JP5027341B1 - 端末ユニット、携帯端末、プログラム及びデータ通信方法 - Google Patents

端末ユニット、携帯端末、プログラム及びデータ通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メモ情報を合理的な態様で記録することが可能な端末ユニット等を提供する。
【解決手段】
画像をユーザが閲覧するためのC−閲覧端末30と、そのユーザによる入力操作を受け付けるC−携帯端末40とを備え、そのC−閲覧端末30とC−携帯端末40との間でデータ通信を行う受講者端末群5であって、C−携帯端末40は、ユーザによる入力操作を受け付けると、その入力操作の内容を表すメモ情報を予め指定された記憶装置に記憶させる際に、C−閲覧端末30が表示中の画像を識別するためのスライドIDを取得し、そのスライドIDに対応づけてメモ情報を記憶させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、会議や講義、研修といった様々な場で使用可能な端末ユニット、携帯端末、プログラム及びデータ通信方法に関する。
従来、プレゼンテーションを行うために予め用意されたスライド画像を説明者が閲覧するための説明者閲覧端末と、このスライド画像を受講者が閲覧するための受講者閲覧端末とからなり、両者の端末間でデータ通信を行うことにより、説明者閲覧端末にて指定されたスライド画像を受講者閲覧端末に表示するプレゼンテーションシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このプレゼンテーションシステムを使用することにより、プロジェクタ等によってスクリーンにスライド画像を表示する方法と比較して、各自に割り当てられた受講者閲覧端末にスライド画像が表示される分、受講者にとって視認性が向上されるので、説明者にとっては自身が指定したスライド画像を受講者に確実に認識させることが可能となる。
特開2010−176250号公報
しかし、従来のプレゼンテーションシステムでは、一般的に各種の端末に搭載されているメモ機能を用いて、受講者が必要と思われる板書(メモ書き)を残した場合に、後になって、そのメモ書きがプレゼンテーションにおけるどの説明に対応するものかわからなくなってしまう可能性があるという問題があった。
また、受講者閲覧端末のメモ機能を用いる場合、別途ウインドウを表示しなければならないので、スライド画像の表示領域が狭くなってしまい、視認性が低下することにつながるという問題があった。
本発明は、これらの問題点を解決するために、メモ情報を合理的な態様で記録することが可能な端末ユニット、携帯端末、プログラム及びデータ通信方法を提供することを目的とする。
本発明の端末ユニットは、画像をユーザが閲覧するための閲覧端末と、そのユーザによる入力操作を受け付ける携帯端末とを備え、その閲覧端末と携帯端末との間でデータ通信を行う。そして、携帯端末が、ユーザによる入力操作を受け付けると、その入力操作の内容を表すメモ情報を予め指定された記憶装置に記憶させる際に、閲覧端末が表示中の画像を識別するための画像識別子を取得し、その画像識別子に対応づけてメモ情報を記憶させることを特徴とする。
本発明の具体例としてのプレゼンテーションシステムは、プレゼンテーションを行うために予め用意されたスライド画像を説明者が閲覧するための説明者閲覧端末と、そのスライド画像を受講者が閲覧するための受講者閲覧端末との間でデータ通信を行うことにより、説明者閲覧端末にて指定されたスライド画像を受講者閲覧端末に表示するシステムである。
本発明の具体例では、このようなシステムにおいて、上記受講者閲覧端末とは別に、受講者による各種の入力操作を受け付ける受講者携帯端末をさらに備えることにした。そして、受講者携帯端末が、受講者による入力操作を受け付けると、その入力操作の内容を表すメモ情報を記憶するとともに、その受け付け時に受講者閲覧端末が表示中のスライド画像を識別するためのスライドIDを取得し、そのスライドIDに対応づけて上記メモ情報を記録するように構成した。
このように構成されたプレゼンテーションシステムでは、受講者がメモ情報を記録しようとする際に受講者携帯端末を用いればよいので、受講者閲覧端末におけるスライド画像の表示領域を狭めることなく、視認性を維持することが可能となる。さらには、メモ情報をスライドIDに対応づけて記録するので、後になっても、そのメモ情報がプレゼンテーションにおいてどのスライド画像を用いて説明したときのものであるかを、受講者が容易に知得することが可能となる。
したがって、本発明の具体例のプレゼンテーションシステムによれば、受講者の視認性を損ねることなく、スライド画像と対応可能にメモ情報を残すことができるので、プレゼンテーションに係る内容を合理的な態様で記録することができる。
なお、本発明の具体例において、スライド画像が画像、受講者がユーザ、受講者閲覧端末が閲覧端末、受講者携帯端末が携帯端末、スライドIDが画像識別子の各一例にそれぞれ相当する。
なお、受講者による入力操作としては、キー入力操作やタッチ入力操作、手書き入力操作などがあり、さらには、これらの入力操作の内容としては、文字や記号、図形等に加えて、各種画像(写真や動画など)や音声等がある。つまり、メモ情報としては、文字や記号、図形等を表すデータに限らず、画像データや音声データも含まれる。
また、本発明の具体例のプレゼンテーションシステムでは、説明者閲覧端末にて指定されたスライド画像が受講者閲覧端末に表示されるので、受講者携帯端末がスライドIDを取得する経路としては、受講者閲覧端末から取得する経路に限らず、説明者閲覧端末から取得する経路であってもよい。
ところで、これらのメモ情報をスライド画像と対応可能に残す以外にも、プレゼンテーション中に有効活用するためには、以下の構成を採用するとよいと考えられる。
即ち、本発明の具体例のプレゼンテーションシステムでは、受講者携帯端末が、スライドIDを取得する際に、メモ情報を受講者閲覧端末に送信し、受講者閲覧端末が、受講者携帯端末からメモ情報を受信すると、スライド画像にそのメモ情報を重畳表示するように構成してもよい。
このような構成によれば、プレゼンテーション中にメモ情報をスライド画像に対応づけて受講者に知得させることができる。さらには、メモ情報をスライド画像上に表示することにより、スライド画像の内容に関する理解を深めるきっかけを受講者に与えたり、新たな発想やアイデアを起案するきっかけを受講者に与えたりすることができる。
また、メモ情報をスライド画像と対応可能に残す際に、より合理的な態様で記録するには、以下の構成を採用するとよいと考えられる。
即ち、本発明のプレゼンテーションシステムでは、受講者閲覧端末が、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインターフェースを有し、そのユーザインターフェースを介してメモ情報の表示位置を移動すると、スライド画像に対するメモ情報の表示位置を表す配置情報を受講者携帯端末に送信してもよい。そして、受講者携帯端末が、受講者閲覧端末から配置情報を受信すると、その配置情報に対応づけてメモ情報を記録するように構成してもよい。
このような構成では、プレゼンテーション中にスライド画像上にメモ情報を表示した後に、その表示位置を例えば受講者のドラッグ・アンド・ドロップ操作によって変更することにより、受講者の好むレイアウトを決定すると、そのレイアウトをデータとして保持することが可能となる。よって、プレゼンテーションに係る内容をより合理的な態様で記録することができる。
