JP5014091B2 - デジタルデータの伝送システム、送信装置及び受信装置 - Google Patents

デジタルデータの伝送システム、送信装置及び受信装置 Download PDF

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本発明はデジタルデータの伝送システムに関し、特に、1つのデジタルデータストリームを複数のチャンネルに分散させて伝送する送信装置、及び、複数のチャンネルに分散されたデジタルデータストリームを同期合成する受信装置に関する。
まず、BSデジタル放送の伝送方式について説明する。図1は、BSデジタル放送の多重フレームの構成を示す図である。図1において、BSデジタル放送の多重フレームにおいては、8つのフレーム#1〜#8により1チャンネルのスーパーフレームが構成される。フレーム#1〜#8は、それぞれ48個のスロット#1〜#48により構成される。ここで、「スロット」は、MPEG−2 TS(トランスポートストリーム)のパケット(188バイト)のうち先頭の同期バイト(1バイト)を除いた部分、及びRS(リードソロモン)符号のパリティ(16バイト)をデータとして格納できるメモリ上の領域である。また、各スロットの先頭バイトには、フレーム同期信号、TMCC(Transmission & Multiplexing Configuration Control:伝送多重構成制御)信号、スーパーフレーム同期信号等が付加される。
TMCC信号には、伝送の制御を行う情報等が書き込まれており、1つのスーパーフレームに多重されたTMCC信号を1まとまりとして1セットの制御内容が書き込まれており、この制御内容によって、時間軸において2つ後のスーパーフレームの伝送制御を行う。
図2は、従来の送信装置の構成を示すブロック図である。この送信装置100は、フレーム生成部101、エネルギー拡散部102、インターリーブ部103、畳み込み符号化部104、マッピング部105、及び時分割多重/直交変調部106を備え、データストリームを送信する場合における、図1に示した1つのスーパーフレームを構成する多重フレームの信号を生成してから変調波信号を生成するまでの一連の処理を行う。
フレーム生成部101は、第n番目のスーパーフレームに対応する、第n−2番目(2つ手前)のTMCC信号として、各信号の変調方式及び内符号符号化率等を指定し、フレームを生成し、スーパーフレームを生成する。図2に示した例では、スロット#1〜#46にはTC8PSK変調(内符号符号化率r=2/3)が指定され、スロット#47にはQPSK変調(内符号符号化率r=1/2)が指定されている。また、TC8PSK変調とQPSK変調とを比較すると、同じ変調シンボル数を使った場合に伝送できるビット数は、QPSK変調がTC8PSK変調の半分しかない。このため、スロット#48をダミースロットとして、フレームを多重伝送する決まりになっている。このように、フレーム生成部101は、使用する変調方式と内符号符号化率との組み合わせの効率に応じて、ダミースロットを挿入する。これにより、利用する変調方式と内符号符号化率との組み合わせの効率によらず、フレームあたりのスロット数を変える必要が無くなり、多重フレームのクロックレートを常に一定にすることができる。
また、フレーム生成部101は、生成したフレーム#1〜#8におけるスロットのうち、データ及びRS符号のパリティ部分をエネルギー拡散部102に出力し、各スロットの先頭バイトに多重されている同期とTMCC信号をRS(68,48)符号化部107に出力する。
エネルギー拡散部102は、フレーム生成部101により生成されたフレーム#1〜#8におけるスロットのうち、データ及びRS符号のパリティ部分が入力され、スーパーフレームにおけるこれらのデータ等全体に対して、エネルギー拡散(ビットランダム化)を行う。これは、擬似ランダムな「1」及び「0」のパターンをM系列を使って発生させ、これとスロット内のデータとでMOD2加算することにより実現する。これにより、「1」または「0」が連続することがなくなることから、後述する受信装置200において、同期再生の安定化を図ることができる。
インターリーブ部103は、エネルギー拡散部102によりエネルギー拡散されたデータ等が入力され、スロット毎にインターリーブを行う。これは、ビットの並び順を擬似ランダムに入れ替えるものであり、各スロットの左から右に書き込まれたデータを、奥行き方向(フレームが並んでいる方向)に読み出すことにより実現する。これにより、伝送中に連続したビット誤りが発生しても、後述する受信装置200が、元の順番に並び替えるデインターリーブ処理を行うことで、ランダムなビット誤りに変換するため、誤り訂正符号の効果を高めることができる。
畳み込み符号化部104は、インターリーブ部103によりインターリーブされたデータ等に対し、各スロットに指定された符号化率で、畳み込み符号(内符号)により符号化を行う。マッピング部105は、畳み込み符号化部104により畳み込み符号化されたデータ等に対し、指定された変調方式によるマッピングを行い、時分割多重/直交変調部106は、時分割多重及び直交変調を行い、変調波信号を生成する。
一方、RS符号化部107は、フレーム生成部101により生成されたフレーム#1〜#8におけるスロットのうち先頭バイトに多重された同期とTMCC信号が入力され、TMCC信号部分についてリードソロモン符号(RS[64,48])で誤り訂正符号パリティを付加する。エネルギー拡散部108は、RS符号化部107により誤り符号パリティが付加されたTMCC信号に対し、エネルギー拡散を行い、畳み込み符号化部104は畳み込み符号により符号化率r=1/2で符号化し、マッピング部105はBPSKマッピングを行い、時分割多重/直交変調部106は直交変調を行い、変調波信号を生成する。そして、送信装置100は、このように生成した変調波信号を伝送する。
図3は、図2に示した送信装置100により伝送される変調波信号の例を示す図である。図3に示すように、変調波信号は、フレーム単位に、各フレームに対して、まずフレーム同期W1(32シンボル)、TMCC信号(またはその誤り訂正パリティ/128シンボル)、スーパーフレーム同期(先頭フレームではW2、それ以外のフレームではW2の反転パターンW3/32シンボル)の計192シンボルがBPSK変調されて伝送される。その後、TMCC信号で指定されたデジタル変調方式により、映像・音声・データ放送等が多重された主信号が伝送される。主信号の伝送に際しては、周期的に同期補強用のバースト信号(ランダムなデジタル信号をBPSK変調したもの)が多重される。このような処理を8フレーム分繰り返して行うことにより、TMCC信号に書き込まれた情報が後述する受信装置200に伝送される。受信装置200は、TMCC信号の情報を絶えず監視することにより、送信装置100において様々な伝送制御が行われたとしても、それに追従して受信方式等を切り替えることができる。
図4は、従来の受信装置の構成を示すブロック図である。この受信装置200は、チャンネル選択部201、直交検波部202、TMCC復号部203、内符号復号部204、デインターリーブ部205、エネルギー逆拡散部206、及びRS復号部207を備え、図1に示した送信装置100により伝送された変調波信号を受信し、TMCC信号の情報に基づいて伝送方式等を切り替え、元のデータストリームを生成する。
チャンネル選択部201は、送信装置100からの変調波信号である放送波がBSアンテナ及びBSアンテナに内蔵されている周波数変換部(図示せず)を介してBS−IF信号(第1IF)として入力され、チャンネルを選択し、そのチャンネルの信号を第2IF周波数に変換して出力する。尚、上記の周波数変換部では、12GHz帯の放送波が1GHz帯のBS−IF信号に変換される。
