JP5002585B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置および無線通信方法に関する。
近年、携帯電話機等に代表されるセルラ移動体通信システムにおいては、情報のマルチメディア化に伴い、音声データのみならず、静止画像、動画像等の大容量データを伝送することが一般化しつつある。大容量データの伝送を実現するために、高周波の無線帯域を利用して高伝送レートを実現する技術に関して盛んに検討がなされている。
しかし、高周波の無線帯域を利用した場合、近距離では高伝送レートを期待できる一方、遠距離になるにしたがい伝送距離による減衰が大きくなる。よって、高周波の無線帯域を利用した移動体通信システムを実際に運用する場合は、各基地局のカバーエリアが小さくなり、このため、より多くの基地局を設置する必要が生じる。基地局の設置には相応のコストがかかるため、基地局数の増加を抑制しつつ、高周波の無線帯域を利用した通信サービスを実現するための技術が強く求められている。
このような要求に対し、移動局と基地局との間に中継局を設置し、移動局と基地局との間の通信を、中継局を介して行う中継技術が検討されている。このような中継技術の一つに、複数の中継局が協同して中継を行う協同中継がある。協同中継では、受信局は複数の中継局からの中継信号を受信するため、各中継局が単一のアンテナしか有さない場合でも、ダイバーシチ効果を得ることができる。また、さらにダイバーシチ効果を高めるために、協同中継を行う複数の中継局を複数のアンテナに見立て、協同中継にSTBC(Space Time Block Code)を用いた時空間符号化を適用する技術が検討されている(非特許文献1参照)。なお、協同中継は、協力中継と称されることもある。
宮野、村田、荒木,「単一アンテナ端末間マルチホップ通信におけるSTBCを利用した協力中継方式」,信学技報,社団法人電子情報通信学会,2004年3月,A・P2003-342,RCS2003-365,pp.71-76(Tsuyoshi MIYANO, Hidekazu MURATA, and Kiyomichi ARAKI, "Cooperative Relaying Technique with Space Time Block Code for Multihop Communications among Single Antenna Terminals", TECHNICAL REPORT OF IEICE, A・P2003-342,RCS2003-365,pp.71-76, 2004-03)
上記文献に記載の技術では、中継局は受信信号を復号し、CRC(Cyclic Redundancy Check)等により復号結果に誤りが有るか否か判定する。そして、中継局は、復号結果に誤りが無いときは復号結果を時空間符号化して中継送信を行うが、復号結果に誤りが有るときは中継送信を中止する。よって、上記文献に記載の技術では、復号結果に誤りが有るときはダイバーシチ効果が得られないという問題があった。
本発明の目的は、時空間符号化を適用した協同中継において、中継局が受信した信号に誤りが有る場合でもダイバーシチ効果を得ることができる無線通信装置および無線通信方法を提供することである。
本発明の無線通信装置は、中継送信を行う無線通信装置であって、複数の信号を受信する受信手段と、前記複数の信号に誤りが有るか否かを判定する誤り判定手段と、前記複数の信号のいずれにも誤りが無い場合、中継送信を行う他の無線通信装置で用いられる第1
信号系列と異なる第2信号系列を生成する符号化を用いて前記複数の信号を符号化する一方、前記複数の信号のいずれかに誤りが有る場合、前記第1信号系列を生成する符号化を用いて誤りが無い信号のみを符号化する符号化手段と、符号化された信号を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、時空間符号化を適用した協同中継において、中継局が受信した信号に誤りが有る場合でもダイバーシチ効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下に説明する無線通信装置は、第一の無線通信装置からの送信信号を第二の無線通信装置へ中継送信する無線通信装置であって、例えば、移動体通信システムにおいて使用される中継局に搭載されるものである。なお、以下の実施の形態では、中継送信を行う無線通信装置を中継局、第一の無線通信装置を移動局、第二の無線通信装置を基地局として説明する。
また、以下の各実施の形態における移動体通信システムには、図1に示すように、複数の移動局(移動局1,2)と複数の中継局(中継局1,2)が存在し、複数の中継局が複数の移動局からの送信信号を基地局へ中継送信する。移動局、中継局および基地局は、所定の時間長を有するフレームを単位として互いに同期して送受信を行う。
また、この移動体通信システム(図1)では、中継局1および中継局2は、移動局1からの信号S1および移動局2からの信号S2を共に受信する。そして、中継局1および中継局2は、STBCを用いた時空間符号化を適用した協同中継を行う。より具体的には、中継局1は、図1に示すように、S1とS2とをSTBCを用いて時空間符号化して信号系列S1,−S2を生成し、時刻tでS1を、時刻t+Tで−S2を基地局に中継送信する。一方、中継局2は、図1に示すように、S1とS2とをSTBCを用いて時空間符号化して信号系列S2,S1を生成し、時刻tでS2を、時刻t+TでS1を基地局に中継送信する。‘*’は複素共役を示す。
ここでは、STBCとしてAlamouti符号の信号系列を使用する。Alamouti符号の信号系
列は以下の行列Aで表される。
Figure 0005002585
本移動体通信システム(図1)では、2つの中継局を2つのアンテナに見立てて時空間符号化を行うため、中継局1,2はそれぞれ行列Aの各行を生成する符号化を行う。つまり、中継局1は行列Aの一行目の信号系列S1,−S2を生成する符号化を行い、中継局2は行列Aの二行目の信号系列S2,S1を生成する符号化を行う。
よって、基地局は、時刻tにr(式(1))を受信し、時刻t+Tにr(式(2))を受信する。式(1),(2)において、hは中継局1と基地局との間のチャネルを表し、hは中継局2と基地局との間のチャネルを表し、nおよびnは雑音を表す。r1 = h1S1 + h2S2 + n1 …式(1)
r2 = -h1S2* + h2S1*+ n2 …式(2)
そして、基地局は、S1',S2'を式(3),(4)により推定する。
S1' = h1 *r1 + h2r2 * …式(3)
S2' = h2 *r1 - h1r2 * …式(4)
つまり、基地局では、式(3),(4)に式(1),(2)を代入して式(5),(6)によりS1',S2'を得る。
S1' = |h1|2S1 + |h2|2 S1 + h1 *n1 + h2n2 * …式(5)
S2' = |h1|2S2 + |h2|2 S2 + h2 *n1- h1n2 * …式(6)
式(5),(6)から得られるS1',S2'は、雑音が大きくなっているものの、最大比合成された信号と同様の形をとる。よって、本移動体通信システム(図1)では、基地局は、移動局1からの信号と移動局2からの信号とを最大比合成することができる。
このように、以下の各実施の形態では、中継局1および中継局2は協同して移動局1からの信号と移動局2からの信号とを基地局へ中継送信する。また、中継送信には、STBCを用いた時空間符号化を適用する。さらに、STBCとして上記のようなAlamouti符号の信号系列を用いる。
なお、以下の実施の形態における中継局は予め設置された中継局であってもよいし、アドホック網(例えば、特開2001−189971号公報参照)のように他の移動局を中継局として利用してもよい。
(実施の形態1)
本実施の形態では、中継局1が、S1およびS2のいずれにも誤りが無い場合、中継局2で用いられる信号系列(行列Aの二行目)と異なる信号系列(行列Aの一行目)を生成する符号化を用いてS1およびS2を符号化する一方、S1またはS2のいずれかに誤りが有る場合、中継局2で用いられる信号系列(行列Aの二行目)を生成する符号化を用いて誤りが無い信号のみを符号化する。また、中継局1は、誤りが有る信号の中継送信を中止する。
中継局1は、S1およびS2のいずれにも誤りが無い場合は、上記のように、S1およびS2に対し行列Aの一行目を生成する符号化を行って、時刻tでS1を、時刻t+Tで−S2を基地局に中継送信する。
