JP5007920B2 - 核酸抽出方法、がん細胞検出方法および磁気ビーズ - Google Patents
核酸抽出方法、がん細胞検出方法および磁気ビーズ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5007920B2 JP5007920B2 JP2006133292A JP2006133292A JP5007920B2 JP 5007920 B2 JP5007920 B2 JP 5007920B2 JP 2006133292 A JP2006133292 A JP 2006133292A JP 2006133292 A JP2006133292 A JP 2006133292A JP 5007920 B2 JP5007920 B2 JP 5007920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- magnetic beads
- magnetic
- nucleic acid
- cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
本発明の核酸抽出方法は、細胞を含む検体に磁気ビーズを加え、前記磁気ビーズに前記細胞を捕捉させ、磁力を用いて前記磁気ビーズに捕捉された前記細胞を前記検体から分離するとともに、前記磁気ビーズにより前記細胞の核酸を抽出することを主な特徴とする。また、本発明の磁気ビーズは、磁性金属を主成分とする金属粒子核が、互いに異なる2種以上の無機材料で多層に被覆されている磁気ビーズであり、前記磁気ビーズ表面に所望の細胞と親和性をもつプローブを持つことを主な特徴とする。以下、本発明について具体的に説明する。
細胞を含む検体に磁気ビーズを加え、ボルテックスなどを用いて攪拌し、磁気ビーズを分散させ細胞を補足させる。磁力、すなわち磁気勾配を利用し、磁気ビーズを回収し、保持する。磁力を発生する手段は特に限定するものではないが、例えば磁石を容器側面もしくは底面に設置し、磁気ビーズを容器壁面に回収し、保持する。磁石に保持されていない不純物を除去し、細胞を回収する。なお、磁力で磁気ビーズを回収する際、検体の粘度が高い場合など回収に時間を要する場合は、攪拌し磁気ビーズの泳動を補助してもよい。
上記のように磁気ビーズに捕捉された細胞に対してさらに核酸抽出を行なう。細胞回収工程によって回収した細胞を、タンパク分解酵素やカオトロピック物質を含む溶液などを用いる生化学・化学的な方法、または、凍結破壊、浸透圧、ずり応力、超音波などを利用する物理的な方法で溶解、破壊させ、得られた核酸を細胞回収に用いた前記磁気ビーズに吸着させる。すなわち、同じ磁気ビーズに細胞捕捉機能と核酸吸着機能を持たせる。なお、好ましい作業方法は、より多くの核酸を吸着させる為、磁気ビーズを新たに追加するものとする。磁石などを容器側面もしくは底面に設置し、磁力、すなわち磁気勾配を利用し、磁気ビーズを容器壁面に回収して保持する。なお、磁石に磁気ビーズを回収する際、攪拌して磁気ビーズの泳動を補助してもよい。磁石に保持されていない不純物を除去し、核酸を洗浄する溶液(核酸洗浄液)で洗浄する。核酸の洗浄において、エタノールや、イソプロピルアルコールなどアルコール類を添加することにより核酸回収量が増加するため、核酸洗浄液は、アルコール類を含む溶液であることが好ましい。その後、磁気ビーズから滅菌水などの核酸を脱離させる溶液を加え、核酸を脱離させ核酸を抽出する。図1に上記の細胞を含む検体からの核酸抽出方法の概略を示すフローチャートを示す。
本発明に係る磁気ビーズは、細胞の回収、核酸の抽出に使用できる。本発明の磁気ビーズの組成は特に限定するものでなく、細胞に親和性を持った磁気ビーズを用いることが出来る。検査目的の細胞を特異的に回収するには、所望の細胞の細胞表面抗原に対する抗体、細胞に親和性のあるアダプター、リガウンドなどプローブが表面に修飾されている磁気ビーズであることが好ましい。また、核酸を抽出する為に、磁気ビーズの最外殻は核酸と吸着するケイ素酸化物を主成分とする被膜層であることが好ましい。なお、本発明の磁気ビーズは細胞回収だけに用いることができるのも言うまでもない。
細胞回収用の磁気ビーズ表面は、所望の細胞を特異的に補足する担体の特性を持たせるために、所望の細胞と親和性を有するプローブ、例えば、アダプター、リガウンド、抗体などが固定化されていることが好ましい。また、抗原抗体反応により特異的に所望の細胞を捕捉するために、所望の細胞の細胞表面抗原に対する特異的抗体が固定化されていることがより好ましい。例えば、ヒト上皮細胞及び上皮がん細胞に発現している抗原に対する特異的抗体Ber−EP4を結合することによりヒト上皮細胞および上皮がん細胞を回収するのに好適に用いることができる。また、前記Ber−EP4抗体が固定された磁気ビーズを用いて糞便中の上皮細胞および上皮がん細胞を特異的に捕捉して回収することにより、糞便中の潜血に含まれる白血球由来の核酸などを含まない純度のよい上皮細胞および上皮がん細胞由来の核酸を抽出することができる。このように得られた核酸を用いることにより感度よくがん細胞の検出をすることができる。すなわち、本発明の方法はがん細胞検出に用いることができる。