ところで、受講者閲覧端末は、必ずしも受講者が所有しているものとは限らず、例えば説明者側で用意されたものを受講者がプレゼンテーション中にだけ使用する場合もある。このような場合には、受講者携帯端末の特性を活かし、以下の構成を採用するとよいと考えられる。
即ち、本発明の具体例のプレゼンテーションシステムでは、説明者閲覧端末とは別に、スライド画像を管理する説明者側管理サーバをさらに備えてもよい。そして、説明者側管理サーバが、インターネット網を介して外部の端末である受講者側管理端末からダウンロード要求を受信すると、そのダウンロード要求に従って、スライド画像を受講者側管理端末に送信してもよい。
さらには、受講者側管理端末が、説明者側管理サーバから受信したスライド画像を記憶するとともに、受講者携帯端末から、メモ情報、配置情報、及びスライドIDを含む受講記録情報を受信すると、このうちのスライドIDに対応するスライド画像において配置情報に基づく表示位置にメモ情報を反映させてスライド画像を記憶するように構成してもよい。
つまり、このような構成では、受講者はプレゼンテーションの場に受講者携帯端末を持参するだけで、プレゼンテーションに係る受講記録情報を持ち帰ることができ、その後、会社や自宅などの端末(受講者側管理端末)からダウンロードしたスライド画像にその受講記録情報が対応づけられることになる。よって、受講者側管理端末にてプレゼンテーションに係る内容を合理的な態様で管理することができる。
また、説明者がホワイトボード等を用いて説明すると、受講者の位置によってはその記載内容を見難い場合があるので、以下の構成を採用するとよい。
即ち、本発明の具体例のプレゼンテーションシステムでは、受講者携帯端末とは別に、説明者による入力操作を受け付ける説明者携帯端末をさらに備えてもよい。そして、説明者携帯端末が、説明者による入力操作を受け付けると、その入力操作の内容を表す補足情報を受講者携帯端末に送信し、受講者携帯端末が、説明者携帯端末から補足情報を受信すると、上記スライドIDに対応づけてその補足情報を記録するように構成してもよい。
このような構成によれば、プレゼンテーション中に補足情報を受講者に確実に知得させることができる。さらには、スライド画像と対応可能に補足情報を残すことができるので、プレゼンテーションに係る内容をさらに合理的な態様で記録することができる。
また、このような構成において、受講者携帯端末の特性をさらに活かし、以下の構成を採用するとよいと考えられる。
即ち、本発明の具体例のプレゼンテーションシステムでは、説明者閲覧端末とは別に、スライド画像を管理する説明者側管理サーバをさらに備えてもよい。そして、この説明者側管理サーバが、インターネット網を介して外部の端末である受講者側管理端末からダウンロード要求を受信すると、そのダウンロード要求に従って、スライド画像を受講者側管理端末に送信してもよい。
そして、受講者側管理端末が、説明者側管理サーバから受信したスライド画像を記憶するとともに、受講者携帯端末から、メモ情報、補足情報、及びスライドIDを含む受講記録情報を受信すると、このうちのスライドIDに対応するスライド画像においてメモ情報と捕捉情報とを関連づけてスライド画像を記憶するように構成してもよい。
つまり、このような構成では、受講者は、会社や自宅などの端末(受講者側管理端末)からダウンロードしたスライド画像にメモ情報と捕捉情報とが対応づけられることになるので、受講者側管理端末にてプレゼンテーションに係る内容をより合理的な態様で管理することができる。
一方、受講者側管理端末は、スライド画像に関連づけられたメモ情報および補足情報の情報量が多いほど高くなるように重要度を設定し、その重要度が高い順にスライド画像にリンク可能なアイコンを並べて表示するように構成してもよい。
このような構成によれば、プレゼンテーション中に説明者が強調した部分や、受講者が必要に感じた部分等が情報量の多さに比例すると考えられるので、このような情報量に応じた重要度が高い順にプレゼン画像を受講者に知得させることにより、プレゼンテーションの内容を比較的短時間に効率よく受講者に復習させることができる。
また、プレゼンテーションの場において、受講者携帯端末は、単にメモ情報や補足情報等を記録するために用いるのではなく、受講者閲覧端末に対するリモートコントローラ(リモコン)としての各種の機能を有すると便利である。
例えば、本発明の具体例のプレゼンテーションシステムでは、受講者携帯端末が、受講者閲覧端末に表示されるスライド画像を降順または昇順のいずれか選択された順に切り替えるための切替信号を送信し、受講者閲覧端末が、説明者閲覧端末にて指定された順にスライド画像を記憶してもよい。そして、受講者閲覧端末は、受講者携帯端末から受信した切替信号に従って、スライド画像の表示を切り替えるように構成してもよい。
このような構成では、説明者が既に説明を終えた内容または説明中の内容に対応するスライド画像だけが受講者閲覧端末に記憶されているので、仮に次のページをめくるための切替信号が受講者携帯端末から送信されてきても、受講者閲覧端末には説明者が未説明の内容に対応するスライド画像が表示されずに済む。一方、説明者が既に説明を終えた分のスライド画像を受講者が見直したい場合には、その行為が許容されることになる。よって、一定の制約を課しつつ、ページめくりをリモコン操作で行う利便性を受講者に提供することができる。
また別の例としては、本発明の具体例のプレゼンテーションシステムでは、受講者携帯端末が、プレゼンテーションにて用いられる用語を検索するための検索信号を送信し、受講者閲覧端末が、説明者閲覧端末にて指定された順にスライド画像を記憶するとともに、受講者携帯端末から受信した検索信号に基づいて、上記用語が記載されているスライド画像のなかから最先に記憶したスライド画像を表示するように構成してもよい。
このような構成によれば、検索の対象となる用語が最初に登場したスライド画像に、その用語の定義や説明が記載されていることが多いと考えられるので、受講者にとって知りたい情報を効率よく表示できる確率が向上することになる。よって、用語検索を効率よくリモコン操作で行う利便性を受講者に提供することができる。
本発明の携帯端末は、画像をユーザが閲覧するための閲覧端末との間でデータ通信を行う通信手段と、ユーザによる入力操作を受け付ける受付手段と、入力操作の内容を表すメモ情報を予め指定された記憶装置に記憶させる記憶手段と、受付手段にてユーザによる入力操作を受け付けると、閲覧端末が表示中の画像を識別するための画像識別子を、通信手段を介して取得する識別子取得手段とを備える。そして、記憶手段が、識別子取得手段にて取得した画像識別子に対応づけてメモ情報を記憶装置に記憶させることを特徴とする。
なお、本発明の具体例としての携帯端末は、プレゼンテーションを行うために予め用意されたスライド画像を説明者が閲覧するための説明者閲覧端末と、そのスライド画像を受講者が閲覧するための受講者閲覧端末との間でデータ通信を行うことにより、説明者閲覧端末にて指定されたスライド画像を受講者閲覧端末に表示するプレゼンテーションシステムに用いられる端末である。
本発明の具体例では、このような端末において、受講者による入力操作を受け付ける受付手段と、その入力操作の内容を表すメモ情報を記憶する記憶装置と、上記受付手段にて受講者による入力操作を受け付けると、受講者閲覧端末が表示中のスライド画像を識別するためのスライドIDを取得するスライドID取得手段と、スライドID取得手段にて取得したスライドIDに対応づけてメモ情報を記憶装置に記憶させるスライドID付加手段とを備えた。
このように構成された携帯端末は、第1発明であるプレゼンテーションシステムに好適に使用されることができる。
