JP5018308B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、消費電力を低減できると共に、読取手段による読み取りが実行される場合には、前もって光源を点灯させる画像読取装置に関するものである。
従来より、原稿に描かれた図形など画像を読み取る読取装置と、記録用紙に画像を形成する印刷装置とを備え、ファクシミリモード、コピーモード、スキャンモードなどの複数モードに切り替え可能な複合機が知られている。このような複合機の読取装置では、読み取り対象の原稿に光源から光を照射し、その原稿で反射した反射光を、主走査方向にライン状に配列された複数の電荷結合素子(以下「CCD」と称する)により反射光の強さに応じた電圧値に変換して読み取り、その電圧値をデジタルデータに変換することにより原稿の画像を読み取っている。光源としては、光源から広範囲にわたって光が照射される冷陰極管ランプなどの蛍光ランプを用いると都合がよい。
上記のような読取装置を備えた機器では、消費電力をいかに削減するかが課題となっている。特に、光源は消費電力が大きいため、読取装置の非使用時には光源を消灯し、実際にスキャンを行うときのみ点灯することとすれば、消費電力を大きく削減することができる。
よって、例えば、特許文献1には、非使用時は読取機能部への電源を遮断し、原稿が挿入されたことを検知したときに、読取機能部の電源を投入するコピー機が開示されている。
特開2006−217075号公報
しかしながら、光源への電源を投入してから、読み取り動作に適切な程度にその光量が安定するまでには、時間がかかる(特に、冷陰極管などの蛍光ランプにはその傾向がある)。よって、原稿が挿入されてから、読取機能部への電源を投入することとすると、光量の安定を待ち、それから読み取りを実行することとなる。つまり、ユーザは、原稿挿入から読み取り実行までに相当時間待たされることとなるという問題点があった。また一方で、ユーザからのキー入力の都度(ユーザが読み取りの実行をするつもりがなくても)、光源へ電源を投入するようにすると、無駄に電力を消費してしまうことになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、消費電力を低減できると共に、読取手段による読み取りに際して、ユーザが光源の光量が安定することを待つ時間を低減することができる画像読取装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像読取装置は、光源から照射され原稿において反射された光を画像データに変換する読み取り処理を行う読取手段と、データが読み出され又はデータが書き込まれる記憶媒体が装着される装着部と、その装着部に装着された前記記憶媒体に前記読取手段により読み取られた画像データを書き込む書込手段とを備えたものであって、前記装着部に前記記憶媒体が装着されたかを判断する装着判断手段と、その装着判断手段により、前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されることを契機として、前記光源を点灯する光源点灯手段と、前記装着部に装着された前記記憶媒体について、データの書き込みがプロテクトされているかを判断する書込禁止判断手段とを備え、前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、且つ、必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、前記書込禁止判断手段により、前記装着部に装着された前記記憶媒体について、前記データの書き込みがプロテクトされていないと判断されることを、前記必要条件の1つとする。
請求項記載の画像読取装置は、請求項記載の画像読取装置において、前記画像読取装置に設けられたメモリの空き容量が不足しているかを判断する第1読取可能判断手段を備え、前記第1読取可能判断手段により、前記メモリの空き容量が不足していないと判断されることを、前記必要条件の1つとする。
請求項記載の画像読取装置は、請求項1又は2に記載の画像読取装置において、前記読取手段は、自動原稿送り装置により送られる前記原稿について、読み取り処理を行うものであり、前記自動原稿送り装置において、紙詰まりが発生しているかを判断する第2読取可能判断手段を備え、前記第2読取可能判断手段により、前記自動原稿送り装置において、紙詰まりが発生していないと判断されることを、前記必要条件の1つとする。
請求項記載の画像読取装置は、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置において、前記装着部に装着された前記記憶媒体がデータフルの状態にあるかを判断する第1記憶媒体判断手段を備え、前記第1記憶媒体判断手段により、前記装着部に装着された前記記憶媒体がデータフルの状態にないと判断されることを、前記必要条件の1つとする。
請求項記載の画像読取装置は、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置において、前記装着部に装着された前記記憶媒体について、前記書込手段によるデータの書き込みが予め許可されたものであるかを認証する第2記憶媒体判断手段を備え、前記第2記憶媒体判断手段により、前記装着部に装着された前記記憶媒体について、データの書き込みが予め許可されたものであると認証されることを、前記必要条件の1つとする。
請求項記載の画像読取装置は、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置において、前記画像読取装置を使用中のユーザについて、前記書込手段によるデータの書き込みが予め許可されたユーザであるかを認証するユーザ許可判断手段を備え、前記ユーザ許可判断手段により、前記画像読取装置を使用中のユーザについて、前記書込手段によるデータの書き込みが予め許可されたユーザであると判断されることを、前記必要条件の1つとする。
請求項記載の画像読取装置は、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置において、前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、前記記憶媒体に対して行われた処理の実行履歴を読み出し、その実行履歴中、最後に実行された処理が、前記書込手段による前記画像データの書き込みであったかを判断する第1履歴判断手段を備え、前記第1履歴判断手段により、前記最後に実行された処理が前記書込手段による前記画像データの書き込みであったと判断されることを、前記十分条件の1つとする。
請求項記載の画像読取装置は、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置において、前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、前記装着部に装着された前記記憶媒体から読み出したデータを印刷出力する印刷出力手段と、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、前記記憶媒体から読み出したデータを前記印刷出力手段で印刷出力する処理のうち前記書込手段による書き込み処理の割合が所定値以上であるかを判断する第2履歴判断手段を備え、前記第2履歴判断手段により、前記書込手段による書き込み処理の割合が前記所定値以上であると判断されることを、前記十分条件の1つとする。
請求項記載の画像読取装置は、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置において、前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、その記憶媒体に記憶されているデータを解析し、前記記憶媒体に記憶されているデータのうち、更新日時が最新のデータが、前記書込手段により書き込まれたデータであるかを判断する第1解析判断手段を備え、前記第1解析判断手段により、前記更新日時が最新のデータが、前記書込手段により書き込まれたデータであると判断されることを、前記十分条件の1つとする。
請求項10記載の画像読取装置は、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置において、前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、前記装着部に装着された前記記憶媒体から読み出したデータを印刷出力する印刷出力手段と、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、その記憶媒体に記憶されているデータを解析し、前記印刷出力手段により印刷出力される種類のデータが、前記記憶媒体に記憶されているかを判断する第2解析判断手段を備え、前記第2解析判断手段により、前記印刷出力手段により印刷出力される種類のデータが、前記記憶媒体に記憶されていないと判断されることを、前記十分条件の1つとする。
請求項11記載の画像読取装置は、請求項から10のいずれかに記載の画像読取装置において、前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、前記装着部に装着された前記記憶媒体から読み出したデータを印刷出力する印刷出力手段と、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、前記印刷出力手段による印刷出力の実行が不可能な状態にあるかを判断する出力可能判断手段とを備え、前記出力可能判断手段により、前記印刷出力手段による印刷出力の実行が不可能な状態にあると判断されることを、前記十分条件の1つとする。
請求項12記載の画像読取装置は、請求項から11のいずれかに記載の画像読取装置において、前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、前記読取手段により読み取られた画像データを前記書込手段により前記記憶媒体に書き込むスキャンモードを含む複数のモードのうち、いずれかのモードを設定するモード設定手段と、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、前記モード設定手段による設定中のモードが前記スキャンモードであるかを判断する設定中モード判断手段とを備え、前記設定中モード判断手段により、設定中のモードが前記スキャンモードであると判断されることを、前記十分条件の1つとする。
請求項13記載の画像読取装置は、請求項12記載の画像読取装置において、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断された後、前記モード設定手段により設定中のモードを、前記スキャンモード以外のモードから前記スキャンモードへ切り替える指示が入力されたかを判断するモード切替判断手段を備え、前記モード切替判断手段により、前記スキャンモードへの切り替え指示が入力されたと判断されることを、前記十分条件の1つとする。
請求項14記載の画像読取装置は、請求項1から13のいずれかに記載の画像読取装置において、前記光源が点灯されたまま、定められた点灯時間を経過した後に、前記光源を消灯する光源消灯手段と、前記光源が点灯しているかを判断する光源判断手段と、その光源判断手段により前記光源が点灯していると判断される場合、前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されることを契機として、前記点灯時間を延長する延長手段とを備える。
請求項15記載の画像読取装置は、請求項から13のいずれかに記載の画像読取装置において、前記光源が点灯されたまま、定められた点灯時間を経過した後に、前記光源を消灯する光源消灯手段と、前記光源が点灯しているかを判断する光源判断手段と、その光源判断手段により前記光源が点灯していると判断される場合、前記光源を点灯するための前記必要条件および前記十分条件を前記点灯時間を延長する条件とし、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、前記十分条件のうちいずれかが成立する場合、前記点灯時間を延長する延長手段とを備える。
請求項1記載の画像読取装置によれば、装着部に記憶媒体が装着されたと判断されることを契機として、光源が点灯されるので、読取手段による読み取りに際して、ユーザが光源の光量が安定することを待つ時間を低減することができるという効果がある。
また、装着部に装着された記憶媒体に対するデータの書き込みがプロテクトされていないと判断されることを、光源を点灯するための必要条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項記載の画像読取装置によれば、請求項記載の画像読取装置の奏する効果に加え、メモリの空き容量が不足していないと判断されることを、光源を点灯するための必要条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項記載の画像読取装置によれば、請求項1又は2に記載の画像読取装置の奏する効果に加え、自動原稿送り装置において紙詰まりが発生していないと判断されることを、光源を点灯するための必要条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項記載の画像読取装置によれば、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、記憶媒体がデータフルの状態にないと判断されることを、光源を点灯するための必要条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項記載の画像読取装置によれば、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、装着部に装着された記憶媒体に対するデータの書き込みが予め許可されたものであると認証されることを、光源を点灯するための必要条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項記載の画像読取装置によれば、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、画像読取装置を使用中のユーザについて、書込手段によるデータの書き込みが予め許可されたユーザであると判断されることを、光源を点灯するための必要条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項記載の画像読取装置によれば、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、実行履歴中、最後に実行された処理が書込手段による画像データの書き込みであったと判断されることを、光源を点灯するための十分条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項記載の画像読取装置によれば、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、書込手段による書き込み処理の割合が所定