JP5026915B2 - 油圧装置 - Google Patents
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Description
ポンプを回転駆動する電動機と、電動機により回転駆動されて作動油を吸入して吐出するポンプと、ポンプから導入した作動油を圧縮空気の作用により増圧して吐出する増圧シリンダを備え、増圧シリンダは大シリンダ部と大シリンダ部より小径の小シリンダ部とから構成し、大シリンダ部の内部にはピストンロッドを突出したピストンを摺動自在に嵌挿してピストンの一面側にキャップ側室を区画形成すると共に、ピストンのピストンロッドを突出した他面側にヘッド側室を区画形成し、キャップ側室にはピストンの一面に圧縮空気の圧力を作用するよう圧縮空気を導入して設け、小シリンダ部の内部にはポンプから吐出する作動油を導入して設け、ピストンロッドは先端を小シリンダ部の内部に延在して設け、小シリンダ部の内部に充填した作動油を、ピストンの圧縮空気の圧力が作用する一面と小シリンダ部の内部に延在したピストンロッドの端面との面積比に応じて増圧して吐出自在に設け、ヘッド側室はポンプから吐出する作動油を小シリンダ部の内部に導入する際にピストンの他面に圧縮空気の圧力を作用するよう圧縮空気を導入すると共に、小シリンダ部の内部に充填した作動油を吐出する際に大気開放するよう切換自在に設けたことを特徴とする油圧装置がそれである。この場合、前記ポンプから吐出する作動油を前記小シリンダ部の内部に導入する際に、前記キャップ側室から排出する圧縮空気を、前記ヘッド側室に導入して前記ピストンの他面に作用しても良い。
図1において、1はタンクで、内部に作動油を貯蔵する。2はポンプで、電動機3により回転駆動されてタンク1に貯蔵する作動油を吸入して吐出する。4は吸入流路で、タンク1とポンプ2との間を接続する。5はポンプ2から吐出した作動油を圧縮空気の作用により増圧して吐出する増圧シリンダで、大シリンダ部6と大シリンダ部6より小径の小シリンダ部7とを連設して構成し、ポンプ2と小シリンダ部7との間を第1吐出流路8により接続して、ポンプ2から吐出する作動油を小シリンダ部7の内部に導入自在に設ける。9はポンプ2から吐出する作動油の逆方向流れを阻止する逆止め弁で、第1吐出流路8に配設している。10は第2吐出流路で、第1吐出流路8より分岐して図示しないアクチュエータに接続している。11は図示しないアクチュエータからタンク1に還流する作動油を流す戻り流路で、図示しないアクチュエータとタンク1との間を接続している。
図1の状態で、第2吐出流路10と戻り流路11とは図示しない切換弁を介してアクチュエータに接続し、第2吐出流路10、戻り流路11とアクチュエータとの間は切換弁で遮断されている。電動機3、電磁切換弁23はともに非通電状態で、ポンプ2は停止し、電磁切換弁23は第2位置23Bに位置してヘッド側室15を大気開放している。小シリンダ部7の内部に充填された作動油は第2吐出流路10が図示しない切換弁で遮断されているため吐出されない。ピストン13はキャップ側室14に導入した圧縮空気の圧力が一面に作用しているが、小シリンダ部7の内部に充填された作動油が吐出されないためピストンロッド12とともに下方の原位置で停止している。
ポンプ2と増圧シリンダ5のヘッド側室15との間を第1吐出流路8Aで接続し、ヘッド側室15にポンプ2から吐出する作動油を導入自在に設ける。また、第2圧縮空気流路21Aは、第1圧縮空気流路17における第1の減圧弁18の配設個所とキャップ側室14との間より分岐して小シリンダ部7の内部に接続する。増圧シリンダ5はヘッド側室15に充填した作動油を、ピストン13の圧縮空気の圧力が作用する一面とピストンロッド12を突出した他面との面積比に応じて増圧して吐出自在に設ける。
3:電動機
5:増圧シリンダ
6:大シリンダ部
7:小シリンダ部
12:ピストンロッド
13:ピストン
14:キャップ側室
15:ヘッド側室
Claims (4)
