JP5016457B2 - 発光表示部材及び発光表示装置 - Google Patents

発光表示部材及び発光表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5016457B2
JP5016457B2 JP2007307335A JP2007307335A JP5016457B2 JP 5016457 B2 JP5016457 B2 JP 5016457B2 JP 2007307335 A JP2007307335 A JP 2007307335A JP 2007307335 A JP2007307335 A JP 2007307335A JP 5016457 B2 JP5016457 B2 JP 5016457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
holder
guide member
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007307335A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009128889A (ja
Inventor
淳 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP2007307335A priority Critical patent/JP5016457B2/ja
Publication of JP2009128889A publication Critical patent/JP2009128889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5016457B2 publication Critical patent/JP5016457B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

本発明は、例えば音声調整卓に設置する各種のスイッチなどの操作部において、発光素子を用いて操作部の機能情報を表示させる発光表示部材及び発光表示装置に関する。
放送用の番組制作を行う際には、一般にミキサーと呼ばれる音声調整卓が用いられる。この音声調整卓には、スピーカやマイクロフォン等の多数の音声入力装置が接続されている。また、各種のスイッチや回転式、スライド式の操作部が設置されており、このスイッチや操作部を用いて、入力回線の選択、入力レベルの設定及び補正、音色の調整、出力先の選択及び調整などの数十の調整機能に対応する調整パラメータの設定操作を行う。
このような音声調整卓の操作部には、各操作部の機能を表示するため機能を示した文字情報が記されている。ここで、各操作部の機能表示を明確にするために、機能表示の横に発光素子としてLEDを設置し照光したり、アクリル樹脂などのレンズ表面に機能表示を記し、機能表示を記したレンズ表面とは逆の面に対向してLEDを設置することにより、当該機能表示自体を点灯させることにより表示していた。
この発光素子としてLEDを用いた発光表示装置は、図4に示すように、ある基板に設置したLED41と、このLED41に対向して配されたレンズ42と、レンズ42を保持する遮光板43と、レンズ42の表示面の周囲を遮蔽するノブ44とで構成されている。すなわち、これらの構成により、LED41から発せられた光はレンズ42の入射面42bに入射し、レンズ42の表示面42aから外部に放たれることになる。
ところで、従来の発光素子としてLEDを用いた発光表示装置においては、当該装置からの光はレンズにより導光し、フィルムによる操作パネル面を照光していたが、レンズを固定するホルダは単独のものであった。そのため、操作面の遮光は、フィルムを貼り付ける金属板プレート穴の端面でレンズ周囲を覆うことにより行っていたため、連続的な照光による表現は金属板プレート加工ピッチ以下では不可能であり、実装上制限があった。
例えば、3個のLEDとレンズで、3箇所の照明を行う場合、従来技術では、金属板に3個の穴を開けて、それぞれにホルダに入ったレンズを金属板の穴の位置に合わせて、基板または金属板側にホルダを固定していた。すなわち、従来技術は、金属板の穴の周囲の縁の部分で、従来技術の小口径の開口部がレンズの側面に当たる位置まで設けることにより、穴の周囲に光が漏れないように遮光していた。しかし、金属板に穴を開ける場合、穴と穴の間の部分を一定以上細く又は狭くすることはできないので、金属板の穴あけ加工上の制限によりそれ以上穴を近接することができなかった。