JP5004184B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、複数本のアンテナを備えたアンテナ装置に関する。
地上デジタルテレビジョン放送において、親局からの電波が届かない地域では、中継局の建設が進められているが、中継局のチャンネルの割付に余裕がないために同一チャンネルによる混信が発生する場合がある。このような地域において、受信点から見た希望局と妨害局との方向差がたとえば15度前後と狭い場合には、従来の家庭用の8素子アンテナまたは14素子アンテナでは指向性が広すぎて良好な受信特性を得ることができない。このため、半値幅がたとえば20度以下である指向性の非常に鋭いアンテナが必要となる。なお、半値幅とは、アンテナの指向性の鋭さを示すものであり、受信点と受信電力が半分(−3dB)になる2つの点とを結ぶ2本の直線のなす角度である。
ここで、従来の8素子アンテナまたは14素子アンテナを2台用いて、2台のアンテナにおいて受信された無線信号を位相合成することにより、妨害波方向にヌルを作って希望波よりも妨害波の受信電力を小さくし、妨害波を除去する構成が考えられる。しかしながら、このような構成では、従来のアンテナと同様の利得を得て、かつサイドローブのレベルを小さくすることは困難である。
半値幅を小さくし、かつサイドローブのレベルを小さくすることを目的とした地上デジタルテレビジョン放送用のアンテナ装置として、たとえば、特許文献1には、以下のようなアンテナ装置が開示されている。すなわち、導波素子、放射素子及び反射素子からなる3素子以上のアンテナ素子が電波の放射方向に沿って配置されている。アンテナ装置は、アンテナ素子の数が最も多い主アンテナと、主アンテナよりもアンテナ素子の数が少なく、主アンテナと略同一平面状で主アンテナの放射中心軸の左右に所定間隔を空けて配置された複数の副アンテナと、主アンテナ及び各副アンテナからの受信信号を合成して出力する合成手段とを備える。
特開2007−28068号公報
しかしながら、特許文献1記載のアンテナ装置では、主アンテナに対する副アンテナの位置の細かい調整が必要となり、設置作業が困難であるという問題点がある。
それゆえに、本発明の目的は、良好な受信特性を得ることができ、かつ容易に設置することが可能なアンテナ装置を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるアンテナ装置は、受信すべき無線信号の周波数帯域が共通な4本以上の偶数本のアンテナと、4本以上の偶数本のアンテナにおいて受信された無線信号を合成する合成器とを備え、4本以上の偶数本のアンテナは、希望局からの無線信号の各々の受信方向が略平行となるように向けられるとともに、その受信方向と略直交した方向に、各々の指向性の半値幅および前記周波数帯域に基づいて設定された等しい間隔で一列に配置されている。周波数帯域内の周波数において、4本以上の偶数本のアンテナの各々の指向性の合成によって得られる指向性のパターンの半値幅の1/2の角度が、無線信号の希望局と妨害局との方向差の角度より小さくなるように、4本以上の偶数本のアンテナの前記間隔が定められる
好ましくは、周波数帯域は、テレビ放送用のUHF周波数帯域である。
好ましくは、4本以上の偶数本のアンテナは、1個のアンテナ素子を有する導波器と、放射器と、複数個のアンテナ素子を有する反射器とを含む同一構成のアンテナである。4本以上の偶数本のアンテナの間隔は、約500mmである。導波器の1個のアンテナ素子の延伸方向の長さは約160mmである。反射器の複数個のアンテナ素子の各々の延伸方向の長さは約400mmである
本発明によれば、良好な受信特性を得ることができ、かつ容易に設置することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の外観を示す斜視図である。図2(a)は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の構成を示す上面図である。図2(b)は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の構成を示す正面図である。図2(c)は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の構成を示す側面図である。
図1および図2を参照して、アンテナ装置101は、アンテナ11A,11B,11C,11Dと、合成器12と、スタックアーム13と、同軸ケーブル14とを備える。アンテナ11Aは、導波器1Aと、放射器2Aと、反射器3Aと、給電部4Aと、アーム5Aとを含む。アンテナ11Bは、導波器1Bと、放射器2Bと、反射器3Bと、給電部4Bと、アーム5Bとを含む。アンテナ11Cは、導波器1Cと、放射器2Cと、反射器3Cと、給電部4Cと、アーム5Cとを含む。アンテナ11Dは、導波器1Dと、放射器2Dと、反射器3Dと、給電部4Dと、アーム5Dとを含む。導波器1Aは、アンテナ素子E1Aを含む。放射器2Aは、アンテナ素子E2A,E3Aを含む。反射器3Aは、アンテナ素子E4A,E5A,E6A,E7Aを含む。導波器1Bは、アンテナ素子E1Bを含む。放射器2Bは、アンテナ素子E2B,E3Bを含む。反射器3Bは、アンテナ素子E4B,E5B,E6B,E7Bを含む。導波器1Cは、アンテナ素子E1Cを含む。放射器2Cは、アンテナ素子E2C,E3Cを含む。反射器3Cは、アンテナ素子E4C,E5C,E6C,E7Cを含む。導波器1Dは、アンテナ素子E1Dを含む。放射器2Dは、アンテナ素子E2D,E3Dを含む。反射器3Dは、アンテナ素子E4D,E5D,E6D,E7Dを含む。
以下、アンテナ11A,11B,11C,11Dの各々をアンテナ11と称する場合がある。導波器1A,1B,1C,1Dの各々を導波器1と称する場合がある。放射器2A,2B,2C,2Dの各々を放射器2と称する場合がある。反射器3A,3B,3C,3Dの各々を反射器3と称する場合がある。給電部4A,4B,4C,4Dの各々を給電部4と称する場合がある。アーム5A,5B,5C,5Dの各々をアーム5と称する場合がある。アンテナ素子E1A,E1B,E1C,E1Dの各々をアンテナ素子E1と称する場合がある。アンテナ素子E2A,E2B,E2C,E2Dの各々をアンテナ素子E2と称する場合がある。アンテナ素子E3A,E3B,E3C,E3Dの各々をアンテナ素子E3と称する場合がある。アンテナ素子E4A,E4B,E4C,E4Dの各々をアンテナ素子E4と称する場合がある。アンテナ素子E5A,E5B,E5C,E5Dの各々をアンテナ素子E5と称する場合がある。アンテナ素子E6A,E6B,E6C,E6Dの各々をアンテナ素子E6と称する場合がある。アンテナ素子E7A,E7B,E7C,E7Dの各々をアンテナ素子E7と称する場合がある。
アンテナ装置101は、4本の八木アンテナ11A,11B,11C,11Dを備えるスタックアンテナである。また、アンテナ11A,11B,11C,11Dは、たとえば同一構成の八木アンテナである。なお、アンテナ11A,11B,11C,11Dは、平面アンテナ等の他の種類のアンテナであってもよい。また、アンテナ装置101は、4個のアンテナを備える構成に限らず、複数個のアンテナを備える構成であればよいが、同相合成を考慮すると、偶数個のアンテナを備える構成が好ましい。
アンテナ11A,11B,11C,11Dは、共通の周波数帯域、たとえばデジタルテレビジョン放送のUHF周波数帯域(470MHz〜770MHz)における無線信号を受信する。
合成器12は、アンテナ11A,11B,11C,11Dにおいて受信された無線信号を給電部4および同軸ケーブル14を介して受けて、これらの無線信号を同相合成する。
図2(a)に示すように、アンテナ素子E3,E2,E1は、反射器3側からこの順番に水平方向に配置されている。また、図2(b)に示すように、アンテナ素子E4,E5,E6,E7は、アンテナ装置101の上部から下部へこの順番に配置されている。
また、図2(a)に示すように、アンテナ装置101を上側から見た場合、アンテナ素子E1〜E7の延伸方向(長手軸方向)と垂直にアーム5が配置されている。また、アンテナ装置101を上側から見た場合、導波器1が含むアンテナ素子E1の延伸方向の中心と、放射器2が含むアンテナ素子E2,E3の各々の延伸方向の中心と、反射器3が含むアンテナ素子E4,E5,E6,E7の各々の延伸方向の中心とアーム5とが交わっている。そして、アーム5A,5B,5C,5Dが略並行に配置されている。すなわち、アンテナ11A,11B,11C,11Dの放射軸ZA,ZB,ZC,ZDが略平行である。このような構成により、アンテナ装置101では、アンテナ11A,11B,11C,11Dの位置関係の調整が容易となる。
また、アンテナ装置101は、水平偏波を受信する。すなわち、アンテナ11A,11B,11C,11Dが含む各アンテナ素子は、延伸方向が設置面に対して水平になるように配置される。
なお、アンテナ装置101は、垂直偏波を受信する構成であってもよい。すなわち、アンテナ11A,11B,11C,11Dが含む各アンテナ素子が、設置面に対して垂直になるように配置される構成であってもよい。
図2(a)において、スタックアーム13の長さYはたとえば1900mmである。また、図2(c)において、アーム5の長さKはたとえば360mmであり、反射器3における最上部のアンテナ素子E4から最下部のアンテナ素子E7までの長さLはたとえば272mmである。
図3は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の指向性パターンを示す図である。図3は、アンテナ素子E1の延伸方向の長さを170mmとし、アンテナ素子E4〜E7の延伸方向の長さを340mmとした場合を示している。
図4は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の半値幅と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。
図5は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の利得と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。
図6は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の前後比と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。ここで、前後比とは、希望波の方向の受信レベルと、希望波と反対方向の受信レベルとの比である。
図4〜図6において、グラフG1は、アンテナ素子E1の延伸方向の長さを170mmとし、アンテナ素子E4〜E7の延伸方向の長さを340mmとした場合を示している。グラフG2は、後述するようにアンテナ素子E1の延伸方向の長さを160mmとし、アンテナ素子E4〜E7の延伸方向の長さを400mmとした場合を示している。
アンテナ11A,11B,11C,11Dの各々において、導波器1におけるアンテナ素子E1は、(アンテナ11の受信周波数帯域において、アンテナ11の受信周波数帯域の中心周波数FCである620MHzより高い周波数に対応する波長)×約0.4の長さに設定されている。
また、放射器2におけるアンテナ素子E2は、(アンテナ11の受信周波数帯域において、中心周波数FCより高い周波数に対応する波長)×約0.5の長さに設定されている。そして、放射器2におけるアンテナ素子E3は、(アンテナ11の受信周波数帯域において、中心周波数FCより低い周波数に対応する波長)×約0.5の長さに設定されている。
また、反射器3におけるアンテナ素子E4〜E7は、(アンテナ11の受信周波数帯域において、中心周波数FCより低い周波数に対応する波長)×約0.6の長さに設定されている。
本発明の実施の形態に係るアンテナ装置では、上記のようなアンテナ11A,11B,11C,11Dの単体の受信特性に基づいて、アンテナ11A,11B,11C,11Dの配置間隔を設定する。
すなわち、アンテナ11A,11B,11C,11Dは、少なくとも各々の水平面内指向性の半値幅および受信すべき無線信号の周波数帯域に基づいて設定された等しい間隔で一列に配置されている。
図7〜図9は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の指向性パターンを示す図である。図7〜図9は、アーム5Aとアーム5Bとの間隔X1と、アーム5Bとアーム5Cとの間隔X2と、アーム5Cとアーム5Dとの間隔X3とを等間隔(X1=X2=X3)とし、この間隔をそれぞれ360mm,440mm,520mmに設定した場合を示している。また、図7〜図9は、アンテナ素子E1の延伸方向の長さを170mmとし、アンテナ素子E4〜E7の延伸方向の長さを340mmとした場合を示している。
図10は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の半値幅と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。
図11は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の利得と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。
図12は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の前後比と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。
図10〜図12において、グラフG1,G2,G3,G4は、間隔X1,X2,X3をそれぞれ360mm,440mm,520mm,500mmに設定した場合を示している。また、グラフG1〜G3は、アンテナ素子E1の延伸方向の長さを170mmとし、アンテナ素子E4〜E7の延伸方向の長さを340mmとした場合を示している。グラフG4は、後述するようにアンテナ素子E1の延伸方向の長さを160mmとし、アンテナ素子E4〜E7の延伸方向の長さを400mmとした場合を示している。
図10を参照して、間隔X1,X2,X3をそれぞれ360mm,440mm,520mmに設定した場合、受信信号の周波数が470MHz〜770MHzの範囲におけるアンテナ装置101の半値幅は、それぞれ22度〜14度、18度〜12度、16度〜10度となった。
本例では、受信障害が発生しているのは、受信点から見た希望局と妨害局との方向差が15度前後の地域が多かった。この地域においては、図11に示すように、間隔X1,X2,X3が520mmのときに最も受信特性が改善したため、半値幅としては16度〜10度が必要であることが分かった。
しかしながら、図7〜図10および図12に示すように、間隔X1,X2,X3を大きくすると、半値幅が小さくなる一方で、サイドローブのレベルが大きくなり、かつ前後比が大きくなる傾向があった。
図13は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の指向性パターンを示す図である。
そこで、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置では、導波器1におけるアンテナ素子E1を短くし、かつ反射器3におけるアンテナ素子E4〜E7を長く設定することにより、前後比を改善した。具体的には、アンテナ素子E1の延伸方向の長さを170mmから160mmに変更し、アンテナ素子E4〜E7の延伸方向の長さを340mmから400mmに変更した。しかしながら、アンテナ装置101の指向性パターンにおいて、サイドローブのレベルが大きくなってしまった。
図14は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の指向性パターンを示す図である。
そこで、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置では、間隔X1,X2,X3を500mに設定することで、図10および図14に示すように、導波器1および反射器3の各々のアンテナ素子の長さを変更する前のサイドローブに近づけ、かつ半値幅を16度〜10度にすることができた。
アンテナ11A,11B,11C,11Dの受信周波数帯域が470MHz〜770MHzよりも周波数の低い側にシフトする場合には、この受信周波数帯域に基づいて、間隔X1,X2,X3を500mmよりも大きく設定する。逆に、アンテナ11A,11B,11C,11Dの受信周波数帯域が470MHz〜770MHzよりも周波数の高い側にシフトする場合には、この受信周波数帯域に基づいて、間隔X1,X2,X3を500mmよりも小さく設定する。このようにすることで、良好な受信特性を得ることができる。
また、アンテナ11A,11B,11C,11Dの各々の半値幅が図13に示す半値幅より小さい側にシフトする場合には、この半値幅に基づいて、間隔X1,X2,X3を500mmよりも小さく設定する。逆に、アンテナ11A,11B,11C,11Dの各々の半値幅が図13に示す半値幅より大きい側にシフトする場合には、この半値幅に基づいて、間隔X1,X2,X3を500mmよりも大きく設定する。このようにすることで、良好な受信特性を得ることができる。
なお、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置では、間隔X1,X2,X3が等しく設定される構成であるとしたが、これに限定するものではなく、間隔X1,X2,X3が互いに異なっていてもよい。
ところで、従来の8素子アンテナまたは14素子アンテナを2台用いて、2台のアンテナにおいて受信された無線信号を位相合成する構成では、従来のアンテナと同様の利得を得て、かつサイドローブのレベルを小さくすることは困難である。また、従来の家庭用のデジタルテレビジョン放送用アンテナでは、アンテナ素子を複数個含む導波器を用いることにより、受信利得を大きくしているが、このような構成では、サイドローブのレベルが大きくなってしまう。
また、特許文献1記載のアンテナ装置では、主アンテナに対する副アンテナの位置の細かい調整が必要となり、設置作業が困難であるという問題点がある。
しかしながら、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置では、複数本のアンテナを用いて、これらのアンテナの間隔を、各アンテナの指向性の半値幅および受信すべき無線信号の周波数帯域に基づいて設定する。このような構成により、主アンテナに対する副アンテナの位置の細かい調整が不要となる。また、複数本のアンテナの間隔を適切に設定することにより、導波器が含むアンテナ素子が1個だけでも受信利得を大きくし、かつ半値幅を小さくすることができるため、サイドローブのレベルが大きくなることを防ぐことができる。したがって、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置では、良好な受信特性を得ることができ、かつ容易に設置することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の外観を示す斜視図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の構成を示す上面図である。(b)は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の構成を示す正面図である。(c)は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の指向性パターンを示す図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の半値幅と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の利得と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の前後比と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の指向性パターンを示す図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の指向性パターンを示す図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の指向性パターンを示す図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の半値幅と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の利得と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の前後比と受信信号の周波数との関係を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におけるアンテナ単体の指向性パターンを示す図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の指向性パターンを示す図である。
符号の説明
11A,11B,11C,11D アンテナ、1A,1B,1C,1D 導波器、2A,2B,2C,2D 放射器、3A,3B,3C,3D 反射器、4A,4B,4C,4D 給電部、5A,5B,5C,5D アーム、E1A,E1B,E1C,E1D,E2A,E2B,E2C,E2D,E3A,E3B,E3C,E3D,E4A,E4B,E4C,E4D,E5A,E5B,E5C,E5D,E6A,E6B,E6C,E6D,E7A,E7B,E7C,E7D アンテナ素子、12 合成器、13 スタックアーム、14 同軸ケーブル、101 アンテナ装置。

Claims (3)

  1. 受信すべき無線信号の周波数帯域が共通な4本以上の偶数本のアンテナと、
    前記4本以上の偶数本のアンテナにおいて受信された前記無線信号を合成する合成器とを備え、
    前記4本以上の偶数本のアンテナは、希望局からの前記無線信号の各々の受信方向が略平行となるように向けられるとともに、その受信方向と略直交した方向に、各々の指向性の半値幅および前記周波数帯域に基づいて設定された等しい間隔で一列に配置され
    前記周波数帯域内の周波数において、前記4本以上の偶数本のアンテナの各々の指向性の合成によって得られる指向性のパターンの半値幅の1/2の角度が、前記無線信号の希望局と妨害局との方向差の角度より小さくなるように、前記4本以上の偶数本のアンテナの前記間隔が定められる、アンテナ装置。
  2. 前記周波数帯域は、テレビ放送用のUHF周波数帯域である、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記4本以上の偶数本のアンテナは、1個のアンテナ素子を有する導波器と、放射器と、複数個のアンテナ素子を有する反射器とを含む同一構成のアンテナであり、
    前記4本以上の偶数本のアンテナの前記間隔は、約500mmであり、
    前記導波器の前記1個のアンテナ素子の延伸方向の長さは約160mmであり、
    前記反射器の前記複数個のアンテナ素子の各々の延伸方向の長さは約400mmである、請求項に記載のアンテナ装置。
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