JP5019925B2 - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングコラム装置に関し、チルト調整あるいはテレスコ調整を行ってロックボルトを締め付けたときにツースロック機構が歯先ロック状態になってロックボルトが締め付けられなくなる確率を小さくしたものである。
車両の操舵を行うステアリングコラム装置には、乗員の操作するステアリングホィールが運転席の適正な位置に配置されるように、ステアリングホィールを上下方向に位置調整するチルト機構や、ステアリングホィールを軸方向に位置調整するテレスコ機構を備えたステアリングコラム装置が設けられている。
従来のステアリングコラム装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このステアリングコラム装置は、固定ナット14を締め付けることにより、係止エレメント7,8を歯付条片5,6へ押圧し、ステアリングコラム2のチルトロックおよびテレスコロックを行っている。歯付条片5,6にはラック歯が形成され、係止エレメント7,8は該ラック歯に噛み合う短いラック歯状である噛合歯が形成されている。
特表2005−534574号公報
ところが、ラック歯の歯先の位置と噛合歯の歯先の位置とが一致すると、ラック歯に噛合歯が噛み合わずに歯先ロック状態になり、そのまま固定ナットを締め付けても、ラック歯と噛合歯とを噛み合わせることはできない。そのため、ラック歯と噛合歯との位置を僅かにずらして再び締め付ける操作をしなければならず、操作性が良くないという問題がある。
一方、歯先ロック状態が生じる確率は、ラック歯の歯先と歯先との間に噛合歯の歯先が位置する適正位置関係にある場合と、ラック歯の歯先に噛合歯の歯先が位置する非適正位置関係にある場合との比率であり、この比率を小さくすることは可能である。歯先ロックが生じる確率を小さくするには、隣接する歯先と歯先との間隔である歯先ピッチを大きくして相互に対向する一方側の歯先が他方側の歯先と歯先との間へ入り込む確率を大きくすればよい。そのためには、歯先と歯先との間隔である歯先ピッチを大きくすればよいが、隣接する歯どうしの間に歯無し部を設けない場合には、単純に歯先ピッチのみを大きくして歯高を変えない構成にすると、圧力角が大きくなるためにロック強度が不足する。
次に、歯先ピッチを大きくして圧力角を変えない構成にすると、結果として歯高が高くなることからロック解除する際にラック歯から噛合歯を離す距離であるリフト量が大きくなってしまい、操作レバーを操作する際の操作角度が大きくなる。
そこで本発明は、上記の課題を解決したステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体に支持されロアシャフトを回転自在に支持するロアジャケットと、該ロアジャケットに対して軸方向へ相対移動自在に設けられ前記ロアシャフトに対して軸方向へ相対移動自在なアッパーシャフトを回転自在に支持するアッパージャケットと、該アッパージャケットに設けられたディスタンスブラケットと、該ディスタンスブラケットを挟持すると共に車体に結合された一対のサイドブラケットと、
前記一対のサイドブラケットに形成された一対の挿通孔と前記ディスタンスブラケットに形成された一対の挿通孔とに挿通されたロックボルトと、該ロックボルトの反頭部側である先端部が挿通される貫通孔を有する押圧部材と、該押圧部材を前記ロックボルトの頭部側へ向かって押圧し前記一対のサイドブラケットに対して前記ディスタンスブラケットをロックあるいはロック解除する押圧手段とが設けられ、
前記夫々のサイドブラケットの前記挿通孔が長孔のチルト孔に形成されると共に前記ロックボルトの反頭部側の前記チルト孔の縁の両側に前記チルト孔の長さ方向に沿って一対組のラック歯が設けられ、該ラック歯と噛み合う一対組の噛合歯が前記押圧部材における前記貫通孔の両側に設けられたチルト機構と、
前記夫々のディスタンスブラケットの前記挿通孔が長孔のテレスコ孔に形成されると共に前記ロックボルトの反頭部側の前記テレスコ孔の縁の両側に前記テレスコ孔の長さ方向に沿って一対組のラック歯が設けられ、該ラック歯と噛み合う一対組の噛合歯が前記押圧部材における前記貫通孔の両側に設けられたテレスコ機構との少なくともいずれか一方の機構を備えたステアリングコラム装置において、
