JP5017214B2 - 空気調和機及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば連続運転を基本とする設備用の空気調和機及びその制御方法に関する。
例えば物品の温度管理などを目的として連続運転される設備用の空気調和機においては、電力供給が瞬間的に停止する瞬時停電などを想定し、冷凍サイクルの圧縮機を再起動する時間の短縮を図る必要がある。そこで、例えば、圧縮機の吐出側配管から分岐して吸入側配管に合流するバイパス配管を設け、このバイパス配管にバイパス弁を設け、瞬時停電が発生して圧縮機が停止した場合にバイパス弁を閉じ状態から開き状態に切り換えるような構成が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、バイパス弁を開き状態とすることにより、圧縮機の吐出側と吸込側との圧力差(言い換えれば、圧縮機の内部圧力と吸込側圧力との圧力差)を速やかに減少させて圧縮機を起動可能な状態とするので、圧縮機の起動時間の短縮を図るようになっている。また、圧縮機の吐出側配管におけるバイパス配管の接続部の下流側に逆止弁を設けており、バイパス弁を開き状態に切り換えた場合でも凝縮器からの液化冷媒の逆流を防止するようになっている。
特開2002−364938号公報
上記従来技術においては、バイパス弁を開き状態とすることにより、圧縮機の吐出側(詳細には、圧縮機から逆止弁まで)の高圧冷媒は、バイパス配管を介し圧縮機の吸込側に流れて圧力が速やかに減少する。しかし、膨張弁の上流側(詳細には、膨張弁から逆止弁まで)の高圧冷媒は、依然として圧力の減少に時間を要する。ここで、例えば電動式の膨張弁の開度を演算するとともに制御する制御装置においては、停電によって膨張弁の開度情報が失われるため、復電した際に膨張弁を閉じ状態として開度の零点を取得する初期処理を行う必要がある。しかし、前述した膨張弁の上流側の高圧冷媒が負荷として存在することから、膨張弁の閉じ動作に時間を要し、場合によっては、バイパス弁を開き状態として圧縮機の吐出側圧力を減少させる時間よりも長い時間を要することになる。そのため、圧縮機の起動時間が遅れる要因となっていた。
本発明は、上記の事柄に鑑みてなされたものであり、その目的は、膨張弁の初期処理の時間短縮を図ることができ、圧縮機の起動時間を早めることができる空気調和機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルを備えた空気調和機において、前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管から分岐して前記圧縮機と前記蒸発器との間の配管に合流するバイパス配管と、前記バイパス配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に閉じ状態、前記圧縮機が停止した場合に開き状態に切り換えられる第1の開閉弁と、前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管における前記バイパス配管の接続部の下流側に設けられた逆止弁と、前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に開き状態、前記圧縮機が停止した場合に閉じ状態に切り換えられる第2の開閉弁とを備え、停電が発生した場合に、前記圧縮機を停止するとともに、前記膨張弁を停電が発生したときのままの開度としながら、前記第2の開閉弁を閉じ状態に切り換えることにより、前記膨張弁の上流側の圧力を減少させ、その後、復電したとき、前記第2の開閉弁を閉じ状態のまま、前記膨張弁を全閉状態に切り換える。
また、上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルを備えた空気調和機において、前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管から分岐して前記圧縮機と前記蒸発器との間の配管に合流するバイパス配管と、前記バイパス配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に閉じ状態、前記圧縮機が停止した場合に開き状態に切り換えられる第1の開閉弁と、前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管における前記バイパス配管の接続部の下流側に設けられた逆止弁と、前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に開き状態、前記圧縮機が停止した場合に閉じ状態に切り換えられる第2の開閉弁と、を備え、停電が発生して、その後、復電したとき、前記圧縮機を停止したまま、かつ前記膨張弁を停電が発生したときのままの開度としながら、前記第2の開閉弁を閉じ状態に切り換えることにより、前記膨張弁の上流側の圧力を減少させ、その後、予め設定された所定の時間が経過したとき、前記第2の開閉弁を閉じ状態のまま、前記膨張弁を全閉状態に切り換える。
また、上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管から分岐して前記圧縮機と前記蒸発器との間の配管に合流するバイパス配管と、前記バイパス配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に閉じ状態、前記圧縮機が停止した場合に開き状態に切り換えられる第1の開閉弁と、前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管における前記バイパス配管の接続部の下流側に設けられた逆止弁と、前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に開き状態、前記圧縮機が停止した場合に閉じ状態に切り換えられる第2の開閉弁と、を備えた空気調和機の制御方法であって、停電が発生した場合に、前記圧縮機を停止するとともに、前記膨張弁を停電が発生したときのままの開度としながら、前記第2の開閉弁を閉じ状態に切り換えることにより、前記膨張弁の上流側の圧力を減少させ、その後、復電したとき、前記第2の開閉弁を閉じ状態のまま、前記膨張弁を全閉状態に切り換える。
また、上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管から分岐して前記圧縮機と前記蒸発器との間の配管に合流するバイパス配管と、前記バイパス配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に閉じ状態、前記圧縮機が停止した場合に開き状態に切り換えられる第1の開閉弁と、前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管における前記バイパス配管の接続部の下流側に設けられた逆止弁と、前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に開き状態、前記圧縮機が停止した場合に閉じ状態に切り換えられる第2の開閉弁と、を備えた空気調和機の制御方法であって、停電が発生して、その後、復電したとき、前記圧縮機を停止したまま、かつ前記膨張弁を停電が発生したときのままの開度としながら、前記第2の開閉弁を閉じ状態に切り換えることにより、前記膨張弁の上流側の圧力を減少させ、その後、予め設定された所定の時間が経過したとき、前記第2の開閉弁を閉じ状態のまま、前記膨張弁を全閉状態に切り換える。
本発明においては、例えば瞬時停電が発生して圧縮機が停止した場合に、圧縮機をバイパスするバイパス配管に設けられた第1の開閉弁を開き状態とする。これにより、圧縮機の吐出側と吸込側との圧力差を速やかに減少させて、圧縮機を起動可能な状態とする。その一方で、凝縮器と膨張弁との間の配管に設けられた第2の開閉弁を閉じ状態とする。これにより、膨張弁の上流側の高圧冷媒は、第2の開閉弁までの容量となって小さくなるので、その圧力を速やかに減少させることができる。したがって、膨張弁の閉じ動作における負荷が低減するため、膨張弁の初期処理の時間を短縮することができる。その結果、圧縮機の起動時間を早めることができる。
本発明によれば、膨張弁の初期処理時間の短縮を図ることができ、圧縮機の起動を早めることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態における空気調和機の冷凍サイクルの構成を表す概略図である。
この図1において、空気調和機は、例えば室内の電子計算機などを冷房対象として連続運転される設備用の空気調和機であり、圧縮機1、室外熱交換器2、膨張弁3a,3b,3c、室内熱交換器4a,4b,4cを配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、膨張弁3を駆動制御する制御装置5とを備えている。圧縮機1は、電源6から電磁接触器7を介して電力が供給されるようになっている。詳しく説明すると、電磁接触器7は、コイル8、接点9a,9b,9c、及び補助接点10を有している。そして、例えば制御装置5によって接点11が閉じ状態に切り換えられると、コイル8が通電して、接点9a,9b,9c及び補助接点10が閉じ状態に切り換えられるようになっている。圧縮機1は、電磁接触器7の接点9a,9b,9cを介し三相電力が供給されて駆動するようになっている。そして、圧縮機1で圧縮された冷媒は、室外熱交換器2(凝縮器)で室外空気と熱交換して凝縮されて液化し、室内膨張弁3a,3b,3cで減圧された後、室内熱交換器4a,4b,4c(蒸発器)で室内空気と熱交換して蒸発し、圧縮機1に戻るようになっている。
また、制御装置5は、電動式の膨張弁3a,3b,3cのそれぞれの駆動部であるステッピングモータ等(図示せず)に駆動信号を出力して電動式の膨張弁3a,3b,3cの開度を制御するとともに、それらの駆動信号に基づいて電動式の膨張弁3a,3b,3cの開度を演算するようになっている。このような膨張弁3a,3b,3cの開度制御により、室内熱交換器4a,4b,4cにおける使用台数及び容量が制御されている。なお、本実施形態では、制御装置5から膨張弁3a,3b,3cへの駆動信号は互いにタイミングを異ならせて出力されるようになっている。
ここで、本実施形態の第1の特徴として、圧縮機1の吐出側配管(詳細には、圧縮機1と室外熱交換器2との間の配管)から分岐して吸込側配管(詳細には、圧縮機1と室内熱交換器4との間の配管)に合流するバイパス配管12が設けられ、このバイパス配管12には電磁式の開閉弁13が設けられている。そして、制御装置5は、圧縮機1の運転中は開閉弁13を閉じ状態とし、圧縮機1の停止中に(詳細には、停電から復電した後で且つ圧縮機1を起動する前に)開閉弁13を予め設定された所定の時間だけ開き状態に切り換えるように制御している。また、圧縮機1の吐出側配管におけるバイパス配管12の接続部の下流側には逆止弁14が設けられており、開閉弁13を開き状態に切り換えた場合でも室外熱交換器2からの液化冷媒の逆流を防止するようになっている。
また、本実施形態の第2の特徴として、膨張弁3a,3b,3cと室外熱交換器2との間の配管には、電磁式の開閉弁15が設けられている。なお、開閉弁15は、室外熱交換器2よりも膨張弁3a,3b,3cに十分に近づくように(例えば膨張弁3a,3b,3cからの配管長さ位置が2m未満となるように)配置することが好ましい。開閉弁15は、上述した電磁接触器7の補助接点10を介し電力供給されて駆動すると、開き状態に切り換わるようになっている。すなわち、開閉弁15の開閉状態は圧縮機1の運転・停止状態と同期しており、圧縮機1の運転中に開き状態となり、圧縮機1の停止中に閉じ状態となる。
本実施形態の空気調和機の動作を図2により説明する。図2は、瞬時停電が発生した場合における空気調和機の動作を説明するためのタイムチャートである。
電源6からの電力供給が瞬間的に(例えば1秒未満の間)停止する瞬時停電が発生すると(図2中時刻T1)、電磁接触器7のコイル8が通電されなくなり、接点9a,9b,9c及び補助接点10が開き状態となる(このとき、瞬時停電によって、制御装置5からの信号がOFFとなって接点11も開き状態となる)。これにより、圧縮機1が停止するとともに開閉弁15が閉じ状態となる。その後、復電しても(図2中時刻T2)、接点11が開き状態であることからコイル8が通電されず、接点9a,9b,9c及び補助接点10も開き状態のままとなる。したがって、圧縮機1は停止状態、開閉弁15は閉じ状態のままである。
また、復電時(図2中時刻T2)において、膨張弁3a,3b,3cは、瞬時停電が発生したときのままの開度であり、制御装置5は、瞬時停電によって膨張弁3a,3b,3cの開度情報が失われている。そのため、制御装置5は、膨張弁3a,3b,3cの初期処理をそれぞれ順番に行う。この膨張弁の初期処理は、膨張弁が全閉となるようにステッピングモータに駆動信号を出力して、膨張弁の開度の零点を取得する処理であり(なお、各膨張弁の初期処理には例えば10秒前後の時間を要し)、その処理後、取得した開度の零点に基づいて膨張弁の開度を演算するとともに制御することが可能となる。なお、本実施形態では、膨張弁の初期処理の後、膨張弁の弁体が固着しないように僅かに開ける制御を行っている。
また、復電時(図2中時刻T2)において、制御装置5は、開閉弁13を予め設定された時間(例えば数秒程度)だけ開き状態とする。これにより、圧縮機1の吐出側と吸込側との圧力差を速やかに減少させて、圧縮機1を起動可能な状態とする。
そして、制御装置5は、膨張弁3a,3b,3cの初期処理と開閉弁13の開き状態が終了したら、圧縮機1を起動するために接点11を閉じ状態に切り換える。これにより、電磁接触器7のコイル8が通電し、接点9a,9b,9c及び補助接点10が閉じ状態となって、圧縮機1が起動するとともに開閉弁15が開き状態となる。その後、制御装置5は、膨張弁3a,3b,3cをそれぞれ初期開度に制御する。
以上のように本実施形態においては、室外熱交換器2と膨張弁3a,3b,3cとの間の配管に開閉弁15を設け、瞬時停電が発生したときに開閉弁15を閉じ状態に切り換える。これにより、膨張弁3a,3b,3cの上流側の高圧冷媒は、開閉弁15までの容量となって小さくなるので、その圧力を速やかに減少させることができる。したがって、膨張弁3a,3b,3cの閉じ動作における負荷が低減するため、膨張弁3a,3b,3cの初期処理の時間を例えば5/6〜1/10程度に短縮することができる。その結果、圧縮機1の起動時間を早めることができる。
また、圧縮機1が停止して再起動するまでの間に冷房対象の電子計算機などが温度上昇するものの、圧縮機1の起動時間を早めることで、電子計算機などの温度が上限温度に達するのを回避することができる。また、高価な無停電電源装置(UPS)を使用しなくとも、瞬時停電に対応することができる。
なお、上記一実施形態においては、制御装置5は、膨張弁3a,3b,3cの制御を互いに異なるタイミングで行うような場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば膨張弁3a,3b,3cの制御を同時に行うような場合でもよく、この場合においても上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、瞬時停電が発生したときに開閉弁15を閉じ状態に切り換え、復電したときに膨張弁3a,3b,3cの初期処理を開始するような構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば復電したときに開閉弁15を閉じ状態に切り換え、その後、予め設定された所定の時間が経過したときに膨張弁3a,3b,3cの初期処理を開始するような構成としてもよい。このような場合も、上記同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施形態における空気調和機の冷凍サイクルの構成を表す概略図である。 本発明の一実施形態における空気調和機の動作を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
1 圧縮機
2 室外熱交換器(凝縮器)
3a,3b,3c 膨張弁
4a,4b,4c 室内熱交換器(蒸発器)
5 制御装置(第1の開閉弁制御手段、膨張弁制御手段)
7 電磁接触器(第2の開閉弁制御手段)
12 バイパス配管
13 開閉弁(第1の開閉弁)
14 逆止弁
15 開閉弁(第2の開閉弁)

Claims (6)

  1. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルを備えた空気調和機において、
    前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管から分岐して前記圧縮機と前記蒸発器との間の配管に合流するバイパス配管と、
    前記バイパス配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に閉じ状態、前記圧縮機が停止した場合に開き状態に切り換えられる第1の開閉弁と、
    前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管における前記バイパス配管の接続部の下流側に設けられた逆止弁と、
    前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に開き状態、前記圧縮機が停止した場合に閉じ状態に切り換えられる第2の開閉弁とを備え
    停電が発生した場合に、前記圧縮機を停止するとともに、前記膨張弁を停電が発生したときのままの開度としながら、前記第2の開閉弁を閉じ状態に切り換えることにより、前記膨張弁の上流側の圧力を減少させ、
    その後、復電したとき、前記第2の開閉弁を閉じ状態のまま、前記膨張弁を全閉状態に切り換えることを特徴とする空気調和機。
  2. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルを備えた空気調和機において、
    前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管から分岐して前記圧縮機と前記蒸発器との間の配管に合流するバイパス配管と、
    前記バイパス配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に閉じ状態、前記圧縮機が停止した場合に開き状態に切り換えられる第1の開閉弁と、
    前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管における前記バイパス配管の接続部の下流側に設けられた逆止弁と、
    前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に開き状態、前記圧縮機が停止した場合に閉じ状態に切り換えられる第2の開閉弁と、を備え、
    停電が発生して、その後、復電したとき、前記圧縮機を停止したまま、かつ前記膨張弁を停電が発生したときのままの開度としながら、前記第2の開閉弁を閉じ状態に切り換えることにより、前記膨張弁の上流側の圧力を減少させ、
    その後、予め設定された所定の時間が経過したとき、前記第2の開閉弁を閉じ状態のまま、前記膨張弁を全閉状態に切り換えることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1又は2記載の空気調和機において、
    前記第2の開閉弁は、前記凝縮器よりも前記蒸発器側の前記膨張弁に近づくように配置されたことを特徴とする空気調和機。
  4. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、
    前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管から分岐して前記圧縮機と前記蒸発器との間の配管に合流するバイパス配管と、
    前記バイパス配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に閉じ状態、前記圧縮機が停止した場合に開き状態に切り換えられる第1の開閉弁と、
    前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管における前記バイパス配管の接続部の下流側に設けられた逆止弁と、
    前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に開き状態、前記圧縮機が停止した場合に閉じ状態に切り換えられる第2の開閉弁と、を備えた空気調和機の制御方法であって、
    停電が発生した場合に、前記圧縮機を停止するとともに、前記膨張弁を停電が発生したときのままの開度としながら、前記第2の開閉弁を閉じ状態に切り換えることにより、前記膨張弁の上流側の圧力を減少させ、
    その後、復電したとき、前記第2の開閉弁を閉じ状態のまま、前記膨張弁を全閉状態に切り換えることを特徴とする空気調和機の制御方法。
  5. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を配管接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、
    前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管から分岐して前記圧縮機と前記蒸発器との間の配管に合流するバイパス配管と、
    前記バイパス配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に閉じ状態、前記圧縮機が停止した場合に開き状態に切り換えられる第1の開閉弁と、
    前記圧縮機と前記凝縮器との間の配管における前記バイパス配管の接続部の下流側に設けられた逆止弁と、
    前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられ、前記圧縮機が運転する場合に開き状態、前記圧縮機が停止した場合に閉じ状態に切り換えられる第2の開閉弁と、を備えた空気調和機の制御方法であって、
    停電が発生して、その後、復電したとき、前記圧縮機を停止したまま、かつ前記膨張弁を停電が発生したときのままの開度としながら、前記第2の開閉弁を閉じ状態に切り換えることにより、前記膨張弁の上流側の圧力を減少させ、
    その後、予め設定された所定の時間が経過したとき、前記第2の開閉弁を閉じ状態のまま、前記膨張弁を全閉状態に切り換えることを特徴とする空気調和機の制御方法。
  6. 請求項4又は5記載の空気調和機の制御方法において、
    前記第2の開閉弁は、前記凝縮器よりも前記蒸発器側の前記膨張弁に近づくように配置されたことを特徴とする空気調和機の制御方法。
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