JP5009242B2 - レンズ位置調整構造 - Google Patents

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本発明は、レンズの光軸位置を調整する構造に関する。
レンズ鏡筒の組立工程では、撮影光学系を構成する複数のレンズのうち特定のレンズを光軸と直交する平面内で移動させて光軸の偏芯調整を行うことが一般的に行われている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特開2002−333564号公報 特開2007−298853号公報
従来の組立時におけるレンズの偏芯調整は、調整用の治具にセットして行われていたが、治具が大型で重いため、作業性が悪く、またレンズに負担がかかるという問題があった。また、治具の構造上、従来はレンズ光軸が鉛直方向を向くように保持して調整作業を行っていたが、レンズ鏡筒の実際の使用状態では、水平方向を基準とした一定範囲内に光軸が向いている場合が多く、実際の使用形態に近い形で偏芯調整できることが望まれていた。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、大がかりな治具を用いずに、レンズの偏芯調整を容易かつ高精度に行うことができるレンズ位置調整構造を提供することを目的とする。
本発明のレンズ位置調整構造は、レンズの外周部を保持する筒状部と、該筒状部から外径方向に突出する環状の鍔部と、レンズの光軸に関して対称の位置関係で環状鍔部から外径方向に突出された2つの径方向突出部とを有するレンズ保持枠;このレンズ保持枠の光軸方向位置を決める光軸方向位置規制面と、レンズ保持枠の環状鍔部を囲む環状をなす環状フランジ部とを有し、レンズ保持枠を光軸と直交する平面内で移動可能に支持する外側枠;この外側枠の環状フランジ部に対向しレンズ保持枠の環状鍔部に対して光軸方向に弾性変形可能に接触する環状部と、該環状部と反対側から外側枠の環状フランジ部に係合する爪部とを有するバヨネットリングからなり、レンズ保持枠を光軸方向位置規制面への接近方向に弾性的に押し付けて外側枠に対する一定位置で保持させる弾性保持部材;及び、レンズ保持枠の2つの径方向突出部の一方と他方に形成した、同一の光軸直交面内に位置し、該光軸直交平面内において互いの長手方向が略直交する2つの長穴;外側枠の環状フランジ部に、レンズ保持枠の2つの径方向突出部に対向させて形成した2つの軸穴;を備え、外側枠の各軸穴に軸支される回転中心軸部と、該回転中心軸に対して偏心しておりレンズ保持枠の各長穴の幅に対応する直径で該長穴に嵌る長穴嵌合部とを有する偏心軸部材を、回転中心軸部を中心に回転させることによって弾性保持部材により保持されたレンズ保持枠に対して各長穴の長手方向と直交する方向への移動力を与えて光軸直交平面内で位置調整させることを特徴としている。
より詳しくは、レンズ保持枠の2つの径方向突出部を、環状鍔部からの突出半径方向に移動可能で、該突出半径方向と直交する方向には移動規制されて外側枠に支持される第1の径方向突出部と、環状鍔部からの突出半径方向と該突出半径方向と直交する方向のいずれにも移動可能に支持された第2の径方向突出部とで構成し、第1の径方向突出部に形成される長穴を、該第1の径方向突出部の突出半径方向と直交する方向に長手方向を向けて形成し、第2の径方向突出部に形成される長穴を、該第2の径方向突出部の突出半径方向と平行に長手方向を向けて形成することにより、上述した光軸直交平面内でのレンズ保持枠の位置調整を行わせることができる。
レンズ保持枠の2つの長穴を、バヨネットリングの環状部と略同じ半径方向位置に設け、該2つの長穴を露出させる開口部をバヨネットリングに形成することで、径方向のコンパクト化を図ることができる。
本発明において、外側枠の光軸方向位置規制面に対するレンズ保持枠の位置決めの態様は任意であるが、例えば、レンズ保持枠に保持されるレンズとは別のレンズを外側枠の光軸方向位置規制面に当接させ、該別のレンズとレンズ保持枠に保持されるレンズとを、光軸と直交するレンズ当接面で互いに当接させることにより、偏芯調整されるレンズを高精度に支持することができる。
以上の本発明によれば、弾性保持部材でレンズ保持枠を保持した状態で、該レンズ保持枠上の2つの長穴に対する操作によってレンズ保持枠を光軸直交平面内で移動させるため、大がかりな治具を必要としない。また、弾性保持部材による保持力によって、レンズの光軸が水平またはそれに近い方向を向く実際の使用状態に則した態様でのレンズ保持枠の位置調整作業が可能となる。そのため、レンズの偏芯調整を容易かつ高精度に行うことができる。
図1から図4を参照して、本発明によるレンズ位置調整構造を備えたズームレンズ鏡筒70の概略構造を説明する。このズームレンズ鏡筒70の撮像光学系は、物体(被写体)側から順に第1レンズ群LG1、第2レンズ群LG2、絞り兼用のシャッタ羽根S、第3レンズ群LG3、ローパスフィルタ25及び撮像素子71を備えており、以下の説明中で光軸方向とは、この撮影光学系の光軸Oと平行な方向を意味する。
ローパスフィルタ25と撮像素子71はユニット化されて撮像素子ホルダ23に固定され、撮像素子ホルダ23がハウジング22の後部に固定される。ハウジング22の外側には、ズームモータ150とAFモータ160が支持されている。
第3レンズ群LG3を保持する3群レンズ枠51は、ハウジング22に対して光軸方向に移動可能に支持されていて、AFモータ160によって駆動される。
ハウジング22の内側にはカム環11が支持されている。カム環11は、ズームモータ150の駆動力によって回転され、鏡筒収納状態(図3)から撮影状態(図4)になるまでの間は、回転しながら光軸方向に移動し、撮影状態におけるズーム域(図4上半のワイド端と図4下半のテレ端の間)では、光軸方向には定位置で回転される。
カム環11を挟んで第1繰出筒13と直進案内環10が支持されている。第1繰出筒13と直進案内環10はそれぞれハウジング22に対して光軸方向に直進案内されており、かつカム環11に対しては、相対回転は可能で光軸方向に共に移動するように結合されている。
直進案内環10は、2群レンズ移動枠8を光軸方向へ相対移動可能に直進案内している。2群レンズ移動枠8の内部には、第2レンズ群LG2を保持する2群レンズ保持枠2、シャッタ羽根Sを保持するシャッタブロック100が支持されている。また、ハウジング22に対して光軸方向に直進案内された第1繰出筒13はさらに、第2繰出筒12を光軸方向へ相対移動可能に直進案内している。第2繰出筒12の内部には、1群レンズ保持枠1を介して第1レンズ群LG1が支持されている。
第2繰出筒12は内径方向に突出する1群用カムフォロアCF1を有し、この1群用カムフォロアCF1が、カム環11の外周面に形成した1群制御カム溝CG1に摺動可能に嵌合している。第2繰出筒12は第1繰出筒13を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環11が回転すると、1群制御カム溝CG1の形状に従って、第2繰出筒12すなわち第1レンズ群LG1が光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
カム環11の内周面に形成した2群制御カム溝CG2に対し、2群レンズ移動枠8の外周面に設けた2群用カムフォロアCF2が係合している。2群レンズ移動枠8は直進案内環10を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環11が回転すると、2群制御カム溝CG2の形状に従って、2群レンズ移動枠8すなわち第2レンズ群LG2が光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
2群レンズ移動枠8と第2繰出筒12の間には、圧縮ばねからなる群間付勢ばね27が挿入されており、2群レンズ移動枠8と第2繰出筒12は互いに離間する方向に付勢されている。
以上の構造からなるズームレンズ鏡筒70は次のように動作する。図1及び図3に示す鏡筒収納状態では、図2及び図4に示す撮影状態よりも光軸方向の光学系の長さ(第1レンズ群LG1の物体側の面から撮像素子71の撮像面までの距離)が短くなっている。この鏡筒収納状態において撮影状態への移行信号(例えば、ズームレンズ鏡筒70が搭載されるカメラに設けたメインスイッチのオン)が入力されると、ズームモータ150が鏡筒繰出方向に駆動され、カム環11が回転しながら光軸方向前方へ繰り出される。直進案内環10と第1繰出筒13は、カム環11と共に前方に直進移動する。カム環11が回転すると、その内側では、直進案内環10を介して直進案内された2群レンズ移動枠8が、2群用カムフォロアCF2と2群制御カム溝CG2の関係によって光軸方向に所定の軌跡で移動される。また、カム環11が回転すると、該カム環11の外側では、第1繰出筒13を介して直進案内された第2繰出筒12が、1群用カムフォロアCF1と1群制御カム溝CG1の関係によって光軸方向に所定の軌跡で移動される。
すなわち、鏡筒収納状態からの第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2の繰出量はそれぞれ、前者が、ハウジング22に対するカム環11の前方移動量と、該カム環11に対する第2繰出筒12のカム繰出量との合算値として決まり、後者が、ハウジング22に対するカム環11の前方移動量と、該カム環11に対する2群レンズ移動枠8のカム繰出量との合算値として決まる。ズーミングは、この第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2が互いの空気間隔を変化させながら撮影光軸Oに沿って移動することにより行われる。収納状態から鏡筒繰出を行うと、まず図4の上半断面に示すワイド端の繰出状態になり、さらにズームモータ150を鏡筒繰出方向に駆動させると、図4の下半断面に示すテレ端の繰出状態となる。テレ端とワイド端の間のズーム領域では、カム環11は前述の定位置回転を行い、光軸方向へは進退しない。収納状態への移行信号(例えば、カメラのメインスイッチのオフ)が入力されると、ズームモータ150が鏡筒収納方向に駆動され、ズームレンズ鏡筒70は以上の繰出動作とは逆の収納動作を行う。
また、第2繰出筒12の前端部には、第1レンズ群LG1の前方を開閉可能なバリヤ羽根104が設けられており、鏡筒収納状態ではバリヤ羽根104が閉じており、撮影状態への繰り出し動作に応じてバリヤ羽根104が開かれる。
第3レンズ群LG3を支持する3群レンズ枠51は、以上のズームモータ150による第1レンズ群LG1及び第2レンズ群LG2の駆動とは独立して、AFモータ160によって光軸方向に前後移動させることができる。そして、光学系がワイド端からテレ端までのズーム域にあるとき、測距手段によって得られた被写体距離情報に応じてAFモータ160を駆動することにより、第3レンズ群LG3が光軸方向に移動してフォーカシングが実行される。
図5以下を参照して、第1レンズ群LG1の保持構造の詳細を説明する。図5に示すように、第1レンズ群LG1は、前側レンズLG1-1と後側レンズLG1-2で構成されており、1群レンズ保持枠1(レンズ保持枠)と、第2繰出筒12の前端部付近に形成した1群レンズ外枠部12a(外側枠)との間に保持されている。
図9や図10に示すように、第2繰出筒12の1群レンズ外枠部12aは、光軸方向位置の異なる複数段のフランジ状部分を有しており、最も大径である前方フランジ段部12bが光軸方向の最前方に位置し、該前方フランジ段部12bの背後に、中間の径サイズの中間フランジ段部12cが位置し、光軸方向後方の最も奥まった位置に、最小径の後方フランジ段部12d設けられている。各フランジ段部12b、12c及び12dはそれぞれ、撮影光軸Oと略直交する光軸直交平面M1、M2、M3を前方に向けている。図9では、光軸直交平面M1、M2、M3を識別しやすくするためにハッチングを付している。中間フランジ段部12cと後方フランジ段部12dの間は、撮影光軸Oを中心とする筒状をなす中間筒状部12eで接続されており、この中間筒状部12eと後方フランジ段部12dの間には、中間筒状部12eの内径よりも小径の円筒内面12fが形成され、円筒内面12fを一部切り欠いて、接着用凹部12gが形成されている。図9では一箇所の接着用凹部12gが見えているが、周方向位置を異ならせて複数の接着用凹部12gが設けられている。また、後方フランジ段部12dの内縁部には光軸方向に貫通する光路開口12hが形成されている。
1群レンズ保持枠1は合成樹脂で形成され、図6及び図7に示すように、撮影光軸Oを中心とするレンズ保持筒部1aと、レンズ保持筒部1aから外径方向へ突出される環状鍔部1bと、レンズ保持筒部1aの前端部に位置し内径方向へ突出する前方抜け止め部1cとを有する。レンズ保持筒部1aの内周面は撮影光軸Oを中心とする円筒内面1dとなっており、この円筒内面1d上に、周方向位置を異ならせて複数の圧入用凸部1eが形成されている。それぞれの圧入用凸部1eは、緩やかな凸円弧状の表面形状を有しており、その光軸方向の後端部は、後方に進むにつれて徐々に円筒内面1dに接近する緩斜面1fとなっている。
環状鍔部1bには、撮影光軸Oを挟んで対称の位置に、第1突片(第1の径方向突出部)1gと第2突片(第2の径方向突出部)1hが外径方向に突出されている。第1突片1gに第1長穴1iが形成され、第2突片1hに第2長穴1jが形成されている。図12及び図14に示すように、第2長穴1jは、その長手方向が、環状鍔部1bからの第2突片1hの突出半径方向(撮影光軸Oを中心とする放射方向と略一致する)と平行である。一方、図12及び図13に示すように、第1長穴1iは、環状鍔部1bからの第1突片1gの突出半径方向(撮影光軸Oを中心とする放射方向と略一致する)に対して略直交する方向に、その長手方向を向けている。すなわち、第1長穴1iと第2長穴1jは、撮影光軸Oと直交する平面内において、互いの長手方向を直交させた関係で配置されている。また、第1長穴1iと第2長穴1jはいずれも各突片1g、1hを光軸方向に貫通している。
第2繰出筒12の1群レンズ外枠部12aには、前方フランジ段部12bを切り欠いて、1群レンズ保持枠1の2つの突片1g、1hが進入可能な2つの切り欠き部12i-N、12i-Wが形成されている。2つの切り欠き部12i-N、12i-Wは、互いの周方向幅を異ならせており、図13に示すように、周方向に幅狭の切り欠き部12i-Nに対して、第1突片1gが、その突出半径方向(撮影光軸Oを中心とする放射方向)には移動可能で、かつ該突出半径方向と直交する方向には移動が規制されて係合される。また、図14に示すように、周方向に幅広の切り欠き部12i-Wに対して、第2突片1hが、その突出半径方向(撮影光軸Oを中心とする放射方向)と、該突出半径方向と直交する方向のいずれにも所定量の移動が許容されて係合される。それぞれの切り欠き部12i-N、12i-Wに臨む中間フランジ段部12cの光軸直交平面M2上には、一対の偏心ピン支持穴12jが形成されている。一対のピン支持穴12jは、撮影光軸Oを挟んで略対称の径方向位置に設けられている。
前側レンズLG1-1は、物体側が凸面で像面側が凹面をなし、その凹面の外縁部付近に、撮影光軸Oを中心とする環状の後方当付面(光軸方向位置規制面)K1が形成されている。後側レンズLG1-2は、物体側が凸面で像面側が凹面をなし、その凸面の外縁部付近に撮影光軸Oを中心とする環状の前方当付面K2が形成され、凹面の外縁部付近に同じく環状の後方当付面K3が形成されている。後方当付面K1、前方当付面K2及び後方当付面K3はいずれも撮影光軸Oと略直交する平面である。
前側レンズLG1-1の外径は1群レンズ保持枠1の円筒内面1dの内径と略同径であり、後側レンズLG1-2の外径は1群レンズ外枠部12aの円筒内面12fの内径と略同径である。また、1群レンズ保持枠1のレンズ保持筒部1aの外径は、1群レンズ外枠部12aの中間筒状部12eの内径よりも小さい。一方、1群レンズ保持枠1の環状鍔部1bは、中間筒状部12eよりも大径である。
第1レンズ群LG1の組み付けは次のように行う。まず、前側レンズLG1-1を1群レンズ保持枠1に保持させる。1群レンズ保持枠1に対して前側レンズLG1-1は、前方抜け止め部1cとは反対の後端部側からレンズ保持筒部1aに挿入される。前述のように、レンズ保持筒部1aの円筒内面1dは前側レンズLG1-1の外径と略同径で、円筒内面1d上には圧入用凸部1eが形成されているので、この挿入動作によって、前側レンズLG1-1の外周面が圧入用凸部1eを押圧してレンズ保持筒部1aを拡径方向に押し広げる力が働き、合成樹脂製の1群レンズ保持枠1に対して前側レンズLG1-1が圧入される。前側レンズLG1-1の圧入時には、圧入用凸部1eに対して最初に緩斜面1fに接触するため、圧入用凸部1eとの間で引っ掛かりを生じずにスムーズに挿入することができる。ガラスレンズである前側レンズLG1-1は、合成樹脂製の1群レンズ保持枠1に比して硬度が高いため、この圧入動作によっては変形されない。そして、前方抜け止め部1cに当て付いたところで1群レンズ保持枠1に対する前側レンズLG1-1の挿入が完了する。前側レンズLG1-1は圧入による保持力で保持され、1群レンズ保持枠1に対する接着固定は行わない。
また、後側レンズLG1-2が第2繰出筒12の1群レンズ外枠部12aに組み付けられる。図10に示すように、後側レンズLG1-2は、後方当付面K3を光軸方向後方に向けて1群レンズ外枠部12a内に挿入され、後方当付面K3が光軸直交平面(光軸方向位置規制面)M3に当て付くことによって挿入が規制され、1群レンズ外枠部12aに対する光軸方向位置が定められる。前述のように、後側レンズLG1-2の外径サイズが円筒内面12fの内径と略等しく、後方当付面K3を光軸直交平面M3に当て付けた状態では、円筒内面12fに後側レンズLG1-2の外周面が当接し、後側レンズLG1-2の径方向位置も一定に定められる。そして、図10に示すように、接着用凹部12gと後側レンズLG1-2の外周面との間に接着剤B1を注入することによって、後側レンズLG1-2が1群レンズ外枠部12aに固定される。
続いて、後側レンズLG1-2を取り付け済みの1群レンズ外枠部12aに対して、1群レンズ保持枠1と前側レンズLG1-1の結合体を組み付ける。この組み付け時には、1群レンズ保持枠1の第1突片1g及び第2突片1hと、1群レンズ外枠部12aの2つの切り欠き部12i-N、12i-Wの回転方向位相を一致させ、各突片1g、1hを対応する切り欠き部12i-N、12i-Wに進入させる。これにより、第1長穴1iと第2長穴1jがそれぞれピン支持穴12jの前方に位置する状態となる(図11ないし図14参照)。
1群レンズ保持枠1は、環状鍔部1bを除くレンズ保持筒部1aが、1群レンズ外枠部12aの中間筒状部12e内に挿入可能な外径サイズであり、図10のように、前側レンズLG1-1の後方当付面K1を後方に向けて、レンズ保持筒部1aが中間筒状部12e内に挿入される。この挿入は、前側レンズLG1-1の後方当付面K1が後側レンズLG1-2の前方当付面K2に当て付くことによって規制される。この挿入規制状態で、図10に示すように、1群レンズ保持枠1の環状鍔部1bと中間フランジ段部12cの光軸直交平面M2の間には、光軸方向隙間P1がある。つまり、1群レンズ保持枠1は前側レンズLG1-1の光軸方向の位置決めには直接関与せず、前側レンズLG1-1の光軸方向位置は、後側レンズLG1-2を介して第2繰出筒12の光軸直交平面M3によって決定される。言い換えれば、圧入により変形される1群レンズ保持枠1ではなく、1群レンズ保持枠1とは別部材である第2繰出筒12に、前側レンズLG1-1の光軸方向位置規制面である光軸直交平面M3を設けた構造となっている。
また、図10に示すように、前側レンズLG1-1の後方当付面K1を後側レンズLG1-2の前方当付面K2に当接させた状態で、1群レンズ保持枠1のレンズ保持筒部1aと1群レンズ外枠部12aの中間筒状部12eの間には径方向隙間P2があり、この径方向隙間P2の範囲内で、前側レンズLG1-1の偏芯調整を行うことができる。
前側レンズLG1-1の調芯作業時には、バヨネットリング(弾性保持部材)3によって1群レンズ外枠部12aに対して仮保持される。図8に示すように、バヨネットリング3は、周方向に延びる環状の外径側橋絡部3aと、外径側橋絡部3aの途中に形成された4つの抜け止め爪3bと、外径側橋絡部3aから内径側に離間させて形成された4つの弾性腕部3cと、撮影光軸Oを挟んで略対称の径方向位置に形成した2つの内径側凹部3dと、各弾性腕部3cの基端部付近に形成した4つの接着剤注入穴3eとを有している。一対の内径側凹部3dは、外径側橋絡部3aと弾性腕部3cの周方向延長上に位置している。抜け止め爪3bは、外径側橋絡部3aが位置する光軸直交平面に対して、光軸方向後方へオフセットされている。また、弾性腕部3cは、一端部が外径側橋絡部3a側に接続し、他端部が自由端部となっている片持ち状の延出部であり、光軸方向に弾性変形可能で、自由状態では、外径側橋絡部3aが位置する光軸直交平面に対して、光軸方向後方へ湾曲されている。
図9及び図12に示すように、1群レンズ外枠部12aには、前方フランジ段部12bを貫通する爪導入穴12kと、該爪導入穴12kに連通し、前方フランジ段部12bの背後に形成された爪収納穴12mが、周方向位置を異ならせて4箇所形成されている。4つの爪導入穴12kは、バヨネットリング3の4つの抜け止め爪3bに対応する周方向間隔で形成されており、特定の回転方向位相で、全ての抜け止め爪3bを爪導入穴12k内に進入させることができる。抜け止め爪3bを進入させてからバヨネットリング3を回転させると、図10及び図11に示すように、それぞれの抜け止め爪3bが爪収納穴12m内に移動して、前方フランジ段部12bに対してバヨネットリング3が前方へ抜け止めされる。この抜け止め状態で、バヨネットリング3の外径側橋絡部3aは、前方フランジ段部12bの光軸直交平面M1に対向して位置される。また、弾性腕部3cは、1群レンズ保持枠1の環状鍔部1bに当接して光軸方向前方に弾性変形され、弾性変形から復元しようとする力によって、1群レンズ保持枠1に対して光軸方向後方への付勢力を与える。この付勢力によって、前側レンズLG1-1の後方当付面K1が後側レンズLG1-2の前方当付面K2に押し付けられ、1群レンズ保持枠1と前側レンズLG1-1の結合体が、1群レンズ外枠部12aに対して仮保持される。仮保持状態にある前側レンズLG1-1は、所定の力を加えることにより、撮影光軸Oと直交する平面である後方当付面K1と前方当付面K2に沿って径方向に移動させることができる。なお、図11から分かるように、バヨネットリング3を取り付けた状態で、該バヨネットリング3における外径側橋絡部3aと弾性腕部3cからなる環状部分と、1群レンズ保持枠1の2つの長穴1i、1jは、撮影光軸Oを中心として略同じ半径方向位置にある。そして、バヨネットリング3には、同じ半径方向位置にある各長穴1i、1jを露出させる開口部として内径側凹部3dが形成されているため、バヨネットリング3を取り付けた状態で長穴1i、1jにアクセスすることが可能となっている。
前側レンズLG1-1の調芯作業には、図5及び図12に示す偏心ピン(心軸部材)14を用いる。偏心ピン14は、第2繰出筒12に形成した偏心ピン支持穴(軸穴)12jに対応する直径の小径軸部(回転中心軸部)14aと、この小径軸部14aに対して中心を偏心させた大径軸部(長穴嵌合部)14bとを有し、大径軸部14bの直径は、1群レンズ保持枠1に形成した第1長穴1i及び第2長穴1jの幅と略等しい。図11に示すように、バヨネットリング3を装着した状態で、第1長穴1iと第2長穴1jがそれぞれ、バヨネットリング3の一対の内径側凹部3dを通して前方に露出されている。そして、図12のように、各長穴1i、1jと、該長穴1i、1jに連通している偏心ピン支持穴12jとに対して偏心ピン14を挿入する。挿入した偏心ピン14は小径軸部14aが偏心ピン支持穴12jに軸支され、大径軸部14bが長穴1i、1jの側面に当接する。ここで、第1長穴1iに挿入された偏心ピン14を回転させると、大径軸部14bによって第1長穴1iの側面が押され、1群レンズ保持枠1に対して図12の上下方向、すなわち各突片1g、1hの突出半径方向(第1長穴1iの長手方向と直交する方向)への移動力が作用する。第1長穴1iが形成されている第1突片1gは、切り欠き部12i-Nに対して、この突出半径方向には移動可能で、突出半径方向と直交する方向には移動(回転)が規制されているため、偏心ピン14から第1長穴1iに対して移動力が作用されると、第1突片1gの両側面が切り欠き部12i-Nの内面の案内を受けて、1群レンズ保持枠1が各突片1g、1hの突出半径方向(図12の上下方向)に移動される。一方、第2長穴1jに挿入された偏心ピン14を回転させると、大径軸部14bによって第2長穴1jの側面が押され、1群レンズ保持枠1に対して図12の左右方向(第2長穴1jの長手方向と直交する方向)への移動力が作用する。第2長穴1jが形成されている第2突片1hは、切り欠き部12i-Wに対して、各突片1g、1hの突出半径方向と、該突出半径方向と直交する方向のいずれにも所定量の移動が許容されているため、偏心ピン14から第2突片1h側の第2長穴1jに対して移動力が作用されると、1群レンズ保持枠1が、突出半径と直交する方向に移動規制された他方の第1突片1gを支点とする揺動運動を行う。よって、2つの偏心ピン14を組み合わせて回転させることにより、1群レンズ保持枠1が保持する前側レンズLG1-1を、撮影光軸Oと直交する平面内で任意に位置調整することができる。
前側レンズLG1-1の偏芯調整が終了したら、図10に示すように、接着剤B2によって、第2繰出筒12の1群レンズ外枠部12aに対して1群レンズ保持枠1を固定させる。図9及び図12に示すように、1群レンズ外枠部12aには、前方フランジ段部12bのうち爪導入穴12kに隣接する位置に、該前方フランジ段部12bの内径側の一部を切り欠いて、1群レンズ保持枠1の環状鍔部1bの外周部に対向する4箇所の接着用凹部12nが形成されている。バヨネットリング3の4つの接着剤注入穴3eは、この4つの接着用凹部12nに対応する位置に形成されており、それぞれの接着剤注入穴3eを通して、接着用凹部12n内に接着剤B2が注入される。偏心ピン14は、1群レンズ保持枠1の接着固定後に取り外す。
以上のように、本実施形態のレンズ位置調整構造では、第2繰出筒12に対して1群レンズ保持枠1をバヨネットリング3で弾性的に保持し、この1群レンズ保持枠1に形成した2つの長穴1i、1jに挿入した偏心ピン14の回転によって1群レンズ保持枠1を光軸直交平面内で移動させるため、大がかりな治具を用いることなく簡単に前側レンズLG1-1の偏芯調整を行うことが可能であり、作業性に優れている。バヨネットリング3による保持力は1群レンズ保持枠1に対して作用し、その力も大きくないため、仮保持状態での前側レンズLG1-1には過大な負担がかからない。また、バヨネットリング3の保持力によって撮影光軸Oを水平方向に向けた状態で前側レンズLG1-1を保持でき、かつ2つの長穴1i、1jに対する偏心ピン14のアクセス及び回転操作も水平状態で容易に行うことができるため、ズームレンズ鏡筒70の使用状態に近い条件での偏芯調整が可能で、調整の精度を高めることができる。
また、バヨネットリング3には、外径側橋絡部3aと弾性腕部3cの周方向の延長上に位置させて2つの内径側凹部3dが形成されており、1群レンズ保持枠1の長穴1i、1jに対するアクセスは、この2つの内径側凹部3dを通して行われるため、半径方向のスペース効率にも優れた構造となっている。
以上、図示実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態では、前側レンズLG1-1と第2繰出筒12の光軸直交平面M3の間に後側レンズLG1-2を挟んだ構成であるが、他のレンズを挟まずに、偏芯調整されるレンズを直接に外側枠(第2繰出筒12)に当接させる構造であってもよい。
また、実施形態では、バヨネットリング3の取り付け、長穴1i、1jに対する偏心ピン14の挿入など、第1レンズ群LG1の偏芯調整に関する作業は、光軸方向前方からのアクセスによって行っている。最前方の第1レンズ群LG1に対しては、このように前方からの作業で偏芯調整することが好適であるが、本発明においては、バヨネットリングの取り付けや長穴に対する操作の方向は限定されず、例えば、撮影光学系のうち後方にあるレンズ群を偏芯調整する場合には、光軸方向後方から調整作業を行うようにしてもよい。
本発明を適用したズームレンズ鏡筒の収納状態の外観斜視図である。 同ズームレンズ鏡筒の撮影状態の外観斜視図である。 同ズームレンズ鏡筒の収納状態の断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の撮影状態の断面図である。 第1レンズ群の保持部分の分解斜視図である。 1群レンズ保持枠の前方斜視図である。 1群レンズ保持枠の後方斜視図である。 1群レンズ保持用のバヨネットリングの前方斜視図である。 第2繰出筒の1群レンズ外枠部の前方斜視図である。 第1レンズ群の保持構造を示す断面図である。 バヨネットリングを取り付けた状態における第2繰出筒の正面図である。 バヨネットリングを取り外した状態における第2繰出筒の正面図である。 図12における1群レンズ保持枠の第1突辺付近を拡大した図である。 図12における1群レンズ保持枠の第2突辺付近を拡大した図である。
符号の説明
1 1群レンズ保持枠(レンズ保持枠)
1a レンズ保持筒部
1b 環状鍔部
1c 前方抜け止め部
1d 円筒内面
1e 圧入用凸部
1f 緩斜面
1g 第1突片(第1の径方向突出部)
1h 第2突片(第2の径方向突出部)
1i 第1長穴
1j 第2長穴
2 2群レンズ保持枠
3 バヨネットリング(弾性保持部材)
3a 外径側橋絡部
3b 抜け止め爪
3c 弾性腕部
3d 内径側凹部(開口部)
3e 接着剤注入穴
8 2群レンズ移動枠
10 直進案内環
11 カム環
12 第2繰出筒
12a 1群レンズ外枠部(外側枠)
12b 前方フランジ段部
12c 中間フランジ段部
12d 後方フランジ段部
12e 中間筒状部
12f 円筒内面
12g 接着用凹部
12h 光路開口
12i-N 12i-W 切り欠き部
12j 偏心ピン支持穴(軸穴)
12k 爪導入穴
12m 爪収納穴
12n 接着用凹部
13 第1繰出筒
14 偏心ピン(心軸部材)
14a 小径軸部(回転中心軸部)
14b 大径軸部(長穴嵌合部)
22 ハウジング
23 撮像素子ホルダ
25 ローパスフィルタ
27 群間付勢ばね
51 3群レンズ枠
70 ズームレンズ鏡筒
71 撮像素子
100 シャッタブロック
104 バリヤ羽根
150 ズームモータ
160 AFモータ
B1 B2 接着剤
CF1 1群用カムフォロア
CF2 2群用カムフォロア
CG1 1群制御カム溝
CG2 2群制御カム溝
K1 前側レンズの後方当付面
K2 後側レンズの前方当付面
K3 後側レンズの後方当付面
LG1 第1レンズ群
LG1-1 前側レンズ
LG1-2 後側レンズ
LG2 第2レンズ群
LG3 第3レンズ群
M1 前方フランジ段部の光軸直交平面
M2 中間フランジ段の部光軸直交平面
M3 後方フランジ段部の光軸直交平面(外側枠の光軸方向位置規制面)
O 撮影光学系の光軸
P1 光軸方向隙間
P2 径方向隙間
S シャッタ羽根

Claims (4)

  1. レンズの外周部を保持する筒状部と、該筒状部から外径方向に突出する環状の鍔部と、上記レンズの光軸に関して対称の位置関係で上記環状鍔部から外径方向に突出された2つの径方向突出部とを有するレンズ保持枠;
    上記レンズ保持枠の光軸方向位置を決める光軸方向位置規制面と、上記レンズ保持枠の上記環状鍔部を囲む環状をなす環状フランジ部とを有し、上記レンズ保持枠を光軸と直交する平面内で移動可能に支持する外側枠;
    上記外側枠の上記環状フランジ部に対向し上記レンズ保持枠の上記環状鍔部に対して光軸方向に弾性変形可能に接触する環状部と、該環状部と反対側から上記外側枠の上記環状フランジ部に係合する爪部とを有するバヨネットリングからなり、上記レンズ保持枠を上記光軸方向位置規制面への接近方向に弾性的に押し付けて上記外側枠に対する一定位置で保持させる弾性保持部材;及び
    上記レンズ保持枠の上記2つの径方向突出部の一方と他方に形成した、同一の光軸直交面内に位置し、該光軸直交平面内において互いの長手方向が略直交する2つの長穴;
    上記外側枠の上記環状フランジ部に、上記レンズ保持枠の上記2つの径方向突出部に対向させて形成した2つの軸穴;
    を備え、
    上記各軸穴に軸支される回転中心軸部と、該回転中心軸に対して偏心しており上記各長穴の幅に対応する直径で該長穴に嵌る長穴嵌合部とを有する偏心軸部材を、上記回転中心軸部を中心に回転させることによって上記弾性保持部材により保持された上記レンズ保持枠に対して上記各長穴の長手方向と直交する方向への移動力を与えて上記光軸直交平面内で位置調整させることを特徴とするレンズ位置調整構造。
  2. 請求項記載のレンズ位置調整構造において、上記レンズ保持枠の上記2つの径方向突出部は、上記外側枠に対して、上記環状鍔部からの突出半径方向に移動可能で、該突出半径方向と直交する方向には移動規制されて支持された第1の径方向突出部と、上記環状鍔部からの突出半径方向及び該突出半径方向と直交する方向のいずれにも移動可能に支持された第2の径方向突出部とからなり、
    上記第1の径方向突出部に形成される上記長穴は、該第1の径方向突出部の突出半径方向と直交する方向に長手方向を向けて形成され、上記第2の径方向突出部に形成される上記長穴は、該第2の径方向突出部の突出半径方向と平行に長手方向を向けて形成されているレンズ位置調整構造。
  3. 請求項1または2記載のレンズ位置調整構造において、上記レンズ保持枠の上記2つの長穴は、上記バヨネットリングの上記環状部と略同じ半径方向位置にあり、バヨネットリングは、該2つの長穴を露出させる開口部を有しているレンズ位置調整構造。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項記載のレンズ位置調整構造において、上記レンズ保持枠に保持される上記レンズとは別のレンズが上記外側枠の上記光軸方向位置規制面に当接し、該別のレンズと上記レンズ保持枠に保持される上記レンズとが、光軸と直交するレンズ当接面で互いに当接することにより、上記レンズ保持枠の光軸方向位置が決定されるレンズ位置調整構造。
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