JP5002423B2 - 視覚・脳・筋トレーニング装置 - Google Patents

視覚・脳・筋トレーニング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5002423B2
JP5002423B2 JP2007295590A JP2007295590A JP5002423B2 JP 5002423 B2 JP5002423 B2 JP 5002423B2 JP 2007295590 A JP2007295590 A JP 2007295590A JP 2007295590 A JP2007295590 A JP 2007295590A JP 5002423 B2 JP5002423 B2 JP 5002423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing force
force detection
training
detection devices
desk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007295590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009119003A (ja
Inventor
智 岩尾
範人 岩尾
Original Assignee
智 岩尾
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 智 岩尾 filed Critical 智 岩尾
Priority to JP2007295590A priority Critical patent/JP5002423B2/ja
Publication of JP2009119003A publication Critical patent/JP2009119003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5002423B2 publication Critical patent/JP5002423B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Description

本発明は、人体の各所の筋肉と脳と視覚の協働性の強化を図るトレーニングを行うための視覚・脳・筋トレーニング装置に関する。
人間の運動能力は、身体的な不活性により簡単に低下するものであり、特に筋力は、日常生活以上の負荷を掛け続けなければ低下してしまうものである。さらに、筋肉の萎縮は、加齢によっても加速するものである。そのため、高齢者においては、簡単に転倒しやすく、その結果、骨折などにより寝たきりになるといった深刻な事態を引き起こす原因ともなっている。さらに、中高年以降になると、筋肉の萎縮以上に、視覚、脳、筋の三者の協働性が低下し、これら三者の連携が円滑に行われないことによる事故も増加してくる。例えば、目の前に障害物があることを視覚で捉えているにも拘らず、目から脳、脳から筋肉群への指令が迅速には伝達されず、これら三者の動作の連携プレーがうまくいかないために、わずかな障害につまずき、転倒,骨折等という結果につながり易くなっている。そのため、特に中高年以上では、単なる筋肉トレーニングではなく、視覚、脳、筋の三者の協働性を考慮したトレーニングが重要になってくる。
このような目的にかなう筋肉トレーニング装置として、例えば特許文献1に示すものが知られている。この筋肉トレーニング装置は、トレーニングを行う者が操作する操作部が移動不能状態でトレーニングが行われ、また、トレーニングの目標となるまとまった山状の曲線からなる目標負荷データと、負荷センサにより検出されたトレーニングを行う者の操作部の操作による負荷データとを、単一の視覚的な表示手段に同時に表示するようになっている。このトレーニング装置においては、トレーニング中にトレーニングを行う者の筋肉に負荷が加わるが筋肉自体の長さや関節の角度が変化することがない、いわゆる等尺性運動(アイソメトリック運動)が行われるため、運動に不慣れな中高年者がこの筋肉トレーニング装置を用いてトレーニングを行っても、筋肉や関節に急激な負担が加えられることがない。その結果、トレーニングを行う者が、身体的な障害が生じる不安を持つことなく筋肉のトレーニングを行うことができる。
また、このトレーニング装置によれば、トレーニングを行う者は、目標負荷データに対する負荷データの時々刻々の変化を認識することができ、表示手段に表示された目標負荷データに負荷検出結果を合わせるように意識してレーニングを行うようになるため、目から脳、脳から筋肉群への指令が迅速に伝達されるようになり、そのため視覚、脳、筋の三者の協働性が高められる。このような協働性の向上により、特に中高年以上の者の単純な転倒による骨折等の事故を防止する効果が得られる。
特許第3994093号公報
しかし、このトレーニング装置は、従来からの等張性運動(アイソトニック運動)を行うトレーニング装置を改造したものであり、構造が大掛かりで複雑になっており非常に高価になるため、個人が簡単に所有して使用することは難しい。さらに、このトレーニング装置は、体の特定個所の筋肉のトレーニングに応じたものであり、一台の装置で多くの個所の筋肉を鍛錬するためのものではない。そのため、多くの個所の筋肉をトレーニングするためにはそれに応じた種類の高額の装置が必要になり、負担が非常に大きくなるという問題がある。
本発明は、このような課題を解決しようとするものであり、運動に不慣れな中高年者でも、トレーニング中に筋肉や関節に過大な負荷が加わることによる身体的な障害等の生じるおそれがなく、またトレーニング中におけるトレーニングを行う者の視覚、脳、筋の協働性を考慮したトレーニングの要素を備え、しかも構造が簡易で従来に比べて装置価格が格段に安価な視覚・脳・筋トレーニング装置を提供することを目的とする。また、本発明は、人体の複数個所の筋肉と視覚と脳との協働性のトレーニングにも対応可能な視覚・脳・筋トレーニング装置を提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するために本発明の特徴は、机の上面に取り付けられて主に大胸筋と広背筋のトレーニングを行う者が両手でそれぞれ把持して操作することにより机上面の左右方向に移動可能にされ、左右両側にそれぞれ押圧部を設けた左右一対の左及び右移動部と、机の上面の左及び右移動部を挟んだ左右両側に取り付けられて押圧部に押されたときにその押圧力を検出する一対の左及び右押圧力検出装置と、机の上面の中央にて左及び右移動部の間に取り付けられて押圧部に挟まれて押されたときにその押圧力を検出する中央押圧力検出装置と、机の上面に取り付けられて主に上腕筋と広背筋のトレーニングを行う者が両手で把持して操作することにより机上面の前後方向に移動可能にされ、前後両側にそれぞれ押圧部を設けた前後移動部と、机の上面の前後移動部を挟んだ前後両側に取り付けられて前後移動部の押圧部に押されたときにその押圧力を検出する一対の前及び後押圧力検出装置と、机の下面の左右両側に取り付けられて主に内・外転筋のトレーニングを行う者が両下肢を広げたときの両下肢外側部による押圧力を検出する一対の左及び右下肢押圧力検出装置と、机の下面の中央に取り付けられてトレーニングを行う者の両下肢に挟まれたときの両下肢内側部による押圧力を検出する中央下肢押圧力