JP5004773B2 - 通信機器及び通信方法及び通信プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、統合システムにおける各システムの連携時に使用する通信機器に関する。特に、統合システム内の1つのシステムがイベントを検知した際に、そのイベントを他のシステムへ送信するシステム間の連携を図る通信機器や、通信機器を用いたイベント送受信方式に関する。
近年、情報システム、物理セキュリティシステム、映像システム、ビル管理システムなど、従来は独立に提供されていたシステムを統合し、新たなソリューションを提供する統合システムが構築されている。このような統合システムは、あるシステムがイベントを検知すると、そのイベントを他のシステムへ送信し、システム間の連携を実現する。本発明は、上記の統合システムにおけるシステム間連携時のイベント送受信方式に関するものである。
機器間で送達保障が必要なイベント送受信を行う場合は、イベントを送信する機器がイベントを受信する機器とユニキャストで接続して送信する。そのため、イベントの受信先が増加すると送信元はより多くの機器と接続するため、より多くのCPU(Central Proccessing Unit)やメモリなどのハードウェアリソースが必要となる。そして、CPUやメモリなどのハードウェアリソースは有限であるため、設備機器ネットワークにおけるイベントの送信可能数は送信側の機器の処理能力に依存することになる。
イベント送受信にかかる処理負荷を低減する従来の発明としては特許文献1で開示された方式がある。本方式は、複数機器が同一イベントをネットワークへ流すパターンや、単一機器が同一イベントを複数回ネットワークへ流すパターンなどのイベントの送出パターンを検知し、複数機器が同一イベントを送信しようとしている場合は機器の能力を考慮して最適な機器だけが送信する、単一機器が同一イベントを送信しようとしている場合は決められた時間内で同一のイベントを送信しない、という手段を用いる事で無駄なイベント送信を行わずにイベント送受信負荷を下げる手段を用いている。
特開2005−057314号公報
従来の設備機器の統合システムにおいては、「多くのシステムを統合すると、イベント送信先が増加するためイベント送信回数が増加する。」、「イベント送信先が応答しない場合は、再送しなければならずイベント送信回数が増加する。」といった要因によりイベント送信回数が増加するため、ハードウェアリソースが少ない機器にとっては無視できない処理負荷となってしまうことが課題であった。
そこで、本発明に係る通信機器及びその通信機器を用いたイベント送受信方法(通信方法)では、設備機器の統合システムにおいてCPUやメモリなどのハードウェアリソースが少ない機器のイベント送信処理の負荷を低減し、多くの通知先へイベントを送信できるようにすることを目的とする。
本発明に係る通信機器は、通信ネットワークに接続され、複数の通信機器を送信先とする送信先リストを有するイベントの送受信を行う通信機器において、
通信ネットワークに接続された通信機器の通信機器ID(IDentifier、識別子)と通信機器の種類に応じた区分とを含む通信機器情報を記憶装置に記憶する通信機器情報記憶部と、
通信機器の種類に応じた区分と、区分に対応したイベントの受信優先順序情報と、区分に対応した代理転送可否情報とを記憶装置に記憶する区分情報記憶部と、
イベントを送信する送信先となる通信機器の通信機器IDを送信先IDとして、上記通信機器情報記憶部により記憶された通信機器情報を参照して、送信先となる複数の通信機器の送信先IDと区分とを送信先リストとして生成して、イベントに含めるイベント生成部と、
通信ネットワークを介してイベントの送受信を行う通信部とを備え、
上記通信部は、
複数の通信機器へ、イベントを送信する際の送信順序を決定する送信順序制御部と、
イベントを格納するイベント格納バッファと、
他の通信機器へ、イベントを送信するイベント送信部と、
他の通信機器から、イベントを受信するイベント受信部とを有し、
上記送信順序制御部は、上記イベント生成部からイベントを受け取り、イベントに含まれた送信先リストにある通信機器の区分に基づいて上記区分情報記憶部に記憶された受信優先順序情報を参照して、受信優先順序情報が示す優先順序の高い順に、送信先リストにある複数の通信機器の送信先IDと区分とを並べ替えて、イベントを上記イベント格納バッファに格納し、
上記イベント送信部は、上記イベント格納バッファに格納されたイベントを取得し、送信先リストを参照して送信先リストの先頭にある通信機器にイベントを送信し、
上記イベント受信部は、上記イベント送信部がイベントを送信した送信先の通信機器から、送信先の通信機器がイベントを代理転送の可否を示す転送可否結果を含む通信応答を受信し、
上記イベント送信部は、送信先の通信機器がイベントを代理転送可であることを示す転送可否結果を含む通信応答を上記イベント受信部が受信した場合にイベントの送信を終了し、送信先の通信機器がイベントを代理転送否であることを示す転送可否結果を含む通信応答を上記イベント受信部が受信した場合に、送信先リストの次の通信機器にイベントを送信する
ことを特徴とする。
本発明の通信機器によれば、通信機器の通信部が、イベントに含まれた受信優先順序情報を参照して、受信優先順序情報が示す優先順序の高い順に、送信先リストの通信機器の送信先IDを並び替え、並び替えた送信先リストの先頭にある通信機器から順番にイベントを送信し、代理転送の可否を示す転送可否結果を含む通信応答を受信し、イベントを代理転送可である場合には、イベントの送信を終了し、イベントを代理転送否である場合には、次の通信機器にイベントを送信するため、各通信機器のイベント送信回数が減り、CPUやメモリなどのハードウェアリソースが少ない機器のイベント送信処理の負荷を低減することが可能であるという効果を奏する。
また、本実施の通信機器を用いて統合システムを構築すれば、イベントを送信するために特化したサーバ(代理転送を行う装置)を用いず、イベントの送受信を行う通信機器同士のプロトコル処理で、各システム間の通信を実現する。そのため、特定のサーバのダウンによりイベントが送信できなくなる状態や、特定のサーバの導入によりコストが増大することを防ぐという効果を奏する。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図10を用いて説明する。
図1及び図2は、実施の形態1に係る通信機器100の機能構成の一例を示すブロック構成図である。図3は、通信機器100の通信部130がやり取りを行うイベント190の構造を示す図である。図4は、実施の形態1に係る通信機器100を用いた通信システムの一例である統合システム1000のブロック図である。図5は、統合システム1000を構築するシステムの通信機器100が有する通信機器情報を示した図である。図5(a)は、通信機器情報600の一例であり、図5(b)は区分情報670の一例である。
図6は、本実施の形態に係る通信機器の外観の一例を示す図である。図7は、本実施の形態に係る通信機器100のハードウェア構成の一例を示す図である。図8は、本実施の形態に係る統合システム1000の通信機器100がシステム間連携を行うときに実行されるイベント送信時の動作を示すフローチャートである。図9は、本実施の形態に係る統合システム1000において通信機器100のイベント受信時の動作を示すフローチャートである。図10はシステム間連携の際に通信部130がやり取りするイベント190の内容の変化を示す図である。
まず、本実施の形態で示す通信機器100の機能構成について図1及び図2を用いて説明する。
本実施の形態の通信機器100は、通信ネットワークに接続されており、複数の通信機器(例えば、他の通信機器100b、100c)を送信先として送信先リストを有するイベントと送受信を行う。通信機器100は、通信機器情報記憶部110、区分情報記憶部112、イベント生成部120、通信部130を備えている。
通信機器情報記憶部110は、通信ネットワークに接続された通信機器の通信機器ID(IDentifier、識別子)と通信機器の種類に応じた区分とを含む通信機器情報を記憶装置に記憶する。
区分情報記憶部112は、通信機器100の種類に応じた区分と、区分に対応したイベントの受信優先順序情報と、区分に対応した代理転送可否情報とを記憶装置に記憶する。通信機器100の種類に応じた区分とは、例えば、デバイスやサーバなどである。
イベント生成部120は、イベントを送信する送信先となる通信機器100の通信機器IDを送信先IDとして、通信機器情報記憶部110により記憶された通信機器情報を参照して、送信先となる複数の通信機器100の送信先IDと区分とを送信先リストとして生成して、イベントに含める。送信するイベントの構成については、後述する。
また、通信機器100の通信部130は通信ネットワークを介してイベントの送受信を行う。
通信部130により通信ネットワークに接続した他の通信機器100b、100cと通信し、イベントを送受信することができる。通信部130は送信順序制御部131、イベント送信部133、イベント受信部134、イベント格納バッファ132により構成されている。
イベント送信部133は、通信ネットワークを介して他の通信機器100b、100cにイベントを送信する。イベント受信部134は、通信ネットワークを介して他の通信機器100b、100cから送信されてきたイベントを受信する。イベント格納バッファ132は、イベント送信部133が送信すべきイベントを一時的に保管する領域である。送信順序制御部131は、同一のイベントを複数の送信先に送信する時にその送信順序を変更する。
また、図2に示すように通信機器100の別の例として、通信部130が転送可否判定部135を備えていても構わない。転送可否判定部135は、イベント受信時にそのイベントを受信すべき自機器以外の送信先に対し、イベント送信元の代わりに転送する事が可能か否かを判断する。
通信機器100は通信機器情報により管理されている。通信機器情報とは、例えば、個々の通信機器100をシステム内部で区別するための通信機器ID610、ネットワーク上の通信のために利用するIPアドレス620、ポート番号630、通信機器100の種類を区分する区分640である。区分640には「デバイス」、「サーバ」などの区分がある。また、区分640の内容が「デバイス」である場合は、通信機器100の区分を「デバイス区分」、区分640の内容が「サーバ」である場合は、通信機器100の区分を「サーバ区分」と呼ぶ場合が有る。区分640毎にイベントを受信するときの優先度を示す受信優先順序650、イベントの転送の可否を示す転送可否660がある。
通信部130でやり取りを行うイベント190の構造を図3に示す。図3に示すとおり、イベント190はメッセージ191、発行元ID192、送信元ID193と送信元区分194、送信先IDと区分のリスト195で構成される。メッセージ191は、送信先へ伝えるべき情報が格納された任意の内容である。発行元ID192はイベントを生成した機器を特定するための情報である。送信元ID193と送信元区分194はイベントを送信した機器を特定するための情報である。送信先IDと区分のリスト195は本イベントを受信すべき機器のID610と区分640を列挙した情報である。
次に、本実施の形態1に係る通信機器100を用いた通信ネットワークの一例である統合システムについて図4を用いて説明する。図4に示した統合システム1000は、物理セキュリティシステム200、映像システム300、ビル管理システム400、情報システム500などのシステムが統合ネットワーク700を介して接続し構成される。以下、統合システム1000を構成するそれぞれのシステムについて説明する。
物理セキュリティシステム200は通信機器100の一例である入退出管理装置230、カードリーダ210、ドア220で構成される。入退出管理装置230、カードリーダ210、ドア220は物理セキュリティネットワーク240で接続されており、互いに通信することが可能である。また、入退出管理装置230は統合ネットワーク700に接続しており、通信部130を利用して他のシステムと通信することが可能である。
物理セキュリティシステム200は、通行者がカードリーダ210に対してICカードをかざすとその情報が入退出管理装置230へ転送され、入退出管理装置230がICカードに含まれるユーザ情報を用いて入退出の可否を判定し、ドア220の開閉を制御するように動作する。
映像システム300は通信機器100の一例である監視カメラ310で構成される。監視カメラ310は通信部130を介して統合ネットワーク700に接続しており、通信部130を利用して他のシステムと通信することが可能である。監視カメラ310は通行者を監視しており、映像データを記録する機能を持つ。監視カメラ310はズームや視点移動の機能を有している。
ビル管理システム400は通信機器100の一例である照明コントローラ410、照明420、通信機器100の一例である空調コントローラ440、空調450で構成される。照明コントローラ410、照明420は照明ネットワーク430で接続されており、互いに通信することが可能である。また、空調コントローラ440、空調450は空調ネットワーク460で接続されており、互いに通信することが可能である。更に、照明コントローラ410、空調コントローラ440は統合ネットワーク700に接続しており、照明コントローラ410と空調コントローラ440が備える通信部130を利用して他のシステムと通信することが可能である。
照明コントローラ410は複数の照明420のON、OFF、調光などを、照明ネットワーク430を通じて制御する。空調コントローラ440は複数の空調450のON、OFF、温度設定、運転モード、風向、省エネレベルなどを、空調ネットワーク460を通じて制御する。
情報システム500はPCログイン制御サーバ510、勤怠情報管理サーバ520、ログ管理サーバ530、OA端末540で構成される。PCログイン制御サーバ510と勤怠情報管理サーバ520とログ管理サーバ530とは通信機器100の一例である。PCログイン制御サーバ510、勤怠情報管理サーバ520、ログ管理サーバ530、OA端末540はOAネットワーク550で接続されており、互いに通信することが可能である。また、PCログイン制御サーバ510、勤怠情報管理サーバ520、ログ管理サーバ530は統合ネットワーク700に接続しており、各サーバが有する通信部130を利用して他のシステムと通信することが可能である。
PCログイン制御サーバ510は、社員がOA端末540にログインする時に、ログインの許可と拒否を制御する機能を提供する。勤怠情報管理サーバ520は、社員が出勤した時刻と退勤した時刻を管理する。ログ管理サーバ530は、システムやOA端末540の動作・操作状況をロギングする機能を有し、物理セキュリティシステム200、映像システム300、ビル管理システム400、情報システム500で動作する各機器の動作状況をログとして保存する機能を提供する。
次に、図5を用いて統合システムを構築する各々の機器(通信機器100)が有する通信機器情報600について説明する。図5(a)は各々の機器が有する情報を示した表であり、通信機器情報記憶部110により、各々の機器が備える記憶装置に記憶されている。図5(a)に示すとおり、統合ネットワーク700に接続する全ての機器はID610(通信機器IDの一例)を持つ。ID610は統合ネットワーク700上で機器を一意に認識可能な情報である。本実施の形態では、統合ネットワーク700に接続する、入退出管理装置230、監視カメラ310、照明コントローラ410、空調コントローラ440、PCログイン制御サーバ510、勤怠情報管理サーバ520、ログ管理サーバ530がID610を持つ。さらに、ID610に紐付けて通信に必要なIPアドレス620やポート番号630の情報を管理しており、これらの情報は統合ネットワーク700を介した通信時に利用する。
また、図5(b)に示す区分情報670の通り、統合ネットワーク700に接続する全ての機器は区分640を持つ。本実施の形態では、システム内で相対的にCPUやメモリ等のハードウェアリソースが豊富な機器をサーバ、少ない機器をデバイスとして2つの区分640を定義している。本実施の形態では入退出管理装置230、監視カメラ310、照明コントローラ410、空調コントローラ440の区分640がデバイス、PCログイン制御サーバ510、勤怠情報管理サーバ520、ログ管理サーバ530の区分640がサーバに定義されている。
さらに、図5(b)に示すとおり、区分640毎に受信優先順序650と転送可否660の設定を行う。受信優先順序650はイベントを受信する時の優先度を示しており、同一のイベントを複数の機器が受信する場合に本数値が小さい区分640に属する機器ほど優先的にイベントが送信されるように動作する。本実施の形態では区分640が「サーバ」の機器は受信優先順序650の値が「1」、区分640が「デバイス」の機器は受信優先順序650の値が「2」に設定されている。そのため、区分640が「デバイス」の機器よりも、受信優先順序650の値が「1」である「サーバ」の機器へ優先的にイベントが送信されるように動作する。転送可否660は受信したイベントを他の機器へ転送することが可能か否かの設定である。本実施の形態では区分640が「サーバ」の機器は転送可能、区分640が「デバイス」の機器は転送不可能に設定されている。
本実施の形態において、図1及び図2を用いて説明した、「〜部」は、すべてマイクロコンピューター内のソフトウェアによって構成されているが、ハードウェアによって構成されていても構わない。
図6は、本実施の形態における通信機器100の外観の一例を示す図である。
図6において、通信機器100は、システムユニット910、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(液晶)の表示画面を有する表示装置901、入力機器902(キーボード、K/B)、マウス903、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、撮影装置907などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
システムユニット910は、コンピュータであり、ファクシミリ機932、電話機931とケーブルで接続され、また、LAN942(ローカルエリアネットワーク)、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
次に、図7を用いて、通信機器100のハードウェア資源の一例について説明する。
図7において、通信機器100は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置ともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信装置915、表示装置901、入力機器902、記憶装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。記憶装置920は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などである。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、記憶装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶部の一例である。
通信装置915、入力機器902などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信装置915、表示装置901などは、出力部、出力装置の一例である。
通信装置915は、例えば、ファクシミリ機、電話機、LAN等に接続されている。通信装置915は、LANに限らず、インターネット網、ISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
記憶装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、プログラム群922、ファイル群923が記憶されている。プログラム群922のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921により実行される。
上記プログラム群922には、実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群923には、実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明するデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
また、各実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、記憶装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順をコンピュータに実行させるものである。
本実施の形態における通信機器100の機能構成は以上の通りである。
以下に、本実施の形態における通信機器100がイベントを送受信する時の動作について説明する。図4で示した統合システム1000において、以下の各システムの通信部130がイベントを送受信する時の動作(システム間連携)を例に説明する。
(1)社員がカードリーダ210にIDカードをかざして部屋に入室する(ステップS310)。
(2)社員が入室した部屋又は部屋のドア220の近くにセットされた監視カメラ310が映像の記録を開始する(ステップS320)。
(3)ビル管理システム400の照明コントローラ410が社員が入室した部屋の照明420をONにする(ステップS330)。
(4)ビル管理システム400社員が入室した部屋の空調450をONにする(ステップS340)。
(5)PCログイン制御サーバ510が、社員が利用するOA端末540へログインできるように設定を変更する(ステップS350)。
(6)勤怠情報管理サーバ520が、社員の出勤情報(勤怠情報)をセットする(ステップS360)。
(7)ログ管理サーバ530が社員の入室をログに記録する(ステップS370)。
本連携を実現するため、ステップS310で社員がカードリーダ210にIDカードをかざして部屋に入出したときに発行されるイベント190はカードリーダ210から物理セキュリティネットワーク240を介して入退出管理装置230へ通知され、その後、統合ネットワーク700を介して、監視カメラ310、照明コントローラ410、空調コントローラ440、PCログイン制御サーバ510、勤怠情報管理サーバ520、ログ管理サーバ530へ伝達される。
上記のシステム間連携を行うときに実行されるイベント送信時の動作の詳細について、図8から図10を用いて説明する。
各システムの通信機器100において、予め、通信機器記憶部により通信機器情報600は記憶装置に記憶され(通信機器情報記憶処理)、区分情報記憶部部により区分情報670は記憶装置に記憶されているものとする(区分情報記憶処理)。
カードリーダ210から物理セキュリティネットワーク240を介して入退出管理装置230へ通知されたイベントはステップS110(イベント生成処理)において、入退出管理装置230の通信部130の送信順序制御部131へ渡される。送信順序制御部131へ渡されるイベントの形式は図10(a)で示すステップS110実行後のイベント810となる。メッセージ811は送信先へ伝えるべき任意の内容が格納されており、発行元ID812は入退出管理装置230の自身のIDが記録される。また、送信先IDと区分のリスト815は、イベントを監視カメラ310、照明コントローラ410、空調コントローラ440、PCログイン制御サーバ510、勤怠情報管理サーバ520、ログ管理サーバ530へイベントを伝達するため、それらのID610と区分640との情報が列挙される。なお、本実施の形態における発行元IDと送信元IDは、図5に示したID610である。
入退出管理装置230(通信機器100の一例)の送信順序制御部131は、イベント810をカードリーダ210から受け取るとステップS120において、送信先IDと区分のリスト815を参照し、区分情報記憶部112が記憶する区分情報を参照し、受信優先順序650が高い区分640に属する送信先へ優先的にイベントが送信されるように送信先IDと区分のリスト815の並び替えを行う。本実施の形態においては、区分がサーバの機器へ優先的に送信されるように並び替えを行う。これにより、イベントの形式は図10(b)のステップS120を実行後のイベント820の通りとなる。メッセージ821、発行元ID822の変更は無いが、送信先IDと区分のリスト825の内容が、「デバイス」よりも「サーバ」を優先とする内容となっている。
その後、入退出管理装置230の送信順序制御部131はステップS130(イベント格納処理)において、イベント格納バッファ132へイベントを格納する。イベント送信部133はイベント格納バッファ132を常時監視している。イベント格納バッファ132に格納されているイベントに追加・登録等の変更があった場合、イベント送信部133はステップS140により、イベント格納バッファ132からイベントを1件取得する。イベント送信部133はイベント820を取得すると、ステップS150において、取得したイベントの送信元ID823と送信元区分824に自身のID610と区分640の情報を格納する。これにより、イベントの形式は図10(c)のステップS150を実行後のイベント830の通りとなる。次に、イベント送信部133はステップS160(第1のイベント送信処理)において、送信先IDと区分のリスト835を参照し、先頭に記述された送信先に対してイベントを送信する。
上記に示した動作により、本実施の形態では、送信先IDと区分のリスト835の先頭に記載されている送信先IDが「0005」であるPCログイン制御サーバ510へイベントが送信される。
ここで、図8のフローチャートのステップS170(イベント受信処理)に示すイベント受信時の動作の詳細について、図9を用いて説明する。
例として、PCログイン制御サーバ510が、社員が利用するOA端末540へログインできるように設定を変更する(ステップS350)の場合を示す。他のステップ(ステップS320〜S370)は略同様の動作であるため説明を省略する。
入退出管理装置230のイベント送信部133から統合ネットワーク700を介してPCログイン制御サーバ510(通信機器100の一例)へ通知されたイベントはステップS210において、PCログイン制御サーバ510の通信部130のイベント受信部134が受信する。この時に受信したイベントの形式は図10(c)で示すステップS150の実行後のイベント830で示した通りである。イベント受信部134はステップS220において、受信したイベント830を転送可否判定部135へ転送する。転送可否判定部135はステップS230において、受信したイベント830を他の送信先へ転送可能か否か判断する。具体的には、イベントの送信元区分834の転送可否660が「転送不可能」の設定であり、自身(PCログイン制御サーバ)の区分640の転送可否660が「転送可能」の設定である場合に「転送可能」、それ以外の場合は「転送不可能」と判断する。本実施の形態では、受信したイベントの送信元区分834が「デバイス」のため転送可否660が「転送不可能」であり、自身の区分640が「サーバ」のため転送可否660が「転送可能」のため、転送可否判定部135は「転送可能」と判断する。転送可否判定部135が「転送可能」と判断した場合、ステップS240でYESへ進み、ステップS250において、イベントの送信元ID833と送信元区分834の情報を削除し、送信先IDと区分のリスト835から自身の情報を削除する。これにより、イベントの形式は図10(d)のステップS250実行後のイベント840で示した通りとなる。最後に、イベント受信部134がステップS260において、転送可否結果を含めて送信元へ応答を返す。尚、ステップS230において、転送可否判定部135が転送不可能と判断した場合、ステップS240でNOへ進みステップS260の処理を実行する。そしてイベント受信処理を終了する。
再び、図8のフローチャートに戻り、イベント送信時の動作の詳細について説明する。
ステップS170(イベント受信処理)において、イベント送信部133はイベントの送信先から応答を受け取る。尚、応答にはイベントの送信先が他の送信先へイベントを転送可能であるか否かの判定結果(例えば、PCログイン制御サーバ510の転送可否判定部135が判断・判定した結果)が含まれている。イベント送信部133は受け取った判定結果を参照し、転送可能である場合はステップS180でYESに進み処理を終了する。転送不可能である場合はステップS180でNOに進みステップS160を再度実行する。尚、ステップS160を再度実行する時はイベント830の送信先IDと区分のリスト835を更新し、既に送信済みの送信先の情報をリストから削除した後に実行する(第2のイベント送信処理)。
尚、本実施の形態において、区分640に「サーバ」と「デバイス」の2つを定義して説明したが、機器のCPUやメモリ等のハードウェアリソースの多寡に応じて複数の区分640を定義し、ハードウェアリソースの豊富な区分640の順に受信優先順序650を高く設定し、ハードウェアリソースの豊富な複数の区分に対して転送可否660を転送可能、残りの区分に対して転送不可能に設定して動作するようにしてもよい。
また、イベントを受信した機器がイベントの発行元の代わりに他の機器へイベントを送信する時に、全ての転送先に対してイベントを送信し終えた後で、送信が完了した事をイベントの発行元に通知するように動作してもよい。
また、本実施の形態における転送可否判定部135は、イベント190の送信元区分194の転送可否660が転送不可能の設定であり、自身(通信機器100)の区分640の転送可否660が転送可能の設定である場合に転送可能、それ以外の場合は転送不可能と判断するように動作したが、自身で優先度の高い処理や負荷の高い処理を実施している間は転送不可能と判定するように動作してもよい。
本実施の形態で説明した通信機器100について特徴を以下にまとめる。
本実施の形態で説明した通信機器は、
通信ネットワークに接続され、複数の通信機器を送信先とする送信先リストを有するイベントの送受信を行う通信機器において、
通信ネットワークに接続された通信機器の通信機器ID(IDentifier、識別子)と通信機器の種類に応じた区分とを含む通信機器情報を記憶装置に記憶する通信機器情報記憶部と、
通信機器の種類に応じた区分と、区分に対応したイベントの受信優先順序情報と、区分に対応した代理転送可否情報とを記憶装置に記憶する区分情報記憶部と、
イベントを送信する送信先となる通信機器の通信機器IDを送信先IDとして、上記通信機器情報記憶部により記憶された通信機器情報を参照して、送信先となる複数の通信機器の送信先IDと区分とを送信先リストとして生成して、イベントに含めるイベント生成部と、
通信ネットワークを介してイベントの送受信を行う通信部とを備え、
上記通信部は、
複数の通信機器へ、イベントを送信する際の送信順序を決定する送信順序制御部と、
イベントを格納するイベント格納バッファと、
他の通信機器へ、イベントを送信するイベント送信部と、
他の通信機器から、イベントを受信するイベント受信部とを有し、
上記送信順序制御部は、上記イベント生成部からイベントを受け取り、イベントに含まれた送信先リストにある通信機器の区分に基づいて上記区分情報記憶部に記憶された受信優先順序情報を参照して、受信優先順序情報が示す優先順序の高い順に、送信先リストにある複数の通信機器の送信先IDと区分とを並べ替えて、イベントを上記イベント格納バッファに格納し、
上記イベント送信部は、上記イベント格納バッファに格納されたイベントを取得し、送信先リストを参照して送信先リストの先頭にある通信機器にイベントを送信し、
上記イベント受信部は、上記イベント送信部がイベントを送信した送信先の通信機器から、送信先の通信機器がイベントを代理転送の可否を示す転送可否結果を含む通信応答を受信し、
上記イベント送信部は、送信先の通信機器がイベントを代理転送可であることを示す転送可否結果を含む通信応答を上記イベント受信部が受信した場合にイベントの送信を終了し、送信先の通信機器がイベントを代理転送否であることを示す転送可否結果を含む通信応答を上記イベント受信部が受信した場合に、送信先リストの次の通信機器にイベントを送信する
ことを特徴とする。
本実施の形態で説明した通信機器の上記区分情報記憶部は、さらに、通信機器の種類に応じた区分に対応して、イベントの転送の可否を示す転送可否情報を記憶装置に記憶し、
上記通信機器は、さらに、
上記イベント受信部がイベントを受信した場合、送信先リストにある区分に基づいて区分情報記憶部の転送可否情報を参照して上記イベント受信部が受信したイベントを他の通信機器へ代理転送可か否かを判定し、代理転送可な場合には、イベント受信部が受信したイベントをイベント格納バッファに格納する転送可否判定部を備え、
上記イベント受信部は、イベントの代理転送可否の結果を含む通信応答を、イベントを送信した通信機器に送信することを特徴とする。
本実施の形態で説明した上記通信機器おいて、
上記区分情報記憶部は、
システム内で相対的にCPU(Central Processing Unit)やメモリ等のリソースの数が所定の数より大きい通信機器の区分に対してサーバという区分の値を記憶し、リソースの数が所定の数より小さい通信機器の区分に対してデバイスという区分の値を記憶し、
受信優先順序情報と代理転送可否情報として、サーバ区分は、受信優先順序を高く設定した値と代理転送可に設定した値を記憶し、デバイス区分は、受信優先順序を低く設定した値と代理転送否に設定した値を記憶することを特徴とする。
本実施の形態で説明した上記通信機器において、
上記区分情報記憶部は、通信機器のCPUやメモリ等のリソースの数に応じて複数の区分を記憶し、リソースの数が大きい区分の順に受信優先順序を高くし、リソースの数が大きい複数の区分に対して代理転送を可に、残りの区分に対して代理転送を否に設定した値を記憶することを特徴とする。
本実施の形態で説明した上記通信機器において、
上記イベント受信部は、転送可否判定部が代理転送可と判断して、送信先リストに記載された通信機器に対してイベントをイベント送信部が代理転送した後、イベントの代理転送が完了したことをイベントを発信した通信機器へ通知することを特徴とする。
本実施の形態で説明した上記通信機器において、
上記転送可否判定部は、イベントの転送可否を判定する時に、自身の通信装置で優先度の高い処理や負荷の高い処理を実施している間は代理転送を否と判定し、代理転送不可であることを通信応答で伝えることを特徴とする。
また、本実施の形態で説明した通信機器100の特徴について別の表現を用いて以下に説明する。
本実施の形態で説明した通信機器は、
通信ネットワークで接続された複数の通信機器がイベントの送受信を行うシステムにおいて、
通信を行う全ての通信機器は、イベントの受信優先順序と代理転送可否の情報の違いにより分類される区分の何れかに属し、通信ネットワークを介してイベントの送受信を行う通信部、複数の機器へイベントを送信する際の送信順序を決定する送信順序制御部、受信したイベントを他機器へ転送可能か否かを判定する転送可否判定部を有し、ある通信機器が複数の通信機器へイベント送信する際に、イベント送信側の通信機器は、送信順序制御部が送信先の区分を参照して受信優先順序の高い通信機器へ先にイベントが送信されるように送信順序を決定してその結果を記録した送信先リストを作成し、
通信部が送信先リストを参照して先頭に記録された通信機器から順にイベントと送信先リストを送信して送信先からの通信応答を受信するという動作を、全ての送信先へ転送し終えるか、送信先の通信機器が代理転送可能である事を通信応答で通知してくるか、まで繰り返し、
イベント受信側の通信機器は、通信部がイベントと送信先リストを受信し、
転送可否判定部が、自身の区分を参照して代理転送可否の情報が否である場合はその事を通信応答で伝え、可で有る場合はその事を通信応答で伝えると共に、送信先リストを参照して自身よりも送信順序が後である通信機器に対してイベントを送信するように動作することを特徴とする。
本実施の形態で説明した通信機器は、
システム内で相対的にCPUやメモリ等のリソースが豊富な通信機器をサーバ、少ない通信機器をデバイスとして区分を定義し、サーバ区分は受信優先順序を高くすると共に代理転送可に設定し、デバイス区分は受信優先順序を低くすると共に代理転送否に設定して動作することを特徴とする。
本実施の形態で説明した通信機器は、
通信機器のCPUやメモリ等のリソースの多寡に応じて複数の区分を定義し、リソースの多い区分の順に受信優先順序を高くし、リソースの多い複数の区分に対して代理転送を可に、残りの区分に対して代理転送を否に設定して動作することを特徴とする。
本実施の形態で説明した通信機器は、
イベント受信側の通信機器が送信先リストに記載された自身よりも送信順序が後である全ての通信機器に対してイベントを送信した後で、イベントの送信が完了した事を最初にイベントを発信した通信機器へ通知するように動作することを特徴とする。
本実施の形態で説明した通信機器は、転送可否判定部がイベントの転送可否の判定する時に、自身で優先度の高い処理や負荷の高い処理を実施している間は転送を否と判定し、その事を通信応答で伝えるように動作することを特徴とする。
以上の通り説明した通信機器100を用いれば、区分640が「デバイス」の機器が発行するイベントを、区分640が「サーバ」の機器が代理で送信するように動作する。そのため、区分640が「デバイス」の機器のイベント送信回数が減り、CPUやメモリなどのハードウェアリソースが少ない機器のイベント送信処理の負荷を低減することが可能である。
また、以上の通り説明した通信機器100を用いれば、イベントを送信するために特化したサーバ(代理転送を行うような装置)を用いず、イベントの送受信を行う機器同士のプロトコル処理で実現する。そのため、特定のサーバのダウンによりイベントが送信できなくなる状態や、特定のサーバの導入によりコストが増大することを防ぐことができる。
また、以上の通り説明したイベント送受信方式によれば、送信順序制御部131により、区分640がサーバの機器へ優先的にイベントを送信するように動作する。これにより、複数のイベント送付先に無作為の順序で転送する場合と比べ、転送可否判定部135が転送可能と判断する確率が高くなり、結果として区分640が「デバイス」である機器のイベント送信処理の負荷を低減できる。
実施の形態2.
本実施の形態について、図11を用いて説明する。図11は、本実施の形態における通信機器100の構成を示す機能ブロック図である。本実施の形態に係る通信機器100のブロック構成図は、実施の形態1のブロック構成図と略同様である。実施の形態1との相違点は、通信部130に転送可否結果バッファ136(結果保持バッファの一例)を付加したことである。また、送信順序制御部131、イベント送信部133の動作が実施の形態1と異なる。他の構成と動作は実施形態1と同一であるため、説明を省略する。
本実施の形態は、図8のステップS170において、イベント送信部133がイベントの送信先から応答を受け取った時に、応答に含まれるイベントを転送可能であるか否かの判定結果を、転送可否結果バッファ136へ格納するように動作する。
また、実施の形態1は、送信順序制御部131が図8のステップS120において、送信先IDと区分のリスト815を参照し、受信優先順序650が高い区分に属する送信先へ優先的にイベントが送信されるように送信先IDと区分のリスト815の並び替えを行う。この時に、本実施の形態は、受信優先順序650が同一である複数の機器が存在した場合、転送可否結果バッファ136を参照し、前回イベントを送信した時に送信可能の応答を返した機器に対して優先的にイベントを送信するように動作する。
尚、本実施の形態における送信順序制御部131は、受信優先順序650が同一である複数の機器が存在した場合、転送可否結果バッファ136を参照し、前回イベントを送信した時に送信不可能の応答を返した機器に対してイベントの送信順序の優先度を下げるように動作してもよい。
本実施の形態で説明した通信機器100について特徴を以下にまとめる。
本実施の形態で説明した通信機器は、
イベント送信先の通信機器の通信応答で渡されるイベントの代理転送可否の結果を保持する結果保持バッファを有し、
送信順序制御部は、送信リストに受信優先順序が同一の複数の通信機器が存在した場合に、上記結果保持バッファの代理転送可否の結果を参照して、通信応答として代理転送可の結果を返した通信機器の送信順序が先になるように上記送信先リストを並べ変えることを特徴とする。
本実施の形態で説明した通信機器は、
イベント送信先の通信機器の通信応答で渡されるイベントの代理転送可否の結果を保持する結果保持バッファを有し、
送信順序制御部は、送信リストに受信優先順序が同一の複数の通信機器が存在した場合に、上記結果保持バッファの代理転送可否の結果を参照して、通信応答として代理転送否の結果を返した通信機器の送信順序が後になるように上記送信先リストを並べ変えることを特徴とする。
以上の通り説明した本実施の形態の通信機器100を統合システムに用いれば、受信側の機器が優先度の高い処理や負荷の高い処理を実施しており一時的に転送不可となっている場合に、その機器への転送の優先度が下がるように動作するため、受信優先順序650が同一の複数のイベント送付先に無作為の順序で転送する場合と比べ、転送可否判定部135が転送可と判断する確率が高くなり、結果として区分640が「デバイス」と設定された機器のイベント送信処理の負荷を低減できるという効果を奏する。
また、以上の通り説明した通信機器100を統合システムに用いれば、実施形態1で示した全ての効果を得ることが可能である。
実施の形態3.
本実施の形態について、図12を用いて説明する。図12は、本実施の形態における通信機器100の構成を示す機能ブロック図である。本実施の形態に係る通信機器100のブロック構成図は、実施の形態1のブロック構成図と略同様である。実施形態3の通信機器100は図12に示す通り、通信部130に送信先リストバッファ137(リスト保持バッファの一例)が追加されている。また、送信順序制御部131の動作が実施の形態1と異なる。他の構成と動作は実施の形態1と同一であるため、説明を省略する。
本実施の形態は、図8のステップS120において、送信先IDと区分のリスト815を参照し、受信優先順序650が高い区分に属する送信先へ優先的にイベントが送信されるように送信先IDと区分のリスト815の並び替えを行った後、送信先IDと区分のリスト815を送信先リストバッファ137に格納する。また、図8のステップS120において、受信優先順序650が同一である複数の機器が存在した場合、送信順序制御部131は、送信先リストバッファ137を参照し、前回イベントを送信した時に送信順序が最も高かった機器の送信順序が低くなるように動作する。
本実施の形態で説明した通信機器100について特徴を以下にまとめる。
本実施の形態における通信機器は、
過去の送信先リストを保持するリスト保持バッファを有し、
上記送信順序制御部は、送信リストに受信優先順序が同一の複数の通信機器が存在した場合に、リスト保持バッファの過去の送信先リストを参照して、過去にイベントを送信した時に送信順序が最も高かった通信機器の送信順序が低くなるように上記送信先リストを並べ変えることを特徴とする。
以上の通り説明した本実施の形態に係る通信機器100によれば、受信優先順序650が同一の複数の送付先に無作為の順序で転送する場合と比べ、受信優先順序650が同一の機器の間で均等にイベントが送信されることになるため、受信優先順序650が同一の機器の間での負荷が分散されるように動作する。そのため、特定の機器に負荷が集中することがなくなるという効果を奏する。
また、以上の通り説明した通信機器100によれば、実施の形態1で示した全ての効果を得ることが可能である。
上述のように実施の形態1〜3について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。実施の形態1〜3で説明した通信機器100を用いた通信方法は、イベント送受信方式と呼んでも構わない。
また、図8〜9のフローチャートに示したフローは、通信機器100を実現するコンピュータ上で実行される通信機器100の処理手順に相当するものとする。
実施の形態1に係る通信機器100の機能構成の一例を示すブロック構成図。 実施の形態1に係る通信機器100の機能構成の一例を示すブロック構成図。 実施の形態1に係る通信機器100の通信部130がやり取りを行うイベント190の構造を示す図。 実施の形態1に係る通信機器100を用いた統合システム1000の一例を示すブロック構成図。 実施の形態1に係る統合システム1000を構築するシステムの通信機器100が有する情報を示す図。 実施の形態1に係る通信機器100の外観の一例を示す図。 実施の形態1に係る通信機器100のハードウェア構成の一例を示す図。 実施の形態1に係る統合システム1000の通信機器100がシステム間連携を行うときに実行されるイベント送信時の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る統合システム1000において通信機器100のイベント受信時の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係るシステム間連携の際に通信部130がやり取りするイベント190の内容の変化を示す図。 実施の形態2に係る通信機器100の機能構成の一例を示すブロック構成図。 実施の形態3に係る通信機器100の機能構成の一例を示すブロック構成図。
符号の説明
100 通信機器、110 通信機器情報記憶部、112 区分情報記憶部、120 イベント生成部、130 通信部、131 送信順序制御部、132 イベント格納バッファ、133 イベント送信部、134 イベント受信部、135 転送可否判定部、136 転送可否結果バッファ、137 送信先リストバッファ、190 イベント、191 メッセージ、192 発行元ID、193 送信元ID、194 送信元区分、195 リスト、200 物理セキュリティシステム、210 カードリーダ、220 ドア、230 入退出管理装置、240 物理セキュリティネットワーク、300 映像システム、310 監視カメラ、400 ビル管理システム、410 照明コントローラ、420 照明、430 照明ネットワーク、440 空調コントローラ、450 空調、460 空調ネットワーク、500 情報システム、510 PCログイン制御サーバ、520 勤怠情報管理サーバ、530 ログ管理サーバ、540 OA端末、550 OAネットワーク、600 通信機器情報、610 ID、620 IPアドレス、630 ポート番号、640 区分、650 受信優先順序、660 転送可否、670 区分情報、700 統合ネットワーク、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、901 表示装置、902 入力機器、904 FDD、905 コンパクトディスク装置、906 プリンタ装置、907 撮影装置、931 電話機、932 ファクシミリ機、942 LAN、941 ゲートウェイ、913 ROM、914 RAM、915 通信装置、920 記憶装置、921 オペレーティングシステム、922 プログラム群、923 ファイル群、940 インターネット、1000 統合システム。

Claims (11)

  1. 通信ネットワークに接続され、複数の通信機器を送信先とする送信先リストを有するイベントの送受信を行う通信機器において、
    通信ネットワークに接続された通信機器の通信機器ID(IDentifier、識別子)と通信機器の種類に応じた区分とを含む通信機器情報を記憶装置に記憶する通信機器情報記憶部と、
    通信機器の種類に応じた区分と、区分に対応したイベントの受信優先順序情報と、区分に対応した代理転送可否情報とを記憶装置に記憶する区分情報記憶部と、
    イベントを送信する送信先となる通信機器の通信機器IDを送信先IDとして、上記通信機器情報記憶部により記憶された通信機器情報を参照して、送信先となる複数の通信機器の送信先IDと区分とを送信先リストとして生成して、イベントに含めるイベント生成部と、
    通信ネットワークを介してイベントの送受信を行う通信部とを備え、
    上記通信部は、
    複数の通信機器へ、イベントを送信する際の送信順序を決定する送信順序制御部と、
    イベントを格納するイベント格納バッファと、
    他の通信機器へ、イベントを送信するイベント送信部と
    他の通信機器から、イベントを受信するイベント受信部とを有し、
    上記送信順序制御部は、上記イベント生成部からイベントを受け取り、イベントに含まれた送信先リストにある通信機器の区分に基づいて上記区分情報記憶部に記憶された受信優先順序情報を参照して、受信優先順序情報が示す優先順序の高い順に、送信先リストにある複数の通信機器の送信先IDと区分とを並べ替えて、イベントを上記イベント格納バッファに格納し、
    上記イベント送信部は、上記イベント格納バッファに格納されたイベントを取得し、送信先リストを参照して送信先リストの先頭にある通信機器にイベントを送信し、
    上記イベント受信部は、上記イベント送信部がイベントを送信した送信先の通信機器から、送信先の通信機器がイベントを代理転送の可否を示す転送可否結果を含む通信応答を受信し、
    上記イベント送信部は、送信先の通信機器がイベントを代理転送可であることを示す転送可否結果を含む通信応答を上記イベント受信部が受信した場合にイベントの送信を終了し、送信先の通信機器がイベントを代理転送否であることを示す転送可否結果を含む通信応答を上記イベント受信部が受信した場合に、送信先リストの次の通信機器にイベントを送信する
    ことを特徴とする通信機器。
  2. 上記区分情報記憶部は、さらに、通信機器の種類に応じた区分に対応して、イベントの転送の可否を示す転送可否情報を記憶装置に記憶し、
    上記通信機器は、さらに、
    上記イベント受信部がイベントを受信した場合、送信先リストにある区分に基づいて区分情報記憶部の転送可否情報を参照して上記イベント受信部が受信したイベントを他の通信機器へ代理転送可か否かを判定し、代理転送可な場合には、イベント受信部が受信したイベントをイベント格納バッファに格納する転送可否判定部を備え、
    上記イベント受信部は、イベントの代理転送可否の結果を含む通信応答を、イベントを送信した通信機器に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
  3. 請求項1又は2に記載の通信機器において、
    上記区分情報記憶部は、
    システム内で相対的にCPU(Central Processing Unit)やメモリ等のリソースの数が所定の数より大きい通信機器の区分に対してサーバという区分の値を記憶し、リソースの数が所定の数より小さい通信機器の区分に対してデバイスという区分の値を記憶し、
    受信優先順序情報と代理転送可否情報として、サーバ区分は、受信優先順序を高く設定した値と代理転送可に設定した値を記憶し、デバイス区分は、受信優先順序を低く設定した値と代理転送否に設定した値を記憶することを特徴とする通信機器。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の通信機器において、
    上記区分情報記憶部は、通信機器のCPUやメモリ等のリソースの数に応じて複数の区分を記憶し、リソースの数が大きい区分の順に受信優先順序を高くし、リソースの数が大きい複数の区分に対して代理転送を可に、残りの区分に対して代理転送を否に設定した値を記憶することを特徴とする通信機器。
  5. 請求項1から4いずれかに記載の通信機器において、
    上記イベント受信部は、転送可否判定部が代理転送可と判断して、送信先リストに記載された通信機器に対してイベントをイベント送信部が代理転送した後、イベントの代理転送が完了したことをイベントを発信した通信機器へ通知することを特徴とする通信機器。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の通信機器において、
    上記転送可否判定部は、イベントの転送可否を判定する時に、自身の通信装置で優先度の高い処理や負荷の高い処理を実施している間は代理転送を否と判定し、代理転送不可であることを通信応答で伝えることを特徴とする通信機器。
  7. 請求項1から6いずれかに記載の通信機器は、さらに、
    イベント送信先の通信機器の通信応答で渡されるイベントの代理転送可否の結果を保持する結果保持バッファを有し、
    上記送信順序制御部は、送信リストに受信優先順序が同一の複数の通信機器が存在した場合に、上記結果保持バッファの代理転送可否の結果を参照して、通信応答として代理転送可の結果を返した通信機器の送信順序が先になるように上記送信先リストを並べ変えることを特徴とする通信機器。
  8. 請求項1から7いずれかに記載の通信機器は、さらに、
    イベント送信先の通信機器の通信応答で渡されるイベントの代理転送可否の結果を保持する結果保持バッファを有し、
    上記送信順序制御部は、送信リストに受信優先順序が同一の複数の通信機器が存在した場合に、上記結果保持バッファの代理転送可否の結果を参照して、通信応答として代理転送否の結果を返した通信機器の送信順序が後になるように上記送信先リストを並べ変えることを特徴とする通信機器。
  9. 請求項1から8いずれかに記載の通信機器は、さらに、
    過去の送信先リストを保持するリスト保持バッファを有し、
    上記送信順序制御部は、送信リストに受信優先順序が同一の複数の通信機器が存在した場合に、リスト保持バッファの過去の送信先リストを参照して、過去にイベントを送信した時に送信順序が最も高かった通信機器の送信順序が低くなるように上記送信先リストを並べ変えることを特徴とする通信機器。
  10. 通信ネットワークに接続され、複数の通信機器を送信先とする送信先リストを有するイベントの送受信を行う通信機器の通信方法において、
    通信機器記憶部が、通信ネットワークに接続された通信機器の通信機器ID(IDentifier、識別子)と通信機器の種類に応じた区分とを含む通信機器情報を記憶装置に記憶する通信機器情報記憶処理と、
    区分情報記憶部が、通信機器の種類に応じた区分と、区分に対応したイベントの受信優先順序情報と、区分に対応した代理転送可否情報とを記憶装置に記憶する区分情報記憶処理と、
    イベント生成部が、イベントを送信する送信先となる通信機器の通信機器IDを送信先IDとして、上記通信機器情報記憶部により記憶された通信機器情報を参照して、送信先となる複数の通信機器の送信先IDと区分とを送信先リストとして生成して、イベントに含めるイベント生成処理と、
    通信ネットワークを介してイベントの送受信を行う通信部が、複数の通信機器へ、イベントを送信する際の送信順序を決定する送信順序制御処理と、
    上記送信順序制御部は、上記イベント生成部からイベントを受け取り、イベントに含まれた送信先リストにある通信機器の区分に基づいて上記区分情報記憶部に記憶された受信優先順序情報を参照して、受信優先順序情報が示す優先順序の高い順に、送信先リストにある複数の通信機器の送信先IDと区分とを並べ替えて、イベントをイベント格納バッファに格納するイベント格納処理と、
    イベント送信部が、上記イベント格納バッファに格納されたイベントを取得し、送信先リストを参照して送信先リストの先頭にある通信機器にイベントを送信する第1のイベント送信処理と、
    イベント受信部が、上記イベント送信部がイベントを送信した送信先の通信機器から、送信先の通信機器がイベントを代理転送の可否を示す転送可否結果を含む通信応答を受信するイベント受信処理と、
    イベント送信部が、送信先の通信機器がイベントを代理転送可であることを示す転送可否結果を含む通信応答を上記イベント受信部が受信した場合にイベントの送信を終了し、送信先の通信機器がイベントを代理転送否であることを示す転送可否結果を含む通信応答を上記イベント受信部が受信した場合に、送信先リストの次の通信機器にイベントを送信する第2のイベント送信処理と備える
    ことを特徴とする通信方法。
  11. 請求項10記載の通信方法をコンピュータに実行させる通信プログラム。
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