JP5002577B2 - 無線通信システム - Google Patents

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本発明は、たとえば、狭域無線通信を利用した無線通信システムで、有料道路の料金収受を行なうETC(ETC:登録商標)システム(有料道路自動料金収受システム)などに利用して好適な無線通信システムに関する。
たとえば、狭域無線通信(DSRC)を利用した無線通信システムとして、ETCシステム(有料道路自動料金収受システム)が知られている。ETCシステムは、周知のように、移動体である車両(自動車)に移動局(車載器)を搭載して、地上に設置された基地局との間でマイクロ波を用いた無線通信によりデータのやりとりを行なうことにより通行料金の収受処理を行なうものである。
このような狭域無線通信を利用したETCシステムでは、基地局において、狭域無線通信の特徴である狭指向性アンテナを用いて移動局との無線通信電波圏を形成している(たとえば、特許文献1参照)。
また、狭域無線通信を利用したETCシステムでは、DSRCの狭域無線通信の特性を利用して、限られた範囲で通信を行なうことで課金処理などを行なっている。しかし、料金所の構造体や、車両の電波反射により、電波が予期せぬ場所に漏れてしまい、想定していない場所での通信を行ない、最悪は誤った課金処理などを行なうことがある。
そこで、従来は、これを防ぐために電波吸収体を設置することで、不要な電波の反射を防止していた(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005−229300号公報 特開2001−134795号公報
ETCシステムに用いられる5.8GHz帯のDSRCの狭域無線通信における電波反射の特質を述べると、DSRCの電波は比較的直進性が強く、その性質を利用して、路側無線装置(基地局)の路側アンテナによって電波ビームともいえる電波の通信圏(無線通信電波圏)を形成することができる。しかし、路面、構造物、車両などの金属には、電波を反射する性質があるため、本来、狭域無線通信であるDSRCの電波が、反射により別の場所に飛来してしまうことがある。
車載器(移動局)は、この飛来した想定外の電波に対して反応し、応答の電波を発してしまう。その電波は、路側無線装置からの電波と同じ経路をたどって、路側無線装置に戻ってくる性質があり、たとえば、タンクローリ車両の後部の形状で、路側無線装置からの電波が反射して隣接レーンの車両に搭載された車載器へ届いた場合、それに反応した車載器の電波は、路側無線装置からの電波経路を折り返し同じタンクローリ車両の後部で反射して路側無線装置に届くことになる。これは、逆には、電波を発した路側アンテナに対して帰ってくる車載器の電波は、少し横にずれた別の受信専用のアンテナでは、受信しにくくなることになる。
このように、電波吸収体による電波の反射防止は、構造体の電波反射を防ぐことが可能であるが、車両の電波反射によって、隣接レーンに漏れてしまう事象は防ぐことができない。また、電波吸収体自体が非常に高価な上、使用寿命があり、保守部材としても事業者の負担にもなる。さらに、電波の反射は、車両の形状によりランダムに起こってしまうため、電波吸収体の設置範囲、場所などが特定できず、闇雲に貼ることになる一方、その効果がわからないといった問題もある。
そこで、本発明は、不要な電波に対する電波吸収体の施工範囲を減少させるとことが可能で、保守費用の圧縮が可能となり、かつ、予期しない場所の移動局との通信を防止し、それによる誤処理を防止することができる無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明の無線通信システムは、移動体が移動する移動路の所定位置に対し無線通信電波圏を形成するように配設された基地局と、前記移動体に搭載され、前記無線通信電波圏内に進入した際に、前記基地局からの質問電波に対して応答電波を発信することで前記基地局との間で通信を開始する移動局と、前記基地局の両側に配設され、前記基地局からの最初の質問電波に対して前記移動局から応答電波を発信した際、電波発射源の位置を検出する少なくとも2つの電波発射源検出手段と、この電波発射源検出手段の各検出結果に基づき前記基地局と移動局との間の通信の続行可否を判定するもので、前記電波発射源検出手段の各検出結果が同位置を示している場合は、当該電波発射源は前記無線通信電波圏内に存在する移動局であると判断して前記移動局と基地局との間の通信の続行を許可し、それ以外の場合は、当該電波発射源は前記無線通信電波圏内に存在する移動局ではないと判断して前記移動局と基地局との間の通信の続行を拒否する判定手段とを具備している。
本発明によれば、不要な電波に対する電波吸収体の施工範囲を減少させるとことが可能で、保守費用の圧縮が可能となり、かつ、予期しない場所の移動局との通信を防止し、それによる誤処理を防止することができる無線通信システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムとしての狭域無線通信を利用したETCシステムの構成を概略的に示すものである。図1において、移動体としての車両(たとえば、自動車)11は、移動局としての車載器12を搭載していて、たとえば、有料道路(高速道路)における料金所の料金収受レーン(移動路)13を図示矢印方向に走行するものとする。料金収受レーン13の両側部には、それぞれアイランド14,15が設けられている。
料金収受レーン13としては、ETC車両専用のETC専用レーン、ETC車両と一般車両(非ETC車両)を混在させて処理可能な混在レーン、一般車両のみの一般専用レーン等があるが、ここでは、説明を判りやすくするために、1つのETC専用レーンの場合について説明する。
料金収受レーン13の所定位置における上方部位で、車両11の移動方向と直交する方向のほぼ中央部には、基地局としての路側無線装置16が配設されている。路側無線装置16は、車載器12との間で通信を行なうための路側アンテナを備えていて、図示するように、料金収受レーン13上の路側無線装置16よりも上流側に無線通信電波圏17を形成するように配設されている。
路側無線装置16の車両11の移動方向と直交する方向の両側部には、それぞれ電波発射源検出手段としての電波発射源検出装置18a,18bが配設されている。電波発射源検出装置18a,18bは、電波発射源の位置を検出するもので、詳細は後述する。
電波発射源検出装置18a,18bは、それぞれ判定手段としての判定部19に接続されている。判定部19は、電波発射源検出装置18a,18bの各検出結果に基づき、無線通信電波圏17内の車載器12からの応答電波かそれ以外からの応答電波かを判断して、路側無線装置16と車載器12との間の通信の続行可否を判定するもので、その詳細は後述する。
判定部19は、制御手段としての制御部20に接続されている。制御部20は、たとえば、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)などを主体に構成されていて、判定部19の判定結果に基づき、路側無線装置16における通信処理を制御したり、料金の収受処理などを行なうもので、その詳細は後述する。
このような構成であれば、通常は、無線通信電波圏17内に車両11(車載器12)が進入し、路側無線装置16からの質問電波に対する車載器12からの応答電波は無線通信電波圏17を形成する路側無線装置16にてそれぞれ受信することができる。
しかし、たとえば、図2に示すように、路側無線装置16からの質問電波E1が無線通信電波圏17内の車両11の側面に反射し、隣接レーンを走行する本来は通信してはいけない車両11aに搭載された車載器12aへ届いた場合、それに反応した車載器12aからの応答電波E2は同じ経路を通って車両11の側面で反射し、路側無線装置16に届くことになる。
これは、逆には、電波を発した路側無線装置16に対して帰ってくる車載器12aの電波は、少し横にずれた別の受信専用のアンテナでは、受信しにくくなることになる。これを利用することで、当該車載器12aは無線通信電波圏17外の車載器であると判断することができる。
電波発射源検出装置18a,18bは、たとえば、特開2007−17393号公報に開示されている電波発射源表示装置の電波発射源検出部分を用いるもので、以下、その概略について図3を用いて説明する。なお、詳細は特開2007−17393号公報に記載されているので、それを参照されたい。
図3において、電波発射源検出装置18a,18bは、電波発射源Tが発射した電波を受信する電波受信部31、車両11の正面方向と電波受信部31を配置した面とのなす角度を検出する角度センサ32、および、電波受信部31が受信した受信信号を基に電波発射源Tの位置(たとえば、距離および方向)を測定する方位距離測定部33を有して構成される。
電波受信部31は、基準アンテナ部31aおよびアレイアンテナ部31bにより構成されている。基準アンテナ部31aおよびアレイアンテナ部31bは近傍に配置され、たとえば、基準アンテナ部31aは1つの基準アンテナ素子A1により構成され、アレイアンテナ部31bは複数のアレイアンテナ素子B1〜Bnにより構成されている。
基準アンテナ素子A1およびアレイアンテナ素子B1〜Bnは、たとえば、水平面に対して垂直な1つの平面上に設けられているとともに、アレイアンテナ素子B1〜Bnは、たとえば、ある間隔で1次元の直線上に配置されている。なお、アレイアンテナ素子B1〜Bnは、縦および横の2次元にそれぞれある間隔で配置することもできる。
また、基準アンテナ素子A1や複数のアレイアンテナ素子B1〜Bnを配置した面は、たとえば、方位方向に回転できる構成になっている。そして、矢印Yで示した例えば車両11の正面方向と基準アンテナ素子A1や複数のアレイアンテナ素子B1〜Bnを配置した面とのなす角度が角度センサ32で検出されるようになっている。
方位距離測定部33は、周波数変換部34、A/D変換部35および信号処理部36により構成されている。すなわち、電波受信部31で受信された受信信号は、周波数変換部34に送られて周波数変換される。この場合、電波受信部31と周波数変換部34との間の接続は、それぞれのアレイアンテナ素子B1〜Bnを並列に周波数変換部34に接続する構成でもよく、あるいは、アレイアンテナ素子B1〜Bnをスイッチなどで切換えることで、1つのアレイアンテナ素子を順に接続する構成にすることもできる。
周波数変換部34で周波数変換された受信信号は、A/D変換部35でデジタル化されて受信データに変換される。A/D変換部35で変換された受信データは信号処理部36に送られる。
信号処理部36は、受信データを処理するDSP(Digital Signal Processor)やCPU(Central Processing Unit )、および、受信データなどを記憶する記憶部、たとえば、半導体メモリやハードディスクなどから構成されている。信号処理部36は、たとえば、受信データにフレネル近似を用いた電波ホログラフィ処理を施し、電波発射源Tの位置、たとえば、電波発射源Tの距離およびその方向などを求める。電波発射源Tの方向、つまり電波の到来方向は、角度センサ32から得られる車両11の正面と電波受信部31とのなすアンテナ角度情報などを用い、たとえば、真北を基準にしてその方向を決定する。
上記した構成によれば、電波発射源Tの位置情報(たとえば、電波発射源Tの距離情報およびその方向情報)が得られる。
また、電波発射源Tが発射する電波を複数のアンテナで受信し、この受信信号から得られる受信データを基にフレネル近似を用いたホログラフィ再生像を求め、その値が最大となる位置から電波発射源Tの距離を特定している。したがって、複数の方探センサ等を用いる必要もないため、構成が簡単になる。
ここで、方位距離測定部33の信号処理部36において、電波発射源Tの距離および方向を検知する方法について説明する。この方法では、基準アンテナ素子A1の受信信号から得られた受信データDRおよびアレイアンテナ素子B1〜Bnの受信信号から得られた受信データD1〜DNを用いて演算処理が行なわれる。
この演算処理では、たとえば、図4に示すようなパラメータを用いて行なわれる。たとえば、電波発射源Tまでの距離をz、電波受信部31と電波発射源Tを結ぶz軸に直交する軸をx軸とし、基準アンテナ素子A1のx座標をXref、n個のアレイアンテナ素子B1〜Bnの座標をX1,X2,…,Xnとする。
まず、基準アンテナ素子A1の受信信号に基づく受信データDRをフーリエ変換し、その複素共役を求める。また、アレイアンテナ素子B1〜Bnの受信信号に基づく受信データD1〜DNをフーリエ変換する。次に、受信データDRをフーリエ変換した演算結果と、受信データD1〜DNをフーリエ変換した演算結果とを、電波発射源Tから発射される電波の周波数範囲で掛け合わせて足し込み、相関マトリクスu(Xn)を求める。
次に、この演算結果u(Xn)をフレネル近似を用いた式に代入し、電波発射源Tのホログラフィ再生像を求める。次に、ホログラフィ再生像が最大となる座標から電波発射源Tの位置を特定し、電波発射源Tの距離および電波発射源Tの方向を検知する。この電波発射源Tの距離およびその方向を示すデータが電波発射源Tの位置を示す位置情報(座標情報)となり、判定部19に送られる。
次に、このような構成において図5に示すフローチャートを参照して動作を説明する。
まず、路側無線装置16からポーリング信号(質問電波)を発信する(ステップS1)。次に、判定部19は、電波発射源検出装置18aから電波発射源の位置情報を受信したか否かを判定し(ステップS2)、電波発射源検出装置18aから電波発射源の位置情報を受信した場合、当該位置情報を一時記憶する(ステップS3)。
次に、判定部19は、電波発射源検出装置18bから電波発射源の位置情報を受信したか否かを判定し(ステップS4)、電波発射源検出装置18bから電波発射源の位置情報を受信した場合、当該位置情報を一時記憶する(ステップS5)。
次に、判定部19は、一時記憶した電波発射源検出装置18aからの位置情報と一時記憶した電波発射源検出装置18bからの位置情報とを比較し、両者が一致するか否かを判定し(ステップS6)、両者が一致した場合、当該電波発射源は無線通信電波圏17内に存在する車載器12であると判断して、当該車載器12との以降の通信を許可し(ステップS7)、ステップS1に戻る。すなわち、この場合は、正常として車載器12との以降の通信を許可する。
ステップS2において電波発射源検出装置18aから電波発射源の位置情報を受信しない場合、ステップS4において電波発射源検出装置18bから電波発射源の位置情報を受信しない場合、あるいは、ステップS6において両位置情報が不一致の場合、判定部19は、当該電波発射源は不要反射によるものと判断して、無線通信電波圏17内の車載器12との以降の通信を拒否し(ステップS8)、ステップS1に戻る。すなわち、この場合は、異常として車載器12との以降の通信を拒否する。
制御部20は、判定部19から正常として車載器12との以降の通信を許可する旨の判定結果が得られた場合、車載器12との通信を開始するよう路側無線装置16を制御し、判定部19から異常として車載器12との以降の通信を拒否する旨の判定結果が得られた場合、車載器12との通信を行なわないよう路側無線装置16を制御する。
図6、図7は、上記した判定部19における判定のイメージを概略的に示しており、図6は車載器12が無線通信電波圏17内(自レーン)の場合、図7は不要反射の場合である。
以下、具体例をあげて説明する。
図8は、料金収受レーン13(自レーン)の車載器12からの電波の場合を示している。この例では、車載器12からの直接波は、路側無線装置16だけでなく、左右の電波発射源検出装置18a,18bの両方に戻ってくる。そして、その2つの電波発射源検出装置18a,18bで検出された電波発射源の位置情報(座標情報)は、鏡面対象であるが、同じ車載器12の位置を示す。したがって、この場合は正常と判定して通信を許可する。
図9は、料金収受レーン13(自レーン)に隣接するレーン(隣接レーン)の車載器12aからの電波の場合を示している。この例は、隣接レーンの車載器12aからの電波が自レーンの車両11で反射して、たとえば左側の電波発射源検出装置18bでのみ受信し、電波発射源の位置が検出された場合(あるいは、左右の電波発射源検出装置18a,18bのどちらも検出しない場合)で、この場合は不要反射と判定して通信を拒否する。
図10は、料金収受レーン13(自レーン)に隣接するレーン(隣接レーン)の車載器12aからの電波で、自レーンの車両11に反射した電波の場合を示している。この例では、電波を反射させる車両11の形状が複雑で、左右の電波発射源検出装置18a,18bのどちらで電波を受信する場合でも、電波の反射位置が異なるため、この場合も不要反射と判定して通信を拒否する。
このように、路側無線装置16の両側に電波発射源の位置を検出する2つの電波発射源検出装置18a,18bを配設することで、電波の到来方向および距離(電波発射源の位置)を検出し、自レーンの車載器からの電波か、隣接レーンからの不要電波か、あるいは、隣接レーンからの不要電波で自レーンの車両に反射したものかを判断して、路側無線装置16と車載器12との間の通信の続行可否を判定することで、不要な電波に対する電波吸収体の施工範囲を減少させるとことが可能となり、保守費用の圧縮が可能となる。また、予期しない場所の車載器との通信を防止し、それによる誤課金などの誤処理を防止することができる。
なお、前記実施の形態では、電波発射源検出装置を路側無線装置の両側に1つづつ合計2つ設置した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電波発射源検出装置を2つ以上、たとえば、電波発射源検出装置を路側無線装置の両側に2つづつ合計4つ設置しても同様に実施できる。
また、電波発射源検出装置も、前記実施の形態に示した方式のものに限定されるものではなく、他の方式により電波発射源の位置を検出するものであってもよい。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムとしてのETCシステムの構成を概略的に示す模式図。 自レーンの車両に反射した路側無線装置からの質問電波に対し応答した隣接レーンの車載器からの応答電波が同じ経路を通って路側無線装置に届く様子を説明する模式図。 電波発射源検出装置の構成を概略的に示すブロック図。 電波発射源の位置の特定に用いるパラメータを説明するための図。 動作を説明するフローチャート。 車載器が自レーンの場合の判定部における判定のイメージを概略的に示す図。 不要反射の場合の判定部における判定のイメージを概略的に示す図。 自レーンの車載器からの電波の場合の具体例を説明する模式図。 隣接レーンの車載器からの電波の場合の具体例を説明する模式図。 隣接レーンの車載器からの電波で自レーンの車両に反射した電波の場合の具体例を説明する模式図。
符号の説明
11…車両(移動体)、12…車載器(移動局)、13…料金収受レーン(移動路)、16…路側無線装置(基地局)、17…無線通信電波圏、18a,18b…電波発射源検出装置(電波発射源検出手段)、19…判定部(判定手段)、20…制御部、E1…質問電波、E2…応答電波。

Claims (2)

  1. 移動体が移動する移動路の所定位置に対し無線通信電波圏を形成するように配設された基地局と、
    前記移動体に搭載され、前記無線通信電波圏内に進入した際に、前記基地局からの質問電波に対して応答電波を発信することで前記基地局との間で通信を開始する移動局と、
    前記基地局の両側に配設され、前記基地局からの最初の質問電波に対して前記移動局から応答電波を発信した際、電波発射源の位置を検出する少なくとも2つの電波発射源検出手段と、
    この電波発射源検出手段の各検出結果に基づき前記基地局と移動局との間の通信の続行可否を判定するもので、前記電波発射源検出手段の各検出結果が同位置を示している場合は、当該電波発射源は前記無線通信電波圏内に存在する移動局であると判断して前記移動局と基地局との間の通信の続行を許可し、それ以外の場合は、当該電波発射源は前記無線通信電波圏内に存在する移動局ではないと判断して前記移動局と基地局との間の通信の続行を拒否する判定手段と、
    を具備したことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記基地局は、前記移動路の前記移動体の移動方向と直交する方向のほぼ中央部に設置されているとともに、前記無線通信電波圏は、前記移動路の前記基地局よりも上流側に形成され、かつ、前記電波発射源検出手段は、前記基地局の前記移動体の移動方向と直交する方向の両側部にそれぞれ設置されていることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
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