前記噛合歯の歯先ピッチを、前記ラック歯の歯先ピッチである基準ピッチPの2倍とし、あるいは双方の歯先ピッチを基準ピッチPの2倍とし、前記押圧部材には前記一対組の噛合歯を前記貫通孔の両側に3対有しており、該3対の歯のうち中央に位置する一対組の噛合歯は、相互に対向する対向端部側の歯高を、反対側である非対向端部側よりも夫々高くすることで、他の歯よりも高くしたことを特徴とする。
この発明によれば、噛合歯の隣接する歯先と歯先との間隔をラック歯の隣接する歯先と歯先との間隔である従来の基準ピッチPの2倍に大きくしたので、対向するラック歯の歯先と噛合歯の歯先との数が減り、隣接する歯先と歯先とのピッチ間のばらつきに起因して対向するラック歯の歯先と噛合歯の歯先との一部が干渉して噛み合わないために生じる歯先ロックの発生確率が従来よりも小さくなる。または双方の隣接する歯先と歯先との間隔を略同一値にして従来の隣接する歯先と歯先との間隔である基準ピッチPの2倍に大きくしたので、現実に当接が生じる歯先間における歯先ピッチが、従来の歯先ピッチである基準ピッチPよりも大きくなる。従って、一方の歯先と他方の歯先とが干渉して噛み合わない歯先ロックの生じる確率が、従来よりも小さくなる。
具体的に説明すると、図5のようになる。図5(c)は従来のラック歯19cと噛合歯20dとの構成を示すものであり、いずれも圧力角が一定のαで高さが一定のhの基準歯が隙間なく並んでおり、基準歯の歯先と歯先との間隔である歯先ピッチが基準ピッチPとなっている。これに対し、図5(a)は一方の噛合歯20dの隣接する歯先と歯先との間隔を、他方のラック歯19cの隣接する歯先と歯先との間隔である従来の基準ピッチPの2倍である2Pとした場合を示すものである。対向するラック歯の歯先と噛合歯の歯先との数が減り、隣接する歯先と歯先とのピッチ間のばらつきに起因して対向するラック歯の歯先と噛合歯の歯先との一部が干渉して噛み合わないために生じる歯先ロックの発生確率が従来よりも小さくなる。また、図5(b)はラック歯19cと噛合歯20dとの双方の隣接する歯先と歯先との間隔を略同一値にして従来の隣接する歯先と歯先との間隔である基準ピッチPの2倍にしたものである。歯は基準歯のみであって歯無し部が生じ、歯無し部の長さが歯底の幅と同じ値のWとなる。図5(b)の場合には、現実に当接が生じる歯先間における歯先ピッチが2Pであって従来のピッチPの2倍の長さとなり、一方の歯先と他方の歯先とが干渉して噛み合わない歯先ロックが生じる確率は、従来の1/2に小さくなる。図5(b)の場合にはラック歯19c,噛合歯20dの両方に歯無し部が存在するので、車両の衝突時には、一方の歯無し部に沿って他方の歯先が相対的に移動し得るが、この移動量は最大でも歯無し部の長さW分であって略2mm程度なので問題はない。なお、現実的には、隣接する歯先と歯先との間隔は、基準ピッチP毎に各々歯を有する場合の噛合歯20dの歯数から1を引いた歯数分のピッチに相当する間隔が最大となる。即ち、図5(c)に示すように噛合歯20dを5歯有する構成では、歯先と歯先との間隔の最大値は、(5−1)×P=4Pとなる。
この発明によれば、3対の噛合歯のうちの他の歯よりも歯高が高い中央に位置する一対の歯である先導歯の歯先である初期当接部がラック歯の歯先に最初に当接し、該初期当接部がラック歯の歯先から外れると、先導歯に先導されて噛合歯のその他の一対の歯がラック歯の歯先から外れ、その結果、噛合歯の全体がラック歯と噛み合う。従って、歯先ロックの生じる確率が小さくなる。
この発明によれば、先導歯の歯高が高い中央に位置する一対の歯の対向端部側の歯高が反対向端部側よりも高いので、ラック歯に対して噛合歯が傾いている場合でも該高い部分が初期当接部となってラック歯の歯先からより外れ易くなり、歯先ロックの生じる確率がより小さくなる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のステアリングコラム装置において、対向端部側の歯高を反対側である非対向端部側よりも夫々高くした一対の歯の歯長を、他の歯よりも短くしたことを特徴とする。
この発明によれば、対向端部側の歯高を反対側である非対向端部側よりも夫々高くした一対の歯の歯長が他の歯よりも短いので、初期当接部も短く、ラック歯に対して噛合歯が傾いている場合でも初期当接部が短い分だけラック歯の歯先から外れ易くなり、歯先ロックの生じる確率が一段と小さくなる。
