JP5000422B2 - 打継埋め込み部材および打継部の構造 - Google Patents

打継埋め込み部材および打継部の構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5000422B2
JP5000422B2 JP2007207884A JP2007207884A JP5000422B2 JP 5000422 B2 JP5000422 B2 JP 5000422B2 JP 2007207884 A JP2007207884 A JP 2007207884A JP 2007207884 A JP2007207884 A JP 2007207884A JP 5000422 B2 JP5000422 B2 JP 5000422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
plate
passage hole
water passage
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007207884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009041268A (ja
Inventor
浩二 畑中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AXISCORPORATION
Original Assignee
AXISCORPORATION
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AXISCORPORATION filed Critical AXISCORPORATION
Priority to JP2007207884A priority Critical patent/JP5000422B2/ja
Publication of JP2009041268A publication Critical patent/JP2009041268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5000422B2 publication Critical patent/JP5000422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Description

本発明は、コンクリート建築物における打継部に耐震スリットを埋設するための打継埋め込み部材、および打継部の構造に関するものである。
一般にコンクリート建築物は、建物自体の強度を柱および梁などで確保するようになっており、その壁部は、柱および梁などの鉄骨の配置を考慮して複数の領域に分割され、領域ごとにコンクリートを打設して形成されるようになっている。こうした各壁部の境界部分には水平および垂直方向の打継部が形成されて、地震などによる力が柱および梁などを介して打継部とその近傍の壁部に剪断力等として作用することになるが、この剪断力等を打継部に埋設した耐震スリットで吸収・緩和して、壁部にひび割れ等が生じないようにしている。しかし、水平方向の打継部では、雨水等が浸水した場合、これを排水して室内側に雨水等が浸透しないようにするために、図5に示すように、下層階壁部外面側に向けた下り斜面を形成する打継埋め込み部材を埋め込むなどの対策が必要である(例えば特許文献1)。なお図5中、1は打継埋め込み部材、2は上層階壁部、3は下層階壁部、4は下層階壁部外面に向けた斜面、5はコーキング部である。
特許第3193908号公報
しかしながら、降雨量が増大した近年、境界部分等から浸水する雨水等を、下層階壁部外面側に向けた下り斜面で排水するだけでは、浸水が水平耐震スリットに浸透して水平耐震スリットや壁部を劣化させることも考えられ、さらには室内側へ浸透することも考えられる。そこで本発明は、水平方向の打継部において、浸水をさらに良好に排水することができる打継埋め込み部材および打継部の構造を実現することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、本発明に係る打継埋め込み部材(請求項1)は、上面板、底面板および水返しを有し、上面板と底面板は、外型枠に固定された打継目地棒に係合するための基部と、内外型枠内において基部よりも内型枠側に位置づけられる先端部を形成し、それらの間隔が先端部に向け狭まるとともに先端部において接続されている。したがって、打継目地棒に係合した該打継埋め込み部材の底面板と下層階壁部の境界には、外型枠側(外型枠を取り外した後においては、下層階壁部外面側)に向け下降する斜面が形成される。また上面板には、先端部の近傍に水返しが位置づけられ、かつ水返しの基部側に第1の通水孔が穿設されており、さらに底面板には、第2の通水孔が穿設されている。したがって、打継部に浸水した雨水等や、壁部外面から壁部に浸透して打継部の上面板へと流下した雨水等は、水返しで阻止されて水平スリット側および室内側に浸透することができない。こうして浸透が阻止された雨水等は、第1の通水孔を経て上面板と底面板の間の空間に流下し、さらに底面板に形成された第2の通水孔から排水される。かくして排水された浸水は、底面板と下層階壁部との境界を下層階壁部外面に向け流下して壁部から排水される。
さらに第1の通水孔の上方を覆う覆い部を有し、この覆い部と上面板との間に間隙が形成されている打継埋め込み部材(請求項2)では、第1の通水孔がコンクリートの打設で塞がれることがなく、浸水は、間隙を通過して第1の通水孔から流下することができる。
第2の通水孔よりも先端部側に位置づけられ底面板から延出するアンカー部をさらに有する打継埋め込み部材(請求項3)では、アンカー部が下層階壁部コンクリートに埋設されて下層階壁部に対し確実に位置づけられるとともに、第2の通水孔から底面板と下層階壁部との境界に排水された雨水等が室内側に浸透することをアンカー部で阻止して、雨水等をより確実に壁部外面に向け排水することができる。
外型枠に固定された打継目地棒に上記いずれかの打継埋め込み部材を係合し、内型枠と打継埋め込み部材との間に水平スリットを位置づけて、コンクリートを型枠内に打設して壁部を形成する壁部の打継部の構造によれば、打継部へ浸水した雨水等や、壁部へ浸透して打継埋め込み部材の上面板へと流下した雨水等を水返しで阻止して、水平スリットおよび室内側に浸透することを防ぐことができ、また浸水を打継埋め込み部材の底面板と下層階壁部との境界に導いて、下層階壁部外面に向け排水することができる。
以上のように本発明にかかる打継埋め込み部材および壁部の打継部の構造よれば、打継部へ浸水した雨水等や、壁部外面から壁部へ浸透して打継部の上面板へと流下した雨水等を壁部外面へとより良好に排水することができる。したがって水平スリット側および室内側への浸水の浸透を防ぐとともに、水平スリットはもとより壁部の耐久性を高めることができる。
以下、図面を参照し本発明にかかる打継埋め込み部材および打継部の構造を説明する。
本発明にかかる打継埋め込み部材の一実施例を、図1ないし図3を用いて説明する。ここで、図1は、打継埋め込み部材10aの断面概略構成を示すものであり、図2は、打継埋め込み部材10aを水平スリットとともに打継部に埋め込む工程および打継部の概略断面構造を説明するための図であり、そして図3は、打継埋め込み部材10a近傍の打継部の概略断面構造を示す図である。
(打継埋め込み部材)
図1に示すように、打継埋め込み部材10aは、上面板11、底面板12および水返し13を有し、例えば塩化ビニールなどの樹脂で形成されている。上面板11および底面板12は、リブ14a〜14cで連結され、基部15と先端部16を形成している。先端部16には、水返し13が設けられ、水返し13の近傍には、打継埋め込み部材10aの内部の空間17に連通する第1の通水孔18aが設けられ、さらに空間17から打継埋め込み部材10aの外部に連通する第2の通水孔18bが底面板12に設けられている。打継埋め込み部材10aは、外型枠20に固定された打継目地棒21に基部15で係合することができる。先端部16は、外型枠20と内型枠22の間において基部15よりも内型枠22側に位置づけられる(図2参照)。
さらに詳しく打継埋め込み部材10aの構造等を説明すると、上面板11と底面板12は、それらの間隔が先端部16に向け狭まっており、打継目地棒21に取り付けられた打継埋め込み部材10aは、上面板11が略水平に位置づけられ、底面板12が外型枠20側に向け下降するように位置づけられる。ここで打継埋め込み部材10aの寸法を例示すると、上面板11の、図1中における水平方向の長さ(打継埋め込み部材10aの幅)が45mmであり、上面板11および底面板12の間隔が、基部15の端部15aにおいて22mmであり、先端部16の端部16aにおいて10mmである。なお打継埋め込み部材10aの長さの定尺は2mである。
上面板11および底面板12は、基部15の端部15aから約5mmの位置においてリブ14aで接続され、先端部16の端部16aにおいてリブ14bで接続され、そしてリブ14bから約18mmの位置においてリブ14cで接続されている。かくして基部15には、上面板11、底面板12およびリブ14aで基部15の凹部15bが形成され、そして先端部16側には、上面板11、底面板12、リブ14bおよびリブ14cで仕切られる空間17が形成される。なお上面板11および底面板12は、基部15の端部15aにおいて、リブ14bを介することなく直接接続されるものであってもよい。
ところで、リブ14cが接続される上面板11および底面板12の各領域は、段差部11dおよび12dを形成している。ここで、段差部11dから先端部16側の上面板11の外面は図1中の11aであり、基部15側の上面板11の外面は図1中の11bであり、外面11bに相対する内面は図1中11cである。同様に段差部12dから先端部16側の底面板12の外面は図1中の12aであり、基部15側の底面板12の外面は図1中の12bであり、外面12bに相対する内面は図1中12cである。そして、上面板11の外面11aは内面11cと同一平面上に位置づけられ、底面板12の外面12aは内面12cと同一平面上に位置づけられている。なお上面板11および底面板12は、段差部11dおよび段差12dを有さないものであってもよい。
端部16aから基部15側に約5mm寄った上面板11の外面11aには、高さ約15mmの水返し13が打継埋め込み部材10aの長さ方向にわたって立設している。水返し13よりも、基部15側に若干(3mm)寄った位置には、上面板11の外面11aと空間17を連通する第1の通水孔18a(孔径2〜3mm)が穿設されている。また底面板12には、空間17と底面板12の外面12aを連通する第2の通水孔18bが穿設されている。かかる第1の通水孔18aおよび第2の通水孔18bは、何れも打継埋め込み部材10aの長さ方向にわたって間隔(6〜10mm)を隔てて多数穿設されている。
ところで、打継目地棒21の断面形状は、打継埋め込み部材10aの凹部15bに係合する側が20mm、外型枠20に固定される側が25mm、図1中水平方向(厚さ)が20mmで、断面台形形状を有している。かかる打継目地棒21は、図1中上側になる面21aが外型枠20と直交するように外型枠20に取り付けられて、図1中下側になる面21bが外型枠20に向け下降する斜面を形成する。したがって、打継目地棒21に係合した打継埋め込み部材10aでは、上面板11の外面11aが打継目地棒21の面21aと同一平面上に位置づけられることになる。
こうして打継埋め込み部材10aは、基部15の凹部15bで打継目地棒21に係合し、先端部16には水返し13が立設し、さらに上面板11の外面11aから空間17に連通する第1の通水孔18aと、空間17から底面板12の外部下方に連通する第2の通水孔18bが設けられている。そして、底面板12の外面12aおよび12bは、外型枠20に向け下降する斜面を形成することになる。
(打継部への打継埋め込み部材等の埋め込み)
次に継埋め込み部材10a等の埋め込み工程等を、図2に基づき説明する。まず外型枠20を設置したのち、外型枠内面20aに打継目地棒21を釘などで固定したのち、打継埋め込み部材10aを打継目地棒21に係合し(図2(a))、さらに打継埋め込み部材10aの先端部16側から無頭釘を打ち込んで、打継埋め込み部材10aを打継目地棒21に固定し、その後内型枠22を所定の位置に位置づける。
つぎに、打継埋め込み部材10aの上面板11の外面11aとコンクリートの上面が一致するように、型枠内にコンクリートを打設して下層階壁部30を形成する(図2(b))。そうすると下層階壁部30の上部には、打継目地棒21および打継埋め込み部材10aで覆われた部分と、打継埋め込み部材10aの先端部16と内型枠内面22aとの間に露出した上面30bを有する部分が形成される。なお図2(b)中の31は上層階壁部40および下層階壁部30に埋め込まれる鉄筋である。また下層階壁部30は、図2(b)および(c)中において、その右側が床のコンクリート部分等と接することになる(下層階壁部30の上面30bが床表面と同一レベルになる)。
下層階壁部30のコンクリートが硬化した後、下層階壁部30の上面30bの上に水平スリット50を位置づける(図2(c))。ここで水平スリット50は、例えば幅方向中央部に伸縮自在の耐火部材50dを有して、打継埋め込み部材10aの水返し13と内型枠内面22aとの間隔Wに適合するものであり、間隔Wよりも若干広い幅を有している。したがって水平スリット50は、一の側面50aが打継埋め込み部材10aの水返し13と接し、底面50bが下層階壁部30の上面30bに接し(底面50bの一部は打継埋め込み部材10aの上面板11に接する)、他の側面50cが内型枠内面22aと接して、下層階壁部30の上面30bを覆うことになる。なお水平スリット50は、その幅が上層階壁部40の種々の厚さに適合できるよう80〜500mmの範囲で製作され、15〜35mmの厚さを有している。
こうして水平スリット50を位置づけたのち、下層階壁部30の上方に上層階壁部40を形成するためのコンクリートを打設する。かくして下層階壁部30と上層階壁部40の間に水平スリット50が位置づけられる。上層階壁部40のコンクリートが硬化した後、外型枠20、打継目地棒21および内型枠22を取り外す。なお、打継埋め込み部材10aを打継目地棒21に固定する際に用いた無頭釘は、外型枠20および打継目地棒21とともに取り外される。その後、図3に示すように、打継目地棒21があった部分にコーキングを充填する(コーキング部51を形成する)。こうして下層階壁部30と上層階壁部40の間に形成された打継部60では、打継部60に作用する剪断力等が水平スリット50によって緩和される。
(浸水の排水)
ところで豪雨などの場合には、上層階壁部外面40aから打継部60に浸水した雨水等が、打継埋め込み部材10aの上面板11の外面11bおよび11a上を室内側に向けて浸透することが否めず、また上層階壁部外面40aから上層階壁部40に浸水した雨水等が打継埋め込み部材10aへと浸透流下することが否めない。これらの浸水は、合流して上面板11の外面11bおよび11a上を水平スリット50(室内側)へと浸透しようとするが、水返し13で阻止される。水返し13の頂部13aは、基部15側に向け折り返されて、水平スリット50への浸透をより確実に阻止する(図3)。
こうして浸透を阻止された浸水は、第1の通水孔18aから打継埋め込み部材10aの内部の空間17へと流下する。空間17へと流下した浸水は、さらに第2の通水孔18bから打継埋め込み部材10aの外部へと排水される。ここで、底面板12と下層階壁部30との境界は、下層階壁部30の外面に向け下降する斜面を形成しているから、第2の通水孔18bから排水された浸水は、底面板12と下層階壁部30との境界を下層階壁部外面30aに向け流下して、コーキング部51と下層階壁部30との境界に達し、該境界近傍の下層階壁部外面30aから排水されあるいは大気中に蒸発する。なお第1の通水孔18aおよび第2の通水孔18bは、打継埋め込み部材10aの上面板11に流下等した浸水を空間17を介して底面板12と下層階壁部30との境界へと排水できるものであればよく、例えば水返し13の近傍から基部15側によった位置に穿設されたものであってもよいし、それぞれ打継埋め込み部材10aの幅方向に複数位置づけられたものであってもよい。
