JP5018848B2 - 波長変換レーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体レーザの波長を変換する波長変換レーザ装置に関する。
半導体レーザの光を波長変換素子によって直接波長変換する波長変換レーザ装置では、所望の光出力を得るために基本波となる光源の波長を波長変換素子が許容する帯域内に確実に固定(ロック)する必要がある。しかしながら、半導体レーザは通常、環境温度や駆動電流値の変化によって素子温度が変化すると、共振器長の変化及び利得スペクトルの変化によって発振波長がシフトし、ある周期で発振モードが隣の縦モードに飛び移るモードホッピングを生じる。この現象は波長変換された光出力の瞬間的な変動を招くため、光出力を一定に保持する制御を行う場合などには制御系が追従できず波長変換された光が出力変動もしくは光ノイズとして現れてしまう。
このような波長変換レーザ装置において、半導体レーザの波長を固定(ロック)する方法として、感光性ガラス等のバルク材料にホログラム技術を用いて周期的な屈折率変化を記録したボリュームホログラフィックグレーティング(VHG)を半導体レーザの外部共振器ミラーとして用いることで、グレーティング周期で決定される波長を選択的に発振させるという手法が用いられている(特許文献1参照。)。
米国特許第5691989号明細書
波長変換レーザ装置において、外部共振器を用いて光源としての半導体レーザの波長を波長選択素子の反射中心波長に固定しようとする場合、半導体レーザ素子自体の発振波長と波長選択素子の反射中心波長が離れすぎていると、波長選択素子による波長の引き込みが困難になり、両発振モードが競合した状態もしくは半導体レーザ素子自体のモードで発振してしまう。波長変換レーザ装置の外部共振器モードへの引き込みが可能な波長の差(波長引き込み幅)は、半導体レーザ共振器の出射ミラー及び波長選択素子の反射率によって決定され、波長選択素子の反射率が高いほど波長引き込み幅が広くなることが知られている。
しかしながら、波長選択素子の反射率増加は取り出される光出力の低下につながるため、波長引き込みは必要とする光出力との関係で決まる有限の波長幅でのみ可能となり、広い波長引き込み幅の確保は困難である。
半導体レーザの発振波長には温度依存性があるため、波長選択素子の反射中心波長との差が最小になるように半導体レーザの温度を固定することで安定した波長引き込みが可能となる。しかしながら、この発振波長は注入電流値によっても変化するため、光出力を一定に保つように制御されたレーザ装置では波長変換効率の変化等によって注入電流値が変化することから、波長引き込みが不安定な状態にシフトしかねない。
又、波長選択素子は反射光が効率良く半導体レーザに帰還されるように角度調整されるが、環境温度変化等の外乱によってアライメントが乱された場合、等価的に波長選択素子の反射率が低下することになるため、波長引き込み幅が狭くなり、これも波長引き込みの不安定状態につながる。
上記の問題を鑑み、本発明は、動作環境や動作条件の変動が生じた場合においても、高出力でかつ安定した発振を継続可能な波長変換レーザ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の態様は(a)基本波を発振する半導体レーザと、(b)半導体レーザの出射光から第1選択波長、この第1選択波長より短波長の第2選択波長、及び第1選択波長より長波長の第3選択波長を選択し、第1選択波長の光を半導体レーザに帰還する波長選択素子と、(c)波長選択素子を透過した光を波長変換する波長変換素子と、(d)波長選択素子で選択された第2選択波長及び第3選択波長の光を、それぞれ第1及び第2の電気信号に変換する第1及び第2の光センサと、(e)第1及び第2の電気信号の強度の和が最小になるように半導体レーザの波長を制御する波長制御機構とを備える波長変換レーザ装置であることを要旨とする。
