JP2006132706A - 油圧システムの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動の冷却ファンを用いることなくポンプモータ等の油圧システム内の発熱部分を効率よく冷却することができる油圧システムの冷却装置を提供することを課題とする。
【解決手段】フォーク上昇時には、荷役レバーの操作に基づいて、コントロールバルブ5により油圧ポンプ6と油圧シリンダ1の作動油室3の作動油口3aとが連通されると共に、ポンプモータ8が作動して油圧ポンプ6が駆動されることにより、作動油タンク7内に貯留された作動油が作動油室3へ供給され、これによりピストン2が押し上げられてインナマスト及びフォークが上昇される。このとき、フォーク下降時に空気室4に吸い込まれていた冷却用空気が、ピストン2の上昇に伴って送出用チェックバルブ12及び導入配管13を介して流路形成部9内に導入されると共に外部流路9aに流通され、これによりポンプモータ8が冷却される。
【選択図】図1

Description

この発明は、油圧システムの冷却装置に係り、特に油圧シリンダに作動油を供給して駆動させる油圧システムの冷却装置に関する。
バッテリフォークリフト等では、ポンプモータで油圧ポンプを駆動することにより荷役作業用の油圧シリンダに作動油を供給しているが、このようなポンプモータには、その回転軸に冷却ファンが取り付けられ、ポンプモータの回転時にこのモータの回転により冷却ファンが回転駆動されてポンプモータが自己冷却されるものがある。
ところが、上述のような冷却ファンでは冷却能力が十分でない虞があり、そのため、例えば特許文献1では、電動の冷却ファンをポンプモータにさらに外付けし、この冷却ファンに専用の電源を設けて駆動することによりポンプモータを冷却している。
特開2000−166177号公報
しかしながら、特許文献1のように電動の冷却ファンを外付けすると、この冷却ファンを駆動するための専用の電源を必要とするため、消費電力が大きくなってしまう。
また、特許文献1の電動の冷却ファンを常時回転させると、荷役作業を行っていないときでもファンの回転音が発生して騒音となる虞があり、一方、荷役作業時だけ回転させようとすると、冷却ファンが荷役作業時だけ回転するように制御するための制御部が新たに必要となって複雑な構成となってしまう。
さらに、設置場所によっては、この電動の冷却ファンを駆動制御する電気回路を防水するための構造が必要になってしまう。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、電動の冷却ファンを用いることなくポンプモータ等の油圧システム内の発熱部分を効率よく冷却することができる油圧システムの冷却装置を提供することを目的とする。
この発明に係る冷却装置は、油圧シリンダに作動油を供給して駆動させる油圧システムの冷却装置において、油圧シリンダに連動して冷却用空気を吸入し吐出する空気送出手段と、空気送出手段により吸入または吐出される冷却用空気を油圧システム内の発熱部分へ導入して冷却するための導入配管とを備えるものである。
油圧シリンダに連動して空気送出手段により吸入または吐出される冷却用空気が導入配管を介して油圧システム内の発熱部分へ導入されることにより、この発熱部分が冷却される。
油圧シリンダとして、ピストンの両側に作動油室及び空気室を有する単動式シリンダを用い、空気送出手段が、単動式シリンダの空気室とこの空気室に形成された2つの通気孔にそれぞれ接続された2つのチェックバルブとを有するように構成することができる。
また、油圧シリンダとして、ピストンの両側にそれぞれ作動油室を有する複動式シリンダを用い、空気送出手段が、空気室を有し且つ複動式シリンダに従動するように連結された空気シリンダとこの空気室に形成された2つの通気孔にそれぞれ接続された2つのチェックバルブとを有するように構成することもできる。
発熱部分の周囲に冷却用空気を通すための外部流路を形成し、導入配管を介して導入される冷却用空気を外部流路に流通させることにより発熱部分を冷却することができ、この場合には、発熱部分に接触するヒートシンクを外部流路内に配置することがより好ましい。
また、発熱部分の内部に冷却用空気を通すための内部流路を形成し、導入配管を介して導入される冷却用空気を内部流路に流通させることにより発熱部分を冷却することもできる。
また、油圧シリンダに作動油を供給するためのポンプモータを発熱部分として冷却することができる。
この発明によれば、電動の冷却ファンを用いることなくポンプモータ等の油圧システム内の発熱部分を効率よく冷却することができる
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係る冷却装置を有する油圧システムの構成を示す。この油圧システムは、バッテリフォークリフト等に設置されて荷役作業等を行うものであり、図示しないフォークを昇降するための油圧シリンダ1を有している。この油圧シリンダ1は、ピストン2の両側に作動油室3と空気室4とを有する単動式シリンダから形成されており、作動油室3の作動油口3aにはコントロールバルブ5を介して油圧ポンプ6が接続されると共に、油圧ポンプ6に作動油タンク7が接続されている。また、油圧ポンプ6にはポンプモータ8が連結されており、このポンプモータ8により油圧ポンプ6が駆動される。さらに、ポンプモータ8は筒形状の流路形成部9により覆われており、ポンプモータ8の外周部と流路形成部9との間には隙間、すなわち外部流路9aが形成されている。
なお、作動油タンク7とコントロールバルブ5とは油戻り配管10を介して接続されている。また、図1に破線で示されるように、コントロールバルブ5、油圧ポンプ6、作動油タンク7、ポンプモータ8、流路形成部9及び油戻り配管10は、カバー等により周囲を覆われた車両室内に配置されており、流路形成部9はその一端部で車両室内に開口している。また、油圧シリンダ1のピストン2の作業用ロッド2aには図示しないインナマストが接続され、このインナマストを介して図示しないフォークを昇降するように構成されている。
油圧シリンダ1の空気室4には2つの通気孔4a及び4bが形成されている。一方の通気孔4aは、吸込用チェックバルブ11を介して外気に連通している。また、他方の通気孔4bは、送出用チェックバルブ12及び導入配管13を介して流路形成部9の内部に連通している。なお、吸込用チェックバルブ11は空気室4へ外気、すなわち冷却用空気を吸い込む方向にだけ開くと共に、送出用チェックバルブ12は油圧シリンダ1の空気室4から冷却用空気を送出する方向にだけ開くように設けられた逆止弁である。油圧シリンダ1のピストン2の下降時には、吸込用チェックバルブ11が開くと共に送出用チェックバルブ12が閉じて冷却用空気が吸込用チェックバルブ11及び一方の通気孔4aを介して空気室4へ吸い込まれ、ピストン2の上昇時には、吸込用チェックバルブ11が閉じると共に送出用チェックバルブ12が開いて冷却用空気が他方の通気孔4b及び送出用チェックバルブ12を介して空気室4から送出されるように構成されている。
次に、この発明の実施の形態1に係る油圧システムの冷却装置の動作を説明する。フォーク上昇時には、図示しない荷役レバーの操作に基づいて、コントロールバルブ5により油圧ポンプ6と油圧シリンダ1の作動油室3の作動油口3aとが連通されると共に、ポンプモータ8が作動して油圧ポンプ6が駆動されることにより、作動油タンク7内に貯留された作動油が作動油室3へ供給される。これによりピストン2が押し上げられて、図示しないインナマスト及びフォークが上昇される。このとき、後述するフォーク下降時に油圧シリンダ1の空気室4に吸い込まれていた冷却用空気が、ピストン2の上昇に伴って送出用チェックバルブ12及び導入配管13を介して流路形成部9内に導入されると共に、流路形成部9の内面とポンプモータ8の外周部との間に形成された外部流路9aに流通され、これによりポンプモータ8が冷却される。なお、冷却用空気は、外部流路9aを流通した後に流路形成部9の一端部から車両室内へ排出される。
また、フォーク停止時には、図示しない荷役レバーの操作に基づいて、コントロールバルブ5により油圧シリンダ1の作動油室3の作動油口3aが閉じられると共に、ポンプモータ8が停止して油圧ポンプ6の駆動が停止される。作動油口3aが閉じると、作動油の作動油室3への供給または作動油室3からの排出が停止されてピストン2が停止し、これにより図示しないインナマスト及びフォークの動作が停止されると共に、冷却用空気の空気室4への吸い込みまたは空気室4からの送出も停止される。
