JP5002985B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池で生じる水などを貯留するための貯留部を備える燃料電池システムに関する。
近年、水素を含有する燃料ガスと酸素を含有する酸化ガスを用いて発電を行う燃料電池が注目されている。このような燃料電池を備える燃料電池システムは、燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、燃料電池から排出される燃料ガスを燃料電池の外部に導くための燃料ガス排出流路と、燃料ガス排出流路と接続され、燃料電池で電気化学反応によって生成された水などを一旦貯留するための貯留装置(以下では、貯留部とも呼ぶ。)と、貯留部と燃料ガス供給流路と接続され、燃料電池から排出された燃料ガスを、再利用のために燃料ガス供給流路に循環させるための燃料ガス循環流路などを備えている。また、貯留部には、排水弁が設けられ、貯留された貯留水は、この排水弁から燃料電池システム外部に排出される。なお、上述したガス流路のうち、燃料ガスが循環する流路を循環系流路とも呼ぶ。また、下記特許文献1には、貯留部の貯留水を、排出弁を介して外部へ排出する技術が提案されている。
ところで、このような燃料電池システムは、例えば、自動車などに搭載されるため、小型化が望まれており、上記貯留部の小型化も望まれていた。
特開2002−313403号公報
しかしながら、上述の燃料電池システムのように、貯留部を小型化すると、貯留部がすぐに貯留水で満杯になり、その貯留水が燃料電池システム内のガス流路に溢れ、燃料ガス等の流れを妨げるなどの弊害が生じるおそれがあった。そこで、このような燃料電池システムにおいて、貯留部からの貯留水の排出を速やかに行いたいという要望があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、燃料電池システムにおいて、貯留部内の貯留水の排水効率を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の第1の燃料電池システムは、
燃料電池システムであって、
燃料電池と、
前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、
前記燃料電池から排出される燃料ガスを、前記燃料電池の外部に導くための燃料ガス排出流路と、
前記燃料ガス排出流路と接続され、前記燃料ガスの流れに伴って、前記燃料電池システムのガス流路内の水が流れ込み、流れ込んだ水を貯留するための貯留部と、
前記燃料ガス供給流路と接続され、前記貯留部に流れ込む前記燃料ガスを、再利用のために前記燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、
前記貯留部に設けられ、前記貯留部内に貯留された貯留水を、前記貯留部外に排出するための排水弁と、
前記燃料ガス循環流路に設けられ、前記貯留部から前記燃料ガス循環流路に流入する前記燃料ガスまたは前記貯留水の流れを遮断可能な循環遮断弁と、
前記燃料ガス循環流路であって、前記循環遮断弁の配置位置より前記燃料ガスの循環方向に対して下流側の位置に設けられ、前記燃料ガスを循環させるための循環ポンプと、
前記循環ポンプを駆動制御するポンプ制御部と、
前記ポンプ制御部が、前記循環ポンプを駆動制御している場合に、前記循環遮断弁を閉弁するように制御すると共に、前記排水弁を開弁するように制御して、前記貯留部内の前記貯留水を前記貯留部外に排出させる弁制御部と、
を備えることを要旨とする。
上記構成の燃料電池システムによれば、循環遮断弁の閉弁に伴い貯留部内の貯留水の水圧を高めて、排水弁から貯留水を排水ことができるので、貯留水の排水効率を向上させることができる。
上記燃料電池システムにおいて、
前記循環遮断弁は、前記燃料ガス循環流路の前記貯留部側の端部に設けるようにしてもよい。
このようにすれば、貯留部から燃料ガス循環流路に貯留水が流入することを防止することができる。
上記燃料電池システムにおいて、
前記弁制御部は、
前記燃料電池の運転停止後に行う掃気処理時において、前記ポンプ制御部が、前記循環ポンプを駆動制御している場合に、前記循環遮断弁を閉弁制御し、前記排水弁を開制御して、前記貯留部内の前記貯留水を前記貯留部外に排出させるようにしてもよい。
