JP5009323B2 - 昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば貯蔵装置、製造装置、搬送装置等において使用される、直線駆動装置を用いた昇降装置に関するものである。
従来、直線駆動装置として、回転駆動部を内蔵する基台と、該回転駆動部の出力軸に連結され基台から離れる一方向に延びる駆動ネジ軸と、該駆動ネジ軸に螺合して往復動する往復動ナットと、駆動ネジ軸を内包するとともに往復動ナットに固定されて往復動する内筒と、基台に固定され先端部内周面に内筒の往復動を案内する環状ガイドを有する外筒とを有する直線駆動装置が公知である。
公知の直線駆動装置500は、図5に示すように、基台510には回転駆動部501が内包されており、該回転駆動部501の出力軸502には、駆動ネジ軸540が連結され基台510から離れる一方向に延びている。
該駆動ネジ軸540には往復動ナット521が螺合され、該往復動ナット521は駆動ネジ軸540を内包する内筒520に固定されて一体となって往復動する。
内筒520は、基台510に固定され先端部内周面に環状ガイド531を有する外筒530により往復動を案内されるとともに先端部に先端取付具523を有し、内筒520の往復動のストロークは、往復動ナット521に設けられたストッパ522と外筒530に設けられた当接部532が当接することで規制されている(例えば、特許文献1、図3等参照。)。
特開平5−78099号公報(第3頁、図3)
しかしながら、公知の直線駆動装置は、ストロークを規制するストッパと当接部の位置が固定されているため、異なるストロークの直線往復装置を得るためには構成部材を変更する必要があり、使用される条件ごとに異なるストロークに設定された構成部材を使用して設計しなければならず、ニーズに応じた制作にコストがかかるという問題があった。
また、使用開始時に微調整する場合や使用開始後に条件が変更された場合、任意にストロークの規制を変更することができないため、改造や交換が必要となるという問題があった。
本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、本発明が解決しようとする課題、すなわち、本発明の目的は、正確な直線駆動を可能としつつストロークの規制を任意に設定可能とし、異なる使用条件でも構成部材を共通化して随時調整により条件に合致させることができ、低コストでメンテナンス負担も少ない直線駆動装置を用いた昇降装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、直線駆動装置を用いた昇降装置において、前記直線駆動装置が、底部フランジを有するとともに回転駆動部を内蔵する基台と、該回転駆動部の出力軸に連結され前記基台から離れる一方向に延びる駆動ネジ軸と、該駆動ネジ軸に螺合して上下方向に往復動する往復動ナットと、前記駆動ネジ軸を内包するとともに前記往復動ナットに固定されて上下方向に往復動する内筒と、前記基台に固定され先端部内周面に前記内筒の往復動を案内する環状ガイドを有する外筒とを有し、前記内筒が、外周面の往復動方向の任意の位置に固定可能なストッパと、先端部に荷重を昇降させる先端取付具とを有し、前記駆動ネジ軸及び前記外筒が、前記基台から上方に延びるように設けられ、前記外筒が、内周面に前記ストッパと当接して前記内筒の前記基体から上方へのストロークを規制する当接部を有し、前記往復動ナット及び前記内筒が、前記外筒よりも下方で、前記基台内まで移動可能であり、前記ストッパが、前記往復動ナット及び前記内筒が前記基台内に位置するときに、前記外筒よりも下方の位置に固定可能であることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された昇降装置の構成に加えて、前記外筒及び前記基台が、それぞれ補強された結合フランジを有し、該結合フランジが、対向固定され、前記各結合フランジが、前記底部フランジの幅とほぼ同じ外径を有することにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された昇降装置の構成に加えて、前記内筒が、外周面に、前記ストッパと前記当接部との当接が可能な上下方向範囲に亘って、前記ストッパが螺合する雄ネジ溝を有し、前記ストッパが、前記雄ネジ溝の任意の位置に移動及び固定可能であり、前記雄ネジ溝が、上下方向の位置で、前記往復動ナットと重なる部分を有することにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