検出装置と、机の下面の中央の左右に取り付けられて主に大腰筋のトレーニングを行う者が両下肢を床面から離して持ち上げたときの両下肢上側部による押圧力を検出する一対の下肢押圧力検出装置と大胸筋と広背筋のトレーニング、上腕筋と広背筋のトレーニング、内・外転筋のトレーニング及び大腰筋のトレーニングについて、各トレーニングの程度に応じたそれぞれ複数の目標押圧力データを記憶したデータ記憶装置と、データ記憶装置に記憶された目標押圧力データから所定の目標押圧力データを選択するデータ選択装置と、机の向い側に立設された表示板を有する表示装置と、データ選択装置により選択されたいずれか一つのトレーニングについての目標押圧力データを、横軸に時間をとり縦軸に筋力データをとることにより時系列で変化するグラフとして表示装置に表示させると共に、トレーニングに該当する左及び右押圧力検出装置あるいは中央押圧力検出装置、前及び後押圧力検出装置、左及び右下肢押圧力検出装置あるいは中央下肢押圧力検出装置、及び下肢押圧力検出装置の内のいずれか一つにより検出された押圧力検出結果をグラフに時系列を合わせて同時に表示装置に表示させるデータ制御装置とを備え、左及び右移動部、左及び右押圧力検出装置及び中央押圧力検出装置と、前後移動部と前及び後押圧力検出装置と、左及び右下肢押圧力検出装置と中央下肢押圧力検出装置と、下肢押圧力検出装置とが、トレーニングの種類に応じて選択されて机にそれぞれ着脱可能に取り付けられるものであり、左及び右移動部の押圧部が左及び右押圧力検出装置と中央押圧力検出装置を押圧した状態では左及び右移動部自体が移動不能状態になっており、前後移動部の押圧部が前及び後押圧力検出装置を押圧した状態では前後移動部自体は移動不能状態になっており、左右の下肢を広げて左及び右下肢押圧力検出装置を押圧した状態あるいは左右の下肢を狭めて中央下肢押圧力検出装置を挟んで押圧した状態では下肢は移動不能状態になっており、左右の下肢を上方に上げて左及び右の下肢押圧力検出装置を押圧した状態では下肢は移動不能状態になっており、それぞれ等尺性運動が行われることにある。なお、グラフとしては、正弦波のような波形、矩形波、鋸歯形等の種々の形が用いられる。
本発明においては、机と椅子を用意し、この机の上面に一対の左及び右移動部と、一対の左及び右押圧力検出装置と、中央押圧力検出装置とを取り付け、机の上面に前後移動部と、前及び後押圧力検出装置とを取り付け、机の下面の左右両側に一対の左及び右下肢押圧力検出装置を取り付けると共に机の下面の中央に中央下肢押圧力検出装置を取り付け、机の下面の中央側に左右一対の下肢押圧力検出装置を取り付け、さらに机の向い側に表示装置を立設し、これらに電気的に接続されたデータ記憶装置とデータ制御装置とデータ選択装置とを用意することにより、視覚・脳・筋トレーニング装置(以下、単に筋トレーニング装置と記す)を簡単に形成することができる。その結果、本発明によれば、主に大胸筋と広背筋のトレーニング、上腕筋と広背筋のトレーニング、内・外転筋のトレーニング、及び大腰筋のトレーニングを行うための筋トレーニング装置が従来に比べて大幅に安価に入手でき、簡単に利用することができるようになる。
この筋トレーニング装置は、主に大胸筋と広背筋のトレーニングを行う者(以下、トレーニーと記す)が、椅子に腰かけて左及び右移動部を両手でそれぞれ把持して広げる方向に操作して机上面の左右方向に移動させ、押圧部を左及び右押圧力検出装置にそれぞれ押圧することにより大胸筋を広げる方向の押圧力が検出される。また、トレーニーが、左及び右移動部を把持して狭める方向に操作して移動させ、押圧部で中央押圧力検出装置を挟んで押圧することにより広背筋を広げる方向の押圧力が検出される。これにより、トレーニーの大胸筋や広背筋に負荷が加えられるが、押圧部が左及び右押圧力検出装置及び中央押圧力検出装置を押圧した状態では左及び右移動部自体が移動不能状態になっており、等尺性運動(アイソメトリック運動)が行われるようになっている。
また、この筋トレーニング装置は、主に上腕筋と広背筋のトレーニングを行うトレーニーが、椅子に腰かけて前後移動部を両手でそれぞれ把持して操作して上面の前後方向に移動させ、押圧部を前及び後押圧力検出装置に押圧することにより腕を押し引きしたときの押圧力が検出される。これにより、トレーニーが前後移動部を操作することにより上腕筋や広背筋に負荷が加えられるが、前後移動部自体は移動不能状態の等尺性運動が行われる。
また、この筋トレーニング装置は、主に内・外転筋のトレーニングを行うトレーニーが、椅子に腰かけて左右の下肢を広げて左及び右下肢押圧力検出装置に押圧することにより下肢を広げたときの押圧力が検出される。また、トレーニーが、左右の下肢を狭めて中央下肢押圧力検出装置を挟んで押圧することにより下肢を狭めたときの押圧力が検出される。このように、トレーニーが下肢を押圧力検出装置に押し付けることにより内・外転筋に負荷が加えられるが、その状態で下肢は移動不能状態になっておりなんら動作することはない等尺性運動が行われる。
また、この筋トレーニング装置は、主に大腰筋のトレーニングを行うトレーニーが、椅子に腰かけて左右の下肢を上方に上げて左及び右の下肢押圧力検出装置に押圧することにより押圧力が検出される。すなわち、トレーニーが下肢を押圧力検出装置に押し付けることにより大腰筋に負荷が加えられるが、下肢自体が移動不能状態でありなんら動作することはない等尺性運動が行われる。
そのため、本発明によれば、運動に不慣れな中高年者がこの筋トレーニング装置によってトレーニングを行っても、筋肉や関節に急激な負担が加えられることがなく、その結果、身体的な障害が生じる不安を持つことなく筋肉のトレーニングを行うことができる。さらに、データ選択装置により選択された目標押圧力データが、データ制御装置の制御に基づいて、横軸に時間をとり縦軸に筋力データをとることにより時系列で変化するグラフとして表示装置に表示される。また、トレーニングに対応して左及び右押圧力検出装置あるいは中央押圧力検出装置、前及び後押圧力検出装置、左及び右下肢押圧力検出装置あるいは中央下肢押圧力検出装置、下肢押圧力検出装置のいずれかにより検出された押圧力検出結果がデータ制御装置の制御に基づいて、表示装置にグラフと時系列を合わせて同時に表示される。そのため、トレーニーが、表示装置を見ながら押圧力検出結果をグラフに合わせるように意識してトレーニングを行うようになるため、目から脳、脳から筋肉群への指令が迅速に伝達されるようになり、そのため視覚、脳、筋の三者の協働性が高められる。その結果、本発明においては、このような協働性の向上により、特に中高年以上の者の単純な転倒による骨折等の事故を防止する効果が得られる。
また、本発明においては、左及び右移動部、左及び右押圧力検出装置、中央押圧力検出装置、前後移動部、前及び後押圧力検出装置、左及び右下肢押圧力検出装置、中央下肢押圧力検出装置、下肢押圧力検出装置を用意しておき、トレーニングする筋肉の部分に応じて、これら各装置を選択して机に取り付けることができる。その結果、本発明においては、これらの組み合わせにより1セットの筋トレーニング装置で、簡単に複数種類の筋肉トレーニングを行うことができるので、従来の装置に比べて格段に安価に提供されると共に、使い勝手も非常に良好である。