本発明によれば、出力の低下を伴うこと無く、選択した半導体レーザの出射光の波長を所望の値に固定(ロック)してから波長変換素子に入射させることができるので、動作環境や動作条件の変動が生じた場合においても、高出力でかつ安定した発振を継続可能な波長変換レーザ装置を提供することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置の概略を説明する模式的な構成図である。 第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置において、個別素子により波長選択素子を構成する場合の一例を示す模式図である。 波長選択素子の各回折格子における回折効率の波長依存性を示す図である。 図4(a)は、波長引き込み不安定状態の半導体レーザ発振スペクトルを示す図で、図4(b)は、波長引き込み安定状態の半導体レーザ発振スペクトルを示す図である。 第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置を構成する半導体レーザ、波長選択素子及び波長変換素子の温度依存性を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る波長変換レーザ装置の概略を説明する模式的な構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る波長変換レーザ装置の概略を説明する模式的な構成図である。 本発明の第4の実施の形態に係る波長変換レーザ装置の概略を説明する模式的な構成図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1〜第4の実施の形態に係る波長変換レーザ装置を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
又、以下に示す第1〜第4の実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置は、基本波を発振する半導体レーザ1と、半導体レーザ1の出射光Φ0から第1選択波長λ1、この第1選択波長λ1より短波長の第2選択波長λ2、及び第1選択波長λ1より長波長の第3選択波長λ3を選択し、第1選択波長λ1の光Φ1を半導体レーザ1に帰還する波長選択素子5aと、波長選択素子5aを透過した光Φ0を波長変換する波長変換素子6と、波長選択素子5aで選択された第2選択波長λ2の光Φ2及び第3選択波長λ3の光Φ3を、それぞれ第1及び第2の電気信号に変換する第1の光センサ28及び第2の光センサ29と、第1及び第2の電気信号のうちいずれか大きな電気信号の強度が最小になるように半導体レーザ1の波長を制御する波長制御機構(第1制御器)10とを備える。波長変換素子6としては、例えば、ニオブ酸カリウム(KNbO3)結晶やニオブ酸リチウム(LiNbO3)結晶などの非線形光学結晶が採用可能で、非線形光学結晶を波長変換結晶として用いることにより2逓倍の高調波等の半導体レーザ1の出射光Φ0の波長よりも短波長の光Φtに、半導体レーザ1の出射光Φ0を波長変換することができる。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置は、更に、半導体レーザ1と波長選択素子5aとの間に第1のレンズ41、波長選択素子5aと波長変換素子6との間に第2のレンズ42を備える。又、半導体レーザ1の近傍には、第1のサーモモジュール71が設けられ、波長制御機構(第1制御器)10は、第1のサーモモジュール71によって、半導体レーザ1の温度を変更することにより、半導体レーザ1の波長を制御している。
一方、波長選択素子5aの近傍には第2のサーモモジュール72が、波長変換素子6の近傍には第3のサーモモジュール73が配置されている。そして、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置は、温度制御機構(第2制御器)11を更に備え、第2制御器11からの出力により、第2のサーモモジュール72により波長選択素子5aの温度を、第3のサーモモジュール73により波長変換素子6の温度を、それぞれ独立に制御している。