本発明が適用されたプレゼンテーションシステムの概要を示す構成図である。 説明者側管理サーバの構成、説明者閲覧端末及び受講者閲覧端末の構成をそれぞれ示すブロック図である。 説明者閲覧端末が実行するマイコン処理を示すフローチャートである。 受講者閲覧端末が実行するメイン処理を示すフローチャートである。 説明者携帯端末及び説明者携帯端末の構成、説明者側管理端末の構成をそれぞれ示すブロック図である。 ペンによる入力内容の表示形態、その入力内容が転送される形態をそれぞれ示す説明図である。 受講者携帯端末が実行するメイン処理を示す第1のフローチャートである。 受講者携帯端末が実行するメイン処理を示す第2のフローチャートである。 受講者閲覧端末が実行するオプショナル処理を示すフローチャートである。 受講者携帯端末が実行するオプショナル処理を示すフローチャートである。 受講者管理端末が実行する画像管理処理を示すフローチャートである。 スライドリストの構成、スライドリストの配列が並べ替えられた形態をそれぞれ示す説明図である。
以下に、本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[全体構成]
図1は、本発明が適用されたプレゼンテーションシステム1の概要を示す構成図である。
図1に示すように、プレゼンテーションシステム1は、会議や講義、研修といった様々な場で使用されるシステムであって、このような場でプレゼンテーションを行う説明者1S(サプライヤー)によって用いられる説明者端末群3と、説明者1Sのプレゼンテーションを受講する各受講者1C(クライアント)によって用いられる個々の受講者端末群5とを備える。
また、プレゼンテーションシステム1は、説明者1S側(プレゼンテーションの運営者,説明者1Sの会社や関係者等を含む)から後日、説明者1S側によってプレゼンテーション用に予め準備されたスライド画像を配布するための説明者側管理サーバ(以下「S−管理サーバ」という)7と、各受講者1C側(プレゼンテーションの欠席者,受講者1Cの会社や関係者等を含む)が管理する個々の受講者管理端末(以下「C−管理端末」という)9とを備える。
説明者端末群3は、プレゼンテーションの場で説明者1Sがスライド画像を閲覧するための説明者閲覧端末(以下「S−閲覧端末」という)10と、説明者1Sがプレゼンテーションを行う際にホワイトボード等の代わりに使用する説明者携帯端末(以下「S−携帯端末」という)20とからなる。また、受講者端末群5は、プレゼンテーションの場で受
講者1Cがスライド画像を閲覧するための受講者閲覧端末(以下「C−閲覧端末」という)30と、受講者1Cがプレゼンテーション中にメモをとるため等に使用する受講者携帯端末(以下「C−携帯端末」という)40とからなる。
そして、プレゼンテーションシステム1では、プレゼンテーションの場に構築されている内部ネットワーク2(例えば無線LAN等)を介して、S−閲覧端末10とC−閲覧端末30との間でデータ通信が可能にされている。また、S−閲覧端末10とS−携帯端末20、C−閲覧端末30とC−携帯端末40とは、それぞれ赤外線やBluetooth(登録商標)といった近距離無線通信によってデータ通信が可能になるように、プレゼンテーション前に互いにペアリング処理が済まされている。
なお、ここでのペアリング処理は、ユーザ(説明者1S,受講者1C)の携帯端末20,40から自身に割り当てられた閲覧端末10,30だけに通信接続(近距離無線通信)可能な周知のシングルペアリングを意味する。
さらには、S−携帯端末20とC−携帯端末40とは、内部ネットワーク2(但し携帯電話網,パケット通信網,インターネット網といった外部ネットワーク4を経由可)によって、互いにデータ通信が可能にされている。例えば、S−携帯端末20には、個々のC−携帯端末40の電話番号、メールアドレスといった送信先情報がプレゼンテーション前に登録され、全てのC−携帯端末40に一括してデータ送信可能に予め設定されている。
また、プレゼンテーションシステム1では、少なくとも、S−閲覧端末10、S−管理サーバ7、及び、C−管理端末9が、外部ネットワーク4(但しインターネット網を含む)を介して接続可能にされている。
[管理サーバの構成]
次に、図2Aは、S−管理サーバ7の構成を示すブロック図である。
図2Aに示すように、S−管理サーバ7は、外部ネットワーク4に接続するためのネットワークI/F71と、各種データを蓄積するデータベース部73と、マイクロコンピュータ(マイコン)75とを備えている。
マイコン75は、スライド画像を管理するための各種のプログラムやデータを格納する記憶装置(ROM,RAM等)、この記憶装置に記憶されたプログラムを実行するCPU、各種信号を入出力するためのIOポート、計時用タイマー等を備えた周知のものである。なお、スライド画像の各ファイルにおける属性には、予め説明者1S側によってスライド画像毎に異なるように割り当てられたスライドID(本実施形態では、プレゼンテーションの名称及びページ数を表すID)や、プレゼンテーションの日時、会場名、説明者1Sの名前、会社名等からなるヘッダ情報等が少なくとも記述されている。また、データベース部73には、ヘッダ情報毎に区分されるフォルダにスライド画像を記憶する領域が設けられている。
マイコン75のCPUは、S−閲覧端末10からネットワークI/F71を介して受信したスライド画像を受信する毎に、そのヘッダ情報に対応するフォルダ(無い場合には新規に作成したフォルダ)に格納されるように、受信したスライド画像をデータベース部73に記憶していくことにより、ヘッダ情報が同一のスライド画像を一纏めにしてなるスライドブックを生成する。つまり、スライドブックは、一つのプレゼンテーションで用いられた複数のスライド画像によって構成されることになる。
また、マイコン75のCPUは、C−管理端末9からネットワークI/F71を介してスライドブックのダウンロード要求を受信すると、そのダウンロード要求に従って該当す
るスライドブックを、ネットワークI/F71を介してC−管理端末9に送信する。なお、ダウンロード要求には、プレゼンテーションの参加予定者に予め通知しておいた情報として、スライドブック(ひいてはヘッダ情報)を指定するための指定IDやパスワード等が含まれている。つまり、ダウンロード要求に基づいて、指定IDおよびパスワードと予め通知しておいたものとを照合できた場合に、その指定IDに対応するスライドブックをその要求元(C−管理端末9)に送信するようにしている。
[閲覧端末の構成]
次に、図2Bは、閲覧端末10,30の構成を示すブロック図である。なお、閲覧端末10,30は、いずれもプレゼンテーションの場における各座席に設置される可般型装置として構成されている。
図2Bに示すように、閲覧端末10,30は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインターフェースとしてのタッチパネル部11,31の他、無線LANアダプタ13,33、近距離通信部15,35、及び、制御部17,37を備えて構成される。なお、タッチパネル部11,31は、表示パネル18,38と入力パネル19,39とからなる周知のものである。
表示パネル18,38は、例えばA4またはB5サイズの薄型の液晶ディスプレイあるいは有機ELディスプレイにて構成され、各種画像を表示する。
入力パネル19,39は、表示パネル18,38の表面に一体的に配設されて各種の表示画像に対応する箇所のタッチ操作を入力するための装置である。なお、入力パネル19,39の動作原理については、マトリックススイッチ方式や、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などの周知の方式のうちいずれが採用されてもよい。
S−閲覧端末10の無線LANアダプタ13は、無線LANルータ(図示せず)を介してS−閲覧端末10を外部ネットワーク4に接続したり、S−閲覧端末10がC−閲覧端末30との間で各種データの送受信を行ったりするための装置であり、C−閲覧端末30の無線LANアダプタ33は、C−閲覧端末30がS−閲覧端末10との間で各種データの送受信を行うための装置である。
近距離通信部15,35は、例えばBluetooth(登録商標)などのプロトコルに沿って、無線通信を行うための周知の通信コントローラであり、例えば数mから数十m程度の距離内で、携帯端末20,40から特定周波数帯の電波によって送信されてくる各種信号を受信するように構成されている。
制御部17,37は、マイコン12,32及びハードディスク14,34を中心に構成されている。
マイコン12,32は、制御用の各種のプログラムやデータを格納する記憶装置(ROM,RAM等)、この記憶装置に記憶されたプログラムを実行するCPU、各種信号を入出力するためのIOポート、計時用タイマー等を備えた周知のものである。
また、マイコン12,32(詳細にはCPU、以下省略する)は、少なくとも、タッチ操作に対応する位置(タッチ位置)の他に、タッチパネル部11,31に対するドラッグ・アンド・ドロップ操作(指やペンなどでタッチしてドラッグした後にリリースする操作)の始点位置と終点位置を、入力パネル19,39からの入力に基づいて読み取るユーザ操作読取処理を行う。
但し、S−閲覧端末10のハードディスク14には、説明者1Sがプレゼンテーション
を行うために予め用意された複数のスライド画像が格納されている。そして、これらのスライド画像は、無線LANアダプタ13を介してS−管理サーバ7に予め送信されていることを前提とする。なお、各スライド画像には、説明者1S側によって前述のスライドIDおよびヘッダ情報が既に記述されているものとする。
[S−閲覧端末のマイコン処理]
次に、S−閲覧端末10のマイコン12が実行する処理(マイコン処理)について、図3のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、説明者1Sによって当該処理に対応するアプリケーション(プログラム)を起動するための操作がなされると開始され、最後のページのスライド画像に含まれている終了ボタンが押下されると終了する。
また、本処理中にS−閲覧端末10のタッチパネル部11を介してこの終了ボタンが押下されると、S−閲覧端末10のマイコン12が、プレゼンテーションの終了を表す終了信号を、無線LANアダプタ13を介してC−閲覧端末30に送信することを前提とする。
図3に示すように、本処理が開始されると、まず、S−閲覧端末10のマイコン12は、ハードディスク14に格納された複数のスライド画像のうち、ヘッダ情報に基づいて1ページ目のスライド画像を初期画像として、表示パネル18に表示する(S105)。なお、初期画像には、プレゼンテーションを開始するための開始ボタン(図示せず)が含まれている。
そして、タッチパネル部11を介してこの開始ボタンが押下されるまで待機し(S110)、押下された場合には、1ページ目のスライド画像を、無線LANアダプタ13を介してC−閲覧端末30に送信する(S115)。
次に、説明者1Sによって順方向にページをめくる操作がなされるまで待機し(S120)、このような操作がなされた場合には、2ページ目のスライド画像を表示パネル18に表示する(S125)とともに、この2ページ目のスライド画像を、無線LANアダプタ13を介してC−閲覧端末30に送信する(S130)。
以下、表示パネル18に表示中のスライド画像をNページ目として、説明者1Sによって順方向または逆方向にページをめくる操作がなされるまで待機し(S135)、順方向にページをめくる操作がなされた場合には、N+1ページ目のスライド画像を表示パネル18に表示する(S140)とともに、このN+1ページ目のスライド画像を、無線LANアダプタ13を介してC−閲覧端末30に送信して(S145)、S135に戻る。一方、逆方向にページをめくる操作がなされた場合には、N−1ページ目のスライド画像を表示パネル18に表示する(S150)とともに、このN−1ページ目のスライド画像を、無線LANアダプタ13を介してC−閲覧端末30に送信して(S155)、S135に戻る。
つまり、説明者1Sによってページをめくる操作がなされると、その操作に対応するスライド画像を表示パネル18に表示するとともに、S−閲覧端末10に表示されたものと同じスライド画像をC−閲覧端末30に表示させるようにしている。
なお、ページをめくる操作は、前述のユーザ操作読取処理で読み取った始点位置と終点位置との相関に基づいて、タッチ時間が始点位置よりも終点位置のほうが短かったか否かによって判定され、これを肯定判定し、且つ、その操作方向が予め規定された順方向(あるいは逆方向)である場合に、順方向(あるいは逆方向)にページがめくられものとして扱われる。
[C−閲覧端末のメイン処理]
次に、C−閲覧端末30のマイコン32が実行するメイン処理について、図4のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、S−閲覧端末10から無線LANアダプタ33を介して1ページ目のスライド画像を受信すると開始され、前述の終了信号を受信すると終了する。また、本処理は、S−閲覧端末10から無線LANアダプタ33を介して終了信号を受信した場合には、その終了信号を、近距離通信部35を介してC−携帯端末40に転送した後に終了することを前提とする。
図4に示すように、まず、本処理が開始され、S−閲覧端末10から無線LANアダプタ33を介して1ページ目のスライド画像を受信すると、スライド画像を受信したことを表す受信フラグとそのスライド画像に含まれているスライドIDとを、近距離通信部35を介してC−携帯端末40に送信する(S205)。そして、1ページ目のスライド画像をハードディスク34に記憶する(S210)とともに、そのスライド画像を表示パネル38に表示する(S215)。
次に、S−閲覧端末10から無線LANアダプタ33を介して2ページ目のスライド画像を受信するまで待機し(S220)、2ページ目のスライド画像を受信すると、そのスライド画像に含まれているスライドIDを同様に受信フラグとともに、近距離通信部35を介してC−携帯端末40に送信する(S225)。そして、2ページ目のスライド画像をハードディスク34に記憶する(S230)とともに、そのスライド画像を表示パネル38に表示する(S235)。
以下、表示パネル38に表示中のスライド画像をNページ目として、受講者1Cによって順方向または逆方向にページをめくる操作がなされたか否かを判断し(S240)、このような操作がなされた場合(後述するページ操作指令をC−携帯端末40から受信した場合を含む)には、その操作方向が順方向であるか逆方向であるかを判断する(S245)。一方、ページをめくる操作がなされなかった場合には、S−閲覧端末10から無線LANアダプタ33を介してN+1ページ目あるいはN−1ページ目のスライド画像を受信したか否かを判断し(S250)、受信しなかった場合には、S240に戻る。つまり、受講者1Cによってページをめくる操作がなされるか、S−閲覧端末10から送られてくるスライド画像を受信するかのいずれかがあるまで待機するようにしている。
S250にてスライド画像を受信した場合には、そのスライド画像に含まれているスライドIDを同様に受信フラグとともに、近距離通信部35を介してC−携帯端末40に送信し(S255)、受信したスライド画像をハードディスク34に記憶する(S260)。さらには、そのスライド画像を表示パネル38に表示して(S265)、S240に戻る。なお、S250にてN−1ページ目のスライド画像などの既にハードディスク34に記憶されているスライド画像を受信した場合には、S260をスキップし、ハードディスク34から読み出したスライド画像を表示するようにしている。
