JP5005101B1 - 照明器具及び懐中電灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非常時の使用を考慮して予め用意しておく簡易な構成の照明装置を提供する。
【解決手段】 本発明の照明器具は、照明光を射出する照明部と、照明電源を供給する電池と、電池を収容している電池収容部と、天井に設けられている引掛シーリングボディと係合し得る引掛シーリングキャップと同様な形状を有するが通電機能を備えない、照明部と電池収容部とを有する部分を天井に引掛けるための引掛け部材とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は照明器具及び懐中電灯に関し、例えば、非常時用品として準備しておくものとして好適なものである。
従来、天井面に取り付けられる照明器具として、二次電池を搭載し、通常時には照明ONで一般電源等からの電力で照明を実行しながら二次電池を充電し、一般電源の停電等の非常時には充電した二次電池の電力で光源を点灯させる照明器具がある(特許文献1参照)。
特開2008−262714号公報
停電等の非常時を考慮した従来の照明器具は、通常時の照明器具を非常時にも適用し得るようにしたものである。そのため、このような照明器具を利用している者は、非常時でも照明の恩恵に蒙ることができるが、このような照明器具を備えない者は、非常時に、懐中電灯やろうそくなどによる不安定な明かりや光量が不足する明かりなどで生活を送らなければならない。非常時に対応した照明器具に買い直すことも考えられるが、天井面に設けられるような照明器具は、照明能力が高かったりデザインが凝っていたりするなど、高価なものであって、既存の照明器具が使用できるうちに買い直す利用者は少ない。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであり、非常時の使用を考慮して予め用意しておく簡易な構成の照明装置や、その照明装置の要素となり得る懐中電灯を提供しようとしたものである。
第1の本発明の照明器具は、(1)照明光を射出する照明部と、照明電源を供給する電池と、上記電池を収容していると共に先端に上記照明部が設けられている筒体でなる電池収容部とを有する懐中電灯と、(2)上記懐中電灯を上記照明部を下側にして天井に直接的又は間接的に引掛ける、上記天井に設けられている引掛シーリングボディと係合し得る引掛シーリングキャップと同様な形状を有するが通電機能を備えない引掛け部材と、(3)上記照明部からの照明光を散乱させる散乱部材とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、照明光を射出する照明部と、照明電源を供給する電池と、上記電池を収容していると共に先端に上記照明部が設けられている筒体でなる電池収容部とを有する懐中電灯において、上記電池収容部の基端に、天井に設けられている引掛シーリングボディと係合し得る引掛シーリングキャップと同様な形状を有するが通電機能を備えない引掛け部材を有することを特徴とする。
本発明によれば、非常時の使用を考慮して予め用意しておく簡易な構成の照明装置や懐中電灯を提供することができる。
第1の実施形態に係る照明器具を示す一部破断正面図である。 LED素子の配置方法に関する、第1の実施形態の変形例を示す説明図である。 第1の実施形態における電池収容部の一例を示す平面図である。 第1の実施形態における傘部の第1の構成例を示す説明図である。 第1の実施形態における傘部の第2の構成例を示す説明図である。 第1の実施形態における散乱板の一例を示す平面図である。 第2の実施形態に係る照明器具を示す正面図である。 第2の実施形態の一部を変形した照明器具を示す正面図である。 第3の実施形態に係る照明器具を示す一部破断正面図である。 第4の実施形態に係る照明器具を示す一部破断正面図である。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による照明器具の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。図1は、第1の実施形態に係る照明器具を示す一部破断正面図である。
第1の実施形態に係る照明器具1は、例えば、非常時用食料や懐中電灯等を含む非常時用セットの一要素になって用意されていたり、単独で、非常時用として用意されていたりするものである。第1の実施形態に係る照明器具1は、例えば、使用時に組み立てられて図1に示す形状を有するものとなる。なお、当初より組み立てられていて(言い換えると、組み立てられた状態で販売されて)、非常時用として保管されているものであっても良い。
図1において、第1の実施形態に係る照明器具1は、照明部2、傘部3、散乱板4及び引掛け部5を有する。
