JP2010032764A - Led実装構造及び携帯端末 - Google Patents
Led実装構造及び携帯端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010032764A JP2010032764A JP2008194697A JP2008194697A JP2010032764A JP 2010032764 A JP2010032764 A JP 2010032764A JP 2008194697 A JP2008194697 A JP 2008194697A JP 2008194697 A JP2008194697 A JP 2008194697A JP 2010032764 A JP2010032764 A JP 2010032764A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon rubber
- mounting structure
- rear cover
- led mounting
- leds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
【課題】樹脂製の任意形状のリアカバーを用いる場合でも、狭ピッチで搭載したLEDによって文字や絵柄を綺麗に表示でき組立性に優れたLED実装構造、及びこれを備えた携帯端末を提供する。
【解決手段】所定のパターンで基板上に整列配置された複数のLED1と、LED1のそれぞれと対応する位置に穴21が形成されたシリコンラバー2と、基板及びシリコンラバー2を収容する筐体を構成する透明なリアカバー3とを有し、シリコンラバー2は、リアカバー3と対向する側が、リアカバー3の内面と略同一形状であり、LED1の各々から発せられた光は、シリコンラバー2に形成された対応する穴21を介してリアカバー3まで導光される。
【選択図】図1
【解決手段】所定のパターンで基板上に整列配置された複数のLED1と、LED1のそれぞれと対応する位置に穴21が形成されたシリコンラバー2と、基板及びシリコンラバー2を収容する筐体を構成する透明なリアカバー3とを有し、シリコンラバー2は、リアカバー3と対向する側が、リアカバー3の内面と略同一形状であり、LED1の各々から発せられた光は、シリコンラバー2に形成された対応する穴21を介してリアカバー3まで導光される。
【選択図】図1
Description
本発明は、狭ピッチで搭載したLED(Light Emitting Diode)を利用して文字や絵柄を表示する構造及びこれを備えた携帯端末に関する。
狭ピッチで搭載されたLEDを用いて、文字や絵柄を筐体面に表示する携帯端末が増加している。
図8に狭ピッチで搭載されたLEDによって文字や絵柄を表示可能な携帯端末の構造例を示す。図示する構造においてはリアカバーは板金製であり、LEDに対応する位置に貫通穴が設けられている。板金とLEDとの間には光の強さを調整する印刷が施されたPET(PolyEthylene Terephthalate)シートがはさみ込まれており、これによって照光性を確保している。
このような構造では、リアカバーは平坦であったため、任意のLEDから発せられた光が隣接するLEDに対応する貫通穴から漏れ出ることはなかった。
また、樹脂製のリアカバーを備えた構成に関しては、特許文献1に開示される「LED表示装置」がある。
特開2006−145682号公報
一方、他の携帯端末と外観上での差別化を図ることは、携帯端末市場での競争力を高めるために重要な要因の一つとなっている。
このため、平坦なリアカバーのみならず、樹脂製の任意形状のリアカバーを用いる場合でも、狭ピッチに搭載したLEDによって文字や絵柄を表示できるようにすることが求められている。
特許文献1に開示される発明を照光面が平坦ではないリアカバーに適用した状態を図9に示す。リアカバーの形状を任意とすると、機種によっては照光面が平坦ではなく凹凸であったり、LEDから照光面までの距離が大きくなったりする。
図10(a)に、図8に示した携帯端末のLED実装構造を、図10(b)に、図9に示した携帯端末のLED実装構造を示す。照光面が非平面であったとしてもシートの貼り付け面は平面としなければならないため、リアカバーが厚くなってしまう。また、シートと照光面との距離が均一ではないため、光が重なる部分が発生してしまう。
すなわち、照光面が平坦ではないリアカバーの場合には、任意のLEDから発せられた光と隣接するLEDから発せられた光とが重なってしまい、文字や絵柄が綺麗に表示されなくなってしまう。しかも、筐体の内側の面(引用文献1でいうウインドウの内側)がフラットでない場合には、遮光シートや拡散シートを貼り付けるのは困難である。
また、特許文献1に開示される発明の構成は、遮光シート、拡散シート、両面接着テープ、ウインドウといった多数の部品を組み立てる必要があるため、生産性が低くなってしまう。
さらに、リアカバー全体を透明な樹脂製とする場合には、図9のように背面のみならずリアカバー側面からの光漏れも問題となる。特許文献1に開示される発明は、筐体の側面からの光漏れを防止することに関して何の開示もしていない。
このように、樹脂製の任意形状のリアカバーを用いる場合でも、狭ピッチで搭載したLEDによって文字や絵柄を綺麗に表示できるLED実装構造は実現されていなかった。
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、樹脂製の任意形状のリアカバーを用いる場合でも、狭ピッチで搭載したLEDによって文字や絵柄を綺麗に表示でき組立性に優れたLED実装構造、及びこれを備えた携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、所定のパターンで基板上に整列配置された複数のLEDと、LEDのそれぞれと対応する位置に貫通穴が形成されたシリコンラバーと、基板及びシリコンラバーを収容する筐体を構成する透明なカバー部材とを有し、シリコンラバーは、カバー部材と対向する側が、該カバー部材の内面と略同一形状であり、LEDの各々から発せられた光は、シリコンラバーに形成された対応する貫通穴を介してカバー部材まで導光されることを特徴とするLED実装構造を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、上記本発明の第1の態様に係るLED実装構造を備えた携帯端末を提供するものである。