また、本発明においては、左及び右押圧力検出装置、前及び後押圧力検出装置、左及び右下肢押圧力検出装置及び下肢押圧力検出装置が、一方からの押圧力を検出する同一構成の第1型の検出装置であり、中央押圧力検出装置及び中央下肢押圧力検出装置が両方からの押圧力を検出する同一構成の第2型の検出装置であることが好ましい。本発明においては、第1型と第2型の2種類の検出装置を用意することにより、それぞれ左及び右押圧力検出装置、前及び後押圧力検出装置と左及び右下肢押圧力検出装置及び下肢押圧力検出装置で共用することができ、中央押圧力検出装置と中央下肢押圧力検出装置で共用することができるので、検出装置に要するコストが更に安価にされると共に、検出装置を保管する手間も低減する。
本発明によれば、机の上面や下面に一対の左及び右押圧力検出装置等のトレーニングする部位の筋肉に応じた種々の押圧力検出装置や左及び右移動部等の移動部を取り付け、さらに机の向い側に表示装置を立設し、これらに電気的に接続されたデータ記憶装置とデータ制御装置とデータ選択装置とを用意することにより、筋トレーニング装置を簡単に形成することができ、その結果、筋トレーニング装置が従来に比べて格段に安価に入手でき、簡単に利用することができるようになる。また、本発明によれば、トレーニーが移動部を操作しあるいは直接上肢や下肢を種々の検出装置に押し付けることにより筋肉に負荷が加えられるが、上肢や下肢がなんら動作することはないので、運動に不慣れな中高年者でも、身体的な障害の発生をおそれることなく安心して筋肉トレーニングを行うことができる。また、本発明によれば、表示装置に表示された目標押圧力データのグラフと押圧力検出結果とを認識しながらトレーニングを行うことにより、目標押圧力データに押圧力検出結果を合わせるように意識してトレーニングが行われるため、視覚、脳、筋の三者の協働性が高められ、特に中高年以上の者の単純な転倒による骨折等の事故を防止する効果が得られる。さらに、本発明においては、トレーニングする筋肉の部分に応じて左及び右移動部や各種検出装置を選択して机に取り付け、共通のデータ記憶装置、データ選択装置、表示装置及びデータ制御装置を1つずつ用意することにより、簡単に複数種類の筋肉トレーニングを行うことができるので、装置価格が大幅に安価にされると共に、使い勝手も非常に良好になる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1及び図2は、実施例1である主に大胸筋、上腕筋、広背筋、内・外転筋及び大腰筋についての視覚と脳と筋との協働性のトレーニングに用いられる筋トレーニング装置の全体の概略構成と一部を除いた概略構成をそれぞれ斜視図により示したものである。
筋トレーニング装置10は、四角形の台11上で一体に取り付けられて動かないようにされた机12と椅子16に対して適用されるものであり、机12の平坦な上板部14の上面に取り付けられた操作装置21と、上板部14の上面及び下面に取り付けられた各種押圧力検出装置と、机12の向い側に立設された視覚的に表示する表示板を有する表示装置81と、データ入力装置86を含めてトレーニング装置の動作を電気的に制御する電気制御装置85とにより構成されている。なお、筋トレーニング装置10の前後及び左右については、机の手前側と向い側をそれぞれ前と後とし、机に向き合った状態での左側と右側をそれぞれ左と右とする。
台11は、長方形の平坦な厚板であり裏面四隅には補助板11aが重ね合せて設けられて、床面G上に載置されている。台11の上面の左右両側には、金属パイプ製の一対の脚部材13が立設されている。脚部材13は、前後に延びた台11に取り付けられた下辺部13aと、下辺部13aの後端で略垂直に曲げられて上方に延びた後垂直辺部13bと、後垂直辺部13bの上端で直角に折り曲げられて前方に延びた上辺部13cと、下辺部13aの前端で略垂直に曲げられて上方に延びた前垂直辺部13dと、前垂直辺部13dと所定距離離れて下辺部13aに垂直に取り付けられた中垂直辺部13eとを一体で設けている。一対の脚部材13は、それぞれ下辺部13aにて台11に溶接によって固定されることにより台11上の左右両側縁に立設されている。両下辺部13aの後端には、左右に延びた金属パイプ製の横辺部13fが両端にて溶接により固定されている。
長方形の厚板である上板部14は、左右両側縁の前後2か所に前後方向に延びた各一対の筒状の取付部15を設けており、取付部15を一対の上辺部13cに挿嵌させることにより上辺部13cに前後に摺動可能に取り付けられており、取付部15は上辺部13cの任意の位置で解除可能に固定できるようになっている。机12は、上板部14と、これを台11上で支持する脚として機能する下辺部13a、後垂直辺部13b及び上辺部13cとで構成されており、上板部14が前後に摺動して前後側位置の間で位置調節できるようになっている。
机12に対向して台11上には椅子16が取り付けられている。椅子16は、裏面の中心に設けた中心支持軸部17によって台11上に取り付けられている。中心支持軸部17は、調節部17aによって上下長さ調節可能にされている。また、椅子16の四隅に設けた4本の脚18が、下辺部13aの前端側に設けた前垂直辺部13d及び中垂直辺部13eに差し込まれて上下に摺動可能になっている。上板部14の上面には、操作装置21が取り付けられている。
操作装置21は、上板部14の左右両側縁近傍位置にて前後両端位置に取り付けられた一対の前後移動支持部22と、前後移動支持部22に両端が支持されて前後に移動可能にされた真直ぐな棒状の前後移動部23と、前後移動部23に左右に移動可能に取り付けられた一対の左右移動部27とを設けている。前後移動支持部22は、真直ぐな金属製丸棒の両端が同一方向に直角に曲げられた曲げ部22aになっており、曲げ部22aの先端を上板部14の左右両側の前後両端位置に設けた取付孔14aに嵌め合わせることにより、上板部14に立設されるようになっている。前後移動部23は、真直ぐな断面四角形の金属棒である角棒24と、その両端に軸直角方向両側に同一方向に延びた一対の筒状の嵌合部25とを設けている。前後移動部23は、一対の嵌合部25を一対の前後移動支持部22に嵌め合わせることにより前後方向に摺動可能にされており、前後移動支持部22の任意の位置で解除可能に固定できるようになっている。
角棒24には、一対の左及び右移動部27が摺動可能に取り付けられている。左及び右移動部27は、それぞれ角棒24に合わせた四角形の貫通孔を有する筒部28と、筒部28の上部にて垂直方向に向けて取り付けられた丸棒状の操作バー29を設けている。また、左右の筒部28の前側には、それぞれ四角形の板状の小片である左及び右押圧部31が前方に水平に延びた状態で取り付けられており、左及び右押圧部31の左右両側には、左右方向に水平にわずかに突出した押圧突起32を設けている。前後移動部23の角棒24の左右中央には、前後に延びた前後押圧部34が取り外し可能に取り付けられている。上板部14下面の前側の左右両側縁には、一対の取付部材35が、両側縁に沿ってかつ下面に嵌め合されて垂直に着脱可能に取り付けられている。なお、一対の左及び右移動部27については、後述する前後押圧力検出装置41Bを用いた上腕筋のトレーニングの場合は、筒部28が角棒24に固定されかつ一対の嵌合部25が一対の前後移動支持部22に移動可能に取り付けられた前後移動部23と合わせて前後移動部として用いられる。
上板部14上面の前側には、一対の左及び右押圧力検出装置41Aが、前後移動支持部22の内側近傍位置に着脱可能に取り付けられている。左及び右押圧力検出装置41Aは、一方向からの押圧力を検出する第1型の検出装置41であり、押圧板43を内側に向けて取りが付けられている。上板部14上面の前側中央位置には、中央押圧力検出装置56Aが着脱可能に取り付けられている。中央押圧力検出装置56Aは、両方向からの押圧力を検出する第2型の検出装置56であり、第1及び第2押圧板58,59を左右両側に向けて取り付けられている。上板部14上面の後側中央位置には、一対の前及び後押圧力検出装置41Bが前後押圧部34を挟んだ前後両側に着脱可能に取り付けられている。前及び後押圧力検出装置41Bは、第1型の検出装置41であり、押圧板43が互いに対向して取り付けられている。
上板部14下面の前側には、一対の左及び右下肢押圧力検出装置41Cが、上記一対の取付部材35の内側に着脱可能に取り付けられている。左及び右下肢押圧力検出装置41Cは、第1型の検出装置であり、押圧板43が互いに対向するように内側に向けて取り付けられている。上板部14下面の前側中央位置には、中央下肢押圧力検出装置56Bが着脱可能に取り付けられている。中央下肢押圧力検出装置56Bは、第2型の検出装置であり、押圧板58,59を左右両側に向けて取り付けられている。上板部14下面の中央下肢押圧力検出装置56Bを挟んだ左右両側位置には、一対の下肢押圧力検出装置41Dが着脱可能に取り付けられている。下肢押圧力検出装置41Dは、第1型の検出装置であり、押圧板を下側に向けて取り付けられている。なお、左及び右下肢押圧力検出装置41Cと中央下肢押圧力検出装置56Bを用いてトレーニングが行われるときは、下肢押圧力検出装置41Dは上板部14から取り外される。
上記各検出装置41A〜41Dが共通とする第1型の検出装置41は、図3〜図7に示すように、全体として長方形の厚板状であって、基部42と押圧板43とをそれぞれの細長い長方形の合せ面42a,43aで対向させて短辺方向(図3の左右方向)に重ね合わせ可能に配置したものである。基部42は、合せ面42aの長辺方向両端近傍において反対面42b方向に両面間を貫通した円筒形の一対の第1及び第2貫通孔44を設け、長手方向中央位置にて合せ面42aから中間位置まで延びた挿入孔45を設けている。第1及び第2貫通孔44は、反対面42b側がわずかに拡径された円形の浅い係合孔44aになっている。第1及び第2貫通孔44には、第1及び第2貫通孔44の内径よりわずかに径の小さい円筒状の挿入部材46がそれぞれ挿入されている。
挿入部材46は、第1及び第2貫通孔44よりわずかに長く、一端及び他端面の中心にそれぞれねじ孔47,48を設けている。挿入部材46は、他端側のねじ孔48周囲に円板状の係止板49が配置され、ボルト51をねじ孔48に螺合させることにより他端面に取り付けられている。係止板49は、貫通孔44より径が大きくかつ係合孔44aより径の小さく、係合孔44aに係合可能なようになっている。挿入孔45の底面には圧力センサ52が接点を外方に向けて取り付けられている。また、挿入孔45には円柱状の押圧部材53が挿入されるようになっている。
押圧板43は、基部42に設けた第1及び第2貫通孔44と挿入孔45にそれぞれ対応して、それぞれ第1,第2ねじ孔43bと第3ねじ孔43cを設けている。第1,第2ねじ孔43b及び第3ねじ孔43cにはねじ54が螺合され、第1及び第2貫通孔44に挿入された挿入部材46のねじ孔47に螺着され、挿入部材46は押圧板43の合せ面43aに密着して固定されている。ここで、合せ面42a,43a間あるいは係止板49と係合孔44a底面との間にはわずかな隙間が設けられる。これにより、基部42と押圧板43の間でわずかに移動可能にされると共に、両者が互いに離れる方向に移動しても、係止板49が係合孔44aに係合することにより、基部42と押圧板43の移動が制限されるようになっている。第3ねじ孔43cにはねじ54が螺合され、挿入孔45に挿入された押圧部材53のねじ孔53aに螺合されることにより、押圧部材53が押圧板43に密着した状態で固定される。第1型の検出装置41は、押圧部43を押すことにより、押圧部材53が圧力センサ52に押圧力を加え、押圧力が検出されるようになっている。
上記各検出装置56A,56Bが共通とする第2型の検出装置56は、図8〜図11に示すように、全体として長方形の厚板状であって、基部57と、その両側の細長い長方形の合せ面57a,57bを挟んで両側に重ね合わせ可能に配置した一対の第1及び第2押圧板58とを備えている。基部57は、合せ面57a,57bの長辺方向(図8の前後方向)両端側において両合せ面間を貫通した円筒形の第1及び第2貫通孔59を設け、長辺方向中央位置にて合せ面57a,57b間を貫通した第3貫通孔61を設け、さらに第1及び第2貫通孔59と第3貫通孔61の間に小径の第4及び第5貫通孔62を設けている。第3貫通穴61は、第1及び第2貫通孔59の2倍程度の内径であり、第4及び第5貫通孔62は第1及び第2貫通孔59の半分以下の内径になっている。
第1押圧板58は、図12に示すように、第1,第2貫通孔59、第3貫通孔61及び第4,第5貫通孔62に対応する位置にそれぞれ取付孔63,64及び65を設けている。取付孔63は、第1押圧板58の合せ面58aから厚さ方向に略1/2の部分が同軸で大径の挿嵌孔63aになっている。取付孔65は、第4,第5貫通穴62と同一径であるが、外側の略1/2長さの部分が2倍程度の径の大径部65aになっている。第1押圧板58の挿嵌孔63aには円筒形の第2挿入部材66が密着状態で挿嵌されている。第2挿入部材66は、中心に一端から長手方向中間位置まで延びた取付孔63と同一径のねじ孔66aを設けている。ねじ孔66aには、取付孔63から挿入されたねじ67が螺着されている。また、第1押圧板58の合せ面58aの取付孔64位置には、円形厚板である取付部材68が密着して固定されている。取付部材68は、外径が第3貫通孔61の内径よりわずかに小さく、厚さが第3貫通孔61の長さの略1/3であり、その中央に取付孔64より径の大きい貫通孔68aを設けている。取付孔64にはねじ69が螺着されており、その先端側が貫通孔68a内に延びている。第1押圧板58は、第2挿入部材66と取付部材68を基部57の合せ面57a側から第1,第2貫通孔59、第3貫通孔61に挿入することにより基部57に重ね合される。
第2押圧板58も第1押圧板58と同一構造であり、挿嵌孔63aには第2挿入部材66が密着状態で挿嵌されており、また合せ面58aの取付孔64位置には、円形厚板である取付部材71が密着して固定されている。取付部材71は、取付部材68と同一外形であり、その中央に取付孔64と同一径のねじ孔71aが設けられている。取付孔64にはねじ69が螺着されており、その先端側が取付部材71のねじ孔71aに螺着され、取付部材71が第2押圧板59に密着して取り付けられている。第2押圧板58も、第2挿入部材66と取付部材71を基部57の合せ面57b側から第1,第2貫通孔59、第3貫通孔61に挿入することにより基部57に重ね合される。第3貫通孔61内には、取付部材68,71に挟まれて、円板形状の圧力センサ72が配設されている。