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもので、その目的は、導光部材としてのLEDレンズを連続的に並べることができ、1個から多数個の連続的な照光による表現が可能な発光表示部材及び発光表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、発光素子を設置した基板と、発光素子からの光が通過する表示部を有する表示パネルとの間において、一端を発光素子に対向させ、他端を前記表示部に対向させて用いる発光表示部材であって、発光素子の発光を導光する棒状の導光部材と、遮光性ある素材からなり、前記導光部材を軸方向に挿入する筒状の挿入孔を有し、前記導光部材の外周側面を被覆するホルダと、を備え、前記ホルダの挿入孔に、内周に下面が前記発光素子と対向する段部を設けるとともに、前記挿入孔の内周面から前記段部の頂部にかけてテーパ状の傾斜面を設け、前記導光部材の前記発光素子と対向する側の端部の外周側面に、前記段部の下面と係合する突起部を設け、前記導光部材の前記発光素子と反対に位置する側の端部の外周側面に、前記挿入孔の端部と係合するフランジを設け、前記導光部材は、前記突起部が前記傾斜面にガイドされることで前記ホルダの挿入孔に挿通され、前記導光部材は、前記突起部が前記段部と係合し、前記フランジが前記挿入孔の端部と係合することにより、前記ホルダに組み付けられ、前記ホルダは、前記筒状の挿入孔を複数等間隔に配置するとともに、前記挿入孔が隣合う境界に、導光部材からの発光洩れを防止する遮光部を設けたこととを特徴とする。
請求項の発明は、発光素子を設置した基板と、前記発光素子からの光が通過する表示部を有する表示パネルとを備え、前記発光素子と表示パネルとの間には、一端が発光素子に対向し他端が表示部に対向した導光部材が配置され、この導光部材の外周側面をホルダにより被覆されてなる発光表示装置において、前記ホルダは、遮光性ある素材からなり、前記導光部材を軸方向に挿入する筒状の挿入孔を有し、前記ホルダの挿入孔に、内周に下面が前記発光素子と対向する段部を設けるとともに、前記挿入孔の内周面から前記段部の頂部にかけてテーパ状の傾斜面を設け、前記導光部材の前記発光素子と対向する側の端部の外周側面に、前記段部の下面と係合する突起部を設け、前記導光部材の前記発光素子と反対に位置する側の端部の外周側面に、前記挿入孔の端部と係合するフランジを設け、前記導光部材は、前記突起部が前記傾斜面にガイドされることで前記ホルダの挿入孔に挿通され、前記導光部材は、前記突起部が前記段部と係合し、前記フランジが前記挿入孔の端部と係合することにより、前記ホルダに組み付けられ、前記ホルダは、前記筒状の挿入孔を複数等間隔に配置するとともに、前記表示部側の前記挿入孔が隣合う境界に、導光部材からの発光洩れを防止する遮光部を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ホルダは、前記挿入孔を有した筒状体を一つの単位部材として、当該単位部材を連結させることにより構成されたものであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記単位部材は、側面に凹凸形状の嵌合部を備え、当該嵌合部において前記凹凸形状が相互に係止するように構成されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記ホルダは、前記挿入孔を有した筒状体を一つの単位部材として、この単位部材が複数一体的に構成されたものであることを特徴とする。
以上のような態様では、筒状の挿入孔を複数等間隔に配置して、ホルダを構成し、ここにレンズを挿入することにより、当該発光表示部材を用いて、複数の表示を近接して行うことが可能となる。また、ホルダにおいて筒状の挿入孔を複数連続的に配置することで、表示パネルとしての金属板における開口を一つとして構成し、さらに隣の導光部材との境界に遮光部を設けて、隣の導光部材からの光漏れを防止することにより、従来のような金属板の穴あけ加工上の制限がなくなるので、複数のレンズを近接配置することができ、しかもレンズ間での光漏れがなくなる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記遮光部は、前記表示パネルに当接する位置まで突出して設けられたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記遮光部は、前記表示パネルに当接する位置まで突出して設けられたことを特徴とする。
以上のような態様では、遮光部が、表示パネルに当接する位置まで突出して設けられることにより、隣接する導光部材からの光漏れを確実に防止することが可能となる。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明において、前記導光部材は、前記ホルダの挿入孔に対して着脱自在に構成されたことを特徴とする。
以上のような態様では、導光部材として、着色レンズの容易な入れ替えが可能であるので、操作パネルの発光方法の汎用性が向上する。
以上のような本発明によれば、導光部材であるLEDレンズを等間隔に連結することができ、フィルムによる操作パネル面において、1個から多数個の連続的な照光による表現が可能な発光表示部材及び発光表示装置を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
[1.構成]
本発明の第1の実施形態における発光表示部材1は、図1に示すように、発光素子の発光を導光するレンズ2(導光部材)と、このレンズ2を軸方向に挿入する筒状の挿入孔を有し、前記導光部材の外周側面を被覆するレンズホルダ3とからなる。
レンズ2は、図3(a)に示すように、全体形状が直方体形状の棒状体からなり、一端に、当該棒状体から外周に突出したフランジ部2aを備える。また、図2の断面図にも示すように、レンズ2の他端の外周側面には突起部2bが形成されており、後に説明する遮光部材であるレンズホルダ3の内面に形成された段部と係合する構造を有する。この突起部2bは、後述するように、レンズ2のLED4側に対向する面側に形成されているが、レンズ2の外周側面であれば特に位置を限定することなく設けることが可能である。
ここで、このレンズ2は、一例として、基本材質がビスフェノールAと塩化カルボニル(もしくはジフェニルカーボネート)から生産されるポリカーボネート樹脂からなる。このポリカーボネート製レンズ2の特徴として、軽量さ、耐衝撃性、耐熱性、不燃性、通電性、透明度の高さといった点が挙げられ、他の合成樹脂よりも優れている。また、このカーボネート樹脂に加えて、表示パネルの表示部に光を拡がらせるために光拡散材として炭酸カルシウム等を混入している。
なお、レンズ2のLED4側の端面には、光を乱反射させるため粗面処理が施されている。この粗面処理により、LED4から発せられた光が表示部側のレンズ2端面で様々な方向に反射する。従って、レンズ2端面で放射される光を様々な方向から検出することができるので、立体空間においても均一に照光する視認性の高い光を識別することが可能である。
レンズホルダ3は、一例として、ポリアセタール (ポリオキシメチレン)から成形され、レンズ2からの光が漏れないように黒色の遮光部材からなり、レンズ2の外周を被覆するよう筒状の挿入孔31を備える。図1に示すように、この挿入孔31一つからなる被覆部材を一単位とするレンズホルダ部材34として、これを並列に連結させることにより、レンズホルダ3としたものである。
また、レンズホルダ3における各レンズホルダ部材34の他のホルダ部材34と隣り合う側面上部には、隣のレンズ2との仕切りとなる遮光部32を表示パネル6に当接する位置まで伸ばし、表示フィルムの下面に当たる位置までとすることで、伸ばしたホルダの側面によって、隣のレンズ2側に光が漏れることを防止する構成としている。
そして、図2の断面図に示すように、この挿入孔31の内周側面には、レンズ2の外周に形成した突起部を係合する段部33が設けられる。この段部33の形状は、レンズ2の突起部2bに対応するものであれば、特に限定するものでない。また、レンズ2とレンズホルダ3の嵌合時において、スライドする突起部に対応して、この段部はスライド方向に沿ったテーパ加工などが施された傾斜面となっている。また、上記のレンズホルダ3のテーパ加工された部分や係止部の外側の壁の肉厚を薄く構成することで、レンズ2をレンズホルダ3内に挿入した場合に弾性変形し易く、嵌め込みと係合作業が容易に行えるようになっている。
ここで、レンズホルダ部材34の複数連結構造の一例を図1を用いて説明する。図1(a)に示すように、レンズホルダ部材34の長手方向の一方の側面に係合用の凸部34aが設けられ、他方の側面にその凸部34aが嵌め込まれる凹部34bが設けられている。この凸部34aと凹部34bを、図1(b)、(c)に示すように、隣り合うレンズホルダ部材34同士で嵌合させることにより、連結させるものである。なお、このようなレンズホルダ部材34の連結構造は一例であり、レンズホルダ部材34を並列して連結できる構成であれば、どのような態様のものでも構わない。例えば、接着剤などで互いに固定してもよいし、外側からテープなどで止めるようにしてもよい。
また、このレンズホルダ3の材料であるポリアセタール (通称POM)とは、オキシメチレンが連なってポリマーとなった結晶性の高い熱可塑性樹脂で、物性と成形性が高く、さらには潤滑性、耐磨耗性、耐疲労性、耐クリープ性、耐薬品性等に優れている。
次に、レンズ2とレンズホルダ3からなる発光表示部材1を、基板並びに表示パネルと組み合わせ、発光表示装置として用いた場合の態様を図2及び図3に示す。本実施形態の発光表示部材1の発光素子としてはLED4を使用し、そのLED4を設置したプリント基板5と、LED4からの光が通過する表示部を有する表示パネル6との間に発光表示部材1を挟んで構成するものであり、レンズ2の突起部2b側の一端がLED4に対向し、他端が表示部に対向するようになっている。
また、表示パネル6の上面には、表示パネル6に係合したレンズ2の表面を被覆するシート状部材7が設けられてる。このシート状部材7は、レンズ2の材質と同じポリカーボネート製であり、表示パネル6の上面に、表示パネル6に係合したレンズ2の表面を被覆するように設けられている。シート状部材7には、発光表示すべきレンズ2に対向する部分に対し、透明部がマット印刷処理により形成され、一方で透明部の周囲に発光表示をしない不透明部が遮光印刷処理により形成されている。これにより、発光表示したい箇所のみ光を透過させることが可能であり、表示しない箇所は裏面遮光印刷により、光を遮蔽することができる。
発光素子として使用するLED4は、一定の視野角を持つ指向性の自発光デバイスであり、プリント基板5に設置されている。また、このLED4には、RGBチップタイプが用いられ、赤、緑、青色を組み合わせることによりすべての色彩を表現することができる。なお、このLED4から発せられる光は、後述する導光部材であるレンズ2を通過し表示パネル6の表示部において外部に放射される。
表示パネル6は、一枚の金属板からなり、この金属板に大径の開口部が形成されている。この開口部の縁と、連結されたレンズホルダ3の外周部分とが係合し、安定した表示パネル6とレンズ2の装着を可能とする。
ここで、本実施形態では、レンズホルダ3を複数のレンズホルダ部材34からなるものとし、複数の表示を近接して行うため、金属板による開口部を一つとして、隣のレンズ2との間では金属板の縁による遮光を行わない。その代わりに、隣のレンズ2との仕切りとなるホルダの側面の上部を金属板の厚さよりも上方まで伸ばし、表示フィルムの下面に当たる位置までとすることで、伸ばしたホルダの側面によって、隣のレンズ2側に光が漏れることを防止する構成としている。なお、この金属板に形成された大径の開口部が表示部に対応する。
[2.作用効果]
以上のような構成を有する本実施形態の発光表示装置の作用効果は次の通りである。
まず、導光部材であるレンズ2を、遮光部材であるレンズホルダ3の個別の単位であるレンズホルダ部材34のそれぞれに対して嵌め込む。具体的には、レンズ2の外周側面に形成した突起部2bとレンズホルダ部材34の内周側面に形成した段部33とが係合する。同時に、レンズ2に設けられたフランジ部2aがレンズホルダ部材34の挿入孔31の挿入口に係合する。このような突起部2bと段部33の係合及びフランジ部2aと挿入孔31の挿入口の2つの部分の係合により、レンズ2とレンズホルダ部材34の安定した組み付けが可能となる。
次に、レンズ2の挿入されたレンズホルダ部材34を相互に連結する。具体的には、レンズホルダ部材34の長手方向の一方の側面に、レンズ2の係合用の凸部34aと、他方の側面にその凸部34aが嵌め込まれる凹部34bとを相互に嵌合させることにより、連結させる。
このようにして、作製された発光表示部材1を表示パネル6並びにプリント基板5と組み合わせ、発光表示装置を作製する。すなわち、表示パネル6の開口部にはめ込む際には、開口部の縁と、連結されたレンズホルダ3の外周部分とが係合する。そして、表示パネル6の開口部から表れたレンズ2の表面を被覆するよう表示パネル6の上面に、マット印刷処理がされた発光表示する透明部と遮光印刷処理がされた発光表示しない不透明部が形成されたポリカーボネートのシート状部材7を貼り付ける。
これにより、レンズ2は、そのフランジ部2aが、レンズ2外周側面に係合した遮光部材であるレンズホルダ3と、シート状部材7により挟持され固定される。そして、レンズ2に対向するようにLED4を設置したプリント基板5をレンズホルダ3に組み付けることで、発光表示装置が完成する。
このように組み立てられた発光表示装置において、プリント基板5に設置したLED4を発光させることで、光が導光部材であるレンズ2内で拡散導光し、表示パネル6の上面に貼り付けたシート状部材7の発光表示箇所としてマット印刷処理を施した透明部から各色が識別できる態様で、均一に照光される。
以上のような、本実施形態によれば、レンズホルダ3を複数のレンズホルダ部材34からなるものとし、複数の表示を近接して行い、金属板による開口部を一つとして、隣のレンズ2との間では金属板の縁による遮光を行わない。
それに代えて、隣のレンズ2との仕切りとなるホルダの側面の遮光部を金属板の厚さよりも上方まで伸ばし、表示フィルムの下面に当たる位置までとすることで、伸ばしたホルダの側面によって、隣のレンズ2側に光が漏れることを防止する構成としている。これにより、従来のような金属板の穴あけ加工上の制限がなくなるので、複数のレンズを近接配置することができ、しかもレンズ間での光漏れがなくなる。
[3.他の実施形態]
本発明は、上記のような実施形態で示した態様に限定されるものではなく、例えば以下のような態様も包含するものである。上記実施形態においては、レンズホルダ部材34を一単位として、これを複数個連結させてレンズホルダ3を構成することを示したが、本発明では、これに限られず、レンズホルダ部材34を複数個まとめたレンズホルダ3を一体に成型した構成も包含するものである。
また、本実施形態では、レンズホルダ3を3つの筒状の挿入孔を連結させた構成を示したが、レンズホルダ3の筒状の挿入孔の数は、これに限られるものではなく、用途や目的に応じて、任意に設定可能なものである。これにより、比較的面積の大きい機能情報を表示する場合であっても、十分な光量で拡散導光させることができるので、均一な発光色により機能情報を明確に表示することが可能となる。
さらに、本実施形態では、レンズ2の外周に突起部を形成していたが、この突起部を遮光部材であるレンズホルダ3の内周に形成し、それに係合する段部をレンズ2の外周に形成した構成とすることも可能である。なお、この場合には、レンズ2の段部に、この段部がスライドする方向に沿って、テーパ加工などにより傾斜面が形成された構成を有する。
本発明の実施形態における発行表示部材の構成を示す側面図。 本発明の実施形態における発行表示部材の構成を示す断面図。 本発明の実施形態における発行表示装置の構成を示す分解図(a)及び完成図(b)。 従来技術を示す断面図。
符号の説明
1…発光表示部材
2…レンズ
2a…フランジ部
2b…突起部
3…レンズホルダ
31…挿入孔
32…遮光部
33…段部
34…レンズホルダ部材
34a…凸部
34b…凹部
4…LED
41…LED
42…レンズ
42a…入射面
42b…表示面
43…遮光板
44…ノブ
5…プリント基板
6…表示パネル
7…シート状部材

Claims (8)

  1. 発光素子を設置した基板と、発光素子からの光が通過する表示部を有する表示パネルとの間において、一端を発光素子に対向させ、他端を前記表示部に対向させて用いる発光表示部材であって、
    発光素子の発光を導光する棒状の導光部材と、
    遮光性ある素材からなり、前記導光部材を軸方向に挿入する筒状の挿入孔を有し、前記導光部材の外周側面を被覆するホルダと、を備え、
    前記ホルダの挿入孔に、内周に下面が前記発光素子と対向する段部を設けるとともに、前記挿入孔の内周面から前記段部の頂部にかけてテーパ状の傾斜面を設け、
    前記導光部材の前記発光素子と対向する側の端部の外周側面に、前記段部の下面と係合する突起部を設け、
    前記導光部材の前記発光素子と反対に位置する側の端部の外周側面に、前記挿入孔の端部と係合するフランジを設け、
    前記導光部材は、前記突起部が前記傾斜面にガイドされることで前記ホルダの挿入孔に挿通され、
    前記導光部材は、前記突起部が前記段部と係合し、前記フランジが前記挿入孔の端部と係合することにより、前記ホルダに組み付けられ、
    前記ホルダは、前記筒状の挿入孔を複数等間隔に配置するとともに、前記挿入孔が隣合う境界に、導光部材からの発光洩れを防止する遮光部を設けたことを特徴とする発光表示部材。
  2. 前記ホルダは、前記挿入孔を有した筒状体を一つの単位部材として、当該単位部材を連結させることにより構成されたものであることを特徴とする請求項1記載の発光表示部材。
  3. 前記単位部材は、側面に凹凸形状の嵌合部を備え、当該嵌合部において前記凹凸形状が相互に係止するように構成されたことを特徴とする請求項2記載の発光表示部材。
  4. 前記ホルダは、前記挿入孔を有した筒状体を一つの単位部材として、この単位部材が複数一体的に構成されたものであることを特徴とする請求項1記載の発光表示部材。
  5. 前記遮光部は、前記表示パネルに当接する位置まで突出して設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光表示部材。
  6. 前記導光部材は、前記ホルダの挿入孔に対して着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光表示部材。
  7. 発光素子を設置した基板と、前記発光素子からの光が通過する表示部を有する表示パネルとを備え、前記発光素子と表示パネルとの間には、一端が発光素子に対向し他端が表示部に対向した導光部材が配置され、この導光部材の外周側面をホルダにより被覆されてなる発光表示装置において、
    前記ホルダは、遮光性ある素材からなり、前記導光部材を軸方向に挿入する筒状の挿入孔を有し、
    前記ホルダの挿入孔に、内周に下面が前記発光素子と対向する段部を設けるとともに、前記挿入孔の内周面から前記段部の頂部にかけてテーパ状の傾斜面を設け、
    前記導光部材の前記発光素子と対向する側の端部の外周側面に、前記段部の下面と係合する突起部を設け、
    前記導光部材の前記発光素子と反対に位置する側の端部の外周側面に、前記挿入孔の端部と係合するフランジを設け、
    前記導光部材は、前記突起部が前記傾斜面にガイドされることで前記ホルダの挿入孔に挿通され、
    前記導光部材は、前記突起部が前記段部と係合し、前記フランジが前記挿入孔の端部と係合することにより、前記ホルダに組み付けられ、
    前記ホルダは、前記筒状の挿入孔を複数等間隔に配置するとともに、前記表示部側の前記挿入孔が隣合う境界に、導光部材からの発光洩れを防止する遮光部を設けたことを特徴とする発光表示装置。
  8. 前記遮光部は、前記表示パネルに当接する位置まで突出して設けられたことを特徴とする請求項7に記載の発光表示装置。
JP2007307335A 2007-11-28 2007-11-28 発光表示部材及び発光表示装置 Expired - Fee Related JP5016457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007307335A JP5016457B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 発光表示部材及び発光表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007307335A JP5016457B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 発光表示部材及び発光表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009128889A JP2009128889A (ja) 2009-06-11
JP5016457B2 true JP5016457B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=40819821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007307335A Expired - Fee Related JP5016457B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 発光表示部材及び発光表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5016457B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6064365B2 (ja) * 2012-05-17 2017-01-25 富士電機株式会社 警報器
JP7079072B2 (ja) * 2017-05-26 2022-06-01 コイト電工株式会社 表示標識灯
JP7204304B2 (ja) * 2019-07-31 2023-01-16 矢崎総業株式会社 指針発光装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134178U (ja) * 1983-02-25 1984-09-07 株式会社東芝 発光素子の灯蓋
JPH0419583Y2 (ja) * 1986-12-28 1992-05-01
JPH082904Y2 (ja) * 1990-03-05 1996-01-29 オムロン株式会社 リレーターミナル
JP3136585B2 (ja) * 1995-12-29 2001-02-19 日本精機株式会社 表示装置
JP2001229779A (ja) * 2000-02-10 2001-08-24 Alps Electric Co Ltd 照光付回転型電気部品の実装構造
JP2002072933A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Sony Corp 表示装置
JP3753117B2 (ja) * 2002-09-17 2006-03-08 ヤマハ株式会社 電子機器およびその表示器取付方法
JP2007108891A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 警報機器
JP2008058426A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Tamura Seisakusho Co Ltd 発光表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009128889A (ja) 2009-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105722715B (zh) 用于显示至少一个符号的设备和用于制造用来显示至少一个符号的设备的方法
KR100964464B1 (ko) 표시 장치
JP4733086B2 (ja) 遊技機の電飾装置
US10162095B2 (en) Backlighting for a button assembly and method
EP1962118A1 (en) Light guide device and light guide apparatus
JP2016515751A (ja) キーボードのキー用キーモジュールおよびその製造方法
CN101427332B (zh) 电气设备的照亮
JP2008058426A (ja) 発光表示装置
JP5016457B2 (ja) 発光表示部材及び発光表示装置
JP3974394B2 (ja) エラストマー・マット部材及びフロント・パネル・アセンブリ
TW202206980A (zh) 具有多區發光之鍵盤及其發光模組
JP3182212U (ja) 照光表示装置
JP2010032764A (ja) Led実装構造及び携帯端末
JP5305191B2 (ja) ギアシフト用表示装置
JP6887079B2 (ja) 照光スイッチ装置
JP5822740B2 (ja) 面光源装置
AU2018248544B2 (en) Operating device having an illuminated volume control actuating element
JP2020021541A (ja) 照明装置
CN105659345A (zh) 按键模组
JP2003016865A (ja) 携帯端末装置および電子機器
JP3111700U (ja) Led発光装置
US11293604B2 (en) LED light source mechanism, telephone set, and method for forming LED light source
CA3084202C (en) Led light source mechanism, telephone set, and method for forming led light source
JP7050555B2 (ja) タッチパネル照明構造及び車載装置
WO2022224607A1 (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees