JP5026284B2 - ブロック玩具及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明はブロック玩具及びその製造方法に係り、特に、3次元方向へ連設して多様な形象を形成することができるブロック玩具及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、様々なブロック玩具が製造販売されている。このような従来のブロック玩具は、例えば、直方体の合成樹脂製のブロック玩具の構成体の上面部のみに複数の凸部が形成されており、この凸部が形成されている面の方向にのみ他の構成体を接続して連設し、柱、橋等の様々な形象を形成するように構成されていた。
【0003】
このような従来のブロック玩具にあっては、連設方向は凸部が形成されている面方向にのみ限定されることから、このような不具合を解消すべく3次元方向へ連設可能に形成されたブロック玩具が提案されていた(特許文献1〜4)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来のブロック玩具にあっては、いずれも略立法体に形成されたブロック玩具の構成体本体に形成された凸部は、構成体の幅方向において複数列に形成されている。
【0005】
従って、このような従来のブロック玩具にあっては、ブロック玩具全体を型成型で作成する際には、構成体の各面において複数段の凸部を有することから、1回の型抜きでは成型することが不可能であり、非常に複雑な成型工程を要し、結果的に、製作コストが嵩む、という不具合が存していた。
【0006】
また、型製作によらない場合には、立方体からなるブロック玩具本体へ多数の凸部を植設することにより形成する必要があり、作製作業が非常に煩雑となる。
さらに、上記以外の方法により作製する場合には、別途作成された多数の凸部を設けたブロック玩具本体の各面構成部をブロック玩具本体の各面毎に固定することにより形成する必要がある。
【0007】
従って、上記いずれの製作方法によった場合であっても、3次元方向へ連設可能なブロック玩具を製作する場合には、製作に多数の工程を要し、製作コストが嵩む、という問題点があった。
【特許文献1】
特許出願公告昭50−34980号
【特許文献2】
実用新案出願公告昭49−39593号
【特許文献3】
公開実用新案昭和54−94597号
【特許文献4】
特開2001−120850号
【0009】
そこで本発明の技術的課題は、型成型が容易で、迅速に型成型を行うことができ、製作コストを低減することができる3次元方向へ連設可能なブロック玩具及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明にあっては、6面体からなり、相互に係合して連設可能に形成されているブロック玩具であって、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成されると共に、二対の側方対向面が上下2段の凸部を有し、上型により上段の凸部が作製されると共に下型により下段の凸部が作製され、上段の凸部と下段の凸部との間で上型と下型とが分離して成形されるように型成型で作製されることを特徴とする。
【0011】
従って、請求項1記載の発明にあっては、複数の上記ブロック玩具の凸部及び凹部が互いに係合するように接合させることにより、6面夫々の方向へ連続して連設することができる。また、請求項1記載のブロック玩具は型成型により作製される。
【0012】
また、請求項記載の発明にあっては、上下の型により製造されるブロック玩具の側方面を形成する二対の側方対向面が上下2段の凸部を有することから、型成型する場合には、上下2段の凸部の、上方の凸部を上方の型により成型し、下方の凸部を下方の型により成型して上方の型と下方の型とを、上下2段の凸部の間で上型と下型とが分離されて型成形されることにより、1回の型成型で製作することができる。
【0013】
請求項記載の発明にあっては、上記上下2段の凸部は、凹部を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部と、上記凹部に対して上下方向に隣接して設けられた他の凸部とを含むことを特徴とする。
【0014】
請求項記載の発明にあっては、6面体からなり、相互に係合して連設可能に形成されているブロック玩具であって、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成されると共に、二対の側方対向面に上下方向における3段の凸部を有し、上型及び下型を使用した型成型により作製された2つのブロック玩具構成体を接合して形成されていることを特徴とする。
また、請求項記載の発明にあっては、上記2つのブロック玩具構成体の内、一方のブロック玩具構成体は2段の凸部を有する二対の側方対向面を備えると共に、他方のブロック玩具構成体は1段の凸部を有する二対の側方対向面を備えていることを特徴とする。
【0015】
3段の凸部を有するブロック玩具の場合には、例えば、3段の凸部を構成する上下左右の4つの凸部の間に凹部が形成される面が形成されることから、2段の凸部を有する場合とは異なり、上方の型及び下方の型により、夫々の段を形成する凸部を有する構成部位を型成型した後に、夫々の型を上方及び下方へ離間させて型抜きを行うという、上記上下2段の凸部を有する場合の型成型を実行することができない。
【0016】
しかしながら、本願発明にあっては、例えば、上下方向に2段の凸部を有する一方のブロック玩具構成体と、1段の凸部を有する他方のブロック玩具構成体を、上記同様の型成型によって準備し、これらのブロック玩具構成体を相互に接着等の手段により接合することによって、側方対向面に3段の凸部を有するブロック玩具を形成することができる。
【0017】
従って、請求項及び記載の発明にあっては、2つのブロック構成体を接合することによって、上下方向に3段の凸部を有するブロック玩具を形成することができる。
請求項記載の発明にあっては、一対の側方対向面の一方において、上記上下方向における3段の凸部が、上下方向において連続する2つの凹部と、上記2つの凹部の両側方に夫々配置された一対の凸部と、上記凹部に上下方向において隣接して配置された凸部とを有し、上記一対の側方対向面の他方において、上記上下方向における3段の凸部が、上下方向において連続する2つの凸部と、上記2つの凸部の上下方向において隣接して配置された凹部と、上記凹部の左右方向に隣接する凸部とを有することを特徴とする。
【0018】
請求項記載の発明にあっては、上記2つのブロック玩具構成体は、夫々、1段目の凸部及び2段目の凸部の上下方向における半部を有する二対の側方対向面を備えていることを特徴とする。
上下3段のブロック玩具を形成する場合には、上記請求項記載の場合の他、例えば、1段目の凸部及び2段目の凸部の上下方向における半部を有する二対の側方対向面を備えたブロック玩具構成体を上下方向で接合することにより形成することもできる。
【0019】
従って、本請求項記載の発明にあっては、より製作の自由度を有するブロック玩具を提供することができる。
請求項記載の発明にあっては、上記上下方向における3段の凸部は、中段部において凹部を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部と、上記凹部に上下方向に隣接して設けられ、互いに対向する他の一対の凸部とを含むことを特徴とする。
【0020】
請求項記載の発明にあっては、6面体からなり、相互に係合して連設可能に形成されているブロック玩具であって、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成されると共に、二対の側方対向面に上下方向に4段の凸部を有し、上型及び下型を使用した型成型により作製された2つのブロック玩具構成体を接合して形成されていることを特徴とする。
請求項記載の発明にあっては、上記2つのブロック玩具構成体は、夫々、2段の凸部を有する一対の側方対向面を備えていることを特徴とする。
【0021】
従って、側方対向面に上下4段の凸部を有するブロック玩具であっても、側方対向面に上下2つの凸部を有するブロック玩具構成体を上下方向に重ねて、相互に接着剤等により接合することで構成することができる。
本請求項では上下方向において4段の凸部を有するブロック玩具にのみ言及しているが、同様の手法により、複数のブロック玩具構成体を接合することにより、上下方向に5段以上の凸部を有するブロック玩具を作製することもできる。
【0022】
請求項10記載の発明にあっては、上記上下方向における4段の凸部は、凹部を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部と、上記凹部に対して上下方向に隣接して設けられた凸部と、上記凸部に対して上下方向に隣接して設けられる凹部を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部と、上記凹部に対して上下方向に隣接して設けられた凸部を含むことを特徴とする。
【0023】
従って、あるブロック玩具の凸部を他のブロック玩具の凹部内に確実に挿入係止させるために、本請求項記載の発明にあっては、凸部の間に所定の間隙部を形成して、製作誤差を吸収し、凹部内に他のブロック玩具の凸部が挿入係止しやすいように構成されている。
【0024】