直交検波部202は、チャンネル選択部201により選択されたチャンネルのBS−IF信号(第2IF)が入力され、同期ベースバンド信号に変換する。TMCC復号部203は、直交検波部202により変換された同期ベースバンド信号が入力され、まずTMCC信号の同期バイトを検出し、それを基準として、周期的に多重されているBPSK変調波である位相基準バースト信号の位置も検出する。TMCC信号により伝送される変調方式・誤り訂正の情報についての検出もここで行う。
内符号復号部204は、直交検波部202から同期ベースバンド信号が入力されると共に、TMCC復号部203により検出された変調方式・誤り訂正の情報が入力され、TC8PSK変調部分についてはTC8PSK復号を行い、QPSKまたはBPSK部分についても、それに合わせた復号を行う。
デインターリーブ部205は、内符号復号部204により内符号化された信号に対し、送信装置100のインターリーブ部103において疑似ランダムに入れ替えられたビットの並び順を元に戻す。エネルギー逆拡散部206は、デインターリーブ部205によりデインターリーブされた信号に対し、送信装置100のエネルギー拡散部102において擬似ランダム符号がMOD2により加算された処理を元に戻すため、再度同じ擬似ランダム符号をMOD2により加算し、エネルギー逆拡散処理を行う。RS復号部207は、エネルギー逆拡散部206によりエネルギー逆拡散された信号に対し、リードソロモン復号する。
次に、TMCC信号を用いて実現する機能(1)〜(4)について説明する。
(1)1つの中継器を使用して、複数の放送事業者が独立したMPEG−2TSを伝送する機能
1つの中継器を複数の事業者がスロット単位で分割利用する場合、送信装置100のフレーム生成部101は、伝送する複数のMPEG−2TSそれぞれに識別番号(TS_ID)を割り当て、フレームを生成する。これにより、1つの中継器内で8つまで独立なMPEG−2TSを伝送することができ、各放送事業者は、独立のMPEG−2TSを伝送することができる。
(2)中継器を共同利用する放送事業者が、それぞれの放送の要求条件に合わせた変調方式を複数組み合わせて伝送する機能
送信装置100のフレーム生成部101は、デジタル変調方式と誤り訂正符号の符号化率との組み合わせを7種類のメニューの中から最大4種類まで選択し、スロット単位で割り当て、フレームを生成する。これにより、中継器を共同利用する放送事業者は、それぞれの放送の要求条件に合わせた変調方式を複数組み合わせて利用することができ、階層化伝送等も可能となる。
(3)緊急警報放送時に、受信装置200の電源を自動投入する機能
送信装置100のフレーム生成部101は、緊急警報放送時に起動制御信号を設定し、フレームを生成する。これにより、緊急警報放送時の受信装置200の電源を自動的に投入する等の機能を実現することができる。
(4)サイトダイバーシティ運用時における映像及び音声への妨害を抑止する機能
送信装置100のフレーム生成部101は、アップリンク制御信号を設定し、フレームを生成する。これにより、降雨減衰が大きいときにアップリンク局を遠隔地の副局に切り替えるサイトダイバーシティ運用を受信装置200に予告できるため、受信装置200は、映像及び音声への影響を最小限に止めることが可能となる。
次に、前記(1)〜(4)の機能を実現するためのTMCC信号について説明する。図5は、ISDB−S方式のBSデジタル放送で利用されているTMCC信号を構成する情報を示す図である。このTMCC情報は、「変更指示」「伝送モード/スロット情報」「相対TS/スロット情報」「相対TS/TS番号対応表」「送受信制御情報」及び「拡張情報」により構成されている。これらの情報は、送信装置100のフレーム生成部101により設定される。
第1の項目「変更指示」は、TMCC情報が変更される毎に1づつカウントアップされる情報である。これによって、TMCC情報が変更された場合と、符号誤りによって見かけ上TMCC情報が変化した場合とを明確に区別することができる。変更指示の情報は、“11111”の次は“00000”に戻る。
第2の項目「伝送モード/スロット情報」は、伝送モードと割り当てスロット数とが組になって記述される情報であり、具体的な構成を図6に示す。ここで、伝送モードとは、使用する変調方式と内符号との組み合わせを示す項目であり、表1に示すように、BSデジタル方式で使用可能な伝送モードは7種類である。
Figure 0005014091
1つのスーパーフレーム内で同時に伝送できる伝送モードは最大4種類であり、各伝送モードの割り当てスロット数には、ダミースロットを含んだ数が記述される。割り当てる伝送モードの数が4種類に満たない場合は、残りの伝送モードを“1111”とし、割り当てスロット数を“000000”として記述される。
第3の項目「相対TS/スロット情報」及び第4の項目「相対TS/TS番号対応表」について説明する。BSデジタル方式において、送信装置100は、複数のMPEG−TSを同時に伝送することができる。また、受信装置200は、TMCC情報に記述されている複数TSと伝送スロットの対応情報とを用いて、MPEG−TSを解析する前の復号段階で、複数TSから単一TSを分離することができる。MPEG−TSIDは16ビットで構成され、このビット長は長いので、TMCC情報の中で各スロットと複数TSとの対応を記述するために、MPEG−TS ID自体を使用するとなると、効率が悪くなる。そこで、BSデジタル方式では各スロットとの対応には、図7に示すように、相対TS(3ビット)を用いる。また、図8に示すように、MPEG−TS IDとの対応は、相対TS/TS番号対応表によって間接的に行なわれる。
第5の項目「送受信制御情報」は、起動制御信号及びアップリンク制御信号により構成される情報であり、具体的な構成を図9に示す。起動制御信号は,緊急警報放送時に自動的に受信装置200を立ち上げるための信号である。通常は起動制御信号“0”が記述され、受信装置200への起動制御を行なう場合は“1”が記述される。アップリンク制御信号は、降雨減衰時等にアップリンク局を切り替える場合に使用する信号である。
第7の項目「拡張情報」は、将来にTMCC情報を拡張するために使用する情報であり、その具体的な構成を図10に示す。TMCC情報を拡張する場合は、拡張フラグを”1”とすると、その後の拡張フィールドが有効となる。拡張フラグが“0”の場合は、拡張フィールドが“1”でスタッフィングされる。
このように、現在BSデジタル放送で運用されているTMCC信号を使用することにより、柔軟な伝送制御を行うことができ、前述の(1)〜(4)の機能を実現することができる。
ところで、複数の物理チャンネルを使って1つのデータストリームを伝送する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この伝送を「バルク伝送」といい、これにより、Nチャンネルを使って1つのデータストリームを伝送することにより、1チャンネルあたりの伝送容量のほぼN倍の伝送ビットレートを確保することができる。
特開平6−152636号公報
このように、TMCC信号を使用した現在運用中のBSデジタル放送では、柔軟な伝送制御を行うことができ、複数の放送事業者が中継器を共同利用することを想定している。しかしながら、1放送事業者が複数の中継器及び異なる伝送路を利用することは想定していないため、例えば、より以上に大容量の情報伝送を行うために、複数の中継器(衛星中継器)を利用することができないという問題があった。
