JP5002639B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5002639B2
JP5002639B2 JP2009241241A JP2009241241A JP5002639B2 JP 5002639 B2 JP5002639 B2 JP 5002639B2 JP 2009241241 A JP2009241241 A JP 2009241241A JP 2009241241 A JP2009241241 A JP 2009241241A JP 5002639 B2 JP5002639 B2 JP 5002639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
cell stack
line
battery
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009241241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011091884A (ja
Inventor
尚亨 三松
利浩 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009241241A priority Critical patent/JP5002639B2/ja
Publication of JP2011091884A publication Critical patent/JP2011091884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5002639B2 publication Critical patent/JP5002639B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

この発明は、電源装置に関する。
従来、例えば燃料電池に接続された第1DC−DCコンバータと、蓄電装置に接続された第2DC−DCコンバータとを備え、2つの第1および第2DC−DCコンバータから車両駆動用電動機などの負荷に電力を供給する電源システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−318938号公報
ところで、上記従来技術に係る電源システムにおいては、複数の電源(つまり、燃料電池および蓄電装置)毎にDC−DCコンバータを備えることに起因して、電源システムの構成に要する費用が嵩むとともに、電源システムのサイズが増大してしまうという問題が生じることから、費用の削減およびサイズの小型化が望まれている。
また、複数の電源(つまり、燃料電池および蓄電装置)からなる電源システムの始動時において、特にDC−DCコンバータを始動させたときに、回路系において意図しない過大な電流が流れてしまうことを防止することが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、構成に要する費用を削減すると共にサイズを小型化すること、および始動時に過大な電流が流れることを防止することが可能な電源装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1態様に係る電源装置(例えば、実施の形態での電源装置10)は、電位の異なる第1ライン(例えば、実施の形態での第1ラインL1)および第2ライン(例えば、実施の形態での第2ラインL2)および第3ライン(例えば、実施の形態での第3ラインL3)と、燃料電池スタック(例えば、実施の形態での燃料電池スタック11)と蓄電装置(例えば、実施の形態でのバッテリ12)とが直列に接続されてなる電池回路(例えば、実施の形態での電池回路18)と、各還流ダイオード(例えば、実施の形態での還流ダイオード31a,31b)を具備する第1スイッチング素子(例えば、実施の形態での第1スイッチング素子31)および第2スイッチング素子(例えば、実施の形態での第2スイッチング素子32)が直列に接続されたスイッチング回路(例えば、実施の形態でのスイッチング回路33)と、リアクトル(例えば、実施の形態でのリアクトル34)とからなるDC−DCコンバータ(例えば、実施の形態でのDC−DCコンバータ13)とを備え、前記電池回路の両端は前記第1ラインと前記第3ラインとに接続され、前記電池回路の前記燃料電池スタックと前記蓄電装置との接続点は前記第2ラインに接続され、前記スイッチング回路の両端は前記第1ラインと前記第3ラインとに接続され、前記リアクトルの一端は前記第1および前記第2スイッチング素子の互いの接続点に接続され、他端は前記第2ラインに接続されている電源装置であって、前記電源装置の起動時に、前記第1ラインと前記第3ラインとの電位差が、前記燃料電池スタックの開放電圧と前記蓄電装置の開放電圧との和に等しくなるように、前記DC−DCコンバータの初期デューティーを設定し、該初期デューティーにより同期スイッチングを行なう制御手段(例えば、実施の形態でのコンバータECU16)を備える。
さらに、本発明の第2態様に係る電源装置では、前記電池回路は、前記電池回路と前記第1ラインとの接続を断接可能な第1コンタクタ(例えば、実施の形態でのコンタクタ12a)と、前記燃料電池スタックと前記接続点との接続を断接可能な第2コンタクタ(例えば、実施の形態でのコンタクタ11a)と、前記蓄電装置と前記接続点との接続を断接可能な第3コンタクタ(例えば、実施の形態でのコンタクタ12b)と、前記電池回路と前記第3ラインとの接続を断接可能な第4コンタクタ(例えば、実施の形態でのコンタクタ11b)とを備え、前記制御手段は、前記電源装置の始動時に、前記第1〜前記第4コンタクタを接続状態にする前に前記燃料電池スタックの前記開放電圧および前記蓄電装置の前記開放電圧を検出する。
さらに、本発明の第3態様に係る電源装置では、前記制御手段は、前記初期デューティーの設定が完了した後に、前記第1〜前記第4コンタクタを接続状態にする。
本発明の第1態様の電源装置によれば、電源装置の起動時にDC−DCコンバータが作動を開始しても、初期デューティーは燃料電池スタックの開放電圧と蓄電装置の開放電圧とに応じて設定されていることから、燃料電池スタックまたは蓄電装置から過大な電流が流れてしまうことを防止することができる。これにより、過大な電流によって各スイッチング素子などに損傷が生じることを防止することができる。
しかも、燃料電池スタックと蓄電装置とが直列に接続されてなる電池回路に対して単一のDC−DCコンバータを備えるだけで複数の動作モードを切り換えることができ、例えば燃料電池スタックと蓄電装置毎に個別にDC−DCコンバータを備える場合に比べて、構成に要する費用を削減すると共にサイズを小型化することができる。
本発明の第2態様の電源装置によれば、例えば経年変化や反応ガスの供給量の変動などに応じて燃料電池スタックの状態が変化した場合、また、例えば経年変化などに応じて蓄電装置の状態が変化した場合であっても、燃料電池スタックの開放電圧および蓄電装置の開放電圧を検出して得た各検出値によって初期デューティーを適切に設定することができる。
本発明の第3態様の電源装置によれば、DC−DCコンバータの作動開始を初期デューティーによって確実に実行することができ、燃料電池スタックまたは蓄電装置から過大な電流が流れてしまうことを確実に防止することができる。
本発明の実施形態に係る電源装置を備える燃料電池車両の電源システムの構成図である。 本発明の実施形態に係る燃料電池スタックおよびバッテリの動作点の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動モータの駆動時におけるDC−DCコンバータのスイッチングデューティーの変化に応じた電源装置の動作モードの変化と燃料電池スタックおよびバッテリの電流および電圧の変化の一例とを示す図である。 本発明の実施形態に係るコンバータECUの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る統合ECUおよびコンバータECUの動作を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る電源装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態による電源装置10は、例えば図1に示すように、第1電源をなす燃料電池スタック(FC)11と、第2電源をなすバッテリ12と、DC−DCコンバータ13と、エアポンプインバータ(API)14と、CAN(Controller Area Network)通信ラインからなるパワープラントCAN15に接続されるコンバータECU(電子制御装置)16および統合ECU(電子制御装置)17とを備えて構成されている。そして、燃料電池スタック11とバッテリ12とが直列に接続されて電池回路18が構成されている。
この電源装置10は、例えば燃料電池車両の電源システム20に具備され、この燃料電池車両の電源システム20は、例えば、電源装置10と、PDU(パワードライブユニット)21と、車両駆動用のモータ22と、エアポンプ(AP)23とを備えて構成されている。
燃料電池スタック11は、陽イオン交換膜等からなる固体高分子電解質膜を、アノード触媒およびガス拡散層からなる燃料極(アノード)と、カソード触媒およびガス拡散層からなる酸素極(カソード)とで挟持してなる電解質電極構造体を、更に一対のセパレータで挟持してなる燃料電池セルを多数組積層して構成され、燃料電池セルの積層体は一対のエンドプレートによって積層方向の両側から挟み込まれている。
燃料電池スタック11のカソードには酸素を含む酸化剤ガス(反応ガス)である空気がエアポンプ23から供給され、アノードには水素を含む燃料ガス(反応ガス)が、例えば高圧の水素タンク(図示略)から供給されている。
そして、アノードのアノード触媒上で触媒反応によりイオン化された水素は、適度に加湿された固体高分子電解質膜を介してカソードへと移動し、この移動に伴って発生する電子が外部回路に取り出され、直流の電気エネルギーとして利用される。このときカソードにおいては、水素イオン、電子及び酸素が反応して水が生成される。
なお、エアポンプ23は、例えば車両の外部から空気を取り込んで圧縮し、この空気を反応ガスとして燃料電池スタック11のカソードに供給する。このエアポンプ23を駆動するポンプ駆動用モータ(図示略)の回転数は、統合ECU17から出力される制御指令に基づき、例えばパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータなどからなるエアポンプインバータ14により制御されている。
なお、電源装置10ではバッテリ12の代わりに蓄電装置として、例えば電気二重層コンデンサや電解コンデンサなどからなるキャパシタを備えてもよい。
DC−DCコンバータ13は、例えばチョッパ型のDC−DCコンバータであって各還流ダイオード31a,31bを具備する第1および第2スイッチング素子(例えば、IGBT:Insulated Gate Bipolar mode Transistor)31,32が直列に接続されてなるスイッチング回路33と、チョークコイルからなるリアクトル34と、平滑コンデンサ35とを備えて構成されている。
そして、このスイッチング回路33は、統合ECU17から出力されて各スイッチング素子31,32のゲートに入力されるパルス幅変調(PWM)された信号(PWM信号)によって駆動される。例えば、DC−DCコンバータ13のハイサイドアームをなす第1スイッチング素子31がオンかつローサイドアームをなす第2スイッチング素子32がオフとなる状態と、ハイサイドアームをなす第1スイッチング素子31がオフかつローサイドアームをなす第2スイッチング素子32がオンとなる状態とが、交互に切り替えられる。
