JP5001746B2 - 学習支援システム - Google Patents
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Description
その学習をする態様として、そのための学校に通学する、通信講座を受講する、全くの独学をする等、種々の態様がある。
そして、実際に学習の計画を立てて学習を進めていくことについては、本来的に、受講者本人の主体性に任されている。
しかしながら、上述のことは、合格をかち得る上で非常に重要なことである一方で、受講者自身が自分のみで行うことは意外に困難であり、それが円滑に行われるか否かによって学習の効率が大きく左右され、ひいては、試験に合格できるか否かが大きく左右される。
なお、特許文献1には、学習意欲の減退を防止するためのシステムが開示されている。
次に、その学習者によって行動内容入力欄に入力された情報に基づいて、学習可能時間算出手段によって、学習者の1週間あたりの学習可能時間及び/又は1日あたりの平均の学習可能時間が算出される。
次に、学習プラン案内手段によって、その学習可能時間、及び、その学習者の試験までの期間に基づいて、学習プラン(特に、その学習者が受講するのに好適な学習プラン)が、その学習者のクライアント端末に対して案内される。
そして、学習者のクライアント端末において受講の申し込みを受けた学習プランについて、スケジュール作成手段によって、学習者の学習可能時間に基づいて、スケジュールが作成される。
そして、スケジュール作成手段によって作成されたスケジュールに沿って学習者が学習を進めるのにあたって、コメント提供手段によって、学習者の実際の学習の進捗度合いに応じて、学習者のクライアント端末に対してコメントが提供される。
また、その学習プランについて、学習者の学習可能時間に基づいて、スケジュールが作成されるため、学習者自身がスケジュールを作成する必要が回避される。
そして、学習者がそのスケジュールに沿って学習を進めていくにあたって、実際の学習の進捗度合い(すなわち、スケジュールどおりか、遅れがあるか、進みがあるか)に応じて、コメントが提供される。このため、学習者は、自身の学習の進捗度合いを客観的に認識することが可能となり、より適切に学習を進めていくことが可能となる。
次に、学習プラン案内手段によって、その学習可能時間、及び、その学習者の試験までの期間に基づいて、学習プラン(特に、その学習者が受講するのに好適な学習プラン)が、その学習者のクライアント端末に対して案内される。
そして、学習者のクライアント端末において受講の申し込みを受けた学習プランについて、スケジュール作成手段によって、学習者の学習可能時間に基づいて、スケジュールが作成される。
そして、スケジュール作成手段によって作成されたスケジュールに沿って学習者が学習を進めるのにあたって、コメント提供手段によって、学習者の実際の学習の進捗度合いに応じて、学習者のクライアント端末に対してコメントが提供される。
また、その学習プランについて、学習者の学習可能時間に基づいて、スケジュールが作成されるため、学習者自身がスケジュールを作成する必要が回避される。
そして、学習者がそのスケジュールに沿って学習を進めていくにあたって、実際の学習の進捗度合い(すなわち、スケジュールどおりか、遅れがあるか、進みがあるか)に応じて、コメントが提供される。このため、学習者は、自身の学習の進捗度合いを客観的に認識することが可能となり、より適切に学習を進めていくことが可能となる。
スケジュール作成手段によって作成されたスケジュールに沿って学習者が学習を進めるのにあたって、実際の学習の進捗度合いに応じて、学習プラン変更手段によって、学習プランの変更が行われる。
このため、学習者の実際の学習が当初の学習プランより遅れた場合でも、その学習者は無理なく学習を進めることができるとともに、学習者の実際の学習が当初の学習プランよりも進んだ場合には、より多くの学習をすることが可能となり、より適切に学習を進めることが可能となる。
この受験勉強支援システムは、学習者(受講者)が国家試験等の試験の合格に向けて学習をするための通信講座に付随するものである。
トNに接続される。