このようにすれば、掃気処理において、循環遮断弁の閉弁に伴い貯留部内の貯留水の水圧を高めて、排水弁から貯留水を排水ことができるので、貯留水の排水効率を向上させることができる。
上記燃料電池システムにおいて、
前記貯留部の貯留水が所定の水位になったか否かを監視する水位監視部を備え、
前記弁制御部は、
前記水位監視部が、前記貯留水が所定の水位になったと判断した場合であって、前記ポンプ制御部が、前記循環ポンプを駆動制御している場合に、前記循環遮断弁を閉弁制御し、前記排水弁を開制御して、前記貯留部内の前記貯留水を前記貯留部外に排出させるようにしてもよい。
なお、水位監視部が、貯留水が所定の水位になったと判断するということは、水位監視部が、貯留水が所定量になったと判断することと同じ概念である。
このようにすれば、貯留水の水位が、上記所定の水位に達していない場合には、循環制御弁は開弁されており、この間は、燃料ガスが燃料電池システム内のガス流路を円滑に循環することができ、燃料電池が発電中であれば、この間、燃料電池の発電を円滑に行うことが可能である。
上記燃料電池システムにおいて、
前記所定の水位は、最大水位としてもよい。
このようにすれば、貯留水が最大水位(すなわち、満杯)になるまでは、循環制御弁は開弁されており、この間は、燃料ガスが燃料電池システム内のガス流路を円滑に循環することができ、燃料電池が発電中であれば、この間、燃料電池の発電を円滑に行うことが可能である。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の第2の燃料電池システムは、
燃料電池システムであって、
燃料電池と、
前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、
前記燃料電池から排出される燃料ガスを、前記燃料電池の外部に導くための燃料ガス排出流路と、
前記燃料ガス排出流路と接続され、前記燃料ガスの流れに伴って、前記燃料電池システムのガス流路内の水が流れ込み、流れ込んだ水を貯留するための貯留部と、
前記燃料ガス供給流路と接続され、前記貯留部に流れ込む前記燃料ガスを、再利用のために前記燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、
前記貯留部に設けられ、前記貯留部内に貯留された貯留水を、前記貯留部外に排出するための排水弁と、
前記燃料ガス循環流路に設けられ、前記貯留部から前記燃料ガス循環流路に流入する前記燃料ガスまたは前記貯留水の流れを遮断可能な循環遮断弁と、
前記燃料ガス排出流路、または、前記貯留部に接続される加圧手段と、
前記加圧手段を制御し、前記貯留部内の前記貯留水を加圧する加圧制御部と、
前記加圧制御部が前記貯留部内の前記貯留水を加圧している場合に、前記循環遮断弁を閉弁するように制御すると共に、前記排水弁を開弁するように制御して、前記貯留部内の前記貯留水を前記貯留部外に排出させる弁制御部と、
を備えたことを要旨とする。
上記構成の燃料電池システムによれば、循環遮断弁の閉弁に伴い貯留部内の貯留水の水圧を高めて、排水弁から貯留水を排水ことができるので、貯留水の排水効率を向上させることができる。
なお、本発明は、上記した燃料電池システムなどの装置発明の態様に限ることなく、循環ポンプの制御方法などの方法発明としての態様で実現することも可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する。
A.実施例:
A1.燃料電池システム100の構成:
A2.貯留部70の説明:
A3.発電中排水処理:
A4.掃気処理:
B.変形例:
A.実施例:
A1.燃料電池システム100の構成:
図1は、本発明の実施例としての燃料電池システム100の構成を示すブロック図である。本実施例の燃料電池システム100は、燃料電池10と、水素タンク20と、ブロワ30と、循環ポンプ50と、貯留部70と、水位センサ75と、水素遮断弁200と、循環遮断弁300と、制御回路400と、を備えている。