本発明によれば、樹脂製の任意形状のリアカバーを用いる場合でも、狭ピッチで搭載したLEDによって文字や絵柄を綺麗に表示でき組立性に優れたLED実装構造、及びこれを備えた携帯端末を提供できる。
図1に示すように、本発明に係るLED実装構造は、所定のパターンで基板上に整列配置された複数のLED1と、LED1のそれぞれと対応する位置に穴21が形成されたシリコンラバー2と、基板及びシリコンラバー2を収容する筐体を構成する透明なリアカバー3とを有し、シリコンラバー2は、リアカバー3と対向する側が、リアカバー3の内面と略同一形状であり、LED1の各々から発せられた光は、シリコンラバー2に形成された対応する穴21を介してリアカバー3まで導光されることを特徴とする。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図2に、本発明を好適に実施したLED実装構造を適用した径端末の分解斜視図を示す。LED1から発せられた光は、シリコンラバー2の穴21を通って、透明な樹脂で形成されたリアカバー3まで到達し、リアカバー3を透過して照光面(リアカバー3の外面)に達する。なお、板金4は、LED実装構造の部分には配置されていない。
図3に、文字や絵柄の表示の一例を示す。
図3に、文字や絵柄の表示の一例を示す。
図4に、本実施形態に係る携帯端末の断面を示す。また、図5に、シリコンラバー2の構成を示す。シリコンラバー2には、狭ピッチで搭載されたLED1の各々に対応させた穴21が形成されており、照光面へ到達するまでに光が拡散することを防ぐガイドとなっている。
図4(b)、図5に示すように、シリコンラバー2のリアカバー3と対向する側には、各穴にリング状のリブ22が設けられており、隣の穴への光漏れを防止した構造となっている。
また、図4(c)、図5に示すように、シリコンラバー2のLED1と対向する側には周縁部に囲いリブ23が形成されており、リアカバー3の側面からの光漏れを防止した構造となっている。
リブ22や囲いリブ23は、リアカバー3やLED搭載基板と若干干渉するように設計することにより、光漏れをより確実に防止できる。よって、シリコンカバー2の材料としては、柔らかく撓みやすいものを選定することが好ましい。
照光面が平面ではない場合は、リアカバー3を均一な厚さとし、かつ薄くしてなるべく光を拡散させないようにすることで、照光面に文字や絵柄を綺麗に表示することが可能となる。換言すると、図6に示すように、シリコンラバー2の厚さを照光面の形状に合わせて変化させることで、リアカバー3の厚さを均一かつ薄くすることが可能となる。
なお、照光面に段差がある(LED1から照光面までの距離が均一ではない)場合は、図7に示すように、シリコンラバー2の形状をリアカバー3内面の段差の形状に合わせることで、照光面まで光を拡散させることなく導光して、文字や絵柄を綺麗に表示させることが可能となる。
このように、本実施形態に係るLED実装構造によれば、狭ピッチで搭載されたLEDの光によって文字や模様を表示する際に、照光面の形状によらず綺麗に表示できる。湾曲面や凹凸面であってもLED光によって文字や絵柄を綺麗に表示できるため、端末のデザイン性が向上する。
また、シリコンラバー2は成形品単体であるため、図9に示したPETシートを用いる構成とは異なり印刷や両面接着テープの貼り付けといった工程が不要であり、生産性や組立性に優れる。
なお、上記実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることはない。
例えば、図示してLEDの配列パターンは一例であり、異なる配列パターンであっても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
また、上記の例ではシリコンラバーの穴の開口形状が円形である場合を例としたが、矩形や菱形、ハート形など任意の開口形状とすることが可能であることはいうまでもない。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
例えば、図示してLEDの配列パターンは一例であり、異なる配列パターンであっても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
また、上記の例ではシリコンラバーの穴の開口形状が円形である場合を例としたが、矩形や菱形、ハート形など任意の開口形状とすることが可能であることはいうまでもない。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
1 LED
2 シリコンラバー
3 リアカバー
4 板金
21 貫通孔
22 リブ
23 囲いリブ
2 シリコンラバー
3 リアカバー
4 板金
21 貫通孔
22 リブ
23 囲いリブ
Claims (6)
- 所定のパターンで基板上に整列配置された複数のLEDと、
前記LEDのそれぞれと対応する位置に貫通穴が形成されたシリコンラバーと、
前記基板及び前記シリコンラバーを収容する筐体を構成する透明なカバー部材とを有し、
前記シリコンラバーは、前記カバー部材と対向する側が、該カバー部材の内面と略同一形状であり、
前記LEDの各々から発せられた光は、前記シリコンラバーに形成された対応する前記貫通穴を介して前記カバー部材まで導光されることを特徴とするLED実装構造。 - 前記シリコンラバーは、前記基板と対向する側の周縁部に囲いリブが形成されており、該囲いリブが前記基板と当接することを特徴とする請求項1記載のLED実装構造。
- 前記シリコンラバーは、前記カバー部材と対向する側に、前記貫通穴の各々の周囲にリブが形成されており、前記リブが前記カバー部材の内面と当接することを特徴とする請求項1又は2記載のLED実装構造。
- 前記カバー部材の外面が非平面であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のLED実装構造。
- 前記貫通穴の前記カバー部材側の開口形状は円形であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のLED実装構造。
