JP5008580B2 - 赤外線撮像素子の製造方法および赤外線撮像素子 - Google Patents

赤外線撮像素子の製造方法および赤外線撮像素子 Download PDF

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Description

本発明は、赤外線撮像素子の製造方法およびその構造に関し、特に、非冷却赤外線撮像素子の製造方法およびその構造に関する。
近年、防犯、医療、非破壊検査、車載応用など様々な分野において赤外線撮像素子に対する需要があり、検知能力の向上が図られてきた。特に、冷却装置が不要な非冷却赤外線撮像素子は様々な手法により高感度化がなされ、性能、価格、使いやすさから普及してきている。そして、赤外線の検出感度がより高く、熱時定数がより短い非冷却赤外線撮像素子が求められている。
従来の非冷却赤外線撮像素子の製造方法では、赤外線撮像素子(画素領域と回路領域を含む)上の絶縁膜を薄膜化するために、絶縁膜の堆積前に、赤外線撮像素子上に層間膜としての犠牲層やエッチング停止層が形成される。その後、全面に絶縁膜等が堆積された後、赤外線撮像素子上の絶縁膜は、エッチングにより選択除去される。赤外線撮像素子の絶縁膜のエッチングは、エッチング停止層で止まり、これにより赤外線撮像素子の画素領域が薄膜化される(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−340684号公報
しかしながら、従来の製造方法では、赤外線撮像素子の絶縁膜をすべて選択除去することにより画素領域の薄膜化を行っていたため、画素領域の絶縁膜だけでなく、多層配線を形成する回路領域の層間絶縁膜もエッチングにより薄膜化される。このため、赤外線撮像素子の回路領域の多層配線において、多層配線間の耐圧を十分に確保することが困難であった。
また、従来の赤外線撮像素子の製造方法では、赤外線撮像素子の絶縁膜の薄膜化のためにエッチング停止膜の形成等が必要となるとともに、エッチング停止膜は赤外線撮像素子全面に形成され、製造工程が複雑であった。このため、赤外線検知部を有する中空構造部の熱容量を制御良く低減させることが困難であった。
そこで、本発明は、赤外線撮像素子において、画素領域の熱容量を低減しつつ、回路領域の多層配線において十分な耐圧を確保できる赤外線撮像素子の提供を目的とする。
本発明は、赤外線検知部が中空に保持された熱型の赤外線撮像素子の製造方法であって、回路部が形成される回路領域と、赤外線検知部を含む中空構造部と中空構造部を支持する支持脚とが形成される画素領域とを有する半導体基板を準備する工程と、
画素領域に赤外線検知部を形成する工程と、
回路領域と画素領域とを覆うように絶縁膜を形成する工程と、
回路領域の絶縁膜上に第1配線層を形成する工程と、
回路領域と画素領域とを覆うように第1層間膜を形成する工程と、
回路領域の第1層間膜を残しながら、画素領域の絶縁膜および第1層間膜を除去する除去工程と、
回路領域と画素領域とを覆うように第2層間膜を形成する工程と、
第2層間膜の上に第2配線層を形成し、第1層間膜と第2層間膜とを介して第1配線層と第2配線層とが積層された多層配線部を回路領域に形成する工程と、
半導体基板をエッチングして凹部を形成し、支持脚と、支持脚によって中空に保持された中空構造部とを形成する工程とを含むことを特徴とする赤外線撮像素子の製造方法である。
また、本発明は、回路領域と画素領域とが同一半導体基板上に設けられた熱型の赤外線撮像素子であって、画素領域は、
半導体基板と、
半導体基板に設けられた凹部と、
凹部上に支持脚で支持され、赤外線検知部を備えた中空構造部とを含み、
支持脚の厚みと中空構造部の厚みとが互いに異なることを特徴とする赤外線撮像素子である。
本発明の一の態様では、画素領域において、中空構造部の熱容量が小さくなり、より高感度な赤外線の検出が可能となるとともに、熱時定数も短くなり、高精度な赤外線の検出が可能となる。一方、回路領域において、多層配線層間の耐圧を大きくすることができる。
また、本発明の他の態様では、赤外線検知部上の絶縁膜を均一に薄膜化できる。
また、本発明の他の態様では、支持脚に形成される絶縁膜の厚さを制御することにより、中空構造部の熱容量に影響を与えることなく支持脚の熱コンダクタンスを制御できる。
実施の形態1.