第1,第2押圧板58が基部57に重ね合わされた状態で、一方の取付孔65から基部57を貫通して他方の取付孔65までボルト73が挿入され、その先端にナット74が螺着されている。ボルト73頭部と取付孔65の大径部65aの間、及びナット74と他の取付孔65の大径部65aの間にはわずかな隙間がある。これにより、第1,第2押圧板58は基部57に対してわずかに移動可能になっているが、ボルト73頭部とナット74が両取付孔65の大径部65aに当接することにより移動が制限されると共に、第1,第2押圧板58と基部57との離脱が防止されるようになっている。第2型の検出装置56は、第1及び第2押圧板58,59の両側から押すことにより、取付部材67と押圧部材74によって圧力センサ72を挟んで押圧力を加えるようになっている。なお、第2型の検出装置については、上記構成の代わりに、2つの第1型の検出装置を押圧板を反対側にして重ね合せることによっても実現できる。
表示装置81は、上板部14の椅子16に対する向い側中央に取り付けられた支持棒83によって表示板82を前方に向けて支持されている。表示板82は、椅子16に座ったトレーニーの略目の高さ合わせて配置されており、液晶、CRT等の表示手段が用いられている。電気制御装置85は、台11の横に設けた台87上に載置されており、データ制御装置とデータ記憶装置として機能するものであり、ROM,RAM,CPU,I/O等を含むマイクロコンピュータにより構成されている。RAMには、各種の筋肉トレーニングの目標押圧力データM等が記憶されている。データ入力装置86は、トレーニングの目標値等を入力するデータ選択装置として機能するもので、電気制御装置85に設けられている。電気制御装置85、データ入力装置86及び上記検出装置41A〜41D,56A,56Bとの協働によりROMに記憶された筋肉トレーニングプログラムを実行するものである。電気制御装置85の入力側には、データ入力装置86、上記押圧力検出装置41A〜41D,56A,56Bが接続されており、出力側には表示装置81が接続されている。
つぎに、筋トレーニング装置10の動作について、図2,図14を用いて説明する。図2は、図1において前及び後押圧力検出装置41Bを取り外し、前後移動部23を手前に移動させて前後移動支持部22に固定させ、一対の左右移動部27を左右に移動可能にさせた筋トレーニング装置10を示している。トレーニーが、データ入力装置86により自己の主に大胸筋と広背筋の筋力の程度に応じたトレーニングの強さの程度を選択して入力し、制御装置85は、選択されたレベルに応じたトレーニングプログラムである目標押圧力データM(目標筋力データ)をRAMから読み出して表示装置81の表示板82の上側に表示させる。なお、表示板82の下側には、目標押圧力データMと後述する実測押圧力データCとの差が表示されるようになっている。目標押圧力データMは、図13に示すように、例えば1分間に6個の矩形状のパルスからなるものである。その後、トレーニーが操作装置21の操作バー29を操作することによりトレーニングが開始される。
トレーニーは、表示板82に表示された目標押圧力データMに合わせて左右一対の操作バー29を左右外方向に広げる方向に押し、左及び右押圧部31を左及び右押圧力検出装置41Aに押し付ける。ここで、左及び右押圧部31が左及び右押圧力検出装置41Aに押し付けられた状態では、操作バー29はこれ以上動作することはない。操作部31に加えられた力が左及び右押圧力検出装置41Aによって検出され、検出信号が電気制御装置85に入力される。
電気制御装置85は、入力された押圧力検出信号に応じてトレーニーの押圧力検出結果である実測押圧力データCを表示装置81に出力する。これにより、図13に示すように、表示板82においてトレーニーの実測押圧力データCが目標押圧力データMに時系列で合わせて複合押圧力データとして表示される。そのため、トレーニーは、表示板82に表示された目標押圧力データMに自己の実測押圧力データCを合わせるように操作バー29を操作するようになる。また、電気制御装置85は、トレーニーのデータとして、実測押圧力データC及び目標押圧力データMをRAMに記憶すると共に、両データの差等の関係を分析したデータを演算する。なお、実測押圧力データC及び目標押圧力データMについては、CDROM等の電気制御装置50から取り出し可能な記憶装置に格納することも可能である。
以上に説明したように、上記実施例1においては、机12と椅子16を用意し、机12の上板部14上面に操作装置21と、左及び右押圧力検出装置41Aと、中央押圧力検出装置56Aとを取り付け、さらに机の後方に表示装置81を立設し、さらに電気制御装置85を用意することにより、主に大胸筋と広背筋と視覚と脳との協働性のトレーニングを行うための筋トレーニング装置10を簡易に形成することができる。その結果、実施例1によれば、大筋トレーニング装置10が従来に比べて格段に安価に入手でき、トレーニングを希望するものが簡単に手軽に利用することができるようになる。
また、実施例1においては、図14に概略的に示すように、主に大胸筋や広背筋のトレーニングを行うトレーニーが、椅子14に腰かけて左及び右移動部27の操作バー29を両手でそれぞれ把持して広げる方向に操作して左右方向に移動させ、左及び右押圧部31を左及び右押圧力検出装置41Aにそれぞれ押圧することにより大胸筋を広げる方向の押圧力が検出される。また、トレーニーが左及び右操作部31を両手でそれぞれ把持して狭める方向に操作して左右方向に移動させ、左及び右押圧部31で中央押圧力検出装置56Aを挟んで押圧することにより広背筋を広げる方向の押圧力が検出される。このように、トレーニーが左及び右操作部31を操作することにより大胸筋や広背筋に負荷が加えられるが、操作装置21自体が移動不能状態でありなんら動作することはない等尺性運動(アイソメトリック運動)が行われる。そのため、実施例1によれば、運動に不慣れな中高年者がこの筋トレーニング装置10によってトレーニングを行っても、筋肉や関節に急激な負担が加えられることがなく、その結果、身体的な障害が生じる不安を持つことなく筋肉のトレーニングを行うことができる。
また、電気制御装置85の制御に基づいて、選択された目標押圧力データMが横軸に時間をとり縦軸に押圧力データをとることにより時系列で変化するグラフとして表示装置81に表示され、左及び右押圧力検出装置41Aにより検出された押圧力データCが、表示装置81に目標押圧力データMと時系列を合わせて同時に表示される。そのため、図13に示すように、トレーニーが、表示装置81を見ながら押圧力データCを目標押圧力データMに合わせるように意識してトレーニングを行うようになるため、目から脳、脳から筋肉群への指令が迅速に伝達されるようになり、視覚、脳、筋の三者の協働性が高められる。また、実測押圧力データCを目標押圧力データMの比較解析により、協働性の程度を知ることができ、トレーニングに対する効果的なアドバイスが得られる。その結果、実施例1においては、このような協働性の向上により、特に中高年以上の者の単純な転倒による骨折等の事故を防止する効果が得られる。
以上は、主に大胸筋と広背筋のトレーニングの実施例について説明したが、上腕筋と広背筋のトレーニングは、図15に示すように、前後移動部23を上板部14の向い側に移動させて、前後移動部23を挟んだ前後両側に前及び後押圧力検出装置41Bを固定し、一対の左右移動部27の左右の位置を決めて固定し、前後移動部23を前後に移動可能にすることにより行われる。トレーニーが、左右一対の操作バー29を前又は後方向に押し、前後押圧部34を前及び後押圧力検出装置41Bに押し付けながら、表示板82に表示された目標押圧力データMに実測押圧力データCを合わせるようにして、上腕筋のトレーニングが行われる。その結果、上腕筋のトレーニングによっても、上記大胸筋のトレーニングで得られたと同様の効果が得られる。
また、内・外転筋のトレーニングについては、図16に示すように、椅子16に腰かけたトレーニーが両下肢を広げて、大腿の両外側を、上板部14下面の左右両側に取り付けた一対の左及び右下肢押圧力検出装置41Cに押し付けることにより、外転筋のトレーニングが行われ、またトレーニーが両下肢を狭めて、上板部14下面の中央側に取り付けた中央下肢押圧力検出装置56Bを挟んで押し付けることにより、内転筋のトレーニングが行われる。その結果、この内・外転筋のトレーニングによっても、上記大胸筋のトレーニングで得られたと同様の効果が得られる。
また、大腰筋のトレーニングについては、図17に示すように、椅子16に腰かけたトレーニーが両下肢を持ち上げて、大腿の両上側を、上板部14下面の中央の左右に取り付けた一対の下肢押圧力検出装置41Dに押し付けることにより、トレーニングが行われる。その結果、この大腰筋のトレーニングによっても、上記大胸筋のトレーニングで得られたと同様の効果が得られる。
また、実施例1においては、机12と椅子16と、表示装置82と、電気制御装置85を用意し、トレーニングする筋肉の部分に応じて、操作装置21、左及び右押圧力検出装置41A、中央押圧力検出装置56A、前及び後押圧力検出装置41B、左及び右下肢押圧力検出装置41C、中央下肢押圧力検出装置56B、下肢押圧力検出装置41Dを選択して机12に取り付けることができる。その結果、実施例1においては、これらの組み合わせにより1セットの筋トレーニング装置10で、簡単に複数種類の筋肉についての視覚・脳・筋の協調性のトレーニングを行うことができるので、従来の装置に比べて格段に安価に提供されると共に、使い勝手も非常に良好である。
また、実施例1においては、第1型と第2型の2種類の検出装置41,56を用意することにより、それぞれ左及び右押圧力検出装置41A、前及び後押圧力検出装置41Bと左及び右下肢押圧力検出装置41C及び下肢押圧力検出装置41Dで共用することができ、中央押圧力検出装置56Aと中央下肢押圧力検出装置56Bで共用することができるので、検出装置に要するコストが更に安価にされると共に、検出装置を保管する手間も低減する。
次に、参考例1について説明する。
参考例1の筋トレーニング装置は、主に下肢の蹴り力のトレーニングを行うものである。筋トレーニング装置90は、図18に示すように、四角形の台91上の前側に一体に取り付けられた前支持部材92Aと、台91の後側に取り付けられた椅子93と、台91の上面前後側に取り付けられた一対の蹴り及び戻り押圧力検出装置41F,41Gと、前支持部材92Aの背後に立設された視覚的に表示する表示板82を有する表示装置81と、図示しない上記電気制御装置85とにより構成されている。なお、筋トレーニング装置90の前後及び左右については、椅子93側を後とし向い側を前とし、椅子93に座った状態での左側と右側をそれぞれ左と右とする。
台91の上面の左右両側には、金属パイプ製の枠組み部材92が立設されている。枠組み部材92は、前後に延びた台91に取り付けられた左右一対の下辺部92aと、両下辺部92aの前端で略垂直に曲げられて上方に延びた一対の前垂直辺部92bと、両前垂直辺部92bの上端で直角に折り曲げられて前方に延びた一対の上辺部92cと、両上辺部92cの先端間を連結する連結辺部92dと、両下辺部92aの後端で略垂直に曲げられて上方に延びた後垂直辺部92eとを一体で設けている。連結辺部92dには、布製の把持部92fが筒状に巻きつけられている。枠組み部材92は、下辺部92aにて台91に溶接によって固定されることにより台91上に立設されている。また、両下辺部92aと両前垂直辺部92bの交差位置間は、下連結辺部92gで連結されている。両前垂直辺部92bと両上辺部92cとの交差位置間は、取付辺部92hで連結されている。枠組み部材92の一対の前垂直辺部92bと一対の上辺部92cと連結辺部92dとにより前支持部材91Aが構成されている。
椅子93は、第91の後端側にて裏面の中心に設けた中心支持軸94によって台91上に取り付けられている。中心支持軸部94は、調節部94aによって上下方向に調節可能にされている。また、椅子93の左右両端側に設けた2本の脚95が、後垂直辺部92eに差し込まれて上下に摺動可能になっている。なお、図18において、椅子93の前側の一部については省略されている。台91上の下連結辺部92g側には、左右一対の支持脚96aとその上に載置された平板材96bとからなる前取付台96が固定されている。支持脚96aは、金属棒をコの字状に曲げ加工して形成されたもので、コの字の両端を下連結辺92gと台91に固定して垂直に立設されている。平板材96b上面の左右両側には、上記第1型の検出装置である一対の蹴り押圧力検出装置41Fが押圧板43を前方に向けて取り付けられている。また、椅子93の前方の台91上には、後取付台97が前取付台96と所定距離を隔てて固定されている。後取付台97も前取付台96と同様に、左右一対の支持脚97aとその上に載置された平板材97bとにより構成されており、平板材97b上に第1型の検出装置である一対の戻り押圧力検出装置41Gが押圧板43を前方に向けて取り付けられている。
参考例1においては、トレーニーは、椅子93に腰かけて、両腕を前に伸ばして把持部92fを握り、左右の下肢を蹴って、蹴り押圧力検出装置41Fに押し付ける。これにより、両下肢はこれ以上動作することはなく、蹴りによる押圧力が一対の蹴り押圧力検出装置41Fによって検出され、検出信号が電気制御装置85に入力され、実測押圧力データCとして表示板82に表示される。また、トレーニーは、左右の下肢を戻して戻り押圧力検出装置41Gに押し付けることにより、両下肢はこれ以上動作することはなく、下肢の戻しによる押圧力が一対の戻り押圧力検出装置41Gによって検出され、検出信号が電気制御装置85に入力され、実測押圧力データCとして表示板82に表示される。トレーニーは、表示板82に表示された目標押圧力データMに実測押圧力データCを合わせるようにトレーニングを行う。その結果、参考例1においても、両下肢の蹴り及び戻しについて、上記実施例1と同様の効果が得られる。なお、参考例1においては、実施例1に用いた机12及び椅子16を用い、台11上に蹴り及び戻り脚押圧力検出装置41F,41Gを取り付けることによっても、同様にトレーニングを行うことが可能である。
次に、参考例2について説明する。
参考例2の筋トレーニング装置は、主に下肢のヒラメ筋のトレーニングを行うものである。筋トレーニング装置100は、図19に示すように、長方形の平板である台101と、台101の前端側に立設された上支持部材102と、台101上の手前側に取り付けられた前後一対の立ち台103,104と、立ち台103に配設された左右一対の爪先押圧力検出装置41Hと、上側支持部102の取付辺部102gに立設された視覚的に表示する表示板82を有する表示装置81と、図示しない上記電気制御装置85とにより構成されている。なお、筋トレーニング装置100の前後及び左右については、上支持部材102側を前側、立ち台103側を後側とし、トレーニーが立ち台103に立った状態での左側と右側をそれぞれ左と右とする。