燃料電池10は、固体高分子型の燃料電池であり、構成単位である単セル(以下単にセルと呼ぶ。)を複数積層したスタック構造を有している。各セルは、電解質膜(図示せず)を挟んでアノード(図示せず)とカソード(図示せず)とを配置した構成となっている。燃料電池10は、各々のセルのアノード側に水素を含有する燃料ガスを供給し、カソード側に酸素を含有する酸化ガスを供給することで、電気化学反応が進行し、起電力を生じる。燃料電池10は、生じた電力を燃料電池10に接続される所定の負荷装置(例えば、モータや蓄電池。)に供給する。なお、燃料電池10としては、上記した固体高分子型燃料電池の他、水素分離膜型燃料電池や、アルカリ水溶液電解質型や、リン酸電解質型や、あるいは溶融炭酸塩電解質型等、種々のタイプの燃料電池を用いることができる。以下では、燃料電池10の燃料ガスが流れる流路をアノード流路25と呼び、酸化ガスが流れる流路をカソード流路35と呼ぶ。
水素タンク20は、高圧の水素ガスが貯蔵される貯蔵装置であり、燃料ガス供給流路24を介して燃料電池10のアノード流路25に接続されている。燃料ガス供給流路24上において、水素タンク20から近い順番に、水素遮断弁200と、調圧弁(図示せず)とが設けられている。水素遮断弁200を開弁することにより、燃料電池10に水素ガスを燃料ガスとして供給する。なお、水素タンク20に代えて、アルコール、炭化水素、アルデヒドなどを原料とする改質反応によって水素を生成し、アノード側へ供給するものとしてもよい。
ブロワ30は、酸化ガス供給流路34を介して燃料電池10のカソード流路35に接続されている。ブロワ30で圧縮された空気は、燃料電池10のカソード流路35を介して、カソードに供給される。また、燃料電池10のカソード流路35は、酸化ガス排出流路36と接続されており、カソードで電気化学反応に供された後の酸化ガスは、酸化ガス排出流路36に排出される。
A2.貯留部70の説明:
図2は、本実施例の燃料電池システム100における貯留部70の拡大図である。貯留部70は、燃料ガス排出流路26と接続されており、アノードで電気化学反応に供された後の燃料ガスが燃料ガス排出流路26を介して流入するようになっている。ところで、燃料電池10のカソードでは、電気化学反応により、水が生成されるが、この生成水は、電解質膜を介して、アノード側に透過してくる場合がある。そこで、貯留部70は、カソード側から透過してくる水(以下では、透過水とも呼ぶ。)であり、アノード流路25等に溜まった水を、燃料ガス排出流路26を介して、貯留する。なお、以下では、貯留部70に貯留されている水を貯留水と呼ぶ。
また、図2に示すように、ガス循環流路27の端部には、貯留部70からガス循環流路27へ流入する流体(貯留水または燃料ガス)の流れを遮断可能な循環遮断弁300が設けられ、貯留部70は、この循環遮断弁300を介してガス循環流路27と接続される。ガス循環流路27は、貯留部70の他、燃料ガス供給流路24とも接続され、また、ガス循環流路27上には、循環ポンプ50が設けられる。
貯留部70に流入した燃料ガスのうち、燃料ガスに含まれる水蒸気は、凝縮して水となり(以下では、この水を凝縮水とも呼ぶ。)、貯留部70内に貯留される。これにより水蒸気が幾分か除去された燃料ガスは、ガス循環流路27に設けられる循環ポンプ50によりガス循環流路27を介して、燃料ガス供給流路24に再度供給される。このようにして、燃料ガスに含まれる水素は、循環して、燃料ガスとして再び発電に使用される。この場合、ガスが循環する方向を循環方向と呼ぶ。また、以下では、燃料ガスに含まれる水素が循環する流路、すなわち、ガス循環流路27、燃料ガス供給流路24、アノード流路25、燃料ガス排出流路26から形成される流路を循環系流路とも呼ぶ。
また、貯留部70内には、貯留部70内の貯留水の水位を検出するための水位センサ75が設けられ、貯留部70の下部には、パージ流路28が接続されており、パージ流路28上には、排気排水弁240が設けられている。
制御回路400は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM(図示せず)と、各種信号を入出力する入出力ポート(図示せず)等を備え、ブロワ30、循環ポンプ50、水素遮断弁200、排気排水弁240、循環遮断弁300などの燃料電池システム100に関する種々の制御を行う。
また、制御回路400は、弁制御部410と、水位監視部430と、ポンプ制御部450として機能し、後述する発電中排水処理または掃気処理を行う。これらの処理中、水位監視部430は、水位センサ75から貯留水の水位(以下では、貯留水水位Xとも呼ぶ。)を検出している。以下では、この貯留水水位Xを、貯留部70の貯留水が空の場合、「EMPTY」とも表し、貯留部70の貯留水が満杯の場合、「FULL」とも表わすこととする。
ところで、本実施例の燃料電池システム100は、例えば、自動車などに搭載されるため、小型化の要望があり、本実施例の燃料電池システム100で用いられる貯留部70も小型なものが用いられる。そのため、燃料電池10の発電中において、貯留部70は、燃料電池10から流入する透過水や凝縮水により、すぐに満杯(FULL)になり、貯留水が貯留部70をオーバーフローして循環系流路を循環するおそれがある。このように貯留水がオーバーフローして循環系流路を循環してしまうと、貯留水が、燃料ガスの流れを妨げるなど、種々の弊害が生じるおそれがある。そこで、本実施例の燃料電池システム100は、燃料電池10の発電中において、貯留部70から貯留水を速やかに排出するために、発電中排水処理を実行する。
A3.発電中排水処理:
図3は、本実施例の燃料電池システム100が行う発電中排水処理のフローチャートである。図4は、図3に示す発電中排水処理時における貯留水水位Xの推移を示すタイミングチャートである。この図4には、貯留水水位Xの推移に合わせて、循環遮断弁300および排気排水弁240の開閉弁タイミングも示されている。
まず、この発電中排水処理の前提条件について説明する。この処理は、燃料電池10の発電開始から行われ、循環遮断弁300は、開弁されており、排気排水弁240は、閉弁されており、また、ポンプ制御部450は、この処理の開始(発電中開始)から循環ポンプ50を駆動制御してガスを循環方向に循環させている。さらに、この処理において、水位監視部430は、水位センサ75から、常時、貯留水水位Xを検出している。なお、この処理の開始前において、貯留水水位Xは、0(EMPTY)である。それでは、図3および図4を用いて発電中排水処理について説明する。
図3、図4に示すように、水位監視部430は、発電中排水処理が開始されると、貯留水水位Xが最大(FULL)になったか否か(すなわち、貯留部70の貯留水が満杯になったか否か)を判断する(ステップS10)。
図4に示すように、発電中排水処理開始後、燃料電池10の発電に伴って、燃料ガス排出流路26を介して貯留部70に水が流れ込み、貯留水水位Xの水位は、上昇する。この間、水位監視部430は、待機する(ステップS10:NO)。
そして、所定時間(この時刻を時刻T0とする。)後、貯留水は満杯になり、水位監視部430が、貯留水水位Xが最大(FULL)となったと判断すると(ステップS10:YES)、続いて、弁制御部410は、循環遮断弁300を閉弁すると共に(ステップS20)、排気排水弁240を開弁する(ステップS30)。
このようにすれば、循環遮断弁300の閉弁に伴い、貯留部70とガス循環流路27との間が遮断されるため、貯留部70の貯留水が循環系流路にオーバーフローすることを抑制することができる。これにより、貯留水が循環系流路にオーバーフローすることに起因して、循環系流路を流れる燃料ガスの圧力損失が上昇することを抑制することができる。さらに、ポンプ制御部450が、循環ポンプ50を循環方向に燃料ガスを循環させるように駆動制御しているので、循環遮断弁300の閉弁に伴い、ガス循環流路27における循環ポンプ50と循環遮断弁300との間を除く循環系流路内のガス圧力が上昇し、これにより、貯留部70内の貯留水の水圧も上昇する。そのため、排気排水弁240の開弁に伴い、速やかに貯留水を排水することができ、貯留水の排水効率を向上させることが可能となる。なお、貯留水の貯留水水位Xが最大(FULL)に達していない間は、循環遮断弁300は、開弁されており、この間は、燃料ガスが燃料電池システム100内の循環系流路を循環することができ、燃料電池10の発電を円滑に行うことが可能である。
図4に示すように、排気排水弁240の開弁後(時刻T0後)、上述のように貯留部70内の貯留水が速やかに排水されるので、貯留水水位Xは、一気に減少する。その際、水位監視部430は、貯留水水位Xが所定の閾値α以下に低下したか否かを監視している(ステップS40)。閾値αは、燃料電池システム100の具体的な設計に基づき適宜定められる。
水位監視部430は、貯留水水位Xが閾値α以下に低下していない場合には(ステップS40:NO)、待機する。これは、例えば、図4の時刻T0から後述する時刻T1の手前までの間に該当する。
