出口温度75〜120℃である。エアースクレーパーを使用して、粉末または顆粒の回収率を高めることも可能である。
【0053】
このようにして製造された固形剤は、平均粒子径20〜200μm、安息角30〜50°、嵩密度0.2〜0.5g/mlである。
【0054】
【実施例】
以下に、実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0055】
実施例1
ポリビニルアルコール(ゴーセノールEG05、日本合成化学工業)300gを80℃の精製水2700gに溶解し、テプレノン1250gを加え、高速攪拌機(ホモミキサー、特殊機化工業社製)を使用して、8000rpmで15分間攪拌した。これにケイ酸カルシウム(フローライトRE、エーザイ)250gと軽質無水ケイ酸(商品名:AEROSIL、日本アエロジル)125g、マンニトール(東和化成工業)250g、結晶セルロース(アビセル301、旭化成)250gを加えた。さらに精製水2500gを加えて15分間攪拌し、均一な乳化懸濁液を得た。この懸濁液の見かけ粘度は3000mPa・Sであった。この懸濁液を、噴霧乾燥機(OD22M、大川原化工機社製)を使用して、入り口温度140℃、出口温度93℃、ディスク回転数6000rpm、噴霧速度18.7kg/hの条件で噴霧乾燥し、流動性粉末約3kgを得た。得られた顆粒の流動性は良好であり、平均粒径152μm、嵩密度0.39g/ml、安息角44.33°であり、1g中のテプレノン含量は515mgであった。
【0056】
製剤化例1
実施例1で得られた流動性粉末97.1gに、ステアリン酸マグネシウム(日本油脂)0.9g、ヒドロキシプロピルセルロース(L-HPC LH21、日本曹達)20g、結晶セルロース(アビセル102、旭化成)34g、ケイ酸カルシウム(フローライトRE、エーザイ)8gを添加し、径7.5mm、打圧650kgで圧縮成型した。得られた錠剤物性は良好であり、硬度は33KN、崩壊時間は約500秒であった。
【0057】
実施例2
ポリビニルアルコール(ゴーセノールEG05、日本合成化学工業)300gを80℃の精製水2700gに溶解し、テプレノン1250gを加え、高速攪拌機(ホモミキサー、特殊機化工業社製)を使用して、8000rpmで15分間攪拌した。これにケイ酸カルシウム(フローライトRE、エーザイ)250gと軽質無水ケイ酸(AEROSIL、日本アエロジル)125g、マンニトール(東和化成工業)250g、結晶セルロース(アビセル301、旭化成)250gを加えた。さらに精製水5000gを加えて15分間攪拌し、均一な乳化懸濁液を得た。この懸濁液の見かけ粘度は1000mPa・Sであった。この懸濁液を、噴霧乾燥機(OD22M、大川原化工機社製)を使用して、入り口温度140℃、出口温度98℃、ディスク回転数6000rpm、噴霧速度12.9kg/hの条件で噴霧乾燥し、流動性粉末約3.3kgを得た。得られた顆粒の流動性は良好であり、平均粒径109μm、嵩密度0.39g/ml、安息角38.33°であり、1g中のテプレノン含量は490mgであった。
【0058】
製剤化例2
実施例2で得られた流動性粉末97.1gに、ステアリン酸マグネシウム(日本油脂)0.9g、クロスポビドン(クロスポビドンXL、アイエスピー・ジャパン)27g、ケイ酸カルシウム(フローライトRE、エーザイ)10gを添加し、径7.5mm、打圧430kgで圧縮成型した。得られた錠剤物性は良好であり、硬度は31KN、崩壊時間は約442秒であった。
【0059】
実施例3
ポリビニルアルコール(ゴーセノールEG05、日本合成化学工業)300gを80℃の精製水2700gに溶解し、テプレノン1250gを加え、高速攪拌機(ホモミキサー、特殊機化工業社製)を使用して、8000rpmで15分間攪拌した。これにケイ酸カルシウム(フローライトRE、エーザイ)375gと軽質無水ケイ酸(AEROSIL、日本アエロジル)62.5g、マンニトール(東和化成工業)125gを加えた。さらに精製水4000gを加えて15分間攪拌し、均一な乳化懸濁液を得た。この懸濁液の見かけ粘度は800mPa・Sであった。この懸濁液を、噴霧乾燥機(OD22M、大川原化工機社製)を使用して、入り口温度140℃、出口温度75℃、ディスク回転数6000rpm、噴霧速度17.1kg/hの条件で噴霧乾燥し、流動性粉末約3.3kgを得た。得られた顆粒の流動性は良好であり、平均粒径96μm、嵩密度0.32g/ml、安息角38°であり、1g中のテプレノン含量は578mgであった。
【0060】
製剤化例3
実施例3で得られた流動性粉末84.6gに、ステアリン酸マグネシウム(日本油脂)0.4g、クロスポビドン(クロスポビドンXL、アイエスピー・ジャパン)10g、無水リン酸水素カルシウム(無水リン酸水素カルシウムGS、協和化学工業)50g、ケイ酸カルシウム(フローライトRE、エーザイ)15gを添加し、径7.5mm、打圧600kgで圧縮成型した。得られた錠剤物性は良好であり、硬度は41KN、崩壊時間は約700秒であった。
【0061】
実施例4
ポリビニルアルコール(ゴーセノールEG05、日本合成化学工業)300gを80℃の精製水2700gに溶解し、テプレノン1250gを加え、高速攪拌機(ホモミキサー、特殊機化工業社製)を使用して、8000rpmで15分間攪拌した。これにケイ酸カルシウム(フローライトRE、エーザイ)375gと軽質無水ケイ酸(AEROSIL、日本アエロジル)62.5g、結晶セルロース(アビセル301、旭化成)125gを加えた。さらに精製水4000gを加えて15分間攪拌し、均一な乳化懸濁液を得た。この懸濁液の見かけ粘度は700mPa・Sであった。この懸濁液を、噴霧乾燥機(OD22M、大川原化工機社製)を使用して、入り口温度140℃、出口温度78℃、ディスク回転数6000rpm、噴霧速度16.8kg/hの条件で噴霧乾燥し、流動性粉末約3.6kgを得た。得られた顆粒の流動性は良好であり、平均粒径106μm、嵩密度0.29g/ml、安息角38°であり、1g中のテプレノン含量は578mgであった。
【0062】
製剤化例4
実施例4で得られた流動性粉末84.6gに、ステアリン酸マグネシウム(日本油脂)0.4g、クロスポビドン(クロスポビドンXL、アイエスピー・ジャパン)10g、無水リン酸水素カルシウム(フジカリン、富士化学工業)35g、ケイ酸カルシウム(フローライトRE、エーザイ)10gを添加し、径7.5mm、打圧400kgで圧縮成型した。得られた錠剤物性は良好であり、硬度は3KN、崩壊時間は約280秒であった。
【0063】
試験例1 粒度別含量の測定
実施例1の方法で製造した固形製剤を、30<、60、83、100、140、200、200>Meshで篩過し、それぞれについてテプレノンの含量を常法に従って測定した。
その結果、本発明に係る固形剤は粒径の大小に関わらずテプレノン含量は均一であった(表1)。
【0064】
Figure 0005027375
【0065】
【発明の効果】
本発明によって、高濃度の脂溶性物質を含む均一性に優れた固形剤を得ることができる。該固形剤は、形状がほぼ球形であり、流動性に優れ、嵩密度が高いという特長を有する。また、本発明に係る固形剤に糖類、セルロース類、ケイ酸類、リン酸カルシウム等の無機賦形剤と混合することにより、圧縮成形性がよく、しかも脂溶性物質が滲み出したり、打錠機に貼り付いたりしない錠剤を製造することができる。
【0066】
また、従来は脂溶性物質の粉末、顆粒等の固形剤を製造する際に噴霧乾燥機を使用すると、噴霧乾燥機に薬物が付着して、清掃に極めて労力を必要としたが、本発明に係る固形剤は脂溶性物質を高濃度に含有しているにもかかわらず、噴霧乾燥機への付着がほとんど無く、容易に清掃を行うことができる。

Claims (10)

  1. テプレノンポリビニルアルコールおよび吸着剤を含む乳化液をスプレードライ法によって粉末化した固形剤。
  2. 吸着剤が二酸化ケイ酸、含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウムまたは軽質酸化アルミニウムである請求項1記載の固形剤。
  3. 前記乳化液が賦形剤をさらに含む請求項1又は2記載の固形剤。
  4. 前記賦形剤がマンニトール及び/又は結晶セルロースである請求項3記載の固形剤。
  5. 前記乳化液の粘度が50〜5000cps/1000rpmである請求項1〜4のいずれかに記載の固形剤。
  6. 嵩密度が0.2〜0.5g/mlである請求項1〜5のいずれかに記載の固形剤。
  7. テプレノンポリビニルアルコールで乳化し、吸着剤を加えて乳化懸濁し、スプレードライによって粉末化することを特徴とする固形剤の製造方法。
  8. 吸着剤が二酸化ケイ素、含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウムまたは軽質酸化アルミニウムである請求項7記載の固形剤の製造方法。
  9. 賦形剤をさらに加えて乳化懸濁する請求項7又は8記載の固形剤の製造方法。
  10. 前記賦形剤がマンニトール及び/又は結晶セルロースである請求項9記載の固形剤の製造方法。
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