JP4637898B2 - 無線通信方法、中継局装置および無線受信装置 - Google Patents

無線通信方法、中継局装置および無線受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、送信信号の中継を行う無線通信システムにおいて用いられる無線通信方法、中継局装置および無線受信装置に関する。
近年、携帯電話機などに代表されるセルラ移動体通信システムにおいて高周波の無線帯域を利用し、高伝送レートを実現するための技術的なアプローチが盛んに検討されている。高周波の無線帯域を利用した場合は、低周波の無線帯域を利用する場合に比べて伝送距離による減衰が大きくなるため、高伝送レートの実現が期待できる領域が比較的近距離の領域に限定される。よって、システム内により多くの基地局装置を設置する必要が生じる。基地局装置の設置には相応の費用がかかるため、基地局設置台数の増加を抑制しつつ高伝送レートを実現することが強く求められている。
例えば、非特許文献1には、この要求に応え得る技術として、2種類の中継方式が挙げられている。ここで、中継方式とは、送信信号を中継するための通信方式のことを意味する。非特許文献1では、中継を行う中継局装置において送信信号が一旦再生される再生中継方式と、中継局装置において送信信号が再生されない非再生中継方式と、を誤り率特性の観点で評価している。再生中継方式は、フラットレイリーフェージングモデルにおいて、非再生中継方式に比べて約2dBのゲインがあることが示されている。
「単一アンテナ端末間マルチホップ通信におけるSTBCを利用した協力中継方式」、RCS2003−365
しかしながら、非再生中継方式と再生中継方式とを遅延量の観点で評価すると、再生中継方式は、送信信号の再生を行う分だけ、非再生中継方式に比べて遅延量が大きい。つまり、中継方式に関して、誤り率特性と遅延量との間にはトレードオフが存在する。具体的には、システム内の全中継局装置の中継方式に再生中継方式を採用した場合、システム全体での誤り率特性は向上するが遅延量は増大する。一方、システム内の全中継局装置の中継方式に非再生中継方式を採用した場合、システム全体での遅延量は低減するが誤り率特性は劣化する。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、誤り率特性の向上および遅延量の低減の両立を図ることができる無線通信方法、中継局装置および無線受信装置を提供することを目的とする。
本発明の無線通信方法は、無線送信装置と、中継局装置と、無線受信装置と、を有する無線通信システムにおいて用いられる無線通信方法であって、送信信号を無線送信装置から中継局装置に送信する送信ステップと、前記送信ステップで送信された送信信号から得られる非再生中継信号を中継局装置から無線受信装置に送信する第1中継ステップと、前記第1中継ステップで送信された非再生中継信号の無線受信装置での受信結果に基づいて、送信信号の再送要求を無線受信装置から送信する要求ステップと、前記送信ステップで送信された送信信号から得られる再生中継信号を、前記要求ステップで送信された再送要求に従って、中継局装置から無線受信装置に送信する第2中継ステップと、を有するようにした。
本発明の中継局装置は、無線送信装置から送信された信号の中継を行う中継局装置であって、無線送信装置から送信された無線受信装置宛ての信号を受信する受信手段と、受信された無線受信装置宛ての信号から非再生中継信号および再生中継信号を生成する生成手段と、無線受信装置宛ての信号を初回中継する場合は非再生中継信号を送信し、無線受信装置から送信された再送要求に従って無線受信装置宛ての信号を再中継する場合は再生中継信号を送信する送信手段と、を有する構成を採る。
本発明の無線受信装置は、無線送信装置から送信された送信信号から得られ且つ第1の中継局装置から送信された非再生中継信号と、無線送信装置から送信された送信信号から得られ且つ第2の中継局装置から送信された再生中継信号と、を受信する受信手段と、再生中継信号の送信とともに実行される非再生中継信号の再送信の要否を、前記受信手段による非再生中継信号の受信の結果に基づいて判定する判定手段と、非再生中継信号の再送信が必要であると判定された場合、再生中継信号の送信および非再生中継信号の再送信の双方を実行させる第1の再送要求を送信し、非再生中継信号の再送信が不要であると判定された場合、再生中継信号の送信のみを実行させる第2の再送要求を送信する送信手段と、を有する構成を採る。
本発明によれば、誤り率特性の向上および遅延量の低減の両立を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動体通信システムの構成を示す図である。図1の移動体通信システム1は、移動局装置(以下「移動局」と言う)10、中継局装置(以下「中継局」と言う)20および基地局装置(以下「基地局」と言う)30を有する。移動局10、中継局20および基地局30は、所定の時間長を有するフレームを単位として互いに同期して送受信を行う。
移動体通信システム1において、移動局10は、基地局30宛てのデータ信号を中継局20に送信する。中継局20は、移動局10から送信された基地局30宛てのデータ信号を中継するための中継処理を行う。つまり、中継局20は、移動局10から送信されたデータ信号を受信して、受信したデータ信号を基地局30に送信する。基地局30は、中継局20から送信された中継信号を受信する。また、基地局30は、受信した中継信号において誤りを検出した場合、データ信号の再送を要求するための再送要求信号を送信する。
図2は、中継局20の構成を示すブロック図である。中継局20は、アンテナ101、無線受信部102、再送要求信号抽出部103、データ信号抽出部104、復調部106、復号部107、バッファ部108、符号化部109、変調部110、中継信号選択部111および無線送信部112を有する。
無線受信部102は、アンテナ101を介して無線信号を受信する。受信する無線信号には、移動局10から送信された基地局30宛てのデータ信号や、基地局30から送信された再送要求信号(NACK:Negative Acknowledgement)などが含まれる。無線受信部102は、受信した無線信号に対して所定の受信無線処理(例えば、ダウンコンバート、A/D変換など)を施してベースバンド信号を得る。
再送要求信号抽出部103は、ベースバンド信号から再送要求信号を抽出する。抽出された再送要求信号は、中継信号選択部111およびバッファ部108に出力される。
データ信号抽出部104は、ベースバンド信号からデータ信号を抽出する。抽出されたデータ信号は、復調部106および中継信号選択部111に出力される。
復調部106は、データ信号抽出部104から入力されたデータ信号を復調する。復号部107は、復調部106によって復調されたデータ信号に対して誤り訂正復号化を施す。復号部107によって復号されたデータ信号はバッファ部108に一時的に保存される。
バッファ部108は、保存されているデータ信号の再送を要求する再送要求信号が再送要求信号抽出部103から入力されたとき、保存されているデータ信号を符号化部109に出力する。
なお、本実施の形態では、バッファ部108が復号部107および符号化部109の間に設けられているが、バッファ部108の配置は前述のものだけに限定されない。バッファ部108は、変調部110によって変調されたデータ信号を一時的に保存するために変調部110の後段に設けられても良い。また、符号化部109によって符号化されたデータ信号を一時的に保存するために符号化部109の後段に設けられても良い。また、復調部106によって復調されたデータ信号を一時的に保存するために復調部106の後段に設けられても良い。さらに、データ信号抽出部104によって抽出されたデータ信号を一時的に保存するためにデータ信号抽出部104の後段に設けられても良い。また、複数のバッファ部を、前述した配置箇所のうち複数の箇所に設けても良い。
符号化部109は、バッファ部108からデータ信号が入力された場合、そのデータ信号に対して誤り訂正符号化を施す。変調部110は、符号化部109によって符号化されたデータ信号を変調する。
中継信号選択部111は、データ信号の再送を要求する再送要求信号が再送要求信号抽出部103から入力されていない場合、データ信号抽出部104から入力されたデータ信号および変調部110から入力されたデータ信号のうち、データ信号抽出部104から入力されたデータ信号を選択する。データ信号抽出部104から入力されたデータ信号は、中継局20で一旦再生されることなく中継される。よって、以下の説明では、この信号を「非再生中継信号」と言う。なお、「一旦再生される」とは、復調部106、復号部107、符号化部109および変調部110によって処理されることを意味する。
また、中継信号選択部111は、データ信号の再送を要求する再送要求信号が再送要求信号抽出部103から入力された場合、データ信号抽出部104から入力されたデータ信号および変調部110から入力されたデータ信号のうち、変調部110から入力されたデータ信号を選択する。変調部110から入力されたデータ信号は、中継局20で一旦再生された上で中継される。よって、以下の説明では、この信号を「再生中継信号」と言う。また、「中継信号」は「非再生中継信号」または「再生中継信号」のいずれか一方もしくは両方を指す。
無線送信部112は、中継信号選択部111によって選択された非再生中継信号または再生中継信号に対して所定の送信無線処理(例えば、D/A変換、アップコンバート、増幅など)を施す。そして、送信無線処理後の信号をアンテナ101から基地局30に送信する。
次いで、再送要求に伴う中継局20の中継信号選択動作について説明する。図3は、再送要求に伴う中継局20の中継信号選択動作の一例を説明するためのフロー図である。
中継局20において、まず、データ信号抽出部104が、ベースバンド信号からデータ信号を抽出する(ステップS101)。抽出されたデータ信号は復調部106および中継信号選択部111に入力される。中継信号選択部111は、データ信号抽出部104から入力されるデータ信号を選択する。選択されたデータ信号は非再生中継信号である。無線送信部112は、選択された非再生中継信号を基地局30に送信する(ステップS102)。
なお、中継信号選択部111はデータ信号抽出部104から入力されるデータ信号をデータ信号の初回送信時にのみ選択するようにしても良い。
また、復調部106は、データ信号抽出部104から入力されたデータ信号を復調し(ステップS103)、復号部107は、復調されたデータ信号を復号する(ステップS104)。復号されたデータ信号はバッファ部108に保存される(ステップS105)。
ここで、再送要求があるか否かが判定される(ステップS106)。この判定は、再送要求信号が再送要求信号抽出部103から中継信号選択部111に入力されたか否かを確認することによって為される。再送要求がある場合(S106:YES)、今回の中継は再中継であり、データ信号の再送信が行われることとなる。この場合、符号化部109は、バッファ部108に保存されているデータ信号を符号化し(ステップS107)、変調部110は、符号化されたデータ信号を変調し(ステップS108)、中継信号選択部111は、変調部110から入力されるデータ信号を選択する。選択されたデータ信号は再生中継信号である。無線送信部112は、選択された再生中継信号を基地局30に送信(再送信)する(ステップS109)。再送要求がない場合(S106:NO)、データ信号の再送信が行われないため、バッファ部108に保存されているデータ信号が破棄される(ステップS110)。
次に、再送制御に関連するシステム全体の動作について、図4に示された例を用いて説明する。
まず、フレーム1において、移動局10は、データ信号(送信信号)を中継局20に送信する。中継局20は、送信信号から得られる非再生中継信号を基地局30に送信する。非再生中継信号の生成は、再生処理に起因する遅延を伴わないので、非再生中継信号はフレーム1において送信される。
基地局30は、受信した非再生中継信号に誤りがあるか否かを判定する。判定の結果、誤りが検出され、よって、受信品質が低いと判定された場合、再送要求信号(NACK)が、フレーム2において、基地局30から中継局20に送信される。
再送要求信号(NACK)を受信した中継局20は、フレーム3において、送信信号から得られる再生中継信号を基地局30に送信する。
このように、本実施の形態によれば、中継局20は、再生中継方式および非再生中継方式の両方の中継機能を備えている。そして、非再生中継方式および再生中継方式を切り替えながらデータ信号の中継を行う。中継方式は、具体的には、一度目の中継か再中継かによって決まる。中継局20は、一度目の中継の場合は非再生中継方式に基づく中継を行い、再中継の場合は再生中継方式に基づく中継を行う。このようにすると、一度目の中継の遅延を低減することができ、再中継の受信品質を向上することができる。すなわち、非再生中継方式および再生中継方式の双方の利点を相互補完的に取り入れ、誤り率特性の向上および遅延量の低減の両立を図ることができるため、システム全体のスループットを向上させることができる。
なお、本実施の形態では、移動局10を無線送信装置として用いるとともに基地局30を無線受信装置として用いることにより、前述の作用効果を上り回線のデータ伝送において実現しているが、基地局30を無線送信装置として用いるとともに移動局10を無線受信装置として用いることにより、前述の作用効果を下り回線のデータ伝送において実現することもできる。
また、本実施の形態で説明した中継局20は、予め定められた場所にまたは移動可能に設置された中継専用装置でも良いし、基地局や移動局の内部に設けられたものでも良い。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る中継局の構成を示すブロック図である。図5の中継局20aは、実施の形態1で説明した中継局20と同様の基本的構成を有するため、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。中継局20aは、実施の形態1で説明した移動体通信システム1において、中継局20の代わりとして使用することができる。
中継局20aは、中継局20の構成要素のほかに、受信品質判定部151および誤り検出部152を有する。また、中継局20aは、中継局20に設けられている符号化部109および中継信号選択部111の代わりに、符号化部153および中継信号選択部154を有する。
受信品質判定部151は、データ信号抽出部104によって抽出されたデータ信号の受信品質を判定する。具体的には、移動局10においてデータ信号に付加されたパイロット信号(以下「パイロット」と言う)を用いて、受信品質の測定を行う。受信品質判定部151は、データ信号を復調部106および中継信号選択部154に出力するとともに、データ信号の受信品質の判定結果を中継信号選択部154および誤り検出部152に出力する。
誤り検出部152には、受信品質判定部151から受信品質判定結果が入力される。受信品質が所定値以下であることを受信品質判定結果が示していた場合、誤り検出部152は、復号部107によって復号されたデータ信号に対して誤り検出を施す。本実施の形態では、誤り検出部152は、CRC(Cyclic Redundancy Check)を用いて誤り検出を行う。ただし、使用可能とする誤り検出方法はCRCのみに限定されず、垂直パリティチェック、水平パリティチェック、ハミングコードなどを代わりに用いても良い。
誤り検出の結果、誤りが検出された場合(CRC:NG)、誤り検出部152は、復号されたデータ信号を符号化部153に出力しない。一方、誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合(CRC:OK)、誤り検出部152は、復号されたデータ信号を符号化部153に出力する。
符号化部153は、バッファ部108からデータ信号が入力された場合、そのデータ信号に対して誤り訂正符号化を施す。また、符号化部153は、誤り検出部152からデータ信号が入力された場合、そのデータ信号に対して誤り訂正符号化を施す。
中継信号選択部154は、データ信号の再送を要求する再送要求信号が再送要求信号抽出部103から入力されなかった場合で、受信品質判定部151から入力された受信品質判定結果が、データ信号の受信品質が所定値より高いことを示していた場合、受信品質判定部151から入力されたデータ信号および変調部110から入力されたデータ信号のうち、受信品質判定部151から入力されたデータ信号を選択する。受信品質判定部151から入力されたデータ信号は、中継局20aで一旦再生されることなく、非再生中継信号として送信されることとなる。
また、中継信号選択部154は、データ信号の再送を要求する再送要求信号が再送要求信号抽出部103から入力されなかった場合で、受信品質判定部151から入力された受信品質判定結果が、データ信号の受信品質が所定値以下であることを示していた場合、受信品質判定部151から入力されたデータ信号および変調部110から入力されたデータ信号のうち、変調部110から入力されたデータ信号を選択する。変調部110から入力されたデータ信号は、中継局20aで一旦再生された上で中継される、つまり、再生中継信号となる。
また、中継信号選択部154は、データ信号の再送を要求する再送要求信号が再送要求信号抽出部103から入力された場合は、変調部110から入力されたデータ信号、つまり再生中継信号を選択する。
次いで、データ信号の受信品質判定に伴う中継局20aの中継信号選択動作について説明する。図6は、データ信号の受信品質判定に伴う中継局20aの中継信号選択動作の一例を説明するためのフロー図である。なお、ここでは、基地局30の再送要求がないことを前提としている。
中継局20aにおいて、まず、データ信号抽出部104が、ベースバンド信号からデータ信号を抽出する(ステップS201)。抽出されたデータ信号は、受信品質判定部151を経て中継信号選択部154および復調部106に入力される。
また、受信品質判定部151が、抽出されたデータ信号に付加されているパイロットを用いて、データ信号の受信品質を測定する(ステップS202)。そして、受信品質判定部151は、測定された受信品質を所定の閾値Th1と比較する(ステップS203)。比較の結果、受信品質が閾値Th1より高い場合(S203:YES)、中継信号選択部154は、受信品質判定部151から入力されるデータ信号を選択する。選択されたデータ信号は非再生中継信号である。無線送信部112は、選択された非再生中継信号を基地局30に送信する(ステップS204)。
また、比較の結果、受信品質が閾値Th1以下の場合(S203:NO)、復調部106は、受信品質判定部151から入力されたデータ信号を復調し(ステップS205)、復号部107は、復調されたデータ信号を復号する(ステップS206)。
そして、誤り検出部152は、復号されたデータ信号に対してCRC判定を行う(ステップS207)。CRC判定の結果、誤りが検出されなかった場合(S207:YES)、符号化部153は、誤り検出部152から入力されるデータ信号を符号化し(ステップS208)、変調部110は、符号化されたデータ信号を変調し(ステップS209)、中継信号選択部154は、変調部110から入力されるデータ信号を選択する。選択されたデータ信号は再生中継信号である。無線送信部112は、選択された再生中継信号を基地局30に送信する(ステップS210)。
このように、受信品質が所定レベルよりも高い場合に非再生中継信号を送信し、受信品質が所定レベル以下の場合に再生中継信号を送信するため、受信品質が高い信号については遅延を小さくすることができ、受信品質が低い信号については受信品質の劣化を抑制することができる。
また、CRC判定の結果、誤りが検出された場合(S207:NO)、中継信号は送信されない。このように、受信品質が所定レベル以下であり且つ誤りが検出されなかった場合に再生中継信号を送信し、受信品質が所定レベル以下であり且つ誤りが検出された場合に非再生中継信号および再生中継信号のいずれも送信しないため、誤りを含む中継信号の送信を未然に防止することができる。
次に、データ信号の受信品質判定に関連するシステム全体の動作について、図7および図8に示された二つの例を用いて説明する。図7は、データ信号の受信品質が高かった場合の例を示し、図8は、データ信号の受信品質が低かった場合の例を示す。
まず、図7の例について説明する。フレーム1において、移動局10は、データ信号(送信信号)を中継局20aに送信する。中継局20aは、データ信号の受信品質を判定する。判定の結果、受信品質が所定値よりも高い場合、中継局20aは、送信信号から得られる非再生中継信号を基地局30に送信する。
続いて、図8の例について説明する。フレーム1において、移動局10は、データ信号(送信信号)を中継局20aに送信する。中継局20aは、データ信号の受信品質を判定する。判定の結果、受信品質が所定値以下の場合、中継局20aは、送信信号から得られる再生中継信号を基地局30に送信する。再生中継信号の生成は、再生処理に起因する遅延を伴うので、再生中継信号はフレーム2において送信される。なお、この例示では、CRC判定の結果、データ信号の復号信号において誤りが検出されないことを前提としている。
このように、本実施の形態によれば、中継局20aは、再生中継方式および非再生中継方式の両方の中継機能を備えている。そして、非再生中継方式および再生中継方式を切り替えながらデータ信号の中継を行う。中継方式は、具体的には、一度目に中継するデータ信号の受信品質によって決まる。中継局20aは、一度目に中継するデータ信号の受信品質が高い場合は非再生中継方式に基づく中継を行い、一度目に中継するデータ信号の受信品質が低い場合は再生中継方式に基づく中継を行う。このようにすると、一度目の中継において、受信品質が低いデータ信号について再生中継信号を送信する場合、非再生中継信号を送信する場合に比べ、基地局30から再送要求信号が送信される可能性を低減することができ、再中継の受信品質を向上することができる。すなわち、非再生中継方式および再生中継方式の双方の利点を相互補完的に取り入れ、誤り率特性の向上および遅延量の低減の両立を図ることができるため、システム全体のスループットを向上させることができる。
なお、本実施の形態では、移動局10を無線送信装置として用いるとともに基地局30を無線受信装置として用いることにより、前述の作用効果を上り回線のデータ伝送において実現しているが、基地局30を無線送信装置として用いるとともに移動局10を無線受信装置として用いることにより、前述の作用効果を下り回線のデータ伝送において実現することもできる。
また、本実施の形態で説明した中継局20aは、予め定められた場所にまたは移動可能に設置された中継専用装置でも良いし、基地局や移動局の内部に設けられたものでも良い。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3に係る移動体通信システムの構成を示す図である。図9の移動体通信システム1aは、実施の形態1で説明した移動局10および基地局30のほかに、中継局20b、20cを有する。
中継局20bは、例えば、実施の形態1で説明したアンテナ101、無線受信部102、データ信号抽出部104および無線送信部112を組み合わせた構成を有し、非再生中継方式の機能のみを備えている。中継局20cは、後述する構成を有し、再生中継方式の機能のみを備えている。よって、中継局20bは、移動局10から送信されたデータ信号から非再生中継信号を生成し、生成した非再生中継信号を基地局30に送信する。中継局20cは、移動局10から送信されたデータ信号から再生中継信号を生成し、生成した再生中継信号を基地局30に送信する。基地局30は、中継局20bまたは中継局20cから送信された中継信号を受信する。また、基地局30は、受信した中継信号において誤りを検出した場合、データ信号の再送を要求するための再送要求信号を送信する。
図10は、中継局20cの構成を示すブロック図である。中継局20cは実施の形態1で説明した中継局20と同様の基本的構成を有するため、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
中継局20cは、中継信号選択部111を有していないという点で、中継局20と相違している。
次いで、上記構成を有する中継局20cの動作について説明する。図11は、中継局20cの動作の一例を説明するためのフロー図である。
図11に示された動作例は、図3を用いて説明した動作例と同様であり、ステップS102の処理が行われないという点のみにおいて、図3の動作例と相違している。
次に、移動体通信システム1aの全体の動作例について図12を用いて説明する。
まず、フレーム1において、移動局10は、データ信号(送信信号)を中継局20b、20cに対して送信する。中継局20bは、送信信号から得られる非再生中継信号を基地局30に送信する。非再生中継信号の生成は、再生処理に起因する遅延を伴わないので、非再生中継信号はフレーム1において送信される。一方、中継局20cは、送信信号から得られる再生中継信号を内部に蓄積するため、この時点では、再生中継信号の送信を行わない。
基地局30は、受信した非再生中継信号に誤りがあるか否かを判定する。判定の結果、誤りが検出され、そして、受信品質が低いと判定された場合、基地局30は、フレーム2において、再送要求信号(NACK)を、再生中継方式の機能を有する中継局20cに送信する。
再送要求信号(NACK)を受信した中継局20cは、フレーム3において、送信信号から得られる再生中継信号を基地局30に送信する。
このように、本実施の形態によれば、非再生中継信号および再生中継信号を互いに異なる中継局20b、20cから送信するため、中継局20b、20cのように非再生中継方式および再生中継方式のいずれか一方の機能しか持たない中継局を用いても、実施の形態1と同様の作用効果を実現することができる。また、再中継を行う中継局20cが一度目の中継を行う中継局20bと異なると、チャネル状態に変化が生じるため、基地局30で受信信号を合成したときに受信品質を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、便宜上、再送中継方式の機能を備えた中継局と非再生中継方式の機能を備えた中継局とをそれぞれ1つずつ有する移動体通信システムを例に挙げて説明した。ただし、各機能を有する中継局の数は限定されない。移動体通信システムは、例えば、再生中継方式の機能を備えた中継局を2つ以上有していても良い。この場合、再送要求のたびに再生中継を行う中継局が変更されるよう、基地局30は再送要求信号の送信先を変更しても良い。
また、中継局20b、20cは、実施の形態1で説明した中継局20と同様に、再生中継方式および非再生中継方式の双方の機能を備えていても良い。この場合、各中継局20b、20cは、例えば移動局10または基地局30からの指示に従って、中継方式を使い分ける。
また、本実施の形態では、移動局10を無線送信装置として用いるとともに基地局30を無線受信装置として用いることにより、前述の作用効果を上り回線のデータ伝送において実現しているが、基地局30を無線送信装置として用いるとともに移動局10を無線受信装置として用いることにより、前述の作用効果を下り回線のデータ伝送において実現することもできる。
(実施の形態4)
図13は、本発明の実施の形態4に係る移動体通信システムの構成を示す図である。図13の移動体通信システム1bは、実施の形態1で説明した移動局10および実施の形態2で説明した中継局20b、20cのほかに、基地局30aを有する。
図14は、基地局30aの構成を示すブロック図である。基地局30aは、アンテナ301、無線受信部302、復調部303、バッファ部304、合成部305、復号部306、誤り検出部307、受信品質判定部308、再送要求信号生成部309、符号化部310、変調部311および無線送信部312を有する。
無線受信部302は、中継局20b、20cから送信された中継信号を、アンテナ301を介して受信する。無線受信部302は、中継局20b、20cから受信した中継信号に対して所定の受信無線処理(例えば、ダウンコンバート、A/D変換など)を施す。受信無線処理後の中継信号は復調部303および受信品質判定部308に出力される。
復調部303は、無線受信部302から入力された中継信号、つまり、中継局20b、20cからそれぞれ受信した中継信号を復調する。復調された中継信号は一時的にバッファ部304に保存される。また、復調された中継信号は合成部305に出力される。
バッファ部304には、初期値として「0」を有する。また、復調部303から中継信号が入力されたとき、その中継信号を保存する。
合成部305は、復調部303から入力される中継信号とバッファ部304に保存されている信号とを合成する。一度目の中継のときは、バッファ部304には「0」が保存されているため、復調部303から入力される中継信号がそのまま合成部305の出力信号となる。再中継のときは、バッファ部304には前回中継時の中継信号が保存されているため、復調部303から入力される中継信号とバッファ部304に保存されている中継信号とが合成された信号が、合成部305の出力信号となる。
復号部306は合成部305から出力された中継信号に対して誤り訂正復号化を施す。
誤り検出部307は、復号部306によって復号された中継信号に対して誤り検出を施す。本実施の形態では、誤り検出部307は、CRC(Cyclic Redundancy Check)を用いて誤り検出を行う。ただし、使用可能とする誤り検出方法はCRCのみに限定されず、垂直パリティチェック、水平パリティチェック、ハミングコードなどを代わりに用いても良い。
誤り検出の結果、誤りが検出された場合(CRC:NG)、誤り検出部307は、復号された中継信号を受信信号として出力しない。また、この場合、誤りが検出された旨を受信品質判定部308に通知する。一方、誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合(CRC:OK)、誤り検出部307は、復号された中継信号を受信信号として出力する。また、この場合、バッファ部304に保存されている中継信号を破棄して、バッファ部304の値を初期値に戻す。
受信品質判定部308は、誤り検出部307から誤りが検出された旨の通知があったとき、無線受信部302から入力された中継信号の受信品質を判定する。具体的には、受信品質判定部308は、受信品質判定結果を再送要求信号生成部309に通知する。
再送要求信号生成部309は、通知された受信品質判定結果に応じて再送要求信号を生成し、無線送信部312に出力する。受信品質判定および再送要求信号生成の具体的な動作については後述する。
符号化部310は、移動局10宛ての送信信号に対して誤り訂正符号化を施し、変調部311は、符号化部310によって符号化された送信信号を変調する。無線送信部312は、変調された送信信号に対して所定の送信無線処理(例えば、D/A変換、アップコンバートなど)を施し、送信無線処理後の送信信号をアンテナ301から送信する。
次いで、基地局30aの動作例、特に、受信品質判定動作および再送要求信号生成動作の具体例について説明する。図15は、基地局30aにおける動作の一例を説明するためのフロー図である。
基地局30aにおいて、まず、無線受信部302が中継信号を受信する(ステップS301)。そして、復調部303が、受信された中継信号を復調する(ステップS302)。復調された中継信号は、合成部305によって、バッファ部304に保存されている信号と合成される。また、復調された中継信号はバッファ部304に保存される(ステップS303)。
そして、復号部306が、合成部305の出力信号である中継信号を復号する(ステップS304)。復号された中継信号は誤り検出部307によって誤り検出を施される(ステップS305)。誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合(S305:YES)、復号された中継信号は受信信号として出力される。このとき、バッファ部304に保存されている中継信号が破棄され、バッファ部304の値が初期値に戻される(ステップS306)。
また、誤り検出の結果、誤りが検出された場合(S305:NO)、受信品質判定部308は、無線受信部302から入力された中継信号の受信品質を判定する(ステップS307)。受信品質判定結果は再送要求信号生成部309に通知される。
ここで、ステップS307の受信品質判定動作について具体的に説明する。受信品質判定部308には、パケット(中継信号)を誤りなく受信するために必要な受信品質として閾値Th2が設定されている。つまり、受信した中継信号の受信品質が、単独でまたは合成によって閾値Th2を超過した場合、その信号は正しく受信することができる。図16Aには、一度目の中継のときに受信した中継信号であって中継局20bから受信した中継信号の、受信品質Q_1が示されている。この例では、受信品質Q_1は閾値Th2以下であるので、再中継(再送)が必要であることが分かる。よって、受信品質判定部308は、中継局20cから受信する中継信号の受信品質Q_2を推定する(図16B参照)。この値は、予め設定されたものでも良いし、数パケット前の時点の実測値であっても良い。
受信品質判定部308は、図16Cに示すように、測定された受信品質Q_1と推定された受信品質Q_2を合計する。そして、この合成値を閾値Th2と比較することによって、中継局20cだけでなく中継局20bにも再中継を実行させる必要があるか否かを判定する。この合計値が閾値Th2を超過していれば、受信品質判定部308は、中継局20bによる再中継が不要と判定し、再中継を中継局20cのみに実行させることを決定する。この合計値が閾値Th2以下の場合、受信品質判定部308は、中継局20bによる再中継が必要と判定し、再中継を中継局20b、20cの双方に実行させることを決定する。
なお、本実施の形態では、受信品質Q_1、Q_2の合計値と比較される閾値が用いられているが、中継局20cだけでなく中継局20bにも再中継を実行させる必要があるか否かを受信品質Q_1のみとの比較によって判定できるような閾値が用いられても良い。
ステップS307に引き続いて、ステップS308およびステップS309のいずれかが実行される。
再中継を中継局20cのみに実行させることが決定された場合(S307:YES)、再送要求信号生成部309は、再中継を中継局20cのみに実行させ再生中継信号の送信を実行させるための再送要求信号(NACK)を生成する。無線送信部312は、生成された再送要求信号(NACK)を中継局20cに送信する(ステップS308)。
一方、再中継を中継局20b、20cの双方に実行させることが決定された場合(S307:NO)、再送要求信号生成部309は、再中継を中継局20b、20cに実行させ再生中継信号の送信とともに非再生中継信号の再送信を実行させるための再送要求信号(NACK)を生成する。無線送信部312は、生成された再送要求信号(NACK)を中継局20b、20cに送信する(ステップS309)。
次に、移動体通信システム1bの全体の動作例について図17を用いて説明する。
まず、フレーム1において、移動局10は、データ信号(送信信号)を中継局20b、20cに対して送信する。中継局20bは、送信信号から得られる非再生中継信号を基地局30aに送信する。非再生中継信号の生成は、再生処理に起因する遅延を伴わないので、非再生中継信号はフレーム1において送信される。一方、中継局20cは、送信信号から得られる再生中継信号を内部に蓄積するため、この時点では、再生中継信号の送信を行わない。
基地局30aは、受信した非再生中継信号に誤りがあるか否かを判定する。判定の結果、誤りが検出され、そして、受信品質が低い(例えば、閾値Th2以下)と判定された場合、基地局30aは、フレーム2において、再送要求信号(NACK)を、再生中継方式の機能を有する中継局20cだけでなく非再生中継方式の機能を有する中継局20bにも送信する。
再送要求信号(NACK)を受信した中継局20bは、非再生中継信号の再送信を行うには移動局10からデータ信号を再受信する必要があるため、受信した再送要求信号(NACK)をフレーム2において移動局10に転送する。
中継局20cは、基地局30aから受信した再送要求信号(NACK)に応答して、再生中継信号をフレーム3において基地局30aに送信する。また、移動局10は、中継局20bから受信した再送要求信号(NACK)に応答して、データ信号(再送信号)をフレーム3において中継局20bに送信する。中継局20bは、再送信号から得られる非再生中継信号をフレーム3において基地局30aに送信する。よって、基地局30aは、中継局20bから再送信された非再生中継信号と中継局20cから送信された再生中継信号とを同時に受信することができ、これらの信号を合成することができる。
このように、本実施の形態によれば、再生中継信号の送信とともに実行される非再生中継信号の再送信の要否を判定し、非再生中継信号の再送信が必要であると判定された場合、再生中継信号の送信および非再生中継信号の再送信の双方を実行させる再送要求を送信し、非再生中継信号の再送信が不要であると判定された場合、再生中継信号の送信のみを実行させる再送要求を送信するため、再中継のときにダイバーシチ効果を実現することができる。また、再中継のときにダイバーシチ効果を実現しなくとも中継信号を誤りなく受信できることが予測される場合は、ダイバーシチ送信が行われないよう制御することができる。
なお、本実施の形態では、便宜上、再送中継方式の機能を備えた中継局と非再生中継方式の機能を備えた中継局とをそれぞれ1つずつ有する移動体通信システムを例に挙げて説明した。ただし、各機能を有する中継局の数は限定されない。移動体通信システムは、例えば、再生中継方式の機能を備えた中継局を2つ以上有していても良い。この場合、再送要求のたびに非再生中継または再生中継を行う中継局が変更されるよう、基地局30aは再送要求信号の送信先を変更しても良い。
また、本実施の形態では、移動局10を無線送信装置として用いるとともに基地局30を無線受信装置として用いることにより、前述の作用効果を上り回線のデータ伝送において実現しているが、基地局30を無線送信装置として用いるとともに移動局10を無線受信装置として用いることにより、前述の作用効果を下り回線のデータ伝送において実現することもできる。
また、本実施の形態では、中継局20bが非再生中継信号の再送信を行う際に、移動局10から再送信された信号から得られた非再生中継信号を送信しているが、移動局10から最初に送信された信号から得られた非再生中継信号を再送信しても良い。
また、本実施の形態では、再送要求信号生成部309は、通知された受信品質判定結果に応じて再送要求信号を生成する。ただし、再送要求信号生成部309は、誤り検出の結果として誤りが検出された場合には、受信品質判定結果に係わらずに、再生中継信号の送信とともに非再生中継信号の再送信を実行させるための再送要求信号(NACK)を生成しても良い。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本明細書は、2005年2月22日出願の特願2005−045974に基づくものである。この内容は全てここに含めておく。
本発明の無線通信方法、中継局装置および無線受信装置は、送信信号の中継を行う無線通信システムにおいて用いられる基地局装置や移動局装置、中継局装置などに適用することができる。
本発明の実施の形態1に係る移動体通信システムの構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る中継局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る中継局装置の動作の一例を説明するフロー図 本発明の実施の形態1に係る移動体通信システムの動作の一例を説明する図 本発明の実施の形態2に係る中継局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る中継局装置の動作を他の例を説明するフロー図 本発明の実施の形態2に係る移動体通信システムの動作の他の例を説明する図 本発明の実施の形態2に係る移動体通信システムの動作のさらに他の例を説明する図 本発明の実施の形態3に係る移動体通信システムの構成を示す図 本発明の実施の形態3に係る中継局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る中継局装置の動作の一例を説明するフロー図 本発明の実施の形態3に係る移動体通信システムの動作の一例を説明する図 本発明の実施の形態4に係る移動体通信システムの構成を示す図 本発明の実施の形態4に係る基地局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る基地局装置の動作の一例を説明するフロー図 本発明の実施の形態4に係る中継信号の受信品質の測定値を示す図 本発明の実施の形態4に係る中継信号の受信品質の推定値を示す図 本発明の実施の形態4に係る中継信号の受信品質の合計値を示す図 本発明の実施の形態4に係る移動体通信システムの動作の一例を説明する図

Claims (11)

  1. 無線送信装置と、中継局装置と、無線受信装置と、を有する無線通信システムにおいて用いられる無線通信方法であって、
    送信信号を無線送信装置から中継局装置に送信する送信ステップと、
    前記送信ステップで送信された送信信号から得られる非再生中継信号を中継局装置から無線受信装置に送信する第1中継ステップと、
    前記第1中継ステップで送信された非再生中継信号の無線受信装置での受信結果に基づいて、送信信号の再送要求を無線受信装置から送信する要求ステップと、
    前記送信ステップで送信された送信信号から得られる再生中継信号を、前記要求ステップで送信された再送要求に従って、中継局装置から無線受信装置に送信する第2中継ステップと、
    を有する無線通信方法。
  2. 前記送信ステップで送信された送信信号の中継局装置での受信品質を測定する測定ステップをさらに有し、
    前記第1中継ステップは、
    受信品質が所定レベルより高い場合に、非再生中継信号を送信し、受信品質が所定レベル以下の場合には、再生中継信号を送信する、
    請求項1記載の無線通信方法。
  3. 前記送信ステップで送信された送信信号に対して誤り検出を行う誤り検出ステップをさらに有し、
    前記第1中継ステップは、
    受信品質が所定レベル以下であり且つ前記誤り検出ステップで誤りが検出されなかった場合に、再生中継信号を送信し、受信品質が所定レベル以下であり且つ前記誤り検出ステップで誤りが検出された場合には、非再生中継信号および再生中継信号のいずれも送信しない、
    請求項2記載の無線通信方法。
  4. 中継局装置は、第1の中継局装置および第2の中継局装置を含み、
    前記第1中継ステップは、
    非再生中継信号を第1の中継局装置から送信し、
    前記第2中継ステップは、
    再生中継信号を第2の中継局装置から送信する、
    請求項1記載の無線通信方法。
  5. 前記第2中継ステップで再生中継信号を第2の中継局装置から送信するとともに、非再生中継信号を第1の中継局装置から無線受信装置に再送信する第3中継ステップをさらに有する、
    請求項4記載の無線通信方法。
  6. 前記要求ステップで送信された再送要求を無線送信装置に転送する転送ステップと、
    送信信号を、前記転送ステップで転送された再送要求に従って、無線送信装置から第1の中継局装置に再送信する再送信ステップをさらに有し、
    前記第3中継ステップは、
    前記再送信ステップで再送信された送信信号から得られる非再生中継信号を送信する、
    請求項5記載の無線通信方法。
  7. 前記第1中継ステップで送信された非再生中継信号の無線受信装置での受信結果に基づいて、前記第3中継ステップの実行の要否を判定する判定ステップをさらに有し、
    前記要求ステップは、
    前記第3中継ステップの実行が必要であると判定された場合、前記第2中継ステップおよび前記第3中継ステップの双方を実行させる第1の再送要求を送信し、前記第3中継ステップの実行が不要であると判定された場合、前記第2ステップのみを実行させる第2の再送要求を送信する、
    請求項5記載の無線通信方法。
  8. 無線送信装置から送信された信号の中継を行う中継局装置であって、
    無線送信装置から送信された無線受信装置宛ての信号を受信する受信手段と、
    受信された無線受信装置宛ての信号から非再生中継信号および再生中継信号を生成する生成手段と、
    無線受信装置宛ての信号を初回中継する場合は非再生中継信号を送信し、無線受信装置から送信された再送要求に従って無線受信装置宛ての信号を再中継する場合は再生中継信号を送信する送信手段と、
    を有する中継局装置。
  9. 無線送信装置から送信された送信信号から得られ且つ第1の中継局装置から送信された非再生中継信号と、無線送信装置から送信された送信信号から得られ且つ第2の中継局装置から送信された再生中継信号と、を受信する受信手段と、
    再生中継信号の送信とともに実行される非再生中継信号の再送信の要否を、前記受信手段による非再生中継信号の受信の結果に基づいて判定する判定手段と、
    非再生中継信号の再送信が必要であると判定された場合、再生中継信号の送信および非再生中継信号の再送信の双方を実行させる第1の再送要求を送信し、非再生中継信号の再送信が不要であると判定された場合、再生中継信号の送信のみを実行させる第2の再送要求を送信する送信手段と、
    を有する無線受信装置。
  10. 受信された無線受信装置宛ての信号の受信品質を測定する測定手段を具備し、
    前記送信手段は、
    無線受信装置宛ての信号を初回中継する場合であって、受信品質が所定レベルより高い場合には非再生中継信号を送信し、受信品質が所定レベル以下の場合には再生中継信号を送信する、
    請求項8に記載の中継局装置。
  11. 受信された無線受信装置宛ての信号に対して誤り検出を行う誤り検出手段を具備し、
    前記送信手段は、
    無線受信装置宛ての信号を初回中継する場合であって、受信品質が所定レベル以下であり且つ前記誤り検出手段によって誤りが検出されなかった場合には再生中継信号を送信し、受信品質が所定レベル以下であり且つ前記誤り検出手段によって誤りが検出された場合には非再生中継信号および再生中継信号のいずれも送信しない、
    請求項10に記載の中継局装置。
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