このようにして、S−閲覧端末10からスライド画像を受信すると、そのスライド画像を表示するとともに、そのスライド画像に含まれているスライドIDを受信フラグとともに、C−携帯端末40に送信するようにしている。
一方、S245にて順方向にページをめくる操作がなされた場合には、N+1ページ目のスライド画像をハードディスク34から読み出して表示パネル38に表示するとともに(S270)、その表示中のスライド画像を識別するためのスライドIDを、近距離通信部35を介してC−携帯端末40に送信し(S275)、S240に戻る。また、S245にて逆方向にページをめくる操作がなされた場合には、N−1ページ目のスライド画像
をハードディスク34から読み出して表示パネル38に表示するとともに(S280)、その表示中のスライド画像を識別するためのスライドID(受信フラグなし)を、近距離通信部35を介してC−携帯端末40に送信し(S285)、S240に戻る。
このようにして、受講者1Cの操作によってスライド画像の表示を切り替えると、その切り替わった後のスライド画像に含まれているスライドIDだけを、C−携帯端末40に送信するようにしている。
また、このとき、ハードディスク34から読み出して表示パネル38に表示することにより、説明者1Sがまだプレゼンテーションに用いていないスライド画像(未受信のスライド画像)を受講者1Cに見せないようにしている。
つまり、説明者1Sのペースで受講者1Cにスライド画像を見せることを原則としつつ、プレゼンテーションで既に用いた他のスライド画像を受講者1Cが読み返したい場合にはその機会を例外的に与えることとし、さらには、受講者1Cが他のスライド画像を読み返しているときに、説明者1Sがページをめくると、そのめくったページのスライド画像を受講者1Cに強制的に見せるようにしている。
[携帯端末の構成]
次に、図5Aは、携帯端末20,40の構成を示すブロック図である。なお、携帯端末20,40は、いずれもプレゼンテーションの場に説明者1S,受講者1Cによって持参される周知の多機能携帯電話機(例えばスマートフォン)として構成されている。また、携帯端末20,40の構成は、前述の閲覧端末10,30の構成と共通する部分が多いため、相違する部分を中心に説明する。
図5Aに示すように、携帯端末20,40は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインターフェースとしてのタッチパネル部21,41、無線LANアダプタ23,43、近距離通信部25,45、及び、制御部27,47を備えて構成される。なお、タッチパネル部21,41は、表示パネル28,48と入力パネル29,49とからなる周知のものである。
但し、表示パネル28,48のサイズは、閲覧端末10,30の表示パネル18,38よりも小さく、ユーザの手のひらに収まる程度の大きさに形成されている。また、無線LANアダプタ23,43は、無線LANルータ(図示せず)を介して携帯端末20,40を外部ネットワーク4に接続したり、S−携帯端末20とC−携帯端末40との間で各種データの送受信を行ったりするための装置である。さらには、近距離通信部25,45は、閲覧端末10,30から特定周波数帯の電波によって送信されてくる各種信号を受信するように構成され、制御部27,47は、マイコン22,42を中心に構成されている。
また、携帯端末20,40は、当該携帯端末20,40の本体の裏面に配置されて被写体を撮像するカメラ部24,44と、当該携帯端末20,40の本体の表面に配置されて周囲の音声を入力するマイク部26,46と、USBケーブルを介してC−管理端末9などに接続されるUSB接続部201,401とを備えている。
カメラ部24,44は、レンズを介して結像される光学的な被写体を光電変換して電荷を保持する撮像素子を有し、この撮像素子を介して入力した電圧信号に基づいて、画像データを生成する周知のものである。なお、カメラ部24、44は、タッチパネル部21,41を介して入力される操作指令(カメラ機能に係る操作指令)に従って作動する。
マイク部26,46は、周囲から集音した音声を電圧信号に変換するマイクロフォンを
有し、このマイクロフォンを介して入力した電圧信号に基づいて、音声データを生成する周知のものである。なお、マイク部26,46は、タッチパネル部21,41を介して入力される操作指令(録音機能に係る操作指令)に従って作動する。
マイコン22,42は、少なくとも、タッチ操作に対応する位置(タッチ位置)の他に、タッチパネル部21,41に対するドラッグ・アンド・ドロップ操作(指やペンなどでタッチしてドラッグした後にリリースする操作)の始点位置と終点位置を、入力パネル29,49からの入力に基づいて読み取るユーザ操作読取処理を行う。
また、マイコン22,42は、ユーザ操作読取処理にて読み取ったペンの入力内容をそのまま文字や記号、図形として、表示パネル28,48に表示したり(図6A参照)、マイコン22,42の記憶装置に記憶したりするペン入力制御処理を行う。
そして、S−携帯端末20のマイコン22は、図6Bに示すように、ペン入力制御処理にて入力された文字や記号、図形を、説明者1Sがプレゼンテーションを行う際に説明を補足するための補足情報として、無線LANアダプタ23を介して全てのC−携帯端末40に一斉送信する。また、C−携帯端末40のマイコン22は、C−携帯端末40から無線LANアダプタ23を介して補足情報を受信すると、その補足情報が示す文字や記号、図形を表示パネル48に表示するように構成されている。
[C−携帯端末のメイン処理]
次に、C−携帯端末40のマイコン42が実行するメイン処理について、図7及び図8のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、受講者1Cによって当該処理に対応するアプリケーション(プログラム)を起動するための操作がなされると開始される。
図7,8に示すように、本処理が開始されると、まず、C−携帯端末40のマイコン42(CPU)は、C−閲覧端末30から近距離通信部45を介してスライドIDを受信したか否かを判断し(S305)、スライドIDを受信した場合には、そのスライドIDに対応するスライド画像がC−閲覧端末30に現在表示されていることを表すC−表示フラグを設定するとともに(S310)、そのスライドIDを記憶装置に記憶する(S315)。
そして、S305にて受信したスライドIDに前述の受信フラグが付加されているか否かを判断し(S320)、受信フラグが付加されている場合には、そのスライドIDに対応するスライド画像がS−閲覧端末10に現在表示されていることを表すS−表示フラグを設定するとともに(S325)、そのスライドIDを記憶装置に記憶し(S327)、さらには、計時用タイマーを作動させる(S330)。一方、S305にてスライドIDを受信していない場合には、S355に移行する。
次に、C−閲覧端末30から近距離通信部45を介して、S305にて受信したものと異なるスライドIDを受信したか否かを判断し(S335)、このようなスライドIDを受信していない場合にも、S355に移行する。一方、S335にてスライドIDを受信した場合には、そのスライドIDに受信フラグが付加されているか否かを判断し(S340)、受信フラグが付加されていない場合には、S310に戻る。
このようにして、C−表示フラグまたはS−表示フラグを設定してスライドIDを記憶することにより、C−閲覧端末30に表示中のスライド画像が、受講者1Cまたは説明者のいずれの操作によって表示されている画像であるかを識別するようにしている。
