JP4996567B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、空気と燃料との混合気を圧縮して燃焼させる燃焼室と、吸気路に設けられて前記燃焼室への吸気量を調整自在なスロットルバルブとを備えたエンジンに関する。
上記のようなエンジンにおいて、軸端効率を向上させるために、ストイキ燃焼を維持したまま排ガスの一部を燃焼室に再循環させてストイキ・EGR燃焼を燃焼室にて行い、燃焼ガスの高温化を抑制する技術が知られている。また、同様の目的で、混合気における投入燃料を一定として理論空気量以上に空気を投入するリーン燃焼を燃焼室にて行う技術も知られている。
従来のエンジンでは、軸出力を一定とした状態で燃焼室での燃焼状態を、燃焼室にてストイキ燃焼を行う第1燃焼状態と、燃焼室にてストイキ・EGR燃焼を行う又は燃焼室にてリーン燃焼を行う第2燃焼状態とに切り換え自在に構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。このように、燃焼室での燃焼状態を第1燃焼状態と第2燃焼状態とに切り換えることにより、例えば、排ガス清浄化を図ったり、エンジンからの熱回収量の増大を図るようにしている。
この従来のエンジンでは、スロットルバルブを、空気と一定比率の燃料を混合するベンチュリー構造のミキサと一体構造としている。これにより、スロットルバルブは、燃料量つまりエンジンの出力や回転速度を制御する機能をも有している。
特開2007−297967号公報
図4は、スロットルバルブについて、スロットル開度と流量係数との関係を示すグラフである。スロットルバルブは、開度が小さい縮小領域では開度に対する流量係数の変化が大きく、逆に開度が大きい拡大領域では開度に対する流量係数の変化が小さいという特性を有している。拡大領域と縮小領域との間に存在する中間領域では、開度に対する流量係数の変化が概ね一定となっている。そのために、燃焼室への吸気量を制御する際には、スロットルバルブの開度を中間領域内とすることが求められている。特に、従来のエンジンでは、スロットルバルブがエンジンの出力や回転速度を制御する機能をも有しているので、エンジンの出力や回転速度を的確に制御するために、スロットルバルブの開度を中間領域内とすることが求められる。
一方、従来のエンジンにおいて、燃焼室での燃焼状態を第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換えると、スロットルバルブの開度が拡大される。
第2燃焼状態としてストイキ・EGR燃焼を行う場合について説明すると、例えば、排ガスの一部を吸気路のスロットルバルブよりも上流側に戻して燃焼室に再循環させるものでは、空気に加えて戻された排ガスをもスロットルバルブに供給するので、スロットルバルブの開度をそのまま維持していると燃焼室への吸気量(空気量)が低下することになる。よって、燃焼室への適正な吸気量(空気量)を確保するためにスロットルバルブの開度が拡大される。また、排ガスの一部を吸気路のスロットルバルブよりも下流側に戻して燃焼室に再循環させるものでは、スロットルバルブの開度をそのまま維持していると戻された排ガスが優先して燃焼室に供給されることになる。よって、ストイキ・EGR燃焼に切り換えると、スロットルバルブの開度を拡大させるように制御することにより、燃焼室への適正な吸気量(空気量)を確保している。
第2燃焼状態としてリーン燃焼を行う場合においても、理論空気量以上に空気を投入することから、燃焼室に供給する空気量を増加させるために、スロットルバルブの開度が拡大される。
このように、燃焼室での燃焼状態を第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換えることによって、スロットルバルブの開度が拡大される。よって、第2燃焼状態では、スロットルバルブの開度が中間領域よりも拡大側に移行して拡大領域になってしまう可能性がある。その結果、第2燃焼状態においても、スロットルバルブの開度を中間領域内に維持しようとすると、ストイキ・EGR燃焼を行うものでは燃焼室に再循環させる排ガス量を多くすることができず、リーン燃焼を行うものでは理論空気量以上に投入する空気量を多くすることができない。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、第1燃焼状態及び第2燃焼状態の両燃焼状態において、スロットルバルブの開度を中間領域内に維持できながら、第2燃焼状態として、ストイキ・EGR燃焼を行う場合には、燃焼室に再循環させる排ガス量を多くすることができ、リーン燃焼を行う場合には、理論空気量以上の過剰空気を多くすることができるエンジンを提供する点にある。
発明に係るエンジンの前提構成は、空気と燃料との混合気を圧縮して燃焼させる燃焼室と、吸気路に設けられて前記燃焼室への吸気量を調整自在なスロットルバルブとを備えたエンジンであって、
前記燃焼室にてストイキ燃焼を行う第1燃焼状態と、排ガスの一部を前記吸気路に戻して前記燃焼室に再循環させて前記燃焼室にてストイキ・EGR燃焼を行う又は前記燃焼室にてリーン燃焼を行う第2燃焼状態との両燃焼状態において、前記スロットルバルブの開度可動範囲内で開度が大きい拡大領域と開度が小さい縮小領域との間に存在する中間領域内に前記スロットルバルブの開度がなるように、前記スロットルバルブの開度を調整する開度調整手段を備えている。
前提構成によれば、燃焼室での燃焼状態を第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換えた場合に、開度調整手段によりスロットルバルブの開度を縮小側に調整することができる。これにより、スロットルバルブの開度が拡大側に移行するのを防止して、その開度を中間領域内に維持できる。よって、第2燃焼状態としてストイキ・EGR燃焼を行う場合には、燃焼室に再循環させる排ガス量を増加させることができ、第2燃焼状態としてリーン燃焼を行う場合にも、理論空気量以上に投入する過剰空気量を増加させることができる。
その結果、第1燃焼状態及び第2燃焼状態の両燃焼状態において、スロットルバルブの開度を中間領域内に維持できながら、第2燃焼状態において、燃焼室に再循環させる排ガス量や理論空気量以上に投入する空気量を多量にすることができる。
上記目的を達成するための本発明に係るエンジンの第1特徴構成は、上記前提構成において前記第2燃焼状態としてストイキ・EGR燃焼を行う場合において、前記開度調整手段は、前記吸気路において前記スロットルバルブをバイパスして前記スロットルバルブの上流側と下流側とを接続するバイパス路と、前記バイパス路の通気量を調整自在なバイパス弁と、前記バイパス弁の開度を制御するバイパス弁制御手段とから構成され、前記バイパス弁制御手段は、前記第1燃焼状態よりも前記第2燃焼状態の方を前記バイパス弁の開度を拡大側に制御するように構成されている点にある。
本特徴構成によれば、バイパス弁制御手段が、バイパス弁の開度を制御してバイパス路の通気量を調整することによって、燃焼室への吸気量(空気量)を調整することができ、この調整に伴ってスロットルバルブの開度を調整できる。例えば、バイパス路の通気量を増加させることにより、燃焼室への吸気量を増加させることができ、この吸気量の増加によりスロットルバルブの開度を縮小側に調整することができる。これにより、バイパス路とバイパス弁とバイパス弁制御手段とにより開度調整手段を的確に構成できる。しかも、バイパス弁制御手段は、例えば、第1燃焼状態よりも第2燃焼状態の方をバイパス弁の開度を拡大側に制御することにより、第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換えたときに、スロットルバルブの開度を縮小側に調整してスロットルバルブの開度を中間領域内に的確に維持できる。
本発明に係るエンジンの更なる特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記バイパス弁制御手段は、前記第1燃焼状態のときには、閉状態に前記バイパス弁の開度を制御し、且つ、前記第2燃焼状態のときには、前記ストイキ・EGR燃焼において前記吸気路に戻される排ガス量に応じて予め設定された目標開度に前記バイパス弁の開度を制御する点にある。
本特徴構成によれば、第1燃焼状態のときには、バイパス弁制御手段が閉状態にバイパス弁の開度を制御するので、バイパス路には通気させない状態でスロットルバルブの開度が中間領域内になるように構成できる。第2燃焼状態のときには、バイパス弁制御手段が目標開度にバイパス弁の開度を制御するので、バイパス路にも通気させて、スロットルバルブの開度を縮小側に調整させる。このとき、目標開度は、ストイキ・EGR燃焼を行うものでは吸気路に戻される排ガス量に応じて予め設定されている。よって、吸気路に戻される排ガス量や理論空気量以上に投入する空気量に応じて、バイパス路の通気量を調整することになり、吸気路に戻される排ガス量や理論空気量以上に投入する空気量に応じてスロットルバルブの開度を縮小側に調整させることができ、スロットルバルブの開度を確実に中間領域内に維持できる。
上記目的を達成するための本発明に係るエンジンの第2特徴構成は、上記前提構成において前記第2燃焼状態としてストイキ・EGR燃焼を行う又は前記燃焼室にてリーン燃焼を行う場合において、前記開度調整手段は、前記吸気路において前記スロットルバルブよりも上流側に配設された上流側スロットルバルブと、前記上流側スロットルバルブの開度を制御する上流側スロットルバルブ制御手段とから構成され、前記上流側スロットルバルブ制御手段は、前記第1燃焼状態から前記第2燃焼状態に切り換えたときに、前記上流側スロットルバルブの開度を拡大側に制御するように構成されている点にある。
本特徴構成によれば、上流側スロットルバルブ制御手段が、上流側スロットルバルブの開度を制御することによって、燃焼室への吸気量(空気量)の調整を、スロットルバルブと上流側スロットルバルブとに分担して行うことができる。これにより、上流側スロットルバルブ制御手段が上流側スロットルバルブの開度を制御することによって、スロットルバルブの開度の変化量を小さく抑えることができる。よって、第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換えたときに、上流側スロットルバルブの開度を拡大側に調整することにより、スロットルバルブの開度が拡大側に移行する量を小さな量に抑えることができる。その結果、第1燃焼状態及び第2燃焼状態の両燃焼状態において、スロットルバルブの開度を中間領域内に的確に維持できる。
本発明に係るエンジンの更なる特徴構成は、上記第2特徴構成に加えて、前記上流側スロットルバルブ制御手段は、前記第1燃焼状態のときには、中間開度に前記上流側スロットルバルブの開度を制御し、且つ、前記第2燃焼状態のときには、前記ストイキ・EGR燃焼において前記吸気路に戻される排ガス量又は前記リーン燃焼において理論空気量以上に投入する空気量に応じて予め設定された前記中間開度よりも拡大側の目標開度に前記上流側スロットルバルブの開度を制御する点にある。
本特徴構成によれば、第1燃焼状態のときには、上流側スロットルバルブ制御手段が中間開度に上流側スロットルバルブの開度を制御するので、この状態でスロットルバルブの開度が中間領域内になるように構成できる。第2燃焼状態のときには、上流側スロットルバルブ制御手段が目標開度に上流側スロットルバルブの開度を制御するので、スロットルバルブの開度が拡大側に移行することになるが、上流側スロットルバルブの開度を中間開度から目標開度に拡大させることにより、スロットルバルブの開度が拡大側へ移行する量を小さく抑えることができる。このとき、目標開度は、ストイキ・EGR燃焼を行うものでは吸気路に戻される排ガス量に応じて予め設定されており、リーン燃焼を行うものでは理論空気量以上に投入する空気量に応じて予め設定されている。よって、吸気路に戻される排ガス量や理論空気量以上に投入する空気量に応じて上流側スロットルバルブの開度を調整することができ、スロットルバルブの開度を確実に中間領域内に維持できる。
本発明に係るエンジンの実施形態について、図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、このエンジン1は、空気と燃料との混合気を圧縮して燃焼させる燃焼室2を備え、燃料供給弁3を介して供給された燃料Gと空気Aとの混合気Mを吸気路4から燃焼室2に吸気し、その混合気Mを燃焼室2において圧縮し、その混合気Mを燃焼室2において点火プラグ5にて点火して燃焼・膨張させ、その燃焼により発生した排ガスEを排気路6に排出するというように、通常の4サイクルエンジンと同様の構成を有する。
吸気路4は、吸気バルブ7を介して燃焼室2に接続されている。吸気路4には、吸気路4を縮径させたベンチュリー構造を有するミキサ8が設けられている。ミキサ8は、吸気路4を流通する空気Aがベンチュリー構造を高速で通過することで圧力低下させる。ミキサ8は、この圧力低下を利用して、気体燃料である都市ガス(13A)である燃料Gを燃料供給路9により吸気路4を流通する空気Aに供給して混合気Mを形成するように構成されている。ミキサ8は、空気Aと燃料Gとを一定比率で混合して混合気Mを形成するように構成されている。燃料供給路9には、ミキサ8への燃料供給量を調整自在な燃料供給弁3が設けられている。
吸気路4には、ミキサ8よりも上流側に、燃焼室2への吸気量を調整自在なスロットルバルブ10が設けられている。このスロットルバルブ10は、空気Aと燃料Gとを一定比率で混合するミキサ8と一体構造としている。これにより、スロットルバルブ10は、燃料量つまりエンジン1の出力や回転速度を制御する機能をも有している。
吸気路4には、スロットルバルブ10をバイパスしてスロットルバルブ10の上流側と下流側とを接続するバイパス路18と、バイパス路18の通気量を調整自在なバイパス弁19とが設けられている。バイパス弁19は、例えば、ステッピングモータ駆動のニードル弁や電磁比例弁を用いている。エンジン1の運転を制御する制御装置50には、バイパス弁19の開度を制御するバイパス弁制御手段53が備えられている。バイパス弁制御手段53は、バイパス弁19の開度を制御してバイパス路18の通気量を調整することによって、スロットルバルブ10の開度を調整するように構成されている。
排気路6は、排気バルブ11を介して燃焼室2に接続されている。排気路6には、排ガスEの酸素濃度を検出する酸素センサ12が設けられている。制御装置50は、酸素センサ12で検出される排ガスEの酸素濃度を監視しながら燃料供給弁3の開度を制御するように構成されている。排気路6には、酸素センサ12よりも下流側に、例えば、アルミナ等の無機担体に白金、パラジウム、ロジウム等の貴金属成分を担持してなる三元触媒13と、排ガスEの熱を回収するための伝熱管14とが設けられている。
エンジン1の排熱を熱負荷等に利用するために、エンジン1の排熱を回収する排熱回収手段15が設けられている。排熱回収手段15は、エンジン1を冷却した後のジャケット水JWと燃焼室2から排出された排ガスEとの両方からエンジン1の排熱を回収するように構成されている。ジャケット水JWは、エンジン1を冷却して昇温した後に、排気路6に設けられた伝熱管14を通過することで排ガスEの熱を回収する。排熱回収手段15は、例えば、伝熱管14を通過してエンジン1の排熱を回収した高温のジャケット水JWと湯水とを熱交換させて湯水を加熱し、その加熱された湯水を貯湯タンクに貯湯することができる。貯湯タンクに貯えられた高温の湯水は、給湯装置や暖房装置等の熱負荷等に供給して利用することができる。
排気路6の排ガスEの一部を吸気路4においてスロットルバルブ10及びバイパス路18の上流側接続箇所よりも上流側に戻すEGR流路16と、EGR流路16を閉状態と開状態との間で切換自在で且つ開状態においてその開度を調整自在なEGR弁17とが設けられている。EGR弁17は、例えば、ステッピングモータ駆動のニードル弁や電磁比例弁を用いている。制御装置50には、EGR弁17の開度を制御するEGR弁制御手段52が備えられている。EGR弁制御手段52は、EGR弁17を開状態とすることにより、EGR流路16にて排気路6の排ガスEの一部を吸気路4に戻して、その排ガスEを燃焼室2に再循環させるように構成されている。EGR弁制御手段52は、EGR弁17を開状態としてその開度を調整することにより、EGR流路16にて吸気路4に戻す排ガス量を調整して、燃焼室2に再循環させる排ガス量を調整するように構成されている。これにより、EGR流路16、EGR弁17、及び、EGR弁制御手段52がEGR手段として機能するように構成されている。このEGR手段は、EGR流路16を用いて排ガスを再循環させる、所謂外部EGRを実現するように構成されている
制御装置50は、所定のコンピュータプログラムを実行することにより、スロットルバルブ10の開度を制御するスロットルバルブ制御手段51、EGR弁制御手段52、バイパス弁制御手段53として機能するように構成されている。
スロットルバルブ制御手段51は、スロットルバルブ10の開度を制御することにより、エンジン1の出力又は回転速度が要求出力又は要求回転速度になるように構成されている。
このエンジン1では、燃焼室2での燃焼状態として、燃焼室2で燃焼する混合気Mの空気過剰率をストイキ範囲内に設定するストイキ燃焼を行う第1燃焼状態と、燃焼室2で燃焼する混合気Mの空気過剰率をストイキ範囲内に設定し且つエンジン1の排ガスEの一部を燃焼室2に再循環させるストイキ・EGR燃焼を行う第2燃焼状態とに切り換え自在に構成されている。
第1燃焼状態及び第2燃焼状態の両燃焼状態において、制御装置50は、酸素センサ12で検出される排ガスEの酸素濃度が略ゼロの低酸素濃度となるように燃料供給弁3の開度を調整することにより、燃焼室2に供給される混合気Mの空気過剰率を略1.0程度のストイキ範囲内に設定している。これにより、ストイキ燃焼を行う第1燃焼状態では、失火等の異常燃焼の発生を抑制して安定した燃焼状態を維持できる。また、ストイキ・EGR燃焼を行う第2燃焼状態では、排ガスの燃焼室2への再循環により燃焼状態が多少不安定になる可能性があるが、例えば、点火時期を調整することによって燃焼状態の安定化を図ることができ、安定した燃焼状態を維持できる。
スロットルバルブ10は、図4に示すように、スロットル開度と流量係数との関係について、開度が小さい縮小領域では開度に対する流量係数の変化が大きく、逆に開度が大きい拡大領域では開度に対する流量係数の変化が小さいという特性を有している。また、拡大領域と縮小領域との間に存在する中間領域では、開度に対する流量係数の変化が概ね一定となっている。そこで、スロットルバルブ10により燃焼室2への吸気量を制御する際には、開度に対する流量係数の変化が概ね一定となる中間領域内にスロットルバルブ10の開度をすることが求められる。ここで、中間領域は、スロットルバルブ10の開度可動範囲内において、中間開度を基準として設定された例えば30〜70%の領域である。
第1燃焼状態では、EGR弁制御手段52がEGR弁17を閉状態(開度が0%)に制御するとともに、バイパス弁制御手段53がバイパス弁19を閉状態(開度が0%)に制御している。エンジン1は、この第1燃焼状態において、スロットルバルブ10の開度が中間領域(例えば、30〜70%)内になるように構成されている。よって、第1燃焼状態では、スロットルバルブ10の開度が中間領域(30〜70%)内に維持される。
第2燃焼状態では、燃焼室2に供給される混合気Mの空気過剰率を略1.0程度のストイキ範囲内に設定することに加えて、EGR弁制御手段52が、EGR弁17を開状態として、排気路6の排ガスEの一部をEGR流路16にて吸気路4に戻して排ガスEを燃焼室2に再循環させる。これにより、スロットルバルブ10に対して戻された排ガスEも供給されることになり、バイパス弁19を閉状態に維持すると、燃焼室2への吸気量(空気量)を確保するためにスロットルバルブ10の開度が拡大側に移行して、その開度が中間領域(30〜70%)よりも拡大側の拡大領域(70%以上)になってしまう可能性が生じる。
そこで、バイパス弁制御手段53は、バイパス弁19を開状態として所定の開度に制御することにより、バイパス路18にも通気させて、スロットルバルブ10の開度を縮小側に調整している。これにより、スロットルバルブ10の開度が拡大領域(70%以上)まで移行するのを防止でき、第2燃焼状態においても、スロットルバルブ10の開度を中間領域(30〜70%)内に維持できる。このようにして、開度調整手段20は、バイパス路18と、バイパス弁19と、バイパス弁制御手段53とから構成されている。
以下、第1燃焼状態及び第2燃焼状態におけるEGR弁17及びバイパス弁19の開度の制御について説明する。
第1燃焼状態では、EGR弁制御手段52がEGR弁17を閉状態(開度が0%)に制御し、且つ、バイパス弁制御手段53がバイパス弁19も閉状態(開度が0%)に制御する。第2燃焼状態では、EGR弁制御手段52がEGR目標開度になるようにEGR弁17の開度を制御し、且つ、バイパス弁制御手段53がバイパス目標開度になるようにバイパス弁19の開度を制御する。
ここで、EGR弁17のEGR目標開度は、燃焼室2に再循環させる排ガス量に応じて予め設定されている。例えば、EGR目標開度は、燃焼室2への混合気Mの流量に対する燃焼室2に再循環させる排ガス流量のEGR率が15%以上となるように、50%に設定されている。
バイパス弁19のバイパス目標開度は、吸気路4に戻される排ガス量に応じて予め設定されている。つまり、バイパス目標開度は、EGR目標開度を指標として或いは経験式として、吸気路4に戻される排ガス量に応じて設定されている。例えば、バイパス目標開度は、EGR弁17の開度をEGR目標開度としたときに、スロットルバルブ10の開度が中間領域(30〜70%)内になるように、EGR目標開度(50%)に対して例えば20%に設定されている。
図2は、第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換えるときの、EGR弁17の開度(EGR弁開度と示している)、バイパス弁19の開度(バイパス弁開度と示している)、及び、スロットルバルブ10の開度(スロットル弁開度としている)の夫々の変化を示している。バイパス弁開度の変化については実線にて示している。
第1燃焼状態では、EGR弁開度が0%であり、バイパス弁開度も0%である。このとき、スロットル弁開度は中間領域(30〜70%)内に維持されている。EGR弁制御52は、EGR弁開度を0%から拡大側に移行させていき、EGR弁開度をEGR目標開度(50%)とする。バイパス弁開度については、バイパス弁制御手段53が、バイパス弁開度を0%から拡大側に移行させていき、バイパス弁開度をバイパス目標開度(20%)とする。これにより、EGR弁開度とバイパス弁開度とを同様に拡大側に移行させていきながら、EGR弁開度をEGR目標開度(50%)としたときにバイパス弁開度がバイパス目標開度(20%)となるようにして、第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換える。このようにして第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換えると、スロットル弁開度は、第1燃焼状態のときよりも多少拡大側に移行するものの、中間領域(30〜70%)内に維持することができる。
よって、第1燃焼状態及び第2燃焼状態の両燃焼状態において、スロットルバルブ10の開度を中間領域内に維持することができる。そのために、第2燃焼状態において、燃焼室2に再循環させる排ガス量を増加させることができる。その結果、第2燃焼状態としてストイキ・EGR燃焼を行う場合に、例えば15%以上のEGR率を実現することができる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態において開度調整手段20の別実施形態を示すものである。以下、図3に基づいて、第2実施形態における開度調整手段20について説明するが、その他の構成については、上記第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
吸気路4には、バイパス路18及びバイパス弁19(図1参照)に代えて、スロットルバルブ10よりも上流側で且つEGR流路16の接続箇所よりも下流側に、上流側スロットルバルブ21が配設されている。上流側スロットルバルブ21は、例えば、スロットルバルブ10と同様に、ステッピングモータ駆動のスロットルバルブを用いている。制御装置50には、バイパス弁制御手段53(図1参照)に代えて、上流側スロットルバルブ21の開度を制御する上流側スロットルバルブ制御手段54が備えられている。
開度調整手段20は、上流側スロットルバルブ21と、上流側スロットルバルブ制御手段54とから構成されている。
以下、第1燃焼状態及び第2燃焼状態におけるEGR弁17及び上流側スロットルバルブ21の開度の制御について説明する。
第1燃焼状態では、EGR弁制御手段52がEGR弁17を閉状態(開度が0%)に制御し、且つ、上流側スロットルバルブ制御手段54が上流側スロットルバルブ21の開度可動範囲内の中間開度(開度が50%)に上流側スロットルバルブ21の開度を制御する。第2燃焼状態では、EGR弁制御手段52がEGR目標開度になるようにEGR弁17の開度を制御し、且つ、上流側スロットルバルブ制御手段54が上流側スロットル目標開度(目標開度に相当する)になるように上流側スロットルバルブ21の開度を制御する。ここで、EGR目標開度は、上記第1実施形態と同様に設定されている。上流側スロットルバルブ21の上流側スロットル目標開度は、吸気路4に戻される排ガス量に応じて中間開度(開度が50%)よりも拡大側に予め設定されている。つまり、上流側スロットル目標開度は、EGR目標開度を指標として或いは経験式として、吸気路4に戻される排ガス量に応じて設定されている。例えば、上流側スロットル目標開度は、EGR弁17の開度をEGR目標開度としたときにスロットルバルブ10の開度が中間領域(例えば30〜70%)内になるように、EGR目標開度(50%)に対して例えば70%に設定されている。
図2は、上記第1実施形態において、第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換えるときの、EGR弁17の開度(EGR弁開度と示している)、バイパス弁19の開度(バイパス弁開度と示している)、及び、スロットルバルブ10の開度(スロットル弁開度としている)の夫々の変化を示しているが、バイパス弁19の開度(バイパス弁開度)に代えて、上流側スロットルバルブ21の開度(上流側スロットル弁開度と示している)の変化を一点鎖線にて示している。
第1燃焼状態では、EGR弁開度が0%であり、上流側スロットルバルブ制御手段54により上流側スロットル弁開度が50%に制御されている。このとき、スロットル弁開度は中間領域(30〜70%)内に維持されている。EGR弁制御52は、EGR弁開度を0%から拡大側に移行させていき、EGR弁開度をEGR目標開度(50%)とする。上流側スロットル弁開度については、上流側スロットルバルブ制御手段54が、上流側スロットル弁開度を50%から拡大側に移行させていき、上流側スロットル弁開度を上流側スロットル目標開度(70%)とする。これにより、EGR弁開度と上流側スロットル弁開度とを同様に拡大側に移行させていきながら、EGR弁開度をEGR目標開度(50%)としたときに上流側スロットル弁開度が上流側スロットル目標開度(70%)となるようにして、第1燃焼状態から第2燃焼状態に切り換える。このとき、スロットル弁開度は、第1燃焼状態のときよりも多少拡大側に移行するものの、中間領域(30〜70%)内に維持することができる。
このようにして、第1燃焼状態及び第2燃焼状態の両燃焼状態において、スロットルバルブ10の開度を中間領域内に維持することができながら、第2燃焼状態としてストイキ・EGR燃焼を行う場合に、EGR率を例えば15%以上の高い値とすることができる。
〔別実施形態〕
(1)上記第2実施形態では、第2燃焼状態として、ストイキ・EGR燃焼を行う場合について例示したが、第2燃焼状態として、混合気における投入燃料を一定として理論空気量以上に空気を投入するリーン燃焼を行うこともできる。このリーン燃焼を行う場合には、EGR流路16、EGR弁17、及び、EGR弁制御手段52等を省略することができる
(2)上記第1及び第2実施形態では、EGR流路16が、排気路6の排ガスEの一部を吸気路4においてスロットルバルブ10及びバイパス路18の上流側接続箇所よりも上流側に戻すようにしているが、排気路6の排ガスEの一部を吸気路4においてスロットルバルブ10よりも下流側に戻すようにすることもできる。
(3)上記第1及び第2実施形態では、スロットルバルブ10の中間領域を、開度可動範囲内で中間開度(50%)を基準として、50%±20%として設定したが、この中間領域をどのような範囲に設定するかは適宜変更が可能である。
本発明は、空気と燃料との混合気を圧縮して燃焼させる燃焼室と、吸気路に設けられて前記燃焼室への吸気量を調整自在なスロットルバルブとを備え、ストイキ燃焼を行う第1燃焼状態、及び、ストイキ・EGR燃焼又はリーン燃焼を行う第2燃焼状態の両燃焼状態において、スロットルバルブの開度を中間領域内に維持できながら、第2燃焼状態として、ストイキ・EGR燃焼を行う場合には、燃焼室に再循環させる排ガス量を多くすることができ、リーン燃焼を行う場合には、理論空気量以上の過剰空気を多くすることができる各種のエンジンに適応することができる。
第1実施形態におけるエンジンの概略図 EGR弁、バイパス弁、スロットルバルブの夫々の開度の変化を示すグラフ 第2実施形態におけるエンジンの概略図 スロットルバルブにおけるスロットル開度と流量係数との関係を示すグラフ
符号の説明
2 燃焼室
4 吸気路
10 スロットルバルブ
18 バイパス路
19 バイパス弁
20 開度調整手段
21 上流側スロットルバルブ
53 バイパス弁制御手段
54 上流側スロットルバルブ制御手段

Claims (4)

  1. 空気と燃料との混合気を圧縮して燃焼させる燃焼室と、
    吸気路に設けられて前記燃焼室への吸気量を調整自在なスロットルバルブとを備えたエンジンであって、
    前記燃焼室にてストイキ燃焼を行う第1燃焼状態と、排ガスの一部を前記吸気路に戻して前記燃焼室に再循環させて前記燃焼室にてストイキ・EGR燃焼を行う第2燃焼状態との両燃焼状態において、前記スロットルバルブの開度可動範囲内で開度が大きい拡大領域と開度が小さい縮小領域との間に存在する中間領域内に前記スロットルバルブの開度がなるように、前記スロットルバルブの開度を調整する開度調整手段を備え、
    前記開度調整手段は、前記吸気路において前記スロットルバルブをバイパスして前記スロットルバルブの上流側と下流側とを接続するバイパス路と、前記バイパス路の通気量を調整自在なバイパス弁と、前記バイパス弁の開度を制御するバイパス弁制御手段とから構成され、
    前記バイパス弁制御手段は、前記第1燃焼状態よりも前記第2燃焼状態の方を前記バイパス弁の開度を拡大側に制御するように構成されているエンジン。
  2. 前記バイパス弁制御手段は、前記第1燃焼状態のときには、閉状態に前記バイパス弁の開度を制御し、且つ、前記第2燃焼状態のときには、前記ストイキ・EGR燃焼において前記吸気路に戻される排ガス量に応じて予め設定された目標開度に前記バイパス弁の開度を制御する請求項に記載のエンジン。
  3. 空気と燃料との混合気を圧縮して燃焼させる燃焼室と、
    吸気路に設けられて前記燃焼室への吸気量を調整自在なスロットルバルブとを備えたエンジンであって、
    前記燃焼室にてストイキ燃焼を行う第1燃焼状態と、排ガスの一部を前記吸気路に戻して前記燃焼室に再循環させて前記燃焼室にてストイキ・EGR燃焼を行う又は前記燃焼室にてリーン燃焼を行う第2燃焼状態との両燃焼状態において、前記スロットルバルブの開度可動範囲内で開度が大きい拡大領域と開度が小さい縮小領域との間に存在する中間領域内に前記スロットルバルブの開度がなるように、前記スロットルバルブの開度を調整する開度調整手段を備え、
    前記開度調整手段は、前記吸気路において前記スロットルバルブよりも上流側に配設された上流側スロットルバルブと、前記上流側スロットルバルブの開度を制御する上流側スロットルバルブ制御手段とから構成され
    前記上流側スロットルバルブ制御手段は、前記第1燃焼状態から前記第2燃焼状態に切り換えたときに、前記上流側スロットルバルブの開度を拡大側に制御するように構成されているエンジン。
  4. 前記上流側スロットルバルブ制御手段は、前記第1燃焼状態のときには、前記上流側スロットルバルブの開度可動範囲内の中間開度に前記上流側スロットルバルブの開度を制御し、且つ、前記第2燃焼状態のときには、前記ストイキ・EGR燃焼において前記吸気路に戻される排ガス量又は前記リーン燃焼において理論空気量以上に投入する空気量に応じて予め設定された前記中間開度よりも拡大側の目標開度に前記上流側スロットルバルブの開度を制御する請求項に記載のエンジン。
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