一方、図2に示すように、S1に誤りが無く、S2に誤りが有った場合、中継局1は、S2の中継送信を中止するとともに、S1のみに対し行列Aの二行目を生成する符号化を行う。よって、中継局1は、時刻tでは中継送信を行わず(Null)、時刻t+TでS1を基地局に中継送信する。つまり、この場合、中継局1は、S1およびS2の双方に誤りが無い場合に時刻tで送信される予定のS1のみを中継局2での位相に揃えて時刻t+Tで中継送信する。よって、この場合、中継局1において行列Aの二行目を生成する符号化により生成されたS1は、中継局2から時刻t+Tで中継送信される信号と送信タイミングおよび位相が等しくなる。
また、S1に誤りが有り、S2に誤りが無かった場合、中継局1は、S1の中継送信を中止するとともに、S2のみに対し行列Aの二行目を生成する符号化を行う。よって、中継局1は、時刻tでS2を基地局に中継送信し、時刻t+Tでは中継送信を行わない(Null)。つまり、この場合、中継局1は、S1およびS2の双方に誤りが無い場合に時刻t+Tで送信される予定のS2のみを時刻tで中継送信する。よって、この場合、中継局1において行列Aの二行目を生成する符号化により生成されたS2は、中継局2から時刻tで中継送信される信号と送信タイミングおよび位相が等しくなる。
このようにして、中継局1は、S1およびS2のいずれかに誤りが有る場合、誤りが有る信号の中継送信を中止するとともに、誤りが無い信号の送信タイミングおよび位相を中継局2での送信タイミングおよび位相に合わせる。これにより、中継局1においてS1およびS2のいずれかに誤りが有る場合に、誤りが無い信号の送信タイミングおよび位相が中継局2での送信タイミングおよび位相と一致するので、基地局ではその誤りが無い信号についてダイバーシチ効果を得ることができる。つまり、本実施の形態によれば、時空間符号化を適用した協同中継において、中継局が受信した信号に誤りが有りSTBCでの符号化によるダイバーシチ効果が得られない場合でも、送信ダイバーシチによるダイバーシチ効果を得ることができる。
次いで、本実施の形態に係る中継局の構成について説明する。本実施の形態に係る中継局100の構成を図3に示す。なお、上記の中継局1および中継局2は同一の構成を有する。また、以下の説明では、上り回線での中継送信に限定して説明するが、上り回線と同様にして下り回線の中継送信を行うことができる。
中継局100において、無線受信部102は、移動局からの信号S1,S2および基地局からの符号化情報を、アンテナ101を介して受信し、ダウンコンバート等の無線処理を行って出力する。無線受信部102は、S1,S2を信号分離部103に出力し、符号化情報を符号化制御部109に出力する。
符号化情報は、S1,S2の双方に誤りが無い場合にどの中継局がどの信号系列を生成する時空間符号化を行うかを示す情報である。つまり、符号化情報では、S1,S2の双方に誤りが無い場合に、中継局1が行列Aの一行目を生成する符号化を行うことが示され、中継局2が行列Aの二行目を生成する符号化を行うことが示されている。
信号分離部103は、S1とS2とを分離し、S1を復調部104−1に出力し、S2を復調部104−2に出力する。
復調部104−1はS1を復調し、復号部105−1は復調後のS1を復号し、復号結
果S1を誤り判定部106−1および符号化部107−1に出力する。
復調部104−2はS2を復調し、復号部105−2は復調後のS2を復号し、復号結果S2を誤り判定部106−2および符号化部107−2に出力する。
誤り判定部106−1はCRCを用いて復号結果S1に誤りが有るか否かを判定し、判定結果(誤りが有る場合:NG,誤りが無い場合:OK)を符号化制御部109および無線送信部112に出力する。
誤り判定部106−2はCRCを用いて復号結果S2に誤りが有るか否かを判定し、判定結果(誤りが有る場合:NG,誤りが無い場合:OK)を符号化制御部109および無線送信部112に出力する。
符号化部107−1は復号結果S1を再び符号化し、変調部108−1は符号化後のS1を再び変調する。
符号化部107−2は復号結果S2を再び符号化し、変調部108−2は符号化後のS2を再び変調する。
符号化制御部109は、復号結果S1および復号結果S2の誤り判定結果に基づいて、誤りが無い信号を中継送信対象と決定するとともに、時空間符号化部110がどの信号系列(行列Aの一行目または二行目)を生成する符号化を行うかを決定して、時空間符号化部110に指示する。また、符号化制御部109は、復号結果S1または復号結果S2のいずれかに誤りが有る場合、その旨を通知する通知信号(誤り通知信号)を生成するよう誤り通知信号生成部111に指示する。
時空間符号化部110は、変調後のS1,S2のうち誤りが無い信号のみを、符号化制御部109からの指示に従って上記のように符号化し、無線送信部112に出力する。
誤り通知信号生成部111は、符号化制御部109の指示に従って誤り通知信号を生成し、無線送信部112に出力する。
無線送信部112は、符号化された信号および誤り通知信号に対してアップコンバート等の無線処理を施して、アンテナ101から基地局へ送信する。但し、無線送信部112は、復号結果S1および復号結果S2の双方に誤りが有る場合は、送信を行わない。よって、この場合は中継送信が中止される。
次いで、中継局100での処理フローを図4のフローチャートを用いて説明する。
ST201でS1に誤りが無く、ST202でS2に誤りが無い場合、つまり、S1およびS2のいずれにも誤りが無い場合は、信号系列の変更は行われない。よって、この場合、例えば中継局1の符号化制御部109は、時空間符号化部110に対し行列Aの一行目を生成する符号化を行うよう指示する。この指示に従い、中継局1の時空間符号化部110は、S1およびS2に対し行列Aの一行目を生成する符号化を行う。
ST201でS1に誤りが無く、ST202でS2に誤りが有る場合、および、ST201でS1に誤りが有り、ST203でS2に誤りが無い場合、つまり、S1またはS2のいずれか一方にのみ誤りが有る場合は、ST204で誤り通知信号が生成されるとともに、ST205で信号系列が変更される。よって、この場合、例えば中継局1の符号化制御部109は、時空間符号化部110に対し、誤りが無い信号のみを符号化するよう指示
するとともに、行列Aの二行目を生成する符号化を行うよう指示する。この指示に従い、中継局1の時空間符号化部110は、S1およびS2のうち誤りが無い信号のみに対し行列Aの二行目を生成する符号化を行う。
ST201でS1に誤りが有り、ST203でS2に誤りが有る場合、つまり、S1およびS2の双方に誤りが有る場合は、ST206で中継送信が中止される。
次いで、本実施の形態に係る基地局の構成について説明する。本実施の形態に係る基地局300の構成を図5に示す。
基地局300において、符号化部301は送信信号を符号化し、変調部302は符号化後の送信信号を変調して無線送信部303に出力する。
符号化情報生成部304は符号化情報を生成して無線送信部303に出力する。
無線送信部303は、送信信号および符号化情報に対してアップコンバート等の無線処理を施して、アンテナ305から送信する。
無線受信部306は、中継局100からの中継信号および誤り通知信号をアンテナ305を介して受信し、ダウンコンバート等の無線処理を行って出力する。
時空間復号部307は、誤り通知信号が無い場合はSTBCで符号化されたものとして中継信号を復号し、誤り通知信号が有る場合は送信ダイバーシチされたものとして中継信号を復号する。復号後の信号は、S1とS2とに分離されてそれぞれ復調部308−1,308−2に入力される。
復調部308−1はS1を復調し、復号部309−1は復調後のS1を復号する。
復調部308−2はS2を復調し、復号部309−2は復調後のS2を復号する。
次いで、図6に、中継局1においてS1に誤りが無く、S2に誤りが有り、中継局2においてS1およびS2の双方に誤りが無い場合のシーケンス図を示す。
フレーム1では、基地局が符号化情報を中継局1および中継局2へ送信する。
フレーム2では、移動局1と移動局2はそれぞれS1とS2を中継局1と中継局2へ送信する。中継局1および中継局2はS1とS2に対しCRCを行う。中継局1ではS2のCRCがNGであるので、中継局1は誤り通知信号を基地局へ送信する。また、中継局1は信号系列を行列Aの一行目から行列Aの二行目に変更する。なお、中継局2は信号系列を行列Aの二行目のまま変更しない。
フレーム3(上記の時刻t)では、中継局2が、行列Aの二行目を生成する符号化により生成したS2を送信する。
フレーム4(上記の時刻t+T)では、中継局1および中継局2の双方が、行列Aの二行目を生成する符号化により生成したS1をそれぞれ送信する。
なお、中継局100は、誤り通知信号を他の信号に付加して送信してもよい。例えば、中継局100は、誤り通知信号をS1またはS2に付加して送信してもよい。
また、基地局300は、符号化情報を一定周期ごとに送信してもよいし、情報の内容に変更があったときにだけ送信してもよい。
また、本実施の形態では、基地局300の時空間復号部307での処理を簡単にするために中継局100が誤り通知信号を基地局300へ送信した。しかし、時空間復号部307が、中継信号がSTBCで符号化されたのか、送信ダイバーシチされたのかをブラインド判定により判定できる場合には、中継局100における誤り通知信号の生成および送信は不要となる。よって、この場合の中継局の構成は図7に示すようになる。図7に示す中継局350は、図3に示す中継局100から誤り通知信号生成部111を除いたものとなる。以下の実施の形態では、時空間復号部307が、中継信号がSTBCで符号化されたのか、送信ダイバーシチされたのかをブラインド判定により判定できるものとする。
(実施の形態2)
本実施の形態では、中継局1は、S1またはS2のいずれかに誤りが有る場合、中継局2が中継送信した信号を受信し、基地局からの再送要求に備える点において実施の形態1と相違する。これにより、中継局1は、誤りが有るために中継局1から送信されなかった信号と同一の信号を中継局2から受信することができるため、基地局から再送要求があった場合に、中継局2から受信した信号を基地局へ中継送信することができる。
例えば、中継局1は、図8に示すように、S1に誤りが無く、S2に誤りが有った場合、中継送信を行わない時刻tで、中継局2が基地局へ中継送信したS2を受信する。また、中継局1は、中継局2から受信したS2に誤りが無い場合、そのS2をバッファに保存する。そして、中継局1は、基地局から再送要求があった場合に、バッファに保存したS2を基地局へ送信する。他の点は、実施の形態1と同一である。
次いで、本実施の形態に係る中継局の構成について説明する。本実施の形態に係る中継局400の構成を図9に示す。実施の形態1と同一の点は説明を省略する。
誤り判定部106−1,106−2は、判定結果を無線受信部102およびバッファ401にも出力する。
無線受信部102は、誤りが有った信号と同一の信号を他の中継局から受信して信号分離部103に出力する。また、無線受信部102は、基地局から受信した再送要求をバッファ401に出力する。
バッファ401は、復号部105−1,105−2から出力される復号結果のうち誤りが無い復号結果のみを保存する。そして、バッファ401は、再送要求が入力された場合、保存されている復号結果のうち、その再送要求に従った復号結果を符号化部107−1,107−2に出力する。すなわち、バッファ401は、基地局からS1の再送を要求された場合は誤りが無い復号結果S1を符号化部107−1に出力し、基地局からS2の再送を要求された場合は誤りが無い復号結果S2を符号化部107−2に出力する。
次いで、図10に、中継局1においてS1に誤りが無く、S2に誤りが有り、中継局2においてS1およびS2の双方に誤りが無い場合のシーケンス図を示す。フレーム1,2,4での処理は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
フレーム3(上記の時刻t)では、中継局2が、行列Aの二行目を生成する符号化により生成したS2を送信し、基地局および中継局1が受信する。基地局で受信されたS2のCRC結果はNGで、中継局1で受信されたS2のCRC結果はOKであったものとする。
フレーム5では、基地局がS2の再送要求を送信する。
フレーム6では、再送要求に従って、中継局1,2がS2を送信する。
このように、本実施の形態によれば、中継局は、CRCがNGとなった信号であっても、その信号と同一の信号を他の中継局から受信してCRCがOKになれば、基地局から再送要求があった場合に、その信号を基地局へ送信することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、中継局1,2に互いに異なる優先度を付加し、優先度が低い中継局は、時刻tで送信予定の信号に誤りが無く、時刻t+Tで送信予定の信号に誤りが有る場合、優先度が高い中継局が時刻tにおいて中継送信を行ったか否か確認してから中継送信を行う点において実施の形態1と相違する。これにより、中継局1,2でそれぞれ異なる移動局からの信号に誤りが有った場合に、中継局1,2が同じ時刻t+Tで異なる信号を送信してしまうことを防止できる。
例えば、中継局1の優先度が高く、中継局2の優先度が低いとすると、中継局2は、時刻tで送信予定のS2に誤りが無く、時刻t+Tで送信予定のS1に誤りが有った場合、図11に示すように、時刻tで中継局1からの信号を受信し、中継局1が信号系列を変更して中継送信を行ったか否か確認する。
図11に示す例では、中継局2は時刻tで中継局1から何も受信できなかったので、中継局2は、中継局1でS2のみに誤りが有ったか、または、S1およびS2の双方に誤りが有ったと推測できる。よって、中継局2は、中継局1が時刻t+Tで、S1を送信するか、または、中継送信を行わないかのいずれかであると推測できる。そこで、中継局2は、中継局1からのS1と中継局2からのS2とが衝突することを回避するために、時刻t+TでS2を送信しない。
また、中継局2が時刻tで中継局1からの信号を受信した場合、中継局2は、中継局1でS1およびS2の双方に誤りが無かったか、または、S1またはS2のいずれかに誤りが有ったと推測できる。よって、中継局2は、中継局1が時刻tで、S1を送信するか、または、−S2を送信するかのいずれかであると推測できる。よって、この場合、中継局2は、信号系列を変更して、時刻t+Tで−S2を送信する。中継局1でS1およびS2の双方に誤りが無い場合は、中継局2が時刻t+Tで−S2を送信することにより時刻t+Tでダイバーシチ効果を得ることができる。また、中継局1でS1のみに誤りが有った場合、中継局1は時刻tで−S2を送信し、時刻t+Tでは中継送信を行わないので、中継局2が時刻t+Tで送信する−S2は干渉を受けることなく基地局で受信される。
このような中継局2の動作をまとめると図12に示すようになる。
なお、中継局2は、時刻tで送信予定のS2に誤りが有り、時刻t+Tで送信予定のS1に誤りが無く、時刻tで中継局1から何も受信できなかった場合、時刻t+Tでは中継局1がS1を送信するか、または、中継送信を行わないかのいずれかであると推測できる。よって、この場合、中継局2は、時刻tでS1を送信してもよい。この動作を考慮すると図12は図13に示すようになる。
また、中継局2は、時刻tで送信予定のS2に誤りが有り、時刻t+Tで送信予定のS1に誤りが無い場合は実施の形態1従って動作し、時刻tで送信予定のS2に誤りが無く
、時刻t+Tで送信予定のS1に誤りが有った場合だけ本実施の形態に従って動作してもよい。
次いで、本実施の形態に係る優先度が低い中継局の構成について説明する。本実施の形態に係る優先度が低い中継局500の構成を図14に示す。実施の形態1と同一の点は説明を省略する。なお、優先度が高い中継局の構成は実施の形態1と同一である。
誤り判定部106−1,106−2は、判定結果を無線受信部102にも出力する。
無線受信部102は、誤り判定部106−1,106−2からNGを入力された場合、優先度が高い中継局が時刻tで送信する信号を受信して信号分離部103に出力する。
信号分離部103は、入力された信号を分離して、受信信号判定部501にも出力する。
受信信号判定部501は、時刻tでの受信信号の有無に基づき、優先度が高い中継局が時刻tで信号を送信したか否か判定し、判定結果を符号化制御部109に出力する。
符号化制御部109は、時刻t+Tでの送信が図12に示すように行われるように、判定結果に基づいて時空間符号化部110を制御する。
(実施の形態4)
本実施の形態では、中継局1,2に互いに異なる優先度を付加し、優先度が低い中継局は、時刻tで送信予定の信号に誤りが有り、時刻t+Tで送信予定の信号に誤りが無い場合、優先度が高い中継局が時刻tにおいてどの信号を送信したか判定し、その判定結果から優先度が高い中継局が信号系列を変更して中継送信を行ったか否か確認してから中継送信を行う点において実施の形態1と相違する。これにより、中継局1,2でそれぞれ異なる移動局からの信号に誤りが有った場合に、中継局1,2が同じ時刻tで異なる信号を送信してしまうことを防止できる。
例えば、中継局1の優先度が高く、中継局2の優先度が低いとすると、中継局2は、時刻tで送信予定のS2に誤りが有り、時刻t+Tで送信予定のS1に誤りが無かった場合、図15に示すように、時刻tで中継局1からの信号を受信し、中継局1が信号系列を変更して中継送信を行ったか否か確認する。
図15に示す例では、中継局2は時刻tで中継局1からS2を受信したので、中継局2は、中継局1でS1のみに誤りが有ったと推測できる。そこで、中継局2は、中継局1からのS2と中継局2からのS1とが衝突することを回避するために、信号系列を変更せずに、時刻t+TでS1を送信する。
また、中継局2は時刻tで中継局1からS1を受信した場合、中継局1ではS1およびS2の双方に誤りが無かったと推測できる。中継局2でのS2には誤りが有るため、中継局2は中継局1が時刻t+Tで送信予定のS2*を中継送信することができないので、この場合、中継局2は中継送信を中止する。
このような中継局2の動作をまとめると図16に示すようになる。このような動作により、優先度が高い中継局1においてS1に誤りが有った場合でも、同一時刻tでの異なる信号の衝突を回避することができる。また、優先度が高い中継局1においてS2に誤りが有った場合に、時刻t+Tで送信されるS1のダイバーシチ利得を得ることができる。
次いで、本実施の形態に係る優先度が低い中継局の構成について説明する。本実施の形態に係る優先度が低い中継局600の構成を図17に示す。実施の形態1と同一の点は説明を省略する。なお、優先度が高い中継局の構成は実施の形態1と同一である。
誤り判定部106−1,106−2は、判定結果を無線受信部102にも出力する。
無線受信部102は、誤り判定部106−1,106−2からNGを入力された場合、優先度が高い中継局が時刻tで送信する信号を受信して信号分離部103に出力する。
信号分離部103は、入力された信号を分離して、相関部601にも出力する。
相関部601は、移動局からの受信信号と優先度が高い中継局からの時刻tでの受信信号との相関をとり、その相関の高さに従ってそれらの信号が同じ信号か否かを判定することにより、優先度が高い中継局が時刻t+Tで送信する信号を上記のようにして推測する。相関部601は、相関がしきい値よりも高い場合、それらの信号が同じ信号であると判定する。
そして、符号化制御部109は、時刻t+Tでの送信が図16に示すように行われるように、推測結果に基づいて時空間符号化部110を制御する。
なお、中継局600は、優先度が高い中継局から誤り通知信号を受信し、その誤り通知信号に基づいて移動局からの受信信号と優先度が高い中継局からの時刻tでの受信信号とが同じ信号か否かを判定することにより、優先度が高い中継局が時刻t+Tで送信する信号を上記のようにして推測してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態ではSTBCとしてAlamouti符号の信号系列を使用したが、STBCとして式(7)の条件を満たす他の符号系列を使用してもよい。
Figure 0005002585
式(7)において、S1,S1,S2,S2は以下のように2行2列の行列Xに配置される。またS1とS1、S2とS2は対角線上に配置される。さらに、S1,S1,S2,S2には−1が乗算されてもよい。
Figure 0005002585
また、中継局1および中継局2のうちいずれか一方のみが上記実施の形態に係る構成を採ってもよい。
また、上記実施の形態では、中継局の数が3つ以上であってもよい。
また、上記実施の形態では、誤り判定にCRCを用いたが、他の判定方法を用いてもよい。
また、上記実施の形態では、中継局と基地局との間、または、移動局と中継局との間に、さらに他の中継局が存在してもよい。
また、上記実施の形態のシーケンス図において各フレームは連続しているが、各フレームの間に図示しない他のフレームが存在してもよい。
また、上記実施の形態における基地局はNode B、移動局はUEと表されることがある。また、上記実施の形態における中継局は、リピータ、簡易基地局、クラスタヘッド等と呼ばれることもある。
また、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2006年3月31日出願の特願2006−100830の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、移動局や基地局等の無線通信装置が中継局を介して無線通信を行う通信システム(例えば、マルチホップシステム)等に適用することができる。
各実施の形態に係る移動体通信システム 実施の形態1に係る移動体通信システム 実施の形態1に係る中継局の構成図 実施の形態1に係る中継局の動作フロー図 実施の形態1に係る基地局の構成図 実施の形態1に係るシーケンス図 実施の形態1に係る中継局の構成図 実施の形態2に係る移動体通信システム 実施の形態2に係る中継局の構成図 実施の形態2に係るシーケンス図 実施の形態3に係る移動体通信システム 実施の形態3に係る中継局の動作を示す図 実施の形態3に係る中継局の動作を示す図 実施の形態3に係る中継局の構成図 実施の形態4に係る移動体通信システム 実施の形態4に係る中継局の動作を示す図 実施の形態4に係る中継局の構成図

Claims (6)

  1. 中継送信を行う無線通信装置であって、
    複数の信号を受信する受信手段と、
    前記複数の信号に誤りが有るか否かを判定する判定手段と、
    前記複数の信号のいずれにも誤りが無い場合、中継送信を行う他の無線通信装置で用いられる第1信号系列と異なる第2信号系列を生成する符号化を用いて前記複数の信号を符号化する一方、
    前記複数の信号のいずれかに誤りが有る場合、前記第1信号系列を生成する符号化を用いて誤りが無い信号のみを符号化する符号化手段と、
    符号化された信号を送信する送信手段と、
    を具備する無線通信装置。
  2. 前記複数の信号のいずれかに誤りが有る場合、その旨を通知する通知信号を生成する生成手段、をさらに具備し、
    前記送信手段は、前記通知信号を送信する、
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記受信手段は、前記複数の信号のいずれかに誤りが有る場合、前記他の無線通信装置が中継送信した信号を受信する、
    請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記送信手段は、第1時刻で送信予定の信号に誤りが無く、前記第1時刻より後の第2時刻で送信予定の信号に誤りが有り、前記無線通信装置の優先度が前記他の無線通信装置の優先度より低く、かつ、前記他の無線通信装置が前記第1時刻で中継送信を行っていた場合に、前記第1信号系列を生成する符号化を用いて生成された信号を前記第2時刻で送信する、
    請求項1記載の無線通信装置。
  5. 前記送信手段は、第1時刻で送信予定の信号に誤りが無く、前記第1時刻より後の第2時刻で送信予定の信号に誤りが有り、前記無線通信装置の優先度が前記他の無線通信装置の優先度より低く、かつ、前記他の無線通信装置が前記第1信号系列を生成する符号化を用いて生成された信号を送信していた場合に、前記第1信号系列を生成する符号化を用いて生成された信号を送信する、
    請求項1記載の無線通信装置。
  6. 中継送信を行う無線通信装置において使用される無線通信方法であって、
    複数の信号を受信する受信工程と、
    前記複数の信号に誤りが有るか否かを判定する誤り判定工程と、
    前記複数の信号のいずれにも誤りが無い場合、中継送信を行う他の無線通信装置で用いられる第1信号系列と異なる第2信号系列を生成する符号化を用いて前記複数の信号を符号化する一方、
    前記複数の信号のいずれかに誤りが有る場合、第1信号系列を生成する符号化を用いて誤りが無い信号のみを符号化する符号化工程と、
    符号化された信号を送信する送信工程と、
    を具備する無線通信方法。
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