請求項11記載の発明にあっては、上記凸部及び凹部は方体に形成されていることを特徴とする。従って、請求項11記載の発明にあっては、上記凸部は立方体又は直方体に形成されている。
請求項12記載の発明にあっては、上記凸部及び凹部は同一の寸法の立方体に形成されていることを特徴とする。
【0025】
従って、請求項12記載の発明にあっては、上記凸部及び凹部は、全て同一の縦、横、高さ寸法の立法体形状に形成されている。
従って、あるブロック玩具と他のブロック玩具とを接合して連設した場合には、複数のブロック玩具の凸部と凹部とは相互に完全に嵌合する。
【0026】
請求項13記載の発明にあっては、上記相互に隣接する凸部の間には間隙部が形成されていることを特徴とする。
相互に隣接する凸部が、立方体又は直方体に形成されていることにより、各凸部の間に全く隙間が存在しない状態で型成型された場合には、ブロック玩具を相互に連設する際に、一方のブロック玩具の各凹部内に他方のブロック玩具の各凸部が挿入させようとしても、凹部と凸部との間に「遊び」がないことから非常に挿入し難くなる恐れがある。
また、型成型であることから、成型されたブロック玩具には各部に関し所定の製作誤差が存在することが多く、同一の規格寸法に基づき作製されていた場合であっても、あるブロック玩具の凸部が他のブロック玩具の凹部に挿入できない場合もある。
【0027】
また、請求項14記載の発明にあっては、上記凸部は多角柱状に形成されていることを特徴とする。また、請求項15記載の発明にあっては、上記凸部は、三角柱状に形成されていることを特徴とする。
【0028】
請求項16記載の発明にあっては、上記凸部は、五角柱状に形成されていることを特徴とする。また、請求項17記載の発明にあっては、上記凸部は、六角柱状に形成されていることを特徴とする。また、請求項18記載の発明にあっては、上記凸部は、八角柱状に形成されていることを特徴とする。
【0029】
請求項19記載の発明にあっては、上記凸部は、円柱状に形成されていることを特徴とする。
従って、ブロック玩具を相互に連設する際に、一方のブロック玩具の各凹部と他方のブロック玩具の各凸部が軸方向に沿った線接触となり、上記各凹部に上記各凸部を挿入させ易くなる。
【0030】
また、請求項20記載の発明にあっては、上記二対の側方対向面に形成された凸部は、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状、及び下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成されていることを特徴とする。
従って、ブロック玩具を側面方向に相互に連設する際、上記略円弧状の横断面形状の上部若しくは下部により、接合する凹部と凸部間に間隙が形成されることで、凹部に凸部を挿入させ易くなる。
【0031】
また、請求項21記載の発明にあっては、上記凸部は上下2段に形成され、上方側凸部は上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状に形成されると共に、下方側凸部は下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成されることを特徴とする。
従って、請求項記載の発明と同様に、上下の型により製造されるブロック玩具の側方面を形成する二対の側方対向面が上下2段の凸部を有することから、型成型する場合には、上下2段の凸部の、上方の凸部を上方の型により成型し、下方の凸部を下方の型により成型して上方の型と下方の型とを、上下2段の凸部の間で上型と下型とが分離されて型成形されることにより、1回の型成型で製作することができる。
【0032】
また、請求項22記載の発明にあっては、上記凸部は上下3段に形成され、上方側凸部は上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状に形成されると共に、下方側凸部は下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成され、中段は方体に形成されていることを特徴とする。
また請求項23記載の発明にあっては、上記凸部は上下4段に形成され、上方側凸部は上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状に形成されると共に、下方側凸部は下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成され、中段2列は方体に形成されていることを特徴とする。
【0033】
従って、接合する凹部と凸部間に間隙が形成されることで、凹部に凸部を挿入させ易くなると共に、中段2列は方体に形成されているため、視覚的に美しいデザインとなる。
【0034】
また、請求項24記載の発明にあっては、上記ブロック玩具の上面部及び下面部に形成された凸部は、円柱状に形成されていることを特徴とする。
従って、ブロック玩具を上下方向に相互に接続する場合、凹部と凸部が互いに軸方向に沿った線接触となるため、凹部に凸部を挿入させ易くなる。
【0035】
請求項25記載の発明にあっては、上記ブロック玩具の上面及び下面部に形成されている凹部と、上記二対の側方対向面に形成された凸部の、略円弧状の横断面形状を有する面の対向面には、上下方向に円筒状空隙が設けられていることを特徴とする。
従って、ブロック玩具を構成する素材の肉厚が一定となり、型抜き成型時に側方面が収縮する、いわゆる「ヒケ」が発生し難くなる。
【0036】
請求項26記載の発明にあっては、上記ブロック玩具の上面部及び下面部に形成された凸部には、上下方向に貫通孔部が設けられていることを特徴とする。
従って、上記穴部若しくは貫通孔が設けられていることで、ブロック玩具の凸部及び凹部の弾性が増加し、型成型による若干の製造誤差があった場合であっても、有効に製造誤差を吸収して相互に接合させて連設することが可能となる。
【0037】
請求項27記載の発明にあっては、上記ブロック玩具は、合成樹脂により形成されていることを特徴とする。また、請求項2831記載の発明にあっては、上記合成樹脂が、夫々ABS樹脂、スチロール樹脂、ポリエチレン樹脂、及びポリプロピレン樹脂であることを特徴とする。
【0038】
請求項32記載の発明にあっては、上型と下型とにより、6面体であって、側方面に上下2段の凸部を有するブロック玩具を製造するブロック玩具の製造方法であって、二対の側方対向面が上下2段の凸部を有し、上型により上段の凸部が作製されると共に下型により下段の凸部が作製され、上段の凸部と下段の凸部との間で上型と下型とが分離して成形されるように型成型で作製されることを特徴とするブロック玩具の製造方法である。
【0039】
請求項33記載の発明にあっては、上記ブロック玩具は相互に係合して連設可能に形成され、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成されていることを特徴とするブロック玩具の製造方法である。
【0040】
請求項34記載の発明にあっては、側方面に上下2段の凸部を有するブロック玩具構成体及び側方面に上下1段以上の凸部を有するブロック玩具構成体を接合することにより側方面に上下方向に3段以上の凸部を有するブロック玩具を作製することを特徴とするブロック玩具の製造方法である。
【発明の効果】
【0041】
請求項1記載の発明にあっては、型成型が容易であって、製作コストを低減することができる3次元方向へ連設可能なブロック玩具を提供することができる。
【0042】
また、請求項記載の発明にあっては、型成型する場合には、上下2段の凸部の、上方の凸部を上方の型により成型し、下方の凸部を下方の型により成型して上方の型と下方の型とを、上下2段の凸部の間でパーティングラインが形成されるように型を上下方向において離間させて型成型を行うことにより、1回の型成型で製作することができる。
【0043】
その結果、請求項及び記載の発明にあっては、より型成型が容易で、迅速に作製することができるブロック玩具を提供することができる。
請求項記載の発明にあっては、上型及び下型を使用した型成型により作製された2つのブロック玩具構成体を接合して、一対の側方対向面に3段の凸部を有するブロック玩具を作製するものであり、上下方向において2段の凸部を有するブロック玩具のみならず、上下方向において3段のブロック玩具を容易に作製することができる。
【0044】
請求項及び記載の発明にあっては、上下3段のブロック玩具を形成する場合には、上記請求項記載の場合の他、例えば、1段目の凸部及び2段目の凸部の幅方向における半部を有する二対の側方対向面を備えたブロック玩具構成体を上下方向で接合することにより形成することもできる。
従って、請求項及び記載の発明にあっては、上記請求項記載の構成とは別の構成により上下3段の凸部を有するブロック玩具を作製することができる。その結果、上下3段の凸部を有するブロック玩具の製作の自由度を向上させることができる。
【0045】
請求項10記載の発明にあっては、二対の側方対向面に上下方向に4段の凸部を有するブロック玩具を提供することができる。
従って、6面方向に連設しうるブロック玩具の商品種類を多様化でき、様々なニーズに合わせたブロック玩具を提供することができる。
【0046】
請求項11記載の発明にあっては、上記凸部は、方体に形成されていることから、他のブロック玩具と接合した場合に、確実に他のブロック玩具と接合しうるブロック玩具を提供することができる。