- ポンプを回転駆動する電動機と、電動機により回転駆動されて作動油を吸入して吐出するポンプと、ポンプから導入した作動油を圧縮空気の作用により増圧して吐出する増圧シリンダを備え、増圧シリンダは大シリンダ部と大シリンダ部より小径の小シリンダ部とから構成し、大シリンダ部の内部にはピストンロッドを突出したピストンを摺動自在に嵌挿してピストンの一面側にキャップ側室を区画形成すると共に、ピストンのピストンロッドを突出した他面側にヘッド側室を区画形成し、キャップ側室にはピストンの一面に圧縮空気の圧力を作用するよう圧縮空気を導入して設け、小シリンダ部の内部にはポンプから吐出する作動油を導入して設け、ピストンロッドは先端を小シリンダ部の内部に延在して設け、小シリンダ部の内部に充填した作動油を、ピストンの圧縮空気の圧力が作用する一面と小シリンダ部の内部に延在したピストンロッドの端面との面積比に応じて増圧して吐出自在に設け、ヘッド側室はポンプから吐出する作動油を小シリンダ部の内部に導入する際にピストンの他面に圧縮空気の圧力を作用するよう圧縮空気を導入すると共に、小シリンダ部の内部に充填した作動油を吐出する際に大気開放するよう切換自在に設けたことを特徴とする油圧装置。
- 前記ポンプから吐出する作動油を前記小シリンダ部の内部に導入する際に、前記キャップ側室から排出する圧縮空気を、前記ヘッド側室に導入して前記ピストンの他面に作用したことを特徴とする請求項1に記載の油圧装置。
- ポンプを回転駆動する電動機と、電動機により回転駆動されて作動油を吸入して吐出するポンプと、ポンプから導入した作動油を圧縮空気の作用により増圧して吐出する増圧シリンダを備え、増圧シリンダは大シリンダ部と大シリンダ部より小径の小シリンダ部とから構成し、大シリンダ部の内部にはピストンロッドを突出したピストンを摺動自在に嵌挿してピストンの一面側にキャップ側室を区画形成すると共に、ピストンのピストンロッドを突出した他面側にヘッド側室を区画形成し、キャップ側室にはピストンの一面に圧縮空気の圧力を作用するよう圧縮空気を導入して設け、ヘッド側室にはポンプから吐出する作動油を導入して設け、ピストンロッドは先端を小シリンダ部の内部に延在して設け、ヘッド側室に充填した作動油を、ピストンの圧縮空気の圧力が作用する一面とピストンロッドを突出した他面との面積比に応じて増圧して吐出自在に設け、小シリンダ部の内部はポンプから吐出する作動油をヘッド側室に導入する際に小シリンダ部の内部に延在したピストンロッドの端面に圧縮空気の圧力を作用するよう圧縮空気を導入すると共に、ヘッド側室に充填した作動油を吐出する際に大気開放するよう切換自在に設けたことを特徴とする油圧装置。
- 前記ポンプから吐出する作動油を前記ヘッド側室に導入する際に、前記キャップ側室から排出する圧縮空気を、前記小シリンダ部の内部に導入して前記ピストンロッドの端面に作用したことを特徴とする請求項3に記載の油圧装置。
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JP2007270889A JP5026915B2 (ja) | 2007-10-18 | 2007-10-18 | 油圧装置 |
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JP2009097652A JP2009097652A (ja) | 2009-05-07 |
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ID=40700841
Family Applications (1)
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JP2007270889A Active JP5026915B2 (ja) | 2007-10-18 | 2007-10-18 | 油圧装置 |
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Families Citing this family (1)
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2007
- 2007-10-18 JP JP2007270889A patent/JP5026915B2/ja active Active
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