そして、電位の異なる3つの各ラインL1,L2,L3(例えば、L1の電位>L2の電位>L3の電位)に対して、スイッチング回路33の両端は第1ラインL1と第3ラインL3とに接続されている。
また、平滑コンデンサ35は、第1ラインL1と第3ラインL3とに接続されている。に接続されている。
また、リアクトル34の一端は第1および第2スイッチング素子31,32の互いの接続点(例えば、コレクタ−エミッタ間)に接続され、他端は第2ラインL2に接続されている。
このDC−DCコンバータ13は、例えばモータ22の駆動時などにおける1次側から2次側への昇圧動作時には、先ず、ハイサイドアームの第1スイッチング素子31がオフかつローサイドアームの第2スイッチング素子32がオンとされ、1次側から入力される電流によってリアクトル34が直流励磁されて磁気エネルギーが蓄積される。
そして、ハイサイドアームの第1スイッチング素子31がオンかつローサイドアームの第2スイッチング素子32がオフとされ、リアクトル34に流れる電流が遮断されることに起因する磁束の変化を妨げるようにしてリアクトル34の両端間に起電圧(誘導電圧)が発生し、リアクトル34に蓄積された磁気エネルギーによる誘導電圧が1次側の入力電圧に上積みされて1次側の入力電圧よりも高い昇圧電圧が2次側に印加される。この切換動作に伴って発生する電圧変動は平滑コンデンサ35により平滑化され、昇圧電圧が2次側から出力される。
一方、例えばモータ22の回生時などにおける2次側から1次側への回生動作時には、先ず、ハイサイドアームの第1スイッチング素子31がオフかつローサイドアームの第2スイッチング素子32がオンとされ、2次側から入力される電流によってリアクトル34が直流励磁されて磁気エネルギーが蓄積される。
そして、ハイサイドアームの第1スイッチング素子31がオンかつローサイドアームの第2スイッチング素子32がオフとされ、リアクトル34に流れる電流が遮断されることに起因する磁束の変化を妨げるようにしてリアクトル34の両端間に起電圧(誘導電圧)が発生する。このリアクトル34に蓄積された磁気エネルギーによる誘導電圧は、ハイサイドアームの第1スイッチング素子31のオン/オフの比率に応じて2次側の入力電圧が降圧された降圧電圧となり、降圧電圧が1次側に印加される。
DC−DCコンバータ13は、コンバータECU16から出力されて各スイッチング素子31,32のゲートに入力されるパルス幅変調(PWM)された信号(PWM信号)によって駆動され、例えばPWM信号の1周期におけるハイサイドアームの第1スイッチング素子31のオンの比率として定義されるスイッチングデューティーに応じて、ハイサイドアームの第1スイッチング素子31とローサイドアームの第2スイッチング素子32とのオン/オフを切り換える。
なお、ハイサイドアームの第1スイッチング素子31と、ローサイドアームの第2スイッチング素子32とは、オン/オフの切り換え時に、同時にオンとなることが禁止され、同時にオフとなる適宜のデッドタイムが設けられている。
燃料電池スタック11は、正極側および負極側に配置されて統合ECU17により断接(オン/オフ)が切り換えられる各コンタクタ11a,11bと、コンデンサ11cとを介して、第2ラインL2と第3ラインL3とに接続されている。
バッテリ12は、正極側および負極側に配置されて統合ECU17により断接(オン/オフ)が切り換えられる各コンタクタ12a,12bおよび正極側に配置されて統合ECU17により動作が制御される電流制限回路12cを介して、第1ラインL1と第2ラインL2とに接続されている。
これにより、第1ラインL1と第3ラインL3との間で燃料電池スタック11とバッテリ12とは接続点18aで直列に接続されて電池回路18が形成されている。
そして、第1ラインL1および第3ラインL3から負荷であるモータ22に電力が出力されるようにして第1ラインL1と第3ラインL3とはPDU21に接続されている。
また、エアポンプ23の駆動回路であるエアポンプインバータ14は第1ラインL1と第2ラインL2とに接続されている。
3相のモータ22の駆動回路をなすPDU21は、例えばパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータを備え、複数のスイッチング素子(例えば、IGBT:Insulated Gate Bipolar mode Transistor)がブリッジ接続されてなる3相のブリッジ回路を備えて構成されている。
ブリッジ回路は、例えば各相毎に対をなして直列に接続される複数のハイ側およびロー側スイッチング素子がブリッジ接続されて構成されている。
このPDU21は、例えばモータECU(図示略)から出力されてブリッジ回路の各スイッチング素子のゲートに入力されるパルス幅変調(PWM)された信号(PWM信号)によって駆動される。例えばモータ22の駆動時には、各相毎に対をなす各スイッチング素子のオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替える。これにより、電源装置10から出力される直流電力を3相交流電力に変換し、モータ22の3相のステータ巻線(図示略)への通電を順次転流させることで、各相のステータ巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。一方、例えばモータ22の回生時には、モータ22から出力される3相交流電力を直流電力に変換してDC−DCコンバータ13に供給し、バッテリ12の充電およびDC−DCコンバータ13に接続された負荷に対する給電などを行なう。
なお、モータECUには、例えばPDU21とモータ22との間において3相の各相電流を検出する相電流センサ(図示略)と、モータ22の回転子の回転角(つまり、所定の基準回転位置からの回転子の磁極の回転角度であって、モータ22の回転軸の回転位置)を検出する角度センサ(図示略)との各センサから出力される検出信号が入力されている。
なお、モータ22は、例えば界磁として永久磁石を利用する永久磁石式の3相交流同期モータとされており、PDU21から供給される3相交流電力により駆動制御されると共に、車両の減速時において駆動輪側からモータ22側に駆動力が伝達されると、モータ22は発電機として機能して、いわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。
コンバータECU16は、統合ECU17と協調しつつDC−DCコンバータ13のスイッチングデューティーを制御するデューティー制御を行なう。
なお、統合ECU17には、例えば、燃料電池スタック11の端子間電圧VFC(V1)を検出する第1電圧センサ41と、バッテリ12の端子間電圧VB(V2)を検出する第2電圧センサ42と、燃料電池スタック11の出力電流Ifcを検出する出力電流センサ43との各センサから出力される検出信号が入力されている。
コンバータECU16は、先ず、電源装置10の起動時に、燃料電池スタック11の開放電圧(V1_ocv)とバッテリ12の開放電圧(V2_ocv)とを統合ECU17から取得する。
統合ECU17は、燃料電池スタック11の各コンタクタ11a,11bと、バッテリ12の各コンタクタ12a,12bおよび電流制限回路12cとを接続状態にする前に、第1電圧センサ41および第2電圧センサ42から出力される検出信号により、燃料電池スタック11の開放電圧(V1_ocv)とバッテリ12の開放電圧(V2_ocv)とを検出する。そして、各開放電圧の検出結果をコンバータECU16に送信する。
そして、コンバータECU16は、第1ラインL1と第3ラインL3との電位差が、燃料電池スタック11の開放電圧(V1_ocv)とバッテリ12の開放電圧(V2_ocv)との和に等しくなるように、例えば下記数式(1)に示すように、DC−DCコンバータ13の初期デューティー(DUTY_ini)を設定する。そして、初期デューティー(DUTY_ini)の設定完了を示す信号を統合ECU17に送信する。
そして、統合ECU17は、燃料電池スタック11の各コンタクタ11a,11bと、バッテリ12の各コンタクタ12a,12bとを接続状態にし、この結果を示す信号をコンバータECU16に送信する。
そして、コンバータECU16は、この初期デューティーによりDC−DCコンバータ13で同期スイッチングを開始する。
Figure 0005002639
次に、統合ECU17は、電源装置10の通常時の動作として、電源装置10から電力が供給される負荷の総消費電力を算出する。そして、例えばモータ22の駆動時においては、燃料電池スタック11の状態(例えば、発電指令に応じた燃料電池スタック11の状態変化の変化率など)と、バッテリ12の残容量SOCとなどに基づき、電源装置10の電池回路18を形成する燃料電池スタック11とバッテリ12との電力配分、つまり負荷での消総消費電力を燃料電池スタック11から出力される電力とバッテリ12から出力される電力とを加算して得た値とする際の配分の目標値(目標電力配分)を設定する。
例えばモータ22の駆動時における電力配分は、DC−DCコンバータ13のスイッチングデューティー(つまり、PWM信号の1周期におけるハイサイドアームのスイッチング素子のオンの比率)に応じた値となり、スイッチングデューティー(DUTY)は、例えば下記数式(2)に示すように、燃料電池スタック11の端子間電圧VFC(V1)と、バッテリ12の端子間電圧VB(V2)とによりに記述される。
Figure 0005002639
これにより、例えば下記数式(3)に示すように、スイッチングデューティー(DUTY)によって燃料電池スタック11の端子間電圧VFC(V1)とバッテリ12の端子間電圧VB(V2)との比が記述される。
Figure 0005002639
燃料電池スタック11の端子間電圧VFC(V1)とバッテリ12の端子間電圧VB(V2)とは、例えば図2(A),(B)に示すように、それぞれ燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)および電力とバッテリ12の電流(Ib)および電力と所定の対応関係を有する。これにより、スイッチングデューティー(DUTY)により、燃料電池スタック11の動作点(例えば、電圧または電流または電力)とバッテリ12の動作点(例えば、電圧または電流または電力)との比が記述される。
また、統合ECU17は、例えばモータ22の回生時においては、燃料電池スタック11の状態(例えば、発電指令に応じた燃料電池スタック11の状態変化の変化率など)と、バッテリ12の残容量SOCと、モータ22の回生電力となどに基づき、燃料電池スタック11とPDU21との電力供給側の電力配分、および、バッテリ12と負荷との電力受給側の電力配分を設定する。
そして、統合ECU17は、例えばモータ22の駆動時においては、スイッチングデューティー(DUTY)により、燃料電池スタック11の動作点(例えば、電圧または電流または電力)とバッテリ12の動作点(例えば、電圧または電流または電力)との比が記述されることから、燃料電池スタック11の動作点とバッテリ12の動作点とDC−DCコンバータ13のスイッチングデューティー(DUTY)と負荷の総消費電力との対応関係を示す所定マップを参照して、燃料電池スタック11の出力電流Ifcに対する目標電流を取得する。
また、統合ECU17は、例えばモータ22の回生時においては、各電力配分に応じて、燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)の目標電流として零あるいは正の値を出力する。
そして、統合ECU17は、燃料電池スタック11とバッテリ12との実際の電力配分(実電力配分)が目標電力配分に一致するようにして、例えば出力電流センサ43から出力される燃料電池スタック11の出力電流Ifcの検出値が、出力電流Ifcの目標電流に一致するようにして、例えばPID(比例積分微分)動作などを含むフィードバック処理を行なう。そして、このフィードバック処理の演算結果の信号をコンバータECU16に送信する。
コンバータECU16は、統合ECU17から受信した信号に応じてDC−DCコンバータ13のスイッチングデューティーを制御するようにして、DC−DCコンバータ13の各スイッチング素子31,32をオン/オフ駆動させるゲート信号(つまり、PWM信号)を生成する。そして、ゲート信号によってDC−DCコンバータ13で同期スイッチングを行なう。
これにより、例えば図3に示すように、電源装置10の動作モードは連続的に制御される。
例えば第1DC−DCコンバータ13の昇圧比が2〜3程度の値となる状態で、スイッチングデューティーが最大となる電源装置10の動作モードは、例えば時刻t1〜時刻t2の期間に示すように、バッテリ12の出力のみがPDU21およびエアポンプインバータ(API)14に供給されるEVモードとなる。
そして、EVモードからスイッチングデューティーが低下傾向に変化することに伴い、電源装置10の動作モードは、例えば時刻t2〜時刻t5の期間に示すように、順次、第1〜第3の(FC+バッテリ)モードに推移する。
第1の(FC+バッテリ)モードでは、バッテリ12の出力がPDU21およびAPI14に供給されると共に燃料電池スタック11の出力がPDU21に供給されてバッテリ12の電流(Ib)が燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)よりも大きくなる。
第2の(FC+バッテリ)モードでは、バッテリ12の出力がPDU21およびAPI14に供給されると共に燃料電池スタック11の出力がPDU21に供給されてバッテリ12の電流(Ib)が燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)とAPI14に通電される電流(IAP)との和に等しくなる。
第3の(FC+バッテリ)モードでは、バッテリ12および燃料電池スタック11の出力がPDU21およびAPI14に供給されてバッテリ12の電流(Ib)が燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)よりも小さくなる。
これに伴い、バッテリ12の電流(Ib)が減少傾向に変化し、燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)及び目標電流(Ifcコマンド)は増大傾向に変化する。そして、PDU21の1次側の入力電圧(VPIN)はほぼ一定に維持されつつ、バッテリ12の電圧(VB)は増大傾向に変化し、燃料電池スタック11の電圧(VFC)は減少傾向に変化する。
そして、第3の(FC+バッテリ)モードからスイッチングデューティーが最小まで低下傾向に変化することに伴い、電源装置10の動作モードは、例えば時刻t5以降に示すように、順次、第1,第2のFCモードに推移する。
第1のFCモードでは、燃料電池スタック11の出力のみがPDU21およびAPI14に供給される。
第2のFCモードでは、燃料電池スタック11の出力のみがPDU21およびAPI14およびバッテリ12に供給されてバッテリ12が充電される。
これに伴い、バッテリ12の電流(Ib)が零から負の値へと減少傾向に変化し、燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)及び目標電流(Ifcコマンド)は増大傾向に変化する。そして、PDU21の1次側の入力電圧(VPIN)はほぼ一定に維持されつつ、バッテリ12の電圧(VB)は増大傾向に変化し、燃料電池スタック11の電圧(VFC)は減少傾向に変化する。
また、統合ECU17は、例えばモータ22の回生時においては、燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)の検出値が目標電流(零あるいは正の値)と一致するようにしてフィードバック制御をおこなうとともに、回生電圧のフィードバック制御をおこなうことによって、DC−DCコンバータ13のスイッチングデューティーを制御する。
例えば燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)の目標電流が零とされる電源装置10の動作モードは、PDU21の回生電力によりバッテリ12が充電される回生モードとなる。
また、例えば燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)の目標電流が正の値とされる電源装置10の動作モードは、PDU21の回生電力および燃料電池スタック11の出力がAPI14およびバッテリ12に供給されてバッテリ12が充電される(回生+FCによるバッテリ充電)モードとなる。
なお、統合ECU17は、例えば、燃料電池車両の運転状態や、燃料電池スタック11のアノードに供給される反応ガスに含まれる水素の濃度や、燃料電池スタック11のアノードから排出される排出ガスに含まれる水素の濃度や、燃料電池スタック11の発電状態、例えば各複数の燃料電池セルの端子間電圧や、燃料電池スタック11の電圧VFCや、燃料電池スタック11の出力電流Ifcや、燃料電池スタック11の内部温度などに基づき、燃料電池スタック11に対する発電指令として、燃料電池スタック11へ供給される反応ガスの圧力および流量に対する指令値を出力し、燃料電池スタック11の発電状態を制御する。
また、統合ECU17は、燃料電池スタック11の発電状態などに応じて各コンタクタ11a,11bのオン/オフを切り換え、燃料電池スタック11と第2ラインL2および第3ラインL3との接続を制御する。
また、統合ECU17は、バッテリ12の残容量SOCなどに応じて各コンタクタ12a,12bおよび電流制限回路12cのオン/オフを切り換え、バッテリ12と第1ラインL1および第2ラインL2との接続を制御する。
本実施の形態による電源装置10は上記構成を備えており、次に、この電源装置10の動作、特に、電源装置10の起動時の動作について説明する。
先ず、以下に、コンバータECU16の動作について説明する。
例えば図4に示すステップS01においては、燃料電池スタック11の端子間電圧VFC(V1)を検出する第1電圧センサ41と、バッテリ12の端子間電圧VB(V2)を検出する第2電圧センサ42との初期化が完了したことを示すセンサ初期化完了フラグのフラグ値に「1」が設定されているか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS01の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS02に進む。
次に、ステップS02においては、燃料電池スタック11の各コンタクタ11a,11bと、バッテリ12の各コンタクタ12a,12bおよび電流制限回路12cとが接続状態になる前に、第1電圧センサ41により検出された端子間電圧VFC(V1)を、第1開放電圧E1つまり燃料電池スタック11の開放電圧(V1_ocv)として設定する。
次に、ステップS03においては、燃料電池スタック11の各コンタクタ11a,11bと、バッテリ12の各コンタクタ12a,12bおよび電流制限回路12cとが接続状態になる前に第2電圧センサ42により検出された端子間電圧VB(V2)を、第2開放電圧E2つまりバッテリ12の開放電圧(V2_ocv)として設定する。
次に、ステップS04においては、上記数式(1)により初期デューティー(DUTY_ini)を算出する。
次に、ステップS05においては、初期デューティー(DUTY_ini)の算出完了を示す初期デューティー算出完了フラグのフラグ値に「1」を設定する。
次に、ステップS06においては、燃料電池スタック11の各コンタクタ11a,11bと、バッテリ12の各コンタクタ12a,12bとの接続動作が完了するON完了の状態であるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS06の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS07に進む。
次に、ステップS07においては、初期デューティーによりDC−DCコンバータ13で同期スイッチングを開始し、エンドに進む。
以下に、電源装置10の起動時にコンバータECU16と統合ECU17とが協調しつつ実行する動作について説明する。
先ず、例えば図5に示すステップS11において、統合ECU17は、プリチャージの動作として、バッテリ12の電流制限回路12cを接続状態にして平滑コンデンサ35に通電を行なう。
次に、ステップS12において、統合ECU17は、第1電圧センサ41と第2電圧センサ42との初期化を行ない、この初期化が完了したことを示すセンサ初期化完了フラグのフラグ値に「1」を設定する。
次に、ステップS13において、統合ECU17は、燃料電池スタック11の各コンタクタ11a,11bと、バッテリ12の各コンタクタ12a,12bおよび電流制限回路12cとを非接続状態として、第1電圧センサ41により端子間電圧VFC(V1)を検出し、第2電圧センサ42により検出された端子間電圧VB(V2)を検出する。これにより、第1開放電圧E1つまり燃料電池スタック11の開放電圧(V1_ocv)が検出され、第2開放電圧E2つまりバッテリ12の開放電圧(V2_ocv)が検出される。
次に、ステップS14において、統合ECU17は、初期化完了フラグのフラグ値と、第1開放電圧E1と、第2開放電圧E2とを、コンバータECU16に送信する。
次に、ステップS15において、コンバータECU16は、初期化完了フラグのフラグ値と、第1開放電圧E1と、第2開放電圧E2とを受信する。
次に、ステップS16において、コンバータECU16は、上記数式(1)により初期デューティー(DUTY_ini)を算出する。
次に、ステップS17において、コンバータECU16は、初期デューティー(DUTY_ini)の算出完了を示す初期デューティー算出完了フラグのフラグ値に「1」を設定し、この初期デューティー算出完了フラグのフラグ値を統合ECU17に送信する。
次に、ステップS18において、統合ECU17は、初期デューティー算出完了フラグのフラグ値を受信する。
次に、ステップS19において、統合ECU17は、燃料電池スタック11の各コンタクタ11a,11bと、バッテリ12の各コンタクタ12a,12bとを接続状態にする。
次に、ステップS20において、統合ECU17は、各コンタクタ11a,11b,12a,12bの接続動作が完了したことを示すON完了の信号をコンバータECU16に通知する。
次に、ステップS21において、コンバータECU16は、ON完了の信号を受信する。
次に、ステップS22において、コンバータECU16は、初期デューティーによりDC−DCコンバータ13で同期スイッチングを開始する。
上述したように、本発明の実施形態による電源装置10によれば、起動時にDC−DCコンバータ13が作動を開始しても、初期デューティーは燃料電池スタック11の開放電圧(V1_ocv)とバッテリ12の開放電圧(V2_ocv)とに応じて設定されていることから、燃料電池スタック11またはバッテリ12から過大な電流が流れてしまうこと、および過大な電流によって各スイッチング素子31,32などに損傷が生じることを防止することができる。
例えば図1に示すようにモータ22の駆動時での通常時において電源装置10の各箇所を流れる各電流IL,Ic1,Ic2,Imot,Ifc,Ibに対して、例えば第2スイッチング素子32およびリアクトル34を逆流するような過大な電流によって第1スイッチング素子31に損傷が生じることを防止することができる。
しかも、例えば経年変化や反応ガスの供給量の変動などに応じて燃料電池スタック11の状態が変化した場合、また、例えば経年変化などに応じてバッテリ12の状態が変化した場合であっても、燃料電池スタック11の開放電圧(V1_ocv)およびバッテリ12の開放電圧(V2_ocv)を検出して得た各検出値によってDC−DCコンバータ13の初期デューティー(DUTY_ini)を適切に設定することができる。
しかも、初期デューティー(DUTY_ini)の算出完了後に、各コンタクタ11a,11b,12a,12bを接続状態にすることから、DC−DCコンバータ13の作動開始を初期デューティー(DUTY_ini)によって確実に実行することができ、燃料電池スタック11またはバッテリ12から過大な電流が流れてしまうことを確実に防止することができる。
しかも、燃料電池スタック11とバッテリ12とが直列に接続されてなる電池回路18に対して単一のDC−DCコンバータ13を備えるだけで複数の動作モードを切り換えることができ、例えば燃料電池スタック11とバッテリ12毎に個別にDC−DCコンバータを備える場合に比べて、構成に要する費用を削減すると共にサイズを小型化することができる。
なお、上述した実施の形態においては、バッテリ12は第1ラインL1と第2ラインL2とに接続され、燃料電池スタック11は第2ラインL2と第3ラインL3とに接続されるとしたが、これに限定されず、燃料電池スタック11は第1ラインL1と第2ラインL2とに接続され、バッテリ12は第2ラインL2と第3ラインL3とに接続されてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、制御装置25は燃料電池スタック11とバッテリ12との実電力配分が目標電力配分に一致するようにして、例えば燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)の検出値が目標電流に一致するようにしてフィードバック制御をおこなうことによって、DC−DCコンバータ13のスイッチングデューティーを制御するとしたが、これに限定されず、例えば燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)の代わりに、バッテリ12の電流(Ib)が目標値に一致するようにしてフィードバック制御をおこなってもよい。また、電流の代わりに、燃料電池スタック11の電圧(VFC)またはバッテリ12の電圧(VB)の検出値が目標値に一致するようにしてフィードバック制御をおこなってもよいし、燃料電池スタック11とバッテリ12との出力比が目標値に一致するようにしてスイッチングデューティーをフィードバック制御してもよい。
また、例えばモータ22の回生時においては、燃料電池スタック11の電流(出力電流Ifc)の代わりに、燃料電池スタック11の出力が目標値に一致するようにしてフィードバック制御をおこなってもよい。
なお、上述した実施の形態においては、DC−DCコンバータ13のスイッチング回路33を、直列に接続された第1および第2スイッチング素子31,32により構成したが、これに限定されず、3相のブリッジ回路(つまり、各相毎に対をなして直列に接続される複数のハイ側およびロー側スイッチング素子がブリッジ接続された回路)により構成してもよい。この場合には、単一のリアクトル34に限定されず、例えば3相の各相毎にリアクトルを備えてもよい。
10 電源装置
11 燃料電池スタック
11a コンタクタ(第2コンタクタ)
11b コンタクタ(第4コンタクタ)
12 バッテリ(蓄電装置)
12a コンタクタ(第1コンタクタ)
12b コンタクタ(第3コンタクタ)
13 DC−DCコンバータ
16 コンバータECU(制御手段)
17 統合ECU
18 電池回路
21 PDU
31 第1スイッチング素子
32 第2スイッチング素子
33 スイッチング回路
34 リアクトル

Claims (3)

  1. 電位の異なる第1ラインおよび第2ラインおよび第3ラインと、
    燃料電池スタックと蓄電装置とが直列に接続されてなる電池回路と、
    各還流ダイオードを具備する第1スイッチング素子および第2スイッチング素子が直列に接続されたスイッチング回路と、リアクトルとからなるDC−DCコンバータとを備え、
    前記電池回路の両端は前記第1ラインと前記第3ラインとに接続され、
    前記電池回路の前記燃料電池スタックと前記蓄電装置との接続点は前記第2ラインに接続され、
    前記スイッチング回路の両端は前記第1ラインと前記第3ラインとに接続され、
    前記リアクトルの一端は前記第1および前記第2スイッチング素子の互いの接続点に接続され、他端は前記第2ラインに接続されている電源装置であって、
    前記電源装置の起動時に、前記第1ラインと前記第3ラインとの電位差が、前記燃料電池スタックの開放電圧と前記蓄電装置の開放電圧との和に等しくなるように、前記DC−DCコンバータの初期デューティーを設定し、該初期デューティーにより同期スイッチングを行なう制御手段を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記電池回路は、前記電池回路と前記第1ラインとの接続を断接可能な第1コンタクタと、前記燃料電池スタックと前記接続点との接続を断接可能な第2コンタクタと、前記蓄電装置と前記接続点との接続を断接可能な第3コンタクタと、前記電池回路と前記第3ラインとの接続を断接可能な第4コンタクタとを備え、
    前記制御手段は、前記電源装置の始動時に、前記第1〜前記第4コンタクタを接続状態にする前に前記燃料電池スタックの前記開放電圧および前記蓄電装置の前記開放電圧を検出することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御手段は、前記初期デューティーの設定が完了した後に、前記第1〜前記第4コンタクタを接続状態にすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源装置。
JP2009241241A 2009-10-20 2009-10-20 電源装置 Expired - Fee Related JP5002639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241241A JP5002639B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241241A JP5002639B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011091884A JP2011091884A (ja) 2011-05-06
JP5002639B2 true JP5002639B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=44109610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009241241A Expired - Fee Related JP5002639B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5002639B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012203467A1 (de) 2012-03-06 2013-09-12 Continental Automotive Gmbh Bordnetz für ein Fahrzeug

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0455929A (ja) * 1990-06-25 1992-02-24 Dainippon Printing Co Ltd プライマ塗布装置
JPH0466472A (ja) * 1990-07-09 1992-03-02 Mita Ind Co Ltd ソーター
JP5352182B2 (ja) * 2008-10-24 2013-11-27 本田技研工業株式会社 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP2010104168A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Honda Motor Co Ltd 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP5352186B2 (ja) * 2008-10-24 2013-11-27 本田技研工業株式会社 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP5286025B2 (ja) * 2008-10-24 2013-09-11 本田技研工業株式会社 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP5352183B2 (ja) * 2008-10-24 2013-11-27 本田技研工業株式会社 電源装置および燃料電池車両の電源システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011091884A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7946365B2 (en) Control method for fuel cell vehicle, and fuel cell vehicle
JP4163222B2 (ja) 燃料電池車両の電源システム
JP5380550B2 (ja) 電源装置の起動方法
JP5264941B2 (ja) 電動車両用電源装置
US9236736B2 (en) Power supply system and method for controlling the same
JP5352182B2 (ja) 電源装置および燃料電池車両の電源システム
US9024598B2 (en) Converter control device
US8866331B2 (en) Power supply device and power supply system for fuel cell vehicle
JP2005348530A (ja) 燃料電池車両の電圧状態設定方法
JP5887077B2 (ja) 電源システム及び燃料電池車両
JP4982576B2 (ja) 燃料電池車両
JP2011019338A (ja) コンバータ制御装置
JP5352185B2 (ja) 燃料電池車両の電源システム
JP2010104168A (ja) 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP5286025B2 (ja) 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP5352186B2 (ja) 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP5352183B2 (ja) 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP5002639B2 (ja) 電源装置
JP5322683B2 (ja) 電動車両の電源システム
JP5352184B2 (ja) 電源装置および燃料電池車両の電源システム
JP2004187332A (ja) 燃料電池車両の制御装置
JP2010187450A (ja) 電動車両の電源システム
JP2010187449A (ja) 電動車両の電源システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5002639

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees