JP5003798B2 - バルブ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流路を開閉するバルブと、バルブを駆動するアクチュエータとを備えるバルブ制御装置に関し、特に、内燃機関の燃焼室に連通する吸気通路を開閉するバルブ制御装置に係る。
従来より、バルブ制御装置として、内燃機関の燃焼室に連通する吸気通路を開閉するバルブと、このバルブを保持するとともに回転軸方向に延びるシャフトと、このシャフトに駆動力を伝達してバルブを駆動するアクチュエータとを備え、吸気流量を可変するものが知られている。アクチュエータは、電動モータ(駆動源)から駆動力を伝達される最終ギヤを有し、この最終ギヤにシャフトが接続されることにより、バルブとアクチュエータとが接続されている(特許文献1、2参照)。
図6に示すバルブ制御装置100(特許文献1参照)では、アクチュエータ101は、電動モータ(駆動源)から駆動力を伝達される樹脂製の最終ギヤ103を有している。そして、シャフト104は金属で形成されており、最終ギヤ103に設けられた圧入孔106に圧入固定されることでシャフト104と最終ギヤ103とが接続されている。これにより、最終ギヤ103の回転がシャフト104を介してバルブ107に伝達される。
また、ハウジング109には、最終ギヤ103に設けられたストッパ部(図示せず)が突き当たることで、バルブ107の作動範囲を規制するストッパ(図示せず)が設けられている。すなわち、ストッパにより最終ギヤ103の作動角範囲を規制することで、バルブ107の作動範囲を規制している。
また、バルブ制御装置100では、最終ギヤ103の回転角をセンサ(図示せず)により検出することで、バルブ107の開度を検出している。
ここで、このバルブ制御装置100によれば、バルブ107とアクチュエータ101との接続を、最終ギヤ103にシャフト104を圧入するという低コストの加工で行うことができるという利点がある。
しかしながら、このバルブ制御装置100では、シャフト104と最終ギヤ103との圧入箇所が破損した場合に、最終ギヤ103の回転角を検出するセンサ(ギヤ角センサ)でその故障を検出することができないという課題がある。すなわち、シャフト104への駆動力の伝達経路での故障を検出することができない。
すなわち、圧入箇所が破損した場合、最終ギヤ103の回転はストッパにより規制され、シャフト104だけが空回りする可能性がある。このとき、最終ギヤ103はストッパにより規制された作動角範囲内にあるのに、バルブ107はバルブ107の作動範囲を越えて回動するが、センサは最終ギヤ103の回転角しか検出していないため、バルブ107が作動範囲を超えて作動異常を生じていることは検出できない。
特に、エミッション関連部品の場合、自己の故障検出が可能である必要があるが、このバルブ制御装置100のギヤ角センサでは、上述のような故障モード(シャフト104と最終ギヤ103との圧入箇所の破損)を検出することができない。このため、上述のような故障モードを検出可能とするためには、例えば、シャフト104の回転角を直接検出するセンサをギヤ角センサとは別に設けるといった措置が必要となるが、センサを多く設けると製造コストが増大してしまう。
一方、図7に示すバルブ制御装置200(特許文献2参照)では、センサ201でシャフト202の回転角を検出することで、バルブ203の開度を検出している。
これによれば、シャフト202の回転角をセンサ201で直接検出するため、シャフト202と最終ギヤ204との間の接続の破損等によって、シャフト202がバルブ203の作動角範囲を超えて回動した場合には、センサ201によるシャフト202の回転角の検出値が異常値を示し、シャフト202に保持されたバルブ203の作動異常を検知し、故障と判断することができる。
しかしながら、このバルブ制御装置200では、バルブ203とアクチュエータ205との接続、すなわち、最終ギヤ204とシャフト202との接続が複雑になる上、シャフト202に最終ギヤ204を接続するためのギヤ保持部材206や、シャフト202にセンサ用の磁石207を保持するためのセンサ保持部材208等が必要となるため、部品点数の増加や組付け工数の増加を招き、製造コストが増大してしまう。
すなわち、バルブ制御装置200でも、シャフト202と最終ギヤ204との接続の破損等の故障を低コストに検出することはできない。
