JP4998328B2 - マイクロホンのハンガースイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、車載型又は携帯型の通信機本体に設けられたマイクロホンにおいて、マイクロホンをマイクハンガーに懸吊することにより、マイクロホンのハンガーノブとハンガープレートとを電気的に接続するマイクロホンのハンガースイッチに関する。
図2はマイクロホンを示す斜視図である。図2に示すように、マイクロホン1は、通信機本体にコード3を介して接続され、フロントケース112及びリアケース111で構成されるマイクロホンケース11の側面に設けられたプレストークスイッチ19を押すと通信可能となる。図5(a)は従来のマイクロホンのハンガースイッチにおけるマイクロホンの構造を示す斜視図、(b)は従来のマイクロホンのハンガースイッチにおけるハンガーフックを示す斜視図である。リアケース111は非導電体からなり、その背面には、円筒状の軸部16a及びフランジ部16bからなる導電性のハンガーノブ16が設けられている。マイクロホン1は、通信が行われない間、ハンガーフック2に懸吊される。
金属製のハンガーフック2は、ハンガーフック2を固定するための2つの平面211と、この2つの平面211の間に設けられ、これらの平面211に対して縦断面で略コの字に突出した面212とで構成される。この略コの字に突出した面212には、ハンガーフック固定面211から突出したハンガー面217にかけて、U字様の切り欠き213が設けられている。更に、ハンガーフック2には、ハンガーフック2と一体に支持バネ214が成形され、ハンガーフック固定面211からU字様の切り欠き213に向けてコの字に突出した面212の内部に設けられている。ハンガーノブ16をこの切り欠き213に挿通させ、フランジ部16bをこの切り欠き213のU字の最下端に懸吊するようにし、更に支持バネ214がハンガーノブ16の挿通に抗してマイクロホン1を押さえるようにして、マイクロホン1の掛止を強めるようにしている。更に、ハンガーフック固定面211にはハンガーフック2の固定に用いる孔215が2つの面のそれぞれに設けられ、その一方はグランド用ネジ5が貫通してハンガーフック2を固定するとともに、グランド用端子41及びグランド用配線42からなるグランドライン4を固定している。また、グランドライン4の他端は図示しない車のボディー等に接続されている。
このような構成のマイクロホンにおいては、マイクロホンがハンガーフックに懸吊されていることを検出するために、ハンガースイッチと呼ばれる機構が用いられている。即ち、非導電体からなるリアケース111の外面には、マイクロホン1をハンガーフック2に懸吊する際に、マイクロホン裏面がハンガーフック2に激突して破損しないように、金属製のハンガープレート15が貼り付けられている。更に、リアケース111の内面には、マイクロホンに重量感を持たせるために金属製のウェイト12が設けられている。更に、回路基板13がネジ17bを用いてリアケース111の内面に固定され、回路基板13上には外部からの電源供給及びマイクロホンからの信号送信に使用されるコネクタ131が接続されている。更に、ハンガープレート15にはハンガーノブの軸部16aの外径より大きな径を有する孔15aが設けられ、ハンガーノブ16はハンガープレート15と接触せずに、電気的に絶縁した状態でリアケース111に固定されている。更に、ラグ端子14が回路基板の第1接点とハンガーライン18(配線)で接続されている。そして、導電性のネジ17aが、リアケース111に設けられた孔11aを介してハンガーノブ16に締結されることにより、ラグ端子14とハンガーノブ16とが連結されている。
前述のように、ハンガーノブ16を切り欠き213に挿通させ、ハンガーノブのフランジ部16bをこの切り欠き213のU字の最下端に懸吊すると、支持バネ214の反発力によってマイクロホン1が強く掛止される。そして、回路基板13がハンガーライン18及びラグ端子14及びネジ17a及びハンガーノブ16及びハンガーフック2を介してグランドライン4と電気的に導通する。そして、回路基板13は、グランドライン4と導通することにより、マイクロホン1がハンガーフック2に懸吊されていることを検出する。そして、回路基板13によって検出された信号はコネクタ131からコード3を介して図示しない通信機本体に送られる。
上記従来のマイクロホンのハンガースイッチにおいては、グランド用端子をハンガーフックと一体に固定する必要があるばかりか、グランドラインの他端は車のボディー等に接続される必要があるため、ハンガーフックから延びるグランドラインの配線が邪魔であるとともに、ハンガーフック設置時にグランド配線を接続する手間がかかる。そこで、このグランドライン4をなくし、ハンガーフックから延びる配線が邪魔にならなくするとともに、ハンガーフック設置時にグランド配線を接続する手間を省いたものがある。
例えば、特許文献1には、回路基板の第1接点とハンガープレートとの電気的接続を、第1接点を押圧するスプリングピンで行い、回路基板の第2接点とハンガーノブとの電気的接続を、第2接点を押圧する板バネで行って、マイクロホンの組立作業時の半田付け工程をなくし、更に、メンテナンス作業時にリアケースをフロントケースから完全に分離できるようにしたマイクロホンのハンガースイッチが紹介されている。
また、特許文献2には、特許文献1における前記ハンガープレートを、略十字形のアームそれぞれに球面状に弾性押圧部を突出成形したハンガースプリングと、マイクロホンを衝撃から保護するためのハンガープレート本体とによって構成されたハンガープレート部とし、マイクロホンをハンガーフックに懸吊すると、ハンガープレートに設けられた4カ所の接触ポイントの内少なくとも2カ所が接触して、ハンガーノブをハンガーフックに懸吊する際の装着感及び耐久性を改善したマイクロホンのハンガースイッチが紹介されている。
更に、特許文献3には、ハンガープレート表面にバネ板を突出させて設け、マイクロホンを自動車等にある金属製の係合部に懸ける際の固定を強くし、更に突然の振動に対して係合部から外れる危険性の少ないマイクロホンのハンガースイッチが紹介されている。
特開平9−37373号公報 特開2003−224897号公報 特開2001−160993号公報
しかしながら、前述の従来技術には以下のような問題点がある。
特許文献1及び2に提案されているマイクロホンのハンガースイッチにおいては、スプリングピン及び板バネを用いて電気的接続を行っているが、スプリングピン及び板バネは回路基板と接触によって導通するため、長期使用による腐食又は振動及び埃による接触不良が起きやすいという欠点を有している。
更に、特許文献2及び3に提案されているマイクロホンのハンガースイッチにおいては、ハンガープレート形状が複雑であり、特に特許文献2のハンガープレートは2部品構成であるため、ハンガープレートの製造に用いる金型が高価となる。更にまた、ハンガープレートは本来マイクロホン裏面がハンガーフックに激突して破損しないために設けられているため、外面が平坦であることが望ましいのだが、特許文献2及び3に提案されているマイクロホンのハンガースイッチにおいては、ハンガープレートに弾性押圧部又はバネ板が設けられて本来必要な平坦な面の広さを小さくしているため、マイクロホンがハンガーフックに激突して破損したり、引っ掛かる危険性が高くなる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、グランドの配線が不要で、内部回路が長期使用による腐食又は振動及び埃による接触不良が起きにくく、簡素な構造を有して加工が容易であり、更に高い耐久性を有するマイクロホンのハンガースイッチを提供することを目的とする。
本発明に係るマイクロホンのハンガースイッチは、非導電性のマイクロホンケースと、前記マイクロホンケースの外面に設けられ平坦な外面を有する導電性のハンガープレートと、前記ハンガープレートと同一側の前記マイクロホンケースの外面に前記ハンガープレートに対して絶縁性を有するように設けられた導電性のハンガーノブと、前記ハンガーノブを介して前記マイクロホンケースを懸吊する導電性のハンガーフックと、を有し、前記ハンガーフックは、前記ハンガーノブを係止する切り欠きが形成されたハンガー面と、この切り欠きに係止されたハンガーノブを前記ハンガー面に向けて押し返す方向に付勢する第1の弾性部材と、前記ハンガーノブが前記切り欠きに係止されたときに前記ハンガープレートを前記ハンガー面から遠ざかる方向に付勢する第2の弾性部材とを有することを特徴とする。
更に、本発明に係るマイクロホンのハンガースイッチは、前記第1及び第2の弾性部材を導電性の板バネとしてもよい。
更に、本発明に係るマイクロホンのハンガースイッチは、前記ハンガーノブの頭部に凹部が形成されており、前記第1の弾性部材を構成する板バネに前記凹部に嵌合する突起が形成されていてもよい。
更に、本発明に係るマイクロホンのハンガースイッチは、前記マイクロホンケースの内部に回路基板が設けられ、前記ハンガーノブと前記回路基板上の第1接点とを電気的に導通する第1導電部材と、前記ハンガープレートと前記回路基板上の第2接点とを電気的に導通する第2導電部材と、を有するように構成することができる。
更に、本発明に係るマイクロホンのハンガースイッチは、前記第1の導電部材が、前記回路基板の前記第1接点と前記マイクロホンケースの内面に設けられた端子とを接続する配線と、前記マイクロホンケースに設けられた孔を介して前記ハンガーノブに締結されることにより前記端子と前記ハンガーノブとを連結する導電性のネジと、によって構成されることができる。
更に、本発明に係るマイクロホンのハンガースイッチは、前記第2の導電部材が、前記マイクロホンケースの内部に設けられた導電性のウェイトと、前記回路基板の前記第2接点に設けられたネジ孔を介して前記ウェイトに締結されることにより前記回路基板と前記ウェイトとを連結する導電性の第1ネジと、前記ハンガープレートに設けられたネジ孔及び前記マイクロホンケースに設けられた孔を介して前記ウェイトに締結されることにより前記ハンガープレートと前記ウェイトとを連結する導電性の第2ネジと、によって構成されることができる。
本発明によれば、マイクロホンケースの外面に設けられるハンガープレートが平坦であるため、マイクロホンをハンガーフックに懸吊する際に、マイクロホン裏面がハンガーフックに激突しても、引っ掛かることなくマイクロホンを保護することができる。更に、本発明によれば、マイクロホンをハンガーフックに懸吊すると、第1の弾性部材は、切り欠きに係止されたハンガーノブをハンガー面に押し返す方向に付勢し、更に、第2の弾性部材はハンガープレートをハンガー面から遠ざかる方向に付勢するため、マイクロホンのハンガーフックに対する掛止が強くなる。更に、マイクロホンが振動を受けたり回転した場合においても、弾性力による接触によってハンガーノブとハンガープレートとの導通が安定して保たれる。
以下、本発明の実施形態に係るマイクロホンのハンガースイッチについて、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1(a)は本実施形態のマイクロホンのハンガースイッチにおけるマイクロホンの構造を示す斜視図、図1(b)は本実施形態のマイクロホンのハンガースイッチにおけるハンガーフックを示す斜視図、図3は本実施形態のマイクロホンのハンガースイッチにおけるハンガーフックを示す正面図、図4は本実施形態のマイクロホンのハンガースイッチにおけるマイクロホン及びハンガーフックの一部を示す断面図である。本実施形態のマイクロホンのハンガースイッチは、図1(a)に示されるマイクロホン単体及び図1(b)に示されるハンガーフック2によって構成されている。
図1(a)に示されるように、リアケース111は非導電体からなり、その内面には、マイクロホンに重量感を持たせるためにウェイト12が設けられている。更にリアケース111の外面には、マイクロホンをハンガーフックに懸吊する際にマイクロホン裏面がハンガーフックに激突して破損しないように、外面が平坦なハンガープレート15が設置されている。リアケース111にはネジ孔が設けられ、第2ネジである導電性のネジ17cがこの孔を介してウェイト12に締結されることにより、ハンガープレート15とウェイト12とを連結している。更に、回路基板13には第2接点においてネジ孔が設けられ、第1ネジである導電性のネジ17bがこの孔を介してウェイト12に締結されることにより、回路基板13とウェイト12を連結している。更に、この回路基板13上には外部からの電源供給及びマイクロホンからの信号送信に使用されるコネクタ131が接続されている。更に、リアケース111の背面には軸部16a及びハンガープレート15と対向するフランジ部16bからなり、図2に示されるマイクロホン1をハンガーフック2に懸吊するための金属製のハンガーノブ16が設けられる。また、ハンガーノブのフランジ部16bには、図4に示されるようにハンガーフックの支持バネの突起216と嵌合する凹み16cが設けられている。更に、図1に示すように、ハンガープレート15には、ハンガーノブ16の軸部16aの外径より大きな径を有する孔15aが設けられており、その孔15aの位置にて、リアケース111にはハンガーノブ16の軸部16aの外径より小径であるが、ネジ17aは挿通できる大きさの孔11aが設けられている。更に、ラグ端子14が回路基板の第1接点とハンガーライン18(配線)で電気的に接続されている。そして、導電性のネジ17aが、このリアケース111に設けられた孔11aを介してハンガーノブ16に締結されることにより、ラグ端子14とハンガーノブ16とが電気的に導通して連結されている。そして、リアケース111は非導電性であると共に、ハンガープレート15に設けた孔15aはハンガーノブ16の軸部16aよりも大きく、ハンガーノブ16はハンガープレート15に接触していないので、ハンガープレート15とハンガーノブ16とは電気的に絶縁されている。即ち、ハンガーノブ16は、ハンガープレート15に電気的に絶縁された状態でリアケース111に固定されている。
図1(b)及び図3に示されるように、ハンガーフック2はベース部21及び第2の弾性部材である板バネ22によって構成されている。ベース部21は、ハンガーフック2を固定するための2つの平面211と、この2つの平面211の間に設けられ、これらの平面211に対して縦断面で略コの字に突出した面212とで構成される。この略コの字に突出した面212には、ハンガーフック固定面211から突出したハンガー面217にかけて、U字様の切り欠き213が設けられている。更に、ベース部21には、ベース部21と一体に第1の弾性部材である支持バネ214が成形され、ハンガーフック固定面211からU字様の切り欠き213に向けてコの字に突出した面212の内部に設けられている。この支持バネ214の先端には突起216が設けられており、図4に示されるようにハンガーノブのフランジ部16bに設けられた凹み16cと嵌合する。更に、ハンガーフック固定面211にはハンガーフック2の固定に用いる孔215が2つの面のそれぞれに設けられている。板バネ22は、ハンガー面217にリベット222を用いて固定されており、この固定面に対し段差を設け、U字様の切り欠き213を挟む2カ所に突出部221が設置されている。更に、突出部221はハンガー面217から遠ざかる方向に山折りされている。
図4に示されるように、マイクロホン1の背面に設けられたハンガーノブ16を切り欠き213に挿通させ、フランジ部16bをこの切り欠き213の最下端に懸吊すると、支持バネ214の反発力及びフランジ部16bに設けられた凹み16cと支持バネ214先端の突起216との嵌合によってマイクロホン1が強く掛止される。更に、ハンガーフック2に設けられた突出部221は、山折りされた位置において、支持バネによって支持されるハンガーノブ16と一直線上に並んでハンガープレート15を押さえるため、ハンガープレート15を反発力によって押してマイクロホン1のハンガーフック2に対する掛止を強くするとともに、マイクロホン1を3点で一様の力で保持することができる。したがって、マイクロホン1が振動を受けたり、回転した場合においてもハンガーフック2から外れる危険が少ない。
次に、本実施形態に係るマイクロホンのハンガースイッチの動作について説明する。マイクロホン1をハンガーフック2に懸吊すると、突出部221がハンガープレート15と接触するため、ハンガーフック2を介してハンガーノブ16とハンガープレート15は導通状態となる。本実施形態においては、回路基板13はネジ17a及びラグ端子14及びハンガーライン18を介してハンガーノブ16と導通し、更に、回路基板13は第1ネジであるネジ17b及びウェイト12及び第2ネジであるネジ17cを介してハンガープレート15と導通している。そして、回路基板13は、ハンガーノブ16とハンガープレート15が導通することによって、マイクロホン1がハンガーフック2に懸吊されていることを検出することができる。そして、回路基板13によって検出された信号はコネクタ131からコード3を介して図示しない通信機本体に送られる。本実施形態においては、マイクロホンの構造により、回路基板がマイクロホンのハンガーフックへの懸吊を検出できるため、グランドの配線をなくすことが可能である。また、前述のように、突出部221は山折りされた位置にてハンガープレート15を反発力によって押し、更に、支持バネ214によって支持されるハンガーノブ16と一直線上に並んでハンガープレート15に接触するため、マイクロホン1のハンガーフック2に対する掛止が強くなるとともに、マイクロホン1を3点で一様の力で保持することができる。したがって、マイクロホン1が振動を受けたり、回転した場合においても、ハンガープレート15とハンガーフック2との接触による導通及びハンガーノブ16とハンガーフック2との嵌合による導通が安定して保たれる。
本実施形態においては、リアケース111の外面に設けられるハンガープレート15は平坦であるため、マイクロホン1をハンガーフック2に懸吊する際に、マイクロホン裏面がハンガーフック2に激突しても、引っ掛かることなくマイクロホン1を保護することができる。更に、ハンガーノブ16と回路基板13との導通は、導電性のネジ17a及びラグ端子14及びハンガーライン18を用いて行っており、更に、ハンガープレート15と回路基板13との導通は、第1ネジであるネジ17b及び第2ネジであるネジ17c及びウェイト12を用いて行っているため、回路基板がスプリングピン及び板バネと接触して導通する場合に比して接触が強く、長期使用による腐食又は振動及び埃による接触不良に対して有利となる。更にまた、本実施形態におけるマイクロホンは構造が単純なため、従来使用されている部品を部分的に改修して、本実施形態のマイクロホンとすることが容易である。
なお、本実施形態においては、U字様に切り欠いた弾性をもつ板材に曲げ加工を施した板バネ22をリベット222によってベース部21に固定しており、突出部221はハンガープレート15と山折りされた位置で接触するが、突出部221を板材に押出しを施した半球形とし、突出部221がハンガープレート15と点接触するようにしてもよい。また、突出部221は、ハンガー面217において、U字様の切り欠き213を挟む位置を略U字に切り抜いた後、このU字の内側を押出すことにより成形されてもよく、ハンガーフック2が1枚の板材から成形されるのに加え、リベット222による板バネ22の固定を省くことができる。
(a)は本実施形態のマイクロホンのハンガースイッチにおけるマイクロホンの構造を示す斜視図、(b)はハンガーフックを示す斜視図である。 マイクロホンを示す斜視図である。 本実施形態のマイクロホンのハンガースイッチにおけるハンガーフックを示す正面図である。 本実施形態のマイクロホンのハンガースイッチにおけるマイクロホン及びハンガーフックの一部を示す断面図である。 (a)は従来のマイクロホンのハンガースイッチにおけるマイクロホンの構造を示す斜視図、(b)はハンガーフックを示す斜視図である。
符号の説明
1:マイクロホン、2:ハンガーフック、3:コード、4:グランドライン、41:グランド用端子、42:グランド用配線、5:グランド用ネジ、11:マイクロホンケース、111:リアケース、112:フロントケース、11a:孔、12:ウェイト、13:回路基板、131:コネクタ、14:ラグ端子、15:ハンガープレート、15a:孔、16:ハンガーノブ、16a:軸部、16b:フランジ部、16c:凹み、17a〜c:ネジ、18:ハンガーライン、19:プレストークスイッチ、21:ベース部、211:ハンガーフック固定面、212:コの字突出面、213:切り欠き、214:支持バネ、215:ハンガーフック固定孔、216:突起、217:ハンガー面、22:板バネ、221:突出部、222:リベット

Claims (6)

  1. 非導電性のマイクロホンケースと、前記マイクロホンケースの外面に設けられ平坦な外面を有する導電性のハンガープレートと、前記ハンガープレートと同一側の前記マイクロホンケースの外面に前記ハンガープレートに対して絶縁性を有するように設けられた導電性のハンガーノブと、前記ハンガーノブを介して前記マイクロホンケースを懸吊する導電性のハンガーフックと、を有し、
    前記ハンガーフックは、前記ハンガーノブを係止する切り欠きが形成されたハンガー面と、この切り欠きに係止されたハンガーノブを前記ハンガー面に向けて押し返す方向に付勢する第1の弾性部材と、前記ハンガーノブが前記切り欠きに係止されたときに前記ハンガープレートを前記ハンガー面から遠ざかる方向に付勢する第2の弾性部材とを有することを特徴とするマイクロホンのハンガースイッチ。
  2. 前記第1及び第2の弾性部材は導電性の板バネであることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホンのハンガースイッチ。
  3. 前記ハンガーノブの頭部に凹部が形成されており、前記第1の弾性部材を構成する板バネに前記凹部に嵌合する突起が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のマイクロホンのハンガースイッチ。
  4. 前記マイクロホンケースの内部に回路基板が設けられ、前記ハンガーノブと前記回路基板上の第1接点とを電気的に導通する第1導電部材と、前記ハンガープレートと前記回路基板上の第2接点とを電気的に導通する第2導電部材と、を有することを特徴とする請求項3に記載のマイクロホンのハンガースイッチ。
  5. 前記第1の導電部材が、前記回路基板の前記第1接点と前記マイクロホンケースの内面に設けられた端子とを接続する配線と、前記マイクロホンケースに設けられた孔を介して前記ハンガーノブに締結されることにより前記端子と前記ハンガーノブとを連結する導電性のネジと、によって構成されることを特徴とする請求項4に記載のマイクロホンのハンガースイッチ。
  6. 前記第2の導電部材が、前記マイクロホンケースの内部に設けられた導電性のウェイトと、前記回路基板の前記第2接点に設けられたネジ孔を介して前記ウェイトに締結されることにより前記回路基板と前記ウェイトとを連結する導電性の第1ネジと、前記ハンガープレートに設けられたネジ孔及び前記マイクロホンケースに設けられた孔を介して前記ウェイトに締結されることにより前記ハンガープレートと前記ウェイトとを連結する導電性の第2ネジと、によって構成されることを特徴とする請求項4に記載のマイクロホンのハンガースイッチ。
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