図1は、全体が1000で表される、本実施の形態1にかかる赤外線固体撮像装置であり、(a)に斜視図、(b)に(a)のC部分の拡大図、(c)に(b)をB−B方向に見た場合の断面の概略図を示す。
図1(a)に示すように、赤外線固体撮像装置1000は、アレイ状に配置された複数の赤外線撮像素子を含む。赤外線撮像素子は画素領域1を含み、画素領域1の間には、選択線2と信号線3からなる回路領域が設けられている。また、周辺領域には、駆動走査回路4、信号走査回路5、出力アンプ6が設けられている。
図1(b)に示すように、選択線2と信号線3aとは同じレベル(上層)にあり、一方、信号線3bは異なったレベル(下層)にある。信号線3aと信号線3bは、スルーホール7を介して接続されている。このような多層配線構造を用いることにより、選択線2と信号線3とを交差させることができる。
図1(c)は、選択線2と信号線3が交差する部分(B−B方向)の断面図であり、半導体基板12の上に絶縁膜10が形成され、その上に信号線3bが形成されている。信号線3bは、導電性シリコンやアルミニウム、タングステン、チタン、コバルト、タンタル、プラチナ、モリブデン等の高融点金属、これら高融点金属のシリサイド等から形成される。アルミニウム等の配線材料に代えて高融点金属を用いることにより、その後に行われる層間絶縁膜の形成を温度の高い熱CVD法等で行うことができる。信号線3bの上には、更に層間絶縁膜となる絶縁膜10が形成され、その上に選択線2が形成されている。
赤外線撮像素子1の検出性能を向上させるには、絶縁膜10の膜厚を薄くするのが好ましいが、絶縁膜を薄膜化すると、図1(c)に示した層間絶縁膜の厚さh(画素領域の選択線2と信号線3の間の絶縁膜の厚さ)が薄くなり、選択線3と信号線3bとの間に耐圧が低下するという問題があった。
これに対して、赤外線固体撮像装置1000では、赤外線検知部を含む中空構造部の絶縁膜のみを選択的に薄くすることにより、層間絶縁膜の膜厚hを確保しながら中空構造部の熱容量を低くし、赤外線の検出効率を向上させている。
図2は、全体が100で表される、本実施の形態1にかかる赤外線撮像素子であり、図2(a)に上面図、図2(b)に図2(a)のIIa−IIa(図1のA−A方向に相当)の断面図である。なお、図2(a)は、赤外線撮像素子100の画素領域のみを表示している。
図2(a)に示すように、赤外線半導体素子100は、半導体基板に設けられた凹部(図示せず)の上に、支持脚14で支持された中空構造部25を有する。中空構造部25の上には、傘状の赤外線吸収部9が設けられている。なお、図2(a)では、これらの位置関係を明確にするために、赤外線吸収部9は透明となっている。
図2(b)に示すように、赤外線半導体素子100は、回路領域110と画素領域120とからなる半導体基板12を有する。半導体基板12は、例えばシリコン基板上に酸化シリコン層を介してシリコン層が形成されたSOI(Silicon On Insulator)基板であることが好ましい。また、SOI基板の埋め込み酸化膜層は、中空構造部の熱容量に含まれるため、より薄い方が、中空構造部の熱容量を小さくできる。このような半導体基板12を用いることにより、SOI層にpn接合ダイオードを形成し、赤外線検知膜とすることができる。この場合、汎用のシリコンプロセスを適用することができる。
半導体基板12の回路領域110には、例えばMOS型半導体素子からなる回路部15が設けられている。更に、半導体基板の上に、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜10が設けられ、その上に信号線等の配線層16が設けられている。配線層16は、例えば導電性シリコン、コバルト、タンタル、モリブデン、Pt、アルミニウム、Ti、TiN、W、WSi等からなる。
配線層16の上には、例えば酸化シリコンからなる層間膜17、18が設けられ、その上に選択線等の配線層11が設けられている。これにより多層配線構造となっている。更に、配線層11を覆うように、例えば酸化シリコンからなる保護膜19が形成されている。
