JP4993069B2 - 苗移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、畑圃場にねぎなどの苗を植付ける際に移植用の溝を掘りながら溝に沿って苗を移植する苗移植機に関するものである。
例えば、ねぎなどの作物の苗を畑圃場に植付ける場合は、根が深いことから土中に深く植え付ける必要があるため、植付け部分の土を掘って溝を形成させて、その溝に苗を植え付けて土を寄せるという植え付け作業がなされている。しかし、この植え付け作業は、溝を掘りながら植え付けを行い、再び土を寄せるという煩雑なものであり、作業負担の軽減が望まれていた。また、せっかく植え付け前に溝を掘っても移植機の機体の進行に伴って溝の側壁を崩したり、溝内に土が掛かったりする場合があった。そして溝内に移植作業を的確に行えるように移植作業の能率の向上が切望されていた。
そこで、下記特許文献1に示されるように、移植機の植え付け装置の前方両側に植え付け溝の側壁に対して当接自在な当て板を設けて側壁の崩れを防止して苗の植え付けができるようにした構成が知られている。また、下記特許文献2によれば、センサ体兼用の覆土輪を設けて溝の底面から圃場面までの深さを測定し、溝の深さの大小に応じて走行機体の下面から溝の底面までの深さを調節して溝の底面への苗の植え付け深さを適切になるように制御している。
特開2001−112310号公報 特開平8−130932号公報
上記特許文献1に示された移植機の構成によれば、移植機の植え付け装置や土寄せ輪が当て板にガードされ、植え付け溝の側壁に当たらないため、側壁の崩れを防止できる。
しかし、苗の植付け溝の深さについては考慮されておらず、せっかく当て板を設けても植付け溝自体の深さが異なると、苗の植付け深さが一定にならない。また、上記特許文献2に示された移植機の構成によれば、苗の植付け深さが調節できるが、この深さは走行機体の下面から溝の底面までの深さ、すなわち機体の高さを基準とした植付け深さである。したがって、溝全体の深さや形状を一定にするものではないため、植付け後の各苗の栽培状態に影響してしまう。また、センサ体(覆土輪)が植付け溝を通過するので、溝が崩れやすくなる。
そこで、本発明の課題は、圃場にねぎなどの苗を移植する際の溝を崩れにくくして、該溝へ適正に苗を植え付けることができる苗移植機を提供することである。また、溝の深さを安定させて、苗の植え付け深さの適正化が図れる苗移植機の提供である。
上記課題は次の解決手段により解決できる。
請求項1記載の発明は、走行部(1a)と植付部(1b)を設けた苗移植機(1)において、前記植付部(1b)には苗を圃場に植え付ける苗植付け体(60)を設け、前記走行部(1a)には、前記苗植付け体(60)の苗移植機(1)の機体前進方向前方位置に、圃場面から前記機体下面までの高さを検出するセンサとしての機能を有する接地面(28a)を備えた上下動自在な接地体(28)と、該接地体(28)の下方に該接地体(28)と一体的に上下動可能であって、前記苗植付け体(60)が苗を植付ける際の圃場の位置を作溝する作溝体(70)とを設け、接地体(28)の、平面視でU型の形状である接地面(28a)に、作溝体(70)を一体に固着し、作溝体(70)の先端の溝切り部(70a)は、機体の進行で作溝体(70)を土中に潜らせる作用をするための潜入角θを有し、作溝体(70)の左右両側に接地面(28a)を配置したことを特徴とする苗移植機である。
請求項1記載の発明によれば、作溝体(70)により押し除けられる土壌は接地体(28)の接地面(28a)によって上側から押し固められるため、作溝体(70)で作る溝が崩れにくく、該溝へ適正に苗を植付けることができる。また、圃場面から機体下面までの高さを検出し、作溝体(70)が接地体(28)と一体的に上下動可能な構成であるため、接地体(28)と作溝体(70)との間で溝切り深さが決まる。したがって、作溝体(70)で作る溝の深さが安定し、苗の植付け深さの適正化が図れる。
また、作溝体(70)の左右両側の接地面28aで溝の両脇の圃場面を押さえ付けることで、作溝体70が潜り過ぎるのを抑え、さらに接地体28の接地面28aを平面視でU型の形状にしているので、作溝体70によって形成される溝の両側の山部を平らにできる。
本発明を実施するための最良の形態を図面と共に説明する。
図1には、本実施形態のねぎなどの移植用の苗移植機の全体構造図の側面図を示し、図2には、図1の平面図を示す。
この苗移植機1は、後輪2、2と前輪3、3を有する走行部1aによって圃場面に機体を進行させながら、苗供給装置4、苗植付装置5等からなる植付部1bでねぎのポット苗(イ)を圃場に植付ける構成となっている。作業者は、機体後方に設けた操縦ハンドル6で適宜機体を操向操作すると共に、植付作業時には機体側方を歩きながら苗供給装置4へ苗(イ)を補給する。以下、各部の構成について説明する。なお、苗移植機1の前進方向を前、後進方向を後といい、前進方向に向いて左側、右側をそれぞれ左、右という。
