JP4992980B2 - 無線基地制御局、移動体通信システム及びそれらに用いる呼接続完了低下回避方法 - Google Patents

無線基地制御局、移動体通信システム及びそれらに用いる呼接続完了低下回避方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線基地制御局、移動体通信システムおよびそれらに用いる呼接続完了低下回避方法に関し、特にセル選択アルゴリズムにおける呼接続完了低下の回避方法に関する。
本発明に関連するRNC(Radio Network Controller:無線基地制御局)においては、図1に示すように、第3世代移動通信システムであるIMT(International Mobile Telecommunications)2000システムにおいて、複数の基地局(Node B)2,3を制御し、1つの基地局配下の複数のセル情報を管理している。
RNC1は、UE(User Equipment:移動端末)との無線接続を行う際、UE能力、UEが求めるサービス、UEにサービスの提供可能なセル、ハイスピードサービス提供状況、各セルのUE数やUEが実施するサービス負荷より計算されるセル負荷、基地局2,3における電力輻輳状態(Congestion State)などの様々なパラメータを考慮してセル選択アルゴリズムにてセルを選択する。そして、選択されたセルに新規呼のUEが受け付けられるかどうかを確認して割り当てている。
上記のRNC1においては、以下のようなセル選択アルゴリズムにて動作している。このセル選択アルゴリズムについて図1を参照して説明する。
例えば、特開2006−229384号公報に開示されているように、図1において、RNC1は、同一アンテナにおいて周波数の異なるE−DCH[Enhanced uplink DCH(Dedicated Channel)]/HS−DSCH(High Speed Downlink Shared Channel)サービス提供不可セルと、HS−DSCHセルと、E−DCH/HS−DSCHセルとを混在し、同一エリアにE−DCH/HS−DSCHサービス実施不可UE4と、HS−DSCH Capable UE5と、E−DCH/HS−DSCH Capable UE6とが混在している環境において、下記の契機においてLoad Controlを実施して対象セルを選択している。
すなわち、この契機は、
1.最初の無線接続要求[RRC(Radio Resource Control) Connection Request]メッセージ受信時
2.パケットサービスを共通チャネルで接続中に、UEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC内部の転送バッファ増加検出による、共通チャネルから個別チャネルへのチャネルタイプ変更[CTS FACH(Forward Access Channel) to DCH]時である。
RNC1が上記のセル選択アルゴリズムを実施する際、RNC1は、実際の無線環境まではわからない。そのため、UEがキャンプオンしたセルと異なるセルを割り当てる場合、新しいセルで無線接続を確立したというUEからの応答がなく、呼接続完了率が低下してしまう。
それは、特にハイスピードデータサービスを可能とするセルではハイスピードデータサービスを実施するUE数が非常に多いケースや隣接セルからの干渉の度合い等によって、図2に示すように、時間的にセルサイズが大きくなったり、小さくなったりするセルブリージング現象が発生するためである。
例えば、ハイスピードデータサービスを求めるUEがハイスピードデータサービス提供不可セルにキャンプオンしていて、無線接続要求(RRC Connection Request)メッセージを送信する時、図2に示すようなセルブリージング現象が発生してセルサイズが小さいハイスピードデータ提供セルをRNC1がセル選択アルゴリズムによって選択してしまう場合がある。
その場合、RNC1は、図2に示すようなセルブリージング現象が発生していてセルが小さくなっていても、そのセルを選択して無線接続設定(RRC Connection Setup)メッセージを送信してしまい、UEからの無線接続応答(RRC Connection Setup Complete)を受信することができない。
そして、UEが無線接続要求(RRC Connection Request)メッセージを再送してきた場合においても、同じセル選択アルゴリズムにおいて、同じセルを選択してしまうことで、上記と同様に、無線接続に失敗し、いつまでも無線接続が完了せず、呼接続完了率が著しく低下してしまう。
この場合、ハイスピードデータ提供セルからUEの応答がなく、例えUEが無線接続要求(RRC Connection Request)メッセージを再送してきても、RNC1,1aは、同様にセルブリージング現象が発生している同じセルを選択してしまう。そのため、この場合には、呼接続完了率が著しく低下してしまう。
上述したような本発明に関連するセル選択アルゴリズムでは、接続UE数や隣接セル干渉によって発生するセルブリージング現象によって、セル選択アルゴリズムにおいて選択したセルサイズが一時的に小さくなっている場合、無線接続に一度失敗するが、その無線接続に失敗したセルがあるという直前情報を、記憶や利用をしていないという問題がある。
また、本発明に関連するセル選択アルゴリズムでは、UEからのRRC Connection Request再送や、UEからのトラフィック増加報告周期受信もしくはRNC内部の転送バッファ増加周期検出においても、同様のセル選択アルゴリズムによって同じセルが選択されてしまうことによって、上記と同様に、無線接続に失敗し、呼接続完了率が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、既存のセル選択アルゴリズムの利点を生かしつつ、呼接続完了率の低下を回避することができる無線基地制御局、移動体通信システム及びそれらに用いる呼接続完了低下回避方法を提供することにある。
本発明による無線基地制御局は、移動端末に無線基地局を通して接続する無線基地制御局であって、前記無線基地局配下のセルを前記移動端末に割り当てるセル選択アルゴリズムにおいて選択したセルに対して無線接続に失敗した場合に当該セルの情報を一定期間保持する保持手段と、その保持した前記セルの情報を基に過去に無線接続に一度失敗したセルを除外して前記セル選択アルゴリズムを実施する実施手段とを備えている。
本発明による移動体通信システムは、上記の無線基地制御局を含むことを特徴とする。
