JP5025434B2 - 緊急情報発信システム - Google Patents

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この発明は、セッション初期化プロトコル(Session Initiation Protocol:以下、SIPと称す)拡張機能を用いて、地震、津波、広域火災、洪水などの緊急情報を任意の音声/IP変換手段に発信することができる緊急情報発信システムに関するものである。
緊急情報発信システムとして、特定地域内の放送センタから例えば住民の住居、公共施設などの放送受信端末とを結ぶ有線または無線の放送網を形成し、上記放送網を使用した緊急情報を発信するものが知られている(例えば特許文献1参照)。また、近年の技術として、例えば放送網としてインターネットプロトコル(以下、IPと称す)網を使用し、放送受信端末として、例えばIP受信機を備えたコンピュータ装置などを使用する緊急情報発信システムなどがある(例えば特許文献2参照)。
また、放送網としてIP網を使用した緊急情報発信システムとして、音声/IP変換装置を放送受信各音声/IP変換手段として利用したものがある(例えば特許文献3参照)。この特許文献3のシステムの概念構成について図4に示し説明する。
A市1の放送センタ4で地震、津波、火事または洪水などの情報を入手すると、担当者は放送中央設備5のマイク部から緊急情報である音声を入力する。放送中央設備5に入力された音声は、音声/IP変換手段6でデジタル音声情報に変換される。このデジタル音声情報は、イントラサーバ群25に入力され、IPネットワークである地域イントラ網7を介して情報サービス3の配信装置8に伝送される。この配信装置8では、予め設定された条件の下で、受信したデジタル音声情報中の詳細データに基づいてこの情報の配信先としてのIPアドレスを適宜に特定した後、このデジタル音声情報をIPネットワークである地域イントラ網9,10および情報サービス網11などを介して伝送する。
こうして伝送された宛先の特定されたデジタル音声情報は、公共施設などの建物12に対応したマイク機能および拡声機能付の音声/IP変換手段13や利用宅15の一般電話機16に対応した拡声機能付の音声/IP変換手段17で受信される外、告知放送サーバ14においても受信される。公共施設などの建物12の音声/IP変換手段13や利用宅15の音声/IP変換手段17では、それぞれ受信したデジタル音声情報をアナログ音声情報からなる緊急情報に変換して拡声機能により放送され、直ちに周囲住民に知らされる。また、告知放送サーバ14においては、受信したデジタル音声情報を、予め設定された条件の下で告知すべき宛先を特定した後、PSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆交換電話網)およびINS(Information Network System ISDN)網などの通信網18を介して情報サービス未整備地区2の建物19に対応した拡声機能付の音声/IP変換手段20に伝送する。音声/IP変換手段20で変換されたアナログ音声情報からなる緊急情報は、その拡声機能により放送され、その周囲の住民に直ちに知らされる。
また、責任者宅22においては、マイク設備23から緊急情報である音声情報を、音声/IP変換手段24を介して入力でき、加えて利用者宅15の一般電話機16、公共施設などの建物12の音声/IP変換手段13のマイク機能からも音声情報の入力許可ができるようになっている。これらから入力された緊急情報は、それぞれの対応する音声/IP変換手段でデジタル音声情報に変換されて配信装置8に伝送された後、先の場合に準じて各音声/IP変換手段13,17、20の拡声機能により放送される。ここで、一般電話機16,21は、一般電話回線を介して一般的な電話として使用できると共に、ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル(Voice over Internet Protocol:以下、VoIPと称す)電話としても使用することが可能で、特定地域内での有線電話としても使用できるものである。
特開平6−338864号公報 特開2003−008528号公報 特開2005−242811号公報
以上のように構成された従来の緊急情報発信システムは、緊急情報を有線や無線を用いて音声で住民に知らせることができ、その発信手段として、IPネットワークにおける音声/IP変換手段を用いている上で優れている。しかし、上記緊急情報発信システムでは、IPネットワークの特定地域に設置した音声/IP変換手段やVoIP電話を用いて緊急情報の音声を配信するためのプロトコルなどが規定されていない。従来の通信システムで音声/IP変換手段を用いて緊急情報を発信するにはSIP呼制御を使用することとなる。従来のSIP呼制御では、放送センタ内の放送中央設備の音声/IP変換手段から各住民や公共施設に設置している音声/IP変換手段に接続する場合、配信装置と各音声/IP変換手段の装置との間で大量の呼制御を行わなければならないため、配信装置であるSIPサーバの作業負荷が増加してしまうという問題がある。また、放送センタ内の放送中央設備の音声/IP変換手段から発信されるネットワーク情報にセキュリティ手段が記載されていないため、ネットワーク情報を読みとられることで偽装発信が行われるという問題があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、緊急情報発信時に多数の住宅や公共施設内に設置される各音声/IP変換手段との間で行う呼制御によるSIPサーバの負荷を軽減させる緊急情報発信システムを得ることを目的とする。
この発明に係る緊急情報発信システムは、放送センタに設置され、音声の緊急情報を発信する第1の音声/IP変換手段と、利用者宅や公共施設に設置され緊急情報を受信する複数の第2の音声/IP変換手段と、各音声/IP変換手段のVoIP通信を可能にする機器認証の登録を行い、登録された機器認証情報を更新蓄積するレジスタサーバと、レジスタサーバに蓄積された音声/IP変換手段の機器認証情報を随時取得して緊急情報送信先として記憶する緊急情報発信サーバと、緊急情報発信サーバに記憶された機器認証情報に基づいて、緊急情報の発信の際に第1の音声/IP変換手段からの発呼の機器認証処理を行うSIPサーバとをVoIP通信システム網を介して接続し、緊急情報の伝送を行う緊急情報発信システムであって、緊急情報の発信のために第1の音声/IP変換手段が緊急情報発信サーバに発呼した場合、SIPサーバは第1の音声/IP変換手段の機器認証処理を行って、成立した認証結果を緊急情報発信サーバに転送し、緊急情報発信サーバは認証結果に基づいて緊急情報の受付け許可をSIPサーバ経由で第1の音声/IP変換手段に送り、第1の音声/IP変換手段は受付け許可に応じて緊急情報を緊急情報発信サーバに送って登録し、緊急情報発信サーバは記憶している機器認証情報に基づく第2の音声/IP変換手段のそれぞれに対して、SIP拡張機能として、緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダを追加した通信許可要求を送信し、第2の音声/IP変換手段は通信許可要求に緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダに自身が登録した機器認証がある場合には、着信許可を返信せずにそのまま緊急情報発信サーバから送信される対応する登録緊急情報を受信し、レジスタサーバが行う各音声/IP変換手段の機器認証の登録は暗号化情報を用いて行うようにし、緊急情報発信サーバは、通信許可要求内の緊急情報発信用のSIP拡張ヘッダ内のパラメータに、機器認証で用いた各音声/IP変換手段の個別の暗号化情報を記載して送信し、各第2の音声/IP変換手段は、受信したSIPメッセージ内の緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダ内のパラメータが自身の機器認証で登録した暗号化情報である場合にのみ、緊急情報を受信するものである。
この発明によれば、既存のVoIP通信設備に緊急情報発信サーバを追加し、SIP拡張機能として緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダを追加することで、緊急情報発信サーバがSIPサーバの代わりに緊急情報を利用者宅や公共施設に設置された個別の音声/IP変換手段に発信することができ、通常のSIP呼制御で緊急情報を発信するよりSIPサーバの作業負荷を軽減させ、緊急情報を速やかに知らせることが可能となる。また、緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダ内のパラメータに、各音声/IP変換手段の機器認証で用いた暗号化情報を使用した場合には、第三者による緊急情報の偽装発信を防止することができ、セキュアな緊急情報発信システムを構築することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による緊急情報発信システムの構成を示すブロック図である。図2は、同緊急情報発信システムの動作を示すシーケンス図で、SIP拡張機能を用いて地震、津波、広域火災、洪水などの緊急情報を各所のIP電話に発信する動作について示している。
図において、緊急情報発信システムは、緊急情報発信サーバ30、放送センタの放送中央設備の音声/IP変換手段(第1の音声/IP変換手段)40、VoIP通信のSIP呼制御を行うSIPサーバ50、利用者宅や公共施設に設置された複数の各音声/IP変換手段(第2の音声/IP変換手段)60、各SIP各音声/IP変換手段40,60の機器認証の登録を行ってその機器認証情報を蓄積するレジスタサーバ70を備えている。なお、緊急情報発信サーバ30、各音声/IP変換手段40,60、SIPサーバ50、レジスタサーバ70は、VoIP通信システム網100に接続され、同一のVoIP通信サービスに登録されているものとする。また、放送センタの放送中央設備の音声/IP変換手段40はマイク機能および拡声機能が付設可能であり、利用者宅や公共施設に設置の音声/IP変換手段60はIP電話機能が付設可能であるものとする。
最初に、VoIP通信を可能にするための機器認証シーケンスについて説明する。
音声/IP変換手段40,60は、VoIP通信の機器認証を得るためレジスタサーバ70に機器情報の登録を行う。そのため機器の登録に際して、まず、前回登録した機器認証情報を削除要求する「REGISTER」リクエストをレジスタサーバ70に送信する(S1)。この要求を受けてレジスタサーバ70は、各音声/IP変換手段40,60に対してダイジェスト認証を行うように「401 UNAUTHORIZED」レスポンスを返す(S2)。各音声/IP変換手段40,60は、機器認証情報にダイジェスト認証情報を設定し、再度機器認証情報を削除する「REGISTER」リクエストをレジスタサーバ70に送信する(S3)。これを受けてレジスタサーバ70は、メッセージ内のダイジェスト認証情報をチェックし、正常であれば機器認証情報を削除し、登録削除完了を示す「200 OK」を返信する(S4)。
次に、各音声/IP変換手段40,60は、新しい機器認証情報を登録するための「REGISTER」リクエストをレジスタサーバ70に送信する(S5)。すると、レジスタサーバ70は、各音声/IP変換手段40,60に対してダイジェスト認証を行うように「401 UNAUTHORIZED」レスポンスを返す(S6)。各音声/IP変換手段40,60は、認証情報にダイジェスト認証情報を設定し、再度機器認証情報を登録する「REGISTER」リクエストを送信する(S7)。これを受けてレジスタサーバ70は、メッセージ内のダイジェスト認証情報をチェックし、正常であれば新しい機器認証情報を登録し、登録完了を示す「200 OK」を音声/IP変換手段40,60に返信する(S8)。なお、上記機器認証は暗号化情報を用いて行うものとする。
音声/IP変換手段40,60では、以上のようなレジスタサーバ70への機器認証情報の登録と削除を周期的に実行する。なお、機器認証情報は必ずしも削除しなければならないものではなく、更新という形のシーケンスもある。
次に、緊急情報発信サーバ30からレジスタサーバ70への登録機器の問合せシーケンスについて説明する。
まず、緊急情報発信サーバ30からレジスタサーバ70に対して音声/IP変換手段40,60など登録されているすべての機器認証情報をリクエストするメッセージを送信する(S9)。機器認証情報リクエストを受信したレジスタサーバ70はリクエストを認証し、リクエストが承認できる内容かどうかの判断を行い、そのリクエストが承認できる内容であれば承認完了を示す「200 OK」を返信する(S10)。次に、レジスタサーバ70は、リクエストされた機器認証情報(この情報は音声/IP変換手段の個別の暗号化情報である)を含んだアンサーメッセージを緊急情報発信サーバ30に返信する(S11)。緊急情報発信サーバ30では、アンサーメッセージを受信すると、受信完了を示す「200 OK」を返信し(S12)、アンサーメッセージ内に記載さている各音声/IP変換手段40,60の機器認証情報を記憶しておく。
さらに、レジスタサーバ70は、リクエストされた機器認証情報に変更があった場合や新規追加で機器認証情報が登録された場合など、その都度緊急情報発信サーバ30に変更・追加の情報をアンサーメッセージとして送信する。上記のような緊急情報発信サーバ30からレジスタサーバ70への機器認証情報取得のリクエストが周期的に実行され、常に最新機器情報を取得している。
次に、緊急情報を発信するためのシーケンスについて説明する。
放送センタにおいて、地震、津波、火事または洪水などの情報を入手したとき、担当者は放送中央設備にある音声/IP変換手段40から音声としての緊急情報を緊急情報発信サーバ30に向けて発呼する。発呼する手段は通常のSIP発呼制御であり、音声/IP変換手段40からSIPサーバ50に対して「INVITE」リクエストを送信する(S13)。SIPサーバ50では、「INVITE」リクエストが認証されている音声/IP変換手段40のものであるか判断し、認証情報が入っていない「INVITE」リクエストに対しては「407 PROXY AUTHENTICATION REQIURED」レスポンスを音声/IP変換手段40に返す(S14)。音声/IP変換手段40では、「407 PROXY AUTHENTICATION REQIURED」レスポンスを受け取ると、「INVITE」リクエストに対する完了確認を示す「ACK」リクエストをSIPサーバ50に送信し(S15)、再度認証情報を設定した「INVITE」リクエストを送信する(S16)。SIPサーバ50は、認証付き「INVITE」リクエストを受信すると、「INVITE」リクエスト内のTOヘッダ情報を読み取り、宛て先である緊急情報発信サーバ30に転送する(S17)。
緊急情報発信サーバ30では、受け取った「INVITE」リクエスト内のFROMヘッダ情報を読み取り、予め緊急情報発信用端末として許可登録した音声/IP変換手段40からの「INVITE」リクエストと判断した場合に、緊急情報の受付け許可を示す「200 OK」をSIPサーバ50経由で音声/IP変換手段40に返信する(S18)。音声/IP変換手段40では、「200 OK」レスポンスを受け取ると、「INVITE」リクエストに対する完了確認を示す「ACK」リクエストをSIPサーバ50経由で緊急情報発信サーバ30に送信し(S19)、緊急情報音声データを緊急情報発信サーバ30に送って登録させる(S20)。
次に、緊急情報発信サーバ30では、緊急情報音声データを受信し登録すると、上記レジスタサーバ70から取得して記憶していた利用社宅や公共施設に設置された音声/IP変換手段の機器認証情報に基づく各音声/IP変換手段60に対して、SIPサーバ50に代わるSIP拡張機能として、緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダを追加した「INVITE」リクエスト(通信許可要求)を送信する(S21)。なお、緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダ内のパラメータに、機器認証で登録した各音声/IP変換手段個別の暗号化情報を記載しておく。
各音声/IP変換手段60では、受信した「INVITE」リクエスト内の緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダの有無をチェックし、拡張ヘッダが存在した場合、拡張ヘッダ内のパラメータが自身の機器認証で登録した暗号化情報かどうか判断する。次に、受信した「INVITE」リクエストの拡張ヘッダに自身の機器認証で登録した暗号化情報が記載されていれば自機宛の緊急情報発信と判断した場合にのみ、緊急情報発信サーバ30から送信される登録されていた緊急情報を受信する(S22)。なお、自機宛の緊急情報発信と判断した場合、住民への注意勧告として各音声/IP変換手段60に接続された一般電話のベルを鳴らすこと(S23)もできる。以上の場合、緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダを追加した「INVITE」リクエストを受信した場合、「INVITE」リクエストに対する受信完了を示す「200 OK」を返信しないで済む。このことにより、緊急情報発信サーバ30の作業負荷をその分軽減できる。
この実施の形態1によれば、既存のVoIP通信を実現しているSIPサーバ50、レジスタサーバ70に対して緊急情報発信サーバ30を加え、レジスタサーバ70において各音声/IP変換手段40,60の機器認証の登録を行って機器認証情報を更新蓄積し、レジスタサーバ70で蓄積された音声/IP変換手段の機器認証情報を緊急情報発信サーバ30が随時取得して緊急情報送信先として記憶するようにし、緊急情報の発信の際に音声/IP変換手段40からの発呼の機器認証処理はSIPサーバ50が行い、音声/IP変換手段40からの緊急情報は緊急情報発信サーバ30に送って登録し、緊急情報発信サーバ30は記憶している機器認証情報に基づく音声/IP変換手段60のそれぞれに対して、SIP拡張機能として、緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダを追加した通信許可要求を送信し、音声/IP変換手段60は緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダに自身が登録した機器認証がある場合にのみ、緊急情報発信サーバ30から送信される登録緊急情報を受信するようにしている。したがって、SIP拡張機能として緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダを追加することで、緊急情報発信サーバ30がSIPサーバ50の代わりに緊急情報を利用者宅や公共施設に設置された個別の音声/IP変換手段60に発信することができ、通常のSIP呼制御で緊急情報を発信する場合よりもSIPサーバ50の作業負荷を軽減させ、緊急情報を速やかに知らせることが可能となる。
また、上記例では、緊急情報発信サーバ30が、通信許可要求内の緊急情報発信用のSIP拡張ヘッダ内のパラメータに、機器認証で用いた各音声/IP変換手段60の個別の暗号化情報を記載して送信し、音声/IP変換手段60が、受信したSIPメッセージ内の緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダ内のパラメータが自身の機器認証で登録した暗号化情報である場合にのみ、緊急情報を受信するようにしたので、第三者による緊急情報の偽装発信を防止することができ、セキュアな緊急情報発信システムを構築することができる。
また、この緊急情報発信システムの構築は、既存のVoIP通信の設備の他に緊急情報発信サーバを追加することと、レジスタサーバと各音声/IP変換手段のソフトウエアをアップデートすることで実現可能である。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による緊急情報発信システムの動作を示すシーケンス図である。図において、図2に相当する部分には同一符号を付し、その説明は原則として省略するものとする。
図2に示す実施の形態1の場合、放送センタで地震、津波、火事または洪水などの情報を入手したとき、予め担当者が放送中央設備にある音声/IP変換手段40から音声として緊急情報発信サーバ30に登録した後、送信するようにしている。これに対し、この実施の形態2では、緊急情報発信サーバ30に、予め用意した音声による各種の緊急情報を収めた緊急情報自動音声ガイド機能を備えておき、放送センタで災害情報を入手したときに担当者がその災害情報の内容に応じた緊急情報を自動音声ガイド機能から選択し(S30)、選択した緊急情報を発信サーバ30から各音声/IP変換手段60に向けて発信するようにする。このことにより、緊急情報は各音声/IP変換手段60に接続された任意のIP電話で発信され、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
実施の形態2における緊急情報発信サーバ30は緊急情報自動音声ガイド機能を備えているが、実施の形態3では、この緊急情報自動音声ガイド機能から、別のネットワークから発信される緊急情報を選択できるようにしておく。そして、緊急情報発信サーバ30は、別ネットワークから発信された緊急情報が選択された場合、その選択受信した緊急情報を各音声/IP変換手段60に向けて発信するようにする。このことにより、より多く種類のより詳細な緊急情報の配信が可能となる。
この発明の実施の形態1による緊急情報発信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る緊急情報発信システムの動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態1に係る緊急情報発信システムの動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態2に係る緊急情報発信システムの動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態2に係る緊急情報発信システムの動作を示すシーケンス図である。 従来の防災緊急情報告知システムの概念構成を示す説明図である。
符号の説明
30 緊急情報発信サーバ、40 放送センタ内の音声/IP変換手段、50 SIPサーバ、60 各住宅や公共施設に設置の音声/IP変換手段、70 レジスタサーバ、100 VoIP通信システム網。

Claims (3)

  1. 放送センタに設置され、音声の緊急情報を発信する第1の音声/IP変換手段と、
    利用者宅や公共施設に設置され緊急情報を受信する複数の第2の音声/IP変換手段と、
    前記各音声/IP変換手段のVoIP通信を可能にする機器認証の登録を行い、登録された機器認証情報を更新蓄積するレジスタサーバと、
    前記レジスタサーバに蓄積された音声/IP変換手段の機器認証情報を随時取得して緊急情報送信先として記憶する緊急情報発信サーバと、
    前記緊急情報発信サーバに記憶された機器認証情報に基づいて、緊急情報の発信の際に前記第1の音声/IP変換手段からの発呼の機器認証処理を行うSIPサーバとをVoIP通信システム網を介して接続し、緊急情報の伝送を行う緊急情報発信システムであって、
    緊急情報の発信のために前記第1の音声/IP変換手段が前記緊急情報発信サーバに発呼した場合、前記SIPサーバは前記第1の音声/IP変換手段の機器認証処理を行って、成立した認証結果を前記緊急情報発信サーバに転送し、
    前記緊急情報発信サーバは前記認証結果に基づいて緊急情報の受付け許可を前記SIPサーバ経由で前記第1の音声/IP変換手段に送り、
    前記第1の音声/IP変換手段は前記受付け許可に応じて緊急情報を前記緊急情報発信サーバに送って登録し、
    前記緊急情報発信サーバは記憶している機器認証情報に基づく前記第2の音声/IP変換手段のそれぞれに対して、SIP拡張機能として、緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダを追加した通信許可要求を送信し、
    前記第2の音声/IP変換手段は前記通信許可要求に緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダに自身が登録した機器認証がある場合には、着信許可を返信せずにそのまま前記緊急情報発信サーバから送信される対応する登録緊急情報を受信することを特徴とし、
    前記レジスタサーバが行う各音声/IP変換手段の機器認証の登録は暗号化情報を用いて行うようにし、
    前記緊急情報発信サーバは、前記通信許可要求内の緊急情報発信用のSIP拡張ヘッダ内のパラメータに、機器認証で用いた各音声/IP変換手段の個別の暗号化情報を記載して送信し、
    各第2の音声/IP変換手段は、受信したSIPメッセージ内の緊急情報発信と識別させる拡張ヘッダ内のパラメータが自身の機器認証で登録した暗号化情報である場合にのみ、緊急情報を受信することを特徴とする緊急情報発信システム。
  2. 緊急情報発信サーバは、音声の各種の緊急情報を収めた緊急情報自動音声ガイドを備え、第1の音声/IP変換手段からの指示に応じた緊急情報を前記緊急情報自動音声ガイド機能から選択して第2の音声/IP変換手段に対して発信するようにしたことを特徴とする請求項記載の緊急情報発信システム。
  3. 緊急情報自動音声ガイド機能は、別のネットワークから発信される音声の緊急情報を受信して、緊急情報発信サーバにおける緊急情報の発信対象として選択できるように構成されていることを特徴とする請求項記載の緊急情報発信システム。
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