半導体レーザ1の後端面は高反射率コートが施され、前端面は低反射率コートが施されている。半導体レーザ前面を出射した光は第1のレンズ41によって所望のビームに変換され波長選択素子5aに導かれる。波長選択素子5aは第1選択波長λ1の光Φ1を回折する第1の回折格子g1,第2選択波長λ2の光Φ2を回折する第2の回折格子g2及び第3選択波長λ3の光Φ3を回折する第3の回折格子g3を備える。波長選択素子5aは、第1の回折格子g1で回折された第1選択波長λ1の光Φ1の一部を選択的に反射し、光Φ1を再び第1のレンズ41を通って半導体レーザ1に帰還する。光Φ1の帰還によって半導体レーザ1は波長選択素子5aの第1選択波長の反射中心波長近傍で発振を開始する。
同時に、第1選択波長の短波長側に反射中心波長を有する第2の回折格子g2及び第1選択波長の長波長側に反射中心波長を有する第3の回折格子g3によって光Φ1と異なる角度で反射された第2選択波長λ2の光Φ2及び第3選択波長λ3の光Φ3が、それぞれ第1の光センサ28及び第2の光センサ29で第1及び第2の電気信号に変換される。
波長選択素子5aの第1選択波長による波長引き込みが不十分である場合,半導体レーザ1の発振スペクトルは、第1選択波長に引き込まれた発振波長の他、発振波長の長波長側若しくは短波長側にサイドモードが立つ。波長制御機構(第1制御器)10は、このサイドモードの強度および分布(長波長側若しくは短波長側)の情報を得て,第1のサーモモジュール71を制御することで、半導体レーザ1の温度を変化させ、この温度制御により、半導体レーザ1の発振波長のフィードバック制御を行い、所望の波長に固定(ロック)する。所望の波長に固定(ロック)された半導体レーザ1の出射光Φ0は、波長変換素子6によって短波長の光Φtに波長変換される。
図1では同一の光学媒体に第1の回折格子g1,第2の回折格子g2及び第3の回折格子g3を埋め込んで反射型のVHGを構成した一体型の波長選択素子5aを例示したが、これに限定されるものではなく、図2に示すように第1の光学媒体51に第1の回折格子g1を埋め込んでVHGを構成した個別素子と、第2の光学媒体52に第2の回折格子g2を埋め込んでVHGを構成した個別素子と、第3の光学媒体53に第3の回折格子g3を埋め込んでVHGを構成した個別素子とを用いて、波長選択素子5bを構成しても構わない。図2においては、半導体レーザ1から出射した波長λ0の出射光Φ0が、第1の光学媒体51、第2の光学媒体52及び第3の光学媒体53に入射し、第1の回折格子g1で第1選択波長λ1の光Φ1が回折し、第2の回折格子g2で第2選択波長λ2の光Φ2が出射光Φ0と直交する方向に回折し、第3の回折格子g3で第3選択波長λ3の光Φ3が出射光Φ0と直交する方向に回折する。
図1に示す波長選択素子5a又は図2に示す波長選択素子5bを透過した光は、第2のレンズ42で所望のビームに変換され波長変換素子6によって波長が変換される。
図3に波長選択素子5a,5bの第1の回折格子g1,第2の回折格子g2及び第3の回折格子g3における回折効率η1B,η2B,η3Bの波長依存性を示す。回折効率η1B,η2B,η3Bは、屈折率変調された媒質内における2光波の結合方程式より導出される。第1の回折格子g1,第2の回折格子g2及び第3の回折格子g3における波長λの回折効率ηλはsinc関数で近似され、反射中心波長をλB、反射中心波長の回折効率をηB、反射中心波長と第1ヌルとの差をΔλとすると、

ηλ=ηB sinc2 ((λB−λ)/Δλ) …(1)

で表される。ただし、図3においてλ1B,η1Bは基本波光Φ1の反射中心波長及びその回折効率、λ2B,η2B はλ1Bの短波長側に存在する光Φ2の反射中心波長及びその回折効率、λ3B,η3Bはλ1Bの長波長側に存在する光Φ3の反射中心波長及びその回折効率である。
図4(a)は半導体レーザ1の共振器モードと波長選択素子5a,5bによる外部共振器モードが競合しているときの半導体レーザ発振スペクトル例である。波長引き込み幅の外に半導体レーザ1自体の発振波長が存在する場合、サイドモードが立ち、波長引き込みは不安定な状態となる。この例では長波長側にサイドモードが立ち、図1における第3選択波長λ3の光Φ3として観測される。図4(b)は波長選択素子5a,5bによって安定した波長選択が行われているときの半導体レーザ1の発振スペクトル例である。波長引き込み幅内に半導体レーザ1自体の発振波長が存在する場合、サイドモードは立たず安定した波長引き込みが行われる。
図5は、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置を構成する半導体レーザ1、波長選択素子5a,5b、波長変換素子6各々の温度変化に対する波長の変化量、ならびに波長引き込み幅との関係の例を示すものである。波長引き込み幅は、半導体共振器の出射ミラー及び波長選択素子5a,5bの反射率によって決定され、波長選択素子5a,5bの反射率が高いほど波長引き込み幅が広くなる。しかし波長選択素子5a,5bの反射率増加は取り出される光出力の低下につながるため、必要とする光出力との関係で決まる所望の波長引き込み幅を示している。半導体レーザ1の温度による波長シフト量は例えば0.4nm/℃であり、短波長側の光Φ2の信号強度を減少させるためには第1のサーモモジュール71によって半導体レーザ1の温度を上昇させ、長波長側の光Φ3の信号強度を減少させるためには第1のサーモモジュール71によって半導体レーザ1の温度を下降させる。第2のサーモモジュール72による波長選択素子5a,5bの温度の制御は、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置の運転環境において波長選択素子5a,5bによる波長の引き込みが安定に行われる温度範囲にある。又、第3のサーモモジュール73によって、波長変換素子6の温度は波長選択素子5a,5bによって選択された波長の光を最も効率良く波長変換する温度(最適温度)にチューニングされる。図5に示すように、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置を構成する半導体レーザ、波長選択素子及び波長変換素子は、それぞれ異なる温度依存性を有するので、第1のサーモモジュール71、第2のサーモモジュール72及び第3のサーモモジュール73によって、それぞれ半導体レーザ、波長選択素子及び波長変換素子の温度を個別に制御することにより、それぞれの素子の動作ポイントを共通の波長に合わせ込むことにより、それぞれの素子の特性を最大限に生かした最適な制御が可能となる。
以上のように、本発明の第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置によれば、波長選択素子5a,5bを用いた外部共振器モードにおいて、波長引き込みの不安定状態の指標となる発振スペクトルのサイドモード強度をフィードバックして半導体レーザ1の温度を制御するため、注入電流の変化及び波長引き込み幅の変化に関わらず安定した波長引き込みを持続することができ、波長選択素子5a,5bが選択した半導体レーザ1の出射光の波長を所望の値に固定(ロック)してから波長変換素子6に入射させることができるので、動作環境や動作条件の変動が生じた場合においても、高出力でかつ安定したレーザ動作を継続可能な波長変換レーザ装置を提供することが可能になる。
又、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置によれば、波長引き込み幅が狭くても安定した引き込みが可能であるため、波長選択素子5a,5bの反射率を低下させることができ、波長変換素子6から取り出される光出力の低下を低減することができる。更に、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置によれば、波長選択素子5a,5bにVHGを用いることで、一つの素子内に反射中心波長、バンド幅、及びグレーティングベクトルの異なる第1の回折格子g1,第2の回折格子g2及び第3の回折格子g3を有することができるため、フィードバックのために新たな素子を配置する必要がなく、かつ半導体レーザ自体の発振スペクトルに応じた自由度の高い波長の制御が可能となる。
(第2の実施の形態)
図6に示すように、本発明の第2の実施形態に係る波長変換レーザ装置は、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置と同様に、半導体レーザ1と、半導体レーザ1の出射光Φ0から第1選択波長λ1、第1選択波長λ1より短波長の第2選択波長λ2、第1選択波長λ1より長波長の第3選択波長λ3を選択し、第1選択波長λ1の光Φ1を半導体レーザ1に帰還する波長選択素子5aと、波長選択素子5aを透過した光Φ0を波長変換する波長変換素子6と、波長選択素子5aで選択された第2選択波長λ2の光Φ2及び第3選択波長λ3の光Φ3を、それぞれ第1及び第2の電気信号に変換する第1の光センサ28及び第2の光センサ29と、第1及び第2の電気信号の強度の和が最小になるように半導体レーザ1の波長を制御する波長制御機構(第1制御器)10とを備えるが、更に、半導体レーザ1と波長選択素子5aとの間に光ファイバ2、光ファイバ終端部3及び第1のレンズ41を備えてより安定なフィードバックを実現している。第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置と同様に、波長選択素子5aと波長変換素子6との間に第2のレンズ42を備える。
第2の実施形態に係る波長変換レーザ装置においては、半導体レーザ1の後端面は高反射率コートが施され、前端面は低反射率コートが施されている。半導体レーザ1の前面を出射した光は最適な状態で光ファイバ(2)に結合される。光ファイバ(2)を出射した光Φ0は第1のレンズ41によって所望のビームに変換され波長選択素子5aに導かれる。波長選択素子5aは第1選択波長λ1の光Φ1の一部を選択的に反射し、光Φ1が再び光ファイバ2を通って半導体レーザ1に帰還される。この帰還によって半導体レーザ1は第1選択波長λ1の光Φ1の反射中心波長の近傍で発振を開始する。一方、波長選択素子5aを透過した光は第2のレンズ42で所望のビームに変換され波長変換素子6によって第2高調波等の短波長の光Φtに波長が変換される。
第2の実施形態に係る波長変換レーザ装置においては、半導体レーザ1と光ファイバ2との両方を含む領域の近傍には共通の第1のサーモモジュール74が配置され、波長選択素子5aの近傍に第2のサーモモジュール72が、波長変換素子6の近傍には第3のサーモモジュール73が更に配置されている。そして、第2のサーモモジュール72と第3のサーモモジュール73の出力をそれぞれ個別に制御する温度制御機構(第2制御器)11が更に配置されている。半導体レーザ1と光ファイバ2は共通の第1のサーモモジュール74によって温度が制御される。又、波長選択素子5aは第2のサーモモジュール72によって、波長変換素子6は第3のサーモモジュール73によってそれぞれ温度制御される。半導体レーザ1及び波長変換素子6の温度は、第2の実施形態に係る波長変換レーザ装置の運転環境において波長選択素子5aによる波長の引き込みが安定に行われる温度範囲にある。又、波長変換素子6の温度は波長選択素子5aによって選択された波長の光を最も効率良く波長変換する温度にチューニングされる。又、第2の実施形態に係る波長変換レーザ装置においても波長選択素子5aとしては、反射型のVHGによって、グレーティングベクトルの異なる第1の回折格子g1,第2の回折格子g2及び第3の回折格子g3を構成して、第1選択波長λ1の光Φ1、第2選択波長λ2の光Φ2、第3選択波長λ3の光Φ3の選択用に使用することができる。
以上のように、本発明の第2の実施の形態に係る波長変換レーザ装置によれば、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置と同様に半導体レーザ1の発振スペクトルのサイドモード強度をフィードバックして半導体レーザ1の温度を制御するため、注入電流の変化及び波長引き込み幅の変化に関わらず、半導体レーザ1の出射光の波長を所望の値に固定(ロック)してから波長変換素子6に入射させることができるので、動作環境や動作条件の変動が生じた場合においても、高出力でかつ安定したレーザ動作が継続可能になる。又、第2の実施の形態に係る波長変換レーザ装置によれば、波長選択素子5aの反射率を低下させることができ、波長変換素子6から取り出される光出力の低下を低減することができ、フィードバックのために新たな素子を配置する必要がなく、簡単かつコンパクトな構造で、半導体レーザ自体の発振スペクトルに応じた自由度の高い波長の制御が可能となる。
(第3の実施の形態)
図7に示すように、本発明の第3の実施の形態に係る波長変換レーザ装置は、第2の実施の形態に係る波長変換レーザ装置と同様に、半導体レーザ1と、出射面となる半導体レーザ1の前面に入力端を近接させ半導体レーザ1の出射光Φ0を入射させる光ファイバ2と、光ファイバ2の出射端に近接させた光ファイバ終端部3と、光ファイバ終端部3に隣接し、光ファイバ2を透過した半導体レーザ1の出射光Φ0を集光する第1のレンズ41と、第1のレンズ41に隣接して配置され、半導体レーザ1の出射光Φ0から第1選択波長λ1、第1選択波長λ1より短波長の第2選択波長λ2、第1選択波長λ1より長波長の第3選択波長λ3を選択し、第1選択波長λ1の光Φ1を半導体レーザ1に帰還する波長選択素子5aと、波長選択素子5aを透過した光Φ0を第2高調波等の短波長の光Φtに波長変換する波長変換素子6と、波長選択素子5aで選択された第2選択波長λ2の光Φ2及び第3選択波長λ3の光Φ3を、それぞれ第1及び第2の電気信号に変換する第1の光センサ28及び第2の光センサ29と、第1及び第2の電気信号の強度の和が最小になるように半導体レーザ1の波長を制御する波長制御機構10とを備える。
しかしながら、半導体レーザ1の近傍には第1のサーモモジュール71が、波長選択素子5aの近傍に第2のサーモモジュール72が、波長変換素子6の近傍には第3のサーモモジュール73が、光ファイバ2の近傍には第4のサーモモジュール75が配置されている点が、第2の実施の形態に係る波長変換レーザ装置とは異なる。そして、第2のサーモモジュール72、第3のサーモモジュール73及び第4のサーモモジュール75の出力をそれぞれ個別に制御する温度制御機構(第2制御器)11が更に配置されている。
即ち、第3の実施の形態に係る波長変換レーザ装置においては、半導体レーザ1の温度を第1のサーモモジュール71により、光ファイバ2の温度を第4のサーモモジュール75により、波長選択素子5aの温度を第2のサーモモジュール72により、波長変換素子6の温度を第3のサーモモジュール73により、それぞれ個別に温度制御可能としている。第1の実施の形態において図5を用いて説明したのと同様に、第3の実施の形態に係る波長変換レーザ装置を構成する半導体レーザ、波長選択素子、波長変換素子及び光ファイバは、それぞれ異なる温度依存性を有するので、第1のサーモモジュール71、第2のサーモモジュール72、第3のサーモモジュール73及び第4のサーモモジュール75によって、それぞれ半導体レーザ、波長選択素子、波長変換素子及び光ファイバの温度を個別に制御することにより、それぞれの素子の動作ポイントを共通の波長に合わせ込むことにより、それぞれの素子の特性を最大限に生かした最適な制御が可能となる。
以上のように、本発明の第3の実施の形態に係る波長変換レーザ装置によれば、第1及び第2の実施の形態に係る波長変換レーザ装置と同様に、注入電流の変化及び波長引き込み幅の変化等に関わらず、半導体レーザ1の出射光の波長を所望の値に固定(ロック)してから波長変換素子6に入射させることができるので、動作環境や動作条件の変動が生じた場合においても、高出力でかつ安定した発振を継続可能な波長変換レーザ装置を提供することが可能になる。又、第3の実施の形態に係る波長変換レーザ装置によれば、波長選択素子5aの反射率を低下させることができ、波長変換素子6から取り出される光出力の低下を低減することができ、フィードバックのために新たな素子を配置する必要がなく、簡単かつコンパクトな構造で、半導体レーザ自体の発振スペクトルに応じた自由度の高い波長の制御が可能となる。
(第4の実施の形態)
図8に示すように、本発明の第4の実施形態に係る波長変換レーザ装置は、半導体レーザ1と、半導体レーザ1に隣接し、半導体レーザ1の出射光Φ0を集光する第1のレンズ41と、半導体レーザ1の出射光Φ0から第1選択波長λ1、この第1選択波長λ1より短波長の第2選択波長λ2、及び第1選択波長λ1より長波長の第3選択波長λ3を選択し、第1選択波長λ1の光Φ1を第1のレンズ41を介して半導体レーザ1に帰還する波長選択素子5aと、波長選択素子5aに隣接し、波長選択素子5aを透過した光Φ0を集光する第2のレンズ42と、第2のレンズ42を介して波長選択素子5aを透過した光Φ0を第2高調波等の短波長の光Φtに波長変換する波長変換素子6と、波長選択素子5aで選択された第2選択波長λ2の光Φ2及び第3選択波長λ3の光Φ3を、それぞれ第1及び第2の電気信号に変換する第1の光センサ28及び第2の光センサ29と、半導体レーザ1の近傍に配置された第1のサーモモジュール71と、第1のサーモモジュール71を介して、第1及び第2の電気信号の強度の和が最小になるように半導体レーザ1の波長を制御する波長制御機構(第1制御器)10と、波長選択素子5aの近傍に配置された第2のサーモモジュール72と、波長変換素子6の近傍に配置された第3のサーモモジュール73と、第2のサーモモジュール72及び第3のサーモモジュール73の出力をそれぞれ個別に制御する温度制御機構(第2制御器)11を備える点で、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置と同様であるが、更に、波長変換素子6の出力光Φtを分岐するビームスプリッタ等の波長分岐素子43と、分岐された光Φtの一部を第3の電気信号に変換する第3の光センサ27と、第3の電気信号を用いて半導体レーザ1の注入電流値を制御する、出力制御機構(第3制御器)13を備える点で、第1の実施の形態に係る波長変換レーザ装置とは異なる。
第4の実施形態に係る波長変換レーザ装置においては、波長変換素子6の出力光Φtを波長分岐素子43にて分岐し、分岐された光Φtの一部を第3の光センサ27にて第3の電気信号に変換し、得られる第3の電気信号を第3制御器13にて半導体レーザ1の注入電流値を制御し、波長変換素子6で波長変換された光Φtの強度が一定になるよう半導体レーザ1にフィードバックする。
第4の実施の形態に係る波長変換レーザ装置によれば、第1〜第3の実施の形態に係る波長変換レーザ装置と同様な、半導体レーザ1の出射光の波長を所望の値に固定(ロック)してから波長変換素子6に入射させることができるので、動作環境や動作条件の変動が生じた場合においても、高出力でかつ安定した発振を継続可能になり、又、波長選択素子5aの反射率を低下させることができ、波長変換素子6から取り出される光出力の低下を低減することができ、フィードバックのために新たな素子を配置する必要がなく、簡単かつコンパクトな構造で、半導体レーザ自体の発振スペクトルに応じた自由度の高い波長の制御が可能となる効果に加え、更に波長変換された光Φtの強度が極めて安定に得られるという効果がある。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1〜第4の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、第1〜第4の実施の形態で説明したそれぞれの技術的思想を互いに組み合わせることも可能である。具体的には、第4の実施の形態に係る波長変換レーザ装置で説明した、波長変換素子6の出力を波長分岐素子43にて分岐し、分岐された光の一部を第3の光センサ27にて第3の電気信号に変換して、波長変換素子6で波長変換された光Φtの強度が一定になるよう半導体レーザ1にフィードバックする技術思想を、第2又は第3の実施形態に係る波長変換レーザ装置に適用しても、第4の実施形態に係る波長変換レーザ装置と同様な、出力強度が極めて安定に得られるという効果を実現することが可能である等、それぞれの技術的思想にそった種々の組み合わせが可能である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…半導体レーザ
2…光ファイバ
3…光ファイバ終端部
5a,5b…波長選択素子
6…波長変換素子
10…波長制御機構(第1制御器)
11…温度制御機構(第2制御器)
13…出力制御機構(第3制御器)
27…第3の光センサ
28…第1の光センサ
29…第2の光センサ
41…第1のレンズ
42…第2のレンズ
43…波長分岐素子
51…第1の光学媒体
52…第2の光学媒体
53…第3の光学媒体
71,74…第1のサーモモジュール
72…第2のサーモモジュール
73…第3のサーモモジュール