本発明による呼接続完了低下回避方法は、移動端末に無線基地局を通して接続する無線基地制御局に用いる呼接続完了低下回避方法であって、前記無線基地局配下のセルを前記移動端末に割り当てるセル選択アルゴリズムにおいて選択したセルに対して無線接続に失敗した場合に当該セルの情報を保持手段に一定期間保持する第1の処理と、その保持した前記セルの情報を基に過去に無線接続に一度失敗したセルを除外して前記セル選択アルゴリズムを実施手段にて実施する第2の処理とを備えている。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、既存のセル選択アルゴリズムの利点を生かしつつ、呼接続完了率の低下を回避することができるという効果が得られる。
本発明の実施形態1による移動体通信システムの構成を示すブロック図である。 セルブリージング現象を示す図である。 本発明の実施形態1によるRNCの構成例を示すブロック図である。 図3に示すシステム単位のUEチェックリストの詳細な構成を示す図である。 図3に示すUEチェックリストのためのシステムデータの詳細な構成を示す図である。 本発明の実施形態1によるRRC Connection Request時のUEチェックリストの登録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1によるRRC Connection Request時のUEチェックリストの登録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1によるRRC Connection Request時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の実施形態2によるUEチェックリスト#2の詳細な構成を示す図である。 本発明の実施形態2によるRRC Connection Request時のUEチェックリストの登録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2によるRRC Connection Request時のUEチェックリストの登録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2によるRRC Connection Request時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の実施形態3によるRNCの構成例を示すブロック図である。 図13に示すUE単位のUEチェックリストの詳細な構成を示す図である。 本発明の実施形態3によるCTS時のUEチェックリストの登録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3によるCTS時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図3は本発明の実施形態1によるRNC(Radio Network Controller:無線基地制御局)の構成例を示すブロック図である。
図3において、RNC1は、セル選択処理部11と、UE(User Equipment:移動端末)情報処理部12とを備え、セル情報13と、UE情報14と、システム単位のUEチェックリスト15と、UEチェックリストのためのシステムデータ16とを保持している。
セル選択処理部11は、UE情報処理部12より取得する情報と、セル情報13と、UE情報14と、システム単位のUEチェックリスト15と、UEチェックリストのためのシステムデータ16とを基にセル選択アルゴリズムを行う。
図1は本発明の実施形態1による移動体通信システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の実施形態1による移動体通信システムは、RNC1と、基地局2,3と、E−DCH[Enhanced uplink DCH(Dedicated Channel)]/HS−DSCH(High Speed Downlink Shared Channel)サービス実施不可UE4と、HS−DSCH可能(HS−DSCH Capable)UE5と、E−DCH/HS−DSCH可能(E−DCH/HS−DSCH Capable)UE6とから構成されている。
RNC1は、同一アンテナにおいて周波数の異なるE−DCH/HS−DSCHサービス提供不可セルと、HS−DSCHセルと、E−DCH/HS−DSCHセルとを混在し、同一エリアに混在するE−DCH/HS−DSCHサービス実施不可UE4とHS−DSCH可能UE5とE−DCH/HS−DSCH可能UE6とに対し、それぞれのUEの能力に応じたチャネルを割り当て、周波数利用効率のよいパケットサービスを提供することを可能としている。
図4は図3に示すシステム単位のUEチェックリスト15の詳細な構成を示す図である。図4において、システム単位のUEチェックリスト15には、各UEが一度無線接続に失敗したセルのリストと、そのUEの接続要求時のタイムスタンプとが保持される。
図4に示す例では、UE#1には、Time:00130においてセルID#8が一度無線接続に失敗したセルとして登録されており、UE#2には、Time:00145においてセルID#10とセルID#11とが一度無線接続に失敗したセルとして登録されている。
図5は図3に示すUEチェックリストのためのシステムデータ16の詳細な構成を示す図である。図5において、UEチェックリストのためのシステムデータ16には、一度無線接続に失敗したセルのリストが登録可能なUE数と、UEチェックリストに保持された情報の有効時間と、登録されるセル数とが保持されている。
図5に示す例では、UEチェックリストの登録可能UE数は50個であり、UEチェックリストに保持された情報の有効時間は3分である。特に、このUEチェックリストの登録可能UE数や、登録されるセル数はRNC1のメモリ利用率に影響し、特にUEチェックリストの登録可能UE数が0の場合、本機能は無効化されることを意味する。
以上、本実施形態の構成について述べたが、セル情報13、UE情報の管理、UE情報処理部12、セル選択処理部11の構成自体は、当業者にとってよく知られており、また本発明には直接関係しないので、その説明を省略する。
特に、セル選択処理部11で行われるセル選択アルゴリズムについては、UEチェックリスト15、UEチェックリストのためのシステムデータ16を使用することを除いては、本願出願人が提案しているIMT(International Mobile Telecommunications)2000システムにおけるUE種別に応じたセル選択アルゴリズムでもよく、またセル負荷情報のみからUEにセルを選択するLoad Controlアルゴリズム、例えばセル負荷が最も低いセルを選択するセル選択アルゴリズムでもよい。これらは当業者にとってよく知られており、本発明には直接関係しないので、その説明を省略する。