金属核はFe、Co、Niの少なくとも1種以上の遷移金属磁性元素から成ることが望ましい。Fe、Co、Niいずれかの単体またはその合金、例えばFe−Co系、Fe−Ni系、さらには他の遷移金属元素であるCr、Ti、Nb、Si、Zrなどの遷移金属元素との2元、3元または4元系等の各種合金で構成されていても良い。
被覆も含めた磁気ビーズの粒子径は細胞を吸着するのに充分な比表面積を得るには、4μm以下であることが好ましい。また、粒径が4μm以下では、特に細胞を生きたまま回収する確率が格段に向上する。さらに、細胞を回収後、回収した細胞数を数えるなど観察を行う場合、磁気ビーズの粒子径が大きいと細胞と磁気ビーズを区別することが困難であり、この観点からも磁気ビーズの粒子径が小さいことは好ましい。より好ましくは一般的な細胞の大きさより小さい平均粒子径3μm以下である。本発明に係る磁気ビーズの核は、磁性金属を主成分とする金属であることから飽和磁化が高いため、磁気分離能を維持しつつ、平均粒径を小さくすることができる。
金属粒子の被覆層は2種以上の無機材料にて多層に被覆されていることが好ましい。金属粒子核に接する無機材料(もしくは無機質材料)は一部分または全体を被覆し、Al、B、Ce、Co、Cr、Ga、Hf、In、Mn、Nb、Ti、V、Zr、Sc、Si、Y、Taから選ばれた一種以上の金属元素(M元素)の酸化物、炭化物、ほう化物、もしくは窒化物、炭素または窒化ほう素を主体として構成されることが好ましい。チタン酸化物は耐食性に優れ、化学的に安定であり好ましい。これら無機材料は金属核全体を一様に覆うことが好ましいが、金属核が大気中に暴露された場合の酸化を防ぐ目的を達成するのであれば、一部分が被覆された状態であっても良い。
細胞を回収し、且つ核酸抽出に用いる場合は、金属核を被覆する最外殻は、核酸抽出担体としての特性を持たせるためにケイ素酸化物を主体とする被覆層であることが好ましい。なお、最外殻の被膜層は、金属アルコキシドの加水分解法およびアルコキシド誘導物質を作製することにより形成できる。例えばケイ素アルコキシドの加水分解反応で得られる。ケイ素アルコキシドの具体例としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。ケイ素酸化物は、例えば従来からのテトラエトキシシランの加水分解反応で得られ、シリカを析出させるテトラエトキシシランの加水分解反応を制御することで、再現性をもって製造することができる。
(実施例1)
平均粒径30nmの酸化鉄粉末と平均粒径2μmのチタンとを等量混合し、窒素ガス雰囲気において1000℃で2時間熱処理を施し、この生成物の非磁性不要成分を磁気分離し、除去することで、粒子表面がチタン酸合物で被覆された平均粒径が2.7μmの鉄微粒子を得た。得られた微粒子5gをエタノール溶媒100ml中に分散し、これにテトラエトキシシランを添加した。この溶媒を攪拌しながら純水とアンモニア水と塩化カリウムの混合溶液を添加した。純水とアンモニア水と塩化カリウムはそれぞれ22gと4gと0.03g使用した。その後、ボールミルにおいて攪拌した。この生成物の非磁性不要成分を磁気分離し、除去することで、粒子表面がケイ素酸化物で被覆された平均粒径が3μmの鉄微粒子を得た。また、前記鉄微粒子の室温での磁気特性をVSM(試料振動型磁力計)により測定したところ、飽和磁化は105Am2/kgであった。印加磁界は1.6MA/mとした。このようにして得られた、鉄を主成分とする金属粒子核がチタン酸化物およびケイ素酸化物の2種の無機材料で被覆された磁気ビーズを用いて、以下の細胞回収、核酸抽出を行なった。
実施例1と同様の方法でストレプトアビジンコート磁気ビーズを作製し、ビオチン化されたVU−ID9抗体(biomeda社製Epithelial Specific Antigen−Biotin Labeled,Affinity Pure)16μLと上記ストレプトアビジンコート磁気ビーズ4mgをリン酸バッファー(PBS)160μLに懸濁させた懸濁溶液を混和し、室温で30分攪拌し、非磁性成分を磁気分離で除去しVU―ID9抗体固定化磁気ビーズを得た。