一方、半導体基板12の画素領域120には、凹部13が設けられ、その上に支持脚14で支持された中空構造部25が設けられている。支持脚14は、絶縁膜10、層間膜17、18、配線層11および保護膜19からなる。
また、支持脚14で支持された中空構造部25は、絶縁膜10を有し、その上に、赤外線検知部8が設けられている。赤外線検知部8は、pn接合ダイオード、トランジスタ等のような、温度によってその電気特性が変化する感温素子からなる。赤外線検知部8は層間絶縁膜18で覆われ、その上に配線層11が設けられている。配線層11は、例えばpn接合ダイオードのp型領域、n型領域にそれぞれ接続されている。配線層11は、保護膜19に覆われ、その上に傘構造をした赤外線吸収部9が設けられている。赤外線吸収部9は、例えば金属、金属化合物、導電性酸化物等からなる。
赤外線半導体素子100では、入射した赤外線が赤外線吸収部9で吸収されて熱になる。この熱は中空構造部25に伝わり赤外線検知部8の温度を上昇させ、これにより赤外線検知部8の電気特性が変化する。この電気特性の変化は電気信号として、支持脚14の配線層11を介して回路部15に送られる。回路部15では、電気信号の変化から赤外線吸収部9に入射した赤外線の量を検出する。
本実施の形態1にかかる赤外線半導体素子100では、中空構造部25の厚さが、支持脚14に比較して薄くなっている。このため、中空構造部25の熱容量が小さくなり、より高感度な赤外線の検出が可能となるとともに、熱時定数も短くなり、早い動きの物体の撮像が可能になるなど高精度な赤外線の検出が可能となる。
次に、図3A〜図3Fを用いて、本実施の形態1にかかる赤外線撮像素子100の製造方法を説明する。図3A〜図3F中、図2と同一符号は、同一または相当箇所を示す。かかる製造方法は、以下の工程1〜6を含む。
工程1:図3Aに示すように、例えばSOI基板のような半導体基板12の上に、非冷却赤外線撮像素子の画素領域の赤外線検出部8と回路領域の回路部15とを形成する。赤外線検出部8と回路部15は、例えばMOS型半導体素子からなる。次に、全体を覆うように、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜10を形成する。次に、絶縁膜10の上に、配線層(例えば信号線)16を形成する。
工程2:図3Bに示すように、絶縁膜10の上に、例えば酸化シリコンからなる層間膜17を形成する。次に、層間膜17の上にレジストマスク20を形成する。レジストマスク20は、赤外線検知部8の上(中空構造部25の作製領域)に開口部を有する。
工程3:図3Cに示すように、レジストマスク20を用いて、赤外線検出部8上の絶縁膜10、層間膜17をエッチングで除去する。絶縁膜10、層間膜17のエッチングには、例えば弗化水素酸溶液を用いたウェットエッチングが用いられるが、ドライエッチングを用いても構わない。
工程4:図3Dに示すように、レジストマスク20を除去した後、赤外線検知部8を含む全面を覆うように、例えば酸化シリコンからなる層間膜18を、所望の膜厚だけ堆積する。層間膜18の膜厚を制御することにより、赤外線検知部8の上の層間膜18の膜厚を、所定の膜厚とすることができる。
工程5:図3Eに示すようにアルミニウム、Ti、TiN、W、WSi等からなる配線層(例えば選択線)11を、蒸着およびパターニング法を用いて形成する。
工程6:図3Fに示すように、例えば酸化シリコンからなる保護膜19を全面に形成後、レジストマスク(図示せず)を用いたドライエッチングで、エッチングホール21を形成する。エッチングホール21の底面には、半導体基板12の表面が露出する。次に、赤外線検知部8上の保護膜19の上に、例えばチタン、ニクロム、クロムなどの金属、窒化チタン、窒化バナジウムなどの金属化合物、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化インジウムスズなどの導電性酸化物からなる赤外線吸収部9を形成する。赤外線吸収部9は、赤外線検知部8上に開口部を有する犠牲層を形成し、その上に赤外線吸収部9を形成する赤外線吸収膜を堆積、パターニングする。その後、赤外線吸収部9の開口部(図示しない)と犠牲層を貫通してエッチングホール21に達するエッチングホールを介してXeF等を用いたドライエッチングにより半導体基板12をエッチングして凹部13を形成し、犠牲層を除去して、支持脚14および中空構造部(検出部)25を作製する。以上の工程で、図2に示す赤外線撮像素子100が完成する。