図6及び図7は本発明の実施形態1によるRRC Connection Request時のUEチェックリストの登録処理を示すフローチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明の実施形態1によるRRC Connection Request時のUEチェックリストの登録処理について説明する。
尚、図6及び図7は、図4に示すUEチェックリスト15において、RRC Connection Requestメッセージ受信時のセル選択アルゴリズムの後、無線接続失敗してUEチェックリスト15にそのUEが登録される時の動作を示している。
RNC1は、図6のステップ101にて、UEからRRC Connection Requestメッセージを受信すると、ステップ102にて、セル情報13、UE情報の管理、UE情報処理部12により得られる情報を利用し、セル選択処理部11において、セル選択アルゴリズムを行う。
ステップ103にて、まず、RNC1は、内部変数"Number of RRC Connection Setup"を0に初期化する。次に、ステップ104にて、RNC1は、選択されたセルに対してRRC Connection Setupメッセージを送信し、RRC Connection Setup Complete待ちタイマ(Timer)を開始する。
ステップ105にて、RNC1は、RRC Connection Setup Completeを受信したかを判定し、RRC Connection Setup Completeを受信した場合、ステップ106にて、既存処理の通り、無線接続完了となる。
また、RNC1は、RRC Connection Setup Completeを受信せず、RRC Connection Setup Complete待ちタイマが満了した場合、ステップ107にて、内部変数"Number of RRC Connection Setup"がシステムデータ"Maximum Number of RRC Connection Setup"を超えているかを判定する。
RNC1は、内部変数"Number of RRC Connection Setup"がシステムデータ"Maximum Number of RRC Connection Setup"を超えていない場合、ステップ108にて、内部変数"Number of RRC Connection Setup"を1追加して、ステップ104の処理へ戻る。
RNC1は、内部変数"Number of RRC Connection Setup"がシステムデータ"Maximum Number of RRC Connection Setup"を超えていれば、無線接続失敗とし、ステップ109にて、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと同じかどうかを判定する。
RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと同じ場合、UEチェックリスト15への登録を行わないで、処理を終了する。
RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと異なる場合、ステップ110にて、UEチェックリスト15において、同じUEが登録されているかどうかを判定する。
RNC1は、UEチェックリスト15に同じUEが登録されていれば、ステップ111にて、UEチェックリスト15のタイムスタンプがUEチェックリスト15に保持された情報の有効時間を越えていないかどうかを判定する。
RNC1は、UEチェックリスト15のタイムスタンプがUEチェックリスト15に保持された情報の有効時間を越えていない場合、ステップ112にて、無線接続失敗したセルのみを追加する。この場合、タイムスタンプは更新しない。尚、既に同セルが登録されている場合には、特に何もしない。セル数がいっぱいの場合には、ラウンドロビンで上書きする。つまり、古い情報と考えられる最初にエントリされたセルが上書きされる。
RNC1は、UEチェックリスト15のタイムスタンプがUEチェックリスト15に保持された情報の有効時間を越えている場合、ステップ113にて、同じUEの古いデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を削除し、新しいデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を登録する。
一方、RNC1は、UEチェックリスト15に同じUEが登録されていなければ、図7のステップ114にて、UEチェックリスト15が全て埋まっている(Full)かを判定する。
RNC1は、UEチェックリスト15が全て埋まっている場合、ステップ115にて、最も古いデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を削除し、そのUEの新しいデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を登録する。また、RNC1は、UEチェックリスト15が全て埋まっていない場合、ステップ116にて、そのUEのデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を登録する。
このようにして、本実施の形態では、一つのUEにおいて複数の無線接続失敗セルを持つ場合のリスト管理方法、各UEの無線接続失敗セルの有効時間、非常に多くのUEが無線接続失敗した場合の有効データの保持方法が実現される。
尚、内部変数"Number of RRC Connection Setup"、RRC Connection Setup Complete待ちタイマ、システムデータ"Maximum Number of RRC Connection Setup"の詳細については、同業者により既知の内容であり、本発明とは直接関係ないので、その説明については省略する。
図8は本発明の実施形態1によるRRC Connection Request時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムを示すフローチャートである。これら図1、図3〜6および図8とを参照して本発明の実施形態1によるRRC Connection Request時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムについて説明する。
尚、図8には、UEチェックリスト15が使用される仕組みとして、RRC Connection Requestメッセージ受信時のセル選択アルゴリズムにおいて、過去に一度無線接続に失敗したセルをそのタイムスタンプから一定期間、RNC1がUEの隣接セル候補から除外してセル選択アルゴリズムが行われる動作について示している。