ここで、S340にて受信フラグが付加されている場合には、S330にて作動させた
計時用タイマーを停止し(S345)、その計時用タイマーにより測定された時間を、説明者1Sが一つのスライド画像の説明に要した説明時間として、その説明時間とスライドID(S−表示フラグが設定されているスライドID)とを対応づけて記憶装置に記憶し(S350)、S355に移行する。なお、S350におけるスライドIDが既に説明時間と対応づけて記憶されている場合には、計時用タイマーにより測定された時間をその説明時間に加算して記憶する。つまり、プレゼンテーションの中で説明者1Sが各スライド画像の説明に要した時間を記録するようにしている。
続いて、前述のペン入力制御処理にて文字や記号、図形などが入力されたか否かを判断し(S355)、これらのいずれかが入力された場合には、入力内容をメモ情報(ペン入力データ)として、そのメモ情報を記憶装置に記憶する。また、文字や記号、図形などが入力されていない場合には、受講者1Cによる別の入力操作によって、カメラ部44から画像データ、もしくは、マイク部46から音声データを受け付けたか否かを判断し(S360)、これらのいずれかを受け付けた場合には、S355にて、そのデータ内容をメモ情報として記憶装置に記憶する。一方、上記いずれの入力もなされていない場合には、S380に移行する。
次に、S355またはS360にて入力されたメモ情報を記憶装置に記憶するとともに(S365)、S310にてC−表示フラグを設定したスライドIDを記憶装置から読み出し(S370)、その読み出したスライドIDを、S365にて記憶したメモ情報に対応づけて記憶する(S375)。つまり、プレゼンテーションの中で受講者1Cがメモ情報を入力したときに、そのメモ情報に対応するスライド画像を識別できるようにしている。
続いて、S−携帯端末20から無線LANアダプタ43を介して前述の補足情報を受信したか否かを判断し(S380)、このような情報を受信していない場合には、S395に移行する。一方、S380にて補足情報を受信した場合には、その補足情報を記憶装置に記憶するとともに(S382)、S325にてS−表示フラグを設定したスライドIDを記憶装置から読み出し(S384)、その読み出したスライドIDを、S382にて記憶した補足情報に対応づけて記憶する(S385)。そして、この記憶したスライドIDに対応するスライド画像をC−閲覧端末30に表示させる指令を、近距離通信部45を介してC−閲覧端末30に送信する(S390)。つまり、プレゼンテーションの中で説明者1Sが入力した補足情報を受信したときに、その補足情報に対応するスライド画像を識別するようにしている。また、そのときに、補足情報に対応するスライド画像を受講者1Cに強制的に見せるようにしている。
続いて、S−携帯端末20から無線LANアダプタ43を介して前述の終了信号を受信したか否かを判断し(S395)、このような信号を受信していない場合には、S305に戻る。一方、終了信号を受信した場合には、S350,S375,S390にて記憶した説明時間,メモ情報,補足情報をスライドID毎に区分してなる受講記録情報を生成し(S400)、さらには、この受講記録情報を記憶装置に格納して、本処理を終了する。
[C−閲覧端末のオプショナル処理]
ここで、C−閲覧端末30のマイコン32が実行するオプショナル処理について、図9のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、C−携帯端末40から近距離通信部35を介してメモ情報または後述する検索用語情報を受信すると開始される。但し、本処理は、先のメイン処理(C−閲覧端末30)と並列的に実行されることを前提とする。
図9に示すように、受信情報がメモ情報であるか否かを判断し(S410)、メモ情報である場合には、表示パネル38における所定位置(例えば画面中央)に、受信したメモ
情報を現在表示中のスライド画像に重畳させて表示して(S420)、前述のユーザ操作読取処理を行う(S430)。なお、スライド画像上に表示するメモ情報の透過率が予め設定されており、スライド画像が隠れてしまうことを防止している。
続いて、S430のユーザ操作読取処理により読み取ったドロップ操作の終点位置に基づいて、受講者1Cの操作によって移動したメモ情報の表示位置(但し、スライド画像に対する表示位置)を示す配置情報を生成し(S440)、近距離通信部35を介してその配置情報をC−携帯端末40に送信して(S450)、本処理を終了する。
一方、S410にて受信情報がメモ情報ではなく検索用語情報である場合には、その情報が示す用語が記載されているスライド画像をハードディスク34から抽出する(S460)。そして、S460にて抽出したスライド画像が複数存在するか否かを判断し(S470)、複数存在する場合には、ハードディスク34に記憶した順が最も古い(つまり、再先に記憶した)スライド画像を表示パネル38に表示して(S480)、本処理を終了する。一方、一つだけ存在する場合には、そのスライド画像を表示して(S490)、本処理を終了する。なお、S460にてスライド画像を抽出できなかった場合には、検索用語情報に対応するスライド画像が存在しない旨を表示して、本処理を終了する。また、S480にてスライド画像を表示中に、受講者1Cによって順方向または逆方向にページをめくる操作がなされた場合には、ハードディスク34に記憶した順が次に古いスライド画像を表示し、その後は操作方向に対応するスライド画像を表示する。
[C−携帯端末のオプショナル処理]
次に、C−携帯端末40のマイコン42が実行するオプショナル処理について、図10のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、受講者1Cによって当該処理に対応するアプリケーション(プログラム)を起動するための操作がなされると開始される。但し、本処理は、先のメイン処理(C−携帯端末40)と並列的に実行されることを前提とする。
図10に示すように、本処理が開始されると、まず、C−携帯端末40のマイコン42(CPU)は、検索ボタン51、メモ書ボタン53、読み返しボタン55などが配列されたアプリ画像(図1参照)を表示パネル48に表示する(S501)。
そして、これらのうち、受講者1Cによるメモ書ボタン53の押下操作が、タッチパネル部41を介して入力されたか否かを判断し(S505)、この操作が入力された場合には、前述のペン入力制御処理を行う(S510)。そして、S510のペン入力制御処理により記憶した文字や記号、図形などからなるメモ情報について、C−閲覧端末30に現在表示中のスライド画像に反映させるための決定ボタン(図示せず)が、タッチパネル部41を介して入力されたか否かを判断し(S515)、入力されなかった場合(図示しない取消ボタンが入力された場合)には、S505に戻る。一方、この決定ボタンが入力された場合には、上記メモ情報を、近距離通信部45を介してC−閲覧端末30に送信し(S520)、C−閲覧端末30から近距離通信部45を介して前述の配置情報を受信するまで待機する(S525)。そして、S525にて配置情報を受信すると、その受信した配置情報、上記メモ情報、及び、メイン処理のS310にてC−表示フラグを設定したスライドIDを対応づけて記憶装置に記憶し(S530)、S505に戻る。
このようにして、プレゼンテーションの中で受講者1Cがメモ情報を少なくともスライド画像上に反映させたときには、そのスライド画像に対するメモ情報の表示位置を記録するようにしている。
一方、S505にてメモ書ボタン53の押下操作が入力されていない場合には、受講者
1Cによる読み返しボタン55の押下操作が、タッチパネル部41を介して入力されたか否かを判断する(S535)。そして、この操作が入力された場合には、さらに受講者1Cによって順方向にページをめくる操作がなされたか、あるいは逆方向にページをめくる操作がなされたかを判断し、その操作方向にページをめくる指令(ページ操作指令)を、近距離通信部45を介してC−閲覧端末30に送信し(S545)、S501に戻る。
また、S535にて読み返しボタン55の押下操作が入力されていない場合には、受講者1Cによる検索ボタン51の押下操作が、タッチパネル部41を介して入力されたか否かを判断する(S550)。そして、この操作が入力された場合には、さらに受講者1Cによって検索対象となる用語(検索用語)が入力されるまで待機し(S555)、これが入力されると、その検索用語を表す情報(検索用語情報)を、近距離通信部45を介してC−閲覧端末30に送信し(S560)、S501に戻る。
さらに、S550にて検索ボタン51の押下操作が入力されていない場合には、C−閲覧端末30から近距離通信部45を介して終了信号を受信したか否かを判断し(S565)、このような信号を受信していない場合には、S501に戻る。一方、S565にて終了信号を受信した場合には、先のメイン処理のS400にて生成した受講記録情報に、S530にて記憶した配置情報を反映させることにより、この受講記録情報を更新し(S570)、本処理を終了する。
これにより、C−携帯端末40のマイコン42(記憶装置)には、プレゼンテーションの中で受講者1Cが入力したメモ情報(ペン入力データ,画像データ,音声データ)、スライド画像に対するメモ情報の表示位置を示す配置情報、説明者1Sが入力した補足情報、及び、個々のスライド画像の説明に要した説明時間が、それぞれに対応するスライド画像のスライドIDに関連づけられて記録されることになる。
[C−管理端末の構成]
次に、図5Bは、C−管理端末9の構成を示すブロック図である。
C−管理端末9は、図5Bに示すように、マウスやキーボード等を介して自端末を動作させるために必要なユーザの操作内容を入力する操作部91と、USBケーブルを介して外部の端末と各種情報の入出力を行なうためのコネクタからなるUSB接続部92と、外部ネットワークを介して各種情報の入出力を行うためのコネクタからなるネットワークI/F93と、各種情報を表示するための表示部94と、制御部95と、音声データに基づいて録音内容を出力するための音声出力部98とを備える。
なお、表示部94は、液晶デバイス等の周知の表示デバイスからなり、パーソナルコンピュータが有する周知のグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)機能により、各種情報が入力されるユーザインターフェース(UI)画面や、マウスポインタ等の画像が表示される。
制御部95は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらを接続するバスライン等からなるマイコン96、及びハードディスク97を中心に構成され、CPUが、ROMに記憶されたプログラム、RAMにロードされたOS及び各種アプリケーション等に基づいて、スライド画像を管理する画像管理処理を含む各種処理を実行する。
[C−管理端末の画像管理処理]
ここで、C−管理端末9のマイコン96(CPU)が実行する画像管理処理について、図11のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、受講者1Cによって当該処理に対応するアプリケーション(プログラム)を起動するための操作がなされると開始され、このプログラムを閉じるための操作がなされると終了する。
図11に示すように、本処理が開始されると、まず、C−管理端末9のマイコン42(CPU)は、自身のUSB接続部92にC−携帯端末40のUSB接続部401が接続されるまで待機し(S605)、接続されると、自身の操作部91から入力される操作内容に基づいて、前述のダウンロード要求を、ネットワークI/F93を介してS−管理サーバ7に送信する(S610)。そして、このダウンロード要求に従ってS−管理サーバ7から送られてくるスライドブックを、ネットワークI/F93を介して受信すると、このスライドブックをハードディスク97に記憶する(S615)。
なお、ダウンロード要求には、複数のスライド画像からなるスライドブック(ヘッダ情報)を指定するための指定IDやパスワード等が含まれているが、これらの指定IDやパスワードを、C−携帯端末40からUSB接続部92を介して取得するようにしてもよい。但し、これらの指定IDやパスワードが、S−閲覧端末10からC−閲覧端末30を介して送信され、C−携帯端末40に予め記憶されていることを前提とする。
次に、C−携帯端末40からUSB接続部92を介して前述の受講記録情報を取得し(S620)、この受講記録情報をS615にて取得したスライドブックに対応づけてハードディスク97に記憶する(S625)。そして、この記憶した受講記録情報から、スライドID毎に、説明時間と、補足情報及びメモ情報の情報量とを抽出し、この説明時間と情報量とが多いほど高くなるように重要度を設定するとともに(S630)、スライドリスト50を表示部94に表示する(S635)。
なお、スライドリスト50は、図12Aに示すように、プレゼンテーションの名称、日時、及び会場名や、説明者1Sの名前、会社名からなるタイトル57と、スライド画像のページ、説明、重要度、説明時間、補足情報(補足)、及びメモ情報(ペン,画像,音声)とからなるシート列59とが、スライドID(図示せず)に対応づけられたリストである。また、これらのうち、シート列59の説明箇所には、該当するスライド画像にリンク可能に下線部(アイコンに相当する)が付加されて表示され、補足情報及びメモ情報には、各データの数に下線部が付加されて、対応するデータにリンク可能に表示される。
続いて、操作部91から入力される操作内容に基づいて、スライドリスト50の配列を並べ替えるためのユーザ操作がなされたか否かを判断し(S640)、このような操作がなされていない場合には、S650に移行する。一方、S640にてユーザ操作がなされた場合には、そのユーザ操作が指定する順にシート列59の並べ替えを行う。例えば、ユーザ操作によって重要度が指定された場合には、図12Bに示すように、その重要度が高いシート列59から順に並べ替えて、スライドリスト50を表示部94に表示する。
そして、スライドリスト50のうち、操作部91を介してシート列59の説明箇所が押下されたか否かを判断し(S650)、このような押下操作がなされていない場合には、S660に移行する。一方、S650にて説明箇所が押下された場合には、スライドIDに基づいてハードディスク97から該当するスライド画像、ペン入力データ、及び配置情報を読み込み、このうち配置情報が示す表示位置にペン入力データを重畳させてスライド画像を表示部94に表示する(S655)。
また、スライドリスト50のうち、操作部91を介してシート列59の音声箇所が押下されたか否かを判断し(S660)、このような押下操作がなされていない場合には、S670に移行する。一方、S660にて音声箇所が押下された場合には、スライドIDに基づいてハードディスク97から該当する音声データを読み込み、この読み込んだ音声データに基づく録音内容を音声出力部98から出力する(S665)。
さらには、スライドリスト50のうち、操作部91を介してシート列59の補足箇所が押下されたか否かを判断し(S670)、このような押下操作がなされていない場合には、S635に戻る。一方、S670にて補足箇所が押下された場合には、スライドIDに基づいてハードディスク97から該当する補足情報を読み込み、この読み込んだ補足情報を表示部94に表示して(S675)、S635に戻る。なお、補足情報は、S655にてスライド画像が表示部94に表示されている場合には、スライド画像に重畳させてポップアップ表示される。
このように、本処理では、S−管理サーバ7から取得したスライドブックと、C−携帯端末40から取得した受講記録情報とをスライドIDに基づいて対応づけて管理することにより、受講者1CがC−管理端末9をプレゼンテーションの場に持参することなく、C−携帯端末40を持参するだけで、プレゼンテーションの場で取得した各種情報(メモ情報,補足情報)をスライド画像に対応づけて出力することを可能としている。
[効果]
以上説明したように、本実施形態のプレゼンテーションシステム1では、プレゼンテーションを行うために予め用意されたスライド画像を説明者1Sが閲覧するためのS−閲覧端末10と、スライド画像を受講者1Cが閲覧するためのC−閲覧端末30との間でデータ通信を行うことにより、S−閲覧端末10にて指定されたスライド画像をC−閲覧端末30に表示することになる。
これにより、プロジェクタ等によってスクリーンにスライド画像を表示せずに済み、各自に割り当てられたC−閲覧端末30にスライド画像が表示される分、受講者1Cにとって視認性が向上されるので、説明者1Sにとっては自身が指定したスライド画像を受講者1Cに確実に認識させることができる。
また、プレゼンテーションシステム1では、C−携帯端末40が、受講者1Cによる入力操作を受け付けると、その入力内容を表すメモ情報を記憶するとともに、そのときにC−閲覧端末30が表示中のスライド画像に対応するスライドIDを取得し、そのスライドIDに対応づけてメモ情報を記録することになる。
これにより、受講者1Cがメモ情報を記録しようとする際にC−携帯端末40を用いればよいので、C−閲覧端末30におけるスライド画像の表示領域を狭めることなく、視認性を維持することが可能となる。さらには、プレゼンテーション後に、そのメモ情報がプレゼンテーションにおいてどのスライド画像を用いて説明したときのものであるかを、受講者1Cが容易に知得することが可能となる。
したがって、本実施形態のプレゼンテーションシステム1によれば、受講者1Cの視認性を損ねることなく、スライド画像と対応可能にメモ情報を残すことができるので、プレゼンテーションに係る内容を合理的な態様で記録することができる。
さらには、プレゼンテーションシステム1では、C−管理端末9が、S−管理サーバ7から受信したスライドブックを記憶するとともに、C−携帯端末40から受講記録情報を受信すると、この情報のスライドIDに対応するスライド画像において配置情報に基づく表示位置にメモ情報を反映させてスライド画像を記憶することになる。
よって、受講者1Cはプレゼンテーションの場にC−携帯端末40を持参するだけで、プレゼンテーションに係る受講記録情報を持ち帰ることができ、その後、会社や自宅などの端末(C−管理端末9)からダウンロードしたスライドブックにその受講記録情報が対応づけられることになるので、C−管理端末9にてプレゼンテーションに係る内容を効率
よく管理することができる。
しかも、プレゼンテーションシステム1では、S−携帯端末20が、説明者1Sによる入力操作を受け付けると、その入力操作の内容を表す補足情報をC−携帯端末40に送信し、C−携帯端末40が、S−携帯端末20から補足情報を受信すると、スライドIDに対応づけてその補足情報を記録することになる。よって、説明者1Sがホワイトボード等を用いて説明する場合と比較して、プレゼンテーション中に補足情報を受講者に確実に知得させることができる。
[文言の対応関係]
なお、本実施形態において、タッチパネル部41が受付手段の一例に相当し、マイコン42が実行するメイン処理のうち、S370がスライドID取得手段の一例に相当し、S375がスライドID付加手段の一例に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態のメイン処理(C−携帯端末40)では、マイコン42が、C−閲覧端末30からスライドID(C)を常時受信するようにしているが、これに限定されるものではなく、受講者1Cによる入力操作を受け付けたときに、C−閲覧端末30からスライドID(C)を取得するようにしてもよい。
また、上記実施形態のメイン処理(C−携帯端末40)では、マイコン42が、S−閲覧端末10からC−閲覧端末30を介してスライドID(S)を常時受信するようにしているが、これに限定されるものではなく、受講者1Cによる入力操作を受け付けたときに、S−閲覧端末10からスライドID(S)を取得するようにしてもよい。
また、上記実施形態の画像管理処理(C−管理端末9)では、マイコン96が、重要度の高いシート列59から順に並べ替えて、スライドリスト50を表示部94に表示する例を示したが、これに限定されるものではなく、ユーザによる入力操作に従って、ページや説明時間、補足情報、個別のメモ情報(ペン,画像,音声)の情報量や数に基づき、降順または昇順に並べ替えるようにしてもよい。
1…プレゼンテーションシステム、2…内部ネットワーク、3…説明者端末群、4…外部ネットワーク、5…受講者端末群、7…S−管理サーバ、9…C−管理端末、10…S−閲覧端末、20…S−携帯端末、30…C−閲覧端末、40…C−携帯端末、50…スライドリスト、51…検索ボタン、53…メモ書ボタン、55…読み返しボタン。

Claims (4)

  1. 画像をユーザが閲覧するための閲覧端末と、該ユーザによる入力操作を受け付ける携帯端末とを備え、該閲覧端末と該携帯端末との間でデータ通信を行う端末ユニットであって、
    前記携帯端末は、前記ユーザによる入力操作を受け付けると、該入力操作の内容を表すメモ情報を予め指定された記憶装置に記憶させる際に、前記閲覧端末が表示中の画像を識別するための画像識別子を取得し、該画像識別子に対応づけて前記メモ情報を記憶させることを特徴とする端末ユニット。
  2. 画像をユーザが閲覧するための閲覧端末との間でデータ通信を行う通信手段と、
    前記ユーザによる入力操作を受け付ける受付手段と、
    前記入力操作の内容を表すメモ情報を予め指定された記憶装置に記憶させる記憶手段と、
    前記受付手段にてユーザによる入力操作を受け付けると、前記閲覧端末が表示中の画像を識別するための画像識別子を、前記通信手段を介して取得する識別子取得手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、前記識別子取得手段にて取得した画像識別子に対応づけて前記メモ情報を前記記憶装置に記憶させることを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項2に記載の前記通信手段を備えるコンピュータを前記受付手段、前記記憶手段、前記識別子取得手段として機能させるためのプログラム。
  4. 画像をユーザが閲覧するための閲覧端末との間でデータ通信を行うデータ通信方法であって、
    前記ユーザによる入力操作を受け付ける受付工程と、
    前記入力操作の内容を表すメモ情報を予め指定された記憶装置に記憶させる記憶工程と、
    前記受付工程にてユーザによる入力操作を受け付けると、前記閲覧端末が表示中の画像を識別するための画像識別子を取得する識別子取得工程と、
    を備え、
    前記記憶工程は、前記識別子取得工程にて取得した画像識別子に対応づけて前記メモ情報を前記記憶装置に記憶させることを特徴とするデータ通信方法。
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