図2に示すように、記憶部30には、プログラム記憶部31,講座・学習プラン内容記憶部32,試験情報記憶部33,学習可能時間算出画面フォーム記憶部34,作業用記憶部35,受講者情報記憶部40(第1受講者情報記憶部40A,第2受講者情報記憶部40B,…第n受講者情報記憶部40N,…)等がある。
講座・学習プラン内容記憶部32には、この運営者が提供する講座(例えば、行政書士の試験のための資格講座における各講座)や、学習プランの内容が記憶されている。後に詳述するように、各講座としては、例えば、戦略立案講座,入門講座,基礎講座,過去問講座(A型〜D型),合格必勝講座がある。学習プランとは、例えば、それらの講座が組み合わされて作成されるものである。
試験情報記憶部33には、この運営者が提供する通信講座が対象とする国家試験等の試験(例えば、行政書士の試験)の期日等の情報が記憶されている。
学習可能時間算出画面フォーム記憶部34には、後述する学習可能時間算出画面のフォームが記憶されている。
作業用記憶部35には、サーバ10が各種の作業をする際に、一時的に各種の情報が記憶される。
基礎的個人情報記憶部41には、その受講者の氏名,住所,性別,年齢等が記憶される。
学習可能時間記憶部42には、その受講者が1週間に学習することができる時間(すなわち、1週間あたりの学習可能時間)、及び、その1日平均の学習可能時間が記憶される。
受講学習プラン・講座内容記憶部43には、その受講者が受講する学習プラン、及び、その学習プランに含まれる講座内容について記憶される。すなわち、講座・学習プラン内容記憶部32に記憶されている内容のうちのいずれのものが該当するかの情報等が記憶される。
まず、受講者が所定の学習プランについて受講を申し込む際の流れについて、図3−1及び図3−2のフローチャート等に基づいて説明する。
ある受講者のクライアント端末50が操作されることによって、その受講者のクライアント端末50が、サーバ10にアクセスする(ステップSB11)。
そして、その受講者のクライアント端末50においては、学習可能時間算出画面100が(図5)が表示される(ステップSB12)。
計算要求ボタン105は、各曜日行動内容入力欄110に所定の内容が入力された状態で、その情報に基づいて1週間あたりの学習可能時間等の計算をすることを要求するためのボタンである。
各曜日時間分析表示欄112は、各曜日ごとに1日24時間を3つの種類の時間帯(非拘束時間帯,半拘束時間帯,拘束時間帯)に分類した際における各時間帯ごとの合計時間を表示する欄である。
学習可能時間算出経過表示欄114は、各曜日時間分析表示欄112において表示された値に基づいて、1週間分の学習可能時間を算出する際の経過を表示する欄である。
学習可能時間表示欄116は、1週間分の学習可能時間を算出し、表示する欄である。1週間あたりの学習可能時間及び1日平均の学習可能時間が表示される。
それに併せて、必須行為入力用アイコン群111が設けられている。必須行為入力用アイコン群111には、睡眠入力用アイコン,通勤入力用アイコン,…,朝食入力用アイコン,…,等である。
例えば、その受講者が、平日には午前0時〜7時、土曜日には午前0時〜9時半、日曜日には午前0時〜10時半に睡眠をとる場合には、その各時間帯に「睡眠」という表示がされる。すなわち、例えば、月曜日の午前0時〜7時の部分が入力可能状態とされた状態で、睡眠入力用アイコンがクリックされることによって、月曜日の当該時間帯に「睡眠」が表示される。
同様にして、その受講者が通勤する時間帯には「通勤」の入力/表示がされ、会社(職場)での勤務を行う時間帯には「会社」の入力/表示がされる。また、その受講者が朝食,昼食,夕食をとる時間帯には「朝食」,「昼食」,「夕食」の入力/表示がされる。
すなわち、「睡眠」「会社」等の時間帯は、学習をすることができない時間帯(「拘束時間帯」という)であるため、その各時間帯には「×」の表示がされる。
一方、「朝食/昼食/夕食」「通勤」「入浴」等の時間帯は、いわゆる「ながら学習」をすることができる時間帯(「半拘束時間帯」という)であるため、その各時間帯には「△」の表示がされる。
