JP5000329B2 - 不揮発性半導体記憶装置及びその制御方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5000329B2
JP5000329B2 JP2007046016A JP2007046016A JP5000329B2 JP 5000329 B2 JP5000329 B2 JP 5000329B2 JP 2007046016 A JP2007046016 A JP 2007046016A JP 2007046016 A JP2007046016 A JP 2007046016A JP 5000329 B2 JP5000329 B2 JP 5000329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
source line
source
memory cell
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007046016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007242217A5 (ja
JP2007242217A (ja
Inventor
夏夫 味香
章二 宿利
雅章 三原
良樹 川尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Genusion Inc
Original Assignee
Genusion Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Genusion Inc filed Critical Genusion Inc
Priority to JP2007046016A priority Critical patent/JP5000329B2/ja
Publication of JP2007242217A publication Critical patent/JP2007242217A/ja
Publication of JP2007242217A5 publication Critical patent/JP2007242217A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5000329B2 publication Critical patent/JP5000329B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

本発明は、書き込みスループットの向上を実現した不揮発性半導体記憶装置に関するも
のである。
近年、読み出し時にランダムアクセスが可能なコードストレージ用フラッシュメモリの大容量化に伴い、書き込みスループットの向上に対する要求が高まっている。
従来のコードストレージ用フラッシュメモリ(NOR型フラッシュメモリ)では1ビット当たりの書き込み速度が10μ秒程度、1ビット当たりの書き込み電流が(5V程度で)100μA程度である。これを書き込み時に8〜32ビット程度同時に書き込みを行うことにより8〜32ビット/10μ秒=100kバイト〜400kバイト/秒の書き込みスループットを実現している。その際に必要な書き込み電流は800μA〜3.2mA程度である。この書き込み電流を供給する電源(5V程度)は外部電源(1.8V)からチップ内で昇圧して供給する必要があり、大電流を供給することが困難であるため、同時に書き込むビット数を増やす方法で書き込みスループットを向上させることは困難である。また書き込み時の消費電力が大きくなりすぎるという理由でも書き込みスループットを向上させることは困難である。
一方、従来のデータストレージ用フラッシュメモリ(NAND型フラッシュメモリ)では1ビット当たりの書き込み速度が1m秒程度、1ビット当たりの書き込み電流は1pA以下である。書き込み時には8kバイト程度同時に書き込みを行うことにより8Mバイト/秒の高い書き込みスループットを実現している。この8kバイトの同時書き込みのために8kバイトのデータラッチ(カラムラッチ)を搭載し、8kバイト分のデータの取り込みと同時書き込みを実現している。
このようにデータストレージ用フラッシュメモリ(NAND型フラッシュメモリ)でも書き込みスループットは8Mバイト/秒であり、ハードディスクドライブ(HDD)の書き込みスループット(〜100Mバイト/秒)に比べれば1/10以下である。コードストレージフラッシュ(NOR型フラッシュ)においてはさらにその1/10以下であり、書き込みスループットの向上は重要な課題である。
ところで、特許文献1にはコードストレージ用フラッシュメモリ(NOR型フラッシュメモリ)に適用可能で且つ書き込み電流の少ない書込み方法が提示されている。この方式を用いれば、書き込み電流が少ない分、同時に書き込むことの出来るビット数をNAND型フラッシュメモリと同等にまで増やすことが可能となり、コードストレージ用フラッシュメモリにおいて書き込みスループットを劇的に向上させることが可能となる。
