JP5026260B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、駆動装置を搭載したかごが昇降路内を昇降される自走式のエレベータ装置に関するものである。
従来、昇降路の省スペース化を図るために、かごの下部に駆動装置を搭載した自走式のエレベータ装置が提案されている。このような従来のエレベータ装置では、互いに平行な回転軸を有する第1のシーブ及び第2のシーブがかごの下部に設けられている。各シーブの回転軸は、それぞれ水平に配置されている。かごは、各シーブにそれぞれ連続的に巻き掛けられた第1のロープ及び第2のロープにより吊り下げられている。各シーブの一方は、駆動装置の駆動力により回転される。かごは、駆動装置の駆動力によってシーブが回転されることにより、昇降路内を昇降される(特許文献1参照)。
特開平10−273274号公報
しかし、駆動装置の駆動力により回転されるシーブの回転軸が水平に配置されているので、駆動装置やシーブの外径が大きくなると、かご全体の高さ方向についての寸法が大きくなってしまう。これにより、昇降路の省スペース化を図ることが困難になってしまい、エレベータ装置が大形化してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、昇降路の省スペース化を図ることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内を昇降可能なかご、及び第1の主索及び第2の主索を含み、第1及び第2の主索のそれぞれの上端部が昇降路の上部に固定され、かごを吊り下げる主索体と、かごに設けられ、各上端部からの第1及び第2の主索を水平方向へそれぞれ導く一対のかご吊り用プーリと、各かご吊り用プーリからの第1及び第2の主索のそれぞれが巻き掛けられた駆動シーブを含み、かごに設けられた駆動装置と、かごに設けられ、駆動シーブからの第1及び第2の主索をかごの下方へそれぞれ導く一対の巻き付け用プーリとを有し、駆動シーブの回転によりかごを昇降させる駆動吊り下げ装置を備え、駆動シーブは、鉛直方向に沿って配置された回転軸を中心に回転される。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す斜視図である。 図1のエレベータ装置を示す上面図である。 図1のエレベータ装置を示す側面図である。 図3のかごの下部を示す拡大図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す上面図である。 図5のエレベータ装置を示す側面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す斜視図である。また、図2は、図1のエレベータ装置を示す上面図である。図において、昇降路1内には、一対のガイドレール2,3が設置されている(図2)。各ガイドレール2,3間には、かご4が昇降可能に配置されている。
かご4は、複数本の第1の主索5及び複数本の第2の主索6を有する主索体7により昇降路1内に吊り下げられている。各第1の主索5の上端部5a及び各第2の主索6の上端部6aは、昇降路1の上部にそれぞれ固定されている。また、各第1の主索5の下端部5b及び各第2の主索6の下端部6bは、かご4の下方へそれぞれ下ろされている。なお、図では、簡単のために、第1及び第2の主索5,6が1本ずつ示されている。
かご4の下部の中央には、かご4を昇降させる駆動力を発生する巻上機(駆動装置)8が設けられている。巻上機8は、モータを含む駆動装置本体9と、駆動装置本体9の下方に配置され、駆動装置本体9の駆動力により回転される駆動シーブ10とを有している。駆動シーブ10は、鉛直方向に沿って配置された回転軸を中心に回転される。即ち、巻上機8は、水平に配置されている。また、巻上機8は、径方向の寸法が軸方向の寸法よりも大きい薄形の巻上機とされている。
かご4の下縁部には、各上端部5a,6aからの第1及び第2の主索5,6を水平方向へそれぞれ導く一対のかご吊り用プーリ11,12と、水平方向に張られた第1及び第2の主索5,6をかご2の下方へそれぞれ導く一対の巻き付け用プーリ13,14とが設けられている。駆動シーブ10には、各かご吊り用プーリ11,12からの第1及び第2の主索5,6がそれぞれ巻き掛けられている。また、駆動シーブ10からの第1及び第2の主索5,6は、各巻き付け用プーリ13,14によりかご2の下方へそれぞれ導かれている。