75…第4のサーモモジュール
g1…第1の回折格子
g2…第2の回折格子
g3…第3の回折格子

Claims (8)

  1. 基本波を発振する半導体レーザと、
    前記半導体レーザの出射光から第1選択波長、該第1選択波長より短波長の第2選択波長、及び該第1選択波長より長波長の第3選択波長を選択し、該第1選択波長の光を前記半導体レーザに帰還する波長選択素子と、
    前記波長選択素子を透過した光を波長変換する波長変換素子と、
    前記波長選択素子で選択された第2選択波長及び第3選択波長の光を、それぞれ第1及び第2の電気信号に変換する第1及び第2の光センサと、
    前記第1及び第2の電気信号の強度の和が最小になるように前記半導体レーザの波長を制御する波長制御機構
    とを備えることを特徴とする波長変換レーザ装置。
  2. 前記波長選択素子が、
    前記第1選択波長を反射中心波長とする第1の回折格子と、
    前記第1の回折格子とはグレーティングベクトルが異なり、前記第2選択波長を反射中心波長とする第2の回折格子と、
    前記第1及び第2の回折格子とはグレーティングベクトルが異なり、前記第3選択波長を反射中心波長とする第3の回折格子
    とを同一光学媒体中に設けたボリュームホログラフィックグレーティングであることを特徴とする請求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  3. 前記波長変換素子で波長変換された光を分岐する波長分岐素子と、
    該波長分岐素子分岐された光の一部を第3の電気信号に変換する第3の光センサと、
    前記第3の電気信号を用いて、前記半導体レーザの注入電流値を制御し、前記波長変換された光の強度を一定する出力制御機構
    とを更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の波長変換レーザ装置。
  4. 前記半導体レーザの近傍に配置され、前記半導体レーザの温度を変更する第1のサーモモジュールを更に備え、
    前記波長制御機構は、前記第1のサーモモジュールを介して前記半導体レーザの温度を制御することにより前記半導体レーザの波長を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の波長変換レーザ装置。
  5. 前記半導体レーザの出射側に光結合された光ファイバを更に備え、該光ファイバを通して、前記半導体レーザの出射光が、前記波長選択素子に入射することを特徴とする請求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  6. 前記半導体レーザと前記光ファイバを含む領域の近傍に配置され、前記半導体レーザと前記光ファイバの温度を変更する第1のサーモモジュールを更に備え、
    前記波長制御機構は、前記第1のサーモモジュールを介して前記半導体レーザと前記光ファイバの温度を制御し、これにより前記半導体レーザの波長を制御することを特徴とする請求項5に記載の波長変換レーザ装置。
  7. 前記波長選択素子の近傍に配置され、前記波長選択素子の温度を変更する第2のサーモモジュールと、
    前記波長変換素子の近傍に配置され、前記波長変換素子の温度を変更する第3のサーモモジュールと、
    前記第2及び第3のサーモモジュールの出力を制御する温度制御機構
    とを更に備えることを特徴とする請求項4又は6に記載の波長変換レーザ装置。
  8. 前記波長選択素子の近傍に配置され、前記波長選択素子の温度を変更する第2のサーモモジュールと、
    前記波長変換素子の近傍に配置され、前記波長変換素子の温度を変更する第3のサーモモジュールと、
    前記光ファイバの近傍に配置され、前記光ファイバの温度を変更する第4のサーモモジュールと、
    前記第2、第3及び第4のサーモモジュールの出力を制御する温度制御機構
    とを更に備えることを特徴とする請求項4に記載の波長変換レーザ装置。
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