図8のステップ121にて、RNC1は、UEからRRC Connection Requestメッセージを受信すると、ステップ122にて、セル情報13、UE情報の管理、UE情報処理部12により得られる情報を利用し、セル選択処理部11において、セル選択アルゴリズムを行う。
ステップ123にて、まず、RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと同じかを判定する。RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと同じ場合、ステップ128の通常のRRC Connection Setup手順(Process)へ進む。
RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと異なる場合、ステップ124にて、UEチェックリスト15において、同じUEが登録されていないかを判定する。RNC1は、同じUEが登録されていない場合、ステップ128の通常のRRC Connection Setup手順へ進む。
RNC1は、同じUEが登録されている場合、ステップ125にて、UEチェックリスト15のタイムスタンプが、UEチェックリスト15に保持された情報の有効時間を越えているかを判定する。RNC1は、有効時間を越えている場合、ステップ128の通常のRRC Connection Setup手順へ進む。
RNC1は、有効時間を超えていない場合、ステップ126にて、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリスト15の無線接続失敗したセルと異なるかを判定する。RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリスト15の無線接続失敗したセルと異なる場合、ステップ128の通常のRRC Connection Setup手順へ進む。
RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリスト15の無線接続失敗したセルと同じ場合、そのセルがRNC1のセル選択アルゴリズムの結果としてはふさわしくないと判断し、ステップ127にて、そのセルをそのUEの近隣セル候補より除外し、ステップ122の処理へ移動する。
このようにして、本実施形態では、RNC1のセル選択アルゴリズムにおいて、過去に一度無線接続に失敗したセルをそのタイムスタンプから一定期間、RNC1がUEの隣接セル候補から除外してセル選択アルゴリズムが行われる方法が実現される。
このように、本実施形態では、RRC Connection Request受信時のセル選択アルゴリズムにおいて、過去に一度無線接続に失敗したセルを、RNC1がUEの隣接セル候補から除外してセルを選択しているので、UEが次にRRC Connection Requestを再送する場合に、無線接続可能なセルを選択することができ、既存のセル選択アルゴリズムの利点を生かしつつ、呼接続完了率が著しく低下するのを回避することができる。
また、本実施形態では、過去に一度無線接続に失敗したセルのタイムスタンプをUE毎に保持しているので、過去の古い情報による無線接続失敗したセルを除外することはないので、既存のセル選択アルゴリズムの利点を生かすことができる。
さらに、本実施形態では、無線接続に失敗した場合だけ、UEチェックリスト15の登録を行うことで、UEチェックリスト15の登録回数を限られたケースに限定しているので、常にUEチェックリストへ登録されているかどうか確認する方法に比べて、システムに与える影響を最小限にすることができる。
さらにまた、本実施形態では、セル選択アルゴリズムによって選択されたセルが、UEがRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと異なる場合だけ、UEチェックリスト15との比較を行うことで、UEチェックリスト15の検索回数を限られたケースに限定しているので、常にUEチェックリストへ登録されているかどうか確認する方法に比べて、システムに与える影響を最小限にすることができる。
そのほかに、本実施形態では、過去に一度無線接続に失敗したセルのタイムスタンプを保持することで、RRC Connection Setup Complete受信して問題なく、呼接続完了となった場合でも、UEチェックリスト15から該当UEをわざわざ削除をする必要がないので、システムに与える影響を最小限にすることができる。
図9は本発明の実施形態2によるUEチェックリスト#2の詳細な構成を示す図である。尚、本発明の実施形態2によるRNC、移動体通信システムそれぞれの構成は上述した本発明の実施形態1と同様であるが、UEチェックリスト#2の詳細な構成についてさらに工夫している。
図9において、UEチェックリスト#2には、各UEが一度無線接続に失敗したセルのリストと、そのUEが各セルにおいて接続要求した時のタイムスタンプとがセル毎に保持されている。
図9に示す例では、UE#1には、Time:00130においてセルID#8が一度無線接続に失敗したセルとして登録されており、UE#2には、Time:00145においてセルID#10が、Time:00150においてセルID#11がそれぞれ一度無線接続に失敗したセルとして登録されている。
図10及び図11は本発明の実施形態2によるRRC Connection Request時のUEチェックリストの登録処理を示すフローチャートである。これら図1、図3、図5および図9〜11とを参照して本発明の実施形態2によるRRC Connection Request時のUEチェックリストの登録処理について説明する。
尚、図10及び図11は、図9に示すUEチェックリスト#2において、RRC Connection Requestメッセージ受信時のセル選択アルゴリズムの後、無線接続失敗してUEチェックリストにそのUEが登録される時の動作を示している。
図10のステップ131にて、RNC1は、UEからRRC Connection Requestメッセージを受信すると、ステップ132にて、セル情報13、UE情報の管理、UE情報処理部12により得られる情報を利用し、セル選択処理部11において、セル選択アルゴリズムを行う。
ステップ133にて、まず、RNC1は、内部変数"Number of RRC Connection Setup"を0に初期化する。次に、ステップ134にて、RNC1は、選択されたセルに対してRRC Connection Setupメッセージを送信し、RRC Connection Setup Complete待ちタイマを開始する。
ステップ135にて、RNC1は、RRC Connection Setup Completeを受信したかを判定し、RRC Connection Setup Completeを受信した場合、ステップ136にて、既存処理の通り、無線接続完了となる。
また、RNC1は、RRC Connection Setup Completeを受信せず、RRC Connection Setup Complete待ちタイマが満了した場合、ステップ137にて、内部変数"Number of RRC Connection Setup"がシステムデータ"Maximum Number of RRC Connection Setup"を超えているかを判定する。
RNC1は、内部変数"Number of RRC Connection Setup"がシステムデータ"Maximum Number of RRC Connection Setup"を超えていない場合、ステップ138にて、内部変数"Number of RRC Connection Setup"を1追加して、ステップ134の処理へ戻る。
RNC1は、内部変数"Number of RRC Connection Setup"がシステムデータ"Maximum Number of RRC Connection Setup"を超えていれば、無線接続失敗とし、ステップ139にて、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと同じかどうかを判定する。
RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと同じ場合、UEチェックリスト#2への登録を行わないで、処理を終了する。
RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと異なる場合、ステップ140にて、UEチェックリスト#2において、同じUEが登録されているかどうかを判定する。
RNC1は、UEチェックリスト#2に同じUEが登録されていれば、ステップ141にて、UEチェックリスト#2において既に無線接続失敗したセルが登録されているかどうかを判定する。
RNC1は、UEチェックリスト#2に既に無線接続失敗したセルが登録されていない場合、ステップ142にて、無線接続失敗したセルのタイムスタンプのみを追加する。
RNC1は、UEチェックリスト#2に既に無線接続失敗したセルが登録されている場合、ステップ143にて、UEチェックリストにおいて無線接続失敗したセルが全て埋まっているかどうかを判定する。
RNC1は、UEチェックリストにおいて無線接続失敗したセルが全て埋まっている場合、ステップ144にて、そのUEの最も古いデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を削除し、そのUEの新しいデータ(無線接続失敗セルとそのセルのタイムスタンプ)を登録する。
RNC1は、UEチェックリストにおいて無線接続失敗したセルが全て埋まっていない場合、ステップ145にて、そのUEのデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を登録する。
一方、RNC1は、UEチェックリスト#2に同じUEが登録されていなければ、図11のステップ146にて、UEチェックリスト#2が全て埋まっている(Full)かを判定する。
RNC1は、UEチェックリスト#2が全て埋まっている場合、ステップ147にて、最も古いデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を削除し、そのUEの新しいデータ(無線接続失敗セルとそのセルのタイムスタンプ)を登録する。また、RNC1は、UEチェックリスト#2が全て埋まっていない場合、ステップ148にて、そのUEのデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を登録する。
このようにして、本実施形態では、一つのUEにおいて複数の無線接続失敗セルを持つ場合のリスト管理方法、各UEの無線接続失敗セルのセル毎の有効時間とその更新方法、非常に多くのセルに無線接続失敗した場合の有効データの保持方法、非常に多くのUEが無線接続失敗した場合の有効データの保持方法が実現される。
尚、内部変数"Number of RRC Connection Setup"、RRC Connection Setup Complete待ちタイマ、システムデータ"Maximum Number of RRC Connection Setup"の詳細については、同業者によって既知の内容であり、本発明とは関係ないので、その説明は省略する。
図12は本発明の実施形態2によるRRC Connection Request時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムを示すフローチャートである。これら図1と図3と図5と図9と図12とを参照して本発明の実施形態2によるRRC Connection Request時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムについて説明する。
尚、図12には、UEチェックリスト#2が使用される仕組みとして、RRC Connection Requestメッセージ受信時のセル選択アルゴリズムにおいて、過去に一度無線接続に失敗したセルをそのタイムスタンプから一定期間、RNC1がUEの隣接セル候補から除外してセル選択アルゴリズムが行われる動作について示している。
図12のステップ151にて、RNC1は、UEからRRC Connection Requestメッセージを受信すると、ステップ152にて、セル情報13、UE情報の管理、UE情報処理部12により得られる情報を利用し、セル選択処理部11において、セル選択アルゴリズムを行う。
ステップ153にて、まず、RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと同じかを判定する。RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと同じ場合、ステップ158の通常のRRC Connection Setup手順へ進む。
RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEが最初にRRC Connection Requestメッセージを送信してきたセルと異なる場合、ステップ154にて、UEチェックリスト#2において、同じUEが登録されていないかを判定する。RNC1は、同じUEが登録されていない場合、ステップ158の通常のRRC Connection Setup手順へ進む。
RNC1は、同じUEが登録されている場合、ステップ155にて、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリストの無線接続失敗したセルと異なるかを判定する。RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリストの無線接続失敗したセルと異なる場合、ステップ158の通常のRRC Connection Setup手順へ進む。
RNC1は、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリストの無線接続失敗したセルと同じ場合、ステップ156にて、そのセルのタイムスタンプがUEチェックリストに保持された情報の有効時間を越えているかを判定する。RNC1は、有効時間を越えている場合、ステップ158の通常のRRC Connection Setup手順へ進む。
RNC1は、有効時間を超えていない場合、そのセルがセル選択アルゴリズムの結果としてはふさわしくないと判断し、ステップ157にて、そのセルをそのUEの近隣セル候補より除外し、ステップ152の処理へ移動する。
このようにして、本実施の形態では、セル選択アルゴリズムにおいて、過去に一度無線接続に失敗したセルをそのセルに対するタイムスタンプから一定期間、RNC1がUEの隣接セル候補から除外してセル選択アルゴリズムが行われる方法が実現される。
このように、本実施形態では、過去に一度無線接続に失敗したセルのタイムスタンプをUE毎にかつセル毎に保持しているので、セル単位に古い情報による無線接続失敗したセルであるか新しい情報による古い情報による無線接続失敗したセルであるか判定して除外して、既存のセル選択アルゴリズムの利点を生かすことができる。
図13は本発明の実施形態3によるRNCの構成例を示すブロック図である。図13において、本発明の実施形態3によるRNC1aは、システム単位のUEチェックリスト15の代わりに、UE情報14a内にUE単位のUEチェックリスト141を設けた以外は図3に示す本発明の実施形態1同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。尚、本発明の実施形態3による移動体通信システムは、図1に示す本発明の実施形態3による移動体通信システムと同様の構成となっている。
本発明の実施形態3では、パケットサービスを共通チャネルで接続中のUEが、UEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC1a内部の転送バッファ増加検出による、共通チャネルから個別チャネルへのチャネルタイプ変更[CTS FACH(Forward Access Channel) to DCH(Dedicated Channel)]時のセル選択アルゴリズムにおける、過去に一度無線接続に失敗したセルの除外方法についてもさらに工夫している。
RNC1aは、共通チャネルに存在するUEの情報を保持するため、該当するUEの一度無線接続に失敗したセルのリストと無線接続が失敗した時のタイムスタンプがUE情報14aの一部として保持される。
図14は図13に示すUE単位のUEチェックリスト141の詳細な構成を示す図である。図14において、UE単位のUEチェックリスト141には、このUEが一度無線接続に失敗したセルのリストと、そのUEの接続要求時のタイムスタンプとが保持されている。
図14に示す例では、Time:00145においてセルID#10が、Time:00150においてセルID#11がそれぞれ一度無線接続に失敗したセルとして登録されている。
図15は本発明の実施形態3によるCTS時のUEチェックリストの登録処理を示すフローチャートである。これら図1と図5と図13〜15とを参照して本発明の実施形態3によるCTS時のUEチェックリストの登録処理について説明する。
尚、図15は、UE単位のUEチェックリスト141において、パケットサービスを共通チャネルで接続中のUEが、UEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC1a内部の転送バッファ増加検出による、共通チャネルから個別チャネルへのチャネルタイプ変更(CTS FACH to DCH)時のセル選択アルゴリズムの後、無線接続失敗してUEチェックリスト141に無線接続失敗したセルが登録される時の動作について示している。
図15のステップ161にて、RNC1aは、UEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC1a内部の転送バッファ増加検出が発生すると、ステップ162にて、セル情報13、UE情報14aの管理、UE情報処理部12より得られる情報を利用して、セル選択処理部11において、セル選択アルゴリズムを行う。
ステップ163にて、RNC1aは、選択されたセルに対してトランスポートチャネル再設定手順(RRC:Transport Channel Reconfiguration)を送信する。その後に、ステップ164にて、RNC1aは、トランスポートチャネル再設定手順完了(RRC:Transport Channel Reconfiguration Complete)を受信したかどうかを判定する。
RNC1aは、トランスポートチャネル再設定手順完了(RRC:Transport Channel Reconfiguration Complete)を受信した場合、ステップ165にて、既存処理の通り、無線接続完了となる。
RNC1aは、トランスポートチャネル再設定手順失敗(RRC:Transport Channel Reconfiguration Failure)を物理チャネル失敗という理由(Cause:physical channel failure)にて受信した場合、無線接続に失敗とし、ステップ166にて、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEがFACH状態で存在していたセルと同じかどうかを判定する。
RNC1aは、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEがFACH状態で存在していたセルと同じ場合、UEチェックリスト141への登録を行わないで、処理を終了する。
RNC1aは、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEがFACH状態で存在していたセルと異なる場合、ステップ167にて、UEチェックリスト141において既に無線接続失敗したセルが登録されているかどうかを判定する。
RNC1aは、UEチェックリスト141において既に無線接続失敗したセルが登録されている場合、ステップ168にて、無線接続失敗したセルのタイムスタンプのみを更新する。
RNC1aは、UEチェックリスト141において既に無線接続失敗したセルが登録されていない場合、ステップ169にて、UEチェックリスト141において無線接続失敗したセルが全て埋まっているかどうかを判定する。
RNC1aは、UEチェックリスト141において無線接続失敗したセルが全て埋まっている場合、ステップ170にて、そのUEの最も古いデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)をそのUEの新しいデータ(無線接続失敗セルとそのセルのタイムスタンプ)で上書きする。
RNC1aは、UEチェックリスト141において無線接続失敗したセルが全て埋まっていない場合、ステップ171にて、そのUEのデータ(無線接続失敗セルとタイムスタンプ)を登録する。
図16は本発明の実施形態3によるCTS時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムを示すフローチャートである。これら図1と図5と図13と図14と図16とを参照して本発明の実施形態3によるCTS時のUEチェックリストを利用したセル選択アルゴリズムについて説明する。
尚、図16は、UEチェックリスト141が使用される仕組みとして、UEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC1a内部の転送バッファ増加検出におけるセル選択アルゴリズムにおいて、過去に一度無線接続に失敗したセルをそのタイムスタンプから一定期間、RNC1aがUEの隣接セル候補から除外してセル選択アルゴリズムが行われる動作について示している。
図16のステップ181にて、RNC1aは、UEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC内部の転送バッファ増加検出が発生すると、ステップ182にて、セル情報13、UE情報14aの管理、UE情報処理部12より得た情報を利用して、セル選択処理部11においてセル選択アルゴリズムを行う。
ステップ183にて、RNC1aは、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEがFACH状態で存在していたセルと同じかどうかを判定する。
RNC1aは、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEがFACH状態で存在していたセルと同じ場合、ステップ187の通常のトランスポートチャネル再設定手順(RRC:Transport Channel Reconfiguration)へ進む。
RNC1aは、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEがFACH状態で存在していたセルと異なる場合、ステップ184にて、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリスト141の無線接続失敗したセルと異なるかどうかを判定する。
RNC1aは、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリスト141の無線接続失敗したセルと異なる場合、ステップ187の通常のトランスポートチャネル再設定手順(RRC:Transport Channel Reconfiguration)へ進む。
RNC1aは、セル選択アルゴリズムにおいて選択されたセルが、UEチェックリスト141の無線接続失敗したセルと同じ場合、ステップ185にて、そのセルのタイムスタンプがUEチェックリスト141に保持された情報の有効時間を越えているかどうかを判定する。
RNC1aは、そのセルのタイムスタンプがUEチェックリスト141に保持された情報の有効時間を越えている場合、ステップ187の通常のトランスポートチャネル再設定手順(RRC:Transport Channel Reconfiguration)へ進む。
RNC1aは、そのセルのタイムスタンプがUEチェックリスト141に保持された情報の有効時間を超えていない場合、そのセルがセル選択アルゴリズムの結果としてはふさわしくないと判断し、ステップ186にて、そのセルをそのUEの近隣セル候補より除外して、ステップ182の処理へ移動する。
このようにして、本実施の形態では、RNC1aのセル選択アルゴリズムにおいて、過去に一度無線接続に失敗したセルをそのセルに対するタイムスタンプから一定期間、RNC1aがUEの隣接セル候補から除外してセル選択アルゴリズムが行われる方法が実現される。
このように、本実施形態では、UEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC1a内部の転送バッファ増加検出においても、過去に一度無線接続に失敗したセルを近隣セル候補から除外しているので、UEからのトラフィック増加報告の周期受信もしくはRNC1a内部の転送バッファ増加の周期検出において、無線接続可能なセルを選択することができ、既存のセル選択アルゴリズムの利点を生かしつつ、呼接続完了率が著しい低下するのを回避することができる。
また、本実施形態では、過去に一度無線接続に失敗したセルのタイムスタンプをセル毎に保持しているので、セル単位に古い情報による無線接続失敗したセルであるか新しい情報による古い情報による無線接続失敗したセルであるかを判定して除外し、既存のセル選択アルゴリズムの利点を生かすことができる。
上記のように、本発明では、セル選択アルゴリズムにおいて選択したセルに対し、無線接続に失敗した場合にそのセルを一定期間保持すること、そしてUEからのRRC Connection Request再送や、UEからのトラフィック増加報告周期受信もしくはRNC1,1a内部の転送バッファ増加周期検出におけるセル選択アルゴリズムにおいて、過去に無線接続に一度失敗したセルであるかどうかをRNC1,1aが判定し、そのセルを除外してセル選択アルゴリズムを行うことによって、本発明に関連するセル選択アルゴリズムを生かしつつ、呼接続完了率の低下を回避することができる。
すなわち、本発明では、RNC1,1aがセル選択アルゴリズムを実施する際、UEがキャンプオンしたセルと異なるセルを割り当てる場合、一度UEからの応答がなかったセルを一定期間保持し、次のセル選択アルゴリズムよりそのUEの隣接セル候補から除外する。これによって、本発明では、UEが無線接続要求(RRC Connection Request)メッセージを再送してきた場合に別のセルが選択されて、呼接続完了率の低下を回避することができる。
本発明では、IMT2000システムアーキテクチャにおいて、RNC1,1aが、同一アンテナにおいて周波数の異なる複数のセルを制御し、無線接続要求のあるUEにセル選択アルゴリズムを行う。また、本発明では、UEチェックリストにおいて、RNC1,1aが、無線接続が失敗したセルとUEからの接続要求のタイムスタンプとをUE毎に保持する。
つまり、本発明では、RNC1,1aのセル選択アルゴリズムによって、UEが無線接続要求(RRC Connection Request)メッセージを送信してきたセルと異なるセルをRNC1,1aが選択し、無線接続設定(RRC Connection Setup)メッセージ送信を行う場合で、UEからの無線接続応答(RRC Connection Setup Complete)を受信しなかった場合、RNC1,1aの内部メモリにあるUEチェックリストに、無線接続が失敗したセルとUEからの接続要求のタイムスタンプとを保持する。
また、本発明では、UEが無線接続要求(RRC Connection Request)メッセージを送信する場合、セル選択アルゴリズムにおいて現在と異なるセルをRNC1,1aが選択する場合、そのUEがUEチェックリストに存在するかどうか確認し、過去に一度無線接続に失敗したセルをそのタイムスタンプから一定期間、RNC1,1aがUEの隣接セル候補から除外してセル選択アルゴリズムを行っている。
このようにして、本発明では、下記の契機にてRNC1,1aが行うUEとの無線接続において、無線接続に失敗したセルをUEチェックリストに一定期間保持し、セル選択アルゴリズムにおいて、そのUEがUEチェックリストに存在する場合に、過去に一度無線接続に失敗したセルをそのタイムスタンプから一定期間、UEの隣接セル候補から除外してセル選択アルゴリズムを行う。これによって、本発明では、既存のセル選択アルゴリズムの利点を生かしつつ、呼接続完了率が著しい低下を回避することができる。
尚、RNC1,1aがUEとの無線接続を行う契機は、
1.最初の無線接続要求(RRC Connection Request)メッセージ受信時
2.パケットサービスを共通チャネルで接続中に、UEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC1,1a内部の転送バッファ増加検出による、共通チャネルから個別チャネルへのチャネルタイプ変更(CTS FACH to DCH)時である。
本発明は、同一アンテナにおいて周波数の異なる様々な種類のセルが複数存在するIMT2000システムアーキテクチャにおいて、最初の無線接続要求(RRC Connection Request)メッセージ受信時、もしくはパケットサービスを共通チャネルで接続中にUEからのトラフィック増加報告受信もしくはRNC内部の転送バッファ増加検出による共通チャネルから個別チャネルへのチャネルタイプ変更(CTS FACH to DCH)時、RNCがセル選択アルゴリズムを行う上で、セル間のトラフィックのバランスが悪く、セルブリージング現象が発生している場合に、呼接続完了率の低下を回避するために適用される。
以上、実施形態1〜3を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態1〜3に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が理解し得る各種の変形が可能である。
この出願は、2007年11月14日に出願された日本出願特願2007−295002を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。

Claims (10)

  1. 移動端末に無線基地局を通して接続する無線基地制御局において
    前記無線基地局配下のセルを前記移動端末に割り当てるセル選択アルゴリズムにしたがって選択したセルに対して無線接続に失敗した場合に該セルの情報を一定期間保持する保持手段と、
    前記の保されたセルの情報を基に過去に無線接続に一度失敗したセルを除外して前記セル選択アルゴリズムを実施する実施手段と
    を有することを特徴とする無線基地制御局。
  2. 前記保持手段は、前記セル選択アルゴリズムを実施する際に前記移動端末がキャンプオンしたセルと異なるセルを割り当てる場合、前記移動端末からの応答がなかったセルの情報を一定期間保持し、
    前記実施手段は、前記セルを前記移動端末の隣接セル候補から除外して前記セル選択アルゴリズムを実施する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線基地制御局。
  3. 前記保持手段は、前記無線接続が失敗したセルと前記移動端末からの接続要求のタイムスタンプとをシステム単位で保持することを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線基地制御局。
  4. 前記保持手段は、前記無線接続が失敗したセルと前記移動端末からの接続要求のタイムスタンプとを前記移動端末毎に保持することを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線基地制御局。
  5. 前記実施手段は、過去に一度無線接続に失敗したセルを、該セルの前記タイムスタンプから一定期間、前記移動端末の隣接セル候補から除外して前記セル選択アルゴリズムを実施することを特徴とする請求項3または請求項4記載の無線基地制御局。
  6. 移動端末に無線基地局を通して接続する無線基地制御局において用いられる呼接続完了低下回避方法であって、
    前記無線基地局配下のセルを前記移動端末に割り当てるセル選択アルゴリズムにしたがって選択したセルに対して無線接続に失敗した場合に該セルの情報を保持手段に一定期間保持する第1の処理と、
    前記の保持されたセルの情報を基に過去に無線接続に一度失敗したセルを除外して前記セル選択アルゴリズムを実施手段にて実施する第2の処理と
    を有する呼接続完了低下回避方法。
  7. 前記第1の処理において、前記セル選択アルゴリズムを実施する際に前記移動端末がキャンプオンしたセルと異なるセルを割り当てる場合、前記移動端末からの応答がなかったセルの情報を前記保持手段に一定期間保持し、
    前記第2の処理において、前記セルを前記移動端末の隣接セル候補から除外して前記セル選択アルゴリズムを前記実施手段に実施させる、
    ことを特徴とする請求項記載の呼接続完了低下回避方法。
  8. 前記第1の処理において、前記無線接続が失敗したセルと前記移動端末からの接続要求のタイムスタンプとをシステム単位で前記保持手段に保持することを特徴とする請求項または請求項記載の呼接続完了低下回避方法。
  9. 前記第1の処理において、前記無線接続が失敗したセルと前記移動端末からの接続要求のタイムスタンプとを前記移動端末毎に前記保持手段に保持することを特徴とする請求項または請求項記載の呼接続完了低下回避方法。
  10. 前記第2の処理において、過去に一度無線接続に失敗したセルを、該セルの前記タイムスタンプから一定期間、前記移動端末の隣接セル候補から除外して前記セル選択アルゴリズムを前記実施手段に実施させることを特徴とする請求項または請求項記載の呼接続完了低下回避方法。
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