特開2004−124933号公報 特開2009−013934号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、低コストで且つ故障検出可能なバルブ制御装置を提供することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の発明によれば、バルブを保持するシャフトと、バルブを駆動するアクチュエータの最終ギヤとは、最終ギヤの樹脂製の嵌合部に形成された圧入孔に、シャフトの圧入部が圧入されることにより接続されている。
これにより、バルブとアクチュエータとの接続を、最終ギヤにシャフトを圧入するという低コストの加工で行うことができる。
また、本発明のバルブ制御装置では、シャフトの嵌合部から突出して露出した露出部に、径方向に延びるストッパ部が設けられ、このストッパ部がストッパにより規制されることにより、バルブの作動範囲(以下、バルブ作動範囲とする)が規制されている。
また、バルブ制御装置は、アクチュエータの回転角を検出するセンサを備えるとともに、シャフトへの駆動力の伝達経路での故障を検出する故障検出手段を備えている。
そして、最終ギヤは、モータ側のギヤと噛み合うギヤ歯として、バルブ作動範囲に対応した最終ギヤの作動角範囲(以下、ギヤ作動角範囲とする)でモータ側のギヤと噛み合う内側ギヤ歯と、ギヤ作動角範囲外でモータ側のギヤと噛み合う外側ギヤ歯とを有する。
すなわち、最終ギヤは、バルブ作動範囲に対応したギヤ作動角範囲の外側でもモータ側のギヤと噛み合って回動可能となっている。
また、故障検出手段は、最終ギヤがギヤ作動角範囲外に回動して、センサによる検出値が、予め設定されたバルブ作動範囲に相当する正常検出値から外れた異常検出値となった場合に、故障と判断する。
これによれば、アクチュエータの回転角の検出により、シャフトへの駆動力の伝達経路における故障を検出することができる。つまり、故障検出のために、シャフトの回転角を直接検出する構造にする必要はなく、製造コストの増大を招かない。
すなわち、最終ギヤにシャフトを圧入してバルブとアクチュエータとを接続するタイプのもの(特許文献1参照)において、シャフトと最終ギヤとの圧入部の破損といった故障モードの検出を低コストに実現することができる。
例えば、最終ギヤの回転角を検出するセンサを用いて、故障検出をすることができる。
すなわち、最終ギヤとシャフトとの接続が正常な場合は、最終ギヤの回動に伴ってバルブは回動する。最終ギヤはシャフトと一体的に回動するため、ギヤ作動角範囲外に回動することはない。このとき、センサの検出値は、最終ギヤの回転角がバルブ作動範囲に対応したギヤ作動角範囲内にあることを示す正常検出値となる。
一方、最終ギヤとシャフトとの圧入部分が破損した場合は、最終ギヤがストッパに関係なく空回りして、ギヤ作動角範囲外に回動する。このとき、センサの検出値は、バルブ作動範囲に相当する正常検出値から外れた異常検出値となるため、最終ギヤからシャフトへの駆動力の伝達に異常が生じたことが検知でき、故障を検出することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の発明によれば、最終ギヤは、外周面全周にギヤ歯を有している。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の発明によれば、最終ギヤは、外周面の周方向に部分的にギヤ歯を有している。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の発明によれば、センサは、最終ギヤに固定された磁石と、磁石によって放出される磁束を検出する非接触式の磁気検出素子とを有する。
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の発明によれば、流路は、内燃機関の燃焼室に連通する吸気通路である。
〔請求項6の手段〕
請求項6に記載の発明によれば、ハウジングは、吸気通路と、少なくとも最終ギヤを収容する収容室とを形成するとともに、吸気通路と収容室とを区画する隔壁を有し、隔壁は、吸気通路と収容室とを連通するとともに、シャフトを挿通する貫通孔を有する。
シャフトは、吸気通路側がバルブを保持し、反吸気通路側が最終ギヤに圧入され、露出部は、嵌合部から吸気通路側に突出して一部が収容室内に収容されている。
そして、ストッパ部は、露出部の収容室内に収容された部分に設けられている。
〔請求項7の手段〕
請求項7に記載の発明によれば、バルブ制御装置は、最終ギヤの嵌合部と収容室の内周面との間を気密にシールするシール部材を備える。
このシール部材は、主に、吸気通路からの吸気の漏れを防止するために機能する。
〔請求項8の手段〕
請求項8に記載の発明によれば、ストッパ部の最大径は、シール部材の外径よりも小さい。
これによれば、収容室の反吸気通路側から最終ギヤ、シャフト、シール部材を組み付ける際の組付け性が向上する。
タンブルコントロールバルブ制御装置を示す部分図である(実施例1)。 タンブルコントロールバルブ制御装置の要部を示す図である(実施例1)。 (a)はストッパ部とストッパを示す図であり、(b)は最終ギヤの正面図である(実施例1)。 (a)はストッパ部とストッパを示す図であり、(b)は最終ギヤの正面図である(実施例2)。 ストッパ部とストッパを示す図である(実施例3)。 バルブ制御装置の要部を示す図である(従来例)。 バルブ制御装置の要部を示す図である(従来例)。
本発明を実施するための形態のバルブ制御装置は、バルブを駆動するアクチュエータの最終ギヤとバルブを保持するシャフトとは、最終ギヤの樹脂製の嵌合部に形成された圧入孔に、シャフトの圧入部が圧入されることにより接続されている。
シャフトの嵌合部から突出して露出した露出部に、径方向に延びるストッパ部が設けられ、このストッパ部がストッパにより規制されることにより、バルブの作動範囲が規制されている。
また、バルブ制御装置は、アクチュエータの回転角を検出するセンサと、シャフトへの駆動力の伝達経路での故障を検出する故障検出手段とを備えている。
最終ギヤは、モータ側のギヤと噛み合うギヤ歯として、バルブ作動範囲に対応したギヤ作動角範囲でモータ側のギヤと噛み合う内側ギヤ歯と、ギヤ作動角範囲外でモータ側のギヤと噛み合う外側ギヤ歯とを有する。
すなわち、最終ギヤは、バルブ作動範囲に対応したギヤ作動角範囲の外側でもモータ側のギヤと噛み合って回動可能となっている。
また、故障検出手段は、最終ギヤがギヤ作動角範囲外に回動して、センサによる検出値が、予め設定されたバルブ作動範囲に相当する正常検出値から外れた異常検出値となった場合に、故障と判断する。
〔実施例1の構成〕
実施例1のバルブ制御装置として、タンブルコントロールバルブ制御装置(以下、TCV制御装置とする)の構成を、図1〜図3を用いて説明する。
TCV制御装置は、複数の気筒を有する内燃機関(エンジン)の各気筒毎の燃焼室に連通する複数の吸気通路2の通路断面積を絞ることで、燃料室内にタンブル流を発生させるために用いられる。
本実施例のTCV制御装置は、内部に吸気通路2を形成するインテークマニホールド3(ハウジング)と、吸気通路2を開閉するバルブ4と、このバルブ4を保持するとともに回転軸方向に延びるシャフト5と、このシャフト5を介してバルブ4を駆動する電動アクチュエータ(以下、アクチュエータ6とする)と、バルブ4の開度を検出するために用いられる回転角度センサ7と、この回転角度センサ7の検出信号が入力される電子制御装置(ECU)とを備える。
インテークマニホールド3は、エンジンの各気筒毎の燃焼室に連通する複数の吸気通路2を形成するケーシングであり、例えばポリアミド系の樹脂により形成されている。インテークマニホールド3は、気筒数に対応した個数の断面方形状の吸気通路2を形成しており、各吸気通路2は、シリンダヘッドの各吸気ポート(図示せず)に互いに独立して接続されている。
また、インテークマニホールド3には、インテークマニホールド3の内部を流れる吸気を制御して燃焼室内にタンブル流を発生させるタンブルコントロールバルブ(以下、TCVと呼ぶ)が配されている。
TCVは、インテークマニホールド3のハウジング格納室10に収容されたバルブハウジング11(ハウジング)と、バルブハウジング11に回動自在に収容されたバルブ4等によって構成されている。
なお、ハウジング格納室10は、インテークマニホールド3の内部に気筒数に対応した個数、断面方形状に形成されており、各ハウジング格納室10の内部に、バルブハウジング11が嵌合保持されている。
そして、インテークマニホールド3およびバルブハウジング11には、吸気通路2の流れ方向と直交する方向に延びるとともに、シャフト5が回転自在に挿通される貫通孔13、14が設けられている。
シャフト5は、貫通孔13、14に挿通され、貫通孔13、14の吸気通路側(吸気通路2内に配される部分)でバルブ4を保持し、貫通孔13、14の反吸気通路側(貫通孔13から吸気通路2の外側に突出した部分)がアクチュエータ6に接続される。
なお、シャフト5は、例えば鉄等の金属により形成されており、回転軸方向に垂直な断面が多角形(実施例では四角形)をしている。
また、インテークマニホールド3は、貫通孔13から反吸気通路側に突出したシャフト5の部分を収容するとともに、シャフト5に接続されるアクチュエータ6の一部を収容する収容室17を形成している。
