JP5022776B2 - 摩擦撹拌ツール - Google Patents

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この発明は、摩擦撹拌接合に用いる摩擦撹拌ツールに関する。
図10のAは従来の摩擦撹拌ツールの一例であり、摩擦撹拌ツール100は、本体部101の先端をショルダ部102とし、その中央に撹拌ピン103を突出させるとともに、本体部101の軸線Cを進行方向Aに対して後傾させ、接合材料104の表面105へショルダ部102を接触させて向かい角θを形成するように保持して回転させ、撹拌ピン103を接合材料104中へ差し込み進行方向Aへ移動させるようになっている。向かい角は流動化材料をショルダ部下方へ巻き込むことにより接合部における撹拌層の肉厚を一定にするので、接合強度を安定化させる上で重要である。
ところが図10のBに示すように、接合材料104Aと104Bの接合部を始点106から終点107に向かって直線的な接合線108を形成するとき、まず始点106から矢示D方向に移動させるが、向かい角があるため終点107部分の接合ができないので、途中で中止して終点107から矢示E方向へ折り返して接合しなければならない。しかしこの場合には終点107で折り返すときに本体部101における軸線Cの傾きを反転して向かい角を折り返し方向に形成しなければならず、このためには本体部101の支持装置における本体部支持角度を変更しなければならない。また、接合材料104Bと104Cの接合部を自由曲線の接合線108Aとする場合にも同様の問題が生じる。しかし本体部の支持角度を進行方向に応じて自在に変更できる支持装置は極めて高価なものとなってしまう。そこで摩擦撹拌ツールを傾けずに摩擦撹拌接合できるノンチルト式の摩擦撹拌ツールが望まれることになった。
このようなノンチルト式の摩擦撹拌ツールとしては、ショルダ部に渦巻き状等の凸条部を設け、この凸条部に流動化材料を案内させて中心部の撹拌ピンへ送り込むものもある(特許文献1・2)。
また、ショルダ部の表面を中心側へ傾斜させて外部へ流動化材料があふれ出さないようにしたものものある(特許文献2)。
さらに、ショルダ部の表面のうち約1/4程度を斜めに切り欠いて、回転方向及び径方向に傾斜する斜面を設けたものもある(特許文献3)。
WO99/52669号公報 特許第3409791号公報 特開2005−81427号公報
ところで、上記のようにショルダ部に凸条部を設けた場合、この凸条部で接合材料を摩擦撹拌することになるから、比較的破損しやすく、かつ加工も比較的複雑なため、耐久性の向上やコスト面に課題があった。また、特許文献1及び2のように凸条部及びその間に形成される溝状部はそれぞれ回転方向の高さが一定であるから、より大量に流動化材料を中心へ送り込むことができなかった。また、特許文献3のようにショルダ部の一部を切り欠いたものでは、連続的に流動化材料を中心へ送り込むことができず、ノンチルト加工に適しない。そこで本願は、このような要請の実現を目的とする。

上記課題を解決するため摩擦撹拌ツールに係る請求項1の発明は、棒状の本体部と、この本体部の軸方向端面に形成されて接合材料の表面へ当接するショルダ部と、このショルダ部の中心部から突出して接合材料中へ差し込まれる撹拌ピンとを備えた摩擦撹拌ツールにおいて、
前記ショルダ部を、回転するにしたがって次第に接合材料中へ深く食い込むよう全周に亘って高さが変化する押圧面であり、
前記押圧面は、前記ショルダ部の表面全周にて単一の面で構成されることを特徴とする
請求項の発明は、棒状の本体部と、この本体部の軸方向端面に形成されて接合材料の表面へ当接するショルダ部と、このショルダ部の中心部から突出して接合材料中へ差し込まれる撹拌ピンとを備えた摩擦撹拌ツールにおいて、
前記ショルダ部を、回転するにしたがって次第に接合材料中へ深く食い込むよう全周に亘って高さが変化する押圧面であり、
前記押圧面が、前記ショルダ部の表面全周にて2面以上の面で構成され、各押圧面は回転方向後方側の幅が、徐々に狭くなって外周側が中心側へ近づくように変化するとともに、他の押圧面と径方向にて重なることを特徴とする。
請求項の発明は上記請求項1又は2のいずれかにおいて、前記押圧面が、径方向でも外周から中心へ向かって傾斜していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ショルダ部の表面を、回転するにしたがって次第に接合材料中へ深く食い込むよう回転方向にて全周に亘って高さが変化する押圧面で構成したので、接合材料の表面との間に常時向かい角を形成でき、押圧面で接合材料を摩擦撹拌して、押圧面の上に沿って流動化材料を回転方向後方へ送り、中心部へ送り込むことができ、大量の流動化材料を中心部へ送り込むことを可能にしつつ、破損しやすい凸条部を不要にして耐久性を向上させることができる。また凸条部ほどの複雑な加工が不要になるので、摩擦撹拌ツールの製造コストも下げることができる。
さらに、押圧面をショルダ部の表面全周にて単一の面で構成したので、押圧面が簡単になり、容易に製造できる。
請求項の発明によれば、複数の押圧面のうち、隣り合う一つの押圧面の回転方向先端が、他方の押圧面における回転方向後端側の外周側へ径方向にて重なって位置するとともに、各押圧面は回転方向後方側の幅が、徐々に狭くなって外周側が中心側へ近づくように変化するので、複数の押圧面で同時に各先端側から流動化材料を送り込むから大量の流動化材料を中心部へ常時送り込むことが可能になる。そのうえ後端側が中心側へ近づくように幅狭に変化するので、流動材料を後端部側で確実に中心側へ送り込むことができる。
請求項の発明によれば、押圧面をショルダ部の径方向でも中心へ向かって傾斜させたので、押圧面は3次元的に捩れた形状をなし、流動化材料を外部へあふれにくくし、中心部へ確実に送り込むことができる。
以下、図面に基づいて参考例を説明する。図1〜6は参考例に係り、図1は摩擦撹拌ツール1の正面図、図2はショルダ部の底面視形状図、図3はショルダ部及び撹拌ピン部分を示す斜視図、図4は図2の4−4線に沿う断面図、図5はショルダ部3の表面形状を図1の方向から見た状態で展開して示す図、図6は摩擦撹拌接合時の状態を示す図である。
図1に示すように、摩擦撹拌ツール1は、丸棒状の本体部2とその端面に形成されたショルダ部3及びショルダ部3の中心部から突出する撹拌ピン4を備え、進行方向Aに沿ってB矢示方向へ回転させつつ移動させて摩擦撹拌接合するようになっている。Cは本体部2の中心軸線であり回転中心でもある。
なお、本願において上下方向等は摩擦撹拌ツール1の使用状態を基準とし、図1の上下方向を摩擦撹拌ツール1の上下方向とし、図1の下方から示すショルダ部3の形状(すなわち図2の状態)を底面視形状ということにする。またショルダ部3における面の高低は、下方へ突出する高さで表現し、下方突出量が多いほど高いと表現する。
図1〜6において、ショルダ部3は、本体部2の下方側端面であって接合材料の表面(図6参照)に対面する部分であり、接合材料中へ食い込んで接合材料を流動化させる部分でもある。撹拌ピン4は、ショルダ部3の中央から下方へ一体に突出形成されており、接合材料中へ差し込まれて材料を撹拌するためのものであり、図示省略してあるが、多くの場合は周囲にネジが切られ、摩擦撹拌接合時に流動化材料を中心部へ押し込むようになっている。
図3に示すように、ショルダ部3は互いに逆方向に傾斜する半円状の第1押圧面5と第2押圧面6を向かい合わせにし、本体部2の中心軸線であり回転中心でもある軸線C方向から見たとき、底面視形状が一つの円形を形成するようにする(図2参照)。2つの押圧面5,6の境界は段差部7をなす。
但し、第1押圧面5と第2押圧面6は、回転方向B(図2)すなわちショルダ部3の円周方向に見た場合、同一方向へ傾斜する斜面をなす。すなわち図5に示すように、各押圧面5,6は段差部7を挟んで平行に同一方向へ傾斜し、各押圧面(5、6)はそれぞれ回転方向Bに向かって先端8側が低く後端9側が高くなるように連続的に高さが変化する傾斜面をなし、水平方向に対して角θなる傾斜角を有し、この傾斜角度が向かい角θとなる。
なお図中には、先端8が最も低いのでLを添え、後端9が最も高いのでHを添えて高低を示す。
このようにすると、図6に作業状態を示すように、進行方向に向かって常にθなる向かい角(傾斜角)を維持できる。このため、本体部2の取付角を変更することなく、進行方向が変化する作業を行うことができる。
また、第1押圧面5と第2押圧面6はそれぞれショルダ部3の径方向において外周側が高く内周側が低くなるように傾斜し、全体として3次元的に捩れた曲面をなしている。
図6において、接合材料10,11が接合線12で突き合わされ、この接合線10上に撹拌ピン4が差し込まれ、B矢示方向に回転させつつ、ショルダ部3を接合材料10,11の表面14へ摺接させながら、接合線12の上に沿って移動させる。すると、接合線12を挟む両側に位置する接合材料10,11の材料を流動化させつつ摩擦撹拌して格子状のハッチングで示す融合部13を形成し、ここで接合材料10,11が結合一体化する。
このとき摩擦撹拌ツール1は直立状態で、ショルダ部3は第1押圧面5及び第2押圧面6が常に接合材料10,11の表面へ傾斜角θをなして当接する。このため、流動化材料は、ショルダ部3と表面14との間に形成される傾斜角θなるショルダ部3の下にある空間内へ送り込まれる。このとき、ショルダ部3は回転により接合材料の表面14に接触する第1押圧面5及び第2押圧面6を有し、第1押圧面5及び第2押圧面6がそれぞれ、低い先端8から後端9に向かって次第に高くなるため、徐々に接合材料中へ食い込み、材料を流動化させつつ、第1押圧面5及び第2押圧面6の上を回転方向後方へ送り込み、最も高い後端9にて中心側の撹拌ピン7の周囲へ送り込む。したがって大量の流動化材料を送り込むことができるとともに、第1押圧面5及び第2押圧面6がそれぞれ径方向でも内側へ傾いているため、流動化材料を外側へ逃がさないように送り込むことができ、確実な摩擦撹拌を実現する。
しかも、接合線12が平面視で屈曲等することにより進行方向が種々に変化しても本体部2の軸線Cを直立したままで、常時進行方向に傾斜角θを維持できるので、高価な摩擦撹拌ツール1の支持装置を必要とせずに折り返しや自由曲線(図10のBにおける108A参照)を描くような作業ができるようになる。そのうえ、ショルダ部3を第1押圧面5及び第2押圧面6からなる面で構成するので、破損しやすい凸条部を設ける必要がなくなり、耐久性を向上させ、かつ比較的簡単な加工でショルダ部3を形成でき、安価に製造できる。
以下、本願発明を構成するショルダ部3における変形例を示す。図7は第1実施例であり、上段(a)にショルダ部3の斜視図、中段(b)にショルダ部3の底面視形状図、下段(c)にショルダ部3の高さ変化を示すため上段に示す上下反転させた状態のショルダ部3を側方から示す図である。なお、以下の図8及び図9も同様の図面構成である。
図7において、ショルダ部3の表面は全周方向へ連続する単一の傾斜面である押圧面20で構成されるが、この押圧面20は回転方向Bに対して先端8が最も低く、後端9が最も高くなるよう連続変化し、先端8と後端9は段差部7の上下に位置し、上下方向にて重なっている。しかも押圧面20は外周側が高く、内周側が低くなるよう、径方向にても傾斜し、全体として3次元的に捩れた曲面をなしている。
このようにしても、下段(c)に示すように、ショルダ部3の表面は向かい角θを形成できるので、回転により接合材料の表面に接触する押圧面20は、低い先端8から高い後端9に向かって次第に高くなるため、徐々に接合材料中へ食い込み、材料を流動化させつつ、押圧面20の上を回転方向後方へ送り込み、最も高い後端9にて中心側の撹拌ピン4の周囲へ送り込む。したがって大量の流動化材料を送り込むことができるとともに、押圧面20が径方向でも内側へ傾いているため、流動化材料を外側へ逃がさないように送り込むことができる。しかも押圧面20を全周に亘って単一の面で構成するので、構造が簡単で製造も容易になる。
図8は第2実施例であり、略半円状をなす第1押圧面30及び第2押圧面31からなる2面を備え、段差部32で接続する。33は側道部、34は先端、35は後端である。側道部33は、各押圧面30、31の後端部分側外周部を部分的に切り欠くことにより、この切り欠き部36の径方向外方に形成される。中段(b)に明らかなように、切り欠き部36は先端34側から後端35へ向かうほど中心側へ接近するように形成した円弧部をなし、後端35側の径方向幅wは、後端35に近いほど狭くなる。dは側道部33の径方向幅であり、後端35側ほど広くなる。
側道部33は後端35の属する押圧面と別の押圧面に連続する。例えば、第2押圧面31における後端35の外周側に形成される側道部33は、第1押圧面30と連続し、第2押圧面31の後端35と段差をなしてその下方外周部へ傾斜して回り込み、先端34に向かって次第に幅が狭くなり、やがて先端34で消滅する。先端34は回転方向先端部である。また他方側の側道部33も同様構造をなす。
側道部33と後端35は段差部32による段差をなし、この段差部32の外側が側道部33の開始部分となっている。各面の先端34及び後端35は撹拌ピン4を挟んで対称位置に形成されている。なお図中には、先端34が最も低いのでLを添え、後端35が最も高いのでHを添えて高低を示す。
後端35は側道部33の分だけ狭くなっており、各押圧面30及び31は、後端35の径方向外方における側道部33の幅dは、先端34と後端35(最も径方向外側部分)との径差でもある。なお、各押圧面30及び31もそれぞれショルダ部3の径方向において、外周側が高く内周側が低くなるように傾斜し、全体として3次元的に捩れた曲面をなしている。
このようにしても、下段(c)に示すように、向かい角θを形成できることは同様であり、流動化材料を先端34から後端35へ向かって送り込むことができる。また、側道部33を設けたことにより、一つの押圧面における先端34から後端35までの長さは半円以上に長くなるので、先端34から後端35まで長い経路でより多くの流動化材料を後端35側へ送り込むことができ、後端部に達した流動化材料は、後端35側の押圧面が内側へ狭められるため、徐々に内側へ集められ、やがて後端35から確実に中心部へ送り込まれる。このとき、押圧面が径方向でも外周側から中心側へ傾斜するよう3次元の曲面をなしていることも流動化材料を中心部へ効率的に送り込むことに役立っている。
したがってより多くの流動化材料を確実に中心側へ送り込むことができるようになり、接合品質をより一層高めることができる。
なお、先端34の位置は、中段(b)に示すショルダ部の底面視形状において、後端35と径差dをなすように、径方向に対して先端34が外側、後端35が内側になるよう内外に配置すればよく、先端34が他方の押圧面側まで回り込む程度は自由に設定できる。
図9は第3実施例であり、図7及び8における上段(a)及び中段(b)に相当する部分のみを示し、下段(c)に相当する部分は省略してある。
この例では、120°間隔で分割された3つの押圧面である、第1押圧面40・第2押圧面41・第3押圧面42の各周方向一端を隣り合う押圧面の上へ段差部43をなして順次重ねたものであり、この実施例でも、重なり合う2面の間で前記第2実施例同様の側道部44を形成している。45は先端、46は切り欠き部である。
各押圧面40・41・42は回転方向へ向かって先端45側が低く後端(段差43に同じ)側が高くなるように連続変化する同様の傾斜面をなし、かつショルダ部3の径方向において、外周側が高く内周側が低くなるように傾斜し、全体として3次元的に捩れた曲面をなしている。このため、やはり向かい角θ(図8参照)を形成できる。しかもこの例では、回転方向において同様に傾斜する3つの押圧面を重ね合わせるため、ショルダ部3を容易に形成できる。
なお、この場合押圧面は2面以上であれば、何面でも同様の傾斜面を形成できる。
また、参考例、第及び第実施例のように、ショルダ部3を複数の押圧面で形成するため、摩擦撹拌ツール1で接合材料を押圧するとき、中心に対して複数の対称位置にて同じ高さで同時に押圧するから、中心線に沿って押圧力を均一にできる。このため作業が安定化し、摩擦撹拌される接合材料が均一化するので、接合性が安定し、接合品質が向上する。
参考例に係る摩擦撹拌ツールの正面図 ショルダ部の底面視形状図 ショルダ部及び撹拌ピン部分を示す斜視図 図2の4−4線断面図 ショルダ部の形状変化を示す展開図 摩擦撹拌作業を示す図 第1実施例のショルダ部を示す図 第2実施例に係る同上図 第3実施例に係る同上図 従来例の摩擦撹拌ツール等を示す図
符号の説明
1:摩擦撹拌ツール、2:本体部、3:ショルダ部、4:撹拌ピン、5:第1押圧面、6:第2押圧面、7:段差部、8:先端、9:後端、12:接合線、20:押圧面、30:第1押圧面、31:第2押圧面、33:側道部、34:先端、35:後端、36:切り欠き部、40:第1押圧面、41:第2押圧面、42:第3押圧面、43:段差部(後端)、44:側道部、45:先端、46:切り欠き部

Claims (3)

  1. 棒状の本体部と、この本体部の軸方向端面に形成されて接合材料の表面へ当接するショルダ部と、このショルダ部の中心部から突出して接合材料中へ差し込まれる撹拌ピンとを備えた摩擦撹拌ツールにおいて、
    前記ショルダ部を、回転するにしたがって次第に接合材料中へ深く食い込むよう全周に亘って高さが変化する押圧面であり、
    前記押圧面は、前記ショルダ部の表面全周にて単一の面で構成されることを特徴とする摩擦撹拌ツール。
  2. 棒状の本体部と、この本体部の軸方向端面に形成されて接合材料の表面へ当接するショルダ部と、このショルダ部の中心部から突出して接合材料中へ差し込まれる撹拌ピンとを備えた摩擦撹拌ツールにおいて、
    前記ショルダ部を、回転するにしたがって次第に接合材料中へ深く食い込むよう全周に亘って高さが変化する押圧面であり、
    前記押圧面は、前記ショルダ部の表面全周にて2面以上の面で構成され、各押圧面は回転方向後方側の幅が、徐々に狭くなって外周側が中心側へ近づくように変化するとともに、他の押圧面と径方向にて重なることを特徴とする摩擦撹拌ツール。
  3. 前記押圧面は、径方向でも外周から中心へ向かって傾斜していることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載した摩擦撹拌ツール。
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