また、複数の物理チャンネルを使って1つのデータストリームを伝送する「バルク伝送」では、大容量の情報伝送を行うことができる。しかしながら、「バルク伝送」では、予め半固定的に割り当てられた伝送路のチヤンネル数及び伝送レートを確保することができるに過ぎないため、自由度が低いという問題があった。この場合、必要なチャンネル数及び伝送レートを必要なときに確保するという、柔軟な帯域割り当てを実現できることが望ましい。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、必要に応じて複数の伝送路を組み合わせることにより、大容量の情報伝送を実現することが可能なデジタルデータの伝送システム、送信装置及び受信装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、1つのデジタルデータストリームを分散したチャンネルを使って伝送する際の部分デジタルデータストリームを特定するための情報をTMCC信号に記述し、このTMCC信号に記述した情報に基づいて、チャンネル毎の部分デジタルデータストリームを元のデジタルデータストリームに合成することを特徴とする。
即ち、本発明のデジタルデータ伝送システムは、1つのデジタルデータストリームを複数のチャンネルに分散させて伝送する送信装置と、該送信装置から伝送されたチャンネル毎のデジタルデータストリームを受信し、これらのデジタルデータストリームを合成して元の1つのデジタルデータストリームを生成する受信装置とから成るデジタルデータ伝送システムであって、前記送信装置は、デジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報、1つのデジタルデータストリームがチャンネル毎に分散された部分デジタルデータストリームの存在を示すフラグ、及び、複数チャンネルによる分散伝送の開始及び終了するタイミングを示す接続イネーブル信号を伝送制御信号に記述してフレームを生成する手段と、部分デジタルデータストリームを含む前記生成したフレームを、前記チャンネル毎にそれぞれ伝送する手段とを備え、前記受信装置は、同一の同期情報が記述され、かつ部分デジタルデータストリームの存在を示すフラグが記述された伝送制御信号を有するフレーム内に多重された部分デジタルデータストリームをチャンネル毎に特定する手段と、該特定したチャンネル毎の部分デジタルデータストリームを、開始及び終了するタイミングについて前記伝送制御信号に記述された接続イネーブル信号により識別して、合成する手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のデジタルデータ伝送システムにおいて、前記フラグは、1つのデジタルデータストリームをチャンネル毎に、主部分デジタルデータストリーム、該主部分デジタルデータストリームの前に接続して合成される前接続部分デジタルデータストリーム、及び前記主部分デジタルデータストリームの後に接続して合成される後接続部分デジタルデータストリームに分散させる場合に、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき前接続部分デジタルデータストリームの存在を示す前接続フラグ、及び、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき後接続部分デジタルデータストリームの存在を示す後接続フラグからなり、前記フレームを生成する手段は、前記前接続部分デジタルデータストリーム及び後接続部分デジタルデータストリームが伝送されるそれぞれのチャンネルのチャンネル情報のうちの少なくとも1つ以上をデジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報とともに前記伝送制御信号に記述してフレームを生成する手段を有することを特徴とする。
また、本発明のデジタルデータ伝送システムにおいて、前記同期情報がフレーム同期信号及びフレームカウンタで構成され、かつ、前記チャンネル情報がメディア種別、チャンネル番号及びチャンネル内の多重位置情報のうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする。
また、本発明のデジタルデータ伝送システムにおいて、前記多重位置情報がスロット番号、相対ストリーム番号及びストリーム_IDのうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする。
また、本発明のデジタルデータ伝送システムにおいて、前記受信装置は、前記部分デジタルデータストリームをチャンネル毎に特定する手段によって特定したチャンネル毎に、受信した部分デジタルデータストリーム間の遅延時間差を求め、該遅延時間差を打ち消すための遅延補正情報を生成する手段と、前記遅延補正情報に基づいて、チャンネル毎の部分デジタルデータストリームの遅延時間差を補正する手段とを更に備え、前記部分デジタルデータストリームを合成する手段は、前記遅延時間差が補正されたチャンネル毎の部分デジタルデータストリームを合成することを特徴とする。
また、本発明のデジタルデータ伝送システムにおいて、前記遅延補正情報を生成する手段は、部分データストリームが伝送されるチャンネル毎の前記伝送制御信号に含まれるフレームカウンタの値、及び同期信号を受信するタイミングの違いから、これらの部分デジタルデータストリーム間の遅延時間差を求めることを特徴とする。
更に、本発明のデジタルデータの送信装置は、1つのデジタルデータストリームを複数のチャンネルに分散させて伝送する送信装置と、該送信装置から伝送されたチャンネル毎のデジタルデータストリームを受信し、これらのデジタルデータストリームを合成して元の1つのデジタルデータストリームを生成する受信装置とから成るデジタルデータ伝送システムにおいて、所定の伝送制御信号と共にデジタルデータを送信する送信装置であって、デジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報、1つのデジタルデータストリームがチャンネル毎に分散された部分デジタルデータストリームの存在を示すフラグ、及び、複数チャンネルによる分散伝送を開始及び終了するタイミングを示す接続イネーブル信号を、前記伝送制御信号に記述してフレームを生成する手段と、部分デジタルデータストリームを含む前記生成したフレームを、前記チャンネル毎にそれぞれ伝送する手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の送信装置において、前記フラグは、1つのデジタルデータストリームをチャンネル毎に、主部分デジタルデータストリーム、該主部分デジタルデータストリームの前に接続して合成される前接続部分デジタルデータストリーム、及び前記主部分デジタルデータストリームの後に接続して合成される後接続部分デジタルデータストリームに分散させる場合に、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき前接続部分デジタルデータストリームの存在を示す前接続フラグ、及び、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき後接続部分デジタルデータストリームの存在を示す後接続フラグからなり、前記フレームを生成する手段は、前記前接続部分デジタルデータストリーム及び後接続部分デジタルデータストリームが伝送されるそれぞれのチャンネルのチャンネル情報のうちの少なくとも1つ以上をデジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報とともに前記伝送制御信号に記述してフレームを生成する手段を有することを特徴とする。
