JP5023425B2 - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置とその製造方法に関し、特に微細化に対応可能な金属シリサイドの低抵抗導電体ゲート電極を有する半導体装置とその製造方法に関する。ここで、シリサイドとは金属とSiとの混合物を含み、化学量論的組成であることを要しない。
従来、集積回路に使用されるMOSFETにおいて、ゲート電極は多結晶シリコン層とシリサイド層との積層であるポリサイドによって形成されてきた。シリサイドとしてはW、Co、Ni等の金属とSiの化合物が用いられた。
一般的には、酸化シリコン等のゲート絶縁膜を形成した後、その上に多結晶シリコン,アモルファスシリコン等のSi層が堆積され、さらにその上に金属薄層が成膜され、熱処理によって金属とSi層上層部とを反応させてシリサイド層を形成する。シリサイド層は、Si層より低い抵抗率を有し、ゲート電極の抵抗値を低下させる。
集積回路の微細化が進むと、ゲート電極長が短くなる。ゲート電極長が0.5μm以下になると、ポリサイド構造では十分低い抵抗値を得ることが困難になる。このため、ゲート電極として多結晶シリコン層を堆積した後、多結晶シリコン層全体をシリサイド化するフルシリサイデーションが提案されている。ゲート電極全体をシリサイドで形成することにより、ゲート抵抗を低下させると共に、シリコン層内に生成しえた空乏層を防止でき、トランジスタ特性を向上できる利点も生じる。
集積回路に用いられるトランジスタには、nチャネルトランジスタとpチャネルトランジスタがある。これらのトランジスタを最適に動作させるためには、それぞれ最適の閾値電圧を有することが望まれ、それぞれのゲート電極は決められた範囲の仕事関数を有することが要求される。
pチャネル(p型)MOSFETのゲート電極は−5.1eVの仕事関数を持ち、nチャネル(n型)MOSFETのゲート電極は4.1eVの仕事関数を持つことが望まれる。仕事関数の差は約1Vとなる。従来のポリサイドゲート構造においては、仕事関数の調整は、多結晶シリコン層中への不純物イオン注入の不純物種、加速電圧、注入量により行われている。
NiSi、CoSi等のシリサイドゲート電極にn型またはp型の不純物を添加すると仕事関数が調整できることが報告されている(非特許文献1)。
Jakub Kedzierskiet al., IEDM 2002 Technical Digest, p. 247 報告されている仕事関数の変化は、未だ十分大きいとは言えず、nチャネルMOSFETおよびpチャネルMOSFETとして適当な上述の値の仕事関数は得られていない。
本発明の目的は、トランジスタの閾値を十分制御することのできるシリサイドゲート電極を作成できる半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、トランジスタの閾値を十分制御したシリサイドゲート電極を備えた半導体装置を提供することである。
本発明の1観点によれば、(a)シリコン基板の複数の活性領域上に、夫々、ゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜に接して形成された多結晶シリコン層を含む積層構造を形成する工程と、(b)n型およびp型の不純物を、夫々、前記多結晶シリコン層の異なる場所に注入する工程と、(c)前記多結晶シリコン層の各々に注入された不純物を活性化する工程と、(d)工程(c)の後、前記各多結晶シリコン層を覆ってNi層を堆積する工程と、(e)前記多結晶シリコン層と前記Ni層との間でNiSiを生じさせる反応を生じさせ、前記多結晶シリコン層の全厚さがNiSi化されたゲート電極を形成する工程と、を含み、前記ゲート電極の前記n型および前記p型の不純物濃度が、夫々、平均値で1×1021cm−3未満であり、前記ゲート絶縁膜との界面において1×1020cm−3以上であり、前記ゲート電極の表面から所定の深さにおいて、前記不純物濃度が最小値となり、前記界面において、前記不純物濃度が前記最小値より大きい値である半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の他の観点によれば、複数の活性領域を含むシリコン基板と、前記活性領域の各々の上に形成された、ゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜に接して形成されたNiSi層からなるゲート電極とを含む積層構造と、を有し、前記複数の活性領域の上方の前記NiSi層にはn型不純物を含むものとp型不純物を含むものがあり、n型およびp型の不純物濃度が、夫々、平均値で1×1021cm−3未満であり、前記ゲート絶縁膜との界面において1×1020cm−3以上であり、前記ゲート電極の表面から所定の深さにおいて、前記不純物濃度が最小値となり、前記界面において、前記不純物濃度が前記最小値より大きい値である半導体装置が提供される。
ゲート電極用多結晶シリコン層に不純物を注入した後、活性化熱処理を行い、その後全厚さのシリサイド化を行なうと、ゲート絶縁膜との界面の不純物濃度を増大できることが判明した。閾値を大きく調整することができる。
本発明者等は、先にゲート電極のNiSiの組成を調整し、B,In等のp型不純物、またはAs,Sb等のn型不純物を、ゲート絶縁膜との界面近傍で約1021cm−3以上注入すると、pチャネルトランジスタ、nチャネルトランジスタとして満足できる値まで閾値を制御できることを提案した(特願2003−360091号、図1−3とその間連記載)。
しかし、ゲート絶縁膜との界面近傍で約1021cm−3以上の不純物は極めて高濃度であり、ゲート電極中に留まらず、ゲート絶縁膜中に入り込んでゲート絶縁膜の絶縁性を劣化することが懸念される。
本発明者等はさらに研究を重ね、以下に説明する現象を見出した。
図1A−1Eは、p型不純物を用いたサンプルの製造工程と、測定したサンプルの製造工程をまとめて示す表である。
図1Aに示すように、シリコン基板1の表面に酸化窒化シリコン(SiON)のゲート絶縁膜2を厚さ約2nm形成し、その上に厚さ約100nmの多結晶シリコン層3を熱−化学気相体積(CVD)によって形成した。多結晶シリコン層3にp型不純物Bを加速エネルギ5keV,ドーズ量3.2×1015cm−2でイオン注入した。多結晶シリコン層3として、平均3.2×1020cm−3の不純物濃度となると考えられる。
図1Bに示すように、イオン注入した多結晶シリコン層3に1000℃、1secの活性化熱処理をラピッドサーマルアニール(RTA)で行なった。多結晶シリコンの結晶性は回復し、注入したBは活性化すると考えられる。熱処理後の多結晶シリコン層を3xで示す。
図1Cに示すように、熱処理した多結晶シリコン層3x上に、厚さ約60nmのNi層4をスパッタリングで堆積した。厚さ60nmのNi層4は、厚さ100nmの多結晶シリコン層3xをフルシリサイデーション(全厚さのシリサイド化)できる量である。
図1Dに示すように、400℃、2分の熱処理を行い、NiとSiのシリサイド反応を生じさせ、Si層をフルシリサイデーションしてシリサイド層5を得た。これをサンプルS3とする。
比較用サンプルとして、図1Aに示すBのイオン注入のみをおこなったもの(S1)、図1Bに示す熱処理を行なわず、イオン注入後直ちにNi層4を堆積し、シリサイド化反応を行なったもの(S2)も作成した。
図1Eは、これら3種のサンプルの製造工程をまとめて示す表である。
図2Aは、比較用サンプルS1,S2の2次イオン質量分析(SIMS)の結果を示すグラフである。横軸は表面からの深さを単位nmで示し、縦軸はB濃度を単位cm−3で示す。曲線s1はサンプルS1の測定結果であり、曲線s2はサンプルS2の測定結果である。
曲線s1は、深さと共に単調に減少し、イオン注入されただけのB濃度は、表面で高く深さと共に減少することを示している。ゲート絶縁膜との界面でのB濃度は1018cm−3未満である。
曲線s2は、イオン注入後、活性化熱処理は行なわず、フルシリサイデーションを行なった後のB濃度の測定結果を示す。シリサイド層の厚さは約140nmとなっている。厚さの増加により、シリサイド層中の平均B濃度は約2.3×1020cm−3以下になると考えられる。曲線s2の測定B濃度は表面から深さ30nm程度まで急激に減少し、その後深さ90nm程度まで1×1018cm−3程度の平坦な濃度分布を示し、一旦減少してからゲート絶縁膜との界面近傍で、界面に向かって増大し、界面で表面近傍のB濃度より低いが、平坦分布のB濃度より高い約1×1019cm−3の濃度となっている。Niは表面からゲート絶縁膜との界面までほぼ一定の濃度を示し、フルシリサイデーションが行なわれたことを示した。
なお、SIMSは、測定対象を掘り下げながら測定を行なうので、表面の原子、分子をより深い位置に叩き込む性質がある。従って深さと共に滑らかに減少する組成は、これら叩き込まれた成分を含む。Si基板中のB濃度はこのような成分であろう。
図2Bは、サンプルS3のSIMSの測定結果を示す。曲線s2の場合同様、シリサイド層の厚さは約140nmとなっている。曲線s3の測定B濃度は、表面(A点)から深さ70nm程度(B点)まで指数関数的減少を続け、約3×1017cm−3の濃度となった後、増加し始め、深さ100nm付近で上方に凸の肩を形成し、その後急激に増大し、界面(C点)では約1×1020cm−3まで増大している。イオン注入後の活性化熱処理を行なわなかったサンプルs2と較べると、界面で約1桁の濃度増大を示している。シリサイド化の前に活性化熱処理を行うことにより界面でのB濃度を大幅に増大できることが判る。
図3A−3Eは、n型不純物を用いたサンプルの製造工程と、測定したサンプルの製造工程をまとめて示す表である。
図3Aに示すように、シリコン基板1の表面に酸化窒化シリコン(SiON)のゲート絶縁膜2を厚さ約2nm形成し、その上に厚さ約100nmの多結晶シリコン層3を熱−化学気相体積(CVD)によって形成した。多結晶シリコン層3にn型不純物Asを加速エネルギ10keV,ドーズ量8×1015cm−2でイオン注入した。多結晶シリコン層3として、平均8×1020cm−3の不純物濃度となると考えられる。
図3Bに示すように、イオン注入した多結晶シリコン層3に1000℃、1secの活性化熱処理をラピッドサーマルアニール(RTA)で行なった。多結晶シリコンの結晶性は回復し、注入したAsは活性化すると考えられる。熱処理後の多結晶シリコン層を3yで示す。
図3Cで示すように、熱処理した多結晶シリコン層3y上に、厚さ約60nmのNi層4をスパッタリングで堆積した。厚さ60nmのNi層4は、厚さ100nmの多結晶シリコン層3xをフルシリサイデーションできる量である。
図3Dに示すように、400℃、2分の熱処理を行い、NiとSiのシリサイド反応を生じさせ、Si層をフルシリサイデーションしてシリサイド層5を得た。これをサンプルS6とする。
比較用サンプルとして、図3Aに示すAsのイオン注入のみをおこなったもの(S4)、図3Bに示す熱処理を行なわず、イオン注入後直ちにNi層4を堆積し、シリサイド化反応を行なったもの(S5)も作成した。
図3Eは、これら3種のサンプルの製造工程をまとめて示す表である。
図4Aは、比較用サンプルS4,S5の2次イオン質量分析(SIMS)の結果を示すグラフである。曲線s4はイオン注入のみを行ったサンプルS4の測定結果であり、曲線s5はサンプルS5の測定結果である。
曲線s4は、表面近傍で一旦ピークを示した後、深さと共に単調に減少することを示している。ゲート絶縁膜との界面でのAs濃度は2×1018cm−3程度である。
曲線s5は、イオン注入後、活性化熱処理を行なわず、フルシリサイデーションを行なった後のAs濃度を示す。シリサイド層の厚さは約130nmである。曲線s5の測定As濃度は極表面部の測定精度の低い領域を除いて、表面から深さ50nm程度まで1×1020cm−3強のほぼ一定な値を示し、その後深さ115nm程度まで減少し、1×1018cm−3より低くなり、ゲート絶縁膜との界面近傍で、界面に向かって急激に増大し、界面で、前記ほぼ一定の値より低い、約5×1019cm−3の濃度となっている。Niは表面からゲート絶縁膜との界面までほぼ一定の濃度を示した。
図4Bは、サンプルS6のSIMSの測定結果を示す。曲線s6の測定As濃度は、極表面を除き、表面(A点)から深さ70nm程度まで6×1019cm−3程度のほぼ一定の値を示し、緩やかに減少し、深さ110nm程度で約1×1019cm−3強の濃度となった後、界面に向かって増加し始め、その後急激に増大し、界面(B点)では、前記ほぼ一定の値より高い、約3×1020cm−3まで増大している。
イオン注入後の活性化を行なわなかったサンプルs5と較べると、界面で5倍以上の濃度を示している。比較用サンプルs5では、界面のAs濃度は表面側濃度平坦部のAs濃度より低いのに対し、サンプルs6の界面濃度は表面側平坦部の濃度より高い。
図2B,4Bから明らかなように、イオン注入後活性化熱処理を行なってからシリサイド化を行うと、ゲート絶縁膜との界面での不純物濃度は、活性化熱処理を行わなかった場合と較べて大幅に増大する。
シリサイド化反応は、表面から深さ方向に進行すると共に、不純物を界面に向かって掃き寄せることが考えられる。活性化熱処理は、多結晶シリコンの結晶性を回復し、不純物分布を平坦化する機能を有すると考えられる。活性化熱処理を行なって不純物が多結晶シリコンの格子位置にサブスティテューショナルに入り、マイグレートし易くなると共に、より深い位置まで分布し、これをシリサイデーションで深さ方向にマイグレートさせ、掃き寄せることにより、界面の不純物濃度が大幅に増大するとも考えられる。Bは拡散係数が大きく、活性化熱処理による平坦化がAsより大きいとすると、BとAsの分布形状の差の1つの原因となろう。
いずれにせよ、イオン注入後不純物活性化熱処理を行ない、その後シリサイデーションを行なえば、界面の不純物濃度を大幅に増大できるであろう。不純物は、上述のB,Asに限らないであろう。In,P,Sbを用いても同様の効果が得られよう。シリサイドか可能な金属もNiに限らず、Co,Pt,Pdを用いても、同様の効果が得られよう。
次に、種々の条件でイオン注入を行いp型シリコン領域上方にゲート絶縁膜を介してn型不純物Asをドープしたシリサイド層、およびn型シリコン領域上方にゲート絶縁膜を介してp型不純物Bをドープしたシリサイド層を形成したMOSダイオードを作成し、C−V特性を測定して閾値Vthを測定し、SIMS測定を行なって、ゲート絶縁膜との界面での不純物濃度を測定した。
図5は、測定した界面不純物濃度に対する閾値の関係を示すグラフである。横軸は界面不純物濃度を単位cm−3で示し、縦軸は閾値Vthの変化を単位Vで示す。なお、閾値はバランスバンド端Evを基準とする相対値で示した。コンダクションバンド端をEcで示す。
イオン注入後、シリサイデーション前の活性化熱処理を行わない場合、報告されたものを含め、界面不純物濃度が1×1020cm−3未満であると、pチャネル、nチャネルの閾値の変動の和ΔVthは0.5V以下であった。熱処理を行なって界面不純物濃度を1×1020cm−3以上に増大させると、閾値の変動の和ΔVthは0.5Vを大きく越えて変動する。界面不純物濃度3×1020cm−3以上でΔVthは0.9Vを越え、界面不純物濃度5×1020cm−3以上でΔVth1Vを越える。ほぼバンドギャップ相当の範囲で閾値を調整できることが判る。特性の優れたCMOS回路を形成できることがわかる。閾値を大きく変動させても界面不純物濃度は1×1021cm−3未満で足り、8×1020cm−3未満でも十分であろう。ゲート電極にイオン注入する不純物濃度を低下することができ、ゲート絶縁膜の絶縁性低下を抑制するのに有効であろう。
以下、上記現象を利用した実施例を説明する。
図6A−6Fは、第1の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。
図6Aに示すように、シリコン基板11にシャロートレンチアイソレーション(STI)による素子分離領域12を形成して複数の活性領域を画定し、n型不純物、p型不純物のイオン注入を別個に行ってpチャネルトランジスタ用nウェルWn、nチャネルトランジスタ用pウェルWpを作成する。活性領域表面に酸化窒化シリコン等のゲート絶縁膜13を形成し、その上に多結晶シリコン層14、酸化シリコンのキャップ層15をCVDで形成する。レジストパターンを用いてキャップ層15、多結晶シリコン層14、ゲート絶縁膜13のパターニングを行ない、絶縁ゲート電極構造を作成する。絶縁ゲート電極構造をマスクとしてp型不純物、n型不純物のイオン注入を低加速エネルギで別個に行い、pウェルWpのゲート電極両側にn型エクステンション16、nウェルWnのゲート電極両側にp型エクステンション17を作成する。
図6Bに示すように、酸化シリコン層等の絶縁層を堆積し、リアクティブイオンエッチング(RIE)により平坦部上の絶縁層を除去して、ゲート電極構造側壁上にのみサイドウォール18を残す。n型不純物As、p型不純物Bのイオン注入を別個に高濃度に行いpウェルのサイドウォール側方にn型高濃度ソース/ドレイン領域20、nウェルのサイドウォール側方にp型高濃度ソースドレイン領域21を形成する。ゲート電極の多結晶シリコン層14にも、キャップ層を介して不純物が注入され、Asをドープされたn型多結晶シリコン層14n、Bをドープされたp型多結晶シリコン層14pとなる。この工程は、図1A、3Aの工程に相当する。
続いてRTAによりイオン注入した不純物を活性化する。例えば、1000℃、1secのRTAを行なう。この工程は図1B,3Bの工程に相当する。
図6Cに示すように、シリコン基板上にNi層を成膜し、シリサイドアニールを行なって、ソース/ドレイン領域上にシリサイド層22を形成する。ゲート電極はキャップ層で覆われているため、シリサイド層は形成されない。
図6Dに示すように、酸化シリコン、たとえばBPSGなど、を堆積して層間絶縁膜24を形成し、上方より化学機械研磨(CMP)を行なってゲート電極の多結晶シリコン層14n、14pを露出する平坦面を形成する。
図6Eに示すように、露出したゲート電極の多結晶シリコン層を覆うように、基板上にNi膜を、フルシリサイデーションに足りる厚さ、成膜する。図1C,3Cの工程に相当する。
図6Fに示すように、例えば400℃のシリサイドアニールを行なって、ゲート電極の多結晶シリコン層の全厚さをNi層26とシリサイド反応させ、シリサイドゲート電極28n、28pを形成する。ソース/ドレイン領域上のシリサイド層22は、ほぼ反応を完了しているので、ほとんど変化しない。図1D、3Dの工程に相当する。その後不要の未反応Ni層を除去する。
このようにして、NiSiシリサイドゲート電極を有するCMOS半導体装置が形成される。シリサイドゲート電極には。不純物B,Asがイオン注入された後、活性化が行なわれ、その後シリサイド化を行なっているので、ゲート絶縁膜との界面で高い不純物濃度が得られる。pチャネルトランジスタ、nチャネルトランジスタで十分な閾値の変化が得られ良好な動作を行なうことができる。
ゲート電極のシリサイデーションとソース/ドレイン領域表面のシリサイデーションを同時に行なうこともできる。但し、ゲート電極のフルシリサイデーションの間に、ソース/ドレイン領域のシリサイデーションが深く入り過ぎないようにすることが望まれる。
図7A−7Cは、第2の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。
図7Aに示すように、図6Aの工程同様、絶縁ゲート電極構造とエクステンションを形成する。但し、ゲート電極の多結晶シリコン層14は、第1の実施例より薄く形成する。
図7Bに示すように、図6Bの工程同様サイドウォール18を形成し、n型不純物As,p型不純物Bのイオン注入を行い、高濃度n型ソース・ドレイン領域20、高濃度p型ソース/ドレイン領域21を形成する。その後、キャップ層15を除去する。
図7Cに示すように、基板上にNi層を形成し、ゲート電極14をフルシリサイデーションして、シリサイドゲート電極28n、28pを形成すると共に、高濃度ソース/ドレイン領域上にシリサイド層22を形成する。ゲート電極の多結晶シリコン層を薄く形成しているので、フルシリサイデーションを行なっても、高濃度ソース/ドレイン領域20,21上のシリサイド層22は、接合から離れておりリーク電流が抑制される。
ゲート電極を十分厚くし、かつ高濃度ソース/ドレイン領域のシリサイド層を接合から十分離すこともできる。
図8A−8Dは、第3の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。
図8Aは、図6Aと同様の工程である。但し、ゲート電極用の多結晶シリコン層は厚くしてもよい。さらに、図6Bと同様の工程を行い、図8Bに示す構成を得る。ゲート用多結晶シリコン層14にAs、Bがドープされると共に、高濃度ソースドレイン領域20,21が形成され、活性化が行なわれる。Asの代わりにPを用いてもよい。
図8Cに示すように、多結晶シリコン層31の成膜を行ない、CMPにより表面を平坦化すると共に、ゲートの多結晶シリコン層14n、14pを露出する。高濃度ソース/ドレイン領域上方の表面は多結晶シリコン層31で嵩上げされている。高濃度ソース/ドレイン領域上に嵩上げされた多結晶シリコン層、およびゲート電極に、夫々As,Bをイオン注入する。Asの代わりにPを用いてもよい。
図8Dに示すように、基板上にNi層を堆積し、ゲート電極のフルシリサイデーションを行なうと共に、高濃度ソース/ドレイン領域上方もシリサイド化し、シリサイド層が高濃度ソース/ドレイン領域20,21に入り込むようにする。高濃度ソース/ドレイン領域20,21上方のSi表面は嵩上げされているため、ゲート電極をフルシリサイデーションしても、シリサイド層の底面を高濃度ソース/ドレイン領域20,21の接合から十分離すことができる。
以上実施例に従って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、不純物は、n型としてP,As,Sb、p型としてB,In等から選択できよう。シリサイドか可能な金属は、Ni,Co,Pt,Pdから選択できよう。CMOSトランジスタの製造工程は、公知の他の種々の工程を採用することができる。その他、種々の変更、改良、組合せが可能なことは当業者に自明であろう。