値以上であると判断されることを、光源を点灯するための十分条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項記載の画像読取装置によれば、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、更新日時が最新のデータが書込手段により書き込まれたデータであると判断されることを、光源を点灯するための十分条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項10記載の画像読取装置によれば、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、印刷出力手段により印刷出力される種類のデータが記憶媒体に記憶されていないと判断されることを、光源を点灯するための十分条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項11記載の画像読取装置によれば、請求項から10のいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、印刷出力手段による印刷出力の実行が不可能な状態にあると判断されることを、光源を点灯するための十分条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項12記載の画像読取装置によれば、請求項から11のいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、設定中モード判断手段により、設定中のモードがスキャンモードであると判断されることを、光源を点灯するための十分条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項13記載の画像読取装置によれば、請求項12記載の画像読取装置の奏する効果に加え、スキャンモードへの切り替え指示が入力されたと判断されることを、光源を点灯するための十分条件とするので、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合のみに光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できるという効果がある。
請求項14記載の画像読取装置によれば、請求項から13のいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、装着部に記憶媒体が装着されたと判断されることを契機として、点灯時間が延長されるので、読取手段による読み取りの実行が確定するときには光源は継続して点灯されているため、読み取りに際して、ユーザが光源の光量が安定することを待つ時間を低減することができるという効果がある。
請求項15記載の画像読取装置によれば、請求項から13のいずれかに記載の画像読取装置の奏する効果に加え、前記光源を点灯するための必要条件および十分条件を点灯時間を延長する条件とし、その条件の成立に従って、点灯時間が延長されるので、読取手段による読み取りの実行が確定するときには光源は継続して点灯されているため、読み取りに際して、ユーザが光源の光量が安定することを待つ時間を低減することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明における実施形態の複合機1(画像読取装置の一例)の外観構成を示す斜視図である。図1に示すように、本複合機1は、下部に設けられたプリンタ2(出力手段の一例)と、上部に設けられたスキャナ3(読取手段の一例)と、スキャナ3の正面側に設けられた操作パネル4とを一体的に備えたMFP(Multi Function Peripheral)である。
スキャナ3は、白色蛍光ランプで構成される光源を発光させて、原稿台に載置された原稿を照射し、原稿において反射された光を撮像素子により電気信号に変換して読み取って、原稿に対応した画像データを出力するものである。また、スキャナ3は、自動原稿送り装置5を備え、その自動原稿送り装置5により送られる原稿についても同様に、光源からの光を照射してその反射光を読み取り、原稿に対応した画像データを出力することができる。
本複合機1は、指令入力を待機し、待機した指令入力を受け付けたらスキャナ3により出力される画像データを、プリンタ2により記録用紙に出力するコピーモードと、待機した指令入力を受け付けたら画像データをファクシミリ送信するファクシミリモードと、待機した指令入力を受け付けたら画像データをパーソナルコンピュータ(以下単に「PC」と称す)など外部のコンピュータ(図示せず)へ転送し、またはメモリカードなどに保存するスキャナモードのうち、いずれかのモードで動作するよう設定される。また、PC等の外部コンピュータから画像データが入力されると、その入力された画像データをプリンタ2により記録用紙に出力するプリントモードで動作するよう自動的に設定される。
なお、有効に設定されたモードを、以下は、設定中のモードと称することとする。また、本実施形態の複合機1は、待機時間が所定時間以上となると、自動的にファクシミリモードへ切り替わるように構成されているものとして説明する。
接続パネル70(装着部の一例)には、その左端側にUSB端子71が配設されている。USB端子71は、外部機器とUSB接続することにより該外部機器と本複合機1とを通信可能に接続するコネクタ端子である。また、接続パネル70の右端側にはスロット部72が配設されている。スロット部72はメモリカード(カード型メモリ)を装填可能な複数のカードスロットが設けられている。カードスロットにメモリカードが装填され、該装填されたメモリカードから画像データが後述の制御部20(図2参照)により読み出される。
複合機1の正面側には、操作パネル4が設けられている。操作パネル4は、プリンタ2やスキャナ3を操作するためのものであり、複数の指令入力を受け付けるための各種操作キー40とLCD41とを具備する。ユーザは、操作パネル4を用いて、所望の指令を入力することができる。複合機1に所定の指令が入力されると、その入力された情報に基づいて該複合機1の動作が制御部20(図2参照)によって制御される。
次に、図2を参照して、本実施形態の複合機1の電気的構成について説明する。図2は、複合機1の電気的構成を示すブロック図である。複合機1は、ケーブルを介してPCなどと接続可能なインターフェイス(以下「I/F」と称する)であるパラレルI/F29と、USBメモリやデジタルカメラなどと接続可能なUSB端子71と、外部メディア(例えば、メモリカードやハードディスクなどの記録媒体)を着脱自在に装着可能なスロット部72と、リアル・タイム・クロック(以下「RTC」と称す)73とを備えている。このため、PC、デジタルカメラ、外部メディアから画像データを入力することができるようになっている。なお、PC、デジタルカメラ、外部メディアと複合機の接続形態はこれに限らない。図示しないネットワークI/Fを介して接続するものでも良い。
制御部20は、プリンタ2、スキャナ3及び操作パネル4(図1参照)を含む複合機1の動作を統括的に制御するものである。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)24を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス25を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)26に接続されている。
CPU21は、この複合機1を総括的に制御する中央演算処理装置である。ROM22は、CPU21により実行される各種制御プログラムやそのプログラムを実行する際に用いられる固定値などを記憶するものである。図4を参照して後述するUSBメモリ監視処理を実行するためのプログラムは、ROM22に格納されている。
RAM23は、CPU21が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又は作業領域として使用される書き換え可能なメモリである。
EEPROM24は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、光源点灯選択カウンタ241、設定手段の一例である条件設定エリア242が設けられている。
光源点灯選択カウンタ241は、スキャナ3の光源の点灯タイミングに関する設定を記憶するカウンタであり、「1」、「2」、「3」のいずれかの値を記憶する。USBメモリの新規挿入が検出された場合であって、且つ、複合機1の状態が、条件設定エリア242において有効に設定された所定の条件を満たしている場合にスキャナ3の光源を点灯する「インテリジェント設定」がユーザによって選択された場合、光源点灯選択カウンタ241には、「1」が記憶される。所定の条件については後述する。
一方、USBメモリの新規挿入が検出された場合、上記所定の条件を満たすか否かに拘わらずスキャナ3の光源を点灯する「オールウェイズパワーオン設定」がユーザによって選択された場合、光源点灯選択カウンタ241には、「2」が記憶される。この設定によれば、USBメモリ挿入のタイミングで光源が点灯されるので、スキャナ3による読み取りを実際に開始するよりも前に、光源をウォームアップさせることができ、ユーザの待ち時間を低減することができる。
USBメモリの新規挿入が検出された場合であっても、スキャナ3の光源を点灯しない「ノットパワーオン設定」がユーザによって選択された場合、光源点灯選択カウンタ241には、「3」が記憶される。この設定によれば、USBメモリの挿入タイミングでは光源が点灯されないので、節電効果が得られる。
条件設定エリア242は、光源を点灯するか否かを判断するため条件が設定されるエリアである。上述した「インテリジェント設定」が設定されている場合、USBメモリが装着され、且つ、この条件設定エリア242において有効とされた条件が満たされると、光源が点灯される。ここでいう条件とは、スキャナ3により読み取られた画像データをUSBメモリに記憶させる「スキャン to USB」機能が実行される可能性が高いか否かを判断するための条件である。すなわち、USBメモリの新規装着が検出され、且つ、「スキャン to USB」機能が実行される可能性が高い場合には、光源を点灯することにより、実際の読み取り実行に先立って光源をウォームアップさせておくのである。さらに、複合機1によれば、予め定められた全ての条件を有効にするのではなく、ユーザの好みに合致した条件のみを有効に設定するために、この条件設定記憶エリア242が設けられている。
次に、バス25を介して制御部20と接続されるASIC26について説明する。ASIC26には、操作パネル4が接続されている。操作パネル4に設けられた操作キーの押下が検出されると、所定のコード信号がASIC26に入力される。そして、CPU21は、操作パネル4から所定のキーコードを受信すると、所定のキー処理テーブルに従って、実行すべき制御処理を行う。また、操作パネル4のLCD41には、装置本体の状態に応じた画面が表示される。
さらに、ASIC26には、一般公衆回線に接続されファクシミリ機能を実現するためのNCU(Network Control Unit)31や、NCU31を介してモデム32が接続されている。
また、ASIC26には、RTC73が接続される。RTC73は、年・月・日・曜日・時間・分・秒の時間の計時を行うICである。RTC73により計時された時間はCPU21によって読み出され、各処理に使用される。特に、複合機1では、スキャナ3の光源が点灯されたまま、予め定められた点灯時間を経過した場合、節電のために光源を自動的に消灯することとしているが、点灯時間を経過したか否かは、このRTC73の値に基づいて決定される。
図3を参照して、複合機1の各種状態と、その各状態時にLCD41に表示される画面について説明する。図3は、LCD41に表示される画面の具体例を示す図である。
図3(a)は、スキャンモードの設定中であって、USBメモリの非装着時に、LCD41に表示される画面の一例を示す図である。図3(a)に示すように、スキャンモード設定中には、スキャンモードにおいて選択可能な出力形式(例えば、FTP、E−mail、イメージデータ、OCR)がLCD41に表示されるので、ユーザは、操作パネル4に設けられた各種操作キーを操作することにより、所望の出力形式を選択することができる。
図3(b)は、スキャンモードの設定中であって、USBメモリの装着時に、LCD41に表示される画面の一例を示す図である。図3(b)に示す画面では、図3(a)に示す画面において表示されていなかった設定項目「スキャン to USB」が表示される。したがって、ユーザは、この設定項目「スキャン to USB」を選択することができようになる。この設定項目が選択された後、操作パネル4に設けられた図示しないスタートキーが操作されると、スキャナ3により読み取られた画像データをUSBメモリに書き込むスキャン to USB機能が実行される。
図3(c)は、スキャンモードの設定中であって、装着されたUSBメモリが、これ以上のデータの書き込みが不可能なデータフルの状態にある場合に、LCD41に表示される画面の一例を示す図である。この画面の表示により、スキャナ3により読み取った画像データをUSBメモリに書き込むことは不可能であることを、ユーザに通知することができる。
図3(d)は、USBメモリが装着された後、操作パネル4に設けられたダイレクトプリントキー(図示せず)が操作された場合にLCD41に表示される画面の一例を示す図である。ここで、ダイレクトプリント機能とは、USBメモリに記憶された画像データを読み出し、プリンタ2により印刷出力する機能であって、ダイレクトプリントキーが操作されることにより、実行される。図3(d)に示すように、この画面では、USBメモリに記憶された各画像データについて、その画像データ固有の名称とその画像データの種類を表す拡張子とが表示されるので、ユーザは、操作パネル4に設けられた各種操作キーを操作することにより、LCD41の表示から、印刷出力したい所望の画像データを選択することができる。
図3(e)は、スキャナ3の光源の点灯タイミングをユーザに設定させる設定画面の一例を示す図である。操作パネル4に設けられたメニューキー(図示せず)が操作されると、この設定画面がLCD41に表示される。図3(e)に示すように、この設定画面では、「インテリジェント設定」、「オールウェイズパワーオン設定」、「ノットパワーオン設定」が表示されるので、ユーザにより、いずれかの設定が択一的に選択されると、その選択に対応した値が、光源点灯選択カウンタ241に設定される。
図4を参照して、上述した複合機1で実行される処理について説明する。図4は、複合機1において実行されるUSBメモリ監視処理を示したフローチャートである。このUSBメモリ監視処理は、複合機1の電源が投入されると所定時間毎に実行される処理である。なお、本実施形態では、条件設定エリア242において、予め定められた所定の条件が全て有効に設定されているものとして説明する。
まず、USBメモリがUSB端子71に装着されたか否かを判断する(S1)。なお、このS1の処理が、装着判断手段の一例に相当する。この判断が肯定される場合(S1:Yes)、次に、光源点灯選択カウンタ241の値を判断する(S2)。
最初に、光源点灯選択カウンタ241の値が「1」であった場合(S2:「1」)、すなわち、「インテリジェント設定」がユーザによって設定されている場合について説明する。
まず、スキャナ3による画像データの読み取りが可能な状態にあるかを判断する(S3)。なお、このS3の処理が、読取可能判断手段の一例に相当する。具体的には、スキャナ3が他のユーザによって使用中である場合、自動原稿送り装置5で紙詰まりが発生していることが、自動原稿送り装置5に装着されたセンサにより検出された場合、複合機1のメモリの空き容量が不足している場合、S3の判断が否定される。
一方、これらの要因が発生しておらず、S3の判断が肯定されると(S3:Yes)、次に、USB端子71に装着されたUSBメモリに対するデータの書き込みが可能かを判断する(S4)。なお、このS4の処理が、書込可能判断手段の一例に相当する。
具体的には、装着されたUSBメモリがライトプロテクトされており、データの書き込みが不可である場合、装着されたUSBメモリが、これ以上のデータの書き込みが不可能なデータフルの状態にある場合、ファイルシステムの仕様上、これ以上ファイル(画像データ)を作成することが不可能な場合、S4の判断が否定される。
S4の判断が肯定されると(S4:Yes)、次にUSB端子71に装着されたUSBメモリまたはユーザを識別するために予め記憶された識別情報に従って、USB端子71に装着されたUSBメモリに対するデータの書き込みを許可するかを判断する(S5)。なお、このS5の処理が、書込許可判断手段の一例に相当する。
すなわち、本実施形態の複合機1では、セキュリティ保護の観点から、装着されたUSBメモリの認証を行い、認証の結果、そのUSBメモリが予め許可されたUSBメモリであると判断された場合にのみ、複合機1からの画像データの書き込みを許可している。また、複合機1では、コスト削減の観点から、全てのユーザに全ての機能を無制限に使用させるのではなく、ユーザ認証を行い、各ユーザが使用権限を有する機能のみ、そのユーザに使用を許可している。
よって、具体的には、装着されたUSBメモリが、スキャン to USB機能による画像データの書き込みが不許可のメモリである場合、または、複合機1を現在使用中であるユーザが、スキャン to USB機能の使用が認められていない場合などに、S5の判断が否定されこととしている。
S3,S4,S5の判断のうち、いずれか1つでも否定された場合(S3:No,S4:No,S5:No)、「スキャン to USB」機能を実行することができない。よって、本実施形態のUSBメモリ監視処理によれば、S15の処理に進み、光源は点灯しないこととしている。このようにすれば、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合に電源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減することができる。換言すれば、S3,S4,S5の判断のうち、いずれか1つでも否定された場合は、光源を点灯しない。本実施形態において、S3、S4、S5の判断が肯定されるという条件は、光源点灯のための必要条件となっている。
次に、ダイレクトプリント機能による印刷出力の実行履歴と、スキャン to USB機能の実行履歴とから、先に装着されたUSBメモリに対する画像データの書き込み実行が予測されるかを、所定の履歴条件に基づいて判断する(S6)。なお、このS6の処理が、履歴判断手段の一例に相当する。
具体的には、装着されたUSBメモリに対して行われた処理の実行履歴を読み出し、その実行履歴中、最後に実行された処理がスキャン to USB機能によるものであったことを所定の履歴条件として判断する。すなわち、最後に実行された処理がスキャン to USB機能によるものであった場合、ユーザは、今回も、スキャン to USB機能による画像データの書き込み実行を目的としてUSBメモリを装着したことが予測されるので、S6の判断が肯定される。一方、実行履歴中、最後に実行された処理がダイレクトプリント機能による印刷出力であった場合、ユーザは、今回も、ダイレクトプリント機能による印刷出力を目的としてUSBメモリを装着したことが予測されるので、S6の判断が肯定される。
なお、ダイレクトプリント機能による印刷出力の実行履歴およびスキャン to USB機能の実行履歴は、USBメモリ、複合機1に内蔵されたメモリ、ネットワークサーバのいずれに記憶されていても良い。
また、所定の履歴条件は、別の条件であっても良い。例えば、今回装着されたUSBメモリに対する、ダイレクトプリント機能による印刷出力の実行履歴と、スキャン to USB機能の実行履歴との頻度を調べ、スキャン to USB機能の実行履歴が5割以上の場合、S6の判断が肯定されることとしても良い。また、今回認証されたユーザに関する実行履歴のうち、スキャン to USB機能の実行履歴が5割以上の場合、S6の判断が肯定されることとしても良い。また、複合機1において、USBメモリ、およびユーザのいずれの認証も行っていない場合には、例えば、複合機1において、直近に実行された機能が、スキャン to USB機能であることを所定の実行履歴としても良い。
S6の判断が肯定される場合(S6:Yes)、次に、スキャナ3の光源が点灯しているか否かを判断する(S12)。S12の判断が否定される場合(S12:No)、すなわち、光源が消灯していると判断される場合、光源を点灯する(S13)。具体的には、例えば、スキャナ3への電源の供給を開始する。S13のステップにおいて、光源を点灯させた後、さらに、ウォームアップ加速処理、光源光量安定の判断処理などを行っても良い。このようにすれば、スキャナ3による読み取り開始指令が入力されたときに、迅速に読み取りを開始することができる。
一方、S12の判断が肯定される場合(S12:Yes)、光源の点灯時間を延長する(S14)。ここで、本実施形態の複合機1では、光源の点灯開始から30分間またはスキャン機能使用終了から10分間のうち、残り時間が長い方を点灯を継続させる点灯時間とするものとする。すなわち、光源の点灯開始から30分またはスキャン機能使用終了から10分を経過すると、節電のために光源を自動的に消灯するのであるが、S12の判断が肯定される場合は、その点灯時間を、例えば5分間延長するのである。このようにすれば、スキャナ3による読み取り開始指令が入力されるとき、光源の点灯は継続されているので、読み取りを迅速に開始することができる。
一方、S6の判断が否定された場合(S6:No)、次に、装着されたUSBメモリに記憶されているデータを解析し、その解析結果に基づいて、USBメモリ装着後におけるスキャン to USB機能による書き込み実行が予測されるかを判断する(S7)。なお、このS7の処理が、解析判断手段の一例に相当する。
具体的には、解析の結果、USBメモリに記憶されているデータのうち、更新日時が最新の画像データが、スキャン to USB機能により書き込まれた画像データであった場合に、スキャン to USB機能による書き込み実行が予測されるとして、S7の判断が肯定される。なお、スキャン to USB機能により画像データを作成し、USBメモリに書き込むときに、画像データのヘッダなどに、スキャン to USB機能により書き込まれた画像データであるか否かを示す識別子を記録しておくことにより、各データが、スキャン to USB機能により書き込まれたものであるか否かを容易に判別することができる。
また、解析の結果、ダイレクトプリント機能による印刷出力が可能な種類の画像データがUSBメモリに記憶されていないと判断された場合、スキャン to USB機能による書き込み実行が予測されるとして、S7の判断が肯定されることとしても良い。
S7の判断が肯定される場合(S7:Yes)、S12の処理に移行し、スキャナ3の光源が消灯していると判断される場合(S12:No)、光源を点灯する(S13)。
一方、S7の判断が否定される場合(S7:No)、次に、ダイレクトプリント機能による印刷出力の実行が不可能な状態にあるか否かを判断する(S8)。なお、このS8の処理が、出力可能判断手段の一例に相当する。具体的には、プリンタ2のトナー(またはインク)が不足していること、あるいは記録用紙がセットされていない場合、印刷出力の実行が不可能であるとして、S8の判断が肯定される。また、プリンタ2が他の印刷処理を実行中の場合も、ダイレクトプリント機能による印刷出力の実行が不可能な状態にあるとして、S8の判断が肯定される。
S8の判断が肯定される場合(S8:Yes)、すなわち、プリンタ2による出力の実行が不可能な状態にあり、装着されたUSBメモリは、スキャン to USB機能のために使用される可能性が高いと判断される場合、S12の処理に移行し、スキャナ3の光源が消灯していると判断される場合(S12:No)、光源を点灯する(S13)。
一方、S8の判断が否定される場合(S8:No)、次に、スキャンモードの設定中か否かを判断する(S9)。なお、このS9の処理が、設定中モード判断手段の一例に相当する。S9の判断が肯定される場合(S9:Yes)、S12の処理に移行し、スキャナ3の光源が消灯していると判断される場合(S12:No)、光源を点灯する(S13)。
一方、S9の判断が否定される場合(S9:No)、次に、設定中のモードを、スキャンモード以外のモードからスキャンモードへ切り替える指示を入力するスキャンモードキーが操作されたか否かを判断する(S10)。すなわち、USBメモリの装着後、スキャンモードへの切り替え指示が入力された場合、ユーザは、スキャン to USB機能の実行を目的としていると予測できる。よって、S10の判断が肯定される場合(S10:Yes)、S12の処理に移行し、スキャナ3の光源が消灯していると判断される場合(S12)、光源を点灯する(S13)。
一方、S10の判断が否定される場合(S10:No)、スキャン to USB以外の処理を実行し(S11)、S15の処理に移行する。
S3,S4,S5の判断が全て肯定され、且つ、S6,S7,S8,S9,S10の判断のうち、いずれか1つでも肯定された場合(S6:Yes,S7:Yes,S8:Yes,S9:Yes,S10:Yes)、スキャン to USB機能によるUSBメモリへの画像データの書き込みが予測される。よって、本実施形態のUSBメモリ監視処理によれば、S12の処理に進み、光源が点灯されていない場合には、光源を点灯することとしている。したがって、実際に画像データの読み取りが行われる可能性が高い場合に光源を点灯することができ、消灯中の光源が頻繁に点灯されることが抑制されて消費電力を低減できる。ここで、S6,S7,S8,S9,S10の判断が肯定されるという条件は、S5のステップ以降において、光源点灯のための十分条件となっている。
USBメモリの新規挿入を検出しなかった場合(S1:No)、或いは、S11,S13,S14のいずれかの処理を実行した場合、次に、ユーザ操作に従い、各種処理を実行する(S15)。例えば、S10のステップで判断されたように、スキャンモードキーの操作がされた場合には、スキャンモードを設定する。また、コピーモードへの切り替え指示を入力するコピーモードキーの操作がされた場合には、コピーモードを設定し、ファクシミリモードへの切り替え指示を入力するファクシミリモードキーの操作がされた場合には、ファクシミリモードを設定する。
さらに、操作パネル4に設けられた図示しないスタートキーが操作された場合には、このS15の処理において、スキャナ3により原稿の画像データを読み取り、その読み取られた画像データをUSBメモリに書き込むスキャン to USB機能を実行する。このとき、スキャナ3の光源は前もって点灯されているので、光源ウォームアップのためのユーザの待ち時間を短縮することができる。なお、S15の処理が、モード設定手段、書込手段の一例に相当する。
次に、点灯時間が経過したか否かを判断する(S16)。S16の判断が肯定される場合(S16:Yes)、すなわち、継続して光源が点灯される点灯時間を経過した後、光源を消灯する(S17)。具体的には、スキャナ3への電源を遮断する。そして、USBメモリ監視処理を終了する。S16の判断が否定される場合(S16:No)、S17をスキップして処理を終了する。すなわち、光源が点灯している場合であっても消灯せず、処理を終了する。
なお、S2の判断で、光源点灯選択カウンタ241の値が「2」であると判断される場合(S2:「2」)、すなわち、「オールウェイズパワーオン設定」がユーザによって選択された場合、S12の処理に進む。よって、この設定が選択されている場合、USBメモリ挿入のタイミングで光源が点灯される。
また、S2の判断で、光源点灯選択カウンタ241の値が「3」であると判断される場合(S2:「3」)、すなわち、「ノットパワーオン設定」がユーザによって選択された場合、そのまま処理を終了する。よって、この設定が選択されている場合、USBメモリの挿入タイミングでは光源が点灯されない。
複合機1によれば、接続パネル71にUSBメモリが装着されたと判断されることを契機として、光源が点灯されるので、スキャナ3による読み取りに際して、ユーザが光源の光量が安定することを待つ時間を低減することができる。
また、光源を点灯するための条件が成立し、そのときに光源が消灯状態であると、その条件の成立に従って、点灯時間が延長されるので、スキャナ3による読み取りの実行が確定したときには、光源が継続して点灯されているため、読み取りを迅速に開始することができ、ユーザの待ち時間を低減することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施形態では、USBメモリ監視処理における、S7の処理において、装着されたUSBメモリに記憶されているデータを解析し、その解析結果に基づいて、USBメモリ装着後におけるスキャン to USB機能による書き込み実行が予測されるかを判断するものとして説明した(S7)。
このとき、USBメモリ内の画像データを解析することにより、スキャン to USB機能の使用回数を予測し、S7の判断を行うようにしても良い。
図5(a)は、USBメモリ監視処理のS7のステップにおける判断基準の変形例を説明する図である。図5(a)に示すファイル名(画像データの名称)の画像データが、装着されたUSBメモリに記憶されている場合について説明する。図5(a)に示すように、ファイル名には拡張子(例えば、.jpg)が付いているので、その拡張子から、スキャン to USB機能により作成された画像データが選別される。次に、ファイル名が、ベースファイル名(例えばAAAAAA)と、連番(例えば00)とで構成されており、そのファイル名の拡張子(例えば、jpg)から判断できる画像データのファイル形式が、1ファイルマルチページに対応していないファイルフォーマットである場合は、連番部分が異なっていても、スキャン to USB機能の使用回数は1回とカウントする。
ただし、ベースファイル名が同一であっても、更新日時が所定時間(例えば30分)以上異なる場合は、それぞれを、使用回数1回としてカウントする。
例えば、図5(a)に示す画像データがUSBメモリに格納されていた場合、スキャン to USB機能により作成された画像データの個数は「8」であるが、上述の判断基準を適用すると、スキャン to USBの使用回数は「3」と判断できる。また、スキャン to USB機能により作成された画像データ以外の画像デーが4つ存在する。よって、この場合、スキャン to USBの使用回数の割合は、約43%(=100×3÷7)と算出することができる。この割合が例えば、50%以上である場合、次回もスキャン to USB機能の実行が選択されることが予測できるから、S7の判断が肯定されるようにすることにより、実施形態と同様の同等の効果が得られる。
また、本実施形態の複合機1は、待機時間が所定時間以上経過すると、自動的にファクシミリモードへ切り替わるように構成されていたが、例えば、コピーモード、スキャナモードなど、他のモードに自動的に切り替わるように構成された複合機であっても良い。但し、待機中はスキャナモードへ自動的に切り替わるように構成されている場合、USBメモリ監視処理におけるS9のステップを省略しても良い。すなわち、スキャンモードの設定中にUSBメモリが装着されたとしても、光源を点灯しないように構成しても良い。
また、上述した実施形態では、USBメモリがUSB端子に装着された場合に的を絞って説明したが、他の種類のメモリカード(例えばSDカードなど)がスロット部72に装着された場合にも、本発明を適用することができる。その場合、メモリカードが、特許請求の範囲に記載の記憶媒体に相当し、スロット部72が装着部に相当する。
また、上述した実施形態では、説明を容易にするために、USBメモリ監視処理における各判断ステップでは、複数の判断条件に従って、その判断ステップが肯定されるか否定されるかを決定しても良い。また、条件設定エリア242(図2参照)は、各判断ステップに含まれる、複数の判断条件の各々について、有効であるか無効であるかを設定可能に構成されていても良い。
図5(b)は、条件設定エリア242に記憶される設定の一例を示す図である。図5(b)においては、図面同士の関連を分かりやすくするために、図4に示すフローチャートのステップと各条件を対応付けて図示している。ここで、各項目に含まれる判断条件のうち、常に有効である(すなわちユーザが設定変更できない)判断条件には◎を付している。一方、ユーザが有効とするか無効とするかを自由に設定できる判断条件には、○(有効)または×(無効)が付されている。このように、細かい判断条件を有効とするか無効とするかをユーザが自由に設定できることにより、ユーザの好みにより合致したタイミングで光源を点灯することができる。さらに、各判断条件で用いられる閾値(N値)も、ユーザが自由に設定できるようにしても良い。
たとえは、図5(b)に示すように、「S7−ファイル解析−スキャン to USBで作成したファイルの割合がN未満」のユーザ設定が「×」であるので、この判断条件は用いずに、S7の判断が処理される。
また、1つの項目に「○」「◎」が複数存在する場合は、「○」または「◎」である判断条件のいずれかが成立すると、光源を点灯しない判断となる(もちろん、「○」または「◎」である判断条件の全てが成立したら、光源を点灯しない判断となる実施形態を採用してもよい)。
なお、図5(b)に示す、各判断条件は、その優先順位を示している。すなわち、1項目につき、複数の判断条件が有効に設定されている場合は、上の条件から判断していく。このようにすれば、最適な処理順序を予め記憶させておくことにより、効率良く適切な判断を行うことができる。この優先順位は、ユーザの好みに応じて変更可能に構成されていても良い。
また、本実施形態では、複合機1に本発明を適用する場合について説明したが、読取手段を備えている画像読取装置であれば、本発明を適用できることはもちろんである。
また、本実施形態では、スキャナ3の光源は、白色蛍光ランプで構成されていたが、スキャナ3の光源として、例えば、ハロゲンランプなど、他の光源が用いられても良い。特に、電源投入から十分な光量や安定した光量が得られるまで時間のかかる光源を採用したスキャナにとって、本発明は有効である。
また、本実施形態のスキャナ3は、自動原稿送り装置5を備えたフラッドベッドタイプのスキャナであったが、例えば、ハンディタイプスキャナなど、他の種類のスキャナが読取手段として複合機に設けられている場合であっても、本発明は適用される。
また、本実施形態では、スキャナ3へ電源を供給することにより光源を点灯し、あるいはスキャナ3への電源を遮断することにより光源を消灯していたが、光源の電源のみを制御することにより、点灯または消灯するように構成されている場合にも、本発明は適用可能である。
実施形態の複合機の外観構成を示す斜視図である。 複合機の電気的構成を示すブロック図である。 LCDに表示される画面の具体例を示す図である。 複合機において実行されるUSBメモリ監視処理を示したフローチャートである。 (a)は、USBメモリ監視処理のS7のステップにおける判断基準の変形例を説明する図であり、(b)は、条件設定エリアに記憶される設定の一例を示す図である。
1 複合機
2 プリンタ
3 スキャナ
70 接続パネル
242 条件設定エリア

Claims (15)

  1. 光源から照射され原稿において反射された光を画像データに変換する読み取り処理を行う読取手段と、データが読み出され又はデータが書き込まれる記憶媒体が装着される装着部と、その装着部に装着された前記記憶媒体に前記読取手段により読み取られた画像データを書き込む書込手段とを備えた画像読取装置において、
    前記装着部に前記記憶媒体が装着されたかを判断する装着判断手段と、
    その装着判断手段により、前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されることを契機として、前記光源を点灯する光源点灯手段と
    前記装着部に装着された前記記憶媒体について、データの書き込みがプロテクトされているかを判断する書込禁止判断手段とを備え、
    前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、且つ、必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、
    前記書込禁止判断手段により、前記装着部に装着された前記記憶媒体について、前記データの書き込みがプロテクトされていないと判断されることを、前記必要条件の1つとする、ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像読取装置に設けられたメモリの空き容量が不足しているかを判断する第1読取可能判断手段を備え、
    前記第1読取可能判断手段により、前記メモリの空き容量が不足していないと判断されることを、前記必要条件の1つとする、請求項記載の画像読取装置。
  3. 前記読取手段は、自動原稿送り装置により送られる前記原稿について、読み取り処理を行うものであり、
    前記自動原稿送り装置において、紙詰まりが発生しているかを判断する第2読取可能判断手段を備え、
    前記第2読取可能判断手段により、前記自動原稿送り装置において、紙詰まりが発生していないと判断されることを、前記必要条件の1つとする、請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記装着部に装着された前記記憶媒体がデータフルの状態にあるかを判断する第1記憶媒体判断手段を備え、
    前記第1記憶媒体判断手段により、前記装着部に装着された前記記憶媒体がデータフルの状態にないと判断されることを、前記必要条件の1つとする、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記装着部に装着された前記記憶媒体について、前記書込手段によるデータの書き込みが予め許可されたものであるかを認証する第2記憶媒体判断手段を備え、
    前記第2記憶媒体判断手段により、前記装着部に装着された前記記憶媒体について、データの書き込みが予め許可されたものであると認証されることを、前記必要条件の1つとする、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記画像読取装置を使用中のユーザについて、前記書込手段によるデータの書き込みが予め許可されたユーザであるかを認証するユーザ許可判断手段を備え、
    前記ユーザ許可判断手段により、前記画像読取装置を使用中のユーザについて、前記書込手段によるデータの書き込みが予め許可されたユーザであると判断されることを、前記必要条件の1つとする、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、
    前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、前記記憶媒体に対して行われた処理の実行履歴を読み出し、その実行履歴中、最後に実行された処理が、前記書込手段による前記画像データの書き込みであったかを判断する第1履歴判断手段を備え、
    前記第1履歴判断手段により、前記最後に実行された処理が前記書込手段による前記画像データの書き込みであったと判断されることを、前記十分条件の1つとする、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、
    前記装着部に装着された前記記憶媒体から読み出したデータを印刷出力する印刷出力手段と、
    前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、前記記憶媒体から読み出したデータを前記印刷出力手段で印刷出力する処理のうち前記書込手段による書き込み処理の割合が所定値以上であるかを判断する第2履歴判断手段を備え、
    前記第2履歴判断手段により、前記書込手段による書き込み処理の割合が前記所定値以上であると判断されることを、前記十分条件の1つとする、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置。
  9. 前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、
    前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、その記憶媒体に記憶されているデータを解析し、前記記憶媒体に記憶されているデータのうち、更新日時が最新のデータが、前記書込手段により書き込まれたデータであるかを判断する第1解析判断手段を備え、
    前記第1解析判断手段により、前記更新日時が最新のデータが、前記書込手段により書き込まれたデータであると判断されることを、前記十分条件の1つとする、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置。
  10. 前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、
    前記装着部に装着された前記記憶媒体から読み出したデータを印刷出力する印刷出力手段と、
    前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、その記憶媒体に記憶されているデータを解析し、前記印刷出力手段により印刷出力される種類のデータが、前記記憶媒体に記憶されているかを判断する第2解析判断手段を備え、
    前記第2解析判断手段により、前記印刷出力手段により印刷出力される種類のデータが、前記記憶媒体に記憶されていないと判断されることを、前記十分条件の1つとする、請求項からのいずれかに記載の画像読取装置。
  11. 前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、
    前記装着部に装着された前記記憶媒体から読み出したデータを印刷出力する印刷出力手段と、
    前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、前記印刷出力手段による印刷出力の実行が不可能な状態にあるかを判断する出力可能判断手段とを備え、
    前記出力可能判断手段により、前記印刷出力手段による印刷出力の実行が不可能な状態にあると判断されることを、前記十分条件の1つとする、請求項から10のいずれかに記載の画像読取装置。
  12. 前記光源点灯手段は、前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断され、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、1以上の十分条件のうちいずれかが成立する場合に、前記光源を点灯するものであり、
    前記読取手段により読み取られた画像データを前記書込手段により前記記憶媒体に書き込むスキャンモードを含む複数のモードのうち、いずれかのモードを設定するモード設定手段と、
    前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されたとき、前記モード設定手段による設定中のモードが前記スキャンモードであるかを判断する設定中モード判断手段とを備え、
    前記設定中モード判断手段により、設定中のモードが前記スキャンモードであると判断されることを、前記十分条件の1つとする、請求項から11のいずれかに記載の画像読取装置。
  13. 前記装着判断手段により前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断された後、前記モード設定手段により設定中のモードを、前記スキャンモード以外のモードから前記スキャンモードへ切り替える指示が入力されたかを判断するモード切替判断手段を備え、
    前記モード切替判断手段により、前記スキャンモードへの切り替え指示が入力されたと判断されることを、前記十分条件の1つとする、請求項12記載の画像読取装置。
  14. 前記光源が点灯されたまま、定められた点灯時間を経過した後に、前記光源を消灯する光源消灯手段と、
    前記光源が点灯しているかを判断する光源判断手段と、
    その光源判断手段により前記光源が点灯していると判断される場合、前記装着部に前記記憶媒体が装着されたと判断されることを契機として、前記点灯時間を延長する延長手段とを備えることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の画像読取装置。
  15. 前記光源が点灯されたまま、定められた点灯時間を経過した後に、前記光源を消灯する光源消灯手段と、
    前記光源が点灯しているかを判断する光源判断手段と、
    その光源判断手段により前記光源が点灯していると判断される場合、前記光源を点灯するための前記必要条件および前記十分条件を前記点灯時間を延長する条件とし、前記必要条件が成立する場合であって前記必要条件が複数存在する場合にはその複数の必要条件が全て成立し、且つ、前記十分条件のうちいずれかが成立する場合、前記点灯時間を延長する延長手段とを備えることを特徴とする請求項から13のいずれかに記載の画像読取装置。
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