つぎに本発明にかかる打継埋め込み部材の他の実施例(実施例2)を、図4を用いて説明する。ここで図4は、打継埋め込み部材10bの断面概略構成を示すものであり、実施例1と同様の機能を有する構成要素には、同一の符号を附してそれらの説明を省略する。
打継埋め込み部材10bでは、第1の通水孔18aの上方が覆い部19で覆われており、また第2の通水孔18bと端部16aとの間からアンカー部13’が延出している。
覆い部19は、水返し13から基部15側に向け、庇のように張り出して第1の通水孔18aの上方を覆っている。覆い部19の先端部19aは、打継埋め込み部材10bの長さ方向のすべての領域にわたって上面板11の外面11aとの間に間隙19bを形成している。また覆い部19は、打継埋め込み部材10bを打継部60に埋め込む際のコンクリートの圧力に抗して、間隙19bを維持することができるようになっている。したがって浸水は、間隙19bを通過して第1の通水孔18aから空間17へと流下することができる。ここで覆い部19は、第1の通水孔18aの上方を覆い、且つコンクリートの圧力に抗して間隙19bを維持できるものであれば水返し13から張り出したものでなくてもよい。
アンカー部13’は、約10mmの長さを有し、下層階壁部30のコンクリートに埋設されるようになっている。したがって、アンカー部13’は、打継埋め込み部材10bを下層階壁部30に対し確実に位置づけることができる。またアンカー部13’は、第2の通水孔18bから排水された雨水等が室内側へ浸透することを阻止して、より確実に下層階壁部外面30aに向け流下させることができる。ここで打継埋め込み部材10bは、覆い部19およびアンカー部13’の何れか一方を有するものであってもよい。
なお本発明は、各実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することができる。
本発明の一実施例(実施例1)に係る打継埋め込み部材の断面概略構成を示す図である。 図1の打継埋め込み部材を水平スリットとともに打継部に埋め込む工程および概略断面構造を説明するための図である。 図1に示す打継埋め込み部材を埋め込んだ場合における、打継埋め込み部材近傍の打継部の概略断面構造を示す図である。 本発明の他の実施例(実施例2)に係る打継埋め込み部材の断面概略構成を示す図である。 従来の打継埋め込み部材および打継部の断面概略構造を示す図である。
符号の説明
10a、10b 打継埋め込み部材
11 上面板
12 底面板
13 水返し
13’ アンカー部
15 基部
16 先端部
17 空間
18a 第1の通水孔
18b 第2の通水孔
19 覆い部
20 外型枠
21 打継目地棒
22 内型枠
30 下層階壁部
40 上層階壁部
50 水平スリット
60 打継部

Claims (4)

  1. 外型枠と内型枠との間にコンクリートを打設して形成される壁部の打継部に埋設する打継埋め込み部材であって、
    上面板、底面板および水返しを有し、
    前記上面板と前記底面板が、前記外型枠に固定された打継目地棒に係合するための基部と、前記外型枠と前記内型枠の間において前記基部よりも前記内型枠側に位置づけられる先端部を形成し、
    前記上面板と前記底面板は、それらの間隔が前記先端部に向け狭まって、前記打継目地棒に係合した該打継埋め込み部材の前記底面板が前記外型枠側に向け下降する斜面を形成するとともに、先端部において接続され、
    前記上面板上には、前記先端部の近傍に前記水返しが位置づけられ、かつ第1の通水孔が前記水返しよりも基部側に穿設され、
    前記第1の通水孔から前記上面板と前記底面板の間の空間に流下した浸水を前記空間からさらに流下させる第2の通水孔が前記底面板に穿設されていること
    を特徴とする打継埋め込み部材。
  2. 請求項1に記載の打継埋め込み部材において、前記第1の通水孔の上方を覆う覆い部をさらに有し、この覆い部と前記上面板との間に間隙が形成されていることを特徴とする打継埋め込み部材。
  3. 請求項1または2に記載の打継埋め込み部材において、前記底面板から延出するアンカー部をさらに有し、このアンカー部が前記第2の通水孔よりも前記先端部側に位置づけられていることを特徴とする打継埋め込み部材。
  4. 外型枠に固定された打継目地棒に打継埋め込み部材を係合し、内型枠と前記打継埋め込み部材との間に水平スリットを位置づけて、コンクリートを打設して形成される壁部の打継部の構造において、前記打継埋め込み部材が請求項1ないし3に記載のいずれかの打継埋め込み部材であることを特徴とする打継部の構造。
JP2007207884A 2007-08-09 2007-08-09 打継埋め込み部材および打継部の構造 Active JP5000422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007207884A JP5000422B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 打継埋め込み部材および打継部の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007207884A JP5000422B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 打継埋め込み部材および打継部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009041268A JP2009041268A (ja) 2009-02-26