それらの行為が入力されなかった時間帯は拘束されない時間帯(「非拘束時間帯」という)であるため、その各時間帯には「○」の表示がされる。正確にいえば、もともとすべての時間帯に「○」の表示がされており、上述のように各必須行為が入力された時間帯が「×」又は「△」の表示に変更され、必須行為が入力されなかった時間帯については、「○」の表示が維持されるのである。
しかし、各時間帯ごとを3種類の時間帯に区別するのは、計算要求ボタン105が操作(クリック)される(そのことは次述)ことに基づいてサーバ10によって行われ、サーバ10からの送信に基づいて上記3種類の時間帯に区別されて表示される、という態様でもよい。
それを受けて、サーバ10において、次述のような各種の計算がされる(ステップSA12)。このステップSA12が、本発明の「学習可能時間算出手段」に該当する。
その計算経過及び計算結果の内容が、その受講者のクライアント端末50に送信され(ステップSA13)、その受講者のクライアント端末50において表示される(ステップSB15)。
また、各曜日ごとにおいて、半拘束時間帯(「△」の表示がされた時間帯)の合計時間(「半拘束時間」という)が、各曜日時間分析表示欄112のうちの半拘束時間表示部(符号省略)において表示される。
また、各曜日ごとにおいて、非拘束時間帯(「○」の表示がされた時間帯)の合計時間(「非拘束時間」という)が、各曜日時間分析表示欄112のうちの非拘束時間表示部(符号省略)において表示される。
まず、各曜日の非拘束時間帯/半拘束時間帯の合計の時間(すなわち、1週間の非拘束時間の合計/1週間の半拘束時間の合計)が算出され、その各値が学習可能時間算出経過表示欄114のうちの各合計表示部(符号省略)において表示される。
例えば、この場合、1週間の非拘束時間の合計は32時間00分であり、1週間の半拘束時間の合計は27時間00分である。
その各値に基づいて、非拘束時間帯/半拘束時間帯における実際的学習最大時間が算出される。非拘束時間帯においては、その非拘束時間の合計に1/2を乗じた値が実際的学習最大時間とされる。半拘束時間帯においては、その半拘束時間の合計に1/3を乗じた値が実際的学習最大時間とされる。その各値が学習可能時間算出経過表示欄114のうちの各実際的学習最大時間表示部(符号省略)において表示される。
例えば、この場合、その各値に基づいて、非拘束時間帯における実際的学習最大時間は16時間00分となり、半拘束時間帯における実際的学習最大時間は9時間00分となる。
その両値が合計された値が1週間あたりの学習可能時間とされ、その値を7で除した値が1日平均の学習可能時間とされ、各々、学習可能時間表示欄116の1週間学習可能時間表示部116a,1日平均学習可能時間表示部116bにおいて表示される。
例えば、この場合、1週間あたりの学習可能時間は25時間となり、1日平均の学習可能時間は3.6時間となる。
この場合、そのフローチャートは、図3−1のフローチャートにおいてステップSB14,ステップSA12,ステップSA13が削除された内容となり、ステップSA11が、本発明の「学習可能時間算出画面送信手段」に該当することとなる。また、学習可能時間算出画面100が、本発明の「学習可能時間算出画面」に該当することとなる。
図7に示すように、本試験期日情報画面120においては、基本的には、本試験についての複数の期日が表示される。
ここで、この「本試験」とは、このサーバ10を運営するとともに通信講座を運営する事業者が提供する当該通信講座において対象とされている国家試験等の本試験のことである。なお、複数の国家試験等についての講座を有している場合には、本試験の期日が表示される段階の前のいずれかの段階において、いずれの国家試験についての講座を受けるかを選択するための段階が存在する。
まず、残り期間が計算される。残り期間とは、現在(サーバ10がこの作動をしてる時点(日))から、上述のようにしてこの受講者が選択した本試験の期日までの間の期間である。例えば、現在が2007年6月○日で、選択された試験の日が2007年11月の場合は、残り期間が18週間と計算される。
次に、前述の1週間あたりの学習可能時間と上述の残り期間とが乗じられて、残り期間学習可能時間が算出される。すなわち、例えば、残り期間が18週間であって、1週間学習可能時間が25時間00分の場合は、25時間00分×18週間=450時間00分と算出される。
例えば、今回の場合、300時間学習プラン(標準学習時間が300時間のプラン),400時間学習プラン(標準学習時間が400時間のプラン),500時間学習プラン(標準学習時間が500時間のプラン)である。これらの具体的内容については後に詳述する。
なお、標準学習時間が残り期間学習可能時間(今回の場合450時間)に近い学習プランが講座・学習プラン内容記憶部32に存在していない場合等においては、適宜、各講座が組み合わされて学習プランが作成される。
また、残り期間学習可能時間が所定以上に短く、学習プランを作成することができない場合は、その旨の決定がされる。
そして、その受講者のクライアント端末50において、学習プラン案内画面130(図8)が表示される(ステップSB19)。
なお、上述のようにして学習プランを作成することができない旨の決定がされた場合は、学習プラン案内画面130に代わって、その旨の決定が送信され、その受講者のクライアント端末50においてその旨の表示がされる。
図8に示すように、学習プラン案内画面130には、残り期間表示部132,学習可能時間表示部134,学習プラン表示部140がある。
学習可能時間表示部134には、残り期間学習可能時間表示部134a,1週間学習可能時間表示部134b,1日平均学習可能時間表示部134cがある。
前述と同様に、1週間学習可能時間表示部134bに1週間あたりの学習可能時間が表示され(この場合、25時間)、1日平均学習可能時間表示部134cに1日平均の学習可能時間が表示される(この場合、3.6時間)。
残り期間学習可能時間表示部134aには、前述のようにして算出された残り期間学習可能時間が表示される。例えば、この場合、450時間00分である。
第1学習プラン表示部140aには、300時間学習プランが表示されている。300時間学習プランとは、標準学習時間(後述)が300時間のプランである(以下同様である)。第2学習プラン表示部140bには、400時間学習プランが表示されている。第3学習プラン表示部140cには500時間学習プランが表示されている。
この学習プラン表示部140(各学習プラン表示部140a〜140c)(正確には、それらに表示された学習プラン)が、本発明の「学習プラン」に該当する。
いずれかの学習プラン表示部140a〜140cの詳細情報要求ボタン142が操作(クリック)されると、ステップSB20でYesとなり、その旨の信号がサーバ10に送信される(ステップSB21)。
それを受けて、サーバ10から、当該学習プランの詳細情報がその受講者のクライアント端末50に対して送信され(ステップSA17)、その受講者のクライアント端末50において、当該学習プランの詳細情報画面150a〜150c(図9−1,図9−2A,図9−2B,図9−2C)が、別のウィンドウとして表示される(ステップSB22)。
カリキュラムとして、すべての学習プランにおいて、戦略立案講座,入門講座,基礎講座,過去問講座,合格必勝講座がある。
各学習プランについて、各々、学習プラン案内画面130(図8)の各学習プラン表示部140a〜140c、及び、各学習プランの詳細情報画面150a〜150c(図9−1,図9−2A,図9−2B,図9−2C)に基づいて、説明する。
各学習プランにおける相違点は、過去問講座にある。過去問講座とは、受講者に対して過去問(過去の本試験の問題)を出題するというタイプの講座である。
過去問講座として、複数種類の講座が準備されており(この場合、A型〜D型の4種類の講座)、それらのうちいずれのものを合計でいくつ組み入れるかによって、全体としての履修時間が異なる複数の学習プラン(300時間,400時間,500時間学習プラン)が作成されているのである。
図8及び図9−2Bに示すように、400時間学習プランでは、過去問講座において、2つの型(B型,C型)が組み入れられている。そのことが、過去問講座巡回数が2として表示されている(図8)。
図8及び図9−2Cに示すように、500時間学習プランでは、過去問講座において、3つの型(B型〜D型)が組み入れられている。そのことが、過去問講座巡回数が3として表示されている(図8)。
それに基づいて、一般のレベルの受講者が必要とする時間が算出され、その値が標準学習時間として表示される。具体的には、標準学習時間は、最短学習時間に約10/7を乗じて算出される。
すなわち、標準学習時間が残り期間学習可能時間以内の学習プランのうち、標準学習時間が最大のものが「オススメ」とされる。
例えば、今回の例のように、残り期間学習可能時間が450時間00分の場合は、300時間学習プラン及び400時間学習プランが、標準学習時間が残り期間学習可能時間以内のプランであり、そのうち標準学習時間が最大のものは400時間学習プランがである。このため、400時間学習プランが「オススメ」とされる。
図9−1に示すように、300時間学習プラン,400時間学習プラン,500時間学習プランとも、戦略立案講座及び入門講座においては、テキスト(戦略立案講座及び入門講座のテキスト)の全ページが該当するとともに、DVD(戦略立案講座及び入門講座の講義が記録されたDVD)の全部(210分)が該当する。テキストには、30問のチェックテストが付随している。
そして、DVDを視聴する時間として210分、学習計画(戦略)を立案する時間として180分、テキストを精読する時間として300分、テキストを一読する時間として100分、チェックテスト演習を行う時間として30分が設定されている。これらの時間は、最短学習時間(前述)の基準(内訳)となる時間である(以下同様である)。
このようにして、合計の学習時間は820分(13.7時間)と設定されている。
そのうち、例えば、憲法2においては、テキスト(憲法のテキスト)の第33ページ〜第63ページが該当し、DVD(憲法の講義が記録されたDVD)の収録時間は129分である。テキストには37問のチェックテストが付随している。
そして、第1回目の学習として、DVDの視聴と、その日の夜の復習がある。「その日の夜の復習」とは、テキストを見ながら、DVDの講義の内容を思い出すというものである。DVDを視聴する学習時間として129分、その日の夜の復習の時間として93分が設定されている。
第2回目の学習とは、第1回目の学習の日の翌日に行う学習である。第2回目の学習として、テキストの精読とチェックテストの演習がある。テキストを精読する時間として93分、チェックテスト演習を行う時間として74分が設定されている。
第3回目の学習とは、第2回目の学習の日の1週間後に行う学習である。第3回目の学習として、テキストの一読と確認テストの実施がある。確認テストとは、上述のチェックテストを再度行う確認のテストのことである。テキストを一読する時間として31分、確認テストを行う時間として30分が設定されている。
このようにして、この憲法2の合計の学習時間は、450分(7.5時間)と設定されている。
以上のようにして、上述の各科目ごとにカリキュラムが組まれており、基礎講座全体の合計時間は、103.8時間と設定されている。
そのうち、例えば、行政法1においては、難易度がAランクの過去問(過去の本試験の問題)が15問,難易度がBランク又はCランクの過去問が12問ある。
過去問講座のうちの行政法(1〜3)には、本DVD(過去問についてのDVDのことをいう。正確には、この場合、行政法の過去問についての講義が記録されたDVD)が伴っている。その本DVDのうち行政法1の部分の収録時間は50分であり、その講義のうちの行政法1の講義には20問の演習問題が含まれている。
そして、大枠として、前述の基礎講座のDVD(行政法の講義が記録されたDVD)のうち行政法1の部分の視聴と、テキストの精読と、本DVDのうち行政法1の部分の視聴と、その本DVDにおける演習と、Aランクの過去問の演習と、B・Cランクの過去問の演習が組み込まれている。
そして、再度、いずれかの学習プラン(一般的には他の学習プラン)についての詳細情報の請求がされた場合は(ステップSB20でYes)、その学習プランについて、再度、ステップSB21及びステップSA17を経て、その受講者のクライアント端末50において詳細情報が表示される(ステップSB22)。
なお、いずれかのタイミングにおいて、詳細情報画面150a〜150cについて閉じるための操作がされることによって、その詳細情報画面150a〜150cが閉じられる。
学習プラン案内画面130(図8)において、いずれかの学習プランの受講申し込みボタン144が操作(クリック)されることによって、ステップSB20でNoとなり、ステップSB23においてYesとなり、その受講者のクライアント端末50からサーバ10に対して、その学習プランについての登録要求の信号が送信される(ステップSB24)。
すなわち、記憶部30(図2)のうちの第n受講者情報記憶部40N(n,Nは所定の自然数)において、各種の情報が記憶される。その基礎的個人情報記憶部41において、その受講者の氏名等が記憶される。学習可能時間記憶部42において、前述のようにして算出された学習可能時間等が記憶される。その受講学習プラン・講座内容記憶部43において、その受講者が受講する学習プラン及びその学習プランに含まれる各講座について、記憶される。
なお、この登録がされる前の段階では、各種の情報は、記憶部30のうちの作業用記憶部35に記憶される。登録の際に、それまで作業用記憶部35に記憶されていた情報が、該当する第n受講者情報記憶部40Nの各記憶部41〜44に移されるのである。
スケジュールは、その受講者の学習可能時間を基準として、各講座の各科目について、いつ(すなわち、何月何日に)学習するかの学習予定日が設定されることによって作成され、スケジュール表160(図10)における学習予定日表示部162に埋められる日付が決定される。スケジュール表160については、後に詳述する。
このスケジュール表160(正確には、それに表示されたスケジュール)が、本発明の「スケジュール」に該当する。
受講者がサーバ10にアクセスすると(ステップSB51)、サーバ10から、その講座についてのスケジュール表160が送信され(ステップSA51)、その受講者のクライアント端末50において、そのスケジュール表160(図10)が表示される(ステップSB52)。
スケジュールは、受講者の1週間あたりの学習可能時間に基づいて作成されている。すなわち、まず、その受講者の1週間あたりの学習可能時間を基準にして、1週間ごとの学習時間が、その1週間あたりの学習可能時間以内となるようにして、各曜日ごとに学習細分化単位が割り振られて、大まかなスケジュールが作成される。そして、その1週間ごとの各学習細分化単位をその1週間の各曜日に均等又はほぼ均等に振り分けて、スケジュールが作成される。
なお、1週間のうちの各曜日の学習可能時間には本来的にバラツキがあるため、それに対応して、1日ごとにスケジュールが作成されてもよい。すなわち、各日の学習時間がその各曜日の学習可能時間以内となるように、各日ごとに学習細分化単位が割り振られるという態様でもよい。
スケジュール表160には、各学習細分化単位ごとに、学習予定日表示部162の他、チェック欄163,学習日入力欄164,コメント表示部165が設けられている。また、適宜、送信ボタン166,変更希望ボタン168が設けられている。
次に、送信ボタン166が操作(クリック)されることによって、そのスケジュール表160がサーバ10に送信される(ステップSB54)。
それを受けて、サーバ10において、新たに入力された学習日について学習予定日と比較され、学習の進捗状況のチェックがされる(ステップSA52)。
そして、以下のように、それに基づいて、該当する学習細分化単位のコメント表示部165に、コメントが記入される(ステップSA55,SA72,SA76,SA82,SA86)。また、適宜、学習プラン及びスケジュールの変更もされる(ステップSA74,SA75,SA84,SA85)。
なお、このコメント表示部165(正確には、それに表示されたコメント)が、本発明の「コメント」に該当する。
そして、そのスケジュール表160が、受講者のクライアント端末50において表示される(ステップSB55)。
そして、そのスケジュール表160が、受講者のクライアント端末50に送信され(ステップSA56)、受講者のクライアント端末50において表示される(ステップSB55)。
なお、上述の2つのコメントのうちのいずれが記入されるかは、学習の遅れ度合いによって決定される。
そして、そのスケジュール表160が、受講者のクライアント端末50に送信され(ステップSA56)、受講者のクライアント端末50において表示される(ステップSB55)。
なお、上述の2つのコメントのうちのいずれが記入されるかは、学習の進み度合いによって決定される。
ステップSA73においては、学習プランの変更(受講内容を少なくする方向での学習プランの変更)が可能か否かが判断される。
具体的には、その受講者が400時間学習プランを受講している場合において、過去問講座のC型を割愛し得るか否かが判断される。すなわち、すでに過去問講座のC型が割愛されている場合は、それ以上の学習プランの変更は不可能であるが、そのような事情がない場合には割愛し得ると判断される。
そのような学習プランの変更が可能の場合は、図11A−1→図11A−2に示すように、そのように(すなわち、過去問講座のC型が割愛される、という内容で)、学習プランが変更される(ステップSA74)。このステップSA74が、本発明の「学習プラン変更手段」に該当する。
また、その学習プランの変更に伴って、スケジュールが変更される(ステップSA75)。
それとともに、そのように学習プランが変更された旨のコメント、すなわち「過去問講座のC型は取り止めることとなりました。」旨のコメントが、そのコメント表示部165に記入される(ステップSA76)。
そして、そのスケジュール表160が受講者のクライアント端末50に送信され(ステップSA56)、図11A−2に示すように、受講者のクライアント端末50において表示される(ステップSB55)。
なお、受講者が500時間学習プランを受講している場合においては、過去問講座のD型が割愛される。また、受講者が300時間学習プランを受講している場合においては、学習プランの変更はない。
また、後述するようにして以前に受講内容を多くする方向での学習プランの変更が行われている場合は、まずは、その変更がキャンセルされる形態で、学習プランの変更が行われる。
すなわち、すでに学習プランについて内容を最大限増加させる変更がされているか否かが判断される。
そのような事情がない場合は、受講内容を多くする方向で、学習プランが変更される(ステップS84)。このステップSA84が、本発明の「学習プラン変更手段」に該当する。
学習プランの変更として、具体的には、まず、合格必勝講座の時間が延長される。
また、すでにそのようにして合格必勝講座の時間が延長されており、かつ、予定よりも実際の学習が再度所定以上に進んだ場合は、図11B−1→図11B−2に示すように、合格必勝講座の時間の延長が取り止めとなるとともに、過去問講座のA型〜D型のうちのいずれかが追加される。
また、さらに予定よりも実際の学習が所定以上に進んだ場合は、再度、合格必勝講座の時間が延長される。
また、その学習プランの変更に伴って、スケジュールが変更される(ステップSA85)。
それとともに、そのように学習プランが変更された旨のコメント、すなわち、例えば「過去問講座のD型を追加します。」旨のコメントが、そのコメント表示部165に記入される(ステップSA86)。
そして、そのスケジュール表160が受講者のクライアント端末50に送信され(ステップSA56)、図11B−2に示すように、受講者のクライアント端末50において表示される(ステップSB55)。
なお、前述したようにして以前に受講内容を少なくする方向での学習プランの変更が行われている場合は、まずは、その変更がキャンセルされる形態で、学習プランの変更が行われる。
以上のようにして、適宜、サーバ10側が主体となって学習プラン及びスケジュールの変更が行われる。
受講者のクライアント端末50に表示されたスケジュール表160において、変更希望ボタン168が操作(クリック)されることによって、ステップSB61でYesとなり、スケジュール変更要求の信号がサーバ10に送信される(ステップSB62)。
そのことを詳細に説明すれば、図示はしないが、その旨の信号が送信されることに基づいて、サーバ10から、どのような変更を希望するかを入力するための画面が、そのクライアント端末50に送信され、そのクライアント端末50において表示される。そして、それに対して、スケジュール変更の具体的内容が入力され、サーバ10に送信される。
一方、スケジュールの変更が日程的に不可能な場合は(ステップSA61でNo)、スケジュールの変更はされず、その旨のコメントがコメント表示欄等に記入される(ステップSA63)。そして、スケジュール表160又はその旨のコメントが記入された画面の情報がそのクライアント端末50に送信され(ステップSA64)、そのクライアント端末50において表示される(ステップSB63)。
それとともに、実際の学習の進捗度合い(すなわち、そのスケジュール(学習予定日)と実際の学習日との関係)に応じて、種々のコメントがサーバ10からその受講者のクライアント端末50に対して送信される。
また、進捗度合いに応じて、適宜、学習プランの変更がされ、スケジュールの変更がされる。受講者の希望によっても、適宜、スケジュールの変更がされる。
50 受講者のクライアント端末(学習者のクライアント端末)
100 学習可能時間算出画面
110 各曜日行動内容入力欄(行動内容入力欄)
140 学習プラン表示部(学習プラン)
160 スケジュール表(スケジュール)
165 コメント表示部(コメント)
ステップSA11 行動内容入力欄送信手段/学習可能時間算出画面送信手段
ステップSA12 学習可能時間算出手段
ステップSA16 学習プラン案内手段
ステップSA19 スケジュール作成手段
ステップSA56 コメント提供手段
ステップSA74,ステップSA84 学習プラン変更手段
Claims (3)
- 国家試験その他の試験のための学習をする学習者のクライアント端末とネットワークを介して接続され得るサーバを有するシステムであって、
前記サーバは、
学習者の1週間あたりの行動について入力される行動内容入力欄を当該学習者のクライアント端末に対して送信する行動内容入力欄送信手段と、
前記行動内容入力欄に入力された情報に基づいて当該学習者の1週間あたりの学習可能時間及び/又は1日あたりの平均の学習可能時間を算出する学習可能時間算出手段と、
前記学習可能時間算出手段によって算出された前記学習者の学習可能時間、及び、当該学習者の前記試験までの期間に基づいて、当該学習者のクライアント端末に対して学習プランを案内する学習プラン案内手段と、
前記学習者のクライアント端末において受講の申し込みを受けた学習プランについて、当該学習者の学習可能時間に基づいてスケジュールを作成するスケジュール作成手段と、
前記スケジュール作成手段によって作成されたスケジュールに沿って前記学習者が学習を進めるのにあたって、当該学習者の実際の学習の進捗度合いに応じて、当該学習者のクライアント端末に対してコメントを提供するコメント提供手段と
を有する、学習支援システム。 - 国家試験その他の試験のための学習をする学習者のクライアント端末とネットワークを介して接続され得るサーバを有するシステムであって、
前記サーバは、
学習者の1週間あたりの行動について入力されることに基づいて当該学習者の1週間あたりの学習可能時間及び/又は1日あたりの平均の学習可能時間を算出するために表示する入力画面としての学習可能時間算出画面の情報を、当該学習者のクライアント端末に対して送信する学習可能時間算出画面送信手段と、
前記学習可能時間算出画面において算出された前記学習者の学習可能時間、及び、当該学習者の前記試験までの期間に基づいて、当該学習者のクライアント端末に対して学習プランを案内する学習プラン案内手段と、
前記学習者のクライアント端末において受講の申し込みを受けた学習プランについて、当該学習者の学習可能時間に基づいてスケジュールを作成するスケジュール作成手段と、
前記スケジュール作成手段によって作成されたスケジュールに沿って前記学習者が学習を進めるのにあたって、当該学習者の実際の学習の進捗度合いに応じて、当該学習者のクライアント端末に対してコメントを提供するコメント提供手段と
を有する、学習支援システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の学習支援システムであって、
前記サーバは、さらに、
前記学習者のクライアント端末において受講の申し込みを受けた学習プランについて前記スケジュール作成手段によって作成されたスケジュールに沿って当該学習者が学習を進めるのにあたって、当該学習者の実際の学習の進捗度合いに応じて、前記学習プランの変更を行う学習プラン変更手段
を有する、学習支援システム。
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