まず、走行部1aについて説明する。
走行部ミッションケース7の前側にエンジン9が配置されており、エンジン9の左側面部には該エンジン9の動力で駆動する油圧ポンプ10が設けられている。また、エンジン9の上側には燃料タンク11等が設けられ、その上側をボンネット12が覆っている。走行部ミッションケース7の背面部に側面視長方形の左右に長い連結フレーム13が一体に設けられており、この連結フレーム13の背面右端部に走行部1aと操縦ハンドル6をつなぐメインフレーム14の前端部が固着連結されている。メインフレーム14は、植付部1bの平面視右側を通って後方に延び、途中で斜め上向きに湾曲し、そのまま植付部1bの後方位置まで延びている。そして、その後端部に操縦ハンドル6が固着して取り付けられている。
走行部ミッションケース7の左右側面から突出する回動筒部15、15に走行伝動ケース16、16が一体に取り付けられ、その走行伝動ケース16、16の先端部に駆動走行車輪である後輪2、2が軸支されている。
一対の前輪3、3は、エンジン9の下方の左右中央位置から左右に伸びる支持軸20に取り付けた前輪支持フレームの左右両側部の下方に延びるアーム部分の下端部側方に固定した車軸17に回転自在に取り付けている。アーム部分17aは機体に対する上下支持位置を変更可能な取付穴を有し、その上下支持位置を変えることで、前輪3の接地高さを調節できる。
走行部1aには機体に対して後輪2、2を上下動させて機体位置を制御する機体制御機構が設けられている。この機体制御機構は、接地体28の接地面28aが圃場面に対する機体の高さを検出する感知リンク機構29を介して油圧バルブユニット35内の昇降シリンダ(図示せず)を作動制御するものである。なお、接地体28はメインフレーム14から支持されて設けられ、更に苗を植え付ける圃場の位置を作溝する作溝体70が接地体28と一体的に連動するように接地体28の接地面28aに連結して設けられている。この接地体28や作溝体70の構成については後で詳しく説明する。
走行部ミッションケース7の上に配置した油圧バルブユニット35には、その後方に向けて昇降シリンダが設けられ、該シリンダのピストンロッド(図示せず)の先端部に天秤杆22が上下方向の軸まわりに回動自在に取り付けられている。ピストンロッドは、油圧バルブユニット35とメインフレーム14に取り付けた取付部材(図示せず)とに支持されたガイド軸(図示せず)に沿って摺動するようになっている。
天秤杆22の左右両端部と回動筒部15、15に固着したスイングアーム25、25が連結ロッド26、26を介してそれぞれ連結している。左側の連結ロッド26は、ローリングシリンダ27が組み込まれており、該シリンダ27を伸縮作動させることにより長さを変えられるようになっている。
昇降シリンダ及びローリングシリンダ27は、前記油圧ポンプ10から供給される作動油を油圧バルブユニット35内の制御バルブ(図示せず)で制御して作動させられる。昇降シリンダを伸縮作動させると、天秤杆22が前後し、スイングアーム25が昇降シリンダと連結されているので、天秤杆22の前後動作に連動して上下動して、これと一体の左右の後輪2、2が同方向に同量だけ、機体に対し上下動し、機体が昇降する。また、ローリングシリンダ27を伸縮作動させると、左右一方(左側)の後輪2のみが機体に対して上下動し、機体が左右に傾斜する。
エンジン9の後部のミッションケース7内にはエンジン9の出力軸が入り込んでおり、エンジン9の出力軸からミッションケース7内の伝動機構にエンジン動力が伝達される構成となっている。ミッションケース7の左右両側部に走行伝動ケース16、16を回動支点16bを中心に回動自在に取り付け、この走行伝動ケース16、16の回動支点16bにミッションケース7から左右両外側方に延出させた回動筒部15、15の先端が入り込んで走行伝動ケース16、16内の伝動機構に走行用の動力を伝達している。そして、走行用の動力は走行伝動ケース16、16内の伝動機構を介して機体後方側に伸びてその後端側側方に突出する車軸18、18に伝動し、後輪2、2が駆動回転する。
次に植付部1bの構成を説明する。
連結フレーム13の上面に走行部ミッションケース7から伝動される植付部ミッションケース30の下部が固着され、該植付部ミッションケース30の上部に第一植付伝動ケース31の基部が固着され、更に該第一植付伝動ケース31の先端部に第二植付伝動ケース32の基部が固着されている。そして、第一植付伝動ケース31と第二植付伝動ケース32に後述する苗植付装置5の作動機構が連結されている。苗植付装置5の苗植付具60は、走行部1aよりも後側に位置している。また、植付部ミッションケース30に基部を固着した上部フレーム34に苗載台55が取り付けられ、苗供給装置4は苗載台55の後方に配置され、また苗供給装置4と苗載台55は苗植付具60の上方に位置するように配置されている。
図3には、図1の苗移植機1の走行部と植付部の連結部分の斜視図を示す。
図3に示すように、植付部ミッションケース30の入力軸30aは該ケース30の下端部から前方に突出しており、これを走行部ミッションケース7のPTO取出部7aに挿入することにより、該PTO取出部7a内の走行部側の軸(図示せず)に伝動連結するようになっている。また、植付部ミッションケース30は、前記連結フレーム13にボルト38、…によって着脱自在に取り付けられている。このため、ボルト38、…を外し、PTO取出部7aから入力軸30aを抜くことにより、走行部1aから植付部1bごと取り外すことができ、植付部1bのメンテナンスが容易に行える。
側面視において、植付部ミッションケース30は連結フレーム13から後方上向きに設けられ、且つ第一植付伝動ケース31は植付部ミッションケース30の上端部から後方下向きに設けられ、且つ第二植付伝動ケース32は第一植付伝動ケース31の下端部から水平後方に設けられている。この構成とすることにより、機体の前後長を必要以上に長くすることなく、第二植付伝動ケース32の下側に前記天秤杆22が移動するためのスペースが確保されている。
また、平面視において、植付部ミッションケース30は、連結フレーム13の右端部に固着されており、昇降シリンダと天秤杆22と右側の連結ロッド26の間に形成される機体制御機構の右側空間部を通って上方に延びている。そして、第一植付伝動ケース31は植付部ミッションケース30の左側、第二植付伝動ケース32は第一植付伝動ケース31のさらに左側に配置されている。ローリングシリンダ27が設けられていない分だけ左側空間部よりも右側空間部の方が広いので、植付部ミッションケース30を右側に配置するのが好ましい。
また、植付部ミッションケース30、第一植付伝動ケース31及び第二植付伝動ケース32を左右に振り分けて配置することにより、左右の重量バランスが良好となる。
次に苗供給装置4と苗植付装置5の説明をする。
苗植付装置5は、先端が下方に向かうくちばし状の前後苗植付け体からなる苗植付具60と、該苗植付具60の下端部が圃場面より上方となる位置と圃場面より下方となる位置とに苗植付具60を上下動させるリンク機構45と、くちばし状の苗植付具60の下端部が閉じて上方から苗を受け入れて内側に苗を収容可能とする閉状態と苗植付具60の下端部が前後に開いて内側に収容した苗を下方に放出可能する開状態とに苗植付具60を開閉する開閉機構(図示せず)を備えている。
なお、植付部ミッションケース30内に内装した伝動機構には、リンク機構45及び苗植付具60をその昇降動最上位の位置で、又はその近傍位置で設定時間停止させる間欠駆動機構と、リンク機構45及び苗植付具60の昇降動を停止させるクラッチ機構とを備えている。間欠駆動機構によって停止する時間は、該間欠駆動機構が備える変速機構によって調節され、この調節によって苗植付具60による苗植付株間が変更調節されるようになっている。
そして、リンク機構45は、苗植付具60の前側に設けた左右方向の軸19の左右中間部に回動自在に連結する昇降アーム46を備える。詳細は省略するが、昇降アーム46が揺動しながら昇降動し、その結果、苗植付具60の下端部が側面視で上下に長い略楕円形状の軌跡X(図1)でそれぞれ昇降動する。
苗供給装置4はスプロケット42,42の一方の回転軸42aと第二植付伝動ケース32と自在継ぎ手43a及び伝動軸43bを介して連結することでエンジン9からの動力を伝動して左右のスプロケット42,42を回転駆動させて苗供給カップ40を周回移動させる移動機構61を備えている。またスプロケット42,42は図示しないラチェットアームなどの回動規制部材により、植付部ミッションケース30内の駆動機構から前記伝動軸43bを介して間欠的に駆動制御され、順次苗供給カップ40をスプロケット42,42により回動する。
このように、苗植付装置5に苗を供給する苗供給装置4は、苗を上方から受け入れて内側に苗を収容する複数の苗供給カップ40、…と、該苗供給カップ40、…を苗植付具60の上方を通過するように周回移動させる移動機構61と、苗植付具60の上方位置で苗供給カップ40の底部を開放して内側に収容した苗を落下させて苗植付具60に苗を供給する開閉機構などを備えている。
苗植付装置5は、苗植付具60を左右に設定間隔で複数体並べて配備した複数条植の構成としている。本例では、苗植付具60を左右に設定間隔で二体並べて配備した二条植えの構成としている。
苗植付装置5の移動機構61の作動と同期して苗供給カップ40、…の取付間隔分づつ間欠的に回転し、各苗供給カップ40、…の底部の開閉自在なシャッタ(図示せず)が特定位置で開放することで苗植付装置5(の先端が尖ったカップ状の苗植付具60)へ供給された苗を溝に植え付けることができる。なお、カップ状の苗植付具60が図1の一点鎖線Xに示す軌跡で動き、その上死点近傍で苗供給カップ40から苗を受け取りながら、その下死点近傍で開き、中の苗が溝に植え付けられる。
苗植付装置5の前側には育苗トレイを載せられる苗載台55が設けられている。苗載台55は、上部フレーム34から前方に突設した図示しない取付棒を介して取り付けられ、育苗トレイを水平に支持するように設けられている。
人手により、苗載台55に載置されている育苗トレイのポット苗を各苗供給カップ40、…に補給する。移動機構61により苗の入った苗供給カップ40が苗供給位置まで回転移動すると、シャッタ(図示せず)が開き苗が苗植付装置5の苗植付具60の中に落下する。
また苗植付位置の後方には、左右一対の鎮圧輪80、80が設けられている。この鎮圧輪80、80は、下部ほど互いの間隔が狭くなるように斜めに取り付けられ、ロッド92に遊嵌させた重り81によって下向きに付勢されており、機体の進行に伴って圃場面を転動し、苗が植付けられた後の苗移植穴の周囲の土を崩落させて穴を埋め戻すと共に、その跡を軽く鎮圧するようになっている。
また、ロッド92はメインフレーム14の前後中間部に固着した支持枠(図示せず)に上下に揺動自在に支持された揺動フレーム87の後端部に取り付けられている。圃場面の凹凸に応じて鎮圧輪80、80が機体に対し上下動すると、その鎮圧輪80、80の上下動により接地体28が圃場面を検出して感知リンク機構29を介して油圧バルブユニット35内の昇降用油圧バルブ(図示せず)に伝えられ、揺動フレーム87の角度が元に戻る方向に昇降シリンダを作動させる。これにより、圃場面から機体までの高さを一定に維持するように機体を昇降制御する。
更に、メインフレーム14の後部には鎮圧輪固定レバー90が回動自在に支持され、鎮圧輪固定レバー90は鎮圧輪80、80を非接地状態まで上昇させた位置で固定するものである。
揺動フレーム87は機体の右側に配置されているので、機体の左側を歩行する作業者がこの揺動フレーム87に接触することがなく、確実な鎮圧を行えると共に、機体の昇降を正確に行える。
操縦ハンドル6は両端が後方に延びる平面視略コ字形をしており、その両端部にグリップ6a、6aが取り付けられている。旋回時や路上走行時には、作業者がグリップ6a、6aを握って操縦する。操縦ハンドル6は機体の左右中心から右側にずらせて設けられているので、畝の右側の溝を歩行しながらハンドル操作や苗補給作業を行いやすく、また、機体の左側を歩行しながら苗補給作業を行う時に邪魔にならない。
グリップ6a、6aの下側にはサイドクラッチレバー100、100が設けられている。また、操縦ハンドル6の基部には操作パネル101が設けられ、該操作パネル101に、苗供給装置4及び苗植付装置5へ伝動する植付クラッチの入・切操作と機体の昇降操作をする植付昇降レバー102、メインクラッチの入・切操作をするメインクラッチレバー103等が設けられている。なお、前輪3が駆動輪で、前後輪3、2が共に上下するタイプの苗移植機では、ハンドル6を持ち上げて後輪2を圃場から浮かせて前輪3で機体を旋回させる。
図4(a)には図1の苗移植機1の作溝体70の平面図を示し、図4(b)には側面図を示し、図4(c)は図4(b)の矢印A方向から見た矢視図を示す。また、図5には、接地体28のリンク機構29を説明するための構成図を示す。図5(a)は、側面図であり、図5(b)は背面図である。
本実施形態によれば、接地体28はメインフレーム14に取り付けアーム23(図1)を介して連結しており、圃場に接する接地面28aと接地面28aから立ち上がった立ち上がり部28b(これらを本体部分という)などからなり、圃場面に対する機体の高さを検出する上記感知リンク機構29を設けている。図4及び図5に示すように接地板28の上部右側の取付片28dの先端ピン28d1は、ロッド24の一端部に連結しており、ロッド24の他端部は油圧バルブユニット35に連結している。すなわちロッド24が接地板28の動きに連動して油圧バルブユニット35内の伝動機構を作動させて圃場から機体までの高さを検出する。また、接地板28の上部左側の取付片28cの回動中心部28c1に取り付けアーム23(図1)が取り付けられ、上述のようにメインフレーム14に連結している。そして、図5(a)に示す接地体28と図5(b)に示す作溝体70は、苗を植え付ける圃場の位置を作溝する作溝体70が接地体28と一体的に連動するように接地体28の接地面28aに溶接により両者が一体となるように固着されている。
この構成により、作溝体70により左右前方に押し除けられる土壌は接地体28の接地面28aによって上側から押し固められるため、作溝体70により形成される溝が崩れにくく、該溝へ適正に苗を植付けることができる。また、圃場面から機体下面までの高さを検出し、作溝体70が接地体28と一体的に上下動可能な構成であるため、接地体28と作溝体70との間で溝切り深さが決まる。したがって、作溝体70で作る溝の深さが安定し、苗の植付け深さの適正化が図れる。
本構成によれば、従来の苗移植機の構成とは違って、機体に対して溝を切る深さは無関係であり、接地体28と作溝体70との間で溝切り深さが決まる。すなわち、苗の植え付け深さによらず、溝の形状がほぼ一定となる。従来の苗移植機では溝全体の深さや形状を一定とするものではないため、植付け後の各苗の栽培状態に影響してしまう。また、センサ体(覆土輪)が植付け溝を通過するので、溝が崩れやすくなる。しかし、本構成を採用することにより、溝が崩れにくくなる。
このように、接地体28の接地面28aが圃場面に対する機体の高さを検出するセンサーとなっており、接地面28aには作溝体70が連結していることから、作溝体70により溝切りをしながら感知もでき、作溝体70とセンサとの両方の効果を兼ねることができる。
また、作溝体70先端の溝切り部70aは、図4に示すように潜入角(θ)を設けているため土の中に潜ろうとするが、接地体28両端の接地面28aで溝の両脇の圃場面を押さえ付けることで、作溝体70が潜り過ぎるのを抑え、圃場面を感知する。
一方、作溝体70を接地体28と分割可能な構成とすれば、新たに形状の異なる溝切り部70aを備えた作溝体70を接地体28と一体として用いることで溝の形状の変更が可能となる。例えばボルトなどで作溝体70を接地体28を連結させれば、ボルトを外すことで容易に分割できる。また、作溝体70が破損した場合も、容易に交換が可能となる。
そして、図4(b)に示すように、接地体28は、圃場面を掘った際の土が接地面28a付近に溜まらないように、接地面28aから立ち上がり部28bを設けた。
接地板28が一枚の水平な板でしかない場合は、作溝体70によって掘った溝の土がそのまま残って接地板28の前方に溜まってしまうが、図4(b)に示すように、溝切り部70aにより圃場面を掘ると、矢印S方向に土(ロ)が流れ、接地面28a以外の部分に土を逃がして矢印R付近に土は溜まりにくくなる。
図6には、接地板28の別の例を示し、図6(a)には、苗植付具60のカップと接地板28との関係を説明するための簡略斜視図を示し、図6(b)には、図6(a)の接地板28の側面図を示す。
図6に示すように、植付け深さを検知する接地板28の接地面(センサー)28aを上向きに長くして、苗植付具60が苗の姿勢を矯正装置にする際に、跳ねる土が機体に当たらないようにすると良い。図6(a)に示すように、苗植付具60がカップから苗を植え付け、植え付けが終わると苗植付具60は上方に移動するが、そのときに土を矢印H方向に跳ね上げる。跳ね上げられた土は、接地面28aに当たって跳ね返され、機体内部には入り込まない。
本構成を採用することにより、苗植付具60が苗の姿勢を矯正装置にする際に、跳ねる土を機体内部に入ることを防ぐことができるので、機体が汚れず、また土が入り込むことによる不具合、例えばチェーンなどの伝動機構に入って装置が作動しないなどの不具合を防止できる。また、作溝体70と一体である接地体28を上述の構成としても良い。
また、図7には、本発明の他の実施形態による苗移植機1の側面図を示す。
図7の苗移植機1は、図1の苗移植機1に薬剤散布用のホッパ83を設けた点で相違するがその他の構成については、図1等で示す同一部材は同一符号を付して、その説明は省略する。
苗移植機1に薬剤散布用のホッパ83を設け、作溝体70を使用している時は、ホッパ83からの薬剤の散布位置である排出ホース84の排出口84aを作溝体70と苗植付装置5との間に設けた構成としても良い。ホッパ83は、下部のフィーダ85から薬剤が下方に繰り出す構成であり、フィーダ85から繰り出した薬剤は、フィーダ85下方の排出ホース84を通って排出口84aから圃場に排出される。フィーダ85には植付部ミッションケース30からの動力が伝導軸88を介して伝達されることで繰り出す繰り出し機構を備えている。
本構成を採用することにより、作溝体70で溝を形成させた後、該溝に薬剤を散布して苗を植え付けるという一連の操作が容易に行える。
図8には本発明の参考例による苗移植機1の平面図を示す。また、図8(a)には図8の接地体28の斜視図を示し、図8(b)には接地体28の形状を変えた場合の斜視図を示す。
また、図8(a)に示すように、接地体28の接地面28aを、作溝体70によって形成される溝を崩さないように平面視でU型の形状にしても良い。U型の形状とすれば、溝の両側の山部を平らにしながら圃場面を感知できる。以上は接地体28と作溝体70とが一体でない構成について説明したが、作溝体70と一体である接地体28を上述の構成としても良い。
一方、図8(b)に示すように溝に苗を植える時に、接地体28の接地面28aが溝部(溝底面)に収まるように平面視でI型の接地面28aとして、溝底面を感知できるようにしても良い。溝底面を感知できるようにすれば、溝底面から機体までの高さが分かり溝の底面への苗の植え付け深さを適切になるように調節できる。また、従来の苗移植機では覆土輪が植付け溝を通過する際に、溝側面に覆土輪が当たって溝を崩してしまう場合があったが、このように接地体28の接地面28aをI型にすれば溝を崩さない。
図9には、本発明の参考例であり、前輪3、3と後輪2、2の間に作溝体70を設けた場合の苗移植機1の側面図を示す。
図9に示すように、前輪3、3と後輪2、2の間に作溝体70を設けると、作溝体70が機体内に収まり、前輪3、3や後輪2、2よりも下方に突出する部分が少なくなる。したがって、作溝の際の溝切りによる舵取りの影響が少なく、機体が安定する。
そして、後輪2、2は、苗の植え付け作業時にはA位置にあるが、作業が終了して移植機1の機体後部を上昇させるリフト時にはB位置にある。そしてリフト時(B位置)には作溝体70が機体と共に上昇して溝から外れるようにすれば、苗移植機1の旋回時に圃場を荒らさなくて済む。作溝体70は、作溝体70の上部に設けた突出部(図示せず)を連結フレーム13に取り付けた取付部材39の底面に設けた円筒部39aに挿入して、例えばボルト止めして連結しており、ボルトを外すことで、容易に作溝体70を機体から取り外すことができる。以上は接地体28と作溝体70とが一体でない構成について説明したが、作溝体70と一体である接地体28を上述の構成としても良い。
図10には、本発明の参考例であり、中央前方の前輪3、3の間に一対のガイド輪8、8を配置し、鎮圧輪80を設けていない苗移植機1の側面図を示し、図11には図10の苗移植機1の平面図を示す。
本参考例では、あらかじめ作ってある畝溝Uに苗を植えていく場合の植付方式を示している。本参考例では作溝体を設けていない例を示しているが、この溝も前述のように作溝体により苗移植機1を走行させながら作溝しても良い。
左右一対のガイド輪8、8はガイド輪軸36bに支持されるが、ガイド輪軸36bには左右方向に複数の取付穴があり、ガイド輪8、8の取付位置を変更できる構成になっている。このようにガイド輪軸36bのガイド輪取付位置は左右方向に変更可能であるので、畝溝Uの幅に合わせてガイド輪軸36bの左右方向幅を調整して、ガイド輪8、8の左右側部を畝溝Uの傾斜面の下端部に当接させた状態で、機体を畝溝Uに沿って前方に案内することができる。機体前方に畝溝Uに沿って走れるように溝幅に合ったガイド輪8、8を設けると、後輪2が畝溝Uの上面を走行する構成でありながら、前輪3及びガイド輪8、8により、精度良く機体の進行方向を維持できる。
そして、ガイド輪8の支持軸36aはL字型の機体取付部57を介して走行部ミッションケース7と連結しており、畝溝Uを案内する。
そして、図11に示すように、接地体28の接地幅を畝溝Uよりも狭い幅とし、畝溝U内の底面に確実に接地体28が接地面が接地できるようにすると溝底面から機体までの正確な高さが分かる。
また、図12の斜視図を示すように、接地体28としてその幅を畝溝Uに合ったローラ形状のセンサー73にして、ガイド輪8を兼ねる構成とすれば、ガイド輪8と図1又は図11などに示した接地体28を別に設ける必要がなく、構成が簡素化される。
図12のローラ形状のセンサー73はローラ73aの回転する外周部に接するようにスクレーパー73bを設けると、ローラ73aの前方に土が溜まらないように後方に払い落とすことができる。ローラ73aの取付けステー73cは、ローラ73aとの間に空間Mがあるため、土が前記空間Mに溜まりにくい。以上は作溝体を設けていない場合について説明したが、作溝体を設け、図1に示す作溝体70と一体である接地体28を上述の構成としても良い。
図13は、千鳥植え(苗2株を千鳥で同時に植える)の苗植付具60を示すものであり、2株の苗を仕切る仕切り板77が左右中央に固定され、この仕切り板77の左右に設けた開閉体(植付け体)60aが回動して圃場に苗を植え付ける構成である。
要部平面図を図13(d)に示す従来の千鳥植えの苗植付具は、仕切り板77の左右の開閉体60aの前後位置をずらせているが、前後位置をずらすとカップの膨らみ部分(2カ所)60bも前後にずれるため、溝を真っ直ぐに且つきれいに形成することはできない。
そこで、本参考例によれば、従来の開閉体60aの左右で対向する位置にも膨らみ部分60bを設け、すなわち更に膨らみ部分60bを2カ所追加して前後左右で計4個の膨らみ部分60bを設けている。したがって、苗植付具60の開閉体60aの形状は左右対称となり、溝をきれいに形成することができる。