また、本発明の送信装置において、前記同期情報がフレーム同期信号及びフレームカウンタで構成され、かつ、前記チャンネル情報がメディア種別、チャンネル番号及びチャンネル内の多重位置情報のうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする。
また、本発明の送信装置において、前記多重位置情報がスロット番号、相対ストリーム番号及びストリーム_IDのうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする。
また、本発明のデジタルデータの受信装置は、1つのデジタルデータストリームを複数のチャンネルに分散させて伝送する送信装置と、該送信装置から伝送されたチャンネル毎のデジタルデータストリームを受信し、これらのデジタルデータストリームを合成して元の1つのデジタルデータストリームを生成する受信装置とから成るデジタルデータ伝送システムにおいて、前記送信装置から受信したデジタルデータストリームを所定の伝送制御信号に基づいて再構成する受信装置であって、同一の同期情報が記述され、かつ部分デジタルデータストリームの存在を示すフラグが記述された伝送制御信号を有するフレーム内に多重された部分デジタルデータストリームをチャンネル毎に特定する手段と、該特定したチャンネル毎の部分デジタルデータストリームを、開始及び終了するタイミングについて前記伝送制御信号に記述された接続イネーブル信号により識別して、合成する手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記フラグは、1つのデジタルデータストリームをチャンネル毎に、主部分デジタルデータストリーム、該主部分デジタルデータストリームの前に接続して合成される前接続部分デジタルデータストリーム、及び前記主部分デジタルデータストリームの後に接続して合成される後接続部分デジタルデータストリームに分散させる場合に、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき前接続部分デジタルデータストリームの存在を示す前接続フラグ、及び、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき後接続部分デジタルデータストリームの存在を示す後接続フラグからなり、前記伝送制御信号は、デジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報、及び前記前接続部分デジタルデータストリーム及び後接続部分デジタルデータストリームが伝送されるそれぞれのチャンネルのチャンネル情報のうちの少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記同期情報がフレーム同期信号及びフレームカウンタで構成され、かつ、前記チャンネル情報が、メディア種別、チャンネル番号及びチャンネル内の多重位置情報のうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記多重位置情報がスロット番号、相対ストリーム番号及びストリーム_IDのうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記部分デジタルデータストリームをチャンネル毎に特定する手段によって特定したチャンネル毎に、受信した部分デジタルデータストリーム間の遅延時間差を求め、該遅延時間差を打ち消すための遅延補正情報を生成する手段と、前記遅延補正情報に基づいて、チャンネル毎の部分デジタルデータストリームの遅延時間差を補正する手段とを更に備え、前記部分デジタルデータストリームを合成する手段は、前記遅延時間差が補正されたチャンネル毎の部分デジタルデータストリームを合成することを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記遅延補正情報を生成する手段は、部分データストリームが伝送されるチャンネル毎の前記伝送制御信号に含まれるフレームカウンタの値、及び同期信号を受信するタイミングの違いから、これらの部分デジタルデータストリーム間の遅延時間差を求めることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、複数の伝送路を組み合わせることができることから、大容量の情報伝送を実現することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔TMCC情報〕
まず、本発明の実施の形態に用いるTMCC情報について説明する。本発明の実施の形態による送信装置は、表2に示すTMCC情報を用いることにより、1つのデジタルストリームを複数のチャンネルに分散させて伝送する。そして、本発明の実施の形態による受信装置は、このTMCC情報に基づいて、分散されたデジタルストリームを元の1つのデジタルストリームに同期合成する。
Figure 0005014091
このTMCC情報は、「変更指示」「フレームカウンタ」「伝送モード/スロット情報」「他チャンネルストリーム接続情報」「相対ストリーム番号/スロット情報」「相対ストリーム番号/ストリーム_ID対応表」「送受信制御情報」及び「拡張情報」により構成されている。このTMCC情報と、図5に示した従来のTMCC情報とを比較すると、このTMCC情報は、従来のTMCC情報に加えて「フレームカウンタ」及び「他チャンネルストリーム接続情報」も含む点で相違する。尚、ここでは「TS」も含む広義のデータストリームという意味で、「ストリーム」という呼称を用いている。
「フレームカウンタ」は、異なるチャンネル間の同期を合わせるための情報である。同一のデータストリームの部分データストリームが伝送されるチャンネルについては、すべて該TMCC上に同一のフレームカウンタ値が記述され、1スーパーフレーム毎にインクリメントされる。また、これらのチャンネルについてはすべてフレームが同期するようにクロック信号が管理され伝送される。つまり、データストリームが、チャンネル毎に複数の部分ストリームに分散して伝送された場合、この「フレームカウンタ」は、各部分ストリームの伝送遅延時間の差を検出するために用いられる。
「他チャンネルストリーム接続情報」は、表2に示すように、「接続フラグ(前接続有/無し,後接続有/無)」「前接続メディア番号」「後接続メディア番号」「前接続物理チャンネル番号」「後接続物理チャンネル番号」「前接続相対ストリーム番号」「後接続相対ストリーム番号」及び「接続イネーブル」により構成されている。「接続フラグ(前接続有/無し,後接続有/無)」は、別チャンネルで伝送される前接続部分ストリームがあるか否か、及び、別チャンネルで伝送される後接続部分ストリームがあるか否かを示している。具体的には、受信中の部分ストリームの前に接続される部分ストリームがあるか否かを示すビットと、受信中の部分ストリームの後に接続される部分ストリームがあるか否かを示すビットとにより構成される。
また、「前接続メディア番号」「前接続物理チャンネル番号」及び「前接続相対ストリーム番号」は、「接続フラグ」において前接続有りの場合に有効となる情報であり、「後接続メディア番号」「後接続物理チャンネル番号」及び「後接続相対ストリーム番号」は、「接続フラグ」において後接続有りの場合に有効となる情報である。「前接続メディア番号」「後接続メディア番号」は、それぞれ前接続部分ストリーム及び後接続部分ストリームが伝送されるメディアを示す情報であり、例えば、メディアがBS場合は0、110度CSの場合は1である。「前接続物理チャンネル番号」「後接続物理チャンネル番号」は、それぞれ前接続部分ストリーム及び後接続部分ストリームが伝送されるチャンネルを示す情報であり、例えば、メディアがBS場合は1,3,5,7,9,11,15,17,19,21,23のうちのいずれかの番号、110度CSの場合は1〜24のうちのいずれかの番号である。「前接続相対ストリーム番号」「後接続相対ストリーム番号」は、それぞれ前接続部分ストリーム及び後接続部分ストリームが伝送される相対ストリームの番号、すなわち、どの相対ストリームに前接続部分ストリーム及び後接続部分ストリームが多重されているかを示す位置情報であり、例えば、前接続相対ストリーム番号として0〜15のいずれかの番号、後接続相対ストリーム番号として0〜15のいずれかの番号である。「接続イネーブル」は、複数チャンネルによる分散伝送を開始および終了するタイミングを示す情報であり、例えば、分散伝送を開始する場合1、終了する場合0である。
〔送信装置〕
次に、本発明の実施の形態による送信装置について説明する。この送信装置1は、図2に示した従来の送信装置100とほぼ同等の構成を有し、フレーム生成部11、エネルギー拡散部102、インターリーブ部103、畳み込み符号化部104、マッピング部105、時分割多重/直交変調部106、RS符号化部107、及びエネルギー拡散部108を備えている(図示せず)。図2に示した従来の送信装置100とこの送信装置1とを比較すると、両装置とも、エネルギー拡散部102、インターリーブ部103、畳み込み符号化部104、マッピング部105、時分割多重/直交変調部106、RS符号化部107及びエネルギー拡散部108を備えている点で同一であるが、送信装置1が、従来の送信装置100のフレーム生成部101とは異なるフレーム生成部11を備えている点で相違する。以下、エネルギー拡散部102、インターリーブ部103、畳み込み符号化部104、マッピング部105、時分割多重/直交変調部106、RS符号化部107及びエネルギー拡散部108については、図2に示したものと同一であるから、ここでは説明を省略する。
本発明の実施の形態による送信装置1に備えたフレーム生成部11は、表2に示した1434+NビットのTMCC情報を設定し、フレームを生成し、スーパーフレームを生成する。図2に示した従来のフレーム生成部101では、384ビットのTMCC情報を設定し、フレームを生成することができるが、1434+NビットのTMCC情報を設定することができない。そこで、フレーム生成部11は、384ビットを超えたサイズである1434+NビットのTMCC情報を設定するようにしたものである。
具体的には、フレーム生成部11は、以下の4つの手法によりTMCC情報を設定する。すなわち、第1の手法では、フレーム生成部11は、TMCC情報を設定した際に、そのTMCC情報を複数に分割し、その分割したTMCC情報のそれぞれにページ番号を付す。そして、そのうちの1つのページ番号のTMCC情報を含むフレームを生成し、スーパーフレームを生成する。同様に、他の1つのページ番号のTMCC情報を含むフレームを生成し、スーパーフレームを生成する。これにより、分解した複数のTMCC情報は、時間的に連続した異なるスーパーフレームに含めて伝送され、伝送されるTMCC情報のビット数が拡張される。
また、第2の手法では、スーパーフレームを構成するフレーム数を拡張する。つまり、フレーム生成部11は、拡張されたフレームのTMCC信号の領域にTMCC情報を設定し、フレームを生成し、スーパーフレームを生成する。これにより、伝送されるTMCC情報のビット数が拡張される。
また、第3の手法では、多重されるTMCC信号の領域(図1に示したスロットの先頭バイトにTMCC信号が多重されている部分)の先頭1バイトのみならず、さらに左側に数バイト追加して、ここをTMCC領域として使用できるように拡張する。つまり、フレーム生成部11は、拡張されたTMCC信号の領域にTMCC情報を設定し、フレームを生成し、スーパーフレームを生成する。これにより、伝送されるTMCC情報のビット数が拡張される。
また、第4の手法では、フレームあたりのスロット数を拡張する。つまり、フレーム生成部11は、拡張されたスロットのTMCC信号の領域にTMCC情報を設定し、フレームを生成し、スーパーフレームを生成する。これにより、伝送されるTMCC情報のビット数が拡張される。
〔受信装置〕
次に、本発明の実施の形態による受信装置について説明する。図11は、本発明の実施の形態による受信装置の構成を示す図である。この受信装置2は、信号分配部20、主ストリーム受信部40−1、前接続ストリーム受信部40−2、後接続ストリーム受信部40−3、及び信号切替部23を備えている。主ストリーム受信部40−1は、チャンネル選択部201−1、直交検波部202−1、TMCC復号部203−1、内符号復号部204−1、デインターリーブ部205−1、エネルギー逆拡散部206−1、RS復号部207−1、複数ストリーム接続制御部21、及び遅延制御部22−1を備えている。ここで、主ストリーム受信部40−1のチャンネル選択部201−1、直交検波部202−1、TMCC復号部203−1、内符号復号部204−1、デインターリーブ部205−1、エネルギー逆拡散部206−1及びRS復号部207−1は、図4に示した従来の受信装置200に備えたものと同一の機能を有する。図11に示す受信装置2のその他の構成は、図4に示した従来の受信装置200の構成と異なる。すなわち、受信装置2は、信号分配部20、主ストリーム受信部40−1における複数ストリーム接続制御部21及び遅延制御部22−1、前接続ストリーム受信部40−2、後接続ストリーム受信部40−3及び信号切替部23を備えている点で従来の受信装置200と相違する。
また、前接続ストリーム受信部40−2は、チャンネル選択部201−2、直交検波部202−2、TMCC復号部203−2、内符号復号部204−2、デインターリーブ部205−2、エネルギー逆拡散部206−2、RS復号部207−2、及び遅延制御部22−2を備えている。同様に、後接続ストリーム受信部40−3は、チャンネル選択部201−3、直交検波部202−3、TMCC復号部203−3、内符号復号部204−3、デインターリーブ部205−3、エネルギー逆拡散部206−3、RS復号部207−3、及び遅延制御部22−3を備えている。
例えば、送信装置1が、同一番号のデータストリームをフレームレベルまたはスロットレベルで3つに分散し、第1チャンネル、第2チャンネル及び第3チャンネルの順番で、これらの伝送路を介して伝送したとする。この場合、受信装置2では、主ストリーム受信部40−1が第2チャンネルの部分ストリームを受信し、前接続ストリーム受信部40−2が第1チャンネルの部分ストリームを受信し、後接続ストリーム受信部40−3が第3チャンネルの部分ストリームを受信し、それぞれの遅延制御部22−1,2,3がこれらの部分ストリームの同期がとれるように遅延処理を行い、信号切替部23がこれらの部分ストリームを合成し、元のデータストリームを生成する。
信号分配部20は、送信装置100からの変調波信号である放送波をBS−IF信号として、BSアンテナ及び周波数変換部(図示せず)を介して入力され、入力されたBS−IF信号を3つの系統に分配し、主ストリーム受信部40−1、前接続ストリーム受信部40−2及び後接続ストリーム受信部40−3に出力する。