照明部2は、例えば、下部が円錐台(若しくは正多角形錐台)形状であって、上部がそれに連続する円筒(若しくは正多角形の筒体)形状を有し、円錐台形状部分によって、傘部3の上部内面に接して傘部3を吊り下げるようになされている。ここで、傘部3を照明部2に固着しないことを意図しているが、ビスや接着剤等によって傘部3を照明部2に固着するようにしても良い。
照明部2は、下面に照射方向が下向きに取り付けられた1又は複数のLED素子10を備え、内部には、LED素子10を駆動するLED駆動回路を有する。ここで、複数のLED素子10を利用する場合においては、白色のLED素子と電球色のLED素子とを混在させ、照明光が和やかな雰囲気を醸し出させるようにすることが好ましい。
LED素子10の個数は、例えば、当該照明器具1の照明下で、普通の生活ができるような明るさを提供できる個数に選定される。例えば、いわゆる60W程度の電球が提供できる明るさと同程度の明るさを提供できる個数に選定される。
図1では、全てのLED素子10を同一面に設けた場合を示しているが、LED素子10の設定方法はこれに限定されない。例えば、図2(A)や(B)に示すように、照明部2の下方に立方体等の多面体部分2aを設け、複数のLED素子10を異なる面に1個又は複数個配置したものであっても良い。
また、照明部2は、電源としての電池を着脱自在に収容する収容部や電源のONやOFFを指示する電源スイッチ(図示せず)を有する。図3は、電池11を収容する電池収容部12の一例を示している。図3に示す例は、照明部2の上面に設けられた凹部で電池収容部12を構成した例であり、円筒形状(例えば、いわゆる単3電池形状)の複数本(例えば4本)の1次又は2次電池11を直列に接続させるような形状を有している。電池11は、円筒形状のものに限定されず、ボタン型や直方体型の電池であっても良い。
図1や図3とは異なり、電池収容部12に電源ケーブルの接続部を設け、電源ケーブルを接続した状態で電池(2次電池)11を充電し得るようにしても良い。また、別体の構成要素として、充電器を備えるものであっても良い。
電源スイッチ(図示せず)は、ディップスイッチやスライドスイッチや押圧スイッチ等に限らず、紐を引く毎にONとOFFとが切り替わるものであっても良い。
なお、照明部2の上面には、電池収納部12の他に、後述する吊り下げ紐16の先端に設けられているフックを係止するための係止孔13が設けられている。
傘部3は、例えば、円錐台(若しくは正多角形錐台)形状を有するものであり、例えば、組立前の状態においては平板状であることが好ましい。例えば、図4(A)及び(B)に示すように、径が異なる芯材をシートに対して余裕を持って同心円に取り付けた、いわゆる提灯の上部のような構造で、傘部3を構成するようにしても良い。また例えば、図5(A)及び(B)に示すように、複数の等脚台形を周方向に連結させた構造で、傘部3を構成するようにしても良い。この場合、展開時において両端に位置する2つの等脚台形を組立時に連結することを要するが、連結方法はビス止め、接着等、任意の方法を適用すれば良い。傘部3は、内面が反射するようになっていることが好ましい。傘部3は、例えば、内面が銀色の紙等の安価な材料を用いて構成することができる。
散乱板4は、例えば、内面又は外面の少なくとも一方に粗面化処理が施された透光性を有する材質でなるものであり、LED素子10からの指向性が狭い光線を散乱させて指向性を広げるものである。例えば、LED素子10として発光色が異なるものが混在していたとしても、散乱板4の機能により、複数の発光色が混合され、それぞれの発光色を看者が意識しないで済むようになる。また、散乱板4が所望の色成分(例えば乳白色)を有するものであっても良く、このようにした場合には、その色成分によって看者がまぶしく感じることを軽減することができる。
散乱板4の材質は限定されるものではないが、価格面を考慮すると、例えば、アクリルやプラスチックを適用でき、強度(衝撃に強い)を考慮すると、例えば、ポリカーボネイトやガラスを適用でき、非変色性を考慮すると、例えば、ガラスを適用することができる。散乱板4の色も限定されるものではないが、例えば、白色、乳白色、電球色を適用でき、光源によっては(例えばLED電球の使用時)透明であっても良い。
散乱板4を傘部3に取り付ける方法は任意である。例えば、図6に示すように、円形又は正多角形の散乱板4の外周の複数箇所に突片4aを設け、図示は省略するが、傘部3にその突片4aを受け入れる孔を設け、受入孔に突片4aを貫通させることで散乱板4を傘部3に取り付けるようにしても良い。
なお、傘部3と散乱板4とが当初から一体的に構成されたものであっても良い。
引掛け部5は、天井に設けられている引掛シーリングボディ6を利用して、当該照明器具1を天井に取り付けるものである。引掛け部5は、疑似引掛シーリングキャップ15、吊り下げ紐16を有する。疑似引掛シーリングキャップ15は、引掛シーリングボディ6と係合するものである。この第1の実施形態の場合、疑似引掛シーリングキャップ15は、引掛シーリングボディ6と係合していても、電流経路を構成させないものである。すなわち、停電ではなく、通常の電源供給が行われているときでも、疑似引掛シーリングキャップ15は、正負電源電圧ライン間の開放状態を維持させるものである。このことは、停電から復帰しても、当該照明器具1に電源が供給されないことを意味している。吊り下げ紐16は、1本又は複数本設けられているものであり、引掛シーリングボディ6に係合している疑似引掛シーリングキャップ15に、照明部2等を吊り下げるものである。吊り下げ紐16と照明部2との連結方法は任意であるが、上述したように、図3はフックを利用する場合を示している。
なお、引掛シーリングボディ6が天井に設けられていなくても対応できるように、当該照明器具1のセット販売品に、引掛シーリングボディやそれを取り付けるためのビスやビスを回動させるドライバー等を含めるようにしても良い。
図1では、疑似引掛シーリングキャップ15に、照明部2が吊り下げ紐16を介して連結されている場合を示したが、疑似引掛シーリングキャップ15に照明部2が直接接続されたものであっても良い。すなわち、天井に直付けの照明器具であっても良い。
第1の実施形態の照明器具1を非常時用のものとして用意している状態で、災害や計画停電等が発生し、電源供給が停止したときには、天井に設けられている本来の照明器具に代えて、第1の実施形態の照明器具1を取り付けることになる。
本来の照明器具の引掛シーリングキャップを、天井の引掛シーリングボディ6から離脱させ、第1の実施形態の照明器具1を取り付けることができる状態にする。
利用者は、照明部2の電池の収容部に電池を収容(装着)させる。また、利用者は、吊り下げ紐16の先端を照明部2に係止する。されに、平板状の傘部3を立体的な傘部にさせる。その後、疑似引掛シーリングキャップ15を傘部3の上部開口を通過させ、そのまま上方に照明部2及び傘部3ごと引き上げ、疑似引掛シーリングキャップ15を天井の引掛シーリングボディ6に装着させる。そして、散乱板4を傘部3に取り付ける。その後、必要に応じて電源スイッチをON、OFFする。なお、照明器具1を取り付ける作業中に、電源スイッチをONするようにしても良い。
第1の実施形態によれば、非常時に、通常時に適用される照明装置に容易に置き換えることができる、簡易な構成の照明装置を提供することができる。
ここで、通常時に適用される照明装置が装着されていた引掛シーリングボディをそのまま利用できるので、装着のための作業を簡単なものとすることができる。
LED素子による照明であるので、電源が電池であっても長時間の照明を可能とすることができる。LED素子を適用しても、傘部や散乱板の機能により、照明範囲を広いものとすることができ、しかも、照明色も和やかな雰囲気を出せるものとすることができる。
さらに、停電から復帰しても、疑似引掛シーリングキャップは本来のものと異なり通電機能がないので、照明器具に損傷を与えるようなことはない。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による照明器具及び懐中電灯の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。図7は、第2の実施形態に係る照明器具を示す正面図である。
第2の実施形態に係る照明器具1Aも、例えば、非常時用食料や懐中電灯等を含む非常時用セットの一要素になって用意されていたり、単独で、非常時用として用意されていたりするものである。
図7において、第2の実施形態に係る照明器具1Aは、懐中電灯20及び散乱・傘部21を有する。
第2の実施形態における懐中電灯20は、持ち運びに便利なように、非照明側の端部に設けられたストラップ22の一端に疑似引掛シーリングキャップ23が取り付けられているものである。第2の実施形態の場合も、疑似引掛シーリングキャップ23は外見だけが引掛シーリングキャップになっているものであって、引掛シーリングボディ6に装着されても、懐中電灯20の本体側への通電機能はないものであり、天井への取付け器具としてのみ機能するものである。なお、ストラップ22を省略し、懐中電灯20の基端に疑似引掛シーリングキャップ23を直接設けるようにしても良い。また、疑似引掛シーリングキャップ23が懐中電灯20に固着されているものを示したが、疑似引掛シーリングキャップ23が懐中電灯20に着脱自在なものであっても良い。
散乱・傘部21は、例えば、散乱機能を発揮する散乱板24と内面の反射機能を発揮する複数の傘片25とが非常時用セットに収められている状態で既に散乱板24の外周部分で連結されているものである。傘片25は、散乱板24との連結部分を中心として回動可能なものであり、当該照明装置1Aの組立前の状態では、散乱板24の内面側に倒れている。組立時においては、傘片25を起立方向に回動させ、懐中電灯20の照明側の拡径部26を起立でできた内部空間に挿入し、その後、傘片25を倒して傘片25の内面を拡径部26の外面に接触させる。この状態で、輪ゴム27を傘片25の先端の折返し部28に引掛けることで、散乱・傘部21を懐中電灯20に固定させる。
散乱板や傘部(傘片)を懐中電灯20に装着する方法は、図7に示す方法に限定されず、任意の方法を適用しても良い。
懐中電灯20の光源はLED素子に限定されるものではないが、非常時でも、天井に設けられた照明器具1Aの照明時間はそれなりに長い時間になると推測できるので、消費電力が少ないLED素子を有する懐中電灯であることが好ましい。
第2の実施形態によっても、非常時に、通常時に適用される照明装置に容易に置き換えることができる、簡易な構成の照明装置を提供することができる。第2の実施形態によれば、懐中電灯を非常時の照明装置に利用しているので、必要に応じて、懐中電灯を懐中電灯として用いることができる。
図8は、第2の実施形態の一部を変形した照明器具を示す正面図である。図8に示す照明器具1AAは、図7における散乱・傘部21に代えて、半球状の散乱部材29を適用したものである。散乱部材29は厚みが概ね均一のものであり、例えば、内面側に散乱処理が施されたものである。散乱部材29の懐中電灯20に対する取付け方法は任意である。例えば、散乱部材29の先端部外周に雄ネジを切っておくと共に、散乱部材29の端部近傍の内面に雌ネジをきっておき、螺合によって取り付けるものであっても良い。
ストラップ22、疑似引掛シーリングキャップ23及び散乱部材29をそれぞれ、若しくは、ストラップ22、疑似引掛シーリングキャップ23及び散乱部材29の組を、懐中電灯に対するアダプタとして、懐中電灯と別売で販売するようにしても良い。懐中電灯を照明器具に変換する部品若しくは部品セットとして、ストラップ22、疑似引掛シーリングキャップ23、散乱部材29を販売するようにしても良い。
(C)第3の実施形態
次に、本発明による照明器具の第3の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。図9は、第3の実施形態に係る照明器具を示す一部破断正面図である。
第3の実施形態に係る照明器具1Bも、例えば、非常時用食料や懐中電灯等を含む非常時用セットの一要素になって用意されていたり、単独で、非常時用として用意されていたりするものである。
図9において、第3の実施形態に係る照明器具1Bは、懐中電灯収容部30、懐中電灯31、傘部32及び散乱板33を有する。
傘部32及び散乱板33は、第1の実施形態のものと同様なものであるので、その説明は省略する。また、懐中電灯31は一般的な懐中電灯であるので、その説明は省略する。但し、光源がLED素子であることが好ましい。
懐中電灯収容部30は、半円筒状の外形を有する。懐中電灯収容部30の下部は開口34となっており、この開口の周辺が懐中電灯31を載置する載置部35になっている。懐中電灯収容部30の上部の外面側には、疑似引掛シーリングキャップ36が設けられている。第3の実施形態の場合も、疑似引掛シーリングキャップ36は外見だけが引掛シーリングキャップになっているものであって、引掛シーリングボディ6に装着されても、懐中電灯31の本体側への通電機能はないものであり、天井への取付け器具としてのみ機能するものである。懐中電灯収容部30の上部の内面には、懐中電灯31を下方に(載置部35側へ)押圧するコイルスプリング37が設けられている。
利用者は、懐中電灯31の円筒部を指等でつかみ、懐中電灯収容部30の半円筒状の開放側から、懐中電灯31の基端でコイルスプリング37を押しながら、懐中電灯31を懐中電灯収容部30の中に入れ、懐中電灯31の照明側の端部を載置部35に載置して手を離すことで懐中電灯31を懐中電灯収容部30に収納することができる。このような状態で、懐中電灯31の電源をONすることにより、照明器具1Bは照明状態になる。上記と逆の手順により、懐中電灯31を懐中電灯収容部30から取り出すことができる。
懐中電灯31を着脱自在に収容したり取り付けたりする方法は、上記方法に限定されるものではない。
なお、図9とは異なり、半円筒状の懐中電灯収容部30に整合する、半円筒状の蓋部材を設け、懐中電灯31の装着や取出しを、蓋部材を開けて行うようにしても良い。
第3の実施形態によっても、非常時に、通常時に適用される照明装置に容易に置き換えることができる、簡易な構成の照明装置を提供することができる。第3の実施形態によれば、懐中電灯を非常時の照明装置に利用しているので、必要に応じて、懐中電灯を懐中電灯として用いることができる。第3の実施形態によれば、通常の懐中電灯を用いて照明装置を構成することができる。
(D)第4の実施形態
次に、本発明による照明器具の第4の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。図10は、第4の実施形態に係る照明器具を示す一部破断正面図であり、上述した第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
第4の実施形態に係る照明器具1Cも、例えば、非常時用食料や懐中電灯等を含む非常時用セットの一要素になって用意されていたり、単独で、非常時用として用意されていたりするものである。
第4の実施形態に係る照明器具1Cは、傘部3として、天井に取り付けられている既存の照明器具の傘部を利用したものである。照明部2は、既存の照明器具の傘部を引掛けて保持する形状を有している。第4の実施形態の場合、散乱板4は、例えば、両面テープ40等によって、傘部3の下方に取り付けられる。
第4の実施形態によっても、非常時に、通常時に適用される照明装置に容易に置き換えることができる、簡易な構成の照明装置を提供することができる。第4の実施形態によれば、既存の照明器具の傘部を利用しているので、セットとして販売するような場合に傘部を部材として盛り込んでおく必要はなくなり、安価になると共に、保管に割かれる占有空間を小さいものとすることができる。
(E)他の実施形態
上記各実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示する様な変形実施形態を挙げることができる。
第1及び第4の実施形態では、照明部にLED素子が組み込まれたものを示したが、照明部がLED電球等を取り付けられる電球用ソケットを有し、その電球用ソケットにLED電球等を取り付けて照明部を完成させるようにしても良い。このような場合であれば、散乱板を省略することも可能である。
上記各実施形態では、調光機能を備えないものを示したが、光量を変化できる調光機能を備えるようにしても良い。調光の可変は、抓みの位置変化で行うものであっても良く、リモコン等で指示するものであっても良い。
上記各実施形態では、疑似引掛シーリングキャップは単に天井への取付け機能だけを果たすものであったが、例えば、停電から回復した通電時に点灯するような発光素子を疑似引掛シーリングキャップに設けて、停電からの回復を報知できるようにしても良い。
なお、上記各実施形態で説明した非常時用の照明器具として、照明対象の空間で異なるものを用意しておくようにしても良い。例えば、室内用の照明器具と廊下用の照明器具とを用意し、その指向性を変えるようにしても良い。
1、1A、1AA、1B、1C…照明器具、2…照明部、3、32…傘部、4、24、33…散乱板、5…引掛け部、6…引掛シーリングボディ、10…LED素子、11…電池、12…電池収容部、15、23、36…疑似引掛シーリングキャップ、20、31…懐中電灯、21…散乱・傘部、25…傘片、29…散乱部材、30…懐中電灯収容部。

Claims (5)

  1. 照明光を射出する照明部と、照明電源を供給する電池と、上記電池を収容していると共に先端に上記照明部が設けられている筒体でなる電池収容部とを有する懐中電灯と、
    上記懐中電灯を上記照明部を下側にして天井に直接的又は間接的に引掛ける、上記天井に設けられている引掛シーリングボディと係合し得る引掛シーリングキャップと同様な形状を有するが通電機能を備えない引掛け部材と
    上記照明部からの照明光を散乱させる散乱部材と
    を有することを特徴とする照明器具。
  2. 上記照明部がLED素子を備えるものであることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 上記懐中電灯を着脱自在に収容する懐中電灯収納部を備え、上記懐中電灯収納部の基端側に、上記引掛け部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  4. 上記照明部からの照明光の光路を規制する傘部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  5. 照明光を射出する照明部と、照明電源を供給する電池と、上記電池を収容していると共に先端に上記照明部が設けられている筒体でなる電池収容部とを有する懐中電灯において、
    上記電池収容部の基端に、天井に設けられている引掛シーリングボディと係合し得る引掛シーリングキャップと同様な形状を有するが通電機能を備えない引掛け部材を有することを特徴とする懐中電灯。
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