また、フォーク下降時には、図示しない荷役レバーの操作に基づいて、コントロールバルブ5により油圧シリンダ1の作動油室3の作動油口3aと油戻り配管10とが連通されて、インナマスト及びフォーク等の自重によりピストン2が下降すると共に作動油室3の作動油3が作動油タンク7へと戻され、これにより図示しないインナマスト及びフォークが下降される。このとき、ピストン2の下降に伴って、外気が冷却用空気として吸込用チェックバルブ11及び一方の通気孔4aを通って空気室4へ吸い込まれる。なお、このときポンプモータ8は停止している。
以上のように、油圧シリンダ1のピストン2の上昇及び下降に伴って冷却用空気がポンプモータ8へ送出されることによりポンプモータ8が冷却される。このように荷役作業の度に冷却用空気、すなわち車両室内より低い温度を有する外気によりポンプモータ8が冷却されるため、電動型の冷却ファンを用いることなくポンプモータ8を効率よく冷却することができる。したがって、電動型の冷却ファンを用いる場合のように専用の電源を設ける必要がないだけでなく、ファンを荷役作業時のみ回転させるための制御部や防水構造等を必要としないため、省エネルギーで単純な構成の冷却装置を実現することができる。
また、冷却用空気は、外部流路9aを流通した後に流路形成部9の一端部から車両室内へ排出されるため、この冷却用空気により車両室内の温度上昇を抑制することができる。
なお、上述の実施の形態1において、油圧シリンダ1の空気室4を用いて冷却用空気を送出する代わりに、油圧シリンダ1に従動する専用の空気シリンダを設け、この空気シリンダを用いてポンプモータ8へ冷却用空気を送出することもできる。この場合も、実施の形態1における空気室4と同様に、空気シリンダに吸込用チェックバルブ11と送出チェックバルブ12とを接続する。また、空気シリンダのピストンに油圧シリンダ1の作業用ロッド2aを連結して空気シリンダを油圧シリンダ1に従動させる。このような構成にしても、油圧シリンダ1のピストン2の上昇及び下降により、空気シリンダの空気室へ冷却用空気が吸い込まれると共に空気室から冷却用空気がポンプモータ8へ送出され、これによりポンプモータ8が冷却される。したがって、上述の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図2を参照して、この発明の実施の形態2に係る油圧システムの冷却装置を説明する。この油圧システムは、上述の実施の形態1における油圧システムにおいて、単動式シリンダからなる油圧シリンダ1の代わりに、複動式シリンダからなる油圧シリンダ21を用いるものである。油圧シリンダ21は、ピストン22の両側にそれぞれ第1作動油室23及び第2作動油室24を有している。第1作動油室23へ作動油を供給すると共に第2作動油室24から作動油を排出する、或いは第2作動油室24へ作動油を供給すると共に第1作動油室23から作動油を排出することにより、ピストン22を油圧シリンダ21内で第2作動油室24側または第1作動油室23側に移動し、これによりピストン22に接続された作業用ロッド25を介して図示しないフォーク等のアタッチメントが作動されるように構成されている。
また、この冷却装置は、油圧シリンダ21に隣接するように配置された空気シリンダ26を有しており、空気シリンダ26は、ピストン27とその両側にそれぞれ配置される第1空気室28及び第2空気室29とを有している。また、ピストン27は、連結機構30を介して油圧シリンダ21の作業用ロッド25に連結されており、油圧シリンダ21の作業用ロッド25に従動する、すなわちピストン22に従動するように構成されている。また、空気シリンダ26の第1空気室28及び第2空気室29はそれぞれ2つの通気孔を有している。各空気室28及び29の一方の通気孔には、外気を冷却用空気として対応する空気室28及び29へ吸い込むための吸込用チェックバルブ31及び32が、他方の通気孔には、冷却用空気を空気室28及び29から送出するための送出用チェックバルブ33及び34がそれぞれ接続されている。なお、送出用チェックバルブ33及び34はそれぞれ図示しない導入配管を介して流路形成部9に接続されている。
