JP4992598B2 - クラッチ - Google Patents
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Description
そして、1つの係合空間(円周方向両側に楔状の噛み合い部がある空間)に対し、それぞれ2個の係合子(ローラ)を配置すると共に、その2個の係合子の間には、両係合子を共に噛み合い部に付勢してクラッチ締結状態にするための弾性部材が配置されている。
このため、上記局部的な噛み込みを抑えるために、従来のクラッチにあっては、精度良く製造する工夫が必要となる。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、局部的な噛み込みが発生しにくいクラッチを提供することを課題としている。
上記クラッチ操作部は、上記一方の回転部材とともに回転すると共にその一方の回転部材の軸方向に変位可能な可動部を軸方向に変位させることで、その軸方向変位を上記保持器の円周方向への変位に変換する変換機構と、を備え、
上記駆動手段は、磁力によって可動部を軸方向に変位させ、
上記保持器は、一方の回転部材に対し円周方向にのみ移動可能に規制された状態で、当該一方の回転部材に支持され、
上記第1の回転部材の内径面と上記第2の回転部材の外径面とを径方向で対向配置し、その内径面及び外径面の一方を円筒面とすると共に内径面及び外径面の他方にカム面を形成して係合空間が構成され、上記カム面を形成した回転部材が、上記一方の回転部材を構成し、
上記変換機構は、可動部及び保持器の一方に設けられて、上記一方の回転軸の軸方向に対し傾斜した方向に延びる案内路と、上記可動部及び保持器の他方に設けられて、上記案内路によって移動方向が規制されて当該案内路に沿ってのみ移動するガイド部と、からなり、
上記案内路は、保持器に設けられ、ガイド部は可動部に設けられ、
上記案内路は、切欠き若しくは溝で構成され、上記ガイド部は、その案内路に差し込まれるように突出した凸部であり、
上記構成の保持器を2つ有し、その2つの保持器で保持する係合子を互いに異ならせ、
上記2つの保持器の係合位置への位相変化の向きが互いに反対方向となるように変換機構を設定し、
上記一方の回転部材に対する保持器の円周方向への位相変化量を規制するストッパを設け、そのストッパは、上記第1の回転部材及び第2の回転部材間で上記係合子を介したトルク伝達が可能となる係合位置まで上記保持器が位相変化すると当該保持器に当接して、それ以上の円周方向への保持器の移動を規制し、
一つのストッパに上記2つの保持器が当接することで、2つの保持器の円周方向への位相変化量を規制することを特徴とするクラッチを提供する。
本実施形態は、ステアバイワイヤシステムの車両用操舵装置におけるバックアップ機構を作動・切り離しを制御するクラッチとして、本件発明のクラッチを適用したものである。
(全体構成)
図1は、ステアバイワイヤシステムの概要構成図であり、運転者が操作するステアリングホイール1と、そのステアリングホイール1に接続されて操舵トルクが入力されるステアリングシャフト2と、を備える。上記ステアリングシャフト2には、操舵角を検出する操舵角センサ3、及び操舵トルクを検出する操舵側トルクセンサ4が設けられる。また、上記ステアリングシャフト2には、上記操舵角センサ3及び操舵側トルクセンサ4よりも下流側に、ステアリングホイール1に操舵反力を付与する反力モータ5が設けられている。そのステアリングシャフト2の下流端部は、電磁クラッチ6及びバックアップ機構7を介してピニオンシャフト8に接続可能となっている。また、そのピニオンシャフト8が回転することでステアリングラック9が車両幅方向に変位して左右の操向輪10が転舵する。
次に、上記電磁クラッチ6の構成について説明する。
このクラッチ6は、図2に示すように、ステアリングシャフト2の下端部に連結する外筒31と、バックアップ機構7の入力軸7aに連結する内筒32と、を備える。そして内筒32の右端側の大径部である内筒本体32aの外径面と、外筒31の左端側内径面とが径方向で対向するように配置され、その外径面と内径面との間に、複数の係合子としてのローラ33が配置されている。
また、内筒本体32aから、当該内筒本体32aよりも小径の支持用軸部32cが右側に突出している。その支持用軸部32cに対し、可動部39が同軸に支持されている。すなわち、可動部39が、内筒32と同軸に配置される。
その電磁石40よりも内筒本体32a側に上記可動部39が配置されている。可動部39は、鉄片からなる円板状の可動部本体39aと、その可動部本体39aから内筒本体32a側に突出した可動筒部39bとから構成される。可動部本体39aと電磁石40とは、内筒32の軸方向Sに伸縮可能なコイルスプリング等からなる弾性部材41で連結されることで、無負荷状態における可動部本体39aと電磁石40との距離、つまり内筒32と可動部39との間の距離を規制する。また、上記可動筒部39bの外径面は、上記保持器本体34,35の右側部分の内径面と径方向で対向可能な位置に配置、つまり複数の保持器本体34,35の右側部分内に可動筒部39bが挿入された状態に配置されている。
上記可動部39の可動筒部39bと、保持器本体34,35の右側部分との間に変換機構が形成されている。
そのスリット43の傾斜は、図2のように、第1保持器を構成する保持器本体34,35と、第2保持器を構成する保持器本体34,35とは、互いに傾斜の向きが逆向きであって且つ傾斜角の絶対値が等しくなるように設定している。
そのスリット43におけるガイドピン44の位置は、電磁石40が非通電の初期状態では、内筒本体32a側に位置するように配置されるように、設定されている。
ここで、内筒32及び外筒31は第1及び第2の回転部材を、内筒32は一方の回転部材を、ローラ33は係合子を、スリット43及びガイドピン44は変換機構を、スリット43は案内路を、ガイドピン44はガイド部及び凸部を、それぞれ構成する。また、電磁石40は駆動手段を構成する。
電磁石40が非通電の初期状態(締結状態)では、図2及び図3に示すように、電磁石40は可動部39を引きつける磁力が発生していないので、可動部39は、電磁石40に反力をとった弾性体の弾性力によって内筒本体32a側に押されている。この無負荷状態では、各ローラ33が係合空間Kの一方の噛み合い部に噛み込む位置となるように調整する。
上記状態から電磁石40を通電状態(開放状態)にすると、図4及び図5に示すように、電磁石40の磁力によって可動部39は、弾性体の弾性力に抗して電磁石40側に引きつけられる結果、内筒本体32aから離れる方向に移動する。これによって、可動筒部39bに設けられたガイドピン44は内筒32軸方向Sに移動しながら、上記スリット43に沿って移動することになるが、ガイドピン44は、軸方向Sにだけ移動することから、ガイドピン44の軸方向Sへの移動に伴い各保持器本体34,35は円周方向に移動することになる。
このように、電磁石40を通電状態にすることで、各保持器本体34,35は、円筒方向に回動変位してクラッチ6が開放状態に制御される。
この状態から電磁石40を非通電状態にすることで、上述の初期状態に復帰して締結状態になる。
ステアリングバイワイヤで操向輪10を操舵する場合では、上記電磁石40を通電状態に制御することで、バックアップ機構7の入力軸7aとステアリングシャフト2との間の動力伝達が切断された状態となる。なおこのとき、ステアリングホイール1の操舵に伴い、ステアリングシャフト2に連結した外筒31は回動変位することになるが、上述のように、クラッチ6の開放・締結を制御する機構は内筒32側に設けられているので、その機構が無用に揺動することが無い。
この状態で、ステアリングバイワイヤを継続不能な故障が検知されると、上記電磁石40が非通電状態に制御されて、上述のようにクラッチ6が締結状態に変更されてバックアップ機構7を介した操舵が可能となる。
(1)可動部39の内筒軸方向Sへの変位を、保持器の円周方向への変位に変換する機構を有することで、ローラ33を保持する保持器は円周方向にだけ変位するようになる。これによって、保持器を構成する各保持器本体34,35は、係合子であるローラ33に円周方向への力しか与えないので、ローラ33に対して均一に力を掛けて円周方向に移動させることが可能となる。
(2)また、可動部39を駆動する駆動手段として磁力を使用することで、駆動手段である電磁石40と非接触で可動部39を軸方向Sに移動させることができる。また、電磁石40とすることで制御構成が容易となる。
(4)また、ガイドピン44をスリット43で案内させる構成とすることで、ガイドピン44によってスリット43を設けた保持器本体34,35の円周方向の位置が規制されるので、保持器の円周方向の初期位置を位置決めするための弾性部材を保持器本体34,35に配置する必要がない。
また、2つの保持器で保持するローラ33を円周方向に沿って交互に配置しているので、軸ぶれも防止される。
上記実施形態では、案内路を傾斜方向に延びる切欠きであるスリット43から構成した場合を例示しているが、これに限定されない。例えば、保持器本体34,35の内径面に傾斜方向に延びる溝を形成して案内路としても良い。また案内路を、傾斜方向に延びるレール状の突起としても良い。案内路をレール状の突起とした場合には、ガイド部を、ガイドピン44の代わりに、レール状の突起を跨架するコ字形状の凸部で構成すればよい。
また、上記実施形態では、可動部39を磁力によって軸方向Sに移動させる場合を例示しているが、シリンダやリンク機構その他の駆動手段で、可動部39を軸方向Sに移動させるように構成しても良い。
また、上記実施形態では、内筒32側にカム面32bを設けて内筒32を一方の回転部材とする場合で説明しているが、外筒31側にカム面32bを設けて外筒31を一方の回転部材となるように構成しても良い。なお、内筒32は、中実であっても良いが、軽量化の観点からは中空が好ましい。
次に、本件発明に係る第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上記第1実施形態と同様な部品については同一の符号を付して説明する。
(構成)
本実施形態の基本構成は、上記第1実施形態と同様であるが、上記軸方向S移動を円周方向への移動に変換する変換機構の構成が異なる。
すなわち、図6に示すように、保持器本体34,35には、上記案内路を構成するスリット43に替えて、内筒32の軸方向Sに対して傾斜した傾斜面45を形成し、その傾斜面45に対して可動筒部39bのガイドピン44の側面が円周方向で当接可能に配置されている。傾斜面45の傾斜方向、傾斜角度などは、前述のスリット43と同様である。
その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
上記構成の変換機構では、弾性部材50の円周方向への弾性力によって、常に、ガイドピン44に対して各保持器本体34,35の傾斜面45が当接した状態に保持されているので、電磁石40が通電状態となって、図7のように、可動部39が内筒32から離れる方向に軸方向S移動すると、ガイドピン44に当接した傾斜面45を有する各保持器本体34,35は、円周方向に移動して各保持器本体34,35に保持されているローラ33は、係合空間Kの中央部に移動してクラッチ6が開放状態となる。
また、電磁石40を非通電状態に変更すると、図6のように、可動部39が内筒32側に移動するにつれて、保持器本体34,35は初期位置に向けて円周方向に移動することで各ローラ33は係合空間Kの噛み合い部に噛み合うことで、クラッチ6は締結状態となる。
その他の作用効果は上記第1実施形態と同様である。
上記実施形態では、凸部をガイドピン44で構成した場合を例示しているが、これに限定されない。図8及び図9に示すような、保持器本体34,35に形成した傾斜面45に係合するような斜面を持った凸部46で形成しても良い。凸部46側にも保持器本体34,35の傾斜面45に係合する傾斜面46aとすることで、凸部46と保持器本体34,35の傾斜面45との接触面積を増やすことができる。
次に、本件発明に係る第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上記第1及び第2実施形態と同様な部品については同一の符号を付して説明する。
(構成)
本実施形態の基本構成は、上記第1及び第2実施形態と同様であるが、保持器の円周方向への位相変化量を規制、つまり保持器の係合位置を規制するストッパ60を設けたことが異なる。
クラッチの基本構成は、第1実施形態と同様であって、無励磁状態である図10及び図11に示すように、円周方向に沿って交互に並ぶ保持器本体34,35のうち、1つおきに配置された保持器本体34を第1円環状部材37で連結して第1保持器を構成する。また、残りの保持器本体35も第2円環状部材38で連結して第2保持器を構成する。そして、変換機構を構成するスリット43の傾きを第1保持器と第2保持器とで互いに反対方向となるように傾けることで、内筒32に対し、上記第1保持器及び第2保持器は、同期をとって逆方向に向けて円周方向へ位相変化するようになっている。なお、上記スリット43の傾きの絶対値を同じに設定することで、上記第1保持器及び第2保持器の位相変化量の絶対値が同じ値に設定されている。
(1)第1及び第2保持器、つまり各保持器本体34,35が係合位置に移動して、係合子であるローラ33が係合空間Kの噛み合い部に噛み込むことで、当該ローラ33を介してトルクの伝達が可能となる。
このときクラッチを介して伝達するトルクが大きいほど、ローラ33が上記噛み合い部に噛み込んで、クラッチ開放時に、噛み合い部とローラ33との間の残留トルクが大きくなるおそれがある。残留トルクが大きいほど、クラッチ開放時に、噛み合い部からロール33を解除するための解除力を大きく設定する必要があることから、確実に噛み合い状態を解除出来るように、解除用のバネ力を大きく設計したり、電磁石40の磁力が大きくなるように設計したりする必要がある。
全てのローラ33が同方向で噛み込む場合には、図18(a)のように、各ローラ33は同じ方向に動くことから必ずガタがある。これに対して、第1保持器のローラ33と第2保持器のローラ33との噛み込み方向が逆向きの場合には、図18(b)のように、各ローラ33は反対方向に動き、噛み込んで止まることから、ガタが無くなり、残留トルクが大きくなりがちとなる。このとき、ストッパ60を設けて係合位置を規制することで、図18(c)のように、各ローラ33が反対方向に動き、各ローラ33が噛み込む前に止まってから、各ローラ33はガタ分、内筒本体部32aに対して外筒31が回転してローラ33を動かして係合位置に移動する。このようにストッパ60による規制によって微小ガタを有する。その微小ガタを生じることで残留トルクが低減する。
(3)また、一つのストッパ60に第1保持器の保持器本体34と第2保持器の保持器本体35を当接することで、ストッパ60の数を抑えることが可能である。
(1)図11では、ストッパ60を設定可能な3箇所のうちの1箇所にのみ設けた例を図示しているが、他の2箇所(符号60a、60bの位置)にもストッパ60を設けても良い。
(2)また、保持器本体34に当接するストッパ60と、保持器本体35に当接するストッパ60とを別体に構成しても良い。
(3)また、上記実施形態では、ストッパ60を内筒本体32aに設ける場合を例示しているが、これに限定されない。
そして、係合位置で、第1突出部61の先端部が保持器本体35に当接すると共に、第2突出部62の先端部が保持器本体34に当接するように、当該第1突出部61と第2突出部61の突出量を調整する。
この突出部61及び突出部62がストッパとなる。突出部61及び突出部62は、どちらか片方だけを設けてストッパとしても良い。
この場合には、内筒本体32aにストッパ形成用の突起を設ける必要がない。
(5)なお、上記内筒本体32aに設けるストッパ60、保持器本体34,35に設けるストッパ61,62,可動筒部39bに設けるストッパ63を適宜組み合わせて採用しても良い。
(6)ここで、トルク伝達は、ローラ33が噛み合い部に円周方向で噛み合うことで行われるので、ストッパは、円周方向で見て、ローラ33と重なる位置に設ける方が、係合位置の保持器本体34,35の姿勢変化が小さくなるようにストッパが規制するので、好ましい。
2 ステアリングシャフト
5 反力モータ
6 クラッチ
7 バックアップ機構
9 ステアリングラック
10 操向輪
11 モータ
11 転舵モータ
12 転舵側トルクセンサ
31 外筒
32 内筒
32a 内筒本体
32b カム面
32c 支持用軸部
33 ローラ(係合子)
34,35 保持器本体
37,38 第1,第2円環状部材
39 可動部
39a 可動部本体
39b 可動筒部
40 電磁石(駆動手段)
41 弾性部材
43 スリット(案内路)
44 ガイドピン(ガイド部)
45 傾斜面
46 凸部(ガイド部)
50 弾性部材
60〜63 ストッパ
K 係合空間
S 軸方向
Claims (4)
- 第1の回転部材と、第2の回転部材と、その第1の回転部材及び第2の回転部材の間に形成された係合空間に介装される係合子と、その係合子を保持すると共に上記第1の回転部材及び第2の回転部材の一方の回転部材と共に回転する保持器と、
上記一方の回転部材に対する保持器の円周方向の位相を変化させることで、第1の回転部材及び第2の回転部材間で上記係合子を介したトルク伝達を可能とするクラッチ操作部と、を備え、
上記クラッチ操作部は、
上記一方の回転部材とともに回転すると共にその一方の回転部材の軸方向に変位可能な可動部と、その可動部を上記軸方向に変位させる駆動手段と、上記可動部の軸方向変位を上記保持器の円周方向への変位に変換する変換機構と、を備え、
上記駆動手段は、磁力によって可動部を軸方向に変位させ、
上記保持器は、一方の回転部材に対し円周方向にのみ移動可能に規制された状態で、当該一方の回転部材に支持され、
上記第1の回転部材の内径面と上記第2の回転部材の外径面とを径方向で対向配置し、その内径面及び外径面の一方を円筒面とすると共に内径面及び外径面の他方にカム面を形成して係合空間が構成され、上記カム面を形成した回転部材が、上記一方の回転部材を構成し、
上記変換機構は、可動部及び保持器の一方に設けられて、上記一方の回転軸の軸方向に対し傾斜した方向に延びる案内路と、上記可動部及び保持器の他方に設けられて、上記案内路によって移動方向が規制されて当該案内路に沿ってのみ移動するガイド部と、からなり、
上記案内路は、保持器に設けられ、ガイド部は可動部に設けられ、
上記案内路は、切欠き若しくは溝で構成され、上記ガイド部は、その案内路に差し込まれるように突出した凸部であり、
上記構成の保持器を2つ有し、その2つの保持器で保持する係合子を互いに異ならせ、 上記2つの保持器の係合位置への位相変化の向きが互いに反対方向となるように変換機構を設定し、
上記一方の回転部材に対する保持器の円周方向への位相変化量を規制するストッパを設け、そのストッパは、上記第1の回転部材及び第2の回転部材間で上記係合子を介したトルク伝達が可能となる係合位置まで上記保持器が位相変化すると当該保持器に当接して、それ以上の円周方向への保持器の移動を規制し、
一つのストッパに上記2つの保持器が当接することで、2つの保持器の円周方向への位相変化量を規制することを特徴とするクラッチ。 - 上記ストッパは、一方の保持器から他方の保持器に向けて円周方向に突出した突出部で構成することを特徴とする請求項1に記載したクラッチ。
- 上記ストッパを一方の回転部材に設けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載したクラッチ。
- 上記ストッパを上記可動部に設けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載したクラッチ。
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