実施例1と同様の方法で、抗ヒトCD44抗体固定化磁気ビーズを作製した。2mLマイクロチューブに、検体として1mLのPBSに培養したヒト子宮頸部がん細胞HeLa細胞を100万細胞懸濁させた細胞懸濁液を入れ、4mgの抗ヒトCD44抗体固定化磁気ビーズを加え、30分室温で攪拌した。マイクロチューブを磁気スタンドに立て20秒間放置し、磁石と接する壁面に磁気ビーズを回収し、保持させ、非磁性成分(磁気ビーズと結合していない成分)を除去した。更に、マイクロチューブを磁気スタンドより外し、500μLのPBSを加え攪拌し、マイクロチューブを磁気スタンドに立て20秒間放置し、磁石と接する壁面に磁気ビーズを回収・保持させ、非磁性成分を除去、洗浄した。この洗浄工程を計4回行ない細胞回収を行なった。細胞数は前記視算法を用い定量化した。また、磁気ビーズによって回収された細胞を位相差顕微鏡で観察した結果を図2に示す。HeLa細胞の表面抗原に対する抗体が固定化されている磁気ビーズを用いて細胞を回収した結果、図2のように細胞が回収されている様子が観察できた。さらに、回収した細胞からキアゲン社製QIAamp DNA Blood Mini Kit を使用し、核酸を抽出し、上記OD法により核酸抽出量を定量化した。
表1に示す表面状態を有する磁気ビーズを作製し、実施例3と同様の方法で細胞回収を行なった。細胞数は前記視算法を用い定量化した。さらに、実施例3と同様の方法で回収した核酸を抽出し、上記OD法により核酸抽出量を定量化することにより比較した。その結果を表1に示す。なお、IgG1抗体はHeLa細胞の表面抗原に対し陰性抗体である。また、比較例1について、磁気ビーズによって回収された細胞を位相差顕微鏡で観察した結果を図2に示す。HeLa細胞と親和性をもつプローブを持たない比較例1のビーズを用いた場合は、前記細胞はほとんど観察することができない。
原料粉末の混合条件を変えた以外は実施例2と同様の方法で平均粒径1.2μm、5.6μmのVU―ID9抗体固定化磁気ビーズを得た。平均粒径1.2μmのVU―ID9抗体固定化磁気ビーズを実施例4、平均粒径5.6μmのVU―ID9抗体固定化磁気ビーズを実施例5とし、実施例3と同様の方法で細胞回収を行なった。細胞数は前記視算法を用い定量化し、検体に懸濁させた細胞数に対する回収した細胞数の割合(百分率)を細胞回収率として求めた。また、回収した細胞を100μLのリン酸バッファ(PBS)に分散させ、さらにトリパンブルー100μLを加え染色した細胞懸濁液を、血球計算板とカバーガラスの隙間に入れた。血球計算板を位相差顕微鏡に載せ、8区画の染色されていない生細胞数と染色された死細胞数を数え、1区画辺りの生細胞と死細胞数の平均値を求め、生細胞数と死細胞数の和に対する生細胞数の割合(百分率)を生細胞率として求めた。その結果を、実施例2の磁気ビーズを用いた場合の結果とともに表2に示す。
ポリマーに酸化鉄粒子を包含させた飽和磁化20Am2/kg、平均粒径1.0μmのストレプトアビジンコート磁気ビーズ(Dynabeads MyOne Streptavidin、ダイナル社製)および飽和磁化20Am2/kg、平均粒径2.8μmストレプトアビジンコート磁気ビーズ(Dynabeads M−280 Streptavidin、ダイナル社製)に実施例2と同様の方法でVU―ID9抗体固定を固定しVU―ID9抗体化磁気ビーズを得た。粒径1.0μmのVU―ID9抗体化磁気ビーズを比較例4、粒径2.8μmのVU―ID9抗体化磁気ビーズを比較例5とし、以下の細胞回収を行なった。
平均粒径30nmの酸化鉄粉末と平均粒径20μmの炭素粉とを等量混合し、窒素ガス雰囲気において1000℃で2時間熱処理を施し非磁性不要成分を分離・除去することでことで、粒子表面が炭素で被覆された平均粒子径が1μmの鉄微粒子を得た。得られた微粒子5gをエタノール溶媒100ml中に分散し、これにテトラエトキシシランを添加した。この溶媒を攪拌しながら純水とアンモニア水と塩化カリウムの混合溶液を添加した。純水とアンモニア水と塩化カリウムはそれぞれ22gと4gと0.03g使用した。その後、ボールミルにおいて攪拌した。この生成物の非磁性不要成分を磁気分離し、除去することで、粒子表面がケイ素酸化物で被覆された平均粒径が7μmの鉄微粒子を得た。また、上記鉄微粒子び磁気特性をVSMにより測定したところ、飽和磁化は65Am2/kgであった。このようにして得られた、鉄を主成分とする金属粒子核が炭素およびケイ素酸化物の2種の無機材料で被覆された磁気ビーズを用いて、実施例3と同様の方法で細胞回収を行い、実施例4と同様の方法で求めた細胞回収率は42%であった、つまり、本発明の細胞回収用の磁気ビーズが所望の細胞を回収するための磁気ビーズとして有用であることが示された。
Claims (8)
- 細胞を含む検体に、磁性金属を主成分とする金属粒子核が、互いに異なる2種以上の無機材料で多層に被覆されている磁気ビーズであって、前記細胞と親和性をもつプローブとして前記細胞の表面抗原に対する抗体が固定化されている、飽和磁化の値が95Am 2 /kg以上である磁気ビーズを加え、
前記磁気ビーズに前記細胞を捕捉させ、磁力を用いて前記磁気ビーズに捕捉された前記細胞を前記検体から分離するとともに、前記磁気ビーズにより前記細胞の核酸を抽出することを特徴とする核酸抽出方法。 - 前記磁気ビーズは、ケイ素酸化物で被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の核酸抽出方法。
- 前記細胞を前記検体から分離した後、磁気ビーズを追加して前記細胞の核酸を抽出することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の核酸抽出方法。
- 前記検体は生体組織または糞便であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の核酸抽出方法。
- 前記請求項1〜4のいずれかに記載の核酸抽出方法を用いることを特徴とするがん細胞検出方法。
- 磁性金属を主成分とする金属粒子核が、互いに異なる2種以上の無機材料で多層に被覆されている磁気ビーズであり、前記磁気ビーズ表面に所望の細胞と親和性をもつプローブとして前記細胞の表面抗原に対する抗体を有するとともに、飽和磁化の値が95Am 2 /kg以上であることを特徴とする細胞回収用の磁気ビーズ。
- 金属粒子核に接して一部または全体を被覆する無機材料の外側の無機材料は、ケイ素酸化物を主体とする被覆層であることを特徴とする請求項6に記載の細胞回収用の磁気ビーズ。
- 平均粒径が4μm以下であることを特徴とする請求項6または7に記載の細胞回収用の磁気ビーズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006133292A JP5007920B2 (ja) | 2005-08-31 | 2006-05-12 | 核酸抽出方法、がん細胞検出方法および磁気ビーズ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005250446 | 2005-08-31 | ||
JP2005250446 | 2005-08-31 | ||
JP2006133292A JP5007920B2 (ja) | 2005-08-31 | 2006-05-12 | 核酸抽出方法、がん細胞検出方法および磁気ビーズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007089563A JP2007089563A (ja) | 2007-04-12 |
JP5007920B2 true JP5007920B2 (ja) | 2012-08-22 |
Family
ID=37975933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006133292A Expired - Fee Related JP5007920B2 (ja) | 2005-08-31 | 2006-05-12 | 核酸抽出方法、がん細胞検出方法および磁気ビーズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5007920B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101646610B1 (ko) | 2015-05-28 | 2016-08-09 | (주)바이오니아 | 생체 물질 정제용 고활성 실리카 자성나노입자 및 이의 제조 방법 |
EP3597732A4 (en) * | 2017-03-16 | 2020-03-18 | FUJIFILM Corporation | METHOD FOR SEPARATING MEGAKARYOCYTES FROM BLOOD PLATES AND BLOOD PLATE SEPARATION KIT |
JP7477869B2 (ja) | 2020-07-28 | 2024-05-02 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 電気細菌回収用の複合粒子、電気細菌回収用の複合粒子の製造方法、及び、電気細菌の回収方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2736680B2 (ja) * | 1989-05-30 | 1998-04-02 | 戸田工業株式会社 | 黒色顔料粒子粉末 |
JP3551204B2 (ja) * | 1994-07-22 | 2004-08-04 | 戸田工業株式会社 | 黒色磁性酸化鉄粒子粉末 |
US7179660B1 (en) * | 2000-03-06 | 2007-02-20 | Dade Behring Marburg Gmbh | Carriers coated with polysaccharides, their preparation and use |
US7183002B2 (en) * | 2000-03-24 | 2007-02-27 | Qiagen, Gmbh | Porous ferro- or ferrimagnetic glass particles for isolating molecules |
JP4267272B2 (ja) * | 2002-08-07 | 2009-05-27 | 東洋紡績株式会社 | 生体物質の単離方法 |
JP2005166967A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Hitachi Maxell Ltd | 複合磁性粒子 |
-
2006
- 2006-05-12 JP JP2006133292A patent/JP5007920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007089563A (ja) | 2007-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9739768B2 (en) | Methods and reagents for improved selection of biological materials | |
JP4048022B2 (ja) | 自動化可能なユニバーサル試料調製方法 | |
JP2965131B2 (ja) | 核酸結合用磁性担体およびそれを用いる核酸単離方法 | |
DE19520398B4 (de) | Magnetisches Pigment | |
US20180010169A1 (en) | Methods and reagents for selection of biological molecules | |
ES2699589T3 (es) | Método de separación celular por MultiSort | |
US5646263A (en) | High efficiency method for isolating target substances using a multisample separation device | |
JPH11509742A (ja) | シリカ磁気粒子を使用する生物学的目標物質の分離法 | |
US10927366B2 (en) | System and method for sequestering substances in bulk liquids | |
JP2003104996A (ja) | 核酸結合用磁性担体およびその製造方法 | |
JP5007920B2 (ja) | 核酸抽出方法、がん細胞検出方法および磁気ビーズ | |
JP2000256388A (ja) | 核酸結合用磁性シリカ粒子および核酸単離方法 | |
JP4214255B2 (ja) | 粒子担体を使用する改良された核酸の抽出方法 | |
JP4220164B2 (ja) | 核酸の精製方法および当該方法に用いる核酸抽出用溶液ならびに核酸精製用試薬キット | |
JP2007252240A (ja) | 細胞回収用磁気ビーズ | |
JPH11262387A (ja) | 核酸結合性磁性担体およびそれを用いた核酸単離方法 | |
CN117046441B (zh) | 磁性氧化石墨烯粒子、制备方法及其应用 | |
JP2009033995A (ja) | 高磁化磁気ビーズを用いる血液試料からの核酸抽出方法 | |
RU2653130C1 (ru) | Магнитный сорбент, способ его получения и способ выделения молекул нуклеиновых кислот | |
Barutiak et al. | Comparison of magnetic properties of magnetic beads for magnetic separation |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120405 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120507 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120520 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |