JP5001713B2 - モータトルク測定方法及びモータトルク測定装置 - Google Patents
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Description
従来、直流モータのトルク測定は、モータの出力軸に負荷を与えながらモータ電流値と出力軸の角速度(すなわち、回転速度)、そして負荷トルクを測定することで行われていた。
そこで、この従来の方法の改良として、トルク計やブレーキ装置を必要としない特性測定装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このように、モータの電流と電圧を測定し、これらの波形のみに基づいてトルクを算出することができるため、従来の測定方法のようにトルク計や回転エンコーダなどを設け、これらをモータの出力軸に取り付ける必要がない。
KE=VE/ω0 ・・・式(1)
(ここで、KE:誘起電圧定数、VE:誘起電圧、ω0:無負荷角速度である。)に基づいて前記誘起電圧定数を算出することが好ましい。
ω0=(V/KE)−(R/KE)・I0 ・・・式(2)
ω1=(V/KE)−(R/KE)・I1 ・・・式(3)
(ここで、ω0:無負荷角速度、I0:無負荷電流値、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、ω1:ロック時角速度、I1:ロック時電流値である。)に基づいて前記電源電圧−ブラシ部降下電圧を算出することが好ましい。
ω=(V/KE)−(R/KE)・I ・・・式(4)
(ここで、ω:角速度、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、I:電流値である。)に基づいて角速度−電流値特性を算出し、前記起動電流波形と前記角速度−電流値特性に基づいて前記角速度−時間特性を算出することが好ましい。
J=τ・KT・KE/R ・・・式(5)
(ここで、J:慣性モーメント、τ:機械的時定数、KT:トルク定数、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗である。)に基づいて前記慣性モーメントを算出すると好適である。
T=J・dω/dt ・・・式(6)
(ここで、T:トルク、J:慣性モーメント、dω/dt:角加速度である。)に基づいて前記トルク−時間特性を算出することが好ましい。
KE=VE/ω0 ・・・式(1)
(ここで、KE:誘起電圧定数、VE:誘起電圧、ω0:無負荷角速度である。)に基づいて前記誘起電圧定数を算出することが好ましい。
ω0=(V/KE)−(R/KE)・I0 ・・・式(2)
ω1=(V/KE)−(R/KE)・I1 ・・・式(3)
(ここで、ω0:無負荷角速度、I0:無負荷電流値、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、ω1:ロック時角速度、I1:ロック時電流値である。)に基づいて前記電源電圧−ブラシ部降下電圧を算出することが好ましい。
ω=(V/KE)−(R/KE)・I ・・・式(4)
(ここで、ω:角速度、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、I:電流値である。)に基づいて角速度−電流値特性を算出し、前記起動電流波形と前記角速度−電流値特性に基づいて前記角速度−時間特性を算出することが好ましい。
J=τ・KT・KE/R ・・・式(5)
(ここで、J:慣性モーメント、τ:機械的時定数、KT:トルク定数、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗である。)に基づいて前記慣性モーメントを算出すると好適である。
T=J・dω/dt ・・・式(6)
(ここで、T:トルク、J:慣性モーメント、dω/dt:角加速度である。)に基づいて前記トルク−時間特性を算出することが好ましい。
そして、この推定は、モータの電流波形として、起動電流のピーク値以降から定常電流になるまでの減衰部の電流波形を用いることで実現できる。
本実施形態のモータトルク測定装置1は、モータMに電力を供給する電源3と、電源3とモータMとの間でオン/オフを切り換えるスイッチ2と、モータMに流れる電流値を検知する電流センサ4と、モータMのトルクを演算するコントローラ5と、を主要な構成要素として備えている。
なお、電圧計測部5aは、本発明の誘起電圧波形計測部に相当する。
なお、電流計測部5bは、本発明の起動電流波形計測部と無負荷電流波形計測部に相当する。
演算部5cは、DSPやCPUなどの演算装置と、メモリなどの記憶装置などで構成されている。メモリには、モータMのトルク等の特性を算出するモータ特性算出プログラムが格納されており、演算装置はモータ特性算出プログラムを実行してトルクなどのモータ特性値を算出する。また、メモリには、演算結果を一時的に記憶できるように構成されている。モータ特性算出プログラムの詳細については、後述する。
なお、演算部5cは、本発明のトルク演算部に相当する。
モータトルク測定装置1は、モータMに流れる電流と電圧を測定し、この測定結果に基づいて演算部5cのモータ特性算出プログラムを実行し、モータMの負荷トルクを算出する。
まず、図1のモータトルク測定装置1において、電流センサ4で検知される電流値を電流計測部5bでモニタし、モータMに流れる電流の電流値を計測する。電流値の計測は、スイッチ2をオンする前から開始する(ステップS1)。
一般に、直流モータでは、
1.電気的時定数が機械的時定数に比べて十分小さいこと
2.モータ軸の粘性抵抗が十分小さく無視できる程度であること
の前提がある場合、モータMに一定電圧を印加したときの速度起動特性は、1次遅れの応答となる。
τ=J・R/KT・KE ・・・式(5')
(ここで、τ:機械的時定数、J:慣性モーメント、R:巻線抵抗、KT:トルク定数、KE:誘起電圧定数、である。)
インダクタンスの影響をゼロと仮定すると、モータMの角速度と電流には、以下の式(4)に示す関係が成り立つ。
ω=(V/KE)−(R/KE)・I ・・・式(4)
(ここで、ω:角速度、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、I:電流値である。)
まず、モータMのロック時(起動電流のピーク時)における電流値をI1、このときの角速度をω1、無負荷時の電流値をI0、このときの角速度をω0としたとき、下記式(2)、(3)
ω0=(V/KE)−(R/KE)・I0 ・・・式(2)
ω1=(V/KE)−(R/KE)・I1 ・・・式(3)
(ここで、ω0:無負荷角速度、I0:無負荷電流値、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、ω1:ロック時角速度、I1:ロック時電流値である。)の関係が成立する。
これら式(2)、(3)を連立方程式として、巻線抵抗Rと電源電圧−ブラシ部降下電圧Vを算出する。
具体的には、無負荷電流値I0は、図4の無負荷電流波形の平均値を算出することで求められる。なお、平均値の替わりに実効値を用いてもよい。
ロック時電流値I1は、起動電流ピーク時の電流値(ピーク値)として求められる。また、ロック時にはモータMは回転していないため、ロック時角速度ω1はゼロとなる。
誘起電圧定数KE、誘起電圧VE、無負荷角速度ω0との間には、以下の式(1)の関係式が成り立つ。
KE=VE/ω0 ・・・式(1)
(ここで、KE:誘起電圧定数、VE:誘起電圧、ω0:無負荷角速度である。)
ステップS7で測定した誘起電圧波形(図5参照)から、スイッチ2をオフにした直後の誘起電圧VEを算出し、これをステップS8で算出した無負荷角速度ω0で除算して誘起電圧定数KEを算出する。
また、ステップS3で測定された起動電流波形のうちピーク値以降の減衰部における電流−時間特性に基づいて、式(4)から図7に示す角速度−時間特性のグラフを得る(ステップS12)。
以上のステップS8〜S12は、本発明の角速度−時間特性算出工程に相当する。なお、ステップS8〜S11の順序は、上述した順序に限定されず、任意の順で行うことができる。
J=τ・KT・KE/R ・・・式(5)
(ここで、J:慣性モーメント、τ:機械的時定数、KT:トルク定数、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗である。)
また、トルク定数KTは、誘起電圧定数KEと等しいため、ステップS10で算出された誘起電圧定数KEをトルク定数KTとする。
これらの定数を式(5)に代入して慣性モーメントJを算出する。
以上のステップS13、S14は、本発明の慣性モーメント算出工程に相当する。
T=J・dω/dt ・・・式(6)
(ここで、T:トルク、J:慣性モーメント、dω/dt:角加速度である。)
また、トルク−角速度特性と式(4)に基づいて、図10に示すトルク−電流特性を算出することができる。
ただし、一般に、起動特性は細かな振動を伴うため、上記の測定値から回帰直線を求め、静的なトルク−角速度特性とトルク−電流特性とする。
以上のステップS15、S16が、本発明のトルク−時間特性算出工程に相当する。
Claims (18)
- 回転するロータを備えたブラシ付き直流モータのトルクを測定するモータトルク測定方法であって、
電源によりモータに起動電圧を印加して起動する起動ステップと、
前記起動後から前記モータが無負荷で定常回転するまでの間に前記モータに流れる起動電流の波形を起動電流波形として測定する起動電流波形測定ステップと、
前記モータが無負荷で定常回転している間に前記モータに流れる無負荷電流の波形を無負荷電流波形として測定する無負荷電流波形測定ステップと、
前記起動電圧の印加を停止した直後に前記モータから発生する誘起電圧の波形を誘起電圧波形として測定する誘起電圧波形測定ステップと、
前記各ステップで得られた各波形に基づいて前記モータのトルクを演算するトルク演算ステップを行い、