ここで特許文献1に提示されている不揮発性半導体記憶装置を1ビット/セル動作の条件の下NOR型のアレイ構成に配置し、カラムラッチを搭載することで多数ビット同時書き込みを行うように構成すれば、その不揮発性半導体記憶装置全体の構成は図1に示すようなものとなる。この図1に示す例では、半導体チップ1に2つのメモリセルアレイ11,12を備え、それぞれにカラムラッチ41,42を設けている。また、ブロックBLK毎にブロックソース線21にソース線ドライバ31を設けている。
ここで1ビット当たりの書き込み速度を10μ秒、同時に書き込むビット数(カラムラッチの容量)を1kバイトとすると、書き込みスループットは100Mバイト/秒を実現できる。但し、この場合書き込みベリファイ動作も10μ秒中に完了させる必要がある。しかし、書き込みベリファイ(=読み出し)を読み出しサイクルとして例えば100n秒で行うとして1ビットずつ1kバイトについて実行すると、それだけで800μ秒も掛ってしまう。従って10μ秒で1kバイトの書き込み動作を完了させるためには、書き込みベリファイ動作(読出し動作)についても1kバイト同時に行う必要がある。そのため、同時に書き込むデータをラッチする上記カラムラッチに加えて並列にベリファイを行う回路も搭載する必要がある。
図2は、上記並列にベリファイを行う並列ベリファイ回路を含むカラムラッチと、メモリセル、ソース線、ビット線の関係を示す図である。ベリファイ時には、メモリセル61を介してカラムラッチ41からビット線51およびブロックソース線21に電流が流れる。すなわち、カラムラッチ41→ビット線51→ブロックソース線21方向に(あるいはその逆方向に)電流が流れる。(この例ではブロックソース線21の一端を接地している)。
図3は上記メモリセルアレイ11の詳細な構成を示す回路図である。メモリセルアレイ11はPウェルに構成されていて、NMOS型の不揮発性トランジスタTrmをNOR型に接続している。ここでは、X方向(ワード線方向)に2m個×Y方向(ビット線方向)にn個のメモリセルを配置している。
メインビットラインMBLはMBL0からMBLmまでm本あり、セレクトゲートSG0,SG1を介して2つのサブビットラインSBL0,SBL1に接続している。メインビットラインMBL0〜MBLmには、図2に示したカラムラッチ(並列ベリファイ回路を含む)41をそれぞれ接続している。不揮発性トランジスタTrmのソース同士はX軸方向に延びるソースラインSLにそれぞれ接続している。
またゲートはX軸方向に延びるワードラインWL0〜WLnにそれぞれ接続している。各ソースラインSLはY軸方向に延びるカラムソース線CSLで接続し、さらにX軸方向に延びるブロックソース線BSLに接続している。このブロックソース線BSLは図1に示したソース線ドライバ31に接続している。
従来の不揮発性半導体記憶装置では、ブロック単位で消去を行うように、メモリセルのソースがブロック単位でブロックソース線BSLに共通に接続されている。
WO2004/095585A1
ところが上記並列ベリファイ回路を備えた場合、書き込み動作時に以降に述べるような問題が生じる。図4は書き込み動作の全体の処理手順をフローチャートとして表したものである。不揮発性半導体記憶装置に情報を書き込む際、不揮発性トランジスタに所定電圧を印加してプログラム(書き込み)を行うが、複数のメモリセル(不揮発性トランジスタ)には書き込み速度のばらつきがあるので、書き込み時間を短い時間に区分し、プログラム(書き込み)とプログラムベリファイを行い、書き込みが完了していないメモリセルについて再び書き込みを行う、という動作を繰り返すことによって全体の書き込み動作が完了する。
従って書き込み動作を高速化するためには多数のビットを同時にベリファイする必要があるが、その際にブロックソース線BSLに多数のメモリセルを介して流れる読み出し電流の総和である大きな電流を流す必要がある。しかしながら各ソース線の遠端からソース線ドライバまでの配線抵抗が高いので、許容される電圧降下の範囲で必要な大電流を流すことができないという問題があった。
たとえば4kビットのセルを同時に読み出すものとすると、5μA/ビットの読出し電流であっても、トータルで16mAの大電流が流れる。これを抵抗による電圧降下を100mV以下で流すとすると、全経路の配線抵抗を5Ω以下にする必要がある。メモリアレイ領域が例えば5mm×5mm程度の大きさである場合、シート抵抗100mΩの配線でメモリアレイ外まで読み出し電流を引き出すとすると、幅100μm程度の配線が必要となる。これを従来用いられているようにワード線方向に引き回すと、(4kビット線×128ワード線)構成または(8kビット線×64ワード線)構成のワード線方向に長いブロック毎に、そのブロックの長手方向(ワード線方向)に配線幅100μmのソース線が必要となる。これではソース線の総配線面積がメモリセルの総面積より大きくなって、全く現実的ではなくなる。
したがって並列ベリファイ回路で同時にベリファイするビット数を抑えてソース線に流れる電流を抑える必要があり、結局、プログラムベリファイに時間が掛かってしまう。そのため全体の書き込み動作を高速化できないという問題があった。