上支持部材102は、金属パイプ製を加工したものであり、台101の前端側に取り付けられて後方にわずかに延びた左右一対の下辺部102aと、両下辺部102aの前端で略垂直に曲げられて上方に延びた一対の垂直辺部102bと、両垂直辺部102bの上端で直角に折り曲げられて前方に延びた一対の上辺部102cと、両上辺部102cの先端間を連結した連結辺部102dを一体で設けている。連結辺部102dには、布製の把持部102eが筒状に巻きつけられている。また、両下辺部102aと両垂直辺部102bの交差位置間は、下連結辺部102fで連結されている。上支持部材102は、下辺部102aにて台101に溶接によって固定されることにより台101上に立設されている。また、両後垂直辺部102bの上端近傍位置には、取付辺部102gで連結されている。
立ち台103は、左右一対の支持脚103aとその上に載置された平板材103bとからなる下駄板状であり、両支持脚103aにて台101に固定されている。後側の立ち台104も、立ち台103と同様の構成であるが、左右一対の支持脚部分が上記爪先押圧力検出装置41Hとなっており、その押圧板43が下側になるように平板材104aに取り付けられている。また、両立ち台103,104の左右両側には、両者を跨って両足先を載せる一対の足載置部105が乗せられている。
参考例2においては、トレーニーは、両立ち台103,104上の足載置部105に両足を載せて立ち、両腕を前上方に伸ばして把持部102eを握り、表示板82に表示された目標押圧力データMに合わせて爪先立ちになって、立ち台103に設けた爪先押圧力検出装置41Hに押し付けることにより、両下肢はこれ以上動作することはなく、爪先立ちによる押圧力が一対の爪先押圧力検出装置41Hによって検出され、検出信号が電気制御装置85に入力され、実測押圧力データCとして表示板82に表示される。その結果、参考例2においても、ヒラメ筋のトレーニングについて、上記実施例1と同様の効果が得られる。
なお、上記実施例1、参考例1,2においては、検出装置は上記第1型及び第2型のものが用いられているがこれに限らない。例えば、押圧力の変化を空気圧の変化に変換して圧力センサに加えるような構造のものであってもよい。その他、上記実施例1に示したものは一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することも可能である。
本発明によれば、机の上面や下面に一対の左及び右押圧力検出装置等のトレーニングする部位の筋肉に応じた種々の押圧力検出装置や左及び右移動部等の移動部を取り付け、さらに机の向い側に表示装置を立設し、これらに電気的に接続されたデータ記憶装置とデータ制御装置とデータ選択装置とを用意することにより、筋トレーニング装置を簡単かつ安価に形成することができ、簡易に等尺性の運動による視覚、脳、筋の三者の協働性を高める筋肉トレーニングを簡単に行うことができるので、本発明は有用である。
本発明の実施例1である筋トレーニング装置の概略構成を示す斜視図である。 同筋トレーニング装置の主に大胸筋と広背筋のトレーニングを行う配置を示す斜視図である。 第1型の検出装置を示す正面図である。 第1型の検出装置を示す左側面図である。 第1型の検出装置を示す右側面図である。 第1型の検出装置を示す平面図である。 第1型の検出装置を示す図4のVII−VII線方向の断面図である。 第2型の検出装置を示す正面図である。 第2型の検出装置を示す左側面図である。 第2型の検出装置を示す平面図である。 第2型の検出装置を示す図9のXI−XI線方向の断面図である。 第2型の検出装置の第1押圧板部分を示す平面図である。 表示板に表示される目標押圧力データMと実測押圧力データCとの関係を説明する説明図である。 筋トレーニング装置により主に大胸筋や広背筋のトレーニングを行う状態を説明する説明図である。 筋トレーニング装置により主に上腕筋や広背筋のトレーニングを行う状態を説明する説明図である。 筋トレーニング装置により主に内・外転筋のトレーニングを行う状態を説明する説明図である。 筋トレーニング装置により主に大腰筋のトレーニングを行う状態を説明する説明図である。 参考例1である主に下肢の蹴り力のトレーニングを行うため筋トレーニング装置を概略的に示す斜視図である。 参考例2である主にヒラメ筋のトレーニングを行うための筋トレーニング装置を概略的に示す斜視図である。
10…筋トレーニング装置、11…台、12…机、13…脚部材、14…上板部、16…椅子、21…操作装置、23…前後移動部、27…左右移動部、29…操作バー、31…左及び右押圧部、34…前後押圧部、41…第1型の押圧力検出装置、41A…左及び右押圧力検出装置、41B…前及び後押圧力検出装置、41C…左及び右下肢押圧力検出装置、41D…下肢押圧力検出装置、41F…蹴り押圧力検出装置、41G…戻り押圧力検出装置、41H…爪先押圧力検出装置、42…基部、43…押圧板、56…第2型の押圧力検出装置、56A…中央押圧力検出装置、56B…中央下肢押圧力検出装置、58,59…第1,第2押圧板、81…表示装置、82…表示板、85…電気制御装置、86…データ入力装置、90…筋トレーニング装置、91…台、92A…前支持部材、93…椅子、100…筋トレーニング装置、101…台、102…上支持部材、103,104…立ち台。

Claims (2)

  1. 机の上面に取り付けられて主に大胸筋と広背筋のトレーニングを行う者が両手でそれぞれ把持して操作することにより該机上面の左右方向に移動可能にされ、左右両側にそれぞれ押圧部を設けた左右一対の左及び右移動部と、
    前記机の上面の前記左及び右移動部を挟んだ左右両側に取り付けられて前記押圧部に押されたときにその押圧力を検出する一対の左及び右押圧力検出装置と、
    前記机の上面の中央にて前記左及び右移動部の間に取り付けられて前記押圧部に挟まれて押されたときにその押圧力を検出する中央押圧力検出装置と、
    前記机の上面に取り付けられて主に上腕筋と広背筋のトレーニングを行う者が両手で把持して操作することにより該机上面の前後方向に移動可能にされ、前後両側にそれぞれ押圧部を設けた前後移動部と、
    前記机の上面の前記前後移動部を挟んだ前後両側に取り付けられて該前後移動部の押圧部に押されたときにその押圧力を検出する一対の前及び後押圧力検出装置と、
    前記机の下面の左右両側に取り付けられて主に内・外転筋のトレーニングを行う者が両下肢を広げたときの両下肢外側部による押圧力を検出する一対の左及び右下肢押圧力検出装置と、
    前記机の下面の中央に取り付けられて前記トレーニングを行う者の両下肢に挟まれたときの両下肢内側部による押圧力を検出する中央下肢押圧力検出装置と、
    前記机の下面の中央の左右に取り付けられて主に大腰筋のトレーニングを行う者が両下肢を床面から離して持ち上げたときの両下肢上側部による押圧力を検出する一対の下肢押圧力検出装置と
    前記大胸筋と広背筋のトレーニング、前記上腕筋と広背筋のトレーニング、前記内・外転筋のトレーニング及び前記大腰筋のトレーニングについて、各トレーニングの程度に応じたそれぞれ複数の目標押圧力データを記憶したデータ記憶装置と、
    前記データ記憶装置に記憶された目標押圧力データから所定の目標押圧力データを選択するデータ選択装置と、
    前記机の向い側に立設された表示板を有する表示装置と、
    前記データ選択装置により選択されたいずれか一つのトレーニングについての目標押圧力データを、横軸に時間をとり縦軸に筋力データをとることにより時系列で変化するグラフとして前記表示装置に表示させると共に、該トレーニングに該当する前記左及び右押圧力検出装置あるいは中央押圧力検出装置、前記前及び後押圧力検出装置、前記左及び右下肢押圧力検出装置あるいは中央下肢押圧力検出装置、及び前記下肢押圧力検出装置の内のいずれか一つにより検出された押圧力検出結果を前記グラフに時系列を合わせて同時に前記表示装置に表示させるデータ制御装置とを備え、
    前記左及び右移動部、左及び右押圧力検出装置及び中央押圧力検出装置と、前記前後移動部と前及び後押圧力検出装置と、前記左及び右下肢押圧力検出装置と中央下肢押圧力検出装置と、前記下肢押圧力検出装置とが、トレーニングの種類に応じて選択されて前記机にそれぞれ着脱可能に取り付けられるものであり、
    前記左及び右移動部の押圧部が前記左及び右押圧力検出装置と中央押圧力検出装置を押圧した状態では該左及び右移動部自体が移動不能状態になっており、前記前後移動部の押圧部が前記前及び後押圧力検出装置を押圧した状態では該前後移動部自体は移動不能状態になっており、左右の下肢を広げて前記左及び右下肢押圧力検出装置を押圧した状態あるいは左右の下肢を狭めて前記中央下肢押圧力検出装置を挟んで押圧した状態では下肢は移動不能状態になっており、左右の下肢を上方に上げて前記左及び右の下肢押圧力検出装置を押圧した状態では下肢は移動不能状態になっており、それぞれ等尺性運動が行われることを特徴とする視覚・脳・筋トレーニング装置。
  2. 前記左及び右押圧力検出装置、前及び後押圧力検出装置、左及び右下肢押圧力検出装置及び下肢押圧力検出装置が、一方からの押圧力を検出する同一構成の第1型の検出装置であり、前記中央押圧力検出装置及び中央下肢押圧力検出装置が両方からの押圧力を検出する同一構成の第2型の検出装置であることを特徴とする請求項1に記載の視覚・脳・筋トレーニング装置。
JP2007295590A 2007-11-14 2007-11-14 視覚・脳・筋トレーニング装置 Active JP5002423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295590A JP5002423B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 視覚・脳・筋トレーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295590A JP5002423B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 視覚・脳・筋トレーニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009119003A JP2009119003A (ja) 2009-06-04
JP5002423B2 true JP5002423B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=40811838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007295590A Active JP5002423B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 視覚・脳・筋トレーニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5002423B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5342577B2 (ja) * 2011-02-24 2013-11-13 カシオ計算機株式会社 トレーニング管理装置、トレーニング装置及びプログラム
KR101481455B1 (ko) * 2013-05-02 2015-01-13 삼육대학교산학협력단 근력 및 뇌활성도에 영향을 미치는 가상현실기반 편마비 환자의 상지/하지 물리치료장치
KR101431426B1 (ko) * 2014-03-17 2014-08-19 주식회사 케디엠 멀티형 상지 근력 재활운동장치
KR101586028B1 (ko) * 2014-05-13 2016-01-15 주식회사 피앤에스미캐닉스 상지 운동 로봇 및 상지 운동 시스템

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3434501B2 (ja) * 2001-01-22 2003-08-11 山嶋 康弘 肢体能力退行予防装置
JP4274753B2 (ja) * 2002-07-12 2009-06-10 三菱プレシジョン株式会社 リハビリテーション装置
JP3822176B2 (ja) * 2003-03-03 2006-09-13 山嶋 康弘 肢体能力退行予防装置
JP3994093B2 (ja) * 2004-05-18 2007-10-17 智 岩尾 筋肉トレーニング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009119003A (ja) 2009-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8105206B2 (en) Exercise machine
JP5002423B2 (ja) 視覚・脳・筋トレーニング装置
JPS63500015A (ja) 運動機械
US6932750B1 (en) Exercise stand
JP3434501B2 (ja) 肢体能力退行予防装置
CN110270072B (zh) 一种健美操形体矫正训练装置
US8105216B2 (en) Exercise device for stomach muscles
JP5116064B2 (ja) ベンチプレス・フルスクワット・懸垂装置
JP2014171492A (ja) 運動用器具
US5492524A (en) Exercise equipment
KR20190024100A (ko) 난이도조절 팔굽혀펴기 측정기
JP3202923U (ja) スクワット・トレーニングマシーン
RU2624874C2 (ru) Аппаратно-программный комплекс scanme
JP2017158784A (ja) 運動器具
JP3994093B2 (ja) 筋肉トレーニング方法
JP3822176B2 (ja) 肢体能力退行予防装置
Pudlo et al. Experimental laboratory apparatus to analyze kinematics and 3D kinetics in rowing
JP2005152312A (ja) 立位練習器
JPH0115388Y2 (ja)
JP2012029911A (ja) 椅子
CN216456698U (zh) 惯性力划船训练器
CN213910248U (zh) 一种等长收缩测量下肢最大肌力的设备
JP3185542U (ja) エアロバイクマシンの仰臥台座
TWM539366U (zh) 健身椅(一)
CN214436173U (zh) 一种腿部训练器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5002423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250