JP4995022B2 - カラオケ採点成績に基づいて飲食物料金額を割り引きするカラオケ客室用電子メニュー注文装置 - Google Patents

カラオケ採点成績に基づいて飲食物料金額を割り引きするカラオケ客室用電子メニュー注文装置 Download PDF

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Description

この発明は、たとえばカラオケボックスと称される多数の客室を有するカラオケ集合店舗に装備されるPOSシステムの電子メニュー注文装置に関し、とくに、各客室に配備され、カラオケ歌唱採点の成績に基づいて飲食物代金を割り引きするカラオケ客室用電子メニュー注文装置に関する。
最近のカラオケ店では、分厚いカラオケ目次本に代わり、タブレットコンピュータにより構成された電子目次本装置(DAMステーション、デンモク、キョクNAVI、ナビカラなどの商品名)が普及している。タブレットコンピュータの持つ演算能力・記憶能力・通信能力はきわめて大きいので、この種の電子目次本装置をカラオケに関連したさまざまな用途に供する開発が進められている。とくに、特開2005−134570号公報、特開2005−134571号公報、特開2007−122620号公報などに詳しく開示されているように、このようなタブレットコンピュータを用いて利用者を識別することにより、利用者ごとの利用履歴に基づいてさまざまなサービスを提供できるようになっている。
たとえば、周知の歌唱採点機能をカラオケ事業者に対して会員として登録した利用者が利用すると、その採点結果を利用者の識別符号に対応付けして記憶しておく。そして、通信カラオケシステムのインフラを利用して、特開2005−99288号公報などに詳しくに開示されているように、各地の通信カラオケ端末から集信した採点結果を定期的に集計して採点ランキングを作成し、利用者に提示する。このランキングバトルと呼ばれる歌唱採点ゲームは大変な人気を博している。
一方、最近、レストランや居酒屋などにおいて、入店した客にタッチパネルディスプレイつきのタブレットコンピュータを預け、客がメニューを見て商品を選ぶ行為と、選んだ商品をお店に注文する行為とを、客自身が電子メニュー注文装置(客室端末とかオーダー端末などと呼ばれている)を操作して行う方式のセルフオーダーPOSシステムが実用化され、普及しつつある。
本出願人も、電子目次本装置を電子メニュー注文装置としても機能させるセルフオーダーPOSシステムを実用化する開発を行なっており、多数の特許出願も行なっている。例えば、特開2007−148780号公報には、利用時間が制限された状況下で、残り時間を考慮して注文を受け付けるシステムを開示している。また、特開2007−148998号公報には、数量無制限サービスの対象品目を提示して注文を受け付けるシステムを開示している。
特開2005−134570号公報 特開2005−134571号公報 特開2007−122620号公報 特開2005−99288号公報 特開2007−148780号公報 特開2007−148998号公報
この発明は、カラオケ集合店舗の利用客が各客室に備えられている電子メニュー注文装置の電子メニューを見ながら随時に自分で注文操作をする状況を前提とするものである。グループごとにカラオケボックスで数時間ほど、飲食しながらカラオケを楽しんでいる状況においては、飲食は娯楽のメインにはなりづらい。歌唱したり選曲したりする合間に誰かが注文したり、飲食物が目の前にあれば飲食したり、といった程度になりやすい。せっかく便利で娯楽性の高い電子メニュー注文装置があっても、カラオケがメインの娯楽であるカラオケ店においては、カラオケと切り離された娯楽では利用客にも受け入れられにくい。
そこで本出願人は、カラオケと飲食とを結びつけることができないかと考え、カラオケの利用履歴に基づいて飲食代を割り引くことを思いついた。そうすれば、飲食代の負担を軽くしようとして、カラオケ利用にもさらに熱が入って、双方の娯楽性・ゲーム性が増して楽しくなるだろうと考え、本発明を創作した。
この発明に係るカラオケ装置は、つぎの事項(1)〜(10)により特定されるものである。
(1)表示手段と、操作入力手段と、記憶手段と、制御手段を備え、客室のカラオケ装置およびPOS店舗システムと通信可能なカラオケ客室用電子メニュー注文装置であること
(2)表示手段は、制御手段の制御に従い利用者に情報を提示すること
(3)操作入力手段は、利用者入力を受け付けること
(4)記憶手段は、料金額を含む注文情報と、割引率テーブルを格納すること
(5)割引率テーブルは、カラオケ採点成績データと、割引率の関係を規定すること
(6)制御手段は、メニュー処理と、注文受付処理と、割引表示処理と、割引通知処理を行なうこと
(7)メニュー処理は、利用者入力に従ってメニューデータベースにアクセスし、メニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付けること
(8)注文受付処理は、メニュー表示中にて受け付けた品目IDを含む注文電文をPOS店舗システムに送信するとともに、記憶手段の注文情報を更新すること
(9)割引表示処理は、カラオケ装置と通信してカラオケ採点成績データを取得し、カラオケ採点成績データに対応する割引率を割引率テーブルより抽出して表示させること
(10)割引通知処理は、料金精算に先立ってPOS店舗システムと通信し、カラオケ装置から取得した最新のカラオケ採点成績データに基づく割引率を送信すること
この発明において,記憶手段は、品目IDごとに規定された割引率テーブルを格納し、割引表示処理は、カラオケ装置と通信してカラオケ採点成績データを取得し、カラオケ採点成績データに対応する割引率を各品目IDの割引率テーブルからそれぞれ抽出し、一覧的に表示させることが望ましい。
またこの発明において、次の事項(a)〜(c)のいずれかを選択的に備えることが望ましい。
(a)制御手段は、利用者の指示入力があった際に割引表示処理を開始すること
(b)制御手段は、メニュー処理にて利用者にいずれかの品目が選択指定された際に割引表示処理を開始すること
(c)割引表示処理は、カラオケ装置が出力するカラオケ採点成績データを受信した際、当該カラオケ採点成績データに対応する割引率を割引率テーブルより抽出して表示させること
さらにまた上記特定事項(c)を備える場合に、制御手段は、利用者の指示入力に従ってカラオケ装置と通信してカラオケ採点成績データを出力させることが望ましい。
この発明の電子メニュー注文装置によれば、カラオケ採点ゲームで高得点をあげるほど、飲食代の割引率を下げることができるなど、カラオケと飲食が結びついて相乗的に双方の娯楽性が高まる。カラオケに熱が入るだけでなく、割引率を考慮して次は何をどのくらい注文しようかなどとあれこれ考えながら、飲食することも電子メニュー注文装置を使用して注文することもゲーム感覚で楽しくなる。その結果、カラオケや飲食、電子メニュー注文装置の利用が増加する効果を期待できる。
===システム構成===
図1は、複数の客室を備えたカラオケ集合店舗に本発明を適用した場合のシステム構成を例示している。店舗100に1台設置されたPOSコンピュータ1と、POSレジ端末2と、厨房に設置された厨房端末3と、各客室120に設置されているタブレットコンピュータからなる客室端末4とを含み、各装置が店舗内LAN5に接続されて、飲食物の注文に関わる各種業務を担う周知のPOSシステムが構築されている。厨房端末3はプリンタを付帯している。
また各客室120にはカラオケ装置6が設置され、LAN5に接続されている。店舗100内には、各客室120のカラオケ装置6と客室端末4と外部のカラオケサーバー7により、周知の通信カラオケシステムが構築されている。
POSコンピュータ1は店舗内のPOSシステムを統括している。ハードディスク装置に店舗の客室情報や各種の管理情報を格納し、VPN8を介して外部サーバーなどと通信可能であるとともに、LAN5を介して店舗内100の各装置と通信可能に構成される。
客室端末4はこの発明に係る電子メニュー注文装置の核心である。加えて、客室端末4は、カラオケ楽曲を検索したり演奏予約したりする電子目次本装置としても機能するものであり、同室内のカラオケ装置6との通信やLAN5を介したカラオケサーバー7との通信が可能に構成される。
カラオケサーバー7は、通信カラオケシステムにおけるホスト装置なるコンピュータであり、カラオケ楽曲の起源となるカラオケデータを蓄積したカラオケデータベースのほか、会員として登録された利用者の情報を管理する会員情報データベースなどの各種データベースを備えている。そして、カラオケ装置6や客室端末4は、LAN5を介してカラオケサーバー7と通信し、カラオケデータの配信を受けたり、稼働ログを送信したりする。
カラオケサーバー7の備える各種データベースのうち、会員情報データベースは、会員登録されている利用者が所持するICカードに固有のICカード番号とした個人IDをキーとして、個人情報や各種履歴情報を対応付けして格納・管理している。とくに本実施例において、履歴情報にはカラオケ装置6にてカラオケ採点ゲームを実施した歌唱者についての採点結果や歌唱曲・歌唱者や歌唱日時などの採点データが含まれ、カラオケ装置6から稼働ログに含めて集信され適宜更新されている。
===客室端末4の構成===
客室端末4は、周知のタブレットコンピュータの応用機器である。図2に電子メニュー注文装置としてのブロック構成を例示しているように、CPU・RAM・ROMを含む中央制御部11の他、ハードディスク装置12・タッチパネルディスプレイ13・通信インタフェース14を備えている。タッチパネルディスプレイ13の表示部は表示コントローラ15を介してCPUバスにつながり、操作入力部は入力検出回路16を介してCPUバスにつながっている。通信インタフェース14は無線アクセスポイントを介してLAN5に接続されており、POSレジ端末2や厨房端末3などPOSシステムの他の装置と通信する。
ハードディスク装置12にはメニューデータベースが格納されている。メニューデータベースには、品目IDに対応付けした飲食物の品目情報が集約されている。品目情報としては、品目名・料金・標準配膳時間・主原料・カロリー値・料理分類・画像データ所在などの各種属性を記述したテキスト主体のデータと、飲食物の精細なカラー画像データが含まれる。
なお、メニューデータベースは、POSコンピュータ1や他のサーバー装置に格納・管理して、適宜に客室端末4からLAN5を介してアクセスして利用する構成もとれる。
===電子メニュー注文装置の基本機能===
客室端末4の中央制御部11は、ROMやハードディスク装置12に格納されたプログラムを実行することで、タッチパネルディスプレイ13により客と対話形式の情報交換をし、メニューデータベースから利用者の希望する飲食物の品目情報を検索して提示したり、利用者の注文入力を受け付けたりする電子メニュー処理を行って、受け付けた注文内容を含む注文電文をPOSコンピュータ1や適宜なPOSシステムの装置に送信する、周知の電子メニュー注文装置として機能する。
この際に本実施例ではとくに、受付けた注文内容(品目と数量、金額)を適宜な記憶部に記憶している。入室してから受付けた注文内容を累積的に記憶しており、飲食代の総額がわかるように管理している。そして客室の退室処理がなされた際など、適宜な機会に消去している。
なお、POSシステムの基本的な動作として、客室端末4で生成された注文電文は、厨房端末3とPOSレジ端末2とPOSコンピュータ1に送信される。受信した注文電文に基づいて、厨房端末3では付帯するプリンタにより客室番号やその品目、個数などの情報を含む受注伝票が印刷出力される。その受注伝票に基づいて店員が料理や配膳の作業を行う。POSレジ端末2は、注文電文に基づいて所定形式の精算データにして、客室番号別に蓄積する。客の退室時などにこの蓄積データに基づいて請求伝票を印刷し、料金精算処理を行う。またPOSコンピュータ1では、客室別に受け取った注文電文に基づいて客室別に注文履歴として蓄積し管理する。
===電子目次本装置の基本機能===
客室端末4は、周知の電子目次本装置としても機能する。たとえば図3に例示したように、客室端末4のトップメニューで、電子メニュー装置として利用するか、電子目次本として利用するかを利用者が指示入力することにより、機能を切り分けることができる。
電子目次本として機能させるために、ハードディスク措置12には、演奏予約などの操作対象となる同室内のカラオケ装置6の所在情報(IPアドレスなど)や、カラオケ装置6に蓄積されているものと同様のカラオケ楽曲の目次情報が記憶され、カラオケ装置6とLAN5を介して通信可能に構成される。そして、中央制御部11がROMやハードディスク装置12に格納されたプログラムを実行することで、周知のとおり、タッチパネルディスプレイ13により客と対話形式の情報交換をし、蓄積された目次情報から利用者の希望する楽曲の目次情報を検索して提示したり、利用者の演奏予約する旨の指示入力を受け付けて演奏予約コマンドを生成しカラオケ装置6に転送したりする。ログインした会員による操作入力の際には、コマンドに会員IDを含めて転送する。
本実施例のシステムにおいて、カラオケ装置6は歌唱採点機能を備え、歌唱採点ゲームを実施できる。歌唱採点ゲームを利用しようとする利用者は、図4に例示した客室端末4の電子目次本としてのトップ画面にて、「歌唱採点」ボタン41を指示入力して歌唱採点対象とする楽曲を選曲する。そうすると、客室端末4は歌唱採点ゲーム実施の旨をともなった演奏予約コマンドをカラオケ装置6に転送する。
カラオケ装置6にて歌唱採点ゲームを実施した楽曲の演奏が終了してその歌唱採点結果の得点が出力されると、客室端末4はカラオケ装置6と通信して得点を含む採点成績データを受け取って、適宜な記憶部に一時記憶している。そして利用客の客室からの退室処理がされた際などの適宜な機会に記憶部から消去する。
===割引率テーブルと割引通知===
本実施例の電子メニュー注文装置は、先述した基本機能に加え、カラオケ装置6が出力したカラオケ採点結果の成績データに基づいて、所定の割引率で飲食代を割り引く機能を備えることに特徴があるものである。そのために電子メニュー注文装置としての客室端末4は、カラオケ採点成績データと割引率と関係を規定した割引率テーブルを記憶部に格納し管理している。
この割引率テーブルは、適宜にカラオケ店員が営業時間外などに客室端末4に直接、あるいはPOSコンピュータ1やサーバー装置などからLAN5を介して操作入力し設定できるように構成しておく。
そして、電子メニュー注文装置としての客室端末4の中央制御部11は、適宜な機会に、カラオケ装置6から通知された採点成績データに基づいて割引率テーブルを参照して、当該得点に対応する割引率を抽出し、その割引率をディスプレイ13に表示して利用客に提示する割引表示処理を行なう。
<第1の実施例>
第1の実施例に係る割引率テーブルの論理構成を図5に例示している。この割引率テーブルには、カラオケ採点結果の得点帯域ごとに定めた割引率が記述されている。たとえば、70点以上85点未満で2割引、85点以上で4割引というように設定される。
割引表示処理開始のトリガとして、本実施例では、利用者の指示入力により開始する。図6に例示したように電子メニュートップ画面に「カラオケ割引」ボタン51を配設しておき、これが利用者に指示入力されたときに、処理を開始する。そして、図7に例示したように、ディスプレイ13に「ただいま4割引です」というように表示させるとともに、この最新の割引率を記憶部に記憶させる。
この際に、記憶部に記憶しているこれまでの注文の飲食代総額を参照し、抽出した割引率により飲食代総額を割り引いた額を算出して、ディスプレイ13にその額を割引率とともに表示させる。現時点での割引率を適用した参考額が目に見えるので、もう少し割引率を大きくしようと、カラオケ採点ゲームにも熱が入ったり、それだけ割り引きがあるのならば、と飲食注文を追加したりすることもあるだろう。
通知する割引率について、最新の採点成績データの得点帯域より割引率の高い得点帯域が割引率テーブルに規定されている場合には、その現在より高得点帯域の割引率を通知するように表示してもよい。たとえば「95点以上で5割引になります」というように表示する。カラオケ採点ゲームや飲食注文をさらに奨励することができる。
なお、最新のカラオケ採点結果が先の得点より低かった場合などに、割引率テーブルから抽出した割引率が記憶部の最新の割引率より小さい場合には、最新の割引率として記憶させないようにする。そうすると、後述するように、飲食代には最大の割引率を適用するようにできる。
あるいは、その時点までの採点ゲーム参加者の平均得点に基づいて割引率を抽出する構成にしてもよい。
<第2の実施例>
第2の実施例に係る割引率テーブルは、品目IDごとに割引率テーブルを設定する構成をとる。したがって、複数の割引率テーブルが各品目IDに対応付けして設定される。品目IDごとに得点帯域および割引率を異ならせることができる。日替わりのお薦め商品などの特定の品目について、デザートAは得点98点以上で半額、ピザBは70点以上85点未満で2割引、85点以上で4割引、という具合に割引率を設定している。もちろん、注文可能な全品目について割引率テーブルを設定してもよい。
客室端末4の中央制御部11は、割引表示の処理を開始すると、各品目用の割引率テーブルのうち採点成績データの得点に対応する割引率を参照し、品目IDと割引率との組み合わせを1組以上抽出する。そして、図8に例示したように、メニューデータベースを参照してそれらの品目名や価格と割引率とを一覧的にディスプレイ13に表示させる。1画面に一覧表示しきれない場合には、ページをめくる操作入力を受付けたりスクロール表示させたりする。また、記憶部に記憶している注文内容と対比させ、該当する品目IDが含まれていれば、抽出した割引率に基づいて割り引いた額を算出して、その額もディスプレイ13に表示させる。
<第3の実施例>
割引表示処理開始のトリガとして、利用客がいずれかの飲食物を選択指定して客室端末4のディスプレイ13に表示させた際に開始する。客室端末4の中央制御部11は、選択指定された品目IDに基づいて割引率テーブルを参照し、得点帯域と割引率との組み合わせを抽出するとともに、カラオケ装置6から通知され記憶している最新(あるいは最大)の採点成績データと対比させて、該当の割引率を表示させる。
さらに、最新(あるいは最大)の採点成績データの得点帯域より割引率の高い得点帯域が割引率テーブルに記述されていれば、「この品目はカラオケ採点ゲーム98点以上で半額になります」というように、採点ゲームの実施と飲食注文を促すようにする構成もとれる。
<第4の実施例>
割引表示処理開始のトリガとして、歌唱採点の対象曲の演奏が終了して歌唱採点結果がカラオケ装置6から出力され、客室端末4がその最新の採点結果を受信した際に開始する。客室端末4の中央制御部11は、受信した採点成績データあるいは最高得点の採点成績データに基づいて、各品目用の割引率テーブルのうち採点成績データの得点に対応する割引率を参照し、品目IDと割引率との組み合わせを1組以上抽出する。そして、図8の例と同様に、メニューデータベースを参照してそれらの品目名や価格と割引率とを一覧的にディスプレイ13に表示させる。
なお、客室端末4が採点成績データを記憶保持せずに、割引表示の処理を開始した際にカラオケ装置から取り寄せる構成でもよい。その場合に、カラオケ装置は最新あるいは最高の採点成績データを通知する。
===割引通知===
客室端末の中央制御部11が割引率テーブルから得点に該当する割引率を抽出した際には、POSシステムにも通知している。これに基づいてPOSコンピュータ1は、当該客室についての最新(あるいは最大)の割引率の情報を記録している。そして飲食代精算の際に、適用する最新の(あるいは最大の)割引率の情報をレジ端末2に転送し、飲食代総額にこの割引率を適用して請求する。
客室端末4からは退室の際などに、飲食代に適用する最新(あるいは最大)の割引率だけをPOSシステムに通知するようにしてもよい。
割引率の飲食代への適用について、前記実施例は、精算時までの飲食代総額(品目IDごとに割引率が異なる場合はその品目の注文総額)に対して一律の割引率を適用する例を示している。ただし、本発明はそのような適用方式に限定されない。注文する都度、異なった割引率を適用することも可能である。飲食注文する時点での最新(あるいは最大)の割引率を適用する。その場合、注文電文には適用する割引率も対応付けしてPOSシステムに転送する。
そうすると、たとえば割引率が3割になったからドリンクaを注文したが、その後割引率が5割になったので同じドリンクa追加注文した場合にも、精算額はドリンクaを先の注文では3割引、後の注文では5割引となる。一般に、後になるほど飲食物の注文は減る傾向にあるところ、注文促進の効果も期待できる。
とくに品目IDごとに異なる割引率が設定されている場合などには、直前のカラオケ採点結果によって新たな割引率の対象になる商品を「ただいまの得点によりサラダCが5割引きになります」というように利用者に提示して、注文を促すことができる。そうすると、カラオケ採点ゲームの娯楽性も増し、飲食注文数も相乗的に増加することが期待できる。
===他の実施形態===
図6に例示した「カラオケ割引」を有料または無料のゲームとする構成もとれる。たとえば電子メニュー装置のトップメニュー(図6)または電子目次本のトップメニュー(図4)に「カラオケ割引」ボタンを配設しておき、利用客が「カラオケ割引」ボタンを指示入力してゲーム開始を指示すると、カラオケ採点ゲームと同様に対象曲を選曲する画面に遷移する。選曲した楽曲の演奏と歌唱採点が終了し、その採点成績データが客室端末4に通知されると、中央制御部11が割引率テーブルを参照して該当の割引率を抽出し、利用客に提示する。そして、利用客が選択指定した注文につき、当該割引率を含めた発注電文を生成する。このようにすれば、ゲームに参加して注文した品目についてのみ、割引率が適用される。
電子メニュー注文装置を会員ごとにログインして利用することも可能である。ログインユーザの操作入力による注文電文には、会員IDを付帯させて出力する。その場合に、会員IDごとの採点成績データに基づいて会員別の割引率を飲食代に適用する構成をとることもできる。
なお、電子メニュー装置と電子目次本装置とを別体のハードウェアとする構成も可能であることはいうまでもない。
本実施例に係るシステム構成を例示している。 本実施例に係る客室端末のハードウェア構成を例示している。 本実施例に係る客室端末のトップ画面例である。 本実施例に係る客室端末の電子目次本装置としてのトップ画面例である。 本実施例に係る割引率テーブルの論理構成を例示した図である。 本実施例に係る客室端末の電子メニュー注文装置としてのトップ画面を例示した図である。 本実施例に係る割引表示の画面例である。 本実施例に係る品目別の割引表示の画面例である。
符号の説明
4 客室端末
11 中央制御部
13 ディスプレイ

Claims (6)

  1. 表示手段と、操作入力手段と、記憶手段と、制御手段を備え、客室のカラオケ装置およびPOS店舗システムと通信可能なカラオケ客室用電子メニュー注文装置であって、
    表示手段は、制御手段の制御に従い利用者に情報を提示し、
    操作入力手段は、利用者入力を受け付け、
    記憶手段は、料金額を含む注文情報と、割引率テーブルを格納し、
    割引率テーブルは、カラオケ採点成績データと、割引率の関係を規定し、
    制御手段は、メニュー処理と、注文受付処理と、割引表示処理と、割引通知処理を行ない、
    メニュー処理は、利用者入力に従ってメニューデータベースにアクセスし、メニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付け、
    注文受付処理は、メニュー表示中にて受け付けた品目IDを含む注文電文をPOS店舗システムに送信するとともに、記憶手段の注文情報を更新し、
    割引表示処理は、カラオケ装置と通信してカラオケ採点成績データを取得し、カラオケ採点成績データに対応する割引率を割引率テーブルより抽出して表示させ、
    割引通知処理は、料金精算に先立ってPOS店舗システムと通信し、カラオケ装置から取得した最新のカラオケ採点成績データに基づく割引率を送信する
    カラオケ客室用電子メニュー注文装置。
  2. 記憶手段は、品目IDごとに規定された割引率テーブルを格納し、
    割引表示処理は、カラオケ装置と通信してカラオケ採点成績データを取得し、カラオケ採点成績データに対応する割引率を各品目IDの割引率テーブルからそれぞれ抽出し、一覧的に表示させる
    請求項1に記載のカラオケ客室用電子メニュー装置。
  3. 制御手段は、利用者の指示入力があった際に割引表示処理を開始する
    請求項1または2に記載のカラオケ客室用電子メニュー装置。
  4. 制御手段は、メニュー処理にて利用者にいずれかの品目が選択指定された際に割引表示処理を開始する
    請求項1または2に記載のカラオケ客室用電子メニュー装置。
  5. 割引表示処理は、カラオケ装置が出力するカラオケ採点成績データを受信した際、当該カラオケ採点成績データに対応する割引率を割引率テーブルより抽出して表示させる
    請求項1または2に記載のカラオケ客室用電子メニュー装置。
  6. 制御手段は、利用者の指示入力に従ってカラオケ装置と通信してカラオケ採点成績データを出力させる
    請求項5に記載のカラオケ客室用電子メニュー装置。
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