JP4995515B2 - 遊技機情報報知システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の調整状態を示す遊技機情報を遊技者向けに報知するようにした遊技機情報報知システムに関する。
従来、遊技場の顧客に対する来店の動機付けや遊技機での遊技意欲の向上を図ることを目的として、遊技店側が行う遊技機の調整内容(スロットマシンにおける設定値、パチンコ台における釘調整状態など)を示す遊技機情報、つまり、遊技者側にとって有利な内容を含む情報であって、本来的には秘匿性を高めておく必要がある遊技機情報を、遊技者向けに報知するサービスが行われている(例えば、特許文献1参照)。この報知サービスは、遊技場の管理者が、遊技場用管理装置に対し報知内容に対応した遊技機情報(例えば、優良台である旨を示す情報)を事前に設定(入力)しておき、所定の報知タイミング(例えば、遊技機の稼動データが所定条件を満たした時点、或いは、設定時刻になった時点)で、当該管理装置から遊技機毎に設けられた報知端末に向けて遊技機情報を送信することにより、その報知端末で報知動作を行う構成となっている。
特開2002−126170号公報
前述したような報知サービスを行う構成では、管理装置に設定されている遊技機情報を、前記報知タイミングとなる以前に管理者以外の遊技場従業員が閲覧可能な状態となっている。このため、遊技場従業員に悪意がある場合には、上記遊技機情報を盗み見した結果を自身の知人に漏洩するなどの不正行為が行われる可能性があり、何らかの対策が必要となる。このための対策として、管理装置のセキュリティレベルを高めることが行われているが、完璧なセキュリティを実現することは実際には困難であり、そのセキュリティが破られて遊技機情報が漏洩する可能性が依然として残るという事情がある。また、上記のような盗み見は、管理装置に対し遊技機情報が入力されてから前記報知タイミングに至るまでの期間に行われた場合に実害が発生するものであるから、管理者側で、当該期間を通じて管理装置を監視していれば良いと考えられるが、実際には管理者自体が遊技場内に不在になることが多いため、そのような監視は難しく、遊技機情報の漏洩対策が不十分になること(管理者が、閉店後に作業を行い、更に、一日中、遊技場内にて働き続けることは難しいため、自宅に戻り休養すること、或いは他店舗の様子を見るために外出しなければならないことなどの理由が考えられる)が避けられないという事情もあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、秘匿性が高い遊技機情報が漏洩する事態を、遊技者に対する情報提供サービスの質の低下を招くことなく効果的に防止できるようになる遊技機情報報知システムを提供することにある。
請求項1記載の手段によれば、遊技機の調整状態を示す遊技機情報を遊技者向けに報知する動作を実行するためには、遊技場の管理者が入力手段を利用することによって、遊技機情報を含む報知内容制御情報を、遊技場外から報知情報管理手段へ通信手段により送信する。すると、報知情報管理手段は、報知内容制御情報を受信した後の所定タイミングに、その報知内容制御情報に含まれる前記遊技機情報を前記報知手段へ送信することにより、当該報知手段において前記遊技者向け報知動作を実行させるようになる。つまり、遊技機の調整状態を示す遊技機情報を遊技者向けに報知する動作を行うためには、遊技場外に設けられた入力手段での遊技情報入力操作が前提となるものであり、遊技場内の報知情報管理手段内に遊技機情報が秘匿性が高い状態のまま留まる期間(遊技機情報を含む報知内容制御情報を受信してから当該遊技機情報の報知タイミングとなるまでの期間)を極力短縮可能になる。この結果、管理者が遊技場内に不在であっても、秘匿性が高い遊技機情報が漏洩する事態を効果的に防止できるものであり、また、遊技機情報の報知動作を確実に実行可能であるから、遊技者に対する情報提供サービスの質の低下を招く恐れがないものである。
請求項2記載の手段によれば、報知情報管理手段が受信した前記報知内容制御情報を前記報知手段へ送信するタイミング、つまり、遊技機情報の遊技者向け報知動作の実行タイミングを、遊技場外に設けられた入力手段で入力した報知タイミング情報に基づいて決定できるようになるから、遊技場内の報知情報管理手段内に秘匿性が高い状態の遊技機情報が留まる期間の管理を厳密に行い得るようになり、遊技機情報が漏洩する事態を防止する上で有益になる。
請求項3記載の手段によれば、入力手段或いは報知情報管理手段のうちの少なくとも一方に備えられた設定値管理機能によって、遊技機に設定された設定値を示す設定値情報を、遊技機情報の報知動作の実行状況及び遊技機の稼動データと対応付けた状態で管理することが可能なるから、管理者側では、遊技場へ足を運ばなくても、遊技場内の遊技機の稼動状況を的確に把握できるようになり、その把握結果に基づいて、遊技機情報の報知対象となる遊技機を適切に選択可能になるなど、遊技場の運営管理面できわめて有益になる。
請求項4記載の手段によれば、所定時刻となるまで、或いは遊技場が閉店するまでの期間は、報知手段により遊技機情報の報知動作が行われた遊技機のみに係る設定値情報が、遊技場外に設けられた入力手段から遊技場内に設けられた報知情報管理手段へ送信されることになるから、その設定値情報の秘匿性を高める上で有益になる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、遊技機情報報知システムの全体構成が概略的に示されている。この図1において、遊技場内に互いに隣接した状態で横並び状に設置された複数台のスロットマシン1(遊技機に相当)は、隣接した台間メダル貸機2からメダルを借り受けてゲームを行うように構成されている。また、遊技場内には、スロットマシン1に係る稼動データ(遊技データ)やメダル貸機2による売上金額などを集計管理するための管理装置3(報知情報管理手段に相当)が設けられている。この管理装置3は、パソコンにより構成されたもので、スロットマシン1及びメダル貸機2との間でのデータ信号の授受を、データ中継機能を備えた呼出ランプユニット4(報知手段に相当)、中継装置5及びLAN6を通じて行うようになっている。
一方、遊技場外である例えば遊技場管理者の自宅には、パソコンより成る店外端末7(入力手段に相当)が設置されており、この店外端末7は、前記管理装置3との間でのデータ通信をインターネット回線8(通信手段に相当)経由で実行できるように構成されている。
図2には、スロットマシン1の正面外観が示されている。この図2において、スロットマシン1は、例えば3枚賭け専用機であり、所定のゲーム開始操作、つまり、メダル投入口9に3枚のメダルが投入された状態、若しくは、ベットボタン10を通じて3枚のクレジットメダルが賭けられた状態でスタートレバー11の操作が行われたときに、複数列(3列)のリール(符号なし)より成る可変表示装置12を動作させることによりゲームを開始するものであり、各列のリールに対応したストップボタン12a、12b、12cの操作によりリールの回転が停止したときに1ゲームが終了する構成となっている。
そして、このゲーム終了時において、可変表示装置12で表示される停止図柄が所定の当たり図柄に揃ったときには、その当たり図柄により決まる当たり役(ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役、リプレイ)の入賞が発生し、その当たり役の種類に応じた特典が遊技客に付与される。具体的には、小役が入賞したときに予め定められた枚数のメダルを払い出し、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスが入賞したとき、つまりボーナス入賞が発生したときに、小役の入賞確率を予め定められた期間(この期間は、ビッグボーナスの方がレギュラーボーナスより長い)だけ高めるビッグボーナスゲーム及びレギュラーボーナスゲームをそれぞれ実行可能になる。また、リプレイが入賞したときには、新たなメダルを賭けることなく次のゲームを実行することができる。尚、13はメダル受け皿、14はクレジット精算用のボタン、15は遊技者向けの種々の演出画面を表示するための演出用液晶表示部である。
上記可変表示装置12で表示する停止図柄は、スタートレバー11が操作されたタイミング(ゲーム開始タイミング)で行われる内部抽選の結果及びストップボタン12a、12b、12cの操作タイミングに応じて決まるものであり、スロットマシン1においては、内部抽選により当選した当たり役に対応したフラグ(ビッグボーナスフラグ、レギュラーボーナスフラグ、小役フラグ、リプレイフラグ)を成立させ、ストップボタン12a〜12cが操作されたときに、そのフラグに基づいて、所謂すべり制御(引き込み制御)を含む可変表示装置12の停止制御(各リールをフラグの種類に応じた当たり図柄或いは外れ図柄で停止させる制御)を行う構成となっている。
このような停止制御を行った結果、成立したフラグに対応する当たり図柄が停止表示された場合は入賞の発生となるが、当たり図柄が停止表示されなかった場合は所謂取りこぼしとなり、特にビッグボーナスフラグ及びレギュラーボーナスフラグは次のゲームへ持ち越され、その他のフラグは消滅する。ビッグボーナスフラグ及びレギュラーボーナスフラグに対応する当たり図柄の数は少ないので、フラグが成立したゲームで即座に当たり図柄を揃えることは困難であり、その結果としてフラグが次のゲームへ持ち越されることが多くなる。尚、ビッグボーナスフラグ及びレギュラーボーナスフラグの何れかが持ち越されている状態で、小役フラグが成立したときには小役フラグよりもボーナスフラグを優先するように構成されている。
スロットマシン1は、ゲームが行われるのに応じて、少なくとも以下(1)〜(4)に示すような遊技信号を出力する構成となっている。これらの遊技信号は、呼出ランプユニット4を通じて中継装置5に与えられるようになっており、中継装置5は、当該遊技信号をLAN6経由で管理装置3へ送信する。
(1)アウト信号(スタートレバー11の操作時に、その操作に応じた開始されたゲームで使用(消化)されたメダル数またはクレジットメダル数に相当した数のパルスを出力)
(2)セーフ信号(1メダル払出毎に1パルス出力:払出メダル数信号に相当)
(3)BIG信号(ビッグボーナス期間中にレベル信号出力:投入メダル数信号に相当)
(4)REG信号(レギュラーボーナス期間中にレベル信号出力)
この場合、管理装置3は、スロットマシン1側から送信されてくる上記(1)〜(4)のような遊技信号に基づいて、各スロットマシン1についての各種遊技データ(例えば、アウト信号、セーフ信号、BIG信号、REG信号の入力数を、投入枚数、払出枚数、ビッグボーナス回数、レギュラーボーナス回数とした遊技データ、各スロットマシン1に対応するメダル貸機2から出力される売上信号の入力数に基づいて(信号上がりの単位金額を乗算するなどして)演算される売上金額、或いは投入枚数に対する払出枚数の割合であるメダル払出率などを集計した遊技データの組み合わせ、演算した二次的な遊技データなど)の集計を行うと共に、集計したデータを所定形式の帳票データとして出力するという信号処理機能を備えている。
スロットマシン1においては、周知のように、メダル払出率(本実施例における遊技媒体であるメダルではなく、玉を遊技媒体とした遊技機であれば出玉率と呼ぶ)を例えば「1」〜「6」の6段階に変更するための設定値を、設定権限を有する担当者(前記管理者を含む)が操作可能な設定変更スイッチにより設定しておく構成となっている。尚、この実施例では6段階の設定値を想定しているが、複数段階であれば何段階でも良いものである。この場合、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスの当たり確率は、設定値が大きな数字になるほど段階的に高くなる状態とされ、また、リプレイについては設定値と無関係に一定の当たり確率(例えば1/7.3)に固定されるものであるが、複数種類の小役については、設定値に応じて当たり確率が変化するものと、設定値と無関係に一定の当たり確率となるものが存在するものであり、このようなスペックは、スロットマシン1の機種毎に異なる状態となっている。
一方、呼出ランプユニット4は、図3のような正面外観となっている。この図4において、呼出ランプユニット4は、上下3段に配置された第1〜第3表示ランプ4a〜4c、例えばバックライト付きのカラー液晶パネルより成るデータ表示部4d、呼出ボタン4e、データ表示部4dによる表示内容を切換えるためのデータ切換ボタン4fなどを備えた構成となっている。
この場合、呼出ランプユニット4にあっては、対応するスロットマシン1からBIG信号が入力されている期間中は、第1及び第2表示ランプ4a及び4bの双方を点滅させ、同じくREG信号が入力されている期間中は、第2表示ランプ4bのみを点滅させる構成となっている。また、第3表示ランプ4cは、複数色(例えば、赤、青、緑、橙)にて点灯可能な構成となっており、後述する遊技機情報の報知状態なったときに、当該遊技機情報による報知内容に応じた色で点灯(或いは点滅)されるものである。尚、呼出ボタン4eを押下すると、第1及び第2表示ランプ4a及び4bの双方が点灯して呼出表示を行い、呼出表示中に呼出ボタン4eを再度押下すると呼出表示を終了する。
図4には、呼出ランプユニット4のデータ表示部4dでのデータ表示例が示されている。この図4の表示例において、データ表示部4dには、「B.B数」、「R.B数」、「ゲーム数」、「累計ゲーム数」の各文字が表示されると共に、これらの文字とそれぞれ対応した位置に設定された数値表示エリアN1〜N4に、以下(a)〜(d)のような数値がデジタル表示される。尚、「B.B」の表記はビッグボーナスを意味し、「R.B」の表記はレギュラーボーナスを意味する。
(a)数値表示エリアN1:当日におけるビッグボーナス発生回数の累計値、
(b)数値表示エリアN2:当日におけるレギュラーボーナス発生回数の累計値、
(c)数値表示エリアN3:前回のボーナス(ビッグボーナス、レギュラーボーナス)の終了時点から現在時点までのゲーム数、つまり、ボーナス間ゲーム数(但し、ボーナスが未発生の時点では、当日の営業開始時点から現在時点までのゲーム数:尚、このボーナス間ゲーム数は、ボーナス発生中はカウントされず、そのボーナス終了時にリセットされる)、
(d)数値表示エリアN4:当日におけるボーナス間の累計ゲーム数。
また、データ表示部4dには、本発明の要旨に関係した遊技機情報を報知するための情報表示エリアEが設定されているが、この情報表示エリアEでの報知内容については後で説明することにする。
図1に戻って、店外端末7は、呼出ランプユニット4のデータ表示部4dで報知する遊技機情報の内容などを示す報知動作制御用データ、報知対象となるスロットマシン1の台番号情報、報知タイミング情報を組み合わせた報知内容制御情報を入力可能に構成されており、入力された報知内容制御情報は、インターネット回線8を通じて管理装置3へ送信される構成となっている。
具体的には、店外端末7には、図5に示すような報知動作制御用データが予め入力されて格納されている。この報知動作制御用データは、その種別を示す通し番号( No.)と対応付けた状態で、本発明でいう遊技機情報に対応したメッセージデータ(つまり、前記データ表示部4dの情報表示エリアEにて表示される遊技機情報に相当)、呼出ランプユニット4の第3表示ランプ4cの点灯色、遊技機情報の報知後に設定値情報を出力するか否かを示すフラグ信号(有または無、特定情報に相当)を記録した形態となっている。尚、「メッセージデータ」欄では、スロットマシン1に係る設定値を「設定」と表現しており、例えば当該「メッセージデータ」欄内の「偶数設定」の文言は、対応するスロットマシン1の設定値が「2」、「4」、「6」の何れかに設定されていることを示す。また、フラグ信号が「有」の場合、店外端末7に入力されている設定されている設定値(後述する図7参照)を、遊技機情報の報知後に出力して管理装置3へ送信することになるが、「無」の場合には、遊技場の閉店後に上記設定値情報の送信動作を行うことになる。このとき、遊技機情報が設定値を特定付けることが可能である内容の場合にフラグ信号が「有」と設定されることが想定され、このフラグ信号が「有」と設定された遊技機情報が特定の遊技機情報に相当する。
前記報知内容制御情報は、店外端末7において、前記報知動作制御用データの通し番号と、報知対象となるスロットマシン1の台番号情報と、報知タイミング情報とを入力することにより作成されるものであり、図6には、店外端末7においてそれぞれ異なる時刻(例えば、1回目:16時00分、2回目:19時00分、3回目:21時30分)に入力されて管理装置3へ送信された3種類の報知内容制御情報の具体例が示されている。但し、この図6では、報知動作制御用データについて通し番号のみを示しているが、実際には、報知動作制御用データ中に図5に示すようなメッセージデータ及び点灯色を示すデータ、並びにフラグ信号が含まれるものである。勿論、予め図5に示す設定情報を送信しておき、報知動作制御用データについては、図6に示す通り、通し番号のみとする(図5に示す他のデータは毎回送信しない)構成としても良い。尚、報知内容制御情報中の上記報知タイミング情報は、種々の指定が可能であるが、図5では、報知内容制御情報の送信直後のタイミングを指定した例(「送信後直ぐに」と表記)、具体的な時刻(22時00分)を指定した例を示している。
ここで、店外端末7は、本出願の請求項3記載の発明でいう設定値管理機能を備えており、この機能により図7に示すような稼動状況データを出力する構成となっている。即ち、図7には、店外端末7にて確認できるスロットマシン1の稼動状況データの出力例が一部だけ示されている。この稼動状況データは、時間の経過と共に刻々と変化するものであるが、図7では所定時刻(例えば、19時30分)での出力例を示している。この図7において、稼動状況データは、遊技場内の全部のスロットマシン1について、対応する呼出ランプユニット4で行ったメッセージデータの種類(図5に示す報知動作制御用データに対応した「報知内容1」〜「報知内容4」)及びその報知を行った時刻、投入枚数(スロットマシン1の稼動データに相当)、払出枚数(スロットマシン1の稼動データに相当)、設定値、非稼動タイマの計時時間を、各スロットマシン1の台番号と対応付けて記録した形態となっている。尚、稼動状況データ中の「投入枚数」、「払出枚数」は、現時点での投入メダル数及び払出メダル数の各合計値を示すデータであり、他の「売上金額」や「ボーナス発生回数」などのデータで代用することも可能である。また、「設定値」は、遊技場の管理者(店外端末7の管理者)が、スロットマシン1に実際に設定されている設定値をメモ用に入力したデータである。さらに、「非稼動タイマ」は、スロットマシン1から最後にアウト信号が出力されてからの経過時間を計時するもので、その計時時間が例えば10分以内である場合にスロットマシン1が稼動中であるとみなし、このように稼動中であるとみなした状態では、「非稼動タイマ」欄を色分けなどにより他と区別できるように表示しても良い。尚、上記稼動状況データは、店外端末7での閲覧時や所定時刻などに、遊技場内の管理装置3から必要なデータを受信することにより出力可能になるものである。
一方、管理装置3は、店外端末7から送信されてくる前記報知内容制御情報を受信したときには、その報知内容制御情報中の台番号情報により示される報知対象のスロットマシン1に対応した呼出ランプユニット4へ、当該報知内容制御情報中の報知タイミング情報(送信直後のタイミングまたは指定時刻)より示されるタイミングにおいて、報知動作制御用データを送信する。
そして、このような報知動作制御用データを受信した呼出ランプユニット4は、その報知動作制御用データ中のメッセージデータ(図5参照)をデータ表示部4dの情報表示エリアEに表示する。前述した図4には、表示されたメッセージデータが「この台は最高設定です。」の例、つまり、報知動作制御用データが通し番号「4」に対応したものであった場合の例が示されている。また、呼出ランプユニット4は、第3表示ランプ4cを、受信した報知動作制御用データ中の点灯色にて点灯(或いは点滅)させる。
図8〜図10には、管理装置3にて集計する管理用遊技データの異なる時刻での出力例が示されている。尚、この管理装置3も、店外端末7と同様に、本出願の請求項3記載の発明でいう設定値管理機能を備えている。
図8は、店外端末7で3回目に入力された報知内容制御情報(図6参照)に関連した遊技機情報の報知時刻(この例では、当該報知内容制御情報中の「報知タイミング情報」に対応した22時00分)より前の時点での管理用遊技データを示す。また、図9は、上記報知時刻より後の時点での管理用遊技データを示し、図10は遊技場が閉店した後の時点での管理用遊技データを示す。
これら図8〜図10において、管理用遊技データは、遊技場内の全部のスロットマシン1について、対応する呼出ランプユニット4で行ったメッセージデータの種類(図5に示す報知動作制御用データに対応した「報知内容1」〜「報知内容4」)及びその報知を行った時刻、投入枚数、払出枚数、設定値を、各スロットマシン1の台番号と対応付けて記録した形態となっている。
尚、図8の管理用遊技データの出力時点では、3回目に入力された報知内容制御情報、つまり、遊技機情報の報知後に設定値情報を出力するか否かを示すフラグ信号が「有」である報知内容制御情報(通し番号「4」の報知動作制御用データ(図5参照)を含む情報)に基づいた遊技機情報の報知動作がまだ行われていないので、当該管理用遊技データ中には、スロットマシン1の設定値情報については出力されない(この時点では、上記設定値情報は管理装置3にも記憶されていない)。
また、図9の管理用遊技データの出力時点では、上記3回目に入力された報知内容制御情報(フラグ信号が「有」)に基づいた遊技機情報の報知動作が行われた後なので、管理装置3は、当該報知動作が行われた呼出ランプユニット4に対応したスロットマシン1についての設定値を、店外端末7との通信により取得し、取得した設定値を、管理用遊技データ中に記録(図9の例では、台番号「1」、「10」のレコード中に記録)することになる。さらに、図10の管理用遊技データの出力時点では、遊技場が閉店しているため、管理装置3は、遊技場内の全部のスロットマシン1についての設定値を、店外端末7との通信により取得し、取得した設定値を、管理用遊技データ中に記録することになる。尚、管理装置3にあっては、上記のような管理用遊技データを必要に応じて表示或いは印字出力できる構成となっている。管理用遊技データ用の設定値を管理装置3から店外端末7へリクエストする構成としたが、店外端末7主導でフラグ信号「有」の報知内容に報知タイミングとなった時点で、送信する構成としても良い。
上記した本実施例の構成によれば、以下に述べるような作用・効果を奏することができる。
即ち、スロットマシン1の調整状態を示す設定値情報を含む遊技機情報(メッセージデータ)を遊技者向けに報知する動作を実行するためには、遊技場の管理者が、遊技場外に設けられた店外端末7において、遊技機情報(図5に示す報知動作制御用データの通し番号)を、報知対象となるスロットマシン1の台番号情報及び報知タイミング情報と共に入力し、その遊技機情報を含む報知内容制御情報を遊技場内の管理装置3へインターネット回線8により送信する。すると、管理装置3は、報知内容制御情報を受信した後の所定タイミング(本実施例では、受信した報知内容制御情報中の報知タイミング情報により決定されるタイミング)に、その報知内容制御情報に含まれる前記遊技機情報を呼出ランプユニット4へ送信することにより、当該呼出ランプユニット4において前記遊技者向け報知動作を実行させるようになる。つまり、スロットマシン1に設定されている設定値を示す遊技機情報を遊技者向けに報知する動作を行うためには、遊技場外に設けられた店外端末7での遊技情報入力操作が前提となるものであり、遊技場内の管理装置3内に遊技機情報が秘匿性が高い状態のまま留まる期間(遊技機情報を含む報知内容制御情報を受信してから当該遊技機情報の報知タイミングとなるまでの期間)を極力短縮可能になる。この結果、管理者が遊技場内に不在であっても、秘匿性が高い遊技機情報が漏洩する事態を効果的に防止できるものであり、また、遊技機情報の報知動作を確実に実行可能であるから、遊技者に対する情報提供サービスの質の低下を招く恐れがないものである。
この場合、遊技機情報の遊技者向け報知動作の実行タイミングを、遊技場外に設けられた店外端末7で入力した報知タイミング情報に基づいて決定できるから、遊技場内の管理装置3内に秘匿性が高い状態の遊技機情報が留まる期間の管理を厳密に行い得るようになり、遊技機情報が漏洩する事態を防止する上で有益になる。
また、本実施例では、店外端末7に備えられた設定値管理機能によって、図7に示すような稼動状況データを出力する構成となっている。これにより、管理者側では、店外端末7において上記稼動状況データを確認できるから、遊技場へ足を運ばなくても、遊技場内のスロットマシン1に係る稼動状況を的確に把握できるようになり、また、スロットマシン1に設定された設定値を示す設定値情報を、遊技機情報の報知動作の実行状況及びスロットマシン1の稼動データと対応付けた状態で管理することも可能なる。これにより、管理者側では、上記のような把握結果に基づいて、遊技機情報の報知対象となるスロットマシン1を適切に選択可能になるなど、遊技場の運営管理面できわめて有益になる。
管理装置3では、図8〜図10に示すような管理用遊技データを出力する構成となっているため、以下のような効果を奏することができる。即ち、図8〜図10に示すように、投入枚数や払出枚数のようなスロットマシン1に係る稼動データと、遊技機情報のメッセージデータ及び設定値とを対応付けた管理用遊技データを順次出力することで、遊技場側では、そのメッセージデータ毎にスロットマシン1の稼動状況がどのような状態になったかを把握できるようになる。即ち、図8〜図10において、例えば、「報知内容1」については、稼動データの増加がないので、他のメッセージデータに変更することが望ましいと考えられるが、「報知内容2」については、稼動データが増加しているので効果的な報知であると認識できるなど、遊技機情報の報知動作による効果を確認できるものであり、これにより、本実施例による遊技機情報報知システムをどのようにすれば効果的に運用できるかを検討可能になる。
この場合、所定時刻となるまで、或いは遊技場が閉店するまでの期間は、呼出ランプユニット4により遊技機情報の報知動作が行われたスロットマシン1のみに係る設定値情報が、遊技場外に設けられた店外端末7から遊技場内に設けられた管理装置3へ送信されることになるから、その設定値情報の秘匿性を高める上で有益になる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
図5に示した報知動作制御用データの内容は、これに限定されないことは勿論である。
管理装置3にて店外端末7からの報知内容制御情報や設定値情報を受信したときに、対応する呼出ランプユニット4へ報知動作制御用データが直ちに送信される例を示したが、予めそれらの情報の受信だけ行い、受信した情報を所定タイミングで呼出ランプユニット4へ送信するまでは、受信情報の表示や印字出力ができないようにしても良い。
遊技機情報の報知対象となる遊技機は、パチンコ台など他の遊技機であっても良い。特に、報知対象がパチンコ台の場合には、メッセージデータは特定の入賞口への入賞率に関わる情報(遊技機の調整状態を示す遊技機情報)としても良い。
報知手段の例として呼出ランプユニット4を挙げたが、これ以外にも、遊技場内に設置されたデータ表示端末(例えば、データロボ(登録商標))を報知手段として利用し、ここで複数台の遊技機についての遊技機情報を一括表示することにより報知する構成としても良い。また、遊技機毎に遊技者向け報知動作を行わなくとも、遊技機の機種毎或いは島毎のグループ単位で遊技者向け報知動作を行う構成としても良い。
秘匿性の低い情報については、店外端末7で入力する必要はなく、管理装置3側で行っても良い。入力手段の例として、パソコンより成る店外端末7を挙げたが、管理装置3にインターネット回線8経由(或いは携帯電話回線経由)でアクセス可能な携帯電話機を当該入力手段として利用する構成としても良いものである。また、通信手段として、インターネット回線8以外の手段(専用回線、電話回線など)を利用しても良い。
フラグ信号が「有」の遊技機情報が報知された場合のみ、設定値を送信するようにしたが、フラグ信号に関わらず、遊技情報が報知されていれば、遊技者が遊技する可能性が高まり、空台となる可能性は低くなるので、設定値を管理装置3へと送信して、遊技場内の従業員が確認できる構成としても良い。
管理装置3及び店外端末7の双方に請求項3記載の発明でいう設定値管理機能を備えた構成としたが、この機能は、少なくとも何れか一方が備えていれば良いものである。
本発明の一実施例を示すシステム全体の構成図 スロットマシンの正面図 呼出ランプユニットの正面図 データ表示部での表示例を示す図 店外端末に関連した報知動作制御用データの内容を示す図 店外端末に関連した報知内容制御情報の内容を示す図 店外端末に関連した稼動状況データの出力例を示す図 管理装置に関連した管理用遊技データの出力例を示す図(その1) 管理装置に関連した管理用遊技データの出力例を示す図(その2) 管理装置に関連した管理用遊技データの出力例を示す図(その3)
符号の説明
1はスロットマシン(遊技機)、3は管理装置(報知情報管理手段)、4は呼出ランプユニット(報知手段)、7は店外端末(入力手段)、8はインターネット回線(通信手段)を示す。

Claims (4)

  1. 遊技場内に、
    遊技機の調整状態を示す遊技機情報を遊技者向けに報知する動作を実行可能な報知手段と、前記遊技機情報を管理するための報知情報管理手段とを設置して成る遊技機情報報知システムにおいて、
    前記報知情報管理手段は、
    前記遊技機情報を入力可能に構成されると共に、入力された遊技機情報を含む報知内容制御情報を遊技場外から通信手段を介して送信可能な入力手段により送信される前記報知内容制御情報を受信可能に構成され、
    前記報知内容制御情報を受信した後の所定タイミングに、その報知内容制御情報に含まれる前記遊技機情報を前記報知手段へ送信することにより、当該報知手段において前記遊技者向け報知動作を実行させる一方、前記所定タイミングとして受信直後が設定されていた場合は、前記遊技機情報を前記報知手段へ直ちに送信し、前記所定タイミングとして受信後の所定時刻が設定されていた場合は、前記所定時刻となるまでは、前記報知内容制御情報の表示や印字出力を出来無いようにしたことを特徴とする遊技機情報報知システム。
  2. 前記入力手段は、前記遊技機情報の入力時に当該遊技機情報を前記報知手段で報知するタイミングを決定するための報知タイミング情報を入力可能に構成され、入力された遊技機情報及び報知タイミング情報を含む報知内容制御情報を前記報知情報管理手段へ送信するように構成され、
    前記報知情報管理手段は、前記報知内容制御情報を受信したときに、前記遊技機情報を前記報知手段へ送信する動作を、当該報知内容制御情報に含まれる前記報知タイミング情報により決定されるタイミングで実行することを特徴とする請求項1記載の遊技機情報報知システム。
  3. 遊技機情報の報知対象となる遊技機は、複数段階の設定値のうちから1つを設定することで出玉率またはメダル払出率を調整可能に構成されたものであり、
    前記入力手段、或いは前記報知情報管理手段のうち少なくとも一方は、前記遊技機に設定された設定値を示す設定値情報を、前記遊技機情報の報知動作の実行状況及び遊技機の稼動データと対応付けた状態で管理する設定値管理機能を備えた構成とされていることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機情報報知システム。
  4. 前記入力手段は、前記設定値情報を入力可能に構成され、所定時刻となるまで、或いは遊技場が閉店するまでの期間は、前記報知手段により遊技機情報の報知動作が行われた遊技機のみに係る設定値情報を前記報知情報管理手段へ送信することを特徴とする請求項3記載の遊技機情報報知システム。
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