主ストリーム受信部40−1、前接続ストリーム受信部40−2及び後接続ストリーム受信部40−3に備えたチャンネル選択部201−1〜3、直交検波部202−1〜3、TMCC復号部203−1〜3、内符号復号部204−1〜3、デインターリーブ部205−1〜3、エネルギー逆拡散部206−1〜3、RS復号部207−1〜3は、図4に示した従来の受信装置200に備えたものと同一であるので、ここでは説明を省略する。
複数ストリーム接続制御部21は、主ストリーム受信部40−1のTMCC復号部203−1から同期情報及びTMCC情報(表2に示したTMCC情報)が入力され、TMCC情報のうちの「他チャンネルストリーム接続情報」における「接続フラグ」により前接続部分ストリーム及び後接続部分ストリームが有るか無いかを判定する。前接続部分ストリームが有るものと判定した場合には、その「他チャンネルストリーム接続情報」における「前接続物理チャンネル番号」を前接続ストリーム受信部40−2のチャンネル選択部201−2に出力する。前接続ストリーム受信部40−2のチャンネル選択部201−2は、「前接続物理チャンネル番号」を入力すると、そのチャンネル番号の部分ストリームを選択する。同様に、後接続部分ストリームが有るものと判定した場合には、その「他チャンネルストリーム接続情報」における「後接続物理チャンネル番号」を後接続ストリーム受信部40−3のチャンネル選択部201−3に出力する。後接続ストリーム受信部40−3のチャンネル選択部201−3は、「後接続物理チャンネル番号」を入力すると、そのチャンネル番号の部分ストリームを選択する。
また、複数ストリーム接続制御部21は、前接続ストリーム受信部40−2のTMCC復号部203−2から同期情報、及びTMCC情報が入力され、主ストリーム受信部40−1における同期情報の受信時間及びTMCC情報のうちの「フレームカウンタ」の値と、前接続ストリーム受信部40−2における同期情報の受信時間及びTMCC情報のうちの「フレームカウンタ」の値とを比較する。そして、「フレームカウンタ」の値が異なる場合、フレームカウンタの値の差を求め、この差にフレームの周期を乗じてストリーム間の時間差、すなわち遅延補正時間を算出し、算出した遅延補正時間を主ストリーム受信部40−1の遅延制御部22−1及び/または前接続ストリーム受信部40−2の遅延制御部22−2に出力することで、スーパーフレーム単位の比較的長い遅延時間差の相殺を行う。さらに、それぞれの同期情報の受信時間を比較し、両受信部間の遅延差を検出する。この遅延差をなくすように、それぞれ遅延補正時間を算出し、算出した遅延補正時間を主ストリーム受信部40−1の遅延制御部22−1及び/または前接続ストリーム受信部40−2の遅延制御部22−2に出力する。
同様に、複数ストリーム接続制御部21は、後接続ストリーム受信部40−3のTMCC復号部203−3から同期情報の受信時間及びTMCC情報が入力され、主ストリーム受信部40−1における同期情報の受信時間及びTMCC情報のうちの「フレームカウンタ」の値と、後接続ストリーム受信部40−3における同期情報の受信時間及びTMCC情報のうちの「フレームカウンタ」の値とを比較する。そして、「フレームカウンタ」の値が異なる場合、フレームカウンタの値の差を求め、この差にフレームの周期を乗じてストリーム間の時間差、すなわち遅延補正時間を算出し、算出した遅延補正時間を主ストリーム受信部40−1の遅延制御部22−1及び/または後接続ストリーム受信部40−3の遅延制御部22−3に出力することで、スーパーフレーム単位の比較的長い遅延時間差の相殺を行う。さらに、それぞれの同期情報の受信時間を比較し、両受信部間の遅延差を検出する。この遅延差をなくすように、それぞれ遅延補正時間を算出し、算出した遅延補正時間を主ストリーム受信部40−1の遅延制御部22−1及び/または後接続ストリーム受信部40−3の遅延制御部22−3に出力する。
尚、複数ストリーム接続制御部21は、3つの受信部による同期情報の受信時間及び「フレームカウンタ」の値を比較し、「フレームカウンタ」の値が異なる場合、フレームカウンタ間の差異に基づいて、それぞれの受信部間の比較的大きな遅延差を検出し、さらに、それぞれの同期情報の受信時間に基づいて、それぞれの受信部間の微小な遅延差を検出するようにしてもよい。この場合も、この遅延差をなくすように、それぞれ遅延補正時間を算出し、算出した遅延補正時間をそれぞれの受信部に出力する。
主ストリーム受信部40−1、前接続ストリーム受信部40−2及び後接続ストリーム受信部40−3の遅延制御部22−1〜3は、複数ストリーム接続制御部21から遅延補正時間が入力され、この遅延補正時間により、RS復号部207−1〜3から入力された部分ストリームの出力タイミングを調整する。つまり、遅延制御部22−1〜3は、同一のタイミングにて、部分ストリームを信号切替部23にそれぞれ出力する。
信号切替部23は、前接続ストリーム受信部40−2、主ストリーム受信部40−1及び後接続ストリーム受信部40−3の遅延制御部22−1〜3から同一タイミングにて部分ストリームをそれぞれ入力され、この順番でメモリに格納する。また、複数ストリーム接続制御部21からTMCC情報が入力され、そのTMCC情報のうちの「他チャンネルストリーム接続情報」における「前接続相対ストリーム番号」「後接続相対ストリーム番号」及び「スロット/相対ストリーム番号対応表」に基づいて、「接続イネーブル」が1になっている期間、メモリからスロット情報を読み出し、フレームを生成しデータストリームを生成し出力する。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、送信装置1は、異なるメディア及びチャンネルにより情報を伝送するようにしたから、複数の伝送路を組み合わせて大容量の情報伝送を実現することが可能となる。
具体的には、本発明の実施の形態によれば、送信装置1は、TMCC情報に、「フレームカウンタ」、及び接続部分ストリームの有無、チャンネル番号等を示す「他チャンネルストリーム接続情報」を記述して部分ストリームを伝送するようにした。また、受信装置2は、TMCC情報のうちの「フレームカウンタ」の値を用いて、主部分ストリーム、前接続部分ストリーム及び後接続部分ストリームに対して同期合成するようにした。これにより、同一のデータストリームから分離された部分ストリームであることを判定できるから、受信装置2において元のデータストリームを生成することができる。
また、受信装置2は、TMCC情報のうちの「他チャンネルストリーム接続情報」における「前接続メディア番号」「後接続メディア番号」「前接続物理ch番号」「後接続物理ch番号」「前接続相対ストリーム番号」「後接続相対ストリーム番号」により、受信中の主部分ストリームの受信に先立ち受信しなければならない前接続部分ストリームが伝送されているメディアがBSなのか110度CSなのか、当該メディアの何チャンネルで伝送されているのか、さらに当該チャンネルの何番目の相対ストリームで伝送されているのかを判定することができる。加えて、受信中の主部分ストリ―ムの受信後に受信しなければならない後接続部分ストリームが伝送されているメディアがBSなのか110度CSなのか、当該メディアの何チャンネルで伝送されているのか、さらに当該チャンネルの何番目の相対ストリームで伝送されているのかを判定することができる。更に、「接続イネーブル」により、複数チャンネルによる分散伝送の開始から終了までの区間を特定することも可能となる。