該トルク演算ステップは、
前記起動電流波形のうち前記起動電流のピーク値以降の減衰部の電流波形、前記無負荷電流波形及び前記誘起電圧波形に基づいて、前記モータの角速度−時間特性を算出する角速度−時間特性算出工程と、
前記起動電流波形のうち前記減衰部の波形から機械的時定数を算出し、該機械的時定数に基づいて前記ロータの慣性モーメントを算出する慣性モーメント算出工程と、
前記角速度−時間特性と前記慣性モーメントに基づいてトルク−時間特性を算出するトルク−時間特性算出工程と、を行うことを特徴とするモータトルク測定方法。 - 前記角速度−時間特性算出工程は、
前記無負荷電流波形測定ステップで測定された前記無負荷電流波形に基づいて無負荷電
流値及び無負荷角速度を算出する無負荷電流値・角速度算出工程と、
前記起動電流波形測定ステップで得られた前記起動電流波形の前記ピーク値の電流値に
基づいて前記モータのロック時電流値及びロック時角速度を算出するロック時電流値・角
速度算出工程と、
前記誘起電圧波形測定ステップで得られた前記誘起電圧と前記無負荷電流値・角速度算出工程で得られた前記無負荷角速度に基づいて誘起電圧定数を算出する誘起電圧定数算出工程と、
前記無負荷電流値、前記無負荷角速度、前記ロック時電流値、前記ロック時角速度及び
前記誘起電圧定数に基づいて前記モータの巻線抵抗及び電源電圧−ブラシ部降下電圧を算
出する巻線抵抗等算出工程と、
前記巻線抵抗、前記電源電圧−ブラシ部降下電圧及び前記誘起電圧定数と、前記減衰部
の波形とに基づいて、前記角速度−時間特性を算出することを特徴とする請求項1に記載
のモータトルク測定方法。 - 前記無負荷電流値・角速度算出工程は、前記無負荷時の電流値の平均値又は実効値を前記無負荷時電流値とするとともに、
前記無負荷電流波形を周波数解析して得られた周波数−電流特性に基づいて前記無負荷角速度を算出することを特徴とする請求項2に記載のモータトルク測定方法。 - 前記ロック時電流値・角速度算出工程は、前記起動電流のピーク時における電流値を前記ロック時電流値とするとともに、前記ロック時角速度をゼロとすることを特徴とする請求項2又は3に記載のモータトルク測定方法。
- 前記誘起電圧定数算出工程は、下記式(1)
KE=VE/ω0 ・・・式(1)
(ここで、KE:誘起電圧定数、VE:誘起電圧、ω0:無負荷角速度である。)
に基づいて前記誘起電圧定数を算出することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のモータトルク測定方法。 - 前記巻線抵抗等算出工程は、下記式(2)、(3)
ω0=(V/KE)−(R/KE)・I0 ・・・式(2)
ω1=(V/KE)−(R/KE)・I1 ・・・式(3)
(ここで、ω0:無負荷角速度、I0:無負荷電流値、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、ω1:ロック時角速度、I1:ロック時電流値である。)
に基づいて前記電源電圧−ブラシ部降下電圧を算出することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のモータトルク測定方法。 - 前記角速度−時間特性算出工程は、下記式(4)
ω=(V/KE)−(R/KE)・I ・・・式(4)
(ここで、ω:角速度、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、I:電流値である。)
に基づいて角速度−電流値特性を算出し、
前記起動電流波形と前記角速度−電流値特性に基づいて前記角速度−時間特性を算出することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のモータトルク測定方法。 - 前記慣性モーメント算出工程は、下記式(5)
J=τ・KT・KE/R ・・・式(5)
(ここで、J:慣性モーメント、τ:機械的時定数、KT:トルク定数、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗である。)
に基づいて前記慣性モーメントを算出することを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載のモータトルク測定方法。 - 前記トルク−時間特性算出工程は、下記式(6)
T=J・dω/dt ・・・式(6)
(ここで、T:トルク、J:慣性モーメント、dω/dt:角加速度である。)
に基づいて前記トルク−時間特性を算出することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータトルク測定方法。 - 回転するロータを備えたブラシ付き直流モータのトルクを測定するモータトルク測定装置であって、
モータに起動電圧を印加して起動する電源と、
前記起動後から前記モータが無負荷で定常回転するまでの間に前記モータに流れる起動電流の波形を起動電流波形として測定する起動電流波形計測部と、
前記モータが無負荷で定常回転している間に前記モータに流れる無負荷電流の波形を無負荷電流波形として測定する無負荷電流波形計測部と、
前記起動電圧の印加を停止した直後に前記モータから発生する誘起電圧波形を測定する誘起電圧波形計測部と、
前記各測定部で得られた各波形に基づいて前記モータのトルクを算出するトルク演算部とを備え、
該トルク演算部は、
前記起動電流波形のうち前記起動電流のピーク値以降の減衰部の電流波形、前記無負荷電流波形及び前記誘起電圧波形に基づいて、角速度−時間特性を算出する角速度−時間特性算出手段と、
前記起動電流波形のうち前記減衰部の波形から機械的時定数を算出し、該機械的時定数に基づいて前記ロータの慣性モーメントを算出する慣性モーメント算出手段と、
前記角速度−時間特性と前記慣性モーメントに基づいてトルク−時間特性を算出するトルク−時間特性算出手段と、を備えることを特徴とするモータトルク測定装置。 - 前記角速度−時間特性算出手段は、
前記無負荷電流波形計測部で測定された前記無負荷電流波形に基づいて無負荷電流値及び無負荷角速度を算出する無負荷電流値・角速度算出手段と、
前記起動電流波形計測部で測定された前記起動電流波形の前記ピーク値の電流値に基づいて前記モータのロック時電流値及びロック時角速度を算出するロック時電流値・角速度算出手段と、
前記誘起電圧波形測定ステップで得られた前記誘起電圧と前記無負荷電流値・角速度算出手段で得られた前記無負荷角速度に基づいて誘起電圧定数を算出する誘起電圧定数算出手段と、
前記無負荷電流値、前記無負荷角速度、前記ロック時電流値、前記ロック時角速度及び前記誘起電圧定数に基づいて前記モータの巻線抵抗及び電源電圧−ブラシ部降下電圧を算出する巻線抵抗等算出手段と、
前記巻線抵抗、前記電源電圧−ブラシ部降下電圧及び前記誘起電圧定数と、前記減衰部の電流波形とに基づいて、前記角速度−時間特性を算出する角速度−時間特性算出手段を有することを特徴とする請求項10に記載のモータトルク測定装置。 - 前記無負荷電流値・角速度算出手段は、前記無負荷時の電流値の平均値又は実効値を前記無負荷時電流値とするとともに、
前記無負荷電流波形を周波数解析して得られた周波数−電流特性に基づいて前記無負荷角速度を算出することを特徴とする請求項11に記載のモータトルク測定装置。 - 前記ロック時電流値・角速度算出手段は、前記起動電流のピーク時における電流値を前記ロック時電流値とするとともに、前記ロック時角速度をゼロとすることを特徴とする請求項11又は12に記載のモータトルク測定装置。
- 前記誘起電圧定数算出手段は、下記式(1)
KE=VE/ω0 ・・・式(1)
(ここで、KE:誘起電圧定数、VE:誘起電圧、ω0:無負荷角速度である。)
に基づいて前記誘起電圧定数を算出することを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載のモータトルク測定装置。 - 前記巻線抵抗等算出手段は、下記式(2)、(3)
ω0=(V/KE)−(R/KE)・I0 ・・・式(2)
ω1=(V/KE)−(R/KE)・I1 ・・・式(3)
(ここで、ω0:無負荷角速度、I0:無負荷電流値、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、ω1:ロック時角速度、I1:ロック時電流値である。)
に基づいて前記電源電圧−ブラシ部降下電圧を算出することを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載のモータトルク測定装置。 - 前記角速度−時間特性算出手段は、下記式(4)
ω=(V/KE)−(R/KE)・I ・・・式(4)
(ここで、ω:角速度、V:電源電圧−ブラシ部降下電圧、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗、I:電流値である。)に基づいて角速度−電流値特性を算出し、
前記起動電流波形と前記角速度−電流値特性に基づいて前記角速度−時間特性を算出することを特徴とする請求項11〜15のいずれか1項に記載のモータトルク測定装置。 - 前記慣性モーメント算出手段は、下記式(5)
J=τ・KT・KE/R ・・・式(5)
(ここで、J:慣性モーメント、τ:機械的時定数、KT:トルク定数、KE:誘起電圧定数、R:巻線抵抗である。)に基づいて前記慣性モーメントを算出することを特徴とする請求項11〜16のいずれか1項に記載のモータトルク測定装置。 - 前記トルク−時間特性算出手段は、下記式(6)
T=J・dω/dt ・・・式(6)
(ここで、T:トルク、J:慣性モーメント、dω/dt:角加速度である。)
に基づいて前記トルク−時間特性を算出することを特徴とする請求項11〜17のいずれか1項に記載のモータトルク測定装置。
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