請求項12記載の発明にあっては、上記凸部及び凹部は同一の寸法の立方体に形成されていることから、あるブロック玩具と他のブロック玩具とを接合して連設した場合には、複数のブロック玩具の凸部と凹部とは相互に完全に嵌合する。
【0047】
その結果、請求項12記載の発明にあっては、相互に連設させた場合に、より確実に結合しうるブロック玩具を提供することができる。
請求項13記載の発明にあっては、上記相互に隣接する凸部の間には間隙部が形成されていることから、相互に凸部と凹部とが互いに係合しやすく、型成型による若干の製造誤差があった場合であっても、有効に製造誤差を吸収して相互に連設することが可能なブロック玩具を提供することができる。
また、請求項1418記載の発明にあっては、様々な凸部形状を有し、概観品質を向上させることができ、多様な商品のニーズに対応できる各種のブロック玩具を提供することができる。
また、請求項19記載の発明にあっては、上記凸部は、円柱状に形成されていることから、各凸部間に大きな空隙が形成され、接合時には相互に凸部と凹部とが互いに係合しやすく、型成型による若干の製造誤差があった場合であっても、有効に製造誤差を吸収して相互に連設することが可能なブロック玩具を提供することができる。
【0048】
請求項2023記載の発明にあっては、上記二対の側方対向面に形成された凸部は、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状、及び下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成されていることから、接合時には上記略円弧状の横断面形状の上部及び下部において空隙が形成されることによって、成型時の誤差を吸収でき、その結果凹部に凸部を挿入させ易く、より扱い易いブロック玩具を提供することができる。
また、請求項2123記載の発明にあっては、上方の凸部を上方の型により成型し、下方の凸部を下方の型により成型して上方の型と下方の型とを、上下2段の凸部の間でパーティングラインが形成されるように型を上下方向において離間させて型成型を行うことにより、1回の型成型で製作することができる。
この際、側方対向面に形成された凸部が、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状、及び下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成されていることから、型成型用の型の内面に鋭角的形状が生じることが無いため、上下方向における摺接による型の損傷が発生し難い。
【0049】
請求項25記載の発明にあっては、相互に凸部と凹部とが互いに係合しやすく、型成型による若干の製造誤差があった場合であっても、有効に製造誤差を吸収して相互に連設することが可能なブロック玩具を提供することができる。
【0050】
請求項25記載の発明にあっては、上記ブロック玩具の上面及び下面部に形成されている凹部と、上記二対の側方対向面に形成された凸部の、略円弧状の横断面形状を有する面の対向面には、上下方向に円筒状空隙が設けられていることから、ブロック玩具を構成する素材の肉厚が一定となり、型抜き成型時に側方面が収縮する、いわゆる「ヒケ」が発生し難く、製品不良率を低下させることができる。
【0051】
請求項26記載の発明にあっては、上記ブロック玩具の上面部及び下面部に形成された凸部には、上下方向に貫通孔部が設けられていることから、凸部の弾性が増加し、型成型による若干の製造誤差があった場合であっても、有効に製造誤差を吸収して相互に連設することが可能なブロック玩具を提供することができる。
【0052】
請求項2731記載の発明にあっては、夫々所定の合成樹脂材で構成されていることから、成型が容易であり、かつ軽量で取り扱い易いブロック玩具を提供できる。
【0053】
請求項32及び33記載の発明にあっては、型成型が容易であって、製作コストを低減することができる3次元方向へ相互に連設可能なブロック玩具の製造方法を提供することができる。
請求項34記載の発明にあっては、請求項32及び33記載の発明の効果に加えて、上下方向に3段以上の凸部を有するブロック玩具を容易に製作することができるため、商品のニーズに合わせた様々な形態のブロック玩具を提供することができる、という効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0054】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、上下面部の凸部が円筒形状に形成され、かつ二対の側方対向面部の凸部が、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状、及び下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成されている場合における、本発明に係るブロック玩具を詳細に説明する。
本発明に係るブロック玩具は、合成樹脂製であって6面体からなり、相互に係合して連設可能に形成されているブロック玩具であって、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成され、型成型により作製されている。
以下、ブロック玩具の形態の態様に基づき、個別に説明する。
【0055】
1.基本形(上下方向に凸部が夫々2段で構成されるブロック玩具)
基本形は、側方対向面において上下方向に凸部が夫々2段で構成される態様である。
図1に示すように、本実施の形態に係るブロック玩具20は、6面体を構成する二対の側方対向面A,B,C,Dにおいて、凸部が上下2段に形成され、全体として各面において3個の凸部25a,25b,26、及び25,26a,26bを有し、上型及び下型により上段の凸部25と下段の凸部26との間で上型と下型との間で分離されるように型成形がされて作製されるように構成されている。
【0056】
側方面Aにおいては、上記上下2段の凸部25,26は、凹部27を介して側面方向に対向して設けられた一対の上方凸部25a,25bと、上記凹部に対して上下方向において下方側に隣接して設けられた下方凸部26とを有している。
なお、上記側方面の上方に位置する凸部25,25a,25bは、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部X1と平面部からなる下部Y1を有する柱状に、下方に位置する凸部26,26a,26bは下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部X2と平面部からなる上部Y2を有する柱状に夫々形成されている。
【0057】
上記側方面Aに対向する側方面Bにおいては、上記凸部と凹部の配置が逆位相となっており、上記凹部27の位置に上方凸部25が配置され、この上方凸部25の直下には凹部27が配置されると共に、この凹部27の側面方向には一対の下方凸部26a,26bが一対に配置されている。
【0058】
また、同様に上記側方面Aと上記側方面Bとの間の側方面Cにおいては、上記側方面Bと同一の構成配置で、凸部と凹部とが配置されている。即ち、上方凸部25の直下には凹部27が配置されると共に、この凹部27の側面方向には一対の下方凸部26a,26bが一対に配置されている。
さらに、上記側方面Cに対向する側方面Dにあっては、上記側方面Aの場合と同様の配置構成で凸部と凹部とが、側方面Cとは逆位相により配置されている。従って、上記側方面Aと同一の構成により凸部及び凹部が配設されている。
【0059】
即ち、凹部27を介して側面方向に対向して設けられた一対の上方凸部25a,25bと、上記凹部に対して上下方向において下方側に隣接して設けられた下方凸部26とが設けられている。
また、上下方向対向面の凸部29は、夫々円筒形状に形成され、側方面部と同様に、上下方向対向面の凸部29と凹部28とは互いに逆位相に配置されている。
即ち、図1乃至図3に示すように、上方面Eにおいては、中央に形成された凹部28を四隅において周囲を包囲するように4個の凸部29が形成されている。
【0060】
また、下方面Fにおいては、上記上方面Eとは逆位相に凸部と凹部とが配置されており、上記上方面Eにおける5箇所の凹部28の位置には5個の凸部29が形成されると共に、上記4個の凸部29の位置には4個の凹部28が形成されている。
そして、本実施の形態に係るブロック玩具20にあっては、ブロック玩具20の核を形成する本体30から型成形により各凸部25,26,29が突出形成されると共に、上記各凸部25,26,29の間には各凹部27,28が形成されているが、各凸部のうち、上方面E及び下方面Fに配置される凸部29は円筒形状に形成され、側方面A〜Dに配置される凸部は、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部X1と平面部からなる下部Y1を有する柱状に、下方に位置する凸部26,26a,26bは下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部X2と平面部からなる上部Y2を有する柱状に形成された凸部26,26a,26bにより形成されている。
【0061】