このように、本実施の形態1にかかる製造方法を用いることにより、工程3において、赤外線検知部8の上の層間膜17、絶縁膜10を選択的に除去し、他の回路領域110や支持脚14と比較して、中空構造部(検出部)25上の絶縁膜を薄くできる。この結果、赤外線検知部8を有する中空構造部25の熱容量が小さくなり、より高感度な赤外線の検出が可能となるとともに、熱時定数も短くできる。
一方、中空構造部(検出部)25以外の領域では、層間膜17の膜厚を十分に厚くできるため、多層配線部分(信号線および駆動線を含む)は、配線間で十分な耐圧を有することができる。また、支持脚14においても十分な強度が保てる。
また、赤外線検知部上の絶縁膜は、薄膜化工程で選択的にエッチングした後、再度、所望の膜厚だけ絶縁膜を堆積するため、犠牲層やエッチング停止層の追加等のプロセスを行うことなく、赤外線検知部上の絶縁膜を均一に薄膜化することができる。
実施の形態2.
図4A〜図4Fは、全体が200で表される、本実施の形態2にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図である。図中、図2と同一符号は、同一または相当箇所を示す。かかる製造方法は以下の工程1〜6を含む。
工程1:図4Aに示すように、半導体基板12上に非冷却赤外線撮像素子の画素領域の赤外線検出部8と、回路領域の回路部15を形成する。次に、赤外線検出部8の上に、例えば窒化シリコンかららなるエッチング停止膜22を形成する。エッチング停止膜22は、赤外線検知部8間の分離工程で、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化するために形成された窒化シリコン等を利用してもよい。この場合、新たな工程を追加することなくエッチング停止膜22が形成できる。次に、全体を覆うように、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜10を形成する。また、絶縁膜10の上には、配線層16が形成される。
工程2:図4Bに示すように、絶縁膜10の上に、例えば酸化シリコンからなる層間膜17を形成し、その上にレジストマスク20を形成する。レジストマスク20は、赤外線検知部8の上に開口部を有する。
工程3:図4Cに示すように、レジストマスク20を用いて、赤外線検出部8上の絶縁膜10、層間膜17をエッチングで除去する。絶縁膜10、層間膜17のエッチングには、例えば弗化水素酸溶液を用いたウェットエッチングが用いられるが、ドライエッチングを用いても構わない。
赤外線検知部8の上ではエッチング停止膜22はエッチングされず、赤外線検知部8の表面がエッチング液に晒されない。例えばドライエッチング等を用いて絶縁膜10等をエッチングした場合、ドライエッチングによるダメージが赤外線検知部8の特性(雑音、感度等)に影響を与えるが、エッチング停止膜22を形成することにより、赤外線検知部8をドライエッチングのダメージから守ることができる。
工程4〜6:図4D〜図4Fに示すように、実施の形態1の工程4〜6(図3D〜図3F)と同様の工程を行うことにより、図4Fに示す赤外線半導体素子200が完成する。
本実施の形態2にかかる製造方法では、中空構造部25の絶縁膜10、層間膜17の選択エッチング工程(図4C)において、赤外線検知部8の表面がエッチング停止膜22で覆われているためにダメージが入らず、赤外線検知部8の特性劣化を防止できる。
なお、回路領域の多層配線層では、層間膜17はエッチングされないため、多層配線間で十分な耐圧を維持できる。また、支持脚14も十分な強度を有する。
実施の形態3.