すなわち、貫通孔13、14は、吸気通路2と収容室17を区画するインテークマニホールド3およびバルブハウジング11の部分(隔壁)に貫通して設けられており、貫通孔14を介して吸気通路2と収容室17とを連通する。
バルブ4は、例えば、ポリアミド系の樹脂により形成されており、吸気通路2の流れ方向に略直交する方向に回転中心軸線を有し、バルブハウジング11に回動自在に収容されている。すなわち、バルブ4は、シャフト5が貫く多角孔19を有しており、シャフト5が多角孔19に挿通されることでシャフト5に保持され、シャフト5と一体的に回動可能となっている。多角孔19の断面は、多角形のシャフト5の断面とほぼ同一の形状をしており、シャフト5とバルブ4との間の相対回転が防止されている。
そして、バルブ4は、バルブハウジング11内で回動して吸気通路2の一部を開閉し、吸気通路2の断面積を変更する。そして、バルブ4により吸気通路2が絞られると、燃焼室にタンブル流が発生する。なお、タンブル流の発生により、燃焼室内での燃焼効率が向上し、燃費やエミッション(例えばHC低減効果)等が改善される。
本実施例のバルブ4は、上端面に切欠き20を有しており、バルブ4の全閉時にバルブ4とバルブハウジング11との間に長方形状の開口を形成する(図1参照)。バルブ4の全閉時には、この開口により吸気が絞られて燃焼室にタンブル流が発生する。
ここで、バルブ4の全開時とは、バルブ4が全開位置にあるときを示し、このとき、バルブ4の作動範囲(以下、バルブ作動範囲と呼ぶ)内において吸気通路2の開口面積は最大となる。
バルブ4の全閉時とは、バルブ4が全閉位置にあるときを示し、このとき、バルブ作動範囲内において吸気通路2の開口面積は最小となる。
なお、バルブ作動範囲とは、後にも詳述するが、ストッパ(後に詳述する)により規制されるバルブ4が作動可能な回転角範囲のことを指す。
また、バルブ4の全閉位置とは、ストッパにより規制されるバルブ作動範囲の一方の限界位置であり、バルブ4の全開位置とは、ストッパにより規制されるバルブ作動範囲の他方の限界位置である。
アクチュエータ6は、電力の供給を受けて回転する電動モータ(図示せず)、この電動モータの回転を減速してシャフトに伝達する減速機構、および減速機構を収容するアクチュエータケース21等を有する。
減速機構は、電動モータの出力軸に固定されたモータギヤ(モータ側のギヤ(図示せず))、このモータギヤに噛み合う中間減速ギヤ(モータ側のギヤ(図示せず))、および、この中間減速ギヤに噛み合う最終ギヤ25によって構成された歯車減速機構である。
最終ギヤ25は、全体がポリアミド系の樹脂により略円柱状に形成されており、内部に圧入孔26が形成された嵌合部27と、中間減速ギヤから動力が伝達されるギヤ部28とを有している。
嵌合部27は、ギヤ部28から吸気通路側に延びており、ギヤ部28より小径な中径部31と、中径部31の吸気通路側に延びて中径部31よりも小径な小径部32とからなっている。
そして、圧入孔26は、小径部32の吸気通路側の端面に開口し、吸気通路側の端面から最終ギヤ25の回転軸方向に延びて反吸気通路側へ凹んで形成されている。
この圧入孔26には、シャフト5の反吸気通路側端部(圧入部33)が圧入され、これにより、シャフト5と最終ギヤ25とは同心的に接続され、シャフト5と最終ギヤ25とは同一の回転軸回りに一体的に回動する。圧入孔26の断面は、多角形のシャフト5の断面とほぼ同一の形状をしており、シャフト5と最終ギヤ25との間の相対回転が防止されている。
なお、シャフト5の圧入部33の吸気通路側は、嵌合部27から突出して露出した露出部34となっている。露出部34には、径方向に延びるストッパ部35が設けられている。
ストッパ部35は、露出部34の外周面から径方向外側に突出してフランジ状に設けられる円板部37と、円板部37の周方向の一箇所から径方向外側に突出するストッパ当接部38とを有する(図3(a)参照)。
収容室17は、反吸気通路側に開口しており、反吸気通路側から、大径凹部40、大径凹部40の吸気通路側に連通する大径凹部40よりも小径の中径凹部41、中径凹部41の吸気通路側に連通する中径凹部41よりも小径の小径凹部42とからなっており、小径凹部42の吸気通路側には貫通孔13が連通している。
そして、最終ギヤ25の中径部31が大径凹部40に収容され、小径部32が大径凹部40から小径凹部42に渡って収容されている。なお、ギヤ部28は、アクチュエータケース21に収容されている。
また、小径凹部42には、露出部34およびストッパ部35が収容されている。
小径凹部42を形成するインテークマニホールド3の部分は、露出部34を周方向に取り囲むとともに、ストッパ当接部38が突き当たることでバルブ作動範囲を規制するストッパを有している。なお、バルブ4はシャフト5と一体的に回動するため、ストッパ当接部38が突き当たることでシャフト5の回動が規制されることによりバルブ4の作動範囲が規制される。
ストッパは、全閉位置ストッパ44と全開位置ストッパ45とからなっている(図3(a)参照)。
すなわち、小径凹部42は、円板部37の外径よりもわずかに大きい内径を有する第1収容部46と、第1収容部46の周方向の一部が径方向に拡大された第2収容部47とを有する。第1収容部46には円板部37が収容され、第2収容部47にはストッパ当接部38がそれぞれ収容されている。
そして、第1収容部46と第2収容部47との周方向の境界が段状に設けられ、一方の境界が全閉位置ストッパ44、他方の境界が全開位置ストッパ45となっている。
ここで、ストッパ当接部38が全閉位置ストッパ44に突き当たったときのバルブ4の位置が全閉位置であり、ストッパ当接部38が全開位置ストッパ45に突き当たったときのバルブ4の位置が全開位置となり、全閉位置から全開位置までがバルブ作動範囲となる。
また、最終ギヤ25もシャフト5及びバルブ4と一体的に回動するため、バルブ作動範囲が規制されると、最終ギヤ25の作動可能な回転角範囲(以下、ギヤ作動角範囲とする)も規制される(図3(b)参照)。すなわち、ギヤ作動角範囲は、バルブ作動範囲と同一である。
ここで、全閉位置ストッパ44により規制されるギヤ作動角範囲の閉弁側の限界位置を全閉ギヤ位置、全開位置ストッパ45により規制されるギヤ作動角範囲の開弁側の限界位置を全開ギヤ位置とする。
ギヤ部28は、ギヤ作動角範囲内だけでなく、ギヤ作動角範囲外に回動しても中間減速ギヤと噛み合うギヤ歯を有している。すなわち、ギヤ歯として、ギヤ作動角範囲内で中間減速ギヤと噛み合う内側ギヤ歯49と、ギヤ作動角範囲外で中間減速ギヤと噛み合う外側ギヤ歯50とを有している(図3(b)参照)。
本実施例では、ギヤ歯はギヤ部28の外周面全周に設けられており、ギヤ作動角範囲内に設けられたギヤ歯が内側ギヤ歯49であり、ギヤ作動角範囲の外側は全て外側ギヤ歯50である。
すなわち、最終ギヤ25は、バルブ作動範囲に対応したギヤ作動角範囲の外側でも中間減速ギヤと噛み合って回動可能となっている。
なお、ギヤ部28の反吸気通路側の端面には、反吸気通路側の端面から最終ギヤ25の回転軸方向に延びて吸気通路側へ凹んで形成された円柱状の凹部51が設けられている。この凹部51に、アクチュエータケース21から突出する円柱状の支持部52が挿入されることによって、最終ギヤ25はアクチュエータケース21に組み付けられている(図2参照)。
また、TCV制御装置は、嵌合部27と収容室17の内周面との間を気密にシールするシール部材53(例えば、オイルシールやXリング)を備える(図2参照)。シール部材53は小径部32の外周に装着されており、シール部材53の外周が中径凹部41の内周面に当接し、シール部材53の内周が小径部32の外周面に当接している。これにより、小径部32と収容室17の内周面との間は気密にシールされ、シール部材53は、吸気通路2から貫通孔14、13を経てアクチュエータ側に吸気が漏れるのを防止する。
そして、ストッパ部35の最大外径は、シール部材53の外径よりも小さくされている。
回転角度センサ7は、最終ギヤ25に固定された磁石54と、この磁石54によって放出される磁束を検出する非接触式のホール素子55とを有する。
具体的には、最終ギヤ25の反吸気通路側の端部にインサート成型によって磁石54が固定されており、この磁石54と共に磁気回路を形成するホール素子55がアクチュエータケース21に配されている。
すなわち、磁石54とホール素子55とは相対移動可能に設けられており、最終ギヤ25の回転によって磁石54とホール素子55との相対位置が変化すると、ホール素子55を通過する磁束密度が変化するため、この磁束密度の変化に基づいて、最終ギヤ25の回転角を検出する。なお、ホール素子55の代わりに、ホールICまたは磁気抵抗素子を用いてもよい。
本実施例では、バルブ4を保持するシャフト5の回転角と最終ギヤ25の回転角とは同じであるため、最終ギヤ25の回転角に相当する検出値を回転角度センサ7によって得ることで、バルブ4の開度を検出することができる。