また、受信装置2は、TMCC情報のうちの「他チャンネルストリーム接続情報」における「前接続メディア番号」「後接続メディア番号」「前接続物理ch番号」「後接続物理ch番号」「前接続スロット番号」「後接続スロット番号」により、受信中の主部分ストリームの受信に先立ち受信しなければならない前接続部分ストリームが伝送されているメディアがBSなのか110度CSなのか、当該メディアの何チャンネルで伝送されているのか、さらに当該チャンネルの何番目のスロットで伝送されているのかを判定することができる。加えて、受信中の主部分ストリ―ムの受信後に受信しなければならない後接続部分ストリームが伝送されているメディアがBSなのか110度CSなのか、当該メディアの何チャンネルで伝送されているのか、さらに当該チャンネルの何番目のスロットで伝送されているのかを判定することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、前記受信装置2では、主ストリーム受信部40−1、1系統の前接続ストリーム受信部40−2、及び1系統の後接続ストリーム受信部40−3を備えて構成するようにしたが、この系統数は限定されるものではない。2つを超える前接続部分ストリーム及び後接続部分ストリームを受信する場合、すなわち利用するチャンネル数が3を超える場合には、その数に応じた系統の受信部を備えて構成する。つまり、2系統以上の前接続ストリーム受信部40−2及び2系統以上の後接続ストリーム受信部40−3を備えて構成するようにしてもよい。
また、2つのチャンネルを利用する場合は、受信装置2は、主ストリーム受信部40−1、及び、前接続ストリーム受信部40−2と後接続ストリーム受信部40−3とを1系統に兼用した受信部を備えて構成する。
また、BSと110度CSをメディア横断的に運用しない場合については、「前接続メディア番号」「後接続メディア番号」は省略してもよい。また、「前接続物理チャンネル番号」「後接続物理チャンネル番号」はメディア内のチャンネルの特定ができるその他の情報、例えば伝送周波数を直接指定するものとしてもよい。さらに「前接続相対ストリーム番号」「後接続相対ストリーム番号」については、部分データストリームが多重されているスロット位置が判明する情報、例えば「前接続スロット番号」「後接続スロット番号」または「前接続ストリーム_ID」「後接続ストリーム_ID」としてもよい。また、分散伝送される部分データストリームをすべて同じストリーム_IDで伝送する、という運用を規定する場合には、前接続・後接続の部分データストリームのチャンネル内での多重位置の伝送を省略しても、各チャンネルのTMCC情報のその他の項目のみから検出することも可能である。
BSデジタル放送の多重フレームの構成を示す図である。 従来の送信装置の構成を示すブロック図である。 図2の送信装置により伝送される変調波信号の例を示す図である。 従来の受信装置の構成を示すブロック図である。 TMCC情報の構成を示す図である。 TMCC情報のうちの伝送モード/スロット情報の構成を示す図である。 TMCC情報のうちの相対TS/スロット情報の構成を示す図である。 TMCC情報のうちの相対TS/TS番号対応表の構成を示す図である。 TMCC情報のうちの送受信制御情報の構成を示す図である。 TMCC情報のうちの拡張情報の構成を示す図である。 本発明の実施の形態による受信装置の構成を示す図である。
符号の説明
1,100 送信装置
2,200 受信装置
20 信号分配部
21 複数ストリーム接続制御部
22 遅延制御部
23 信号切替部
40−1 主ストリーム受信部
40−2 前接続ストリーム受信部
40−3 後接続ストリーム受信部
11,101 フレーム生成部
102,108 エネルギー拡散部
103 インターリーブ部
104 畳み込み符号化部
105 マッピング部
106 時分割多重/直交変調部
107 RS符号化部
201 チャンネル選択部
202 直交検波部
203 TMCC復号部
204 内符号復号部
205 デインターリーブ部
206 エネルギー逆拡散部
207 RS復号部

Claims (16)

  1. 1つのデジタルデータストリームを複数のチャンネルに分散させて伝送する送信装置と、該送信装置から伝送されたチャンネル毎のデジタルデータストリームを受信し、これらのデジタルデータストリームを合成して元の1つのデジタルデータストリームを生成する受信装置とから成るデジタルデータ伝送システムであって、
    前記送信装置は、
    デジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報、1つのデジタルデータストリームがチャンネル毎に分散された部分デジタルデータストリームの存在を示すフラグ、及び、複数チャンネルによる分散伝送の開始及び終了するタイミングを示す接続イネーブル信号を伝送制御信号に記述してフレームを生成する手段と、
    部分デジタルデータストリームを含む前記生成したフレームを、前記チャンネル毎にそれぞれ伝送する手段とを備え、
    前記受信装置は、
    同一の同期情報が記述され、かつ部分デジタルデータストリームの存在を示すフラグが記述された伝送制御信号を有するフレーム内に多重された部分デジタルデータストリームをチャンネル毎に特定する手段と、
    該特定したチャンネル毎の部分デジタルデータストリームを、開始及び終了するタイミングについて前記伝送制御信号に記述された接続イネーブル信号により識別して、合成する手段とを備えることを特徴とするデジタルデータ伝送システム。
  2. 請求項1に記載のデジタルデータ伝送システムにおいて、
    前記フラグは、
    1つのデジタルデータストリームをチャンネル毎に、主部分デジタルデータストリーム、該主部分デジタルデータストリームの前に接続して合成される前接続部分デジタルデータストリーム、及び前記主部分デジタルデータストリームの後に接続して合成される後接続部分デジタルデータストリームに分散させる場合に、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき前接続部分デジタルデータストリームの存在を示す前接続フラグ、及び、
    前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき後接続部分デジタルデータストリームの存在を示す後接続フラグからなり、
    前記フレームを生成する手段は、
    前記前接続部分デジタルデータストリーム及び後接続部分デジタルデータストリームが伝送されるそれぞれのチャンネルのチャンネル情報のうちの少なくとも1つ以上をデジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報とともに前記伝送制御信号に記述してフレームを生成する手段を有することを特徴とするデジタルデータ伝送システム。
  3. 請求項2に記載のデジタルデータ伝送システムにおいて、
    前記同期情報がフレーム同期信号及びフレームカウンタで構成され、かつ、前記チャンネル情報がメディア種別、チャンネル番号及びチャンネル内の多重位置情報のうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とするデジタルデータ伝送システム。
  4. 請求項3に記載のデジタルデータ伝送システムにおいて、
    前記多重位置情報がスロット番号、相対ストリーム番号及びストリーム_IDのうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とするデジタルデータ伝送システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のデジタルデータ伝送システムにおいて、
    前記受信装置は、
    前記部分デジタルデータストリームをチャンネル毎に特定する手段によって特定したチャンネル毎に、受信した部分デジタルデータストリーム間の遅延時間差を求め、該遅延時間差を打ち消すための遅延補正情報を生成する手段と、