図4に示すように、あるブロック玩具20の、例えば、側方面Aに対して、本実施の形態に係るブロック玩具20と同一の構成の他のブロック玩具20aの側方面Bを接合した場合、上記のように、凸部25,26a,26bと凹部27,28とは長さ寸法と高さ寸法が同一に形成されていると共に、互いに対向する面において凸部25,26と凹部27とは互いに逆位相に配置されていることから、上記ブロック玩具20の凹部27にブロック玩具20a側の上方凸部25が嵌合すると共に、凸部26a,26bがブロック玩具20側の上方凸部25a,25bの下方に形成されている空隙部21,22内に配置されることから、2つのブロック玩具20,20aは互いに、ブロック玩具20の側方面A及びブロック玩具20aの側方面Bにおいて接合される。
【0062】
また、この場合、上記のように各凸部25,25a,25bは上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部X1と平面部からなる下部Y1を有し、凸部26,26a,26bは下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部X2と平面部からなる上部Y2を有することから、上記略円弧状の横断面形状部分においては、他のブロック玩具を接合した際に、上記他のブロック玩具の凸部と線接触となるため、接合時の摩擦抵抗が小さくなり、凸部25、26と凹部27との係合もスムーズに行われる。
また、上記ブロック玩具と、上記他のブロック玩具を上下方向に接合する場合は、互いの凸部が全て軸方向に沿った線接触となるため、より接合がスムーズに行われる。
従って、図4に示すように、このように、ブロック玩具20の夫々の面に対して、例えば、同一のブロック玩具20aを接合することにより、連設されたブロック玩具接合体20xを形成することができる。
【0063】
従って、このような要領で、ブロック玩具20の各構成面A,B,C,D,E,Fの6面に関し、夫々、他のブロック玩具20a,20b,20c,20d,20e,20fを接続することにより、図5に示すように、6面夫々に、他の同一のブロック玩具20a,20b,20c,20d,20e,20fを係合させて連設することにより適宜接合させることができ、様々な形象の模型を形作ることができる。
【0064】
このようなブロック玩具20を作製する場合には、上下の型により作成することができる。
上記のように、本実施の形態に係るブロック玩具20にあっては、上型及び下型により上方凸部25,25a,25bと下方凸部26,26a,26bとの間で上型と下型とにより分離して成形されるように型成型で作製される。
【0065】
即ち、上型は図1に示すブロック玩具20の、上端部から上方凸部25,25a,25bまでを形成し、下型は下端部から下方凸部26,26a,26bまでを形成し、パーティングラインPにおいて上型と下型とが上下に分離することにより型成形されるものである。
【0066】
この場合、本実施の形態に係るブロック玩具20にあっては、多数の凸部25,26及び凹部27,21,22,28が存在するが、いずれの凸部25,26及び凹部27,21,22,28も上下方向において上型及び下型の型内表面に接触すると共に上下方向に型抜きした場合、上下方向において障害となる箇所が形成されないことから、上型と下型とにより1回の成形により作製することができる。
【0067】
なお、図6に示すとおり、ブロック玩具20においては、凸部と凹部を側方面AとB、及びCとDにおいて、夫々互いに同位相に形成することもできる。
【0068】
また、図7は、本考案に係るブロック玩具の基本形の他の実施の形態である。
本実施の形態に係るブロック玩具10にあっては、二対の側方対向面A,B,C,Dにおいて、上下2段であって、各側面A,B,C,D,E,Fにおいて2個の凸部15,16、18、19を有し、上型が例えば、上方の凸部16を成型し、下型が例えば、下方の凸部15を成型し、上段の凸部15と下段の凸部16との間で上型と下型との間で、上型と下型とが分離されて型製作されるように構成されている。
【0069】
本実施の形態に係るブロック玩具10にあっては、上記のうち凸部15は、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部X1と平面部からなる下部Y1を有する柱状に、下方に位置する凸部16は下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部X2と平面部からなる上部Y2を有する柱状に形成されており、これらの凸部15,16は前期実施の形態に係るブロック玩具20の凸部25,26,29とも同一に形成され、前期実施の形態の場合と同様に、凸部15,16、18,19は互いに対角線上に配置され、上記凸部15及び凸部16の間には、凹部17が形成されている。
【0070】
そして、前期実施の形態の場合と同様に、側方対向面A,B,C,D及び、上方面E及び下方面Fにおいて、夫々の対向面において凸部15と凹部17とは互いに逆位相に形成されている。
従って、本実施の形態に係るブロック玩具10にあっては、ブロック玩具10同士で相互に係合させることができると共に、例えば、前期実施の形態に係るブロック玩具20に接合させてブロック玩具により構成する形象の構成要素を形成することができる。
【0071】
なお、側方面A,B、C、Dについては、図6に示す、上記ブロック玩具20と同様に、凸部と凹部を側方面AとB、及びCとDにおいて、夫々互いに同位相に形成することもできる。
【0072】
2.側方対向面において上下方向に3段の凸部を有するブロック玩具
図8に示すように、本実施の形態に係るブロック玩具30は、上下方向に3段の凸部を有するブロック玩具に関する。
即ち、本実施の形態に係るブロック玩具30にあっては、二対の側方対向面に上下方向における3段の凸部31,32,33を有するブロック玩具であって、上型及び下型を使用した型成型により作製された2つのブロック玩具構成体41,42を接合することにより形成されている。
【0073】
本実施の形態に係るブロック玩具30にあっては、上記2つのブロック玩具構成体41,42の内、一方のブロック玩具構成体42は2段の凸部32、33を有する二対の側方対向面A,B,C,Dを備えると共に、他方のブロック玩具構成体41は1段の凸部31を有する二対の側方対向面A,B,C,Dを備えている。
【0074】
本実施の形態に係るブロック玩具30にあっては、全体直方体に形成され、長さ方向端部面に相当する側方対向面Aにあっては、全体として4個の凸部が形成されていると共に、長さ方向において上記側方対向面Aに対向する側方対向面Bにあっては、全体として5個の凸部が形成されている。
側方対向面Aにおいては、上記上下方向における3段の凸部は、上段部中央に形成された凸部31と、中段部において上記凸部31の下方に形成された凹部36を介して左右方向に夫々形成された凸部32a,32bと、下段部中央において上記凹部36の下方に形成された凸部33とからなる。
【0075】
上記側方対向面Aに対向する側方対向面Bにあっては、凸部及び凹部の配置が側方対向面Aにおける凸部及び凹部の配置とは逆の位相で配置されている。
即ち、上記側方対向面Aにおける上段部の凸部31に長さ方向において対応する位置には凹部が形成されると共に上記凹部の左右両側方向には夫々凸部が形成され、上記凹部36に対応する部位には凸部が形成され、上記凸部32a,32bに対応する部位には凹部が夫々形成され、上記凸部33に対応する部位には凹部が形成されていると共に、上記凹部の左右両側方向には夫々凸部が形成されている。
なお、側方対向面Bに関しては、本図においては視認できないため図示されていない。
【0076】
また、幅方向両側方面である側方面C及びDにあっては、夫々、9個の凸部及び9個の凹部が夫々、形成されている。側方面Cにおいては、上下3段に凸部31,32,33が形成され、夫々、3個づつ配置されている。
なお、31〜33の形状は、側方面Aの構成と同様である。
即ち、上段の凸部31a,31b,31cは、夫々、凹部35a,35b,35c,35dに隣接して形成されている。中段の凸部32a,32b,32cは、夫々、上記凹部35a,35b,35cの下方に配置されている。
上記中段の凸部32a,32b,32cは、夫々、凹部36a,36b,36cに隣接して配置されている。
【0077】
また、下段の凸部33a,33b,33cは、上記36a,36b,36cの下方において配置されている。従って、側方面Cと幅方向反対側の側方面Dにおいては、上記側方面Cの凸部31,32,33及び凹部35,36の配置とは正反対の配置で凸部及び凹部が形成されている。
【0078】
また、上方面Eにおいては、同様に9個の凸部38が形成されている。この凸部38は、ブロック玩具30の幅方向に沿って、3個づつ3列に形成されている。
幅方向第一列目の凸部38a及び第三列目の凸部38cは、夫々、側方面Cの上段の凸部31a,31b,31cと長さ方向における同一の部位に配置されている。上記第一列目と第三列目との間には上記凸部38a、38cに隣接して凹部39が夫々形成されており、上記凹部39に長さ方向に隣接して第二列目の凹部40が配置されている。
【0079】
また、下方面Fにおいては、上記上方面Eにおける凸部38及び凹部39の配置とは逆の位相により凸部及び凹部が配置されている。なお、下方面Fに関して、本図においては視認できないため図示は省略する。
そして、前記実施の形態に係るブロック玩具20の場合と同様に、各凸部のうち、上方面及び下方面に配置された凸部38は円筒形状に形成され、側方面A〜Dの上段部に配置された凸部31は、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部X1と平面部からなる下部Y1とを有する柱状に形成され、下段部に配置された凸部33は、下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部X2と平面部からなる上部Y2を有する柱状に形成され、中段部に配置された凸部32は立方体により形成されている。上記各凸部31,32,33,38及び各凹部34,35,36,39の大きさ寸法は、前記実施の形態に係るブロック玩具20、10の場合と同一に形成されている。
【0080】
このようにして構成されたブロック玩具30は、図9に示すように、ブロック玩具構成体41及びブロック玩具構成体42を、ブロック玩具構成体41の裏面側41a及びブロック玩具構成体42の上面側42aを適宜、接着剤により接着することにより作製されている。図8に示すように、双方の構成体41,42の接合線Pが側方対向面において上段と中段との間に形成される。
【0081】
上記ブロック玩具構成体41にあっては、長さ方向の側方対向面において1段の凸部31を有し、ブロック玩具構成体42にあっては、側方対向面において3個からなる2段の凸部32,33を有している。
従って、本実施の形態に係るブロック玩具30にあっては、側方対向面において上下方向に3段の凸部及び凹部が長さ方向に沿って互い違いに設けられていることから、前記実施の形態に係るブロック玩具10,20のように上型と下型とにより上下方向において型抜きはできない。
【0082】
しかしながら、図9に示すように、ブロック玩具構成体41及びブロック玩具構成体42であれば、前記実施の形態に係るブロック玩具10,20の場合と同様に、上型及び下型の1回の型抜きで、ブロック玩具構成体41及びブロック玩具構成体42を作製することができる。
従って、作製されたブロック玩具構成体41及びブロック玩具構成体42を上記のように接合することにより、型成形では作製不可能な、側方対向面において上下方向に3段の凸部及び凹部を相互に互い違いの位置に有するブロック玩具30を作製することができる。
【0083】
このように構成されたブロック玩具30は、前記ブロック玩具20の場合と同様に、ブロック玩具30同士で互いに凸部と凹部とを係合させて接合することができると共に、前記ブロック玩具20,10とも、凸部及び凹部の大きさ寸法が同一であることから、相互に接合することができる。
【0084】
図10及び図11は、上記図8及び図9に示すブロック玩具30と同様に、側方対向面において上下方向に3段の凸部を有するブロック玩具を示す。
しかしながら、本実施の形態に係るブロック玩具50にあっては、中段の凸部において上下方向に2分割する部位において、上下方向に接合された2つのブロック玩具構成体51,52により形成されている点で前記ブロック玩具30とは異なる。
【0085】
本実施の形態に係るブロック玩具50にあっては、6面体を構成する二対の側方対向面A,B,C,Dにおいて、凸部が上下3段に形成され、夫々の対向面では、4個の凸部及び5個の凸部が設けられている。
即ち、図10に示すように、側方面Aにおいては、2個の上段の凸部51、51が設けられ、これらの凸部51,51の間には凹部52が形成されている。上記凹部52の下方には中段の凸部53が形成されており、この中段の凸部53の両側方には凹部56,56が形成されると共に、下方には凹部54が形成され、この凹部54の幅方向両側には凸部55,55が設けられている。
【0086】
上記側方面Aに対向する側方面Bにおいては、上記凸部及び凹部は逆位相により形成されていることから、上記凹部52,54,56の部位には凸部が夫々形成されると共に、上記凸部51,53,55の部位には凹部が夫々形成されている。なお、側方面Bはこの状態において視認不可能であることから図示は省略する。
【0087】
同様に、側方面Cにおいては、上段の凸部57が設けられ、この凸部57の両側には凹部58,58が形成されている。上記凸部57の下方には凹部59が形成され、この凹部59の両側には中段の凸部60,60が設けられている。
また、上記凹部59の下方には下段の凸部61が設けられており、この凸部61の両側方には凹部62,62が形成されている。
また、側方面Cに対向する側方面Dにおいては、上記事情と同様に、上記凸部及び凹部は逆位相により形成されていることから、上記凹部58,59,62に対向する部位には夫々凸部が形成されると共に、上記凸部57,60,61に対向する部位には夫々凹部が形成されている。なお、側方面Dはこの状態において視認不可能であることから図示は省略する。
なお、各側方面の上下方向3段の凸部51,53,55、57,60、61の形状は、上記図8におけるブロック玩具30と同様に上段に配置された凸部51,57は、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部X1と平面部からなる下部Y1とを有する柱状に形成され、下段部に配置された凸部55,61は、下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部X2と平面部からなる上部Y2を有する柱状に形成され、中段部の凸部53,60については立方体に形成されている。
【0088】
また、上下方向対向面E,Fにおいても同様に、凸部と凹部とは互いに逆位相に配置されている。即ち、上方面Eにおいては、全体として5個の凸部が形成されている。即ち、中央に形成された凸部63の四隅部を包囲するように4個の凸部64が形成されており、上記中央の凸部63の各辺の周囲には4つの凹部65が形成されている。
【0089】
また、下方面Fにおいては、上記上方面Eとは逆位相に凸部と凹部とが配置されており、上記上方面Eにおける5個の凸部63,64の位置には5個の凹部が形成されると共に、上記4個の凹部65の位置には4個の凸部が形成されている。下方面Fは視認できないことから詳細な図示は省略する。なお、各凸部及び各凹部の大きさ寸法に関する要件は前記図8及び図9に示す実施の形態に係るブロック玩具30の場合と同様である。
【0090】
そして、このように構成されたブロック玩具50は、図11に示すように、ブロック玩具構成体51及びブロック玩具構成体52を、ブロック玩具構成体51の裏面側51a及びブロック玩具構成体52の上面側52aを適宜、接着剤により接着することにより作製されている。
図10に示すように、この場合の双方の構成体51,52の接合線P1が側方対向面において中段の凸部60の上下方向中間部に表示される。
【0091】
前記実施の形態に係るブロック玩具構成体41,42とは異なり、上記ブロック玩具構成体51,52は、同一の大きさに形成され、いずれも、側方面において、上下方向に1段と半分の段部の凸部を有している。
従って、本実施の形態に係るブロック玩具50にあっては、側方対向面において上下方向に3段の凸部51,53,55,57,60,61が長さ方向に沿って互い違いに設けられていることから、前記実施の形態に係るブロック玩具10,20のように上型と下型とにより上下方向において型抜きはできない。
【0092】
しかしながら、図11に示すように、ブロック玩具構成体51及びブロック玩具構成体52であれば、前記実施の形態に係るブロック玩具10,20の場合と同様に、上型及び下型の1回の型抜きで、ブロック玩具構成体51及びブロック玩具構成体52を作製することができる。
従って、作製されたブロック玩具構成体51及びブロック玩具構成体52を上記のように接合することにより、型成形では作製不可能な、側方対向面において上下方向に3段の凸部及び凹部を相互に互い違いの位置に有するブロック玩具50を作製することができる。
【0093】
従って、このように構成されたブロック玩具50は、前記ブロック玩具20,30の場合と同様に、ブロック玩具50同士で互いに凸部と凹部とを係合させて接合することができると共に、前記ブロック玩具20,10,30とも、凸部及び凹部の大きさ寸法が同一であることから、相互に接合することができる。
【0094】
なお、本例においても、図6に示す、上記ブロック玩具20と同様に、凸部と凹部を側方面AとB、及びCとDにおいて、夫々互いに同位相に形成することもできる。
【0095】
3.側方対向面において上下方向に4段の凸部を有するブロック玩具
図12及び図13に示すように、上記の手法により、側方対向面において上下方向に4段の凸部を有するブロック玩具を作製することもできる。
即ち、本実施の形態に係るブロック玩具70は、二対の側方対向面A,B,C,Dに上下方向に4段の凸部を有するブロック玩具であって、上型及び下型を使用した型成型により作製された2つのブロック玩具構成体71,72を接合して形成されている。
【0096】
そして、上記2つのブロック玩具構成体71,72は、夫々、2段の凸部74,75,77,78,80,82を有する一対の側方対向面A,B,C,Dを備えている。
上記上下方向における4段の凸部は、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部Y1と平面部からなる下部Y1を有する柱状に形成された最上段の凸部74と、下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部X2と平面部からなる上部Y2とを有する柱状に形成された最下段の凸部78,82及び、立方体形状の中段凸部75、77,80から形成され、上段において凹部73を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部74,74と、上記凹部73の下方に隣接して設けられた上方中段の凸部75と、上記上方中段の凸部75の下方に隣接して設けられる凹部76を介して側面方向に対向して設けられた一対の下方中段の凸部77,77と、上記凹部76の下方に隣接して設けられた下段の凸部78とを含んでいる。
【0097】
本実施の形態にあっては、ブロック玩具70の側方面Aにおいては、全体として8個の凸部が形成されており、上段の凸部74の側方には凹部86が形成され、上記上方中段の凸部75の側方には凹部79が形成され、この凹部79を介してその側方には凸部80が形成されている。
従って、上方中段においては、凸部75及び凸部80が形成されている。
また、下方中段の凸部77の側方には凹部85が形成され、下段の凸部78の側方には凹部81が形成され、この凹部81を介して凸部82が形成され、上記上方中段においては凸部75の側方には凹部83が形成され、上記凸部78の側方には凹部84が形成されている。
【0098】
そして、上記実施の形態に係るブロック玩具50の場合と同様に、上記側方面Aに対向する側方面Bにおいては、上記凸部及び凹部は逆位相により形成されていることから、上記凹部73,76,79,81,83,84,85,86に対応する部位には凸部が夫々形成されると共に、上記凸部74,75,77,78,80,82に対応する部位には凹部が夫々形成されている。なお、視認不可能であることから図示は省略する。
【0099】
同様に、側方面Cにおいては、上記側方面Aと左右線対称の状態で凸部及び凹部が形成されている。そして、側方面Cに対向する側方面Dにおいては、上記同様に側方面Cの凸部及び凹部とは逆位相により凸部及び凹部が形成されている点に関しては前記実施の形態と同様である。
また、上下方向対向面E,Fにおいても同様に、凸部と凹部とは互いに逆位相に配置され、上方面Eにおいては、全体として8個の凸部が形成されている。即ち、幅方向に沿って4列の凸部87が形成され、これらの凸部87の間には夫々隣接して凹部88が形成されている。
【0100】
また、下方面Fにおいては、上記上方面Eとは逆位相に凸部と凹部とが配置されている。下方面Fは視認できないことから詳細な図示は省略する。なお、各凸部及び各凹部の形状、大きさ寸法に関する要件は前記実施の形態に係るブロック玩具30の場合と同様である。
そして、このように構成されたブロック玩具70は、図13に示すように、ブロック玩具構成体71及びブロック玩具構成体72を、ブロック玩具構成体72の裏面側72a及びブロック玩具構成体71の上面側71aを適宜、接着剤により接着することにより作製されている。
【0101】
従って、本実施の形態に係るブロック玩具70にあっては、側方対向面A,B,C,Dにおいて上下方向に4段の凸部74,75,77,78,80,82及び凹部73,76,79,81,83,84,85,86,88が長さ方向に沿って互い違いに設けられていることから、前記実施の形態に係るブロック玩具10,20のように上型と下型とにより上下方向において型成形はできない。
しかしながら、図13に示すように、ブロック玩具構成体71及びブロック玩具構成体72であれば、前記実施の形態に係るブロック玩具10,20の場合と同様に、上型及び下型の1回の型抜きで、ブロック玩具構成体71及びブロック玩具構成体72を作製することができる。
【0102】
従って、作製されたブロック玩具構成体71及びブロック玩具構成体72を上記のように接合することにより、型成形では作製不可能な、側方対向面において上下方向に4段の凸部及び凹部を相互に互い違いの位置に有するブロック玩具70を作製することができる。
従って、このように構成されたブロック玩具70は、前記ブロック玩具20,30,50の場合と同様に、ブロック玩具70同士で互いに凸部と凹部とを係合させて接合することができると共に、前記ブロック玩具20,10,40、50とも、凸部及び凹部の大きさ寸法が同一であることから、相互に接合することができる。
【0103】
なお、本例においても、図6に示す、上記ブロック玩具20と同様に、凸部と凹部を側方面AとB、及びCとDにおいて、夫々互いに同位相に形成することもできる。
【0104】
4.バリエーション
(1)上記第一の実施の形態に係るブロック玩具にあっては、6面体を構成する二対の側方対向面A,B,C,Dにおいて、凸部が上下2段に形成され、全体として各面において3個の凸部25a,25b,26、及び25,26a,26bを有する場合を例に説明したが、凸部が上下2段に形成される場合であっても、上記実施の形態に限定されることなく、例えば、図14に示すブロック玩具90のように、一対の側方面A,Bのみが3個の凸部により形成され、他の一対の対向する側方面C,Dが多数個の凸部25,26a,26bにより形成されていてもよい。図14に示す実施の形態にあっては、一対の側方面C,Dは、夫々、7個の凸部により形成されている。
【0105】
このような、側方面を構成する凸部及び凹部の個数に関しては、側方面が2段の凸部により構成されている場合には、上型及び下型の幅寸法及び長さ寸法を設計変更することにより対応することができることから、容易に型成形により形成することができ、様々な長さの上下2段からなる凸部を有するブロック玩具を作製して、様々な用途に適用することができる。
【0106】
(2)また、図15に示すように、上記各実施の形態に係るブロック玩具20等を型成形する場合に、上記ブロック玩具20の上面及び下面部に形成されている凹部と、上記二対の側方対向面A,B及びC、Dに形成された凸部25、26において、略円弧状の横断面形状を有する面の対向面には、上下方向に円筒状空隙89を形成することもできる。
このようにして円筒状空隙89を形成してブロック玩具を型成形にした場合には、各凸部を中実の状態で型成形した場合には、型抜きをした場合に、いわゆる「ヒケ」と称する事態が生じ、凸部各側方面が収縮してしまい、平滑な側方面を形成することが困難な場合があるが、このように円筒状空隙部89を形成した場合には、そのような「ヒケ」の事態を防止して、平滑な側方面を有する凸部を備えた外観品質の高いブロック玩具を提供することができる。
また、同時に、材料となる合成樹脂の量を減らして製作コストを低減することができる。
また、図16に示すように、上記各実施の形態に係るブロック玩具20を型成型する場合に、上面部及び下面部に形成された凸部29に、上下方向に貫通孔部89bを形成することもできる。
上記構成とすることにより、凸部29の弾性が増加し、型成型による若干の製造誤差があった場合であっても、有効に製造誤差を吸収して相互に連設することが可能なブロック玩具を提供することができる。
【0107】
(3)また、図17〜20に示すように、上方面及び下方面に形成される凸部の形状を適宜変更することもできる。
また、側方面に形成される凸部の形状についても、円柱状の他、三角柱、方形、立方体、五角柱、六角柱、八角柱等の多角形柱状に適宜変更することができる。
【0108】
例えば、図17に示すように、前記第一の実施の形態に係るブロック玩具20と基本的に同様の形状のブロック玩具93において、上方面に設けられる凸部92を、三角柱状に型成形することもでき、さらに、図18に示すように、上方面及び下方面において六角柱状の凸部92を型成形したブロック玩具94を作製することもできる。
このように、上方面及び下方面に設けられる凸部の形状に関しては、上型及び下型の成形側面の形状を適宜変更することにより型成形することができるため、様々な形状の凸部を上方面及び下方面に有するブロック玩具を作製することができる。
【0109】
さらに、図19に示すように、各6面のすべてにおいて、円柱状の凸部を有するブロック玩具を型成形により作製することもできる。図18に示すブロック玩具101においては、前記第一の実施の形態に係るブロック玩具20を基礎として、全ての凸部の形状を円柱状にして構成したものである。
上記図17〜図20に示す態様のブロック玩具93,94,101においては、各種形状の凸部92,93,95は、図1〜14に示す実施の形態に係るブロック玩具の凸部18,19,25,26,29,31,32,33,38,39,51,53,55,74,80,82,87,88と同一の寸法に形成されている。
従って、いずれの形状のブロック玩具10,20,30,50,70,90,93,94,101であっても凸部の大きさ寸法は全て同一であることから相互に嵌合が可能であり、多様な組み合わせによる形象の構成を行うことができる。
【0110】
また、図20に示すように、前記第1の実施の形態に係るブロック玩具20において、6面全ての凸部を、同一寸法Lを有する立方体により形成することもできる。
上記の場合は、図21、図22に示すように凸部25,26の間に若干の空隙部Sが形成されることによって、凸部25,26の凹部27との係合がスムーズに行われる。
また、他の実施例おける各ブロック玩具10,30、50,70においても、上記と同様に、全ての凸部を立方体にて形成し、同一面に形成された各凸部のい間に間隙部を設けることで、同様の作用効果を得ることができる。
【0111】
本実施の形態に係るブロック玩具101を作製する場合にも、ブロック玩具20の場合と同様に、二対の側方対向面A,B,C,Dにおいて、凸部95が上下2段に形成されていることから、第一の実施の形態に係るブロック玩具20の場合と同様に、型成形する場合には上型及び下型によって、一回の型抜きにより作製することができる。
【0112】
但し、本実施の形態に係るように、側円柱状凸部95を有するブロック玩具101を上型及び下型により型成形する場合には、図23に示すように、夫々の型96,97の、例えば、側方面C,Dにおいて、互いに、円柱状凸部95a,95b,95bの上下方向半分を一方の型96,97が夫々成型することとなることから、下型97の上方側凸部95aの下方部98を成形する部位99及び、上型96の下方側凸部95bの上方側内方部23を成形する部位100は、いずれも側方半円状の型断面を有することから、鋭角的な型先端部を有することとなる。
【0113】
この場合、上型96及び下型97の型成型時における双方の型の離合の際の上下方向における摺接による型の損傷を考慮した場合、図24に示すように、上記部位99,100に所定の厚さ寸法を持たせ、型の離合の際の上下方向における摺接による剛性を保持させるように構成した場合には、経年時においても上型96及び下型97の上記部位99,100の損傷の少ない型を提供することができる。
【0114】
この場合、上記円柱状凸部95a,95b,95bは完全な円柱ではなく、上方側凸部95aにあっては、下方両側部が切除された形状となると共に、下方側凸部95b,95bにあっては、内方側上部が夫々切除された形状となる。
【0115】
また、前記第一の実施の形態に係るブロック玩具20の型成型時における、上下夫々の型断面形状を図25に、上記ブロック玩具20の側方面に形成される凸部の形状が、立方体、三角柱、五角柱、六角柱、八角柱の場合における上下夫々の型断面形状を夫々図26〜図30に示す。
図25〜27に示すように、側方面に形成される凸部の形状が、前記第一の実施例の場合、及び三角柱若しくは立方体の場合は、上型96及び下型97に、鋭角的な型先端部が生じることが無いため、型作成が容易であると共に、経年による型損傷が生じにくい。
一方、図28〜30のように、側方面に形成される凸部の形状が、五角柱、六角柱、及び八角柱の場合は、凸部形状が円柱状の場合と同様に、側方面C,Dにおいて、凸部の上下方向半分を一方の型96,97が夫々成型することとなることから、下型97の上方側凸部95aの下方部98を成形する部位99及び、上型96の下方側凸部95bの上方側内方部23を成形する部位100は、いずれも、鋭角的な型先端部を有することとなる。
【産業上の利用可能性】
【0116】
本発明は、広く型成型により製作されるブロック玩具及びその製造方法に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0117】
【図1】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形を示す平面図である。
【図3】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形を示す底面図である。
【図4】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、2個の基本形を側方対向面において接合する状態を示す説明図である。
【図5】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態に係る基本形を用いて、6面方向にブロック玩具を接合する状態を仮想線で示す斜視図である。
【図6】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、対向する側方面の凸部及び凹部を同位相に形成した場合の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係るブロック玩具の他の実施の形態であって、対向側方面において上下3段の凸部を有する態様を示す斜視図である。
【図9】本発明に係るブロック玩具の他の実施の形態であって、対向側方面において上下3段の凸部を有する態様を示し、上下方向に2つのブロック玩具構成体を接合して作製する場合を分解して示す斜視図である。
【図10】本発明に係るブロック玩具の実施の形態であって、対向側方面において上下3段の凸部を有する態様の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図11】本発明に係るブロック玩具の実施の形態であって、対向側方面において上下3段の凸部を有する態様の他の実施の形態を示し、上下方向において2つのブロック玩具構成体を接合して作製する状態を示す斜視図である。
【図12】本発明に係るブロック玩具の他の実施の形態であって、対向側方面において上下4段の凸部を有する態様の実施の形態を示す斜視図である。
【図13】本発明に係るブロック玩具の実施の形態であって、対向側方面において上下4段の凸部を有する態様の実施の形態を示し、上下2つのブロック玩具構成体を接合してブロック玩具を作製する状態を分解して示す斜視図である。
【図14】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図15】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図16】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図17】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図18】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図19】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図20】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、基本形の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図21】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、図20に示すブロック玩具の平面図である。
【図22】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態であって、図20に示すブロック玩具の底面図である。
【図23】図19に示すブロック玩具を型成型する場合の上型及び下型の型断面を示す断面図である。
【図24】図19に示すブロック玩具を型成型する場合の上型及び下型の型断面の他の実施の形態を示す断面図である。
【図25】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態において、側方面部の凸部が上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状、及び下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成されている場合の上型及び下型の型断面の実施の形態を示す断面図である。
【図26】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態において、側方面部の凸部が立方体に形成されている場合の上型及び下型の型断面の実施の形態を示す断面図である。
【図27】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態において、側方面部の凸部が三角柱状に形成されている場合の上型及び下型の型断面の実施の形態を示す断面図である。
【図28】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態において、側方面部の凸部が五角柱状に形成されている場合の上型及び下型の型断面の実施の形態を示す断面図である。
【図29】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態において、側方面部の凸部が六角柱状に形成されている場合の上型及び下型の型断面の実施の形態を示す断面図である。
【図30】本発明に係るブロック玩具の一実施の形態において、側方面部の凸部が八角柱状に形成されている場合の上型及び下型の型断面の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0118】
10 ブロック玩具
15 凸部
16 凸部
17 凹部
18 凸部
19 凸部
20 ブロック玩具
21 凹部
22 凹部
25 凸部
25a 凸部
25b 凸部
26 凸部
26a 凸部
26b 凸部
27 凹部
28 凹部
29 凸部
30 ブロック玩具本体
31 凸部
32 凸部
33 凸部
35 凹部
36 凹部
37 凸部
38 凸部
39 凹部
41 ブロック玩具構成体
42 ブロック玩具構成体
44 凸部
45 凹部
50 ブロック玩具
51 ブロック玩具構成体
51a 裏面側
52 ブロック玩具構成体
52a 上面側
53 凸部
54 凹部
55 凸部
56 凹部
57 凸部
58 凹部
59 凹部
60 凸部
61 凸部
62 凹部
63 凸部
64 凸部
70 ブロック玩具
71 ブロック玩具構成体
71a 上面側
72 ブロック玩具構成体
72a 裏面側
73 凹部
74 凸部
75 凸部
76 凹部
77 凸部
78 凸部
79 凹部
80 凸部
81 凹部
82 凸部
83 凹部
84 凹部
85 凹部
86 凹部
87 凸部
89 空隙部
89b貫通孔
90 ブロック玩具