ECUには、制御処理や演算処理を行うCPU、制御プログラムまたは制御ロジックや各種データを保存する記憶装置(ROMやRAM等のメモリ)、入力回路、出力回路、タイマー等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータが設けられている。
そして、ECUは、回転角度センサ7による検出値に基づいてバルブ4の開度を算出するバルブ開度算出手段として機能する。すなわち、入力回路に入力される回転角度センサ7からの検出信号に基づいてバルブ4の開度を算出する。
また、ECUは、シャフト5へ駆動力を伝達する経路での故障を検出する故障検出手段として機能する。
ECUには、ストッパにより規制されるバルブ作動範囲に相当する回転角度センサ7による検出値が正常検出値として記憶されている。すなわち、ギヤ作動角範囲で回動する場合の回転角度センサ7による検出値が正常検出値として記憶されている。
故障検出手段は、最終ギヤ25がギヤ作動角範囲外に回動して、回転角度センサ7による検出値が、予め設定された正常検出値から外れた検出値(異常検出値)となった場合に、故障と判断する。
例えば、最終ギヤ25とシャフト5との間の圧入嵌合が破損し、最終ギヤ25とシャフト5の接続に異常があった場合の故障検出の具体例を以下の作用から説明する。
〔実施例1の作用〕
a.正常時
全開位置から全閉位置へバルブを駆動する場合で説明する。
最終ギヤ25とシャフト5の接続が正常な場合は、モータの駆動力によって最終ギヤ25は全開ギヤ位置から閉弁側に回動すると、シャフト5を介してバルブ4も一体的に全開位置から閉弁側に回動する。
そして、ストッパ当接部38が全閉位置ストッパ44に突き当たると、バルブ4は全閉位置で停止する。バルブ4と一体的に回動する最終ギヤ25も全閉ギヤ位置で停止する。
この間、ECUに入力される回転角度センサ7の検出値は、最終ギヤ25の回転角がギヤ作動角範囲内にあることを示す正常検出値であるため、故障検出手段は、正常であると判断する。
b.異常時
例えば最終ギヤ25とシャフト5との圧入部分が破損して、最終ギヤ25とシャフト5との接続が異常をきたした場合は、モータの駆動力によって最終ギヤ25は全開ギヤ位置から閉弁側に回動すると、最終ギヤ25が空回りしてしまうため、全閉位置ストッパ44に関係なく、最終ギヤ25は閉弁側への回動を続ける。すなわち、最終ギヤ25は、ギヤ作動角範囲の全閉ギヤ位置よりも外側まで回動してしまう。
このとき、ECUに入力される回転角度センサ7の検出値は、最終ギヤ25の回転角がギヤ作動角範囲外にあることを示す異常検出値となる。このため、故障検出手段は、最終ギヤ25からシャフト5への駆動力の伝達に異常があることを判断し、シャフト5への駆動力の伝達経路で故障が生じたと判断する。
そして、故障と判断した場合には、乗員にランプで故障を知らせる等の指令を出す。
なお、回転角度センサ7による検出値が、バルブ開度に比例している場合、バルブ作動範囲に相当する回転角度センサ7による検出値(正常検出値)として、例えば、全閉位置から全開位置までのバルブ開度に対する検出値の下限値及び上限値を記憶しておく。そして、例えば、実際の検出値がその下限値を下回った場合、または上限値を上回った場合等には、正常検出値から外れた異常検出値として認識される。
〔実施例1の効果〕
本実施例のTCV制御装置によれば、最終ギヤ25とシャフト5とは、最終ギヤ25の嵌合部27に形成された圧入孔26に、シャフト5の圧入部33が圧入されることにより接続されている。
これにより、バルブ4とアクチュエータ6との接続を、最終ギヤ25にシャフト5を圧入するという低コストの加工で行うことができる。
また、TCV制御装置では、シャフト5に設けられたストッパ部35がストッパにより規制されることにより、バルブ作動範囲が規制されている。
また、最終ギヤ25の回転角を検出する回転角度センサ7を備えるとともに、シャフト5への駆動力の伝達経路での故障を検出する故障検出手段を備えている。
また、最終ギヤ25は、バルブ作動範囲に対応したギヤ作動角範囲の外側でも中間減速ギヤと噛み合って回動可能となっている。
そして、故障検出手段は、最終ギヤ25がギヤ作動角範囲外に回動して、回転角度センサ7による検出値が、予め設定されたバルブ作動範囲に相当する正常検出値から外れた異常検出値となった場合に、故障と判断する。
これによれば、〔実施例1の作用〕でも述べたように、最終ギヤ25からシャフト5への駆動力の伝達に異常が生じた場合に、最終ギヤ25の回転角の検出によりその異常を検出することができ、シャフト5への駆動力の伝達経路で故障が生じたと判断することができる。つまり、故障検出をするために、シャフト5の回転角を直接検出する構造にする必要はなく、製造コストの増大を招かない。
すなわち、最終ギヤ25にシャフト5を圧入してバルブ4とアクチュエータ6とを接続するタイプのものにおいて、シャフト5と最終ギヤ25との圧入部の破損といった故障モードの検出を低コストに実現することができる。
また、TCV制御装置は、エミッション改善に関係するエミッション関連部品であるため、故障検出が可能であることが必要であるので、低コストに故障検出できることは大変好ましい。
また、本実施例のTCV制御装置では、ストッパ部35の最大径が、シール部材53の外径よりも小さい。つまり、ストッパ部35は、シール部材53を収容する中径凹部41よりも小径である。
これによれば、収容室17の反吸気通路側から最終ギヤ25、シャフト5、シール部材53を組み付ける際の組付け性が向上する。
すなわち、シャフト5を反吸気通路側から挿入して組み付ける場合に、ストッパ部35が中径凹部41を通過し、小径凹部42に収容された後に、シール部材53を組み付ければよく、ストッパ部35とシール部材53との干渉等を気にする必要がない。
〔実施例2〕
実施例2のTCV制御装置を、実施例1とは異なる点を中心に図4を用いて説明する。
実施例2のTCV制御装置は、実施例1とストッパの態様が異なっている。
すなわち、第1収容部46と第2収容部47との周方向の境界の段部57から周方向に突出してストップスクリュー58が設けられ、一方の段部57に設けられたストップスクリュー58の先端が全閉位置ストッパ44、他方の段部57に設けられたストップスクリュー58の先端が全開位置ストッパ45となっている。
また、実施例2では、ギヤ歯はギヤ部28の外周面全周に設けられているのではなく、
ギヤ部28の外周面上において、周方向に部分的にギヤ歯を有している。すなわち、ギヤ作動角範囲に内側ギヤ歯49が設けられており、ギヤ作動角範囲の全開ギヤ位置よりも外側の所定範囲と、ギヤ作動角範囲の全閉位置よりも外側の所定範囲とに外側ギヤ歯50が設けられている。
本実施例でも、実施例1と同様の作用効果を奏する。
〔実施例3〕
実施例3のTCV制御装置を、実施例1とは異なる点を中心に図5を用いて説明する。
実施例3のTCV制御装置は、実施例1とストッパ及びストッパ部35の態様が異なっている。
すなわち、ストッパ部35は、露出部34の外周面から径方向外側に突出してフランジ状に設けられる円板部37と、円板部37の周方向において部分的に径方向内側に凹んだ凹部59とからなっている。凹部59の周方向の両端には径方向に延びる係止面を有する段部60が設けられている。
小径凹部42は、円板部37の外径よりもわずかに大きい内径を有しており、小径凹部42には、小径凹部42にストッパ部35が収容された際に、周方向において段部60に挟まれるように凹部59に向かって径方向に突出する突部61が設けられている。突部61の周方向の一方面が全開位置ストッパ45となっており、突部61の周方向の他方面が全閉位置ストッパ44となっている。
そして、各段部60の係止面がストッパに突き当たることで、シャフト5の作動範囲が規制される。
本実施例でも、実施例1と同様の作用効果を奏する。
〔変形例〕
TCV制御装置の態様は、実施例に限定されず、様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例1では、最終ギヤ25の回転角を回転角度センサ7で検出することでバルブ4の開度を検出していたが、シャフト5への駆動力の伝達経路における最終ギヤ25よりも上流のアクチュエータ6の回転角を検出するように回転角度センサ7を設けてもよい。つまり、回転角度センサ7は、電動モータの出力軸またはモータギヤまたは中間減速ギヤの回転角を検出するものであってもよい。
また、実施例1では、回転角度センサ7による検出値がバルブ開度に比例している場合の正常検出値及び異常検出値について説明したが、回転角度センサ7による検出値がON−OFFであってもよい。
例えば、回転角度センサ7による検出値が開弁位置から閉弁側に回動する際に1回のONからOFFへの切替があるような場合、予めバルブ作動範囲でのON−OFFの切替位置を記憶しておく。そして、例えば、開弁位置から閉弁側に回動する際にはOFFからONへの切替は生じないはずなのに、そのような切替が生じた場合や、予め記憶した切替位置ではない箇所で切替を生じた場合等に、その検出値を正常検出値から外れた異常検出値として認識する。
また、実施例1〜3では、本発明のバルブ制御装置の一例としてTCV制御装置を挙げたが、これに限らず、例えば、スワールコントロールバルブ制御装置やスロットルバルブ制御装置に本発明を適用してもよい。また、排気通路に設けられるEGRバルブ制御装置に適用してもよい。