図13(a)には、図10の苗移植機1の苗植付具60が圃場面に達した場合の要部側面図を示し、図13(b)には図13(a)の苗植付具60の一部斜視図を示し、図13(c)には、図13(a)のA−A線断面矢視図を示す。
そして、図13に示すように、苗植付具60の仕切り板77の反対側のカップの膨らみ部分60bの膨らみを厚くして、その厚みを利用することで溝を形成させている。図13では、圃場面が平らな場合を示しており、このように苗の植付穴の外周に形成される溝を苗植付具60によって形成させることができる。カップ状の苗植付具60は図10の一点鎖線Xに示す軌跡で動くが、その下死点近傍で開いて中の苗が畝溝に植え付けられる際に、カップの下部中間付近から厚くすることで、カップが土に入って開くとカップが位置する部分の土が押しのけられて溝が出来る。したがって、作溝体70により溝を形成しなくても、溝植した状態になる。また、深い溝を形成させる必要のない浅植えの苗の対応も可能である。また、カップの内側は通常の太さ・形状であるから苗の植付け姿勢は変わらない。
図14には、本発明の参考例である苗移植機1の側面図を示し、図15には、図14の苗移植機1の平面図を示す。
図14に示す苗移植機1には、機体前方にタイヤを設けて苗を植え付ける際の溝を作るガイド輪50としている。ガイド輪50のタイヤの幅は植え付ける条間よりも広くすると、2条の植付位置を確実に整地できる。そして、そのタイヤの形状を図14の丸枠部分の正面図に示すようにソロバン玉のような形状にする事で崩れにくい台形形状になる。また、溝の側面が押し固められやすく、溝が崩れにくくなる。
そして、ガイド輪50のタイヤに重みを加える構成として、例えば、圃場の土の硬さによってガイド輪50のタイヤの重さを変えると良い。圃場の土が堅い場合はガイド輪50のタイヤに重みを加えて溝を形成できるようにし、圃場の土が軟らかい場合はガイド輪50のタイヤに重みを加えないようにする。
図14に示すように、ガイド輪50は機体に固定された支持部材51で車軸52を支持されるが、該支持部材51はスプリング53で機体取付部54に弾性支持されている。そのため、ガイド輪50は、スプリング53で弾性付勢されながら地面に接しているので溝から外れない。支持部材51には複数の穴51aが設けてあり、穴51aにボルトなどで固定し、固定箇所を変えることでガイド輪50の高さを調節可能である。このように、ガイド輪50のタイヤに重みを加える構成とすれば、ある程度深い溝を掘ることが可能となる。
また、機体の旋回時は、ガイド輪50のタイヤをボンネット12の上部に収納できる構成としても良い。機体取付部54は回動支点54aを中心として矢印E方向に回動する。そして、機体取付部54は機体取付部58を介して走行部ミッションケース7に固着している。機体の旋回時は、ガイド輪50が不要となるため、このように収納できれば旋回動作の邪魔にならず、またコンパクトに収納できる。
そして、苗供給装置4と苗載台55全体が雨で漏れないような大きさのパラソル形状の屋根79を設けると良い。屋根79はパラソル形状には限らず、苗供給装置4と苗載台55が隠れる位の大きさ・形状にすれば良い。屋根79の中心部に柄79aを設けて機体に連結する。屋根79は雨よけのみならず、日よけ用にも使える。苗に雨が付くと苗供給カップ40や苗植付具60のカップに苗がくっつきやすくなるため、苗を植え付ける際に苗がなかなかカップから外れず、うまく苗を植え付けることができない。しかし、苗供給装置4と苗載台55の上に屋根79を設けることでこのような不具合が生じない。
図16には、本発明の参考例である苗移植機1の側面図を示し、図17には、図16の苗移植機1の平面図を示す。
図16に示す苗移植機1には、機体の前方中央付近に作溝体65を設けている。すなわち、図1に示す苗移植機1のように、作溝体65を用いて圃場面に溝を付け、その溝に苗を植える構成である。図17に示すように、作溝体65は前方に突出した三角形状であり、機体が前進すると、矢印W方向に土を左右に寄せて溝を形成する。
図16に示す作溝体65は、側面視で下部よりも上部の方が幅広な形状をしているが、作溝体65の向きを変え、すなわち作溝体65の上下を振り替えることで、丸枠部分に示すように、溝の形状を変えることができる。例えば、溝幅を広くしたい場合は作溝体65の上下を逆転させて幅広な部分を下にすればよい。また、作溝体65は高さが調節可能であり、溝の深さを変えられる。
作溝体65の中央付近に支持軸67を連結させ、支持軸67の端部を支持部材68に連結させている。支持部材68の下方端部は円形状の穴が空いており、その穴に支持軸67を入れて、ボルトなどで固定する。また、機体の前端部にも円形状の穴があり、機体と取り付けアームと連結している。該穴に支持部材68を入れてボルトなどで固定させ、支持部材68と機体を連結させている。また、支持部材68には複数の穴を設け、ボルトなどで固定する穴の位置を変えることで、作溝体65の高さを変えることができる。そして、作溝体65を作業が終了する機体のリフト時や旋回時及び移動時には地面より上げるようにすれば良い。
本発明の苗移植機は、ねぎなどの野菜苗に限らず、その他の苗を植え付ける苗移植機としても利用可能性がある。
本発明の実施形態の苗移植機の側面図である。 図1の苗移植機の平面図である。 図1の苗移植機の走行部と植付部の連結部分の斜視図である。 図4(a)は図1の苗移植機の作溝体の平面図であり、図4(b)は側面図であり、図4(c)は図4(b)の矢印A方向から見た矢視図である。 図1の苗移植機の接地体のリンク機構を説明するための構成図であり、図5(a)は、側面図であり、図5(b)は、背面図である。 図1の苗移植機の接地板の別の例を示し、図6(a)は、苗植付具のカップと接地板との関係を説明するための簡略斜視図であり、図6(b)は、図6(a)の接地板の側面図である。 本発明の他の実施形態による苗移植機の側面図である。 図8(a)は図8の接地体の斜視図であり、図8(b)は接地体の形状を変えた場合の斜視図である。 本発明の参考例の苗移植機の側面図である。 本発明の参考例の苗移植機の側面図である。 図10の苗移植機の平面図である。 ローラ形状とした接地体の斜視図である。 図13(a)は、図10の苗移植機の苗植付具が圃場面に達した場合の要部側面図であり、図13(b)は図13(a)の苗植付具の一部斜視図であり、図13(c)は、要部平面図である。また、図13(d)は、従来の千鳥植えの苗植付具の要部平面図である。 本発明の参考例である苗移植機の側面図である。 図14の苗移植機の平面図である。 本発明の参考例である苗移植機の側面図である。 図16の苗移植機の平面図である。
符号の説明
1a 走行部 1b 植付部
2 後輪 3 前輪
4 苗供給装置 5 苗植付装置
6 操縦ハンドル 6a グリップ
7 走行部ミッションケース 8 ガイド輪
9 エンジン 10 油圧ポンプ
11 燃料タンク 12 ボンネット
13 連結フレーム 14 メインフレーム
15 回動筒部 16 走行伝動(チェーン)ケース
17 車軸 17a アーム部
18 車軸 19 軸
20 支持軸 22 天秤杆
23 取り付けアーム 24 ロッド
25 スイングアーム 26 連結ロッド
27 ローリングシリンダ 28 接地体
28a 接地面 28b 立ち上がり部
28c 上部左側の取付片 28d 上部右側の取付片支点
28c1 回動中心部 28d1 先端ピン
29 感知リンク機構 30 植付部ミッションケース
30a 入力軸 31 第一植付伝動ケース
32 第二植付伝動ケース 34 上部フレーム
35 油圧バルブユニット 36a 支持軸
36b ガイド輪軸 38 ボルト
39 取付部材 39a 取付部材円筒部
40 苗供給カップ 42 スプロケット
42a 回転軸 43a 自在継ぎ手
43b 伝動軸 45 リンク機構
46 昇降アーム 50 ガイド輪
51 支持部材 51a 穴
52 車軸 53 スプリング
54 機体取付部 54a 回動支点
55 苗載台 57 機体取付部
58 機体取付部 60 苗植付具
60a 植付体 60b カップの膨らみ部分
61 移動機構 65 作溝体
67 支持軸 68 支持部材
70 作溝体 70a 溝切り部
73 ローラセンサ 73a ローラ
73b スクレーパ 73c 取付けステー
77 仕切板 79 屋根
80 鎮圧輪 81 重り
83 ホッパ 84 排出ホース
84a 排出口 85 フィーダ
87 揺動フレーム 88 伝導軸
90 鎮圧輪固定レバー 92 ロッド
100 サイドクラッチレバー 101 操作パネル
102 植付昇降レバー 103 メインクラッチレバー

Claims (1)

  1. 走行部(1a)と植付部(1b)を設けた苗移植機(1)において、
    前記植付部(1b)には苗を圃場に植え付ける苗植付け体(60)を設け、
    前記走行部(1a)には、前記苗植付け体(60)の苗移植機(1)の機体前進方向前方位置に、圃場面から前記機体下面までの高さを検出するセンサとしての機能を有する接地面(28a)を備えた上下動自在な接地体(28)と、該接地体(28)の下方に該接地体(28)と一体的に上下動可能であって、前記苗植付け体(60)が苗を植付ける際の圃場の位置を作溝する作溝体(70)とを設け
    接地体(28)の、平面視でU型の形状である接地面(28a)に、作溝体(70)を一体に固着し、
    作溝体(70)の先端の溝切り部(70a)は、機体の進行で作溝体(70)を土中に潜らせる作用をするための潜入角θを有し、作溝体(70)の左右両側に接地面(28a)を配置した
    ことを特徴とする苗移植機。
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