そして、貯留水の排水が進み、水位監視部430が、貯留水水位Xが閾値α以下に低下したと判断すると(ステップS40:YES、この時の時刻を時刻T1とする。)、続いて、弁制御部410は、循環遮断弁300を開弁する共に(ステップS50)、排気排水弁240を閉弁する(ステップS60)。このようにすれば、貯留水の排水が停止され、再び燃料ガスが循環系流路を循環し、燃料電池10に円滑に燃料ガスが供給される。
その後、制御回路400は、ステップS10の処理にリターンする。制御回路400は、以上の処理を、燃料電池10の運転終了まで繰り返し行う。
なお、燃料ガスには、水素以外の不純ガス(窒素等)が含まれる場合があり、それが循環系流路を循環するうちに、濃度が徐々に増加してしまい、その結果、燃料電池10の電池性能の低下を招くおそれがある。そこで、本実施例の燃料電池システム100では、上述の発電中排水処理において、ステップS40の処理で、水位監視部430が貯留水水位Xが閾値α以下に低下したと判断した場合であっても、そのまま排気排水弁240の開弁を継続し、貯留部70内の貯留水を空(EMPTY)にした後、不純ガスを排気する処理を定期的に行うようにしてもよい。
続いて、本実施例の燃料電池システム100は、燃料電池10の運転停止後、循環系流路内に残留する残留水を外部に排出するための掃気処理を行う。
A4.掃気処理:
図5は、本実施例の燃料電池システム100が行う掃気処理のフローチャートである。図6は、図5に示す掃気処理時における貯留水水位Xの推移を示すタイミングチャートである。この図6には、貯留水水位Xの推移に合わせて、循環遮断弁300および排気排水弁240の開閉弁タイミングも示されている。
まず、この掃気処理の前提条件について説明する。掃気処理開始前には、循環遮断弁300は、開弁されており、排気排水弁240は、閉弁されている。ポンプ制御部450は、この処理の開始(発電中開始)から循環ポンプ50を駆動制御してガスを循環方向に循環させている。また、燃料電池10の運転時において、燃料電池10のアノード流路25には大量の水(透過水等)が生じており、掃気運転開始時には、その水が一気に貯留部70に流れ込む。さらに、この掃気処理において、水位監視部430は、水位センサ75から、常時、貯留水水位Xを検出している。なお、この掃気処理において、燃料電池10に所定の負荷がかかっていない場合があり、この場合には、アノードで電気化学反応が起こらず、アノードに供給された燃料ガスは、そのままアノードを通過し、燃料ガス排出流路26を介して貯留部70に流入する。それでは、図5および図6を用いて掃気処理について説明する。
図5、図6に示すように、弁制御部410は、掃気処理が開始されると、循環遮断弁300を閉弁し(ステップS100)、排気排水弁240を開弁する(ステップS110)。
このようにすれば、ポンプ制御部450は、循環ポンプ50を循環方向に燃料ガスを循環させるように駆動制御しているので、循環遮断弁300の閉弁に伴い、循環ポンプ50と循環遮断弁300との間を除く循環系流路内のガス圧力が上昇し、これにより、貯留部70内の貯留水の水圧も上昇する。そのため、排気排水弁240の開弁に伴い、貯留水は速やかに排水される。すなわち、上述のように、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁することで、貯留水の排水効率を向上させることが可能となる。
しかし、掃気処理開始時において、上述したように、掃気処理が開始されると、燃料電池10のアノード流路25にある大量の水が貯留部70に一気に流れ込むので、貯留水を速やかに排水しても、貯留水の排水量よりも、貯留部70に燃料ガス排出流路26を介して流れ込む水量の方が多いため、図6に示すように、掃気処理開始から貯留水水位Xは上昇し、所定時間後(この時刻を時刻T0aとする。)、貯留部70は貯留水で満杯(FULL)になる。
その後、貯留部70において、燃料電池10のアノード流路25等にある水の流入が続くことにより、貯留水が満杯の状態で速やかに排水が続く。この間、水位監視部430は、貯留水水位Xが所定の閾値α以下に低下したか否かを監視している(ステップS120)。そして、しばらくして、貯留部70において、燃料電池10のアノード流路25等にある水の流入が収まると、貯留部70の貯留水は、速やかに排出されているので、図6に示すように、急激に貯留水水位Xが低下する。
そこで、貯留水水位Xが急激に低下し、水位監視部430が、貯留水水位Xが所定の閾値α以下に低下したと判断すると(ステップS120:YES)、弁制御部410は、循環遮断弁300を開弁し(ステップS130)、排気排水弁240を閉弁する(ステップS140)。このようにすれば、貯留水の排水が停止され、再び燃料ガスが循環系流路を循環し、燃料電池10に円滑に燃料ガスが供給される。
その後、ポンプ制御部450は、循環ポンプ50の駆動を停止させ(ステップS150)、この掃気処理を終了する。
ところで、貯留部を貯留水がオーバーフローすると、循環系流路を一周(循環)して再び貯留部に戻ってくるまでの間は、掃気処理を終えることができず、掃気時間が長くなってしまうおそれがある。一方、本実施例の燃料電池システム100は、以上のように、掃気処理において、貯留水を排水する際に、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁しているので、循環遮断弁300の閉弁に伴い、貯留部70とガス循環流路27との間が遮断されるため、貯留部70の貯留水が循環系流路にオーバーフローすることを抑制することができる。そのため、貯留水のオーバーフローに起因して掃気時間が長くなることを抑制することができる。
循環遮断弁300は、請求項における循環遮断弁に該当する。排気排水弁240は、請求項における排水弁に該当する。貯留部70は、請求項における貯留部に該当する。水位監視部430は、請求項における水位監視部に該当する。循環ポンプ50は、請求項における循環ポンプに該当する。弁制御部410およびポンプ制御部450は、請求項における制御部に該当する。
B.変形例:
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
B1.変形例1:
上記実施例の燃料電池システム100は、掃気処理(図5)において、循環ポンプ50を駆動させた状態で、循環遮断弁300を閉弁することで、循環系流路内のガス圧力を上昇させ、これにより、貯留部70内の貯留水の水圧を上昇させるようにしていたが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、燃料電池システム100を、以下の燃料電池システム100aのごとく構成し、上述した掃気処理(図5)において、循環系流路内のガス圧力を上昇させることにより、貯留部70内の貯留水の水圧を上昇させるようにしてもよい。
図7は、変形例1としての燃料電池システム100aの構成を示すブロック図である。変形例1の燃料電池システム100aは、上記実施例の燃料電池システム100と類似する構成を有する。本変形例の燃料電池システム100aは、図7に示すように、上記実施例の燃料電池システム100に加え、燃料ガス排出流路26上の貯留部70近傍に設けられる遮断弁310と、燃料ガス排出流路26において、遮断弁310と貯留部70との間の位置に接続されるエア流路315と、エア流路315上に設けられるエア遮断弁320と、エア流路315と接続されるコンプレッサ330とを備える。燃料電池システム100aにおいて、燃料電池システム100と共通する部分については同じ参照番号を付して詳しい説明は省略する。本変形例の燃料電池システム100aでは、弁制御部410が、遮断弁310と、エア遮断弁320を制御し、制御回路400が、コンプレッサ330を制御する。なお、掃気処理開始前において、遮断弁310は、開弁されており、エア遮断弁320は、閉弁されている。
そして、燃料電池システム100aは、掃気処理(図5)において、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁すると共に、弁制御部410に遮断弁310を閉弁させ、エア遮断弁320を開弁させ、さらに、制御回路400にコンプレッサ330を駆動させるようにしてもよい。このようにすれば、掃気処理において、循環系流路内のガス圧力をより素早く上昇させ、貯留部70内の貯留水の水圧をより素早く上昇させることができる。その結果、排気排水弁240の開弁に伴い、貯留水を速やかに排水することが可能となり、貯留水の排水効率を向上させることが可能となる。
なお、この変形例1において、エア流路315は、燃料ガス排出流路26に接続されているが、これを貯留部70に直接接続するようにしてもよい。貯留部70における接続場所は、例えば、貯留部70の上部が好ましい。このようにしても、上記変形例1と同様の効果を奏することができる。
コンプレッサ330は、請求項における加圧手段に該当する。制御回路400は、請求項における制御部に該当する。
B2.変形例2:
上記実施例の燃料電池システム100では、循環遮断弁300は、ガス循環流路27の端部に設けられていたが(図2参照)、本発明は、これに限られるものではない。循環遮断弁300は、ガス循環流路27において、循環ポンプ50が設置された位置より循環方向の上流側の位置であれば、どの位置に設けられていてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
B3.変形例3:
上記実施例の燃料電池システム100では、循環ポンプ50は、ガス循環流路27に設けられていたが(図1参照)、本発明は、これに限られるものではない。例えば、循環ポンプ50を燃料ガス排出流路26に設けるようにしてもよい。このようにしても上記実施例の効果を奏することができる。
B4.変形例4:
上記実施例の燃料電池システム100が行う発電中排水処理(図3)において、弁制御部410は、水位監視部430が、貯留水水位Xが最大(FULL)になった場合に、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁するようにしていたが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、弁制御部410は、水位監視部430が、貯留水水位Xが最大(FULL)になる手前の所定値になった場合に、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁するようにしてもよい。このようにすれば、貯留部70から貯留水が循環系流路にオーバーフローすることをより抑制することができる。
また、例えば、弁制御部410は、発電中排水処理において、定期的に、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁するようにしてもよい。
B5.変形例5:
上記実施例の燃料電池システム100が行う掃気処理(図5)において、弁制御部410は、掃気処理が開始されると、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁するようにしているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、弁制御部410は、水位監視部430が貯留部70の貯留水の貯留水水位Xが所定値(例えば、最大(FULL))になったと判断した場合に、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁するようにしてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
また、例えば、弁制御部410は、掃気処理において、定期的に、循環遮断弁300を閉弁し、排気排水弁240を開弁するようにしてもよい。
B6.変形例6:
上記実施例の燃料電池システム100において、制御回路400の各部は、ソフトウェア的に構成されているものを、ハードウェア的に構成するようにしてもよいし、ハードウェア的に構成されているものを、ソフトウェア的に構成するようにしてもよい。
本発明の実施例としての燃料電池システム100の構成を示すブロック図である。 上記実施例の燃料電池システム100における貯留部70の拡大図である。 上記実施例の燃料電池システム100が行う発電中排水処理のフローチャートである。 図3に示す発電中排水処理時における貯留水水位Xの推移を示すタイミングチャートである。 上記実施例の燃料電池システム100が行う掃気処理のフローチャートである。 図5に示す掃気処理時における貯留水水位Xの推移を示すタイミングチャートである。 上記変形例1としての燃料電池システム100aの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10…燃料電池
20…水素タンク
24…燃料ガス供給流路
25…アノード流路
26…燃料ガス排出流路
27…ガス循環流路
28…パージ流路
30…ブロワ
34…酸化ガス供給流路
35…カソード流路
36…酸化ガス排出流路
50…循環ポンプ
70…貯留部
75…水位センサ
100…燃料電池システム
100a…燃料電池システム
200…水素遮断弁
240…排気排水弁
300…循環遮断弁
310…遮断弁
315…エア流路
320…エア遮断弁
330…コンプレッサ
400…制御回路
410…弁制御部
430…水位監視部
450…ポンプ制御部

Claims (6)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、
    前記燃料電池から排出される燃料ガスを、前記燃料電池の外部に導くための燃料ガス排出流路と、
    前記燃料ガス排出流路と接続され、前記燃料ガスの流れに伴って、前記燃料電池システムのガス流路内の水が流れ込み、流れ込んだ水を貯留するための貯留部と、
    前記燃料ガス供給流路と接続され、前記貯留部に流れ込む前記燃料ガスを、再利用のために前記燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、
    前記貯留部に設けられ、前記貯留部内に貯留された貯留水を、前記貯留部外に排出するための排水弁と、
    前記燃料ガス循環流路に設けられ、前記貯留部から前記燃料ガス循環流路に流入する前記燃料ガスまたは前記貯留水の流れを遮断可能な循環遮断弁と、
    前記燃料ガス循環流路であって、前記循環遮断弁の配置位置より前記燃料ガスの循環方向に対して下流側の位置に設けられ、前記燃料ガスを循環させるための循環ポンプと、
    前記循環ポンプを駆動制御しつつ、前記循環遮断弁を閉弁するように制御すると共に、前記排水弁を開弁するように制御して、前記貯留部内の前記貯留水を前記貯留部外に排出させる制御部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記循環遮断弁は、前記燃料ガス循環流路の前記貯留部側の端部に設けられることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記弁制御部は、
    前記燃料電池の運転停止後に行う掃気処理時において、前記ポンプ制御部が、前記循環ポンプを駆動制御している場合に、前記循環遮断弁を閉弁制御し、前記排水弁を開制御して、前記貯留部内の前記貯留水を前記貯留部外に排出させることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記貯留部の貯留水が所定の水位になったか否かを監視する水位監視部を備え、
    前記弁制御部は、
    前記水位監視部が、前記貯留水が所定の水位になったと判断した場合であって、前記ポンプ制御部が、前記循環ポンプを駆動制御している場合に、前記循環遮断弁を閉弁制御し、前記排水弁を開制御して、前記貯留部内の前記貯留水を前記貯留部外に排出させることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項4に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記所定の水位は、最大水位であることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路と、
    前記燃料電池から排出される燃料ガスを、前記燃料電池の外部に導くための燃料ガス排出流路と、
    前記燃料ガス排出流路と接続され、前記燃料ガスの流れに伴って、前記燃料電池システムのガス流路内の水が流れ込み、流れ込んだ水を貯留するための貯留部と、
    前記燃料ガス供給流路と接続され、前記貯留部に流れ込む前記燃料ガスを、再利用のために前記燃料ガス供給流路に循環させる燃料ガス循環流路と、
    前記貯留部に設けられ、前記貯留部内に貯留された貯留水を、前記貯留部外に排出するための排水弁と、
    前記燃料ガス循環流路に設けられ、前記貯留部から前記燃料ガス循環流路に流入する前記燃料ガスまたは前記貯留水の流れを遮断可能な循環遮断弁と、
    前記燃料ガス排出流路、または、前記貯留部に接続される加圧手段と、
    前記貯留部内の前記貯留水を加圧するように前記加圧手段を制御しつつ、前記循環遮断弁を閉弁するように制御すると共に、前記排水弁を開弁するように制御して、前記貯留部内の前記貯留水を前記貯留部外に排出させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
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