そこで、この発明の目的は、プログラムベリファイ時に多数ビットを同時にベリファイ可能にして書き込み動作の高速化を図った不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明の不揮発性半導体記憶装置は次のように構成する。半導体基板上に、複数の不揮発性のMOSトランジスタからなるメモリセルを縦横に配置してメモリセルアレイとし、メモリセルのゲートをワード線に接続しメモリセルのドレインをビット線に接続してなる不揮発性半導体記憶装置において、メモリセルアレイを、複数ビット幅を有する一括消去単位の複数のブロックに区分するとともに各ブロックをそれぞれ異なるウェルに形成するとともにビット線方向に配置し、各ブロックに、ブロック内のメモリセルのソース同士を接続するブロック内ソース線を設け、ビット線方向に延びる複数のブロック外ソース線をワード線方向にほぼ等間隔に配置し、ブロック毎にワード線と並行する複数の配線(SLSEL)と、ソース及びドレインがブロック内ソース線とブロック外ソース線とにそれぞれ接続され,複数の配線のいずれかにゲートが接続された複数のブロックソース線選択素子と、ソース線ドライバをブロック毎に設けて、該ソース線ドライバおよびブロック内ソース線を介してメモリセルのソースに電位を供給する第1の経路と、ブロック外ソース線、ブロックソース線選択素子、およびブロック内ソース線を介してメモリセルのソースに電位を供給する第2の経路と、をそれぞれ構成し、メモリセルのベリファイ時には、複数の配線(SLSEL)のうち選択されたブロックに対応するひとつを第1の電位にして選択されたブロックに対応するブロックソース線選択素子を導通させて第1の経路及び第2の経路によってメモリセルのソースに与えられる電圧を印加し、メモリセルの消去時には、一括消去の対象となっているブロックのウェルに消去電圧を印加し、複数の配線(SLSEL)のうち一括消去の対象となっているブロックに対応するひとつを第3の電位にして一括消去の対象となっているブロックに対応するブロックソース線選択素子を非導通にして第2の経路を遮断し、複数の配線(SLSEL)のうち一括消去の対象となっているブロックに対応しないものを第4の電位にして一括消去の対象となっているブロックに対応しないブロックソース線選択素子を非導通にして第2の経路を遮断し、メモリセルのソースに与えられる電位はソース線ドライバによりブロック内ソース線を介した第1の経路によって印加されるものとする。
この発明によれば、並列ベリファイ回路による複数ビット同時ベリファイ時のセル電流がブロック外ソース線を介してメモリセルから電源または接地へ流れるが、このブロック外ソース線はブロック毎に設ける必要がなく、またビット線方向に通すことができるので、ブロック毎に例えば100μm幅の配線を設ける必要はなく、メモリアレイ全体でトータル100μm幅相当の配線を設ければよいことになり、ソース線として必要な総配線面積を小さくできる。そのため、上記大電流を通電するに要するソース線(ブロック外ソース線)を現実に構成できる。またこのブロック外ソース線と電源または接地との間にソー
ス線ドライバ等の他のドライバ用素子を介さずに直接接続することによりドライバ用素子での電圧降下もない。したがって、前記並列ベリファイ回路を設けるとともに、ブロック外ソース線に必要な大電流を通電することによって、ベリファイに要する時間を短縮化でき、書き込みスループットが大幅に向上する。
また前記ブロック外ソース線を、前記ブロック内ソース線のうちビット線方向に延びるソース線に沿って設けることにより、ビット線の配線スペースを侵害することなくブロック外ソース線を通すことができ、ブロック外ソース線を新たに設けることによりチップ内での占有面積が増大するといったこともない。
また、ブロック外ソース線を半導体基板上の最上層のメタル層で配線すれば、メタル層を配線するビット線(主ビット線)とともにブロック外ソース線を形成でき、ブロック外ソース線のための新たなプロセスは不要であり製造コストが増大することもない。
また、ブロック毎に、ブロック内ソース線と電源または接地との間にソース線ドライバを設けることにより、従来どおりブロック単位でソース線に所望の電圧を印加することが可能である。これにより、例えばブロック一括消去の消去時にソースに電圧を印加することで消去動作を行うことができる。
この発明の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について各図を基に説明する。図5(A)はその全体の構成を示す図、図5(B)は(A)におけるC部分の構成を示す図である。図1に示した従来の不揮発性半導体記憶装置と異なり、Y方向(ビット線方向)にブロック外ソース線71を設けている。ブロックソース線21,22は消去時のブロック単位で設けている。ブロック外ソース線71,72はビット線16〜128本毎に1本の割合で等間隔に配置し、一端を接地あるいは電源(Vcc)に接続している。ブロック外ソース線MSL71,72はブロックソースセレクトゲートBSSGを介してブロックソース線(ブロック内ソース線)BSL21,22に接続している。
図11は上記ブロックの構成について示している。このようにブロックがX軸(ワード線方向)に長く、Y軸(ビット線方向)に短くなるのは次のような理由による。
まず1ブロックの容量は業界標準として512kbit/ブロックまたは1Mbit/ブロックである。