即ち、各第1の主索5は、上端部5aから、一方のかご吊り用プーリ11、駆動シーブ10及び一方の巻き付け用プーリ13の順に巻き掛けられ、下端部5bに至っている。また、各第2の主索6は、上端部6aから、他方のかご吊り用プーリ12、駆動シーブ10及び他方の巻き付け用プーリ14の順に巻き掛けられ、下端部6bに至っている。
各かご吊り用プーリ11,12及び各巻き付け用プーリ13,14は、水平に配置された回転軸を中心にそれぞれ回転可能になっている。また、各かご吊り用プーリ11,12は、駆動シーブ10の回転軸に関して対称に配置されている。さらに、各巻き付け用プーリ13,14も、駆動シーブ10の回転軸に関して対称に配置されている(図2)。これにより、駆動シーブ10の回転軸が各第1の主索5から受ける荷重と、駆動シーブ10の回転軸が各第2の主索6から受ける荷重とが相殺され、巻上機8の小形化が図られる。
また、昇降路1の垂直投影面内において、一方のかご吊り用プーリ11の中心及び一方の巻き付け用プーリ13の中心のそれぞれと駆動シーブ10の回転軸とを結ぶ2本の直線がなす角度は、鋭角になっている。さらに、昇降路1の垂直投影面内において、他方のかご吊り用プーリ12の中心及び他方の巻き付け用プーリ14の中心のそれぞれと駆動シーブ10の回転軸とを結ぶ2本の直線がなす角度も、鋭角になっている(図2)。これにより、第1及び第2の主索5,6のそれぞれの駆動シーブ10に対する巻き付け角が確保される。
第1の主索5には、第1の主索5に張力を与えるための張力手段である第1のおもり15が吊り下げられている。第1のおもり15は、第1の主索5の下端部5bに設けられている。また、第2の主索6には、第2の主索6に張力を与えるための張力手段である第2のおもり16が吊り下げられている。第2のおもり16は、第2の主索6の下端部6bに設けられている。この例では、第1及び第2のおもり15,16は、第1及び第2の主索5,6のそれぞれに独立して設けられている。
図3は、図1のエレベータ装置を示す側面図である。また、図4は、図3のかご4の下部を示す拡大図である。図に示すように、一方のかご吊り用プーリ11及び一方の巻き付け用プーリ13のかご4に対する上下方向の位置は、第1の主索5の駆動シーブ10に巻き掛けられた部分が水平になるように調整されている。即ち、かご吊り用プーリ11及び巻き付け用プーリ13は、かご吊り用プーリ11の下部の高さと巻き付け用プーリ13の上部の高さとが一致するように配置されている。
また、他方のかご吊り用プーリ12及び他方の巻き付け用プーリ14のかご4に対する上下方向の位置は、第2の主索6の駆動シーブ10に巻き掛けられた部分が水平になるように調整されている。即ち、かご吊り用プーリ12及び巻き付け用プーリ14は、かご吊り用プーリ12の下部の高さと巻き付け用プーリ14の上部の高さとが一致するように配置されている。
なお、駆動吊り下げ装置17は、主索体7、巻上機8、一対のかご吊り用プーリ11,12及び一対の巻き付け用プーリ13,14を有している。
次に、動作について説明する。かご4を上昇させる場合には、図2に示すように、駆動シーブ10を反時計回り(各かご吊り用プーリ11,12から駆動シーブ10側へ第1及び第2の主索5,6を引く方向、A方向)に回転させる。これにより、第1及び第2の主索5,6は、各かご吊り用プーリ11,12から駆動シーブ10へそれぞれ移動され(即ち、B方向へ移動され)、駆動シーブ10から各巻き付け用プーリ13,14へそれぞれ移動される(即ち、C方向へ移動される)。これにより、かご4が上昇する。
かご4を下降させる場合には、上記と反対方向へ駆動シーブ10を回転させる。これにより、上記と逆の動作を行い、かご4が下降する。
ここで、かご4を移動させるために巻上機8が発生する駆動トルクTqは、以下の式(1)により表される。
Tq=(Wc+CAP)・D…(1)
なお、Wcはかご4の質量、CAPはかご4の積載質量、Dは駆動シーブ10の直径である。