91 円柱状凸部
92 凸部
93 ブロック玩具
94 ブロック玩具
95 凸部
95a 凸部
95b 凸部
96 上型
97 下型
98 下方部
99 下型の上方側凸部の下方部を成型する部位
100 上型の下方側凸部の上方側内方部を成形する部位
101 ブロック玩具
A 側方面(側方対向面)
B 側方面(側方対向面)
C 側方面(側方対向面)
D 側方面(側方対向面)
E 上方面
F 下方面
P 接合線
P1 接合線

Claims (34)

  1. 6面体からなり、相互に係合して連設可能に形成されているブロック玩具であって、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成されると共に、二対の側方対向面が上下2段の凸部を有し、上型により上段の凸部が作製されると共に下型により下段の凸部が作製され、上段の凸部と下段の凸部との間で上型と下型とが分離して成形されるように型成型で作製されることを特徴とするブロック玩具。
  2. 上記上下2段の凸部は、凹部を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部と、上記凹部に対して上下方向に隣接して設けられた他の凸部とを含むことを特徴とする請求項1記載のブロック玩具。
  3. 6面体からなり、相互に係合して連設可能に形成されているブロック玩具であって、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成されると共に、二対の側方対向面に上下方向における3段の凸部を有し、上型及び下型を使用した型成型により作製された2つのブロック玩具構成体を接合して形成されていることを特徴とするブロック玩具。
  4. 上記2つのブロック玩具構成体の内、一方のブロック玩具構成体は上下2段の凸部を有する二対の側方対向面を備えると共に、他方のブロック玩具構成体は上下1段の凸部を有する二対の側方対向面を備えていることを特徴とする請求項3記載のブロック玩具。
  5. 一対の側方対向面の一方において、上記上下方向における3段の凸部が、上下方向に沿って設けられた2つの凹部の両側方に夫々配置された一対の凸部と、上記凹部に上下方向において隣接して配置された凸部とを有し、
    上記一対の側方対向面の他方において、上記上下方向における3段の凸部が、上下方向に沿って設けられた2つの凸部と、上記2つの凸部の上下方向において隣接して配置された凹部と、上記凹部の左右方向に隣接する凸部とを有することを特徴とする請求項4記載のブロック玩具。
  6. 上記2つのブロック玩具構成体は、夫々、1段目の凸部及び2段目の凸部の上下方向における半部を有する二対の側方対向面を備えていることを特徴とする請求項3記載のブロック玩具。
  7. 上記上下方向における3段の凸部は、中段部において凹部を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部と、上記凹部に上下方向に隣接して設けられ、互いに対向する他の一対の凸部とを含むことを特徴とする請求項6記載のブロック玩具。
  8. 6面体からなり、相互に係合して連設可能に形成されているブロック玩具であって、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成されると共に、二対の側方対向面に上下方向に4段の凸部を有し、上型及び下型を使用した型成型により作製された2つのブロック玩具構成体を接合して形成されていることを特徴とするブロック玩具。
  9. 上記2つのブロック玩具構成体は、夫々、2段の凸部を有する一対の側方対向面を備えていることを特徴とする請求項8記載のブロック玩具。
  10. 上記上下方向における4段の凸部は、凹部を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部と、上記凹部に対して上下方向に隣接して設けられた凸部と、上記凸部に対して上下方向に隣接して設けられる凹部を介して側面方向に対向して設けられた一対の凸部と、上記凹部に対して上下方向に隣接して設けられた凸部を含むことを特徴とする請求項8又は9のいずれか1項に記載のブロック玩具。
  11. 上記凸部及び凹部は方体に形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のブロック玩具。
  12. 上記凸部及び凹部は同一の寸法の立方体に形成されていることを特徴とする請求項11記載のブロック玩具。
  13. 上記相互に隣接する凸部の間には間隙部が形成されていることを特徴とする請求項11若しくは12いずれか1項に記載のブロック玩具。
  14. 上記凸部は多角柱状に形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のブロック玩具。
  15. 上記凸部は、三角柱状に形成されていることを特徴とする請求項14記載のブロック玩具。
  16. 上記凸部は、五角柱状に形成されていることを特徴とする請求項14記載のブロック玩具。
  17. 上記凸部は、六角柱状に形成されていることを特徴とする請求項14記載のブロック玩具。
  18. 上記凸部は、八角柱状に形成されていることを特徴とする請求項14記載のブロック玩具。
  19. 上記凸部は、円柱状に形成されていることを特徴とする請求項1〜10いずれか1項に記載のブロック玩具。
  20. 上記二対の側方対向面に形成された凸部は、上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状、及び下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成されていることを特徴とする、請求項1記載のブロック玩具。
  21. 上記凸部は上下2段に形成され、上方側凸部は上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状に形成されると共に、下方側凸部は下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成されることを特徴とする、請求項20記載のブロック玩具。
  22. 上記凸部は上下3段に形成され、上方側凸部は上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状に形成されると共に、下方側凸部は下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成され、中段は方体に形成されていることを特徴とする、請求項記載のブロック玩具。
  23. 上記凸部は上下4段に形成され、上方側凸部は上方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の上部を有する柱状に形成されると共に、下方側凸部は下方に向かって膨出する略円弧状の横断面形状の下部を有する柱状に形成され、中段2列は方体に形成されていることを特徴とする、請求項記載のブロック玩具。
  24. 上記ブロック玩具の上面部及び下面部に形成された凸部は、円柱状に形成されていることを特徴とする、請求項1〜23いずれか1項に記載のブロック玩具。
  25. 上記ブロック玩具の上面及び下面部に形成されている凹部と、上記二対の側方対向面に形成された凸部の、略円弧状の横断面形状を有する面の対向面には、上下方向に円筒状空隙が設けられていることを特徴とする、請求項2023いずれか1項記載のブロック玩具。
  26. 上記ブロック玩具の上面部及び下面部に形成された凸部には、上下方向に貫通孔部が設けられていることを特徴とする請求項1〜25いずれか1項記載のブロック玩具。
  27. 上記ブロック玩具は、合成樹脂により形成されていることを特徴とする、請求項1〜26いずれか1項記載のブロック玩具。
  28. 上記合成樹脂は、ABS樹脂であることを特徴とする請求項27記載のブロック玩具。
  29. 上記合成樹脂は、スチロール樹脂であることを特徴とする請求項27記載のブロック玩具。
  30. 上記合成樹脂は、ポリエチレン樹脂であることを特徴とする請求項27記載のブロック玩具。
  31. 上記合成樹脂は、ポリプロピレン樹脂であることを特徴とする請求項27記載のブロック玩具。
  32. 上型と下型とにより、6面体であって、側方面に上下2段の凸部を有するブロック玩具を製造するブロック玩具の製造方法であって、二対の側方対向面が上下2段の凸部を有し、上型により上段の凸部が作製されると共に下型により下段の凸部が作製され、上段の凸部と下段の凸部との間で上型と下型とが分離して成形されるように型成型で作製されることを特徴とするブロック玩具の製造方法。
  33. 上記ブロック玩具は相互に係合して連設可能に形成され、各面部には複数の凸部と凹部とが設けられ、上記凹部は上記凸部に対して上方、下方及び左右方向に隣接する部位に形成されると共に上記凹部は上記凸部を収納可能な大きさに形成されていることを特徴とする請求項32記載のブロック玩具の製造方法。
  34. 側方面に上下2段の凸部を有するブロック玩具構成体及び側方面に上下1段以上の凸部を有するブロック玩具構成体を接合することにより側方面に上下方向に3段以上の凸部を有するブロック玩具を作製することを特徴とする請求項32記載のブロック玩具の製造方法。
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