JP5024248B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
図1〜図3の少なくとも1つに示すように、車両における車室11内の前部には、車幅方向に一対の座席(前席)12,13が所定の間隔をおいて並設されている。座席12,13の各々は、略水平状に配置された座部14と、その座部14の後側に配置された背もたれ部15と、その背もたれ部15の上に配置されたヘッドレスト16とを備えている。
両座席12,13にそれぞれ乗員P1,P2が着座している状況のもと、側突により、車両に対し、座席12,13の並設方向(車幅方向)の一方から他方へ向けて衝撃が加わる場合がある。ここでは、一方のボディサイド部26に対し、図1及び図2において実線の矢印で示す方向から衝撃が加わったものとする。このように、一方のボディサイド部26に対し側突による衝撃が加わると、そのボディサイド部26が車室11の内方(他方のボディサイド部27側)へ変形しようとする。
(1)座席12,13について乗員P1,P2の衝撃箇所側となる箇所の内部に非膨張状態のエアバッグ41を配設するとともに、同エアバッグ41について衝撃箇所とは反対側近傍の固定部材(サイドフレーム部18A)にエアバッグ41を固定している(図4参照)。この固定に際しては、膨張状態となったときのエアバッグ41の後端41Rが固定部材の衝撃箇所側の近傍に位置するように、非膨張状態のエアバッグ41を配置し、さらに膨張状態のエアバッグ41の後端41Rよりも前方へ離間した箇所において、同エアバッグ41を固定部材に固定している(図5参照)。この固定により、エアバッグ41の後部に、固定部材に対する固定箇所よりも後側で膨張する後膨張部46を設けている(図5参照)。
なお、本発明は次に示す別の実施形態或いは参考例に具体化することができる。
・エアバッグ41の膨張時の外形形状を、前記実施形態とは異なる外形形状、例えば、乗員P2の肩部Psから腰部にかけての広い箇所を保護し得る外形形状に変更してもよい。要は、上記外形形状は、乗員P1,P2について、衝撃に伴い衝撃箇所側へ移動する部位のうち、少なくとも頭部Phを含む部位を受け止めることのできるものであればよい。
・既設のシートフレーム18のサイドフレーム部18Aとは別に、座席12,13内に、エアバッグ41が固定される部材を新たに設け、この部材を固定部材としてもよい。
・エアバッグ装置40を車両の後席に適用してもよいし、前席及び後席の両者に適用してもよい。後席に適用した場合、その後席に対応するボディサイド部は、サイドドア(リアドア)の後部、Cピラー、タイヤハウスの前部、リアクォータ等となる。
・図7に示すように、膨張状態となったエアバッグ41の後膨張部46の後方近傍に、硬質の受圧部71を設けてもよい。この場合、受圧部71には、前後方向に対し交差する方向、より好ましくは略直交する方向(座席12,13の略幅方向)に延びる受圧面71Aを設ける。この受圧部71は、サイドフレーム部18Aの一部として設けられてもよいし、サイドフレーム部18Aとは別の部材として設けられてもよい。前者の場合、受圧部71がサイドフレーム部18Aに一体形成されてもよいし、同受圧部71がサイドフレーム部18Aとは別に設けられ、その後に溶接等の手段によって受圧部71がサイドフレーム部18Aに固定されてもよい。一体形成の場合、例えば、金属板等の板材によってサイドフレーム部18Aが形成される際に、その板材が曲げられることで受圧部71が形成されてもよい。
Claims (4)
- 複数の座席が車幅方向に並設された車両に対し、その並設方向の一方から他方へ向けて衝撃が加わるときの同車両の衝撃箇所から最も離れた座席に適用され、前記座席に着座した乗員をエアバッグにて受け止めるようにしたエアバッグ装置であって、
前記衝撃に伴い前記衝撃箇所側へ移動する乗員の肩部より上方を、膨張用ガスにより膨張し、かつ自身の一部を前記座席内に残した状態で同座席から乗員の頭部の前記衝撃箇所側へ飛び出して受け止めるエアバッグと、
前記乗員の腰部から肩部を、膨張用ガスにより膨張し、かつ自身の一部を前記座席内に残した状態で同座席から前記乗員と車両ボディサイド部との間へ飛び出して受け止めるサイドエアバッグと、
を備え、
前記エアバッグは、前記座席の背もたれ部の上部において、前記乗員の前記衝撃箇所側となる箇所の内部に非膨張状態で収容されるとともに、同エアバッグにおいて前記衝撃箇所とは反対側近傍に位置する箇所が、同エアバッグの前記衝撃箇所とは反対側近傍に配設された第1固定部材に固定されており、
前記サイドエアバッグは、前記座席の背もたれ部において、前記乗員の車両ボディサイド部側となる箇所の内部に非膨張状態で収容されるとともに、前記サイドエアバッグにおいて前記ボディサイド部とは反対側近傍に位置する箇所が、同サイドエアバッグの前記ボディサイド部とは反対側近傍に配設された第2固定部材に固定されており、
非膨張状態の前記エアバッグは、膨張状態となったときの自身の後端が前記第1固定部材の前記衝撃箇所側の近傍に位置するように配置され、かつ同エアバッグ自身の前記後端よりも前方へ離間した箇所において前記第1固定部材に固定されることにより、前記第1固定部材に対する固定箇所よりも後側で膨張する後膨張部を自身の後部に有し、
前記エアバッグの前記第1固定部材に対する固定箇所は、前記サイドエアバッグの前記第2固定部材に対する固定箇所より上方に位置していることを特徴とするエアバッグ装置。 - 前記第1固定部材及び第2固定部材は、前記背もたれ部の内部に配設されて同背もたれ部の骨格をなす既設のシートフレームのサイドフレーム部により構成されるものである請求項1に記載のエアバッグ装置。
- 非膨張状態の前記エアバッグ内には、同エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレータが配置されており、同インフレータが前記エアバッグを通じ前記第1固定部材の前後方向についての中央部近傍に締結されることにより同エアバッグが同固定部材に固定されており、
さらに、非膨張状態の前記エアバッグの前記第1固定部材との固定箇所よりも前側部分は、同固定部材の側方、かつ前記インフレータの前側となる箇所に収容されている請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。 - 膨張状態となった前記後膨張部の後方近傍には、前後方向に対し交差する方向に延びる受圧面を有する受圧部がさらに設けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載のエアバッグ装置。
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