油圧シリンダ21のピストン22が図2の右側へ移動する、すなわち第2作動油室24側へ移動すると、空気シリンダ26のピストン27が第2空気室29側へ移動する。このとき、第1空気室28では、吸込用チェックバルブ31が開くと共に送出用チェックバルブ33が閉じて冷却用空気が吸込用チェックバルブ31を介して第1空気室28へ吸い込まれる一方、第2空気室29では、吸込用チェックバルブ32が閉じると共に送出用チェックバルブ34が開いて第2空気室29の冷却用空気が送出用チェックバルブ34及び図示しない導入配管を介して流路形成部9内へ導入され、ポンプモータ8の周囲に形成された外部流路9aに流通される。
また、油圧シリンダ21のピストン22が図2の左側へ移動する、すなわち第1作動油室23側へ移動すると、空気シリンダ26のピストン27が第1空気室28側へ移動する。このとき、第1空気室28では、吸込用チェックバルブ31が閉じると共に送出用チェックバルブ33が開いて第1空気室28の冷却用空気が送出用チェックバルブ33及び図示しない導入配管を介して流路形成部9内へ導入され、ポンプモータ8の周囲に形成された外部流路9aに流通される一方、第2空気室29では、吸込用チェックバルブ32が開くと共に送出用チェックバルブ34が閉じて冷却用空気が吸込用チェックバルブ32を介して第2空気室29へ吸い込まれる。
このように、油圧シリンダ21のピストン22に従動して空気シリンダ26のピストン27が空気シリンダ26内を往復することにより冷却用空気がポンプモータ8へ送出され、これによりポンプモータ8が冷却される。すなわち、荷役作業の度に、冷却用空気によりポンプモータ8が冷却されるため、上述の実施の形態1と同様に、電動型の冷却ファンを用いることなくポンプモータ8を効率よく冷却することができる。
加えて、この実施の形態2では、空気シリンダ26が第1及び第2空気室28及び29を有し、空気ピストン27が第1空気室28側または第2空気室29側のどちらに移動しても、一方の空気室28または29からポンプモータ8へ冷却用空気が送出されるため、より効率よくポンプモータ8を冷却することができる。
なお、上述の実施の形態1及び2では、ポンプモータ8を流路形成部9により覆ってポンプモータ8の外周部全体に外部流路9aを形成していたが、ポンプモータ8の外周部に部分的に外部流路9aを形成してもよい。
また、図3に示されるように、ヒートシンク41をポンプモータ8の外周部に取り付け、このヒートシンク41を外部流路9a内に配置することもできる。このような構成にすれば、ポンプモータ8と冷却用空気との接触面積が大きくなって冷却効果を高めることができる。
また、上述のようにポンプモータ8の外周部に外部流路9aを形成する代わりに、図4に示されるように、ポンプモータ8が吸気孔42及び排気孔43を有するものであれば、導入配管をポンプモータ8の吸気孔42に接続して、ポンプモータ8内の吸気孔42から排気孔43へ冷却用空気を通す内部流路44を形成することにより、ポンプモータ8を冷却することができる。この場合、ポンプモータ8の内部に直接に冷却用空気が導入されて冷却されるため、冷却効果を高めることができる。
なお、上述の実施の形態1及び2では、空気室4,28,29から送出された冷却用空気によりポンプモータ8を冷却していたが、その代わりに、空気室4,28,29へ吸い込まれる冷却用空気によりポンプモータ8を冷却することもできる。この場合、吸込用チェックバルブ11,31,32の上流に導入配管を接続し、空気室4,28,29へ吸い込まれる冷却用空気が導入配管によりポンプモータ8の周辺または内部に導入された後に吸込用チェックバルブ11,31,32及び一方の通気孔を介して空気室4,28,29へ流入するように構成することにより、ポンプモータ8を冷却する。
なお、上述の実施の形態1及び2において、ポンプモータ8を冷却対象としていたが、これに限定されず、ポンプモータ8の制御部や、油圧シリンダ1、コントロールバルブ5、油圧ポンプ6、作動油タンク7、油戻り配管10等の作動油用の配管及び車両室内など、油圧システム内で発熱して昇温する部分を冷却対象として冷却用空気により冷却することができる。特に、上述の実施の形態2では、2つの空気室28及び29の双方から送出される冷却用空気でポンプモータ8を、すなわち1つの発熱部分を冷却していたが、2つの空気室28及び29からの冷却用空気により油圧システム内の別々の発熱部分を冷却するように構成することもできる。
なお、例えば、ポンプモータ8の制御部を冷却する場合、制御部を構成する駆動制御回路が形成された基板にヒートシンクを取り付け、このヒートシンクを冷却用空気が通る外部流路内に配置して冷却することが好ましい。
なお、実施の形態1及び2において、ポンプモータ8の回転軸に冷却ファンを取り付け、ポンプモータ8の回転時にこのモータ8の回転により冷却ファンが回転駆動されるようにすれば、より効率よくポンプモータ8を冷却することができる。
なお、この発明の冷却装置は、上述の実施の形態1及び2のように、バッテリフォークリフトにおいてフォーク等のアタッチメントを作動するための油圧シリンダ1を有する油圧システムに対してだけでなく、車両のパワーステアリング用の油圧シリンダや、高所作業車等のビーム伸縮用の油圧シリンダなど、その他各種の作業用の油圧シリンダを有する油圧システムに適用することができる。
この発明の実施の形態1に係る冷却装置を備える油圧システムを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る冷却装置を備える油圧システムの油圧シリンダ近傍の構造を示す断面図である。 実施の形態1及び2の変形例におけるポンプモータ近傍の構造を模式的に示す図である。 実施の形態1及び2の変形例におけるポンプモータ近傍の構造を模式的に示す図である。
符号の説明
1,21 油圧シリンダ、2,22,27 ピストン、2a,25 作業用ロッド、3 作動油室、3a 作動油口、4 空気室、4a,4b 通気孔、5 コントロールバルブ、6 油圧ポンプ、7 作動油タンク、8 ポンプモータ、9 流路形成部、9a 外部流路、10 油戻り配管、11,31,32 吸込用チェックバルブ、12,33,34 送出用チェックバルブ、13 導入配管、23 第1作動油室、24 第2作動油室、26 空気シリンダ、28 第1空気室、29 第2空気室、30 連結機構、41 ヒートシンク、42 吸気孔、43 排気孔、44 内部流路。

Claims (7)

  1. 油圧シリンダに作動油を供給して駆動させる油圧システムの冷却装置において、
    油圧シリンダに連動して冷却用空気を吸入し吐出する空気送出手段と、
    前記空気送出手段により吸入または吐出される冷却用空気を油圧システム内の発熱部分へ導入して冷却するための導入配管と
    を備えることを特徴とする油圧システムの冷却装置。
  2. 前記油圧シリンダは、ピストンの両側に作動油室及び空気室を有する単動式シリンダからなり、前記空気送出手段は、前記単動式シリンダの空気室とこの空気室に形成された2つの通気孔にそれぞれ接続された2つのチェックバルブとを有する請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記油圧シリンダは、ピストンの両側にそれぞれ作動油室を有する複動式シリンダからなり、前記空気送出手段は、空気室を有し且つ前記複動式シリンダに従動するように連結された空気シリンダとこの空気室に形成された2つの通気孔にそれぞれ接続された2つのチェックバルブとを有する請求項1に記載の冷却装置。
  4. 前記発熱部分の周囲に冷却用空気を通すための外部流路が形成され、前記導入配管を介して導入される冷却用空気を前記外部流路に流通させて前記発熱部分を冷却する請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却装置。
  5. 前記発熱部分に接触すると共に前記外部流路内に配置されるヒートシンクをさらに備える請求項4に記載の冷却装置。
  6. 前記発熱部分の内部に冷却用空気を通すための内部流路が形成され、前記導入配管を介して導入される冷却用空気を前記内部流路に流通させて前記発熱部分を冷却する請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却装置。
  7. 前記発熱部分は、前記油圧シリンダに作動油を供給するためのポンプモータである請求項1〜6のいずれか一項に記載の冷却装置。
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