書き込みサイクルとして10μs(プログラム5μs、プログラムベリファイ5μs)必要であるものとし、書き込み速度として100MB/sを実現しようとすると、1kバイトを同時書き込みすればよい。これは1ブロックにビット線が1kバイト必要であることを意味する。その結果、図11に示したようにX軸方向8kビット、Y軸方向64ビットの512kビットのブロック単位となる。例えば90nmルール(F=90)で1セル=3F×3Fとすると、X軸方向の長さが2.2mm、Y軸方向の幅が17μm程度となる。
したがって、ブロックソース線21,22は長く(2.2mm以上)なり、前述したようにその抵抗値および電圧降下が問題となる。このブロックソース線21,22はブロック毎に配しているので、それらのブロックソース線21,22の抵抗値を下げるために線幅をそれぞれ広くすると、既に述べたように図11に示したブロックのY軸方向の幅が非常に広くなってしまう。例えば前述のとおりブロックソース線幅として100μm必要であるので、Y方向の幅17μmのブロック毎に幅100μmの配線領域が必要となり、ブロックの面積は、117/17≒7であり、約7倍にもなってしまう。この発明はこの問題を解消している。
図6はプログラムベリファイ時のメモリセルから流れるセル電流の経路について示す回路図である。ここで、破線Aで囲む部分は従来の不揮発性半導体記憶装置が備える回路であり、プログラムベリファイ時にメモリセルTrmのソース→ブロック内ソース線BSL→ソース線ドライバ31→電源SSの経路でセル電流が流れる。ここで電源SSは接地あるいは外部電源(Vcc)である。
この実施形態では、メモリセルTrmのソースから電源SSにセル電流を直接流すバイパス回路としてブロック外ソース線MSLおよびブロックソースセレクトゲートBSSGを設けている。このブロック外ソース線MSLは前述のとおり、ビット線16〜128本毎に1本、すなわちブロック当たり512〜64本配する。所望の抵抗値を得るには、これらブロック外ソース線のトータルとして100μmの幅があればよいので、2.2mmのブロックの幅に対して100μmの配線領域を追加するだけとなり、0.01/(2.2+0.01)≒0.05であり、約5%の面積増加で済む。したがって同時ベリファイ時にメモリセルTrmのソースから電源SSへ流すセル電流はブロック外ソース線MSLおよびブロックソースセレクトゲートBSSGを経由して流すことで必要な大電流のセル電流を電圧降下なく流すことができる。
図7はメモリセルアレイ11の詳細な構成を示す回路図である。図3に示した従来の不揮発性半導体記憶装置と異なり、メモリセルの不揮発性トランジスタTrm、セレクトゲートSG0,SG1、およびブロックソースセレクトゲートBSSGはN型ウェルに構成し、このN型ウェルをP型の深いウェルで囲んでいる。この構成により、不揮発性トランジスタが半導体基板に対して電気的に分離され、書込み・消去動作においてN型ウェルに電位を印加することが可能となり、動作特性が向上する。
また、図3に示した従来の不揮発性半導体記憶装置と異なり、主ビット線MBLが通る方向にブロック外ソース線MSLを配線し、このブロック外ソース線MSLとブロック内ソース線BSLとの間にブロックソースセレクトゲートBSSGを設けている。ブロック外ソース線MSLは主ビット線MBLの8〜64本毎に1本の割合で配線している。またブロックソースセレクトゲートBSSGはメモリセル消去時のブロック単位で独立したウェル(Nウェル)ごとに設けている。サブビット線SBL0,SBL1は第1層メタル層に配線し、ソース線SLとカラムソース線(ブロック内ソース線)CSLは第2層のメタル層に配線し、主ビット線MBLは第3層の(最上層の)メタル層に配線している。ブロック外ソース線MSLはこの第3層のメタル層に主ビット線MBLと同様に配線している。その他の構成は図3に示したものと同様である。
このようにブロック外ソース線MSLを例えば主ビット線8〜64本毎に1本の割合で配置すればよいので、前述のとおりこのブロック外ソース線を設けてもメモリセルアレイがせいぜい5%増大するだけであり、上記ブロックのX軸方向の長さは殆ど長くなることがない。
図8は各モードでの電圧印加条件の例を示す図である。ここでは、スタンバイ、リード、消去ベリファイ、消去、プログラムベリファイ、プログラムの各モードについて選択ブロックと非選択ブロックの各信号線または各部への印加電圧を示している。
プログラム時にはメモリセルのウェルMWELLおよびセレクトゲートのウェルSGWELLにそれぞれ4.0Vを印加する。この2つのウェルは常に同電位であるので共通のウェルとしてもよい。選択されたメモリセルのゲート(ワードライン)WL0は10.0V、非選択のメモリセルのゲート(ワードライン)WL0には0.0Vを印加する。また、ソース線SLには1.8V(VCC)を印加し、選択するセレクトゲートSG0には−1.9Vを印加し、非選択のセレクトゲートには1.8V(VCC)を印加する。また、主ビット線MBLには“0”の書き込み時には0.0V、“1”の書き込み時には1.8V(VCC)を印加する。ブロック外ソース線MSLには常に1.8V(VCC)を印加する。
プログラムベリファイ時には、メモリセルのウェルMWELLおよびセレクトゲートのウェルSGWELLにそれぞれ1.8V(VCC)を印加する。また、ベリファイすべきメモリセルのゲート(ワードライン)WL0を−0.7Vとする。非選択のメモリセルのゲート(ワードライン)WL0には1.8V(VCC)を印加する。また、ソース線SLには1.8V(VCC)を印加し、選択するセレクトゲートSG0には−1.9Vを印加し、非選択のセレクトゲートには1.8V(VCC)を印加する。また、主ビット線MBLを0.8Vとする。
次に、図7に示したNOR接続の不揮発性半導体記憶装置において、プログラムおよびプログラムベリファイの動作を図9・図10を参照して説明する。
図10は各動作時に各部に印加される電圧について示している。ここで、各記号の意味は次のとおりである。
MBL:メインビット線
SG:セレクトゲート
SBL:サブビット線
WL:ワード線
SL:ソース線
WEL:ウェル(メモリセルのウェルおよびセレクトゲートのウェル)
〈プログラム動作〉
この不揮発性半導体記憶装置では、BBHE注入による書き込み時に、ソース電圧をセルウェル電圧(4.0V)よりも低い(Vcc=1.8V)にしてドレイン電圧GNDに近づけ、ドレイン−ソース間の電位差を小さくしたことにより、且つ、セルウェルに適切なバックゲート電圧を印加したことによるバックゲート効果によって、等価的にしきい値電圧Vth(絶対値)を高くしたことにより、ソース−ドレイン間がパンチスルーしにくくしている。これにより、ゲート長を0.1μm以下、たとえば60nm程度まで短くしたセル構造を実現している。
また、セルウェルに適切なバックゲート電圧を印加することにより、書き込みおよび読み出し時に最も高速な動作が要求されるビットラインをGND−VCCで動作させることができるようにしている。これにより、ビットラインの制御回路を高性能の標準的な正のVCC回路で構成することができ、高速化かつ構成の簡略化を可能にしている。
メモリセルへの書き込み(プログラム)は、メモリセルの電荷トラップ層へ電子を注入することによって行う。電子の注入は、ゲート電極とドレインとの間に正負の高電圧を印加することによるBBHE注入で行い、電子を電荷トラップ層あるいはフローティングゲートに注入する。
MONOSメモリセルでは、電荷トラップ層として導電性が低い窒化膜を用いているため、トラップされた電子が膜内で移動せず、トラップされた位置に留まる。
電荷トラップ層への電荷の注入は、正電位のゲート電極と負電位のドレインの高い電位差によって生じる空乏層の高電界を利用したバンド間トンネリングによるホットエレクトロン(BBHE:Bandーto―Band tunneling induced Hot Electron)注入で行う。ただし、ドレイン(=ビット線)を正電位の範囲で制御できるようにするため、セルウェルに正のバックゲート電圧を印加する。これにより、ドレインの接地電位は相対的に負電位となる。
具体的には、既に図8に示したように、セルウェル(MWELL,SGWELL)にバックゲート電圧として+4Vを印加し、ビット線BL(但し、図7の例では、セルウェルごとにビット線を区分するためにメインビット線MBLおよびセレクトゲートSGを設けているので、メインビット線MBL)を接地電位GND(=0V)またはVCC(=1.8V)とする。そして、ワード線WLにゲート電圧VPとして10Vを印加する。このときソース線SLには、VCC(=1.8V)を印加しておく。
図9はカラムラッチの構成を示す図である。図10はプログラム動作時の図9各部の電圧波形図である。
まず、図9に示すカラムラッチには書き込みデータが予めセットされており、書き込むべきビット線(選択MBL)に対してはノードNA=L、ノードNB=H状態(Lはローレベル、Hはハイレベルである。)であり、書き込まないビット線(非選択MBL)に対してはNA=H、NB=Lとする。
スタンバイ状態から、まずt1において、選択WELを4Vにする。これはWELドライバ回路にディストリビュータ回路を介して接続されている正チャージポンプ回路を活性化することで実現する。
また、スタンバイ状態から、t1において、ブロックソースセレクトゲートBSSGの選択信号SLSELを0Vにする。
t2において、選択SGを−2.2Vにする。これはSGドライバ回路にディストリビュータを介して接続されている負チャージポンプ回路を活性化することで実現できる。これにより選択SBLがMBLとつながりVCCに充電される。
t3において、非選択WLをGNDにする。t4において、選択WLを10Vにする。これは、WLドライバ回路にディストリビュータ回路を介して接続されている正チャージポンプ回路を活性化することで実現する。
t5において、/BLH=Hとし、トランジスタP9をOFFにし、MBLをHフローティング状態にする。t6において、DDRV=H、/DDRV=Lとする。これにより、書き込むべきビット線に対してはノードNB=Hであるので、MBLはL(GNDレベル)にセットされる。一方、書き込みしないビット線に対してはNB=Lであるので、MBLはH(VCCレベル)にセットされる。
t7の状態で、選択メモリセルのセルウェルには4V、ドレインには0V、ゲートには10V、ソースにはVCC(=1.8V)をそれぞれ印加する。
この電圧配置にすることにより、ドレインとセルウェルの接合面に空乏層の領域が発生するとともに。ドレイン内でバンド間トンネリング(BTBT)によるエレクトロン(電子)/ホールペアが生成される。この電子が前記空乏領域の強電界によって加速され高エネルギを持ったホットエレクトロンとなり、その一部がゲート電極に印加された正電圧に吸引されてトンネル酸化膜を越えて電荷トラップ層あるいはフローティングゲートに注入される。
予め決められた時間t7後半の状態(この状態をプログラムパルス印加という)を保った後、印加電圧を次の手順で戻していく。
t8において、DDRV=L、/DDRV=Hとし、トランジスタP5、N5をOFF状態にする。t9において、/BLH=Lとする。これにより、t10の状態で、選択MBLがVCCに戻る。
t11において、選択WLをVCCに戻す。これは、WLドライバ回路にディストリビュータを介して接続されている正チャージポンプ回路を非活性化することで実現する。t12において、選択WLをGNDにすると共に、非選択WLをVCCにする。以上のようにしてプログラム動作を行う。
〈プログラムベリファイ動作〉
プログラムベリファイは、プログラム対象セルのしきい値が所定電位になっているかを確認することによって行う。そのため、プログラムと交互に繰り返し実行される動作である。
高速書き込みを実現するためには、プログラムからベリファイへの動作切り替えおよびベリファイ動作を高速に行う必要がある。通常ベリファイ時にはセルウェルにVccを印加するが、上記プログラム動作時では、セルウェルにバックゲート電圧(4.0V)を印加しており、プログラム/ベリファイの切り替え時に寄生容量の大きいセルウェルの電圧を4VからVCCへ変化させるためには長時間が必要である。そこで、セルウェル12にバックゲート電圧(4.0V)を印加したままベリファイしてもよい。ベリファイ動作では、セルウェルの電圧が4.0Vのままであり、ワード線WLに−0.7Vを印加する。この状態で、ソース線SLとビット線MBLをVCCに充電したのち、ソースラインSLをGNDに駆動する。プログラム完了の場合には、チャネルが導通するため、ビットラインMBLは放電されGNDになる。プログラムが完了していない場合にはビットラインMBLはVCCのままである。このビットラインMBLの電位をカラムラッチに取り込み、これに基づいて次のプログラムパルス印加時のビットラインMBL電圧を決定する。すなわち、ラッチされた電位がVCCのビットラインのみ次のプログラムパルス時に再度電子の注入を行うようにする。
このように、セルウェル12にバックゲート電圧(4.0V)を印加したままの状態でベリファイを行うようにしたことにより、プログラム/ベリファイの切り替えが高速に行うことができ、ビットの高速書き込みを実現できる。
このプログラムベリファイ動作について図10を参照して説明する。先ずt13において、選択WLを−5Vにする。これは、WLドライバ回路にディストリビュータ回路を介して接続される負チャージポンプ回路を活性化することで実現する。
ベリファイ動作ではセルウェルの電圧が4Vのままであり、ワード線WLに−0.7Vを印加する。
t14において、/BLH=Hにし、MBLをHフローティング状態にする。続いてt15において、VRFRを=Hにする。このときNAがHならばトランジスタN7,N8を通じてMBLがGNDに放電される。NA=Hの状態は、カラムラッチが書き込み合格を示しており、該当するMBLは書き込み完了のメモリセルを介して放電される前に、トランジスタN7,N8を通じて放電される。
t16において、選択SLをGNDにする。プログラム完了の場合には選択メモリセルのチャネルが導通するためSBLとMBLが放電される。一方、プログラムが完了していない場合には、SBLとMBLはVCCのままとなる。
t17において、/SENSE=Lとする。MBLが放電されていれば、トランジスタP3がON状態になり、ノードNAがHにセットされ、書き込み合格を示す。この状態では、次のプログラムパルス印加時(t7)でMBLはHになり、プログラムパルスが印加されない。
一方、MBLが放電されずHのままであれば、トランジスタP3がOFF状態になり、ノードNAはLのままである。この状態では、次のプログラムパルス印加時(t7)でMBLはLになり、プログラムパルスが印加される。すなわち、ラッチされた電位により次のプログラムパルス印加時に再度電子の注入を行うか、行わないかを決定する。
t18において、VRFRをLに戻し、/SENSEをHに戻す。t19において、/BLHをLにする。これによりt20の状態で、MBLがVCCに戻る。
t21において、選択WLをGNDに戻す。これはWLドライバ回路にディストリビュータ回路を介して接続される負チャージポンプ回路を非活性化することで実現できる。
これでプログラムベリファイ動作が完了する。このときに、カラムラッチの状態を確認し、プログラムが完了していれば、t22に進むが、完了していなければt3に戻る。t3からt21の動作をプログラムが完了するまで繰り返す。
t22において、非選択WLをVCCにする。t23において、選択SGをVCCにする。これによりSBLがMBLと電気的に遮断され、SBLがフローティング状態になる。
t24において、選択WELをVCCにする。これはWELドライバ回路にディストリビュータ回路を介して接続される正チャージポンプ回路を非活性化することで実現できる。これでスタンバイ状態に戻る。以上のようにしてプログラムベリファイ動作を行う。
なお、上述の一連の動作は、ベリファイ時にセルウェルにVcc(1.8V)を印加して動作させる場合についても同様である。
従来の不揮発性半導体記憶装置の構成を示す図である。 メモリセルからソース線を介して流れるセル電流の経路について示す図である。 従来の不揮発性半導体記憶装置の内のメモリセルアレイの構成を示す図である。 書き込み動作の処理内容を示すフローチャートである。 この発明の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成を示す図である。 メモリセルから流れるセル電流の経路を示す図である。 同不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイの構成を示す図である。 各状態における各部に印加する電圧の例を示す図である。 カラムラッチを含む回路の構成を示す図である。 プログラム時およびプログラムベリファイ時の電圧波形図である。 ブロック単位の構成を示す図である。
符号の説明
1−半導体チップ
11,12−メモリセルアレイ
21,22−ブロックソース線
31,32−ソース線ドライバ
41,42−カラムラッチ
51−ビット線
61−メモリセル
Trm−不揮発性トランジスタ(メモリセル)
71−ブロック外ソース線
SS−電源
BLK−ブロック
BSSG−ブロックソースセレクトゲート(ブロックソース線選択素子)
MSL−ブロック外ソース線
BSL−ブロックソース線(ブロック内ソース線)
MBL−主ビット線
CSL−カラムソース線(ブロック内ソース線)

Claims (1)

  1. 半導体基板上に、複数の不揮発性のMOSトランジスタからなるメモリセルを縦横に配置してメモリセルアレイとし、前記メモリセルのゲートをワード線に接続し、前記メモリセルのドレインをビット線に接続してなる不揮発性半導体記憶装置において、
    前記メモリセルアレイを、複数ビット幅を有する一括消去単位の複数のブロックに区分するとともに各ブロックをそれぞれ異なるウェルに形成するとともにビット線方向に配置し、各ブロックに、ブロック内のメモリセルのソース同士を接続するブロック内ソース線を設け、
    前記ビット線方向に延びる複数のブロック外ソース線を前記ワード線方向にほぼ等間隔に配置し、
    前記ブロック毎に前記ワード線と並行する複数の配線(SLSEL)と、
    ソース及びドレインが前記ブロック内ソース線と前記ブロック外ソース線とにそれぞれ接続され,前記複数の配線のいずれかにゲートが接続された複数のブロックソース線選択素子と、
    ソース線ドライバを前記ブロック毎に設けて、該ソース線ドライバおよび前記ブロック内ソース線を介して前記メモリセルのソースに電位を供給する第1の経路と
    前記ブロック外ソース線、前記ブロックソース線選択素子、および前記ブロック内ソース線を介して前記メモリセルのソースに電位を供給する第2の経路と、
    をそれぞれ構成し、
    前記メモリセルのベリファイ時には、前記複数の配線(SLSEL)のうち選択されたブロックに対応するひとつを第1の電位にして選択されたブロックに対応する前記ブロックソース線選択素子を導通させて前記第1の経路及び前記第2の経路によって前記メモリセルのソースに与えられる電圧を印加し、
    前記メモリセルの消去時には、前記一括消去の対象となっているブロックのウェルに消去電圧を印加し、前記複数の配線(SLSEL)のうち前記一括消去の対象となっているブロックに対応するひとつを第3の電位にして前記一括消去の対象となっているブロックに対応する前記ブロックソース線選択素子を非導通にして前記第2の経路を遮断し、前記複数の配線(SLSEL)のうち前記一括消去の対象となっているブロックに対応しないものを第4の電位にして前記一括消去の対象となっているブロックに対応しない前記ブロックソース線選択素子を非導通にして前記第2の経路を遮断し、前記メモリセルのソースに与えられる電位は前記ソース線ドライバにより前記ブロック内ソース線を介した前記第1の経路によって印加されるものであることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
JP2007046016A 2007-02-26 2007-02-26 不揮発性半導体記憶装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP5000329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007046016A JP5000329B2 (ja) 2007-02-26 2007-02-26 不揮発性半導体記憶装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007046016A JP5000329B2 (ja) 2007-02-26 2007-02-26 不揮発性半導体記憶装置及びその制御方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006066627A Division JP3976774B1 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 不揮発性半導体記憶装置およびその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007242217A JP2007242217A (ja) 2007-09-20
