JP4993090B2 - 電子popで再生されたコンテンツの効果を解析する方法およびシステム - Google Patents

電子popで再生されたコンテンツの効果を解析する方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、セールスプロモーションに利用される広告媒体である電子POPで再生されるコンテンツの効果を解析する技術に関する。
消費者のニーズが多様化する中、セールスプロモーションに利用される広告媒体であるPOP(POP: Point of purchase advertising)には、それぞれの消費者のニーズに適合した広告を迅速に提供することが求められ、映像や音声などで広告を流す電子POPが店舗に設置されるケースが増えている。
商品の特徴の説明を効率的に行い、展示物や商品への集客効果を高める電子POPシステムとして、特許文献1では、消費者によって商品が選択される前は、優先表示データを電子POPで表示し、消費者によって商品が電子POPで選択されたときは、消費者によって選択された商品の情報を情報送受信サーバに送信し、情報送信受信サーバから送信された表示データを表示するシステムが開示されている。
更に、特許文献2では、電子POPの広告効果をより高めるために、人を検知するセンサを電子POPは備え、センサで人を検知した信号に基いて特定されている広告を出力する電子POPが開示されている。
特開2002−245340号公報 特開2002−116858号公報
店舗に設置される電子POPはセールスプロモーションに利用され、セールスプロモーションにおいては、電子POPで再生されたコンテンツの効果が最も重要になるが、従来の電子POP或いは電子POPシステムには、電子POPで再生されるコンテンツの効果を解析するために必要となる機能は備えられていなかった。
そこで、本発明は、セールスプロモーションのために店舗に設置される電子POPで再生されるコンテンツの効果を解析できる方法およびシステを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、電子POPで再生されたコンテンツの効果を解析する方法であって、前記電子POPは再生する前記コンテンツとして、前記電子POPが自動的に選択して再生する自動再生コンテンツと、前記電子POPが操作されて再生される手動再生コンテンツの2種類を記憶し、前記電子POPの前にいる消費者を検出する人体センサと、前記人体センサの出力と消費者の行動とを関連付けた行動判定規則から、前記電子POPの前にいる消費者の行動を判定し、消費者の行動を判定するごとに、前記解析要素として行動識別子を含む行動履歴情報を生成する手段とを備えた行動監視装置を前記電子POPごとに設け、前記電子POPは、前記コンテンツの効果を解析するときに利用する解析要素として、再生した前記コンテンツのコンテンツ識別子、再生日時及び種別情報を含む再生履歴情報を、前記コンテンツを再生するごとに生成する履歴情報生成工程と、前記電子POPで生成された前記再生履歴情報を前記電子POPごとに記憶している解析サーバが、前記解析サーバが記憶している前記再生履歴情報を参照して、指示された前記解析要素ごとに前記コンテンツの再生回数を集計するとともに、前記コンテンツの前記コンテンツ識別子と前記行動履歴情報に含まれる前記解析要素とを関連付けて集計することで、前記コンテンツの効果を解析し、集計結果を出力する解析工程とから構成されることを特徴とする方法である。
第1の発明によれば、前記電子POPが前記再生履歴情報を生成し、前記解析サーバが前記再生履歴情報を解析することで、前記自動再生コンテンツのコンテンツ識別子ごとに、手動再生コンテンツが再生された回数を集計した結果から、消費者が興味を示した自動再生コンテンツがわかり、自動再生コンテンツの内容から消費者が興味を示したカテゴリーを把握することができるようになる。また、前記再生履歴情報に加え、前記行動履歴情報を用いて前記コンテンツの効果を解析することで、前記消費者の行動から、消費者が興味を示した詳細なカテゴリーを把握することができるようになる。
更に、手動再生コンテンツは消費者が操作することによって再生されるため、手動再生コンテンツの再生回数の集計結果から、消費者が興味を示した詳細なカテゴリーを把握することができるようになるし、最も、消費者が操作した前記電子POPを把握できるようになる。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載の方法において、前記行動監視装置は複数の前記人体センサを備え、複数の前記人体センサの出力から消費者の行動を判定することを特徴とする方法である。
第2の発明によれば、前記行動監視装置が複数の前記人体センサを備えることで、前記行動判定規則でより細かな消費者の行動を設定できるようになる。例えば、消費者を検知している前記人体センサの順序から、消費者の移動方向を判定できるようになる。
更に、第3の発明は、第1の発明または第2の発明に記載の方法において、前記手動再生コンテンツを再生したとき、前記電子POPは、前記手動再生コンテンツが選択されたときに再生していた前記自動再生コンテンツの前記コンテンツ識別子を前記解析要素として前記再生履歴情報に含ませることを特徴とする方法である。
第3の発明によれば、前記電子POPが、前記手動再生コンテンツが選択されたときに再生していた前記自動再生コンテンツの前記コンテンツ識別子を前記解析要素として前記再生履歴情報に含ませること、前記自動再生コンテンツの内容から、前記手動再生コンテンツが選択された理由を把握することができるようになる。
更に、第の発明は、第1の発明から第の発明のいずれか一つに記載の方法において、前記電子POPは、前記電子POPが前記手動再生コンテンツを選択するための選択情報を消費者から取得する手段を備え、前記電子POPは、前記選択情報を取得したとき、前記選択情報に対応した前記手動再生コンテンツを再生すると共に、前記手動再生コンテンツの前記再生履歴情報に前記選択情報を含ませることを特徴とする方法である。
更に、第の発明は、第の発明に記載の方法において、前記選択情報は消費者の属性情報であって、前記電子POPは、消費者が所持するICカードに記憶された属性情報を取得することを特徴とする方法である。
更に、第の発明は、第の発明に記載の方法において、前記選択情報は消費者の商品情報であって、前記電子POPは、商品に貼り付けられたICタグに記憶された商品情報を取得することを特徴とする方法である。
の発明から第の発明によれば、前記選択情報に対応した前記手動再生コンテンツを再生することで、消費者に適した前記手動再生コンテンツを提供できるようになる。例えば、前記選択情報を前記属性情報とすれば、消費者の年令・性別に応じた前記手動再生コンテンツを提供できるようになるし、前記選択情報を前記商品情報とすれば、商品に応じた前記手動再生コンテンツを提供できるようになる。
更に、第の発明は、第1の発明から第の発明のいずれか一つに記載の方法において、前記解析サーバは、前記コンテンツの効果の解析結果を利用して、前記電子POPで再生する前記コンテンツを設定することを特徴とする方法である。
の発明によれば、前記電子POPで再生される前記コンテンツは、前記コンテンツの効果の解析結果を利用して設定されるため、前記コンテンツの効果を高めることができる。
更に、第の発明は、電子POPで再生されたコンテンツの効果を解析するシステムであって、前記システムは、前記電子POPに加え、前記コンテンツの効果を解析する解析サーバと、前記電子POPごとに設けられ、前記電子POPの前にいる消費者の行動を監視する行動監視装置から少なくとも構成され、前記電子POPは、前記コンテンツとして、前記電子POPが自動的に選択して再生する自動再生コンテンツと、前記電子POPが操作されて再生される手動再生コンテンツの2種類を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶している前記コンテンツを再生する手段と、消費者が前記手動再生コンテンツを選択するときに利用する操作手段と、前記コンテンツの効果を解析するときに利用する解析要素として、再生した前記コンテンツのコンテンツ識別子、再生日時及び種別情報を含む再生履歴情報を、前記コンテンツを再生するごとに生成する再生履歴情報生成手段とを備え、前記解析サーバは、前記電子POPで生成された前記再生履歴情報を前記電子POPごとに記憶するデータベースと、前記データベースに記憶している前記再生履歴情報を参照し、指示された前記解析要素ごとに前記コンテンツの再生回数を集計し、集計結果を出力する解析手段とを備え、前記行動監視装置は、前記電子POPの前にいる消費者を検出する人体センサと、前記人体センサの出力と消費者の行動とを関連付けた行動規則から、前記電子POPの前にいる消費者の行動を判定し、前記解析要素として行動識別子を含む行動履歴情報を、前記電子POPの前にいる消費者の行動を判定するごとに生成する行動履歴情報生成手段とを備え、前記解析サーバの前記解析手段は、前記コンテンツの前記コンテンツ識別子と前記行動履歴情報に含まれる前記解析要素を関連付けて集計することで、前記コンテンツの効果を解析することを特徴とするシステムである。
更に、第の発明は、第の発明に記載のシステムにおいて、前記行動監視装置は複数の前記人体センサを備え、複数の前記人体センサの出力から消費者の行動を判定することを特徴とするシステムである。
更に、第10の発明は、第の発明または第の発明に記載のシステムにおいて、前記電子POPの前記再生履歴情報生成手段は、前記手動再生コンテンツを再生したとき、前記手動再生コンテンツが選択されたときに再生していた前記自動再生コンテンツの前記コンテンツ識別子を解析要素として前記再生履歴情報に含ませることを特徴とするシステムである。
更に、第11の発明は、第の発明から第10の発明のいずれか一つに記載のシステムにおいて、前記電子POPの前記操作手段は、前記電子POPが前記手動再生コンテンツを選択するための選択情報を消費者から取得する手段であって、前記電子POPは、前記選択情報を取得したとき、前記選択情報で特定される前記手動再生コンテンツを再生すると共に、前記手動再生コンテンツの前記再生履歴情報に前記選択情報を含ませることを特徴とするシステムである。
更に、第12の発明は、第11の発明に記載のシステムにおいて、前記選択情報は消費者の属性情報であって、前記電子POPは、消費者が所持するICカードに記憶された属性情報を取得する手段を備えていることを特徴とするシステムである。
更に、第13の発明は、第11の発明に記載のシステムにおいて、前記選択情報は消費者の商品情報であって、前記電子POPの前記操作手段は、商品に貼り付けられたICタグに記憶された商品情報を取得する手段であることを特徴とするシステムである。
更に、第14の発明は、第の発明から第13の発明のいずれか一つに記載のシステムにおいて、前記解析サーバは、前記コンテンツの効果の解析結果を利用して、前記電子POPで再生する前記コンテンツを設定する手段を備えていることを特徴とするシステムである。
の発明から第14の発明によれば、上述した第1の発明から第の発明と同様の効果が得られる。
上述した本発明によれば、セールスプロモーションのために店舗に設置される電子POPで再生されるコンテンツの効果を解析できる方法およびシステムを提供できる。
ここから、本発明に係わる方法、システム、電子POP1及び解析サーバ2について詳細に説明する。図1は、本発明に係わるシステムの構成を説明する図である。図面及び以下の説明にわたり、同じ機能を有する要素には同じ符号を用いる。
図1のシステムにおいて、商品の販売促進用の広告を再生する広告媒体として、本発明に係わる複数の電子POP1(図1では15個)が店舗3に設置され、各々の電子POP1は、本発明に係わる解析サーバ2にネットワーク4を介して接続されている。
電子POP1は、自動的に繰返し再生されるコンテンツ(以下、自動再生コンテンツ)と、店舗3に来店した消費者が電子POP1を操作することで再生されるコンテンツ(以下、手動再生コンテンツ)とを、電子POP1で再生するコンテンツとして記憶している。
電子POP1はコンテンツを再生するごとに、様々な解析要素を含む再生履歴情報を生成する。ここで、解析要素とは、コンテンツの効果を解析するときに利用される情報であって、本実施の形態では、再生履歴情報には、少なくとも解析要素として、再生されるコンテンツを識別するコンテンツ識別子、コンテンツを再生する日時、コンテンツの種別を示す種別情報が含まれ、更に、手動再生コンテンツが再生されたときは、手動再生コンテンツが選択されたときに再生されていた自動再生コンテンツのコンテンツ識別子が含まれる。
電子POP1がコンテンツを再生するごとに生成した再生履歴情報は解析サーバ2に送信され、解析サーバ2は、電子POP1から送信された再生履歴情報を記憶する。各々の電子POP1から取得した再生履歴情報を解析する機能を解析サーバ2は備え、店舗3の管理者から解析要素が指定されると、解析サーバ2は、指定された解析要素ごとにコンテンツの再生回数などを集計し、集計結果をディスプレイなどに出力する。
店舗3の管理者は解析サーバ2の集計結果を閲覧することで、電子POP1で再生されたコンテンツの効果を把握できるようになる。例えば、自動再生コンテンツのコンテンツ識別子ごとに、手動再生コンテンツが再生された回数を集計した結果から、消費者が興味を示した自動再生コンテンツがわかり、自動再生コンテンツの内容から消費者が興味を示したカテゴリを把握することができる。
更に、手動再生コンテンツは消費者が操作することによって再生されるため、手動再生コンテンツの再生回数の集計結果から、消費者が興味を示した詳細なカテゴリーを把握することができる。
ここから、図1で図示した電子POP1についてより詳細に説明する。図2は電子POP1のブロック図、図3は電子POP1の外観図、そして、図4は電子POP1が再生履歴情報を生成する手順を示したフロー図である。
図2で図示したように、電子POP1は、本発明に必要な機能を実現するために、電子POP1で再生されるコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段15と、コンテンツ記憶手段15に記憶されたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段14と、時刻を計測する時刻計測手段13と、ネットワーク4を介して解析サーバ2と通信する通信手段12と、消費者が手動再生コンテンツを選択するときに利用する操作手段11と、再生履歴情報を生成する機能を備え、電子POP1全体を制御する制御手段10とを備えている。
電子POP1のコンテンツ記憶手段15は、ハードディスクなどのストレージデバイスで実現され、時刻計測手段13は電子POP1に組込まれた時計で実現され、制御手段10は、CPUを備えたコンピュータボードで実現される。
図3で図示したように、電子POP1は、コンテンツ再生手段14として、ディスプレイとマトリクススイッチが組み合わされたタッチパネル14aとスピーカ14bを備えている。コンテンツに含まれる音声はスピーカ14bで再生され、映像はタッチパネル14aで表示される。なお、タッチパネル14aのマトリクススイッチは、電子POP1の操作手段11として利用される。
また、電子POP1は、タッチパネル14a以外の操作手段11として、店舗3で販売されている商品に貼られICタグと通信するICタグリーダ11aを備えている。ICタグリーダ11aが商品に貼られたICタグを検知すると、ICタグリーダ11aはICタグと通信し、ICタグに記憶された情報(例えば、商品コード)を読取ると、制御手段10は、電子POP1が操作されたと判断し、手動再生コンテンツのメタ情報を参照するなどして、ICタグから読取った情報に対応する手動再生コンテンツを再生する。
電子POP1のコンテンツ記憶手段15には、解析サーバ2から送信されたコンテンツが記憶されている。解析サーバ2から送信されるコンテンツには、コンテンツの内容を説明するメタ情報が付与され、このメタ情報には、コンテンツ識別子、自動再生コンテンツ或いは手動再生コンテンツのいずれかを示す種別情報や、コンテンツの名称などが含まれる。
電子POP1の制御手段10は、コンテンツ再生手段14を用いて、コンテンツ記憶手段15に記憶されたコンテンツを再生し、コンテンツを再生開始する際に、再生するコンテンツの再生履歴情報を生成する手段である。なお、電子POP1の制御手段10が生成した再生履歴情報は通信手段12によって解析サーバ2に送信され、解析サーバ2で記憶される。
次に、図4を参照しながら、電子POP1の制御手段10が、再生するコンテンツの再生履歴情報を生成する手順について説明する。
図4で図示した手順は、電子POP1に電源がONされてからOFFされるまでの間に、繰返し実行されるフローで、電子POP1の電源がONされると、電子POP1の制御手段10は、コンテンツ記憶手段15に記憶されたコンテンツのメタ情報を参照し、自動再生コンテンツとして設定されているコンテンツを自動的に選択する(ステップS1)。
電子POP1の制御手段10は、自動再生コンテンツの再生を選択すると、電子POP1に備えられた時刻計測手段13や自動再生コンテンツのメタ情報を利用するなどして、自動再生コンテンツの再生履歴情報を生成し、通信手段12を用いて自動再生コンテンツの再生履歴情報を解析サーバ2に送信する(ステップS2)。
図5は、自動再生コンテンツの再生履歴情報を説明する図である。図5に図示したように、再生履歴情報には、再生したコンテンツを特定するコンテンツ識別子と、コンテンツの再生開始する時刻である再生時刻と、再生したコンテンツのコンテンツ属性が含まれる。再生履歴情報のコンテンツ識別子及びコンテンツ属性は、再生するコンテンツのメタ情報から得られ、時刻情報は、コンテンツを再生するときの時刻計測手段13の時刻から得られる。
ステップS2においては自動再生コンテンツが再生されるため、電子POP1の制御手段10は、自動再生コンテンツのコンテンツ識別子、自動再生コンテンツを再生開始した再生時刻、及び、自動再生コンテンツを示すコンテンツ属性を含む再生履歴情報を生成する。
電子POP1の制御手段10は、自動再生コンテンツの再生履歴情報を生成し、解析サーバ2へ送信すると、コンテンツ再生手段14を用いて自動再生コンテンツを再生する(ステップS3)。なお、電子POP1の制御手段10は、自動再生コンテンツを再生するときに、消費者が手動再生コンテンツを選択するための画面を、自動再生コンテンツに加え表示する。
自動再生コンテンツの再生中に、電子POP1が消費者によって操作されるとステップS4に進み、手動再生コンテンツの再生を開始する。自動再生コンテンツの再生が終了すると、ステップS1に戻り、自動再生コンテンツを最初から再生を開始する。ここで、電子POP1が操作されるとは、消費者がタッチパネル14aの操作、或いは、消費者が商品に貼られたICタグをICタグリーダ11aにかざすことを意味している。
電子POP1の制御手段10は、消費者の操作に従い手動再生コンテンツの再生を選択すると、電子POP1に備えられた時刻計測手段13や手動再生コンテンツのメタ情報を利用するなどして、手動再生コンテンツの再生履歴情報を生成し、通信手段12を用いて手動再生コンテンツの再生履歴情報を解析サーバ2に送信する(ステップS5)。
図6は、手動再生コンテンツの再生履歴情報を説明する図である。図6で図示したように、手動再生コンテンツの再生履歴情報には、図5で図示した情報に加え、手動再生コンテンツを選択したときに再生しいた自動再生コンテンツのコンテンツ識別子が含まれる。
手動再生コンテンツの再生履歴情報に、手動再生コンテンツを選択したときに再生していた自動再生コンテンツのコンテンツ識別子を含ませることで、消費者が興味を持った自動再生コンテンツを解析することが可能になる。
電子POP1の制御手段10は、手動再生コンテンツの再生履歴情報を生成すると、自動再生コンテンツの再生を中断し、手動再生コンテンツを再生する(ステップS6)。手動再生コンテンツがすべて再生されたり、再生の終了が指示されるなどして、手動再生コンテンツの再生が終了すると、ステップS3に戻り、再生を中断していた自動再生コンテンツを再生する。
なお、図4で図示した繰返し実行される手順において、電子POP1の電源がOFFになると(ステップS7)、電子POP1の制御手段10が再生履歴情報を生成する手順は終了する。
ここから、電子POP1で生成される再生履歴情報を解析する機能を備えた解析サーバ2について説明する。図7は、解析サーバ2のブロック図である。
本発明に係わる機能を実現するために解析サーバ2は、電子POP1とネットワーク4を介して通信するための通信手段20と、電子POP1から送信された再生履歴情報を用いてコンテンツ効果を解析する解析手段21とを備え、データベースとして、電子POP1から送信された再生履歴情報を記憶する再生履歴情報データベース22と、電子POP1に配信するコンテンツを記憶するコンテンツデータベース23と、電子POP1の設置場所など、電子POP1に係わる情報を記憶する電子POPデータベース24を有する。
解析サーバ2の通信手段20は、ネットワーク4を介して電子POP1と通信し、電子POP1から再生履歴情報を受信すると、それぞれの電子POP1を特定するための電子POP1識別子に関連付けて、再生履歴情報データベース22に再生履歴情報を記憶する。
解析サーバ2の解析手段21は、指定された解析項目ごとにコンテンツの再生回数を集計し、集計結果をディスプレイなどに出力する手段で、解析項目として、再生履歴情報に含まれる解析要素や、電子POPデータベース24に記憶された項目(例えば、電子POP1の設置場所)を利用する。
図8は、解析サーバ2の出力画面を説明するための第1図で、図9は、解析サーバ2の出力画面を説明するための第2図である。図8で図示された電子POP1の配置図2aでは、電子POP1が操作された回数に応じて、電子POP1が識別できるような工夫をしている。
図8で図示された電子POP1の配置図2aを得るためには、再生履歴情報を送信した電子POP1の電子POP識別子ごとに、電子POP1が操作された回数、すなわち、手動再生コンテンツが再生された回数を集計すればよい。
また、図8の表2bでは、時間帯ごとにコンテンツが再生された総回数と、電子POP1が操作された総回数が示されている。更に、図8の表2cでは、コンテンツの効果を解析した週の曜日ごとに、時間帯ごとにコンテンツが再生された総回数と、電子POP1が操作された総回数が示されている。更に、図8の表2dでは、自動再生コンテンツごとに再生された総回数と、電子POP1が操作された総回数が示されている。
図8の表表2b及び表表2cを得るためには、再生履歴情報に含まれる再生時刻ごとに、コンテンツが再生された回数と、電子POP1が操作された回数、すなわち、手動再生コンテンツが再生された回数とを集計すればよい。また、図8の表2dを得るたには、再生履歴情報に含まれる自動再生コンテンツのコンテンツ識別子ごとに、再生された回数と電子POP1が操作された回数とを集計すればよい。
図8の電子POP1の配置図において、一台の電子POP1が選択されたとき、図9に図示したような選択された電子POP1の集計結果が表示される。図9において、電子POP1の配置図2aは図8から変更されていないが、表2e、表2fおよび表2gは、選択された電子POP1の再生履歴情報からのみ集計された結果となる。
図8及び図9は、電子POP1で生成される再生履歴情報の集計結果の一例にしか過ぎず、様々な解析項目を設定することで異なる視点からの解析が可能になる。例えば、手動再生コンテンツを解析項目とすれば、手動再生コンテンツが選択されたときに再生されていた自動再生コンテンツのランキングを表示させることもできる。
なお、本発明は、これまで説明した実施の形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能で、これまで説明したシステムに、種々の変形や変更を加えることで新たな効果を得ることができる。ここから変形例について説明する。
(変形例1の説明)
これまでは、電子POP1の再生履歴の解析として、自動再生コンテンツの再生回数や、電子POP1が操作された回数、すなわち、手動再生コンテンツが再生された回数を集計していたが、電子POP1の前にいる消費者の行動を監視する行動監視装置5を設置し、コンテンツを再生しているときの消費者の行動を集計することで、より詳細にコンテンツの効果を解析できるようになる。
図10は、電子POP1に加え行動監視装置5を配置したシステムを説明する図である。図10で示したシステムには、それぞれの電子POP1の前にいる消費者の行動を監視するために行動監視装置5が設けられ、それぞれの行動監視装置5はネットワーク4を介して解析サーバ2に接続されている。
図11は、図10で図示した行動監視装置5を説明する図で、図11(a)は行動監視装置5の外観図で、図11(b)は行動監視装置5のブロック図である。図11(a)で図示した行動監視装置5には指向性のある人体センサ51が3つ組込まれ、それぞれの人体センサ51は電子POP1の前の異なる領域にいる消費者を連続的に検知(例えば、1秒間に5回)し、行動監視装置5は人体センサ51の出力から消費者の行動を検出する。
更に、図11(b)で図示したように行動監視装置5には、上述した3つの人体センサ51に加え、人体センサの出力から消費者の行動を判定する行動判定手段52と、ネットワーク4を介して解析サーバ2と通信するために通信手段50とを備えている。
行動監視装置5の行動判定手段52は、人体センサ51の出力と消費者の行動を関連付けた行動判定規則を記憶し、行動判定規則が成立するごとに、消費者の行動を示した行動履歴情報を解析サーバ2に送信する。この行動履歴情報には、行動監視装置5に対応した電子POP1の電子POP識別子と、行動判定規則が成立した日時、すなわち、行動判定記憶で特定される消費者の行動の発生日時と、消費者の行動を識別する行動識別子とが含まれる。
図12は、行動監視装置5が記憶している行動判定規則の一例をした図である。図12に記述した行動判定規則に従えば、いずれかの人体センサ51の出力が3回以上連続してONであるとき、行動監視装置5は電子POP1の前に消費者が存在すると判断する。
また、消費者を検知している人体センサ51が3秒以内に変更したとき、消費者を検知した人体センサ51の並び方向に消費者が移動したと判断する。例えば、消費者を検知している人体センサ51が、人体センサ51(左)→人体センサ51(中央)→人体センサ51(右)の順に変更したとき、行動監視装置5は、人体センサ51(左)→人体センサ51(中央)→人体センサ51(右)の並び順方向に消費者が移動したと判断する。
更に、行動監視装置5に組込まれたいずれかの人体センサ51が3秒以上連続で消費者を検知しているとき、行動監視装置5は、消費者が電子POP1の前に滞留していると判断する。
図13は、行動監視装置5を設置したときの解析サーバ2のブロック図である。図13で図示した解析サーバ2には、図7で図示したデータベースに加え、行動監視装置5から送信される行動履歴情報を記憶するための行動履歴情報データベース25を備え、解析サーバ2の通信手段20は、電子POP1から再生履歴情報が送信されたときは再生履歴情報を再生履歴情報データベースに記憶し、行動監視装置5から行動履歴情報が送信されたときは行動履歴情報を行動履歴情報データベース25に記憶する。
解析サーバ2の解析手段21は、上述した再生履歴情報を用いてコンテンツ効果を解析する機能に加え、行動監視装置5から送信された行動履歴情報を用いてコンテンツ効果を解析する機能を備えている。
解析サーバ2の解析手段21が、行動監視装置5から送信された行動履歴情報を用いてコンテンツ効果を解析するとき、時間帯、電子POP1の電子POP識別子或いはコンテンツ識別子を解析項目として、行動識別子で特定される消費者の行動の発生件数を集計する。
解析サーバ2の解析手段21は、上述した再生履歴情報を用いてコンテンツ効果を解析する機能に加え、行動監視装置5から送信された行動履歴情報を用いてコンテンツ効果を解析する機能を備えことで、再生したコンテンツに対応する消費者の行動の発生件数を集計することで、より消費者の興味を引いたコンテンツを把握することができる。
なお、解析サーバ2の解析手段21は、再生したコンテンツに対応する消費者の行動の発生件数を集計するときは、行動履歴情報に含まれる発生日時と再生履歴情報に含まれる再生日時とから、消費者の行動が発生したときに再生されたコンテンツを特定する。
行動監視装置5から送信された行動履歴情報を用いてコンテンツ効果を解析することで、消費者が電子POP1の前に滞留した履歴から、消費者の興味を引いたコンテンツを特定することが可能なるし、特定の方向から来た消費者が閲覧するコンテンツを特定することが可能になる。
(変形例2の説明)
更に、電子POP1は、電子POP1を操作する消費者の属性情報(性別や年齢など)を取得し、取得した消費者の属性情報に基づいて、手動再生コンテンツを選択するようにすることもできる。
図14は、消費者が所持するICカードから属性情報を読取る機能を備えた電子POP1を説明する図である。図14に図示したように、電子POP1は属性情報取得手段としてICカードリーダライタ11bを備え、属性情報を記憶したICカードがICカードリーダ11bに挿入されると、電子POP1の操作手段11は消費者が電子POP1を操作とした判断する共に、挿入されたICカードから属性情報を読取る。
電子POP1の操作手段11がICカードから読取った属性情報は制御手段10に引渡され、制御手段10は、コンテンツ記憶手段15の中から、引渡された属性情報に対応する手動再生コンテンツを選択し再生する。なお、引渡された属性情報に対応する手動再生コンテンツを制御手段10が選択できるように、手動再生コンテンツのメタ情報には、手動再生コンテンツが対応する属性情報を記憶させておくとよい。
当然のことながら、電子POP1が消費者から取得した属性情報は、手動再生コンテンツの選択に利用されるだけでなく、電子POP1で生成される手動再生コンテンツの再生履歴情報に含ませることで、コンテンツ効果の解析に消費者の属性情報を利用することができる。
消費者から属性情報を取得する手段は様々な方式で実現でき、例えば、操作手段11として電子POP1に備えられているタッチパネル14aを利用し、消費者が属性情報を入力するようにしてもよい。
(変形例3の説明)
解析サーバ2が解析するコンテンツ効果は単に出力するだけではなく、様々な用途に利用することができる。例えば、コンテンツ効果に基づいて、解析サーバ2が、電子POP1で再生するコンテンツを選択するようにすることもできる。
このとき、解析サーバ2の解析手段20は、解析項目が指定され、再生履歴情報データベースに記憶された再生履歴情報や、行動履歴情報データベース25に記憶された行動情報を集計したとき、集計結果に基づいて、電子POP1に送信するコンテンツを選択する機能を備えている。
解析サーバ2が、電子POP1で再生するコンテンツを選択するとき、電子POP1で自動的に再生する自動再生コンテンツは、集計結果から得られる自動再生コンテンツの操作回数に応じて設定するとよい。また、操作回数が少ない電子POP1があれば、電子POPデータベースを参照し、隣接した電子POP1において、最も操作回数の多かった自動再生コンテンツを設定すればよい。
更に、店舗3の集客効果を高めるために、店舗3の入口に設置された電子POP1に、最も操作回数の多い自動再生コンテンツ、すなわち、消費者が最も興味を示した自動再生コンテンツを設定することもできる。
解析サーバ2が、電子POP1で再生するコンテンツを選択するとき、電子POP1を操作することで再生される手動再生コンテンツは、消費者の属性情報に基づいて設定するよい。例えば、若年層の消費者の利用が多い電子POP1には、若年層の向けの手動再生コンテンツを設定すればよい。
加えて、解析サーバ2の解析手段で得られる集計結果を、電子POP1で再生するコンテンツの設定に利用するだけでなく、電子POP1でコンテンツを再生するときの課金に利用することもできる。
本発明に係わるシステムの構成を説明する図。 電子POPのブロック図 電子POPの外観図。 電子POPが再生履歴情報を生成する手順を示したフロー図。 自動再生コンテンツの再生履歴情報を説明する図。 手動再生コンテンツの再生履歴情報を説明する図。 解析サーバのブロック図。 解析サーバの出力画面を説明するための第1図。 解析サーバの出力画面を説明するための第2図。 行動監視装置を配置したシステムを説明する図。 行動監視装置を説明する図。 行動判定規則の一例をした図。 行動監視装置を設置したときの解析サーバのブロック図。 ICカードから属性情報を読取る機能を備えた電子POPを説明する図。
符号の説明
1 電子POP
10 制御手段
11 操作手段
12 通信手段
13 時刻計測手段
14 コンテンツ再生手段
15 コンテンツ記憶手段
2 解析サーバ
20 通信手段
21 解析手段
22 再生履歴情報データベース
23 電子POPデータベース
24 コンテンツデータベース
25 行動履歴情報データベース
3 店舗
4 ネットワーク
5 行動監視装置
50 行動判定手段
51 人体センサ
52 通信手段

Claims (14)

  1. 電子POPで再生されたコンテンツの効果を解析する方法であって、
    前記電子POPは再生する前記コンテンツとして、前記電子POPが自動的に選択して再生する自動再生コンテンツと、前記電子POPが操作されて再生される手動再生コンテンツの2種類を記憶し、
    前記電子POPの前にいる消費者を検出する人体センサと、前記人体センサの出力と消費者の行動とを関連付けた行動判定規則から、前記電子POPの前にいる消費者の行動を判定し、消費者の行動を判定するごとに、前記解析要素として行動識別子を含む行動履歴情報を生成する手段とを備えた行動監視装置を前記電子POPごとに設け、
    前記電子POPは、前記コンテンツの効果を解析するときに利用する解析要素として、再生した前記コンテンツのコンテンツ識別子、再生日時及び種別情報を含む再生履歴情報を、前記コンテンツを再生するごとに生成する履歴情報生成工程と、前記電子POPで生成された前記再生履歴情報を前記電子POPごとに記憶している解析サーバが、前記解析サーバが記憶している前記再生履歴情報を参照して、指示された前記解析要素ごとに前記コンテンツの再生回数を集計するとともに、前記コンテンツの前記コンテンツ識別子と前記行動履歴情報に含まれる前記解析要素とを関連付けて集計することで、前記コンテンツの効果を解析し、集計結果を出力する解析工程とから構成されることを特徴とする方法。
  2. 請求項に記載の方法において、前記行動監視装置は複数の前記人体センサを備え、複数の前記人体センサの出力から消費者の行動を判定することを特徴とする方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の方法において、前記手動再生コンテンツを再生したとき、前記電子POPは、前記手動再生コンテンツが選択されたときに再生していた前記自動再生コンテンツの前記コンテンツ識別子を前記解析要素として前記再生履歴情報に含ませることを特徴とする方法。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の方法において、前記電子POPは、前記電子POPが前記手動再生コンテンツを選択するための選択情報を消費者から取得する手段を備え、前記電子POPは、前記選択情報を取得したとき、前記選択情報に対応した前記手動再生コンテンツを再生すると共に、前記手動再生コンテンツの前記再生履歴情報に前記選択情報を含ませることを特徴とする方法。
  5. 請求項に記載の方法において、前記選択情報は消費者の属性情報であって、前記電子POPは、消費者が所持するICカードに記憶された属性情報を取得することを特徴とする方法。
  6. 請求項に記載の方法において、前記選択情報は消費者の商品情報であって、前記電子POPは、商品に貼り付けられたICタグに記憶された商品情報を取得することを特徴とする方法。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の方法において、前記解析サーバは、前記コンテンツの効果の解析結果を利用して、前記電子POPで再生する前記コンテンツを設定することを特徴とする方法。
  8. 電子POPで再生されたコンテンツの効果を解析するシステムであって、
    前記システムは、前記電子POPに加え、前記コンテンツの効果を解析する解析サーバと、前記電子POPごとに設けられ、前記電子POPの前にいる消費者の行動を監視する行動監視装置から少なくとも構成され、
    前記電子POPは、前記コンテンツとして、前記電子POPが自動的に選択して再生する自動再生コンテンツと、前記電子POPが操作されて再生される手動再生コンテンツの2種類を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶している前記コンテンツを再生する手段と、消費者が前記手動再生コンテンツを選択するときに利用する操作手段と、前記コンテンツの効果を解析するときに利用する解析要素として、再生した前記コンテンツのコンテンツ識別子、再生日時及び種別情報を含む再生履歴情報を、前記コンテンツを再生するごとに生成する再生履歴情報生成手段とを備え、
    前記解析サーバは、前記電子POPで生成された前記再生履歴情報を前記電子POPごとに記憶するデータベースと、前記データベースに記憶している前記再生履歴情報を参照し、指示された前記解析要素ごとに前記コンテンツの再生回数を集計し、集計結果を出力する解析手段とを備え
    前記行動監視装置は、前記電子POPの前にいる消費者を検出する人体センサと、前記人体センサの出力と消費者の行動とを関連付けた行動規則から、前記電子POPの前にいる消費者の行動を判定し、前記解析要素として行動識別子を含む行動履歴情報を、前記電子POPの前にいる消費者の行動を判定するごとに生成する行動履歴情報生成手段とを備え、
    前記解析サーバの前記解析手段は、前記コンテンツの前記コンテンツ識別子と前記行動履歴情報に含まれる前記解析要素を関連付けて集計することで、前記コンテンツの効果を解析することを特徴とするシステム。
  9. 請求項に記載のシステムにおいて、前記行動監視装置は複数の前記人体センサを備え、複数の前記人体センサの出力から消費者の行動を判定することを特徴とするシステム。
  10. 請求項8または請求項9に記載のシステムにおいて、前記電子POPの前記再生履歴情報生成手段は、前記手動再生コンテンツを再生したとき、前記手動再生コンテンツが選択されたときに再生していた前記自動再生コンテンツの前記コンテンツ識別子を解析要素として前記再生履歴情報に含ませることを特徴とするシステム。
  11. 請求項から請求項10のいずれか一つに記載のシステムにおいて、前記電子POPの前記操作手段は、前記電子POPが前記手動再生コンテンツを選択するための選択情報を消費者から取得する手段であって、前記電子POPは、前記選択情報を取得したとき、前記選択情報で特定される前記手動再生コンテンツを再生すると共に、前記手動再生コンテンツの前記再生履歴情報に前記選択情報を含ませることを特徴とするシステム。
  12. 請求項11に記載のシステムにおいて、前記選択情報は消費者の属性情報であって、前記電子POPは、消費者が所持するICカードに記憶された属性情報を取得する手段を備えていることを特徴とするシステム。
  13. 請求項11に記載のシステムにおいて、前記選択情報は消費者の商品情報であって、前記電子POPの前記操作手段は、商品に貼り付けられたICタグに記憶された商品情報を取得する手段であることを特徴とするシステム。
  14. 請求項から請求項13のいずれか一つに記載のシステムにおいて、前記解析サーバは、前記コンテンツの効果の解析結果を利用して、前記電子POPで再生する前記コンテンツを設定する手段を備えていることを特徴とするシステム。
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