図5A〜図5Fは、全体が300で表される、本実施の形態3にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図である。図中、図2と同一符号は、同一または相当箇所を示す。かかる製造方法は以下の工程1〜6を含む。
工程1:図5Aに示すように、半導体基板12上に非冷却赤外線撮像素子の画素領域の赤外線検出部8と、回路領域の回路部15を形成する。次に、全体を覆うように、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜10を形成する。絶縁膜10の上には、配線層16を形成する。
工程2:図5Bに示すように、絶縁膜10の上に、例えば酸化シリコンからなる層間膜17を形成する。次に、層間膜17の上にレジストマスク20を形成する。レジストマスク20は、中空構造部25および支持脚14の作製領域を覆うように、開口部を有する。
工程3:図5Cに示すように、レジストマスク20を用いて、中空構造部25および支持脚14の作製領域の絶縁膜10、層間膜17をエッチングで除去する。絶縁膜10、層間膜17のエッチングには、例えば弗化水素酸溶液を用いたウェットエッチングが用いられるが、ドライエッチングを用いても構わない。
工程4:図5Dに示すように、レジストマスク20を除去した後、赤外線検知部8を含む全面を覆うように、例えば酸化シリコンからなる層間膜18を、所望の膜厚だけ堆積する。層間膜18の膜厚を制御することにより、赤外線検知部8の上の層間膜18の膜厚を、所定の膜厚とすることができる。
工程5:図5Eに示すようにアルミニウム等からなる配線層11を、蒸着およびパターニング法を用いて形成する。この場合、支持脚14の配線層11は、エッチングで開口部の層間膜18の上に形成される。
工程6:図5Fに示すように、例えば酸化シリコンからなる保護膜19を全面に形成後、レジストマスク(図示せず)を用いたドライエッチングで、半導体基板12が露出するようにエッチングホール21を形成する。次に、赤外線検知部8上の保護膜19の上に、赤外線吸収部9を形成する。その後、XeF等を用いたドライエッチングにより半導体基板12をエッチングして凹部13を形成し、支持脚14および中空構造部(検出部)25を作製する。以上の工程で、図5Fに示す赤外線撮像素子300が完成する。
本実施の形態3にかかる赤外線撮像素子300では、上述の赤外線撮像素子100に比較して、支持脚14の厚さが薄くなっている。これにより、中空構造部25から支持脚14を経由して外部に逃げる熱の熱コンダクタンスを低減して、赤外線検出性能を向上させることが可能となる。
実施の形態4.
図6A〜図6Fは、全体が400で表される、本実施の形態4にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図である。図中、図2と同一符号は、同一または相当箇所を示す。かかる製造方法は以下の工程1〜6を含む。
工程1:図6Aに示すように、半導体基板12上に非冷却赤外線撮像素子の画素領域の赤外線検出部8と、回路領域の回路部15を形成する。次に、赤外線検出部8の上に、例えば窒化シリコンかららなるエッチング停止膜22を形成する。更に、全体を覆うように、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜10を形成する。また、絶縁膜10の上には、配線層16が形成される。
工程2:図6Bに示すように、絶縁膜10の上に、例えば酸化シリコンからなる層間膜17を形成し、その上にレジストマスク20を形成する。レジストマスク20は、中空構造部25および支持脚14の作製領域を覆うように、開口部を有する。
工程3:図6Cに示すように、レジストマスク20を用いて、中空構造部25および支持脚14の作製領域の絶縁膜10、層間膜17をエッチングで除去する。絶縁膜10、層間膜17のエッチングには、例えば弗化水素酸溶液を用いたウェットエッチングが用いられるが、ドライエッチングを用いても構わない。赤外線検知部8の上ではエッチング停止膜22でエッチングが停止する。
工程4〜6:図6D〜図6Fに示すように、実施の形態3の工程4〜6(図5D〜図5F)と同様の工程を行うことにより、図6Fに示す赤外線半導体素子400が完成する。
本実施の形態4にかかる製造方法では、中空構造部25の絶縁膜10、層間膜17の選択エッチング工程(図6C)において、赤外線検知部8の表面がエッチング停止膜22で覆われているためにダメージが入らず、赤外線検知部8の特性劣化を防止できる。
また、支持脚14の厚さが薄くなり、中空構造部25から支持脚14を経由して外部に逃げる熱を低減して、赤外線の検出性能が向上する。
実施の形態5.
図7A〜図7Gは、全体が500で表される、本実施の形態5にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図である。図中、図2と同一符号は、同一または相当箇所を示す。かかる製造方法は以下の工程1〜7を含む。
工程1:図7Aに示すように、半導体基板12の上に、非冷却赤外線撮像素子の画素領域の赤外線検出部8と回路領域の回路部15とを形成する。次に、全体を覆うように、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜10を形成する。次に、絶縁膜10の上に、配線層(例えば信号線)16を形成する。
工程2:図7Bに示すように、絶縁膜10の上に、例えば酸化シリコンからなる層間膜17を形成する。次に、層間膜17の上にレジストマスク20を形成する。レジストマスク20は、支持脚14の作製領域上に開口部を有するが、赤外線検知部8の上(中空構造部25の作製領域)は、開口せずレジストマスク20で覆われている。
工程3:図7Cに示すように、レジストマスク20を用いて、支持脚14の作製領域上の絶縁膜10、層間膜17を選択的にエッチングで除去する。絶縁膜10、層間膜17のエッチングには、例えば弗化水素酸溶液を用いたウェットエッチングが用いられるが、ドライエッチングを用いても構わない。
工程4:図7Dに示すように、レジストマスク20を除去した後、全面を覆うように、例えば酸化シリコンからなる層間膜18を、所望の膜厚だけ堆積する。
工程5:図7Eに示すように、例えばレジストマスク(図示せず)で中空構造部25の形成領域以外を覆い、中空構造部25形成領域上の絶縁膜10、層間膜17、18を選択的に除去する。エッチングには、例えば弗化水素酸溶液を用いたウェットエッチングが用いられるが、ドライエッチングを用いても構わない。
工程6:図7Fに示すように、全面を覆うように、例えば酸化シリコンからなる層間膜23を所望の膜厚だけ堆積する。次に、アルミニウム等からなる配線11を形成する。この場合、支持脚14の配線層11は、エッチングで開口部の層間膜23の上に形成される。
工程7:図7Gに示すように、例えば酸化シリコンからなる保護膜19を全面に形成後、レジストマスク(図示せず)を用いたドライエッチングで、エッチングホール21を形成する。次に、赤外線検知部8上の保護膜19の上に、赤外線吸収部9を形成する。その後、XeF等を用いたドライエッチングにより半導体基板12をエッチングして凹部13を形成し、支持脚14および中空構造部(検出部)25を作製する。以上の工程で、図7Gに示す赤外線撮像素子500が完成する。
このように、本実施の形態5にかかる製造方法では、中空構造部25の熱容量の低減や、支持脚14の熱コンダクタンスの低減が可能となる。
特に、本実施の形態5にかかる製造方法では、支持脚14と中空構造部25とは別々の工程で作製するため、中空構造部25には形成されず支持脚14に形成される層間膜18の厚さを制御することにより、中空構造部25の熱容量に影響を与えることなく支持脚14の熱コンダクタンスを制御することができる。
実施の形態6.
図8A〜図8Gは、全体が600で表される、本実施の形態6にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図である。図中、図2と同一符号は、同一または相当箇所を示す。かかる製造方法は以下の工程1〜7を含む。
工程1:図8Aに示すように、半導体基板12上に非冷却赤外線撮像素子の画素領域の赤外線検出部8と、回路領域の回路部15を形成する。次に、赤外線検出部8の上に、例えば窒化シリコンかららなるエッチング停止膜22を形成する。更に、全体を覆うように、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜10を形成する。また、絶縁膜10の上には、配線層16が形成される。
工程2〜4:図8B〜図8Dに示すように、実施の形態5の工程2〜4(図7B〜図7D)と同様の工程を行う。
工程5:図8Eに示すように、例えばレジストマスク(図示せず)で中空構造部25の形成領域以外を覆い、中空構造部25形成領域上の絶縁膜10、層間膜17、18を選択的に除去する。エッチングには、例えば弗化水素酸溶液を用いたウェットエッチングが用いられるが、ドライエッチングを用いても構わない。
エッチング工程では、赤外線検知部8の上ではエッチング停止膜22でエッチングが停止する。これにより、赤外線検知部8にはエッチングのダメージが入らない。
工程6〜7:図8F〜図8Gに示すように、実施の形態5の工程6、7(図7F、図7G)と同様の工程を行うことにより、図8Gに示すような赤外線撮像素子600が完成する。
このように、本実施の形態5にかかる製造方法では、中空構造部25の熱容量の低減や、支持脚14の熱コンダクタンスの低減が可能となるとともに、中空構造部25の熱容量に影響を与えることなく支持脚14の熱コンダクタンスを制御することができる。
更に、赤外線検知部8の表面がエッチング停止膜22で覆われているためにダメージが入らず、赤外線検知部8の特性劣化を防止できる。
本実施の形態1〜6では、赤外線検知部8が1つの場合(実施の形態1、3、5)および2つの場合(実施の形態2、4、6)について説明したが、特に、赤外線検知部8の数(素子数)はいくつでも構わない。
また、実施の形態5、6では、支持脚14の形成領域の層間膜等のエッチング工程(工程3)を行った後に、中空構造部25の形成領域の層間膜等のエッチング工程(工程5)を行ったが、これらの工程は逆に行っても構わない。
本発明の実施の形態1にかかる赤外線固体撮像装置を示す。 本発明の実施の形態1にかかる赤外線撮像素子を示す。 本発明の実施の形態1にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態1にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態1にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態1にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態1にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態1にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態2にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態2にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態2にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態2にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態2にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態2にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態3にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態3にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態3にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態3にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態3にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態3にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態4にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態4にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態4にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態4にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態4にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態4にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態5にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態5にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態5にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態5にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態5にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態5にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態5にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態6にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態6にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態6にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態6にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態6にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態6にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。 本発明の実施の形態6にかかる赤外線撮像素子の製造工程の断面図を示す。
符号の説明
1 画素領域、2 選択線、3 信号線、4 駆動走査回路、5 信号走査回路、6 出力アンプ、7 スルーホール、8 赤外線検知部、9 赤外線吸収部、10 絶縁膜、11 配線層、12 半導体基板、13 凹部、14 支持脚、15 回路部、16 配線層、17、18 層間膜、19 保護膜、20 レジストマスク、21 エッチングホール、22 エッチング停止膜、23 層間膜、100 赤外線撮像素子、1000 赤外線固体撮像装置。

Claims (12)

  1. 赤外線検知部が中空に保持された熱型の赤外線撮像素子の製造方法であって、
    回路部が形成される回路領域と、該赤外線検知部を含む中空構造部と該中空構造部を支持する支持脚とが形成される画素領域とを有する半導体基板を準備する工程と、
    該画素領域に該赤外線検知部を形成する工程と、
    該回路領域と該画素領域とを覆うように絶縁膜を形成する工程と、
    該回路領域の該絶縁膜上に第1配線層を形成する工程と、
    該回路領域と該画素領域とを覆うように第1層間膜を形成する工程と、
    該回路領域の該第1層間膜を残しながら、該画素領域の該絶縁膜および該第1層間膜を除去する除去工程と、
    該回路領域と該画素領域とを覆うように第2層間膜を形成する工程と、
    該第2層間膜の上に第2配線層を形成し、該第1層間膜と該第2層間膜とを介して該第1配線層と該第2配線層とが積層された多層配線部を該回路領域に形成する工程と、
    該半導体基板をエッチングして凹部を形成し、該支持脚と、該支持脚によって中空に保持された該中空構造部とを形成する工程とを含むことを特徴とする赤外線撮像素子の製造方法。
  2. 上記除去工程が、上記中空構造部が形成される画素領域の上の上記絶縁膜および上記第1層間膜を選択的に除去する工程であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 上記除去工程が、上記中空構造部が形成される画素領域の上と、上記支持脚が形成される画素領域の上の、上記絶縁膜および上記第1層間膜を選択的に除去する工程であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  4. 上記除去工程が、
    上記中空構造部が形成される上記画素領域の上の上記第1層間膜を残しつつ、上記支持脚が形成される該画素領域の上の該第1層間膜および上記絶縁膜を選択的に除去する工程と、
    上記回路領域と該画素領域とを覆うように第3層間膜を形成する工程と、
    該支持脚が形成される該画素領域の上の該第3層間膜を残しつつ、該中空構造部が形成される該画素領域の上の該第3層間膜、該第1層間膜、および該絶縁膜を選択的に除去する工程とを含むことを特徴と請求項1に記載の製造方法。
  5. 上記除去工程が、
    上記支持脚が形成される上記画素領域の上の上記第1層間膜を残しつつ、上記中空構造部が形成される該画素領域の上の該第1層間膜および上記絶縁膜を選択的に除去する工程と、
    上記回路領域と該画素領域とを覆うように第3層間膜を形成する工程と、
    上記中空構造部が形成される該画素領域の上の上記第3層間膜を残しつつ、該支持脚が形成される該画素領域の上の該第3層間膜、該第1層間膜、および該絶縁膜を選択的に除去する工程とを含むことを特徴と請求項1に記載の製造方法。
  6. 上記除去工程が、上記赤外線検知部を覆うように設けたエッチング停止膜をエッチングストッパ層に用いて上記絶縁膜を除去する除去工程であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 上記回路領域と上記画素領域とを覆うように保護膜を形成する工程と、上記赤外線検知膜の上の該保護膜上に赤外線吸収部を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
  8. 回路領域と画素領域とが同一半導体基板上に設けられた熱型の赤外線撮像素子であって、該画素領域は、
    該半導体基板と、
    該半導体基板に設けられた凹部と、
    該凹部上に支持脚で支持され、赤外線検知部を備えた中空構造部とを含み、
    該支持脚の厚みと該中空構造部の厚みとが互いに異なり、
    該回路領域は、第1配線層と、該第1配線層上に設けられた層間膜と、該層間膜上に設けられた第2配線層とを含む多層配線部を含み、
    該第2配線層と該赤外線検出部とが、該支持脚および該中空構造部に設けられた配線層で接続され、
    該中空構造部の配線層が、該第2配線層より、該半導体基板側に配置されたことを特徴とする赤外線撮像素子。
  9. 上記支持脚の厚みが、上記中空構造部の厚みより厚いことを特徴とする請求項8に記載赤外線撮像素子。
  10. 上記中空構造部の厚みが、上記支持脚の厚みより厚いことを特徴とする請求項8に記載の赤外線撮像素子。
  11. 上記中空構造部の上に、赤外線吸収部が設けられたことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の赤外線撮像素子。
  12. 請求項8〜11のいずれかに記載の赤外線撮像素子がアレイ状に配置されたことを特徴とする赤外線固体撮像装置。
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