JP5000422B2 true JP5000422B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=40442291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007207884A Active JP5000422B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 打継埋め込み部材および打継部の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5000422B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5057940B2 (ja) * 2007-11-21 2012-10-24 アクシス株式会社 打継埋め込み部材および水平打継部の構造
CN102322146B (zh) * 2011-07-19 2013-04-03 中国二十二冶集团有限公司 剪力墙结构连梁施工缝的处理方法
JP5746588B2 (ja) * 2011-08-11 2015-07-08 岡部株式会社 水平スリット材、それを使用した水平打継部の施工方法及び水平打継部の構造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4059462B2 (ja) * 1999-02-05 2008-03-12 有限会社 あさひ建装 水平スリット施工部材
JP2001152564A (ja) * 1999-11-26 2001-06-05 Taisei Corp 目地棒を使用したコンクリート打継部の目地施工方法
JP2002070210A (ja) * 2000-09-05 2002-03-08 Ohbayashi Corp 耐震縁切り部材および耐震縁切り部材の固定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009041268A (ja) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5000422B2 (ja) 打継埋め込み部材および打継部の構造
KR101345183B1 (ko) 우수 저류조
CN105649094B (zh) 一种深水基础承台施工用三壁钢围堰及其施工方法
KR101633289B1 (ko) 소구경 파일의 두부 정착장치 및 이를 이용한 기존 기초콘크리트의 보강 방법
JP5057940B2 (ja) 打継埋め込み部材および水平打継部の構造
JP5209242B2 (ja) 打継埋め込み部材および打継部の構造
JP5228862B2 (ja) 地下構造、地下構造の構築方法
CN114263187B (zh) 一种基坑底板传力结构及其施工方法
JP2016089509A (ja) プレキャストコンクリート基礎梁部材、プレキャストコンクリート基礎梁部材用の高さ調節部材、基礎構造及び基礎構造の施工方法
JP2007063791A (ja) 杭基礎補強構造
AU2010257353B2 (en) Building foundation structure, foundation construction method, and anchor bolt installation jig
KR20200131800A (ko) 주차장의 누름콘크리트 들뜸방지 시공구조
KR100515789B1 (ko) 조립식 건축물의 콘크리트 기초 슬래브 일체형 흙막이 구조
KR200436480Y1 (ko) 지하층 바닥에 시공되는 배수판결합 구조체
JP2001241052A (ja) 地下室の防水工法及び地下室の防水構造
JP5626979B2 (ja) 屋根構造
KR20200122081A (ko) 주차장의 누름콘크리트 들뜸방지 시공구조 및 그 시공방법
JP2009102804A (ja) 山留め構築方法
JP2005061171A (ja) 杭基礎の杭頭構造及び杭基礎の杭頭の施工方法
JP5056534B2 (ja) 水勾配床の構造物据付け方法
JP2006226023A (ja) 土台パッキン、土台パッキンの敷設方法及び基礎構造
KR102516115B1 (ko) 경사면 밴드로 문양을 형성하는 스테인리스 패널 및 이의 콘크리트 라이닝 시공방법
KR102672709B1 (ko) 배수 트렌치 시공방법
EP3992384A1 (en) Constructive arrangement
JP2008303677A (ja) 後施工アンカー設置方法及び基礎構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120509

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5000422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250