    前記遅延補正情報に基づいて、チャンネル毎の部分デジタルデータストリームの遅延時間差を補正する手段とを更に備え、
    前記部分デジタルデータストリームを合成する手段は、前記遅延時間差が補正されたチャンネル毎の部分デジタルデータストリームを合成することを特徴とするデジタルデータ伝送システム。
  6. 請求項5に記載のデジタルデータ伝送システムにおいて、
    前記遅延補正情報を生成する手段は、部分データストリームが伝送されるチャンネル毎の前記伝送制御信号に含まれるフレームカウンタの値、及び同期信号を受信するタイミングの違いから、これらの部分デジタルデータストリーム間の遅延時間差を求めることを特徴とするデジタルデータ伝送システム。
  7. 1つのデジタルデータストリームを複数のチャンネルに分散させて伝送する送信装置と、該送信装置から伝送されたチャンネル毎のデジタルデータストリームを受信し、これらのデジタルデータストリームを合成して元の1つのデジタルデータストリームを生成する受信装置とから成るデジタルデータ伝送システムにおいて、所定の伝送制御信号と共にデジタルデータを送信する送信装置であって、
    デジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報、1つのデジタルデータストリームがチャンネル毎に分散された部分デジタルデータストリームの存在を示すフラグ、及び、複数チャンネルによる分散伝送の開始及び終了するタイミングを示す接続イネーブル信号を前記伝送制御信号に記述してフレームを生成する手段と、
    部分デジタルデータストリームを含む前記生成したフレームを、前記チャンネル毎にそれぞれ伝送する手段とを備えることを特徴とする送信装置。
  8. 請求項7に記載の送信装置において、
    前記フラグは、
    1つのデジタルデータストリームをチャンネル毎に、主部分デジタルデータストリーム、該主部分デジタルデータストリームの前に接続して合成される前接続部分デジタルデータストリーム、及び前記主部分デジタルデータストリームの後に接続して合成される後接続部分デジタルデータストリームに分散させる場合に、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき前接続部分デジタルデータストリームの存在を示す前接続フラグ、及び、
    前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき後接続部分デジタルデータストリームの存在を示す後接続フラグからなり、
    前記フレームを生成する手段は、
    前記前接続部分デジタルデータストリーム及び後接続部分デジタルデータストリームが伝送されるそれぞれのチャンネルのチャンネル情報のうちの少なくとも1つ以上をデジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報とともに前記伝送制御信号に記述してフレームを生成する手段を有することを特徴とする送信装置。
  9. 請求項8に記載の送信装置において、
    前記同期情報がフレーム同期信号及びフレームカウンタで構成され、かつ、前記チャンネル情報がメディア種別、チャンネル番号及びチャンネル内の多重位置情報のうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする送信装置。
  10. 請求項9に記載の送信装置において、
    前記多重位置情報がスロット番号、相対ストリーム番号及びストリーム_IDのうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする送信装置。
  11. 1つのデジタルデータストリームを複数のチャンネルに分散させて伝送する送信装置と、該送信装置から伝送されたチャンネル毎のデジタルデータストリームを受信し、これらのデジタルデータストリームを合成して元の1つのデジタルデータストリームを生成する受信装置とから成るデジタルデータ伝送システムにおいて、前記送信装置から受信したデジタルデータストリームを所定の伝送制御信号に基づいて再構成する受信装置であって、
    同一の同期情報が記述され、かつ部分デジタルデータストリームの存在を示すフラグが記述された伝送制御信号を有するフレーム内に多重された部分デジタルデータストリームをチャンネル毎に特定する手段と、
    該特定したチャンネル毎の部分デジタルデータストリームを、開始及び終了するタイミングについて前記伝送制御信号に記述された接続イネーブル信号により識別して、合成する手段とを備えることを特徴とする受信装置。
  12. 請求項11に記載の受信装置において、
    前記フラグは、
    1つのデジタルデータストリームをチャンネル毎に、主部分デジタルデータストリーム、該主部分デジタルデータストリームの前に接続して合成される前接続部分デジタルデータストリーム、及び前記主部分デジタルデータストリームの後に接続して合成される後接続部分デジタルデータストリームに分散させる場合に、前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき前接続部分デジタルデータストリームの存在を示す前接続フラグ、及び、
    前記主部分デジタルデータストリームに接続して合成されるべき後接続部分デジタルデータストリームの存在を示す後接続フラグからなり、
    前記伝送制御信号は、
    デジタルデータストリームの時間基準を識別するための同期情報、及び
    前記前接続部分デジタルデータストリーム及び後接続部分デジタルデータストリームが伝送されるそれぞれのチャンネルのチャンネル情報のうちの少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする受信装置。
  13. 請求項12に記載の受信装置において、
    前記同期情報がフレーム同期信号及びフレームカウンタで構成され、かつ、前記チャンネル情報が、メディア種別、チャンネル番号及びチャンネル内の多重位置情報のうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする受信装置。
  14. 請求項13に記載の受信装置において、
    前記多重位置情報がスロット番号、相対ストリーム番号及びストリーム_IDのうちの少なくとも1つ以上を含むように構成されることを特徴とする受信装置。
  15. 請求項11〜14のいずれか一項に記載の受信装置において、
    前記部分デジタルデータストリームをチャンネル毎に特定する手段によって特定したチャンネル毎に、受信した部分デジタルデータストリーム間の遅延時間差を求め、該遅延時間差を打ち消すための遅延補正情報を生成する手段と、
    前記遅延補正情報に基づいて、チャンネル毎の部分デジタルデータストリームの遅延時間差を補正する手段とを更に備え、
    前記部分デジタルデータストリームを合成する手段は、前記遅延時間差が補正されたチャンネル毎の部分デジタルデータストリームを合成することを特徴とする受信装置。
  16. 請求項15に記載の受信装置において、
    前記遅延補正情報を生成する手段は、部分データストリームが伝送されるチャンネル毎の前記伝送制御信号に含まれるフレームカウンタの値、及び同期信号を受信するタイミングの違いから、これらの部分デジタルデータストリーム間の遅延時間差を求めることを特徴とする受信装置。
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