2 吸気通路(流路)
3 インテークマニホールド(ハウジング)
4 バルブ
5 シャフト
6 電動アクチュエータ(アクチュエータ)
7 回転角度センサ(センサ)
11 バルブハウジング(ハウジング)
13、14 貫通孔
17 収容室
25 最終ギヤ
26 圧入孔
27 嵌合部
33 圧入部
34 露出部
35 ストッパ部
44 全閉位置ストッパ(ストッパ)
45 全開位置ストッパ(ストッパ)
49 内側ギヤ歯
50 外側ギヤ歯
53 シール部材
54 磁石
55 ホール素子

Claims (8)

  1. 流路を開閉するバルブと、
    前記バルブを保持するとともに、回転軸方向に延びるシャフトと、
    少なくとも前記シャフトの周囲を周方向に取り囲むハウジングと、
    モータの回転を減速して前記シャフトに伝達する減速機構を有するアクチュエータと、
    このアクチュエータの回転角を検出するセンサと、
    前記シャフトへの駆動力の伝達経路での故障を検出する故障検出手段とを備えるバルブ制御装置であって、
    前記減速機構は、モータ側のギヤと噛み合って、前記モータの駆動力を前記シャフトに伝達する最終ギヤとを有し、
    前記最終ギヤは、内部に圧入孔が形成された樹脂製の嵌合部と、前記モータ側のギヤと噛み合うギヤ歯を有し、
    前記シャフトは、前記圧入孔に圧入される圧入部と、前記嵌合部から突出して露出した露出部と、この露出部から径方向に延びるストッパ部とを有し、
    前記ハウジングは、前記ストッパ部が突き当たることで、前記バルブの作動範囲(以下、バルブ作動範囲とする)を規制するストッパを有し、
    前記ギヤ歯は、前記バルブ作動範囲に対応した前記最終ギヤの作動角範囲(以下、ギヤ作動角範囲とする)で前記モータ側のギヤと噛み合う内側ギヤ歯と、前記ギヤ作動角範囲外で前記モータ側のギヤと噛み合う外側ギヤ歯とからなり、
    前記故障検出手段は、前記最終ギヤが前記ギヤ作動角範囲外に回動して、前記センサによる検出値が、予め設定された前記バルブ作動範囲に相当する正常検出値から外れた異常検出値となった場合に、故障と判断することを特徴とするバルブ制御装置。
  2. 請求項1に記載のバルブ制御装置において、
    前記最終ギヤは、外周面全周に前記ギヤ歯を有していることを特徴とするバルブ制御装置。
  3. 請求項1に記載のバルブ制御装置において、
    前記最終ギヤは、外周面の周方向に部分的に前記ギヤ歯を有していることを特徴とするバルブ制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のバルブ制御装置において、
    前記センサは、前記最終ギヤに固定された磁石と、前記磁石によって放出される磁束を検出する非接触式の磁気検出素子とを有することを特徴とするバルブ制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のバルブ制御装置において、
    前記流路は、内燃機関の燃焼室に連通する吸気通路であることを特徴とするバルブ制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載のバルブ制御装置において、
    前記流路は、内燃機関の燃焼室に連通する吸気通路であり、
    前記ハウジングは、前記吸気通路と、少なくとも前記最終ギヤを収容する収容室とを形成するとともに、前記吸気通路と前記収容室とを区画する隔壁を有し、
    前記隔壁は、前記吸気通路と前記収容室とを連通するとともに、前記シャフトを挿通する貫通孔を有し、
    前記シャフトは、吸気通路側が前記バルブを保持し、反吸気通路側が前記最終ギヤに圧入され、
    前記露出部は、前記嵌合部から吸気通路側に突出して一部が前記収容室内に収容され、
    前記ストッパ部は、前記露出部の前記収容室内に収容された部分に設けられていることを特徴とするバルブ制御装置。
  7. 請求項6に記載のバルブ制御装置において、
    前記嵌合部と前記収容室の内周面との間を気密にシールするシール部材を備えることを特徴とするバルブ制御装置。
  8. 請求項7に記載のバルブ制御装置において、
    前記ストッパ部の最大径は、前記シール部材の外径よりも小さいことを特徴とするバルブ制御装置。
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