- 請求項1から5のいずれか1項記載のLED実装構造を備えた携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008194697A JP2010032764A (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | Led実装構造及び携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008194697A JP2010032764A (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | Led実装構造及び携帯端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010032764A true JP2010032764A (ja) | 2010-02-12 |
Family
ID=41737311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008194697A Withdrawn JP2010032764A (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | Led実装構造及び携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010032764A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011223449A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Panasonic Corp | 電子機器 |
WO2013114834A1 (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-08 | パナソニック株式会社 | 携帯端末装置 |
JP2015523592A (ja) * | 2012-05-23 | 2015-08-13 | イルミナージュ ビューティー リミテッド | 湾曲デッドフロントディスプレイ |
CN109194783A (zh) * | 2018-08-24 | 2019-01-11 | Oppo广东移动通信有限公司 | 电子设备和电子设备的控制方法 |
CN115830983A (zh) * | 2022-12-07 | 2023-03-21 | 业成科技(成都)有限公司 | 导光中框及显示装置 |
-
2008
- 2008-07-29 JP JP2008194697A patent/JP2010032764A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011223449A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Panasonic Corp | 電子機器 |
WO2013114834A1 (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-08 | パナソニック株式会社 | 携帯端末装置 |
JP2013161808A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Panasonic Corp | 携帯端末装置 |
JP2015523592A (ja) * | 2012-05-23 | 2015-08-13 | イルミナージュ ビューティー リミテッド | 湾曲デッドフロントディスプレイ |
CN109194783A (zh) * | 2018-08-24 | 2019-01-11 | Oppo广东移动通信有限公司 | 电子设备和电子设备的控制方法 |
CN115830983A (zh) * | 2022-12-07 | 2023-03-21 | 业成科技(成都)有限公司 | 导光中框及显示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1838132A2 (en) | Speaker | |
JP2008072690A (ja) | キーアセンブリ及びこれを備えた携帯端末機 | |
US20120182497A1 (en) | Display backlight having light guide plate with light source holes and dual source packages | |
JP2009021142A (ja) | シートスイッチモジュール | |
KR20140137373A (ko) | 조명식 로고 구조체를 갖춘 전자 디바이스 | |
KR102367068B1 (ko) | 디스플레이 장치 | |
JP2010032764A (ja) | Led実装構造及び携帯端末 | |
JP2009064575A (ja) | バックライトユニット、表示装置 | |
KR102541405B1 (ko) | 디스플레이 장치 | |
JP2009301115A (ja) | 電子機器及び電子機器の製造方法 | |
JP2008140761A (ja) | 光ガイド構造体、及び光ガイド構造体を使用した電子装置 | |
JP4829811B2 (ja) | 照光ユニット | |
JP2009146874A (ja) | 照明装置及び照明装置の製造方法 | |
JP2008299116A (ja) | 機器 | |
US20070242048A1 (en) | Electronic device and keyboard module thereof | |
TWI604486B (zh) | 發光鍵盤 | |
JP2007018010A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP5852481B2 (ja) | 携帯端末 | |
JP2010113998A (ja) | 導光部材、光源装置及び携帯端末装置 | |
KR101475870B1 (ko) | 터치키의 발광 조립체 | |
JP2008226613A (ja) | 照光シート及び操作スイッチ | |
JP2012043545A (ja) | ライトガイド層の導光構造 | |
WO2014147676A1 (ja) | 電子機器 | |
JP2009128585A (ja) | 照明装置 | |
JP5483614B2 (ja) | 電子機器用カバー部材および電池蓋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111004 |