請求項1に係るステアリングコラム装置によれば、噛合歯の歯先ピッチをラック歯の歯先ピッチである基準ピッチPの2倍としたので、対向するラック歯の歯先と噛合歯の歯先との数が減り、隣接する歯先と歯先とのピッチ間のばらつきに起因して対向するラック歯の歯先と噛合歯の歯先との一部が干渉して噛み合わないために生じる歯先ロックの発生確率が従来よりも小さくなる。また、双方の歯先ピッチを基準ピッチPの2倍としたので、現実に当接が生じる歯先間における歯先ピッチが、従来の歯先ピッチである基準ピッチPよりも大きくなる。従って、一方の歯先と他方の歯先とが干渉して噛み合わない歯先ロックの生じる確率が、従来よりも小さくなる。
また、噛合歯のうちの他の歯よりも歯高が高い一対の歯である先導歯の歯先である初期当接部がラック歯の歯先に最初に当接し、該初期当接部がラック歯の歯先から外れると、先導歯に先導されて噛合歯のその他の一対の歯がラック歯の歯先から外れ、その結果、噛合歯の全体がラック歯と噛み合う。従って、歯先ロックの生じる確率が小さくなる。
更に、先導歯の歯高が高い一対の歯の対向端部側の歯高が反対向端部側よりも高いので、ラック歯に対して噛合歯が傾いている場合でも該高い部分が初期当接部となってラック歯の歯先からより外れ易くなり、歯先ロックの生じる確率がより小さくなる。
請求項2に係るステアリングコラム装置によれば、先導歯の歯高が高い一対の歯または歯高が高くかつ高い部分と低い部分とを有する一対の歯の歯長が他の歯よりも短いので、初期当接部も短く、ラック歯に対して噛合歯が傾いている場合でも初期当接部が短い分だけラック歯の歯先から外れ易くなり、歯先ロックの生じる確率が一段と小さくなる。
以下、本発明によるステアリングコラム装置の実施の形態を説明する。このステアリングコラム装置では、単一の操作レバーにより、チルト機構のロックおよびロック解除と、テレスコ機構のロックおよびロック解除とが行われる。
図10に示すように、ダッシュパネル2に挿通孔2aが形成され、該挿通孔2aにブッシュ11が装着されている。そして、ブッシュ11と取付部3とを介して、ステアリングコラム装置1が車体に支持されている。該ステアリングコラム装置1は、図9に示すようにステアリングシャフト5と該ステアリングシャフト5を覆うジャケット6とを含んで構成されている。ジャケット6は、図9に示すように右側のアッパージャケット6aと、該アッパージャケット6aの下部を覆うようにして相対移動自在に設けられた左側のロアジャケット6bとから構成されている。該左側のロアジャケット6bは、右側の第1ロアジャケット6cと、該第1ロアジャケット6cの左側に挿通された第2ロアジャケット6dとから構成されている。この第1ロアジャケット6cと第2ロアジャケット6dとは、第1ロアジャケット6cの左側の内周面に突起部7aを突出形成し、該第1ロアジャケット6cの左側の内部に第2ロアジャケット6dの右側を圧入嵌合させて一体化されている。
このように構成されたジャケット6の内部に収容されるステアリングシャフト5は、中空のアッパーシャフト5aと、該アッパーシャフト5aの左側に図示しないスプライン結合部を介して軸方向へスライド自在に結合された中実のロアシャフト5bとから構成されており、アッパーシャフト5aの右端に図示しないステアリングホィールが取り付けられる。アッパーシャフト5aは右側に配置された軸受8aと左側に配置された軸受8bとを介してアッパージャケット6aの内部に回転自在に支持されている。一方、ロアシャフト5bは、左側に配置された軸受8cを介して第2ロアジャケット6dの内部に回転自在に支持されている。テレスコ調整が円滑に行なわれるように、アッパージャケット6aと第1ロアジャケット6cとの間には図8に示す樹脂スリーブ9が設けられ、アッパージャケット6aと第2ロアジャケット6dとの間には、図8に示す樹脂スリーブ10が設けられている。樹脂スリーブ9,10にはスリット9a,10aが形成され、縮径自在となっている。
ステアリングホイールをステアリングシャフト5と共に上下方向にチルトさせたり、ステアリングシャフト5の軸方向にテレスコさせることができるように、チルト・テレスコ機構12が設けられている。以下、詳細に説明する。
図8に示すように、ジャケット6を車体に支持するため、該ジャケット6を左右から挟持するための一対のサイドブラケット13,14が設けられている。該サイドブラケット13,14は車体に直接設けられているのではなく、取付座15を該取付座15の孔15aに挿通させた図示しないボルトを介して車体に結合し、該結合した取付座15に離脱可能な状態で、間接的に取り付けられている。即ち、以下のように構成されている。サイドブラケット13,14は略逆L字形に形成され、該サイドブラケット13,14の水平部分にはステアリングホィール側に台形状の切欠溝13c,14cが形成されている。一方、前記取付座15の周囲にはスライド溝15bが形成されている。そして、該スライド溝15bの部分に、前記サイドブラケット13,14の切欠溝13c,14cの内周縁が車体前方である左側から挿入されている。そして、取付座15の樹脂孔15cおよびサイドブラケット13,14の樹脂孔13d,14dに溶融樹脂を流し込むことにより、取付座15とサイドブラケット13,14とが離脱可能に結合されている。
取付座15の下面にはエネルギー吸収部材34が配置され、該エネルギー吸収部材34の孔34aに前記取付座15を取り付けるための前記ボルトが挿通されており、エネルギー吸収部材34が前記取付座15と共に車体に結合されている。このようにして車体に結合されたエネルギー吸収部材34における車体前方の係合部34bが、離脱し得るサイドブラケット13,14の前側上部の切欠部13e,14eに係合している。このため、二次衝突によりサイドブラケット13,14が車体の前方である左側へ移動して、樹脂孔15cおよび樹脂孔13d,14dに流し込んだ樹脂がせん断されると、エネルギー吸収部材34の係合部34bが左側へ引っ張られることから、エネルギー吸収部材34がガイドライン34cに沿って裂かれ、二次衝突による衝撃が吸収される。
サイドブラケット13,14の間には、前記ジャケット6が配置されている。該ジャケット6は、前記アッパージャケット6aの左側を、前記樹脂スリーブ9を介して、前記ロアジャケット6bの構成部品である第1ロアジャケット6cの右側の内部に挿入して構成され、挿入されている部分は相互に摺動自在な重合部を構成している。
アッパージャケット6aの左側の下面には断面略U字形のディスタンスブラケット16が、その上部を溶接することによって結合されている。該ディスタンスブラケット16の左右両側には、図8に示すようにステアリングシャフト5の長さ方向である軸方向に沿ってテレスコ孔16a,16bが形成されている。一方、前記一対のサイドブラケット13,14の垂直部分には、上下方向に沿ってチルト孔13a,14aが形成されている。これらのテレスコ孔16a,16bとチルト孔13a,14aとには、ロックボルト17が挿通されている。該ロックボルト17を介して一対のサイドブラケット13,14にディスタンスブラケット16を固定するため、押圧手段としてのカム機構22が設けられている。
該カム機構22の構成を以下に説明する。図6において中央のディスタンスブラケット16に左右のサイドブラケット13,14を押圧して固定するため、サイドブラケット13,14を貫通した前記ロックボルト17の頭部17aとは反対側の先端部には、カム機構22が設けられている。該カム機構22は図6のように構成されている。即ち、カム機構22は、ロックボルト17の先端に挿通されロックボルト17に対して回動可能な可動カム23と、ロックボルト17に挿通されロックボルト17に対して回転が規制された固定カム20と、ロックボルト17の先端のねじ部にねじ結合されたナット24とから構成されている。
図2(a)に示すように、固定カム20には貫通孔20eが形成され、可動カム23側の端面20aには、該端面21aを加工することにより、カム面31が円周方向に沿って間欠的に4組形成されている。夫々のカム面31は、低部31aと高部31cとこれらの低部31aと高部31cとを滑らかに繋ぐ斜面31bとから構成される。一方、可動カム23には中央にロックボルト17を挿通させる貫通孔が形成され、該貫通孔の周りには、カム面31の低部31a,斜面31b,高部31cに対して摺動する凸部23aが、周方向に沿って4つ形成されている。ナット24により可動カム23の軸方向への移動が規制されているため、固定カム20に対して可動カム23を相対的に回動させると、固定カム20は前記ロックボルト17に沿って前記ロックボルト17の頭部17a側へ移動する。
図2に示すように、前記固定カム20におけるカム面31とは反対側に、押圧部材としての突出部20bが一体成形されている。該突出部20bはサイドブラケット14のチルト孔14aを貫通しディスタンスブラケット16と対向する。即ち、以下のようになっている。サイドブラケット13,14の上下方向に長い2つのチルト孔のうち、ロックボルト17の頭部17a側であるサイドブラケット13のチルト孔13aの幅寸法はロックボルト17の外径寸法より少し大きく設定され、他方側であるサイドブラケット14のチルト孔14aの幅寸法はこれより大きく幅広に設定されている。前記突出部20bはこの幅広のチルト孔14aを貫通している。そして、固定カム20が回動するのを規制しかつ固定カム20が幅広のチルト孔14aに沿って上下方向へ摺動できるように、固定カム20の上下位置には幅広のチルト孔14aの幅寸法よりも少し小さい幅寸法を有する平板状の一対のガイド用凸部20cが一体成形されている。つまり、突出部20bの部分および上下一対のガイド用凸部20cの部分が幅広のチルト孔14aを貫通しており、固定カム20の両側のばね受け部20fとサイドブラケット14との間には圧接用ばね30が介在している。チルト調整を行う際には、固定カム20および圧接用ばね30がロックボルト17と共にチルト孔14aに沿って上下方向にスライドする。そして、固定カム20の高部31cと可動カム23の凸部23aとが対向するロック位置では、固定カム20のばね受け部20fがチルト孔14aの両側部を押圧してサイドブラケット13,14の垂直部分を内側へ変形させることで、ディスタンスブラケット16にサイドブラケット13,14を圧接してチルト・テレスコのロックが行われる。
更に、テレスコ方向におけるディスタンスブラケット16とサイドブラケット13,14との結合を強固にするため、固定カム20とディスタンスブラケット16との間にツースロック機構が採用されている。該ツースロック機構の構成を説明する。ディスタンスブラケット16の軸方向に長い長孔のテレスコ孔16a,16bのうちロックボルト17の頭部17a側のテレスコ孔16aの幅寸法は前記ロックボルト17の外径寸法より少し大きく設定され、先端側のテレスコ孔16bの幅寸法はこれより大きく幅広に設定されている。そして、幅広のテレスコ孔16bには、図4に示すロックツース19が嵌め込まれている。図4に示すように、ロックツース19の正面には凹部が形成されており、該凹部の底面位置に前記テレスコ孔16aと略同じ幅寸法のテレスコ孔19bが形成され、該テレスコ孔19bの両側である上下位置の外面である底面には1対組のラック歯19cがテレスコ孔19bの長さ方向に沿って形成されている。このロックツース19は、図6に示すようにディスタンスブラケット16とサイドブラケット14との間に狭持されている。一方、固定カム20における突出部20bの先端であって貫通孔20eの上下位置には、図2(c)に示すように前記上下の1対組のラック歯19cと噛み合う1対組の噛合歯20dが形成され、これらのラック歯19cと噛合歯20dとが噛み合うことにより、ディスタンスブラケット16がサイドブラケット14に対して軸方向に強固に固定される。
歯先ロックを防止するため、以下の構成が採用されている。図1(a)に示すように、ラック歯19cと噛合歯20dとの歯先ピッチは、本実施の形態ではいずれも2Pに設定されており、図5(b)の構成が採用されている。このようにラック歯19cと噛合歯20dとの歯先ピッチを共に2Pに設定したのは、いずれも歯をひとつおきに間引きすることになり、構成が容易でかつラック歯19cと噛合歯20dとの歯先の位置が相互に一致するからである。一方、図1(b)に示すのは、図5(c)の従来の構成を示すものである。図1(a)と図1(b)とを比較するとわかるように、ラック歯19c,噛合歯20dの歯先と歯先との間隔がいずれも従来の2倍の大きさになっている。
歯先ロックを防止するため、歯先ピッチを大きくする前記手段のほかに以下の手段が採用されている。噛合歯20dは貫通孔20eを挟んだ上下の3対の歯によって構成されており、図2(b)(d),図3に示すように、中央の一対の歯であって、相互に対向する対向端部側の歯高が、反対側である非対向端部側あるいは他の歯の歯高よりもΔhだけ僅かに高く設定されている。そのため、中央の一対の歯の歯先が対向端部側から非対向端部側へ向かって斜めに形成されている。更に、図2(c)に示すように、歯高を高くした中央の一対の歯の歯長が、他の歯よりも短く設定されている。
図2(c)に示すように、固定カム20の突出部20bの中心線に対して3対の噛合歯20dの中心線が傾けて設定されている。この理由を以下に説明する。噛合歯20dが噛み合うラック歯19cは、ジャケット6の軸心位置よりも下方に配置されたロックボルト17の位置に、ジャケット6の軸心と平行に配列されており、固定カム20の噛合歯20dはラック歯19cと同じ方向に配列されていないと、相互に噛み合わない。従って、噛合歯20dの中心線はジャケット6の軸心と略直角である。一方、固定カム20の突出部20bは車体に結合されたサイドブラケット14のチルト孔14aに沿って移動し、該チルト孔14aは、ジャケット6が図10のブッシュ11の位置を揺動中心として揺動することから、この揺動中心とロックボルト17とを結んだ線分を半径とする円の円弧に沿って形成される。このため、突出部20bの中心線は、揺動中心とロックボルト17とを結ぶ半径方向の線分と略直角になる。このため、突出部20bの中心線に対して3対の噛合歯20dの中心線は反時計方向へβだけ傾けて形成される。
ここで、固定カム20の突出部20bとガイド用凸部20cは、夫々チルト孔14aの左右の端面との間に隙間が設けられ、一対のガイド用凸部20cの内側の面がロックツース19の上下の端面に摺動接触し、ラック歯19cと噛合歯20dとが平行になるようにガイドされている。
前記ロックボルト17には、テレスコ調整の際に前記テレスコ孔16a,19bの両端の内壁面がロックボルト17に衝突する衝撃を緩和するため、樹脂筒27が挿通されている。該樹脂筒27は、テレスコ孔16a,19bの両端の内面壁とロックボルト17との間に確実に介在するように、図6に示すように樹脂筒27の一方の端面は後述する支持ブラケット28の内側面に当接し、他方の端面は固定カム20の突出部20bの先端に当接している。
前記可動カム23を回動操作するため、図8に示すように、可動カム23における貫通孔の周囲に形成された凸部23aとは反対側の軸芯位置に凸部23bが形成され、該凸部23bは操作レバー21に形成された軸孔21aに異形嵌合されると共に一体となるようにカシメ固定されている。操作レバー21の軸孔21aの位置にロックボルト17の先端が貫通し、該ロックボルト17にはロックナット24がねじ込まれている。該ロックナット24のゆるみ止めとして、該ロックナット24を操作レバー21に結合し、かつロックナット24に対する操作レバー21の相対的な回転位置を調整できるようにするため、ロックナット24が嵌まり込む六角孔25aを形成したロックプレート25が設けられ、該六角孔25aを中心とする円弧状の長孔25bが形成されている。そして、該長孔25bに挿通させたボルト26が操作レバー21のねじ孔21bにねじ込まれている。
ロック解除したときにジャケット6を保持するため、図6,図8に示すように、第1ロアジャケット6cの上部の下面には支持ブラケット28が結合されている。該支持ブラケット28の右には前方へ向かって斜め下方へ伸び先端が横方向へ伸びたフック部28aが形成されている。そして、一方のサイドブラケット13に形成されたフック部13bに支持バネ29が吊り下げられ、該支持バネ29の下端に前記フック部28aが引っ掛けられている。このフック部28aの前方へ伸びる部分は、図6に示すようにサイドブラケット13とディスタンスブラケット16との間に挟まれている。支持ブラケット28にはロックボルト17を挿通させるための丸孔28bが形成されている。
次に、ステアリングコラム装置の作用を図6,図7に基づいて説明する。
前記操作レバー21を回動操作することにより、カム機構22を構成する可動カム23の凸部23aが固定カム20のカム面31の高部31cに位置すると、可動カム23が固定カム20をロックボルト17の頭部17a側へ向かって押圧するため、固定カム20の突出部20bの部分がロックツース19へ押圧された状態となる。これにより、図6に示すように、突出部20bの先端の上下に形成された噛合歯20dがロックツース19のラック歯19cに噛み合った状態で、ロックボルト17の頭部17aと固定カム20とにより、ディスタンスブラケット16とサイドブラケット13とがクランプされる。また、同時に固定カム20がロックボルト17の頭部17a側へ移動することにより、固定カム20と頭部17aとの間隔が狭くなり、これにより一対のサイドブラケット13,14が互いに接近する方向へ移動し、ディスタンスブラケット16を押圧して挟持する。つまり、ディスタンスブラケット16が上下方向に規制されたチルトロック状態であり、かつ軸方向に規制されたテレスコロック状態である。
一方、操作レバー21を回動操作することにより、可動カム23の凸部23aを固定カム20のカム面31の低部31aに位置させると、カム機構22による押圧が解除され、固定カム20をロックボルト17の頭部17a側へ向かって押圧する力が解除される。これにより、図7に示すように、圧接用ばね30の付勢力が固定カム20を付勢しているので、固定カム20が可動カム23へ向かって復帰し、突出部20bの先端の上下の噛合歯20dがロックツース19の上下のラック歯19cから離れる。このため、ディスタンスブラケット16がサイドブラケット13,14から開放され、ディスタンスブラケット16は軸方向および上下方向のいずれの方向へも移動することが可能になり、テレスコ調整およびチルト調整が可能な状態になる。このとき、ジャケット6は、支持バネ29を介して一方のサイドブラケット13に吊り下げられているので、落下することはない。
前記のようにディスタンスブラケット16が開放された状態でテレスコ調整を行う場合は、アッパージャケット6aと共にディスタンスブラケット16を一対のサイドブラケット13,14の間で軸方向へ移動させ、ステアリングホィール4の前後方向の調整を行なう。このとき、ディスタンスブラケット16が軸方向へ移動するので、ロックボルト17に対してテレスコ孔16a,19bの部分が相対的に軸方向へ移動する。
一方、前記のようにディスタンスブラケット16が開放された状態でチルト調整を行う場合は、ディスタンスブラケット16を一対のサイドブラケット13,14の間で上下方向へ移動させ、ステアリングホィール4の高さ調整を行なう。このとき、ロックボルト17はチルト孔13a,14aの内部で上下方向へ移動し、ステアリングシャフト5は図10のブッシュ11を中心として揺動する。
テレスコ調整およびチルト調整が終了したら、操作レバー21を反時計方向へ回動操作する。すると、可動カム23の凸部23aが固定カム20のカム面31の高部31cへ移動し、可動カム23が固定カム20をロックボルト17の頭部17a側へ向かって押圧する。このため、固定カム20の突出部20bの部分が押圧され、突出部20bの先端の上下に形成された噛合歯20dがロックツース19のラック歯19cに噛み合い、再び図6のようにディスタンスブラケット16が軸方向に規制されてテレスコロックされると共に上下方向にも規制されチルトロックされる。
テレスコロックおよびチルトロックを行う際において、この発明によれば、図1(a)に示すように、ラック歯19cと噛合歯20bとの双方の隣接する歯先と歯先との間隔を略同一値の2Pにして従来の隣接する歯先と歯先との間隔である基準ピッチPの2倍に大きくしたので、現実に当接が生じる歯先間における歯先ピッチが、従来の歯先ピッチである基準ピッチPよりも2倍に大きくなる。従って、一方の歯先と他方の歯先とが干渉して噛み合わない歯先ロックの生じる確率が1/2となり、従来よりも小さくなる。
また、固定カム20に形成した3対の噛合歯20dのうちの中央の1対の噛合歯20dの歯高が他の噛合歯20dよりもΔhだけ高くなっており、先導歯の対向端部側の歯高が反対向端部側よりもΔhだけ高くなっているので、その対向端部側が高くなっている噛合歯20dが先導歯となり、該先導歯の歯先である初期当接部がラック歯19cの歯先に最初に当接し、該初期当接部がラック歯19cの歯先から外れ易く、しかも先導歯の歯長が他の歯よりも短いので、初期当接部も短く、短い分だけラック歯19cの歯先からより外れ易くなる。このため、先導歯に先導されて噛合歯20dのその他の2対の噛合歯20dもラック歯19cの歯先から外れ、その結果、全ての噛合歯20dがラック歯19cと噛み合う。従って、前記の歯先と歯先とが一致する確率が小さくなっただけでなく、たとえ歯先と歯先とが一致した場合であっても、噛合歯20dの歯先がラック歯19cの歯先から外れ易いので、歯先ロックの生じる確率は一段と小さくなる。
この発明によれば、噛合歯20dのうちの他の歯よりも歯高が高い中央の一対の歯である先導歯の歯先である初期当接部がラック歯19cの歯先に最初に当接し、該初期当接部がラック歯19cの歯先から外れると、先導歯に先導されて噛合歯20dのその他の一対の歯がラック歯19cの歯先から外れ、その結果、噛合歯20dの全体がラック歯19cと噛み合う。従って、歯先ロックの生じる確率が小さくなる。
この発明によれば、先導歯である歯高が高い一対の噛合歯20dの対向端部側の歯高が反対向端部側よりもΔhだけ高いので、ラック歯に対して噛合歯が傾いている場合でも該高い部分が初期当接部となってラック歯19cの歯先からより外れ易くなり、歯先ロックの生じる確率がより小さくなる。
この発明によれば、先導歯の歯高が高くかつ高い部分と低い部分とを有する一対の噛合歯20dの歯長が他の歯よりも短いので、初期当接部も短く、ラック歯に対して噛合歯が傾いている場合でも初期当接部が短い分だけラック歯19cの歯先から外れ易くなり、歯先ロックの生じる確率が一段と小さくなる。
なお、ディスタンスブラケットに形成するラック歯はロックツースを介して形成したが、ロックツースを介することなく直接に形成してもよい。
このほか、本実施の形態はチルト機構とテレスコ機構との双方を有するステアリングコラム装置であって、テレスコ機構にのみツースロック機構を備えたステアリングコラム装置に本発明を適用したものであるが、チルト機構にのみツースロック機構を備えたステアリングコラム装置や、チルト機構とテレスコ機構との双方にツースロック機構を備えたステアリングコラム装置に本発明を適用することもできる。また、ツースロック機構を備えたチルト機構のみを有するステアリングコラム装置や、ツースロック機構を備えたテレスコ機構のみを有するステアリングコラム装置に本発明を適用することもできる。更に、押圧手段としてカム機構を用いた場合を示したが、押圧手段はロックボルトに挿通させた押圧部材をロックボルトに沿って移動させればよいので、カム機構に限らずねじ機構あるいはトグル機構等を用いるものでも良い。
固定カムの噛合歯がテレスコ孔のラック歯に噛み合っている状態を従来例と比較して示す作用説明図(実施の形態)。 固定カムに係り、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は(c)のA−A矢視図(実施の形態)。 図2(c)のB−B矢視図(実施の形態)。 ロックツースの斜視図(実施の形態)。 原理を示すものであり、(a)(b)は本発明の原理図、(c)は従来の原理図。 ロック状態を示す断面図(実施の形態)。 ロック解除状態を示す断面図(実施の形態)。 ステアリングコラム装置の分解斜視図(実施の形態)。 ステアリングコラム装置の正面図(実施の形態)。 ステアリングコラム装置の全体構成図(実施の形態)。
符号の説明
5a…アッパーシャフト
5b…ロアシャフト
6a…アッパージャケット
6b…ロアジャケット
13,14…サイドブラケット
13a,14a…チルト孔
16…ディスタンスブラケット
16a,19b…テレスコ孔
17…ロックボルト
17a…頭部
19c…ラック歯
20b…突出部(押圧部材)
20d…噛合歯
20e…貫通孔
22…カム機構(押圧手段)
α…圧力角
h…歯高

Claims (2)

  1. 車体に支持されロアシャフトを回転自在に支持するロアジャケットと、該ロアジャケットに対して軸方向へ相対移動自在に設けられ前記ロアシャフトに対して軸方向へ相対移動自在なアッパーシャフトを回転自在に支持するアッパージャケットと、該アッパージャケットに設けられたディスタンスブラケットと、該ディスタンスブラケットを挟持すると共に車体に結合された一対のサイドブラケットと、
    前記一対のサイドブラケットに形成された一対の挿通孔と前記ディスタンスブラケットに形成された一対の挿通孔とに挿通されたロックボルトと、該ロックボルトの反頭部側である先端部が挿通される貫通孔を有する押圧部材と、該押圧部材を前記ロックボルトの頭部側へ向かって押圧し前記一対のサイドブラケットに対して前記ディスタンスブラケットをロックあるいはロック解除する押圧手段とが設けられ、
    前記夫々のサイドブラケットの前記挿通孔が長孔のチルト孔に形成されると共に前記ロックボルトの反頭部側の前記チルト孔の縁の両側に前記チルト孔の長さ方向に沿って一対組のラック歯が設けられ、該ラック歯と噛み合う一対組の噛合歯が前記押圧部材における前記貫通孔の両側に設けられたチルト機構と、
    前記夫々のディスタンスブラケットの前記挿通孔が長孔のテレスコ孔に形成されると共に前記ロックボルトの反頭部側の前記テレスコ孔の縁の両側に前記テレスコ孔の長さ方向に沿って一対組のラック歯が設けられ、該ラック歯と噛み合う一対組の噛合歯が前記押圧部材における前記貫通孔の両側に設けられたテレスコ機構との少なくともいずれか一方の機構を備えたステアリングコラム装置において、
    前記噛合歯の歯先ピッチを、前記ラック歯の歯先ピッチである基準ピッチPの2倍とし、あるいは双方の歯先ピッチを基準ピッチPの2倍とし、前記押圧部材には前記一対組の噛合歯を前記貫通孔の両側に3対有しており、該3対の歯のうち中央に位置する一対組の噛合歯は、相互に対向する対向端部側の歯高を、反対側である非対向端部側よりも夫々高くすることで、他の歯よりも高くしたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 請求項1に記載のステアリングコラム装置において、
    前記歯高を高くした一対の歯の歯長を、他の歯よりも短くしたことを特徴とするステアリングコラム装置。
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