項3に記載された昇降装置の構成に加えて、前記駆動ネジ軸が、前記回転駆動部の出力軸に連結された部分とその先端側に結合された追加駆動ネジ軸とに、長手方向に分割可能に構成され、前記回転駆動部の出力軸に連結された前記部分の長さが、前記雄ネジ溝の前記上下方向範囲よりも短いていることにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項3または請求項4に記載された昇降装置の構成に加えて、前記雄ネジ溝の下部が、前記往復動ナット及び前記内筒が前記基台内に位置するときに、前記基台内に位置することにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された昇降装置の構成に加えて、前記環状ガイドが、前記外筒の先端部に嵌合されて前記内筒と摺動する円筒状ガイド部材からなり、前記当接部と前記円筒状ガイド部材が別個の部材であることにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の昇降装置において、前記直線駆動装置が、平行に前記基台を下にして前記内筒が上下方向に往復動するように2基設置されるとともに、該2基の直線駆動装置のそれぞれの外筒を固定的に接続する梁が設けられ、前記梁が、上下方向の位置で、前記各直線駆動装置の前記環状ガイドと重なる部分を有することにより、前記課題をさらに解決するものである。
本発明の直線駆動装置を用いた昇降装置は、直線駆動装置が、底部フランジを有するとともに回転駆動部を内蔵する基台と、該回転駆動部の出力軸に連結され前記基台から離れる一方向に延びる駆動ネジ軸と、該駆動ネジ軸に螺合して上下方向に往復動する往復動ナットと、駆動ネジ軸を内包するとともに往復動ナットに固定されて上下方向に往復動する内筒と、基台に固定され先端部内周面に前記内筒の往復動を案内する環状ガイドを有する外筒とを有することにより、外筒に案内されて内筒が正確に直線駆動されるとともに、以下のような格別の効果を奏することができる。
すなわち、本請求項1に係る発明の昇降装置は、駆動ネジ軸及び外筒が、基台から上方に延びるように設けられ、内筒が外周面の上下方向の任意の位置に固定可能なストッパと、先端部に荷重を昇降させる先端取付具とを有し、外筒が内周面にストッパと当接して内筒の基体から上方へのストロークを規制する当接部を有し、往復動ナット及び内筒が、外筒よりも下方で、基台内まで移動可能であり、ストッパが、往復動ナット及び内筒が基台内に位置するときに、外筒よりも下方の位置に固定可能であることにより、任意のストロークに変更が可能となるため、異なる使用条件でも構成部材を共通化して随時調整により条件に合致させることができ、製造コストを低減することができるとともに、使用時の調整や設定変更も容易となりメンテナンス負担も低減することができる。
また、駆動ネジ軸が基台から上方に延びるように設けられ、内筒が先端部に荷重を昇降させる先端取付具を有することにより、使用される装置に内筒を直接固定することなく取り付けることができるため、使用される装置への取り付け、取り外しが容易となり、さらにメンテナンス負担を低減することができる。
そして、本請求項2に係る発明の昇降装置は、請求項1に係る昇降装置が奏する効果に加えて、外筒及び基台が、それぞれ補強された結合フランジを有し、結合フランジが、対向固定され、各結合フランジが、底部フランジの幅とほぼ同じ外径を有することにより、外筒を基台に強固に正確に固定することができるため、大きな荷重を受けても正確に内筒の直線駆動を案内することができる。
また、本請求項3に係る発明の昇降装置は、請求項1または請求項2に係る昇降装置が奏する効果に加えて、内筒が、外周面に、ストッパと当接部との当接が可能な上下方向範囲に亘って、ストッパが螺合する雄ネジ溝を有し、ストッパが、雄ネジ溝の任意の位置に移動及び固定可能であり、雄ネジ溝が、上下方向の位置で、往復動ナットと重なる部分を有することにより、雄ネジ溝が往復動ナットと重なる部分に、ストッパを移動及び固定可能とすることができる。
また、本請求項4に係る発明の昇降装置は、請求項3に係る昇降装置が奏する効果に加えて、駆動ネジ軸が回転駆動部の出力軸に連結された部分とその先端側に結合された追加駆動ネジ軸とに、長手方向に分割可能に構成され、回転駆動部の出力軸に連結された部分の長さが、雄ネジ溝の上下方向範囲よりも短いことにより、ストロークの設定に応じて駆動ネジ軸の全長を必要な長さに設定することができるため、異なる使用条件でも駆動ネジ軸を共通化して随時調整により条件に合致させることができ、製造コストを低減することができる。
また、本請求項5に係る発明の昇降装置は、請求項3または請求項4に係る昇降装置が奏する効果に加えて、雄ネジ溝の下部が、往復動ナット及び内筒が基台内に位置するときに、基台内に位置することにより、雄ネジ溝の下部が基台内に位置するようにできる。
また、本請求項6に係る発明の昇降装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに係る昇降装置が奏する効果に加えて、環状ガイドが外筒の先端部に嵌合されて内筒と摺動する円筒状ガイド部材からなり、当接部と円筒状ガイド部材が別個の部材であることにより、内筒が正確に外筒に案内されるため、さらに正確に内筒を直線駆動することができる。
本請求項7に係る発明の昇降装置は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の昇降装置において、直線駆動装置が、平行に基台を下にして内筒が上下方向に往復動するように2基設置されるとともに、該2基の直線駆動装置のそれぞれの外筒を固定的に接続する梁が設けられ、梁が、上下方向の位置で、各直線駆動装置の環状ガイドと重なる部分を有することにより、2基の直線駆動装置の平行度が梁により強固に保たれるため、大きな荷重を2基の直線駆動装置によって、より正確に直線駆動して昇降させることができる。
本発明の直線駆動装置を用いた昇降装置は、直線駆動装置が、底部フランジを有するとともに回転駆動部を内蔵する基台と、該回転駆動部の出力軸に連結され前記基台から離れる一方向に延びる駆動ネジ軸と、該駆動ネジ軸に螺合して上下方向に往復動する往復動ナットと、駆動ネジ軸を内包するとともに往復動ナットに固定されて上下方向に往復動する内筒と、基台に固定され先端部内周面に前記内筒の往復動を案内する環状ガイドを有する外筒とを有し、駆動ネジ軸及び外筒が、基台から上方に延びるように設けられ、内筒が外周面の上下方向の任意の位置に固定可能なストッパと、先端部に荷重を昇降させる先端取付具とを有し、外筒が内周面にストッパと当接して内筒の基体から上方へのストロークを規制する当接部を有し、往復動ナット及び内筒が、外筒よりも下方で、基台内まで移動可能であり、ストッパが、往復動ナット及び内筒が基台内に位置するときに、外筒よりも下方の位置に固定可能であることにより、外筒に案内されて内筒が正確に直線駆動されるとともに、任意のストロークに変更が可能となり、異なる使用条件でも構成部材を共通化して随時調整により条件に合致させることができ、製造コストを低減することができるとともに、使用時の調整や設定変更も容易となりメンテナンス負担も低減することができるという効果を発揮するものであれば、その具体的な実施態様は如何なるものであっても何ら構わない。
すなわち、本発明の昇降装置の直線駆動装置は、荷重を受けて移動させる用途であれば、如何なる昇降装置に使用されても良い。
また、本発明の昇降装置の直線駆動装置の回転駆動部は、回転駆動源を内蔵するものであっても良く、外部から回転力が入力されるものであっても良い。
以下に、本発明の実施例である、直線駆動装置を用いた昇降装置について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例である昇降装置の断面側面図であり、図2は、図1の平面図であり、図3は、図1の昇降装置の直線駆動装置の拡大図であり、図4は、図1の昇降装置の直線駆動装置の内筒の斜視図である。
本発明の一実施例である昇降装置200は、図1、図2に示すように、直線駆動装置100が基台110を下にして内筒120が上下方向に往復動するように平行に2基設置されるとともに、該2基の直線駆動装置100のそれぞれの外筒130を固定的に接続する梁150が設けられて、内筒120の上端に設けられた先端取付具123に取り付けられ、あるいは支持されて昇降する荷重(図示せず)の水平を保ちつつ上下方向にのみ移動可能に構成されている。
2基の直線駆動装置の平行度が梁により強固に保たれるため、大きな荷重を2基の直線駆動装置によって正確に昇降させることができる。
直線駆動装置100は、図1、図2、図3、図4に示すように、底部フランジ115を有するとともに回転駆動部101を内蔵する基台110と、該回転駆動部101の出力軸に連結され基台110から離れる一方向に延びる駆動ネジ軸140と、該駆動ネジ軸140に螺合して上下方向に往復動する往復動ナット121と、駆動ネジ軸140を内包するとともに往復動ナット121に固定されて往復動する内筒120と、基台110に固定され先端部内周面に内筒120の往復動を案内する環状ガイド131を有する外筒130とを有している。
該基台110の上方には内筒120が通過可能な開口部112が設けられ、該開口部112の周縁に外筒130を固定する補強された結合フランジ111が設けられている。
回転駆動部101の出力軸に連結された駆動ネジ軸140は、基台110の内部から開口部112を通って上方に延びており、往復動ナット121が駆動ネジ軸140に螺合して往復動する。
図3から明らかなように、往復動ナット121及び内筒120は、外筒130よりも下方で、基台110内まで移動可能である。
外筒130は、下端部に基台110に固定される補強された結合フランジ133を有すると共に、先端部に内筒120の往復動を案内する環状ガイド131が設けられている。各結合フランジ111,133は、底部フランジ115の幅のうちの、小さい方の幅とほぼ同じ外径を有する(図1〜図3参照)。
環状ガイド131は、内筒120の往復動方向に所定の長さを持つ円筒状ガイド部材134が外筒130の先端部に嵌合されて、内筒120と摺動する。
このことにより、外筒130を基台110に強固に固定することができ、正確に内筒120を案内することができるため、大きな荷重を受けても正確に直線駆動を行うことができる。
梁150は、上下方向の位置で、環状ガイド131および円筒状ガイド部材134と重なる部分を有する。円筒状ガイド部材134と後述する当接部132とは、別個の部材である。
内筒120は、下端部が往復動ナット121に固定されるとともに、上端部に先端取付具123が設けられ、駆動ネジ軸140の回転によって上下方向に往復動して先端取付具123に取り付けられ、あるいは支持された荷重(図示せず)を昇降させるように構成されている。
このことにより、使用される装置に内筒120を直接固定することなく取り付けることができるため、使用される装置への取り付け、取り外しが容易となり、メンテナンス負担を低減することができる。
なお、本実施例では先端取付具123は上面が平面形状で内筒120の先端内周に螺合されているが、支持する対象物に応じて、いかなる形状、固定方法でも良い。
内筒120の外周面には雄ネジ溝124が設けられ、該雄ネジ溝124にはストッパ本体125と該ストッパ本体125を固定するロックナット126が螺合されており、内筒120外周面の雄ネジ溝124の任意の位置に移動、固定が可能なストッパ122が構成されている。
一方、外筒130の内周面には、ストッパ122が当接して内筒120の上方へのストロークを規制する当接部132が設けられており、内筒120のストッパ122の位置を任意に変更することで、ストロークの規制を任意に調節することが可能である。
このことにより、使用時の調整や設定変更が容易となりメンテナンス負担も低減することができる。
図3に示すように、雄ネジ溝124は、ストッパ122と当接部132との当接が可能な上下方向範囲に亘って設けられ、上下方向の位置で、往復動ナット121と重なる部分を有する。
往復動ナット121及び内筒120が基台110内に位置するときに、雄ネジ溝124の下部は基台110内に位置し、ストッパ122は外筒130よりも下方の位置に固定可能である。
なお、ストッパ122、内筒120の外周面の形状は、任意の位置に移動、固定が可能であれば、ストッパ122が内筒120の外周面に摩擦締結するもの、内筒120に孔や切り込み等を設けて係合するもの等、いかなる形状、構成を採用しても良い。
また、ストッパ122、あるいは当接部132のいずれかに、当接時の衝撃を緩和する緩衝部材等を設けても良い。
駆動ネジ軸140には複数の継足部141が設けられている。駆動ネジ軸140は、回転駆動部101の出力軸に連結された部分140aとその先端側に結合された複数の追加駆動ネジ軸142とに、駆動ネジ軸140の長手方向に分割可能に構成されており、ストッパ122により設定した内筒120のストロークに応じて、駆動ネジ軸140全体の長さを変更することが可能となっている。
このことにより、異なる使用条件でも駆動ネジ軸140を共通化して随時調整により条件に合致させることができ、製造コストを低減することができる。
図3に示すように、回転駆動部101の出力軸に連結された前記部分140aの長さは、雄ネジ溝124の前記上下方向範囲よりも短い。
以上述べたように、本発明によれば、外筒に案内されて内筒が正確に直線駆動されるとともに、任意のストロークに変更が可能となり、異なる使用条件でも構成部材を共通化して随時調整により条件に合致させることができ、製造コストを低減することができるとともに、使用時の調整や設定変更も容易となりメンテナンス負担も低減することができるなど、その効果は甚大である。
図1は、本発明の一実施例である昇降装置の断面側面図。 図1の平面図。 図1の昇降装置の直線駆動装置の拡大図。 図1の昇降装置の直線駆動装置の内筒の斜視図。 従来の直線駆動装置の断面図。
100、500 ・・・直線駆動装置
101、501 ・・・回転駆動部
110、510 ・・・基台
111 ・・・結合フランジ
112 ・・・開口部
120、520 ・・・内筒
121、521 ・・・往復動ナット
122、522 ・・・ストッパ
123、523 ・・・先端取付具
124 ・・・雄ネジ溝
125 ・・・ストッパ本体
126 ・・・ロックナット
130、530 ・・・外筒
131、531 ・・・環状ガイド
132、532 ・・・当接部
133 ・・・結合フランジ
134 ・・・円筒状ガイド部材
140、540 ・・・駆動ネジ軸
141 ・・・継足部
142 ・・・追加駆動ネジ軸
150 ・・・梁
200 ・・・昇降装置

Claims (7)

  1. 直線駆動装置を用いた昇降装置において、
    前記直線駆動装置が、底部フランジを有するとともに回転駆動部を内蔵する基台と、該回転駆動部の出力軸に連結され前記基台から離れる一方向に延びる駆動ネジ軸と、該駆動ネジ軸に螺合して上下方向に往復動する往復動ナットと、前記駆動ネジ軸を内包するとともに前記往復動ナットに固定されて上下方向に往復動する内筒と、前記基台に固定され先端部内周面に前記内筒の往復動を案内する環状ガイドを有する外筒とを有し、
    前記駆動ネジ軸及び前記外筒が、前記基台から上方に延びるように設けられ、
    前記内筒が、外周面の上下方向の任意の位置に固定可能なストッパと、先端部に荷重を昇降させる先端取付具とを有し、
    前記外筒が、内周面に前記ストッパと当接して前記内筒の前記基体から上方へのストロークを規制する当接部を有し、
    前記往復動ナット及び前記内筒が、前記外筒よりも下方で、前記基台内まで移動可能であり、
    前記ストッパが、前記往復動ナット及び前記内筒が前記基台内に位置するときに、前記外筒よりも下方の位置に固定可能であることを特徴とする昇降装置。
  2. 前記外筒及び前記基台が、それぞれ補強された結合フランジを有し、
    該結合フランジが、対向固定され、
    前記各結合フランジが、前記底部フランジの幅とほぼ同じ外径を有することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  3. 前記内筒が、外周面に、前記ストッパと前記当接部との当接が可能な上下方向範囲に亘って、前記ストッパが螺合する雄ネジ溝を有し、
    前記ストッパが、前記雄ネジ溝の任意の位置に移動及び固定可能であり、
    前記雄ネジ溝が、上下方向の位置で、前記往復動ナットと重なる部分を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の昇降装置。
  4. 前記駆動ネジ軸が、前記回転駆動部の出力軸に連結された部分とその先端側に結合された追加駆動ネジ軸とに、長手方向に分割可能に構成され、
    前記回転駆動部の出力軸に連結された前記部分の長さが、前記雄ネジ溝の前記上下方向範囲よりも短いことを特徴とする請求項3に記載の昇降装置。
  5. 前記雄ネジ溝の下部が、前記往復動ナット及び前記内筒が前記基台内に位置するときに、前記基台内に位置することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の昇降装置。
  6. 前記環状ガイドが、前記外筒の先端部に嵌合されて前記内筒と摺動する円筒状ガイド部材からなり、
    前記当接部と前記円筒状ガイド部材が別個の部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の昇降装置。
  7. 前記直線駆動装置が、平行に前記基台を下にして前記内筒が上下方向に往復動するように2基設置されるとともに、該2基の直線駆動装置のそれぞれの外筒を固定的に接続する梁が設けられ、
    前記梁が、上下方向の位置で、前記各直線駆動装置の前記環状ガイドと重なる部分を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の昇降装置。
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