式(1)から分かるように、かご4の質量Wcと積載質量CAPとが大きくなると、駆動トルクTqが大きくなる。また、ガイドレール2,3には、駆動シーブ10の回転により、水平方向の押圧力がかご4から与えられるので、駆動トルクTqが大きくなると、かご4とガイドレール2,3との接触抵抗が大きくなり、かご4の走行抵抗が大きくなる。このようなことから、この実施の形態1では、かご4の積載量が比較的小さいエレベータ装置とするのが望ましい。
このようなエレベータ装置では、鉛直方向に沿って配置された回転軸を中心に回転される駆動シーブ10を有する巻上機8と、各上端部5a,6aからの第1及び第2の主索5,6を水平方向へ導く一対のかご吊り用プーリ11,12と、各かご吊り用プーリ11,12から駆動シーブ10に巻き掛けられた第1及び第2の主索5,6をかご4の下方へ導く一対の巻き付け用プーリ13,14とがかご4にそれぞれ設けられているので、昇降路1の水平方向についての寸法を維持したまま、駆動シーブ10をかご4に対して水平に配置することができ、かご4全体の高さ方向についての寸法も小さくすることができる。これにより、昇降路1の省スペース化を図ることができる。
また、各かご吊り用プーリ11,12は、駆動シーブ10の回転軸に関して対称に配置され、各巻き付け用プーリ13,14も、駆動シーブ10の回転軸に関して対称に配置されているので、駆動シーブ10の回転軸が第1及び第2の主索5,6のそれぞれから受ける荷重を相殺することができる。これにより、駆動シーブ10の回転軸にかかる負荷を軽減することができ、巻上機8の小形化を図ることができる。
また、第1及び第2の主索5,6には、第1及び第2のおもり15,16により張力が与えられているので、駆動シーブ10、各かご吊り用プーリ11,12及び各巻き付け用プーリ13,14のそれぞれからの第1及び第2の主索5,6の外れを防止することができる。また、第1及び第2の主索5,6に対する駆動シーブ10の滑りの防止を図ることができ、巻上機8の駆動力を第1及び第2の主索5,6に効率良く伝達することができる。
また、第1及び第2のおもり15,16が第1及び第2の主索5,6に吊り下げられているので、簡単な構成で第1及び第2の主索5,6に張力を与えることができる。
また、第1及び第2のおもり15,16は、第1及び第2の主索5,6の各下端部5b,6bに独立して設けられているので、例えば各主索5,6の伸びに差が生じた場合であっても、各主索5,6のそれぞれに独立して張力を与えることができ、第1及び第2の主索5,6の各張力に偏りが生じることを防止することができる。
また、巻上機8がかご4の下部に設けられているので、昇降路1のオーバヘッド寸法を小さくすることができる。
なお、上記の例では、互いに独立した第1及び第2のおもり15,16により、第1及び第2の主索5,6のそれぞれに張力が与えられるようになっているが、第1及び第2の主索5,6が接続された共通のおもり(張力手段)により、第1及び第2の主索5,6のそれぞれに張力を与えるようにしてもよい。また、昇降路1内に設けた例えばばね等の弾性体(張力手段)で各主索5,6を引くことにより、第1及び第2の主索5,6のそれぞれに張力を与えるようにしてもよい。
実施の形態2.
上記の例では、1つの駆動吊り下げ装置17により、かご4を昇降させるようになっているが、一対の駆動吊り下げ装置により、かご4を昇降させるようにしてもよい。
即ち、図5は、この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す上面図である。また、図6は、図5のエレベータ装置を示す側面図である。図において、昇降路1内には、一対の駆動吊り下げ装置17,21が設けられている。かご4は、各駆動吊り下げ装置17,21により、昇降路1内に吊り下げられ、昇降路1内を昇降される。一方の駆動吊り下げ装置17は、実施の形態1の駆動吊り下げ装置17と同様の構成とされている。
他方の駆動吊り下げ装置21は、実施の形態1の主索体7、巻上機8、各かご吊り用プーリ11,12及び各巻き付け用プーリ13,14と同様の主索体7’、巻上機(駆動装置)8’、一対のかご吊り用プーリ11’,12’及び一対の巻き付け用プーリ13’,14’を有している。巻上機8’、各かご吊り用プーリ11’,12’及び各巻き付け用プーリ13’,14’は、かご4の上部に設けられている。
主索体7’の第1及び第2の主索5’,6’は、第1及び第2の主索5,6を避けて昇降路1内に配置されている。第1及び第2の主索5’,6’の各上端部5’a,6’aは昇降路1の上部に固定され、第1及び第2の主索5’,6’の各下端部5’b,6’bはかご4の下方へ下ろされている。
巻上機8’は、かご4の上部の中央に配置されている。巻上機8’は、駆動装置本体9’と、駆動装置本体9’の上方に配置され、駆動装置本体9’の駆動力により回転される駆動シーブ10’とを有している。駆動シーブ10’は、鉛直方向に沿って配置された回転軸を中心に回転される。また、駆動シーブ10’は、かご4が昇降されるときに、駆動シーブ10の回転方向と逆方向に回転される。
各かご吊り用プーリ11’,12’及び各巻き付け用プーリ13’,14’は、かご4の上縁部にそれぞれ配置されている。また、各かご吊り用プーリ11’,12’は、駆動シーブ10’の回転軸に関して対称に配置されている。さらに、各巻き付け用プーリ13’,14’も、駆動シーブ10’の回転軸に関して対称に配置されている(図5)。これにより、駆動シーブ10’の回転軸が各第1の主索5’から受ける荷重と、駆動シーブ10’の回転軸が各第2の主索6’から受ける荷重とが相殺され、巻上機8’の小形化が図られる。各かご吊り用プーリ11’,12’及び各巻き付け用プーリ13’,14’のそれぞれの回転軸は、水平に配置されている。
各第1の主索5’は、上端部5’aから、一方のかご吊り用プーリ11’、駆動シーブ10’及び一方の巻き付け用プーリ13’の順に巻き掛けられ、下端部5’bに至っている。また、各第2の主索6’は、上端部6’aから、他方のかご吊り用プーリ12’、駆動シーブ10’及び他方の巻き付け用プーリ14’の順に巻き掛けられ、下端部6’bに至っている。
第1の主索5’がかご吊り用プーリ11’から駆動シーブ10’の外周部に巻き掛けられる方向と、第1の主索5がかご吊り用プーリ11から駆動シーブ10の外周部に巻き掛けられる方向とは、互いに逆方向になっている。また、第2の主索6’がかご吊り用プーリ12’から駆動シーブ10’の外周部に巻き掛けられる方向と、第2の主索6がかご吊り用プーリ12から駆動シーブ10の外周部に巻き掛けられる方向とは、互いに逆方向になっている。
なお、この例では、かご吊り用プーリ11及び巻き付け用プーリ13は、昇降路1の垂直投影面内において、一方のかご吊り用プーリ11’と一方の巻き付け用プーリ13’との間に配置されている。また、かご吊り用プーリ12及び巻き付け用プーリ14は、昇降路1の垂直投影面内において、他方のかご吊り用プーリ12’と他方の巻き付け用プーリ14’との間に配置されている。
第1の主索5’の下端部5’bには、第1の主索5’に張力を与えるための第1のおもり(張力手段)15’が吊り下げられている。第2の主索6’の下端部6’bには、第2の主索6’に張力を与えるための第2のおもり(張力手段)16’が吊り下げられている。
なお、他方の駆動吊り下げ装置21においても、第1の主索5’の駆動シーブ10’に巻き掛けられた部分が水平になるように、一方のかご吊り用プーリ11’及び一方の巻き付け用プーリ13’のかご4に対する上下方向の位置が調整され、第2の主索6’の駆動シーブ10’に巻き掛けられた部分が水平になるように、他方のかご吊り用プーリ12’及び他方の巻き付け用プーリ14’のかご4に対する上下方向の位置が調整されている(図6)。
次に、動作について説明する。かご4を上昇させる場合には、図5に示すように、一方の駆動吊り下げ装置17の駆動シーブ10を反時計回り(A方向)に回転させるとともに、他方の駆動吊り下げ装置21の駆動シーブ10’を時計回り(即ち、駆動シーブ10の回転方向と逆方向、A’方向)に回転させる。
駆動シーブ10の回転により、第1及び第2の主索5,6は、各かご吊り用プーリ11,12から駆動シーブ10へそれぞれ移動され(即ち、B方向へ移動され)、駆動シーブ10から各巻き付け用プーリ13,14へそれぞれ移動される(即ち、C方向へ移動される)。また、駆動シーブ10’の回転により、第1及び第2の主索5’,6’は、各かご吊り用プーリ11’,12’から駆動シーブ10’へそれぞれ移動され(即ち、B’方向へ移動され)、駆動シーブ10’から各巻き付け用プーリ13’,14’へそれぞれ移動される(即ち、C’方向へ移動される)。これにより、かご4が上昇する。
かご4を下降させる場合には、上記と反対方向へ駆動シーブ10,10’をそれぞれ回転させる。これにより、上記と逆の動作を行い、かご4が下降する。
ここで、巻上機8,8’のそれぞれが発生する駆動トルクTq’は、2つの巻上機8,8’の駆動力によりかご4が移動されるので、以下の式(2)により表される。
Tq’=Tq/2…(2)
また、駆動シーブ10,10’が互いに逆方向へ回転するので、各巻上機8,8’の駆動トルクTq’が互いに打ち消し合う。これにより、かご4の走行抵抗の低減化が図られる。なお、かご4の高さ方向についての巻上機8,8’間の間隔が大きくなるに従って、かご4に生じるねじれが大きくなるので、巻上機8,8’間の間隔を小さくするのが望ましい。
このようなエレベータ装置では、一対の駆動吊り下げ装置17,21が昇降路1内に設けられ、一方の駆動吊り下げ装置17の駆動シーブ10の回転方向と、他方の駆動吊り下げ装置21の駆動シーブ10’の回転方向とが互いに逆方向になっているので、各巻上機8,8’の駆動トルクTq’を互いに打ち消し合わせることができる。これにより、かご4の走行抵抗の低減化を図ることができる。また、巻上機8,8’の駆動トルクが半減するので、巻上機8,8’の小形化もさらに図ることができ、昇降路1の省スペース化をさらに図ることができる。
なお、上記の例では、巻上機8がかご4の下部に設けられ、巻上機8’がかご4の上部に設けられているが、かご4の上部及び下部のいずれか一方に巻上機8,8’をまとめて設けてもよい。この場合、各かご吊り用プーリ11,12,11’,12’及び各巻き付け用プーリ13,14,13’,14’も、かご4の上部及び下部のいずれか一方にまとめて設けられる。
また、上記の例では、互いに独立した第1及び第2のおもり15’,16’により、第1及び第2の主索5’,6’のそれぞれに張力が与えられるようになっているが、第1及び第2の主索5’,6’が接続された共通のおもり(張力手段)により、第1及び第2の主索5’,6’のそれぞれに張力を与えるようにしてもよい。また、昇降路1内に設けた例えばばね等の弾性体(張力手段)で各主索5’,6’を引くことにより、第1及び第2の主索5’,6’のそれぞれに張力を与えるようにしてもよい。

Claims (5)

  1. 昇降路内を昇降可能なかご、及び
    第1の主索及び第2の主索を含み、上記第1及び第2の主索のそれぞれの上端部が上記昇降路の上部に固定され、上記かごを吊り下げる主索体と、上記かごに設けられ、各上記上端部からの上記第1及び第2の主索を水平方向へそれぞれ導く一対のかご吊り用プーリと、各上記かご吊り用プーリからの上記第1及び第2の主索のそれぞれが巻き掛けられた駆動シーブを含み、上記かごに設けられた駆動装置と、上記かごに設けられ、上記駆動シーブからの上記第1及び第2の主索を上記かごの下方へそれぞれ導く一対の巻き付け用プーリとを有し、上記駆動シーブの回転により上記かごを昇降させる一対の駆動吊り下げ装置
    を備え、
    上記駆動シーブは、鉛直方向に沿って配置された回転軸を中心に回転され
    一方の上記駆動吊り下げ装置の上記駆動シーブの回転方向と、他方の上記駆動吊り下げ装置の上記駆動シーブの回転方向とは、互いに逆方向になっていることを特徴とするエレベータ装置
  2. 上記一対のかご吊り用プーリは、上記駆動シーブの回転軸に関して対称に配置され、上記一対の巻き付け用プーリは、上記駆動シーブの回転軸に関して対称に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 上記第1及び第2の主索には、上記第1及び第2の主索のそれぞれに張力を与えるための張力手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  4. 上記張力手段は、上記第1及び第2の主索に吊り下げられたおもりであることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ装置。
  5. 上記おもりは、上記第1及び第2の主索のそれぞれの下端部に独立して設けられていることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ装置。
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