以下、本発明の特徴を付記する。
(付記1)
(a)シリコン基板の複数の活性領域上に、夫々、ゲート絶縁膜、多結晶シリコン層を含む積層構造を形成する工程と、
(b)前記多結晶シリコン層の各々にn型またはp型の不純物を注入する工程と、
(c)前記多結晶シリコン層の各々に注入された不純物を活性化する工程と、
(d)工程(c)の後、前記各多結晶シリコン層を覆ってシリサイド反応可能な金属層を堆積する工程と、
(e)全記多結晶シリコン層と前記金属層との間でシリサイド化反応を生じさせ、前記多結晶シリコン層の全厚さがシリサイド化されたゲート電極を形成する工程と、
を含む半導体装置の製造方法。
(付記2)
工程(c)が、注入した不純物分布を平坦化するものである付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記3)
工程(e)の後、前記シリサイド化されたゲート電極の前記ゲート絶縁膜との界面における不純物濃度が1×1020cm−3以上であるように、工程(b)、(c)の条件が選ばれている付記1または2記載の半導体装置の製造方法。
(付記4)
前記複数の活性領域が、nチャネルトランジスタ用活性領域とpチャネルトランジスタ用活性領域とを含み、
工程(b)が、前記nチャネル用活性領域に対してn型の不純物を注入し、前記pチャネル用活性領域に対してp型の不純物を注入し、前記各多結晶シリコン層をドープすると共に、前記各活性領域中にソース/ドレイン領域を形成し、
工程(c)が、前記各多結晶シリコン層と前記各ソース/ドレイン領域に注入された不純物を活性化する
付記1〜3のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
(付記5)
前記金属層が、Ni,Co,Pt,Pdのいずれか1種を含む付記1〜4のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
(付記6)
複数の活性領域を含むシリコン基板と、
前記活性領域の各々の上に形成された、ゲート絶縁膜と金属シリサイド層とを含む積層構造と、
を有し、前記複数の活性領域の各々の上方の前記金属シリサイド層中のn型またはp型の不純物濃度が、平均値で1×1021cm−3未満であり、前記ゲート絶縁膜との界面において1×1020cm−3以上である半導体装置。
(付記7)
前記不純物がBであり、前記シリサイド層中のB濃度が、表面から深さと共に減少し、ある深さで最小値を取り、さらに深さと共に増大し、肩を形成した後さらに増大して前記界面で前記表面近傍のB濃度より低い極大値を示す付記6記載の半導体装置。
(付記8)
前記不純物がAsであり、前記シリサイド層中のAs濃度が、表面からある深さでほぼ一定値を取り、その後深さと共に減少し、その後深さと共に増加し、前記界面で前記一定値より高くなる付記6または7記載の半導体装置。
(付記9)
前記複数の活性領域がnチャネルトランジスタ用活性領域とpチャネルトランジスタ用活性領域とを含み、前記nチャネルトランジスタ用活性領域上方の金属シリサイド層にはn型不純物がドープされ、前記pチャネルトランジスタ用活性領域上方の金属シリサイド層にはp型不純物がドープされ、チャネル領域の閾値の差が、0.9V以上である付記6〜8のいずれか1項記載の半導体装置。
(付記10)
前記金属シリサイド層が、Ni,Co,Pt,Pdのいずれか1種を含む付記6〜9のいずれか1項記載の半導体装置。
サンプルの作成工程を示す断面図と、作成した3種類のサンプルの作成工程をまとめて示す表である。 3種類のサンプルのSIMS測定による深さ方向の不純物分布を示すグラフである。 他のサンプルの作成工程を示す断面図と、作成した他の3種類のサンプルの作成工程をまとめて示す表である。 他の3種類のサンプルのSIMS測定による深さ方向の不純物分布を示すグラフである。 種々のサンプルを作成、測定して得た、閾値と界面不純物濃度との関係を示すグラフである。 第1の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。 第1の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。 第1の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。 第1の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。 第1の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。 第1の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。 第2の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。 第3の実施例による半導体装置の製造方法の主要工程を示す断面図である。
符号の説明
1 シリコン基板
2 ゲート絶縁膜
3 多結晶シリコン層
4 Ni層
5 NiSi層
11 シリコン基板
12 素子分離領域
13 ゲート絶縁膜
14 多結晶シリコン層
15 キャップ層
16 エクステンション
17 エクステンション
18 サイドウォール
20 高濃度ソース/ドレイン領域
21 高濃度ソース/ドレイン領域
22 シリサイド層
24 層間絶縁膜
26 Ni層
28 シリサイドゲート電極
31 シリコン層
32 Ni層

Claims (5)

  1. (a)シリコン基板の複数の活性領域上に、夫々、ゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜に接して形成された多結晶シリコン層を含む積層構造を形成する工程と、
    (b)n型およびp型の不純物を、夫々、前記多結晶シリコン層の異なる場所に注入する工程と、
    (c)前記多結晶シリコン層の各々に注入された不純物を活性化する工程と、
    (d)工程(c)の後、前記各多結晶シリコン層を覆ってNi層を堆積する工程と、
    (e)前記多結晶シリコン層と前記Ni層との間でNiSiを生じさせる反応を生じさせ、前記多結晶シリコン層の全厚さがNiSi化されたゲート電極を形成する工程と、
    を含み、
    前記ゲート電極の前記n型および前記p型の不純物濃度が、夫々、平均値で1×1021cm−3未満であり、前記ゲート絶縁膜との界面において1×1020cm−3以上であり、
    前記ゲート電極の表面から所定の深さにおいて、前記不純物濃度が最小値となり、
    前記界面において、前記不純物濃度が前記最小値より大きい値である
    半導体装置の製造方法。
  2. 前記複数の活性領域が、nチャネルトランジスタ用活性領域とpチャネルトランジスタ用活性領域とを含み、
    工程(b)が、前記nチャネル用活性領域に対してn型の不純物を注入し、前記pチャネル用活性領域に対してp型の不純物を注入し、前記各多結晶シリコン層をドープすると共に、前記各活性領域中にソース/ドレイン領域を形成し、
    工程(c)が、前記各多結晶シリコン層と前記各ソース/ドレイン領域に注入された不純物を活性化する
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 複数の活性領域を含むシリコン基板と、
    前記活性領域の各々の上に形成された、ゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜に接して形成されたNiSi層からなるゲート電極とを含む積層構造と、
    を有し、前記複数の活性領域の上方の前記NiSi層にはn型不純物を含むものとp型不純物を含むものがあり、n型およびp型の不純物濃度が、夫々、平均値で1×1021cm−3未満であり、前記ゲート絶縁膜との界面において1×1020cm−3以上であり、
    前記ゲート電極の表面から所定の深さにおいて、前記不純物濃度が最小値となり、
    前記界面において、前記不純物濃度が前記最小値より大きい値である
    半導体装置。
  4. 前記p型の不純物がBであり、前記NiSi層中のB濃度が、表面から深さと共に減少し、ある深さで最小値を取り、さらに深さと共に増大し、肩を形成した後さらに増大して前記界面で前記表面近傍のB濃度より低い極大値を示す請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記n型の不純物がAsであり、前記NiSi層中のAs濃度が、表面からある深さでほぼ一定値を取り、その後深さと共に減少し、その後深さと共に増加し、前記界面で前記一定値より高くなる請求項3または4記載の半導体装置。
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