JP2007242217A5 JP2007242217A5 (ja) 2009-04-23
JP5000329B2 true JP5000329B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=38587569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007046016A Expired - Fee Related JP5000329B2 (ja) 2007-02-26 2007-02-26 不揮発性半導体記憶装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5000329B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9824738B2 (en) 2016-03-11 2017-11-21 Toshiba Memory Corporation Semiconductor storage device

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10312694A (ja) * 1997-05-08 1998-11-24 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体不揮発性メモリおよびそのための電源回路
US6069824A (en) * 1999-03-03 2000-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor memory device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007242217A (ja) 2007-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7573742B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory
JP3886673B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US5185718A (en) Memory array architecture for flash memory
JP3843187B2 (ja) ナンドタイプセルアレーを含む不揮発性メモリ装置のプログラム方法
JP3976774B1 (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその制御方法
KR101030680B1 (ko) 전류 제한 래치 회로
US20070206416A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
EP1077450A2 (en) NAND type nonvolatile memory
KR100960352B1 (ko) 선 소거 단계를 이용하여 플래시 메모리를 소거하는 방법
CN112233713A (zh) 半导体存储装置
JP5300773B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP5059437B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH07182884A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2010514196A (ja) 2tnor型不揮発性メモリセルアレイ及び2tnor型不揮発性メモリのデータ処理方法
JP3974778B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置およびそのデータ消去方法
JP3775963B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置の消去方式
KR102491576B1 (ko) 비휘발성 메모리 장치
JP4832835B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置の読み書き制御方法
JP5000329B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその制御方法
JP2017054565A (ja) 半導体記憶装置
JP2007080338A5 (ja)
US20100124128A1 (en) Nand flash memory
JPH0512889A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2006277926A (ja) 不揮発性半導体メモリ
JP5238859B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその読み書き制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090310

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees