JP4990803B2 - 光モジュールおよびその係止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、SFPタイプ(SFP:Small Form Factor Plaggable)の光モジュールおよびその係止構造に関するものである。
SFPタイプの光モジュールは、MSA(Multi-Source Agreement)の規格に基づいて設計されており、マザーボードに設けられたケージに挿入および抜出可能に構成されている(特許文献1、2を参照)。
この種の光モジュールとしては、ケージに挿入および抜出可能なハウジングと、ハウジング内に設けられた光電気変換部と、ハウジングに対するケージの係止を解除する係止解除機構とを備えたものがある。
特開2004−311207号公報 特開2002−353471号公報
しかしながら、従来の光モジュールでは、挿入される光コネクタの種類によっては全体のサイズが大きくなってしまうという問題があった。例えば、SC形光コネクタ(JIS C5973参照)などはサイズが大きいため、光モジュールが大型になってしまう。また、係止解除機構の動作範囲が大きくなり、ケージを複数並べて用いる場合に、高密度実装が難しくなることがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、小型化を実現でき、高密度実装が可能となる光モジュールおよびその係止構造の提供を目的とする。
本発明は、マザーボードに設けられたケージに挿入および抜出可能であり、光コネクタ用の挿入口を有するハウジングと、前記ハウジングに挿入された前記光コネクタと前記マザーボードとの間で光信号と電気信号との変換を行う光電気変換部と、前記ハウジングに対するケージの係止を解除する係止解除機構と、を備え、前記ケージに、弾性変形可能な係合プレートが形成され、前記ハウジングに、前記係合プレートに形成された係止穴に係止する係止突起が形成され、前記係止解除機構は、前記ハウジングに対して回動可能な解除部材と、前記解除部材を回動させるハンドルと、前記解除部材を押圧するカバーとを備え、前記解除部材は、前記回動動作の支点となる軸部と、前記軸部から一方向に延出する本体部と、前記軸部から他方向に延出する延出部とを有し、前記ハンドルが前記本体部を押圧することによる前記解除部材の回動動作によって、前記延出部が前記係合プレートをハウジングから離れる方向に押圧し変位させて、前記係止突起に対する係止を解除可能であり、前記カバーは、前記ハウジングに係止するカバー本体と、前記カバー本体から延出する弾性変形可能な押圧片とを備え、前記押圧片は、前記延出部を前記ハウジングに近づく方向に弾性により押圧するように形成されている光モジュールを提供する。
本発明では、前記ハンドルは、前記ハウジングに形成された回動軸に回動可能に支持されたハンドル本体と、前記ハンドル本体に形成された押圧突起とを有し、前記押圧突起は、前記抜出方向側に前記ハンドル本体を変位させることにより前記本体部を押圧することによって前記解除部材を回動動作させることができることが好ましい。
本発明では、前記ハウジングの外側面には、薄肉凹部が形成され、前記ハンドル本体を前記ハウジングに最も近づけたときに、このハンドル本体の少なくとも一部が前記薄肉凹部の内部に配置されることが好ましい。
本発明は、マザーボードに設けられたケージに挿入および抜出可能であり、光コネクタ用の挿入口を有するハウジングと、 前記ハウジングに挿入された前記光コネクタと前記マザーボードとの間で光信号と電気信号との変換を行う光電気変換部と、前記ハウジングに対するケージの係止を解除する係止解除機構と、を備えた光モジュールが、前記ケージに係止する構造であって、前記ケージに、弾性変形可能な係合プレートが形成され、前記ハウジングに、前記係合プレートに形成された係止穴に係止する係止突起が形成され、前記係止解除機構は、前記ハウジングに対して回動可能な解除部材と、前記解除部材を回動させるハンドルと、前記解除部材を押圧するカバーとを備え、前記解除部材は、前記回動動作の支点となる軸部と、前記軸部から一方向に延出する本体部と、前記軸部から他方向に延出する延出部とを有し、前記ハンドルが前記本体部を押圧することによる前記解除部材の回動動作によって、前記延出部が前記係合プレートをハウジングから離れる方向に押圧し変位させて、前記係止突起に対する前記係合プレートの係止を解除可能であり、前記カバーは、前記ハウジングに係止するカバー本体と、前記カバー本体から延出する弾性変形可能な押圧片とを備え、前記押圧片は、前記延出部を前記ハウジングに近づく方向に弾性により押圧するように形成されている光モジュールの係止構造を提供する。
本発明によれば、光モジュールとケージとの係止を回動動作により解除可能な解除部材を用いるので、係止解除機構の構造を簡略化できる。また、解除部材は、本体部を押圧することで延出部を変位させて前記係止を解除可能であるので、この解除部材の動作範囲を小さくできる。このため、大型の光コネクタ(例えばSC形光コネクタ)を用いる場合でも光モジュールを小型化できる。
また、解除部材の動作を小さくできるため、これを動作させるハンドルの動作範囲も小さくできる。このため、光モジュールの周囲にハンドル回動のための大きなスペースを確保する必要がなく、ケージを複数並べて用いる場合に高密度実装が可能となる。
図1および図2は、本発明に係る光モジュールの一実施形態である光モジュール1を示す斜視図である。図3は、光モジュール1を他の方向から見た斜視図である。図4は、光モジュール1の分解斜視図である。図5は、光モジュール1のC1−C2方向(図2参照)断面の概略を示す矢視図である。図6および図7は、光モジュール1をケージ2に装着する動作を示す斜視図である。図8および図10は、光モジュール1の断面図である。図9および図11は、光モジュール1を示す斜視図である。
図1に示すように、光モジュール1は、MSA(Multi-Source Agreement)の規格に定められるSFPタイプ(Small Form-Factor Plaggable)の光モジュールである。
符号2は光モジュール1を収納可能な収納ケースであるケージであり、符号3は光モジュール1に挿入される光コネクタプラグ(光コネクタ)である。
光モジュール1の説明に先だって、ケージ2および光コネクタプラグ3を説明する。
図1に示すように、ケージ2は金属などからなり、前面側に開口2aを有するスリーブ状に形成されている。ケージ2は、マザーボード4側の回路に電気的に接続された接続端子(図示略)を有し、マザーボード4上に設けられる。
図1、図6および図7に示すように、ケージ2には、開口2a側に向かって延出する係合プレート6が形成されている。係合プレート6は、先端が光モジュール1に接近および離間する方向に移動可能となるように弾性的に曲げ変形できるようになっている。係合プレート6は例えば金属板からなる。
図1に示す例では、係合プレート6は、断面略矩形の筒状とされたケージ2を構成する4つの側板のうち1つである側板2bに形成され、この側板2bに対向する側板2cに接近および離間する方向に先端が移動するように弾性変形できる。
図6および図7に示すように、係合プレート6には、後述する光モジュール1の係止突起20が係止する係止穴6aが形成されている。係合プレート6の先端部分6bは、先端方向に行くに従って前記離間方向に傾斜している。
光コネクタプラグ3としては、多心または単心の光コネクタを例示でき、単心の光コネクタとしては、SC形光コネクタ(SC:Single fiber Coupling optical fiber connector。例えばJIS C5973参照に規定されるF04形光コネクタなど)、SC2形光コネクタを例示できる。SC2形光コネクタとは、SC形光コネクタからハウジングの外側に装着されるつまみを省略したものである。
図1および図8に示すように、光コネクタプラグ3は、ハウジング31内にフェルール32を備えている。
次に、光モジュール1を説明する。
以下の説明においては、図2に示すように、光コネクタプラグ3が挿入されるハウジング11の挿入口11aが形成された側を前方といい、その反対方向を後方ということがある。また、図2におけるA1方向を上方といい、A2方向を下方ということがある。また、B1、B2方向を幅方向ということがある。
図1〜図3および図8に示すように、光モジュール1は、ケージ2に挿入および抜出可能なハウジング11と、ハウジング11内に設けられた光電気変換部12と、光電気変換部12に接続された回路基板13(図3参照)と、ハウジング11に設けられた係止解除機構14を備えている。
図2〜図5に示すように、ハウジング11は、挿入口11aを有する本体部16と、本体部16の後部から後方に延出する挿入部17とを有する。
本体部16は、断面矩形の筒状に形成され、外側面16a、16aの前部には、図4における上下方向(A1、A2方向)にわたって薄肉凹部18が形成されており、これによって薄肉凹部18が形成された部分の幅L1は、それ以外の部分の本体部16の幅L2に比べ狭くなっている(図5参照)。
ハンドル本体37をハウジング11に最も近づけた位置(図5、図8および図9参照)においては、ハンドル24の延出部37bの少なくとも一部が薄肉凹部18の内部に配置されることが望ましい。これによってハンドル24の幅方向の寸法を小さくでき、光モジュール1の幅を小さくできる。
図5に示すように、薄肉凹部18は、ハンドル24の延出部37bがハウジング11の外側面16aより外側方に突出しないように形成することが好ましい。
図示例では、薄肉凹部18の深さは、延出部37bの厚さと同じまたはそれより大きくされ、これによって延出部37bの外側面37dは、ハウジング11の外側面16aとほぼ面一または外側面16aより内側方に位置している。
このため、光モジュール1の幅を小さくでき、省スペース化が可能となる。
薄肉凹部18は、ハウジング11内に形成された光コネクタプラグ3の係止構造から離れた位置に形成するのが好ましい。すなわち、薄肉凹部18は、光コネクタプラグ3のハウジング31に係止する係止爪11bよりも挿入口11aに近い位置に形成することが望ましい。これによって、光コネクタプラグ3の係止構造の動作に影響を与えずに、光モジュール1の小型化を実現できる。
薄肉凹部18の外側面には、後述するハンドル24の軸受け穴37cに嵌合する回動軸18aが突出形成されている。回動軸18aは、本体部16の下部(A2方向側の部分)、すなわち断面矩形のハウジング11の下辺側(一辺側)に形成されている。
挿入部17は、本体部16より幅がやや狭い断面矩形の筒状に形成され、開口2aからケージ2内に挿入可能となっている。
挿入部17の前部の下面には下方に突出する係止突起20が形成されている。係止突起20は、ケージ2の係合プレート6に形成された係止穴6aに係止可能である。
図8に示すように、光電気変換部12は、光モジュール1に挿入された光コネクタプラグ3のフェルール32が対面される接続部品21と、光電気変換素子22とを備えている。
光電気変換素子22は、光信号を電気信号に変換する機能と、電気信号を光信号に変換する機能とのうち一方または両方を備えており、半導体レーザなどの発光素子、フォトダイオードなどの受光素子を例示できる。
光電気変換素子22は、フェルール32に内蔵されている光ファイバに、接続部品21に内蔵された光ファイバを介して、光信号を送信または受信可能に接続される。
回路基板13(図3参照)は、挿入部17をケージ2に挿入したときに、ケージ2の接続端子(図示略)に接続可能である。このため、回路基板13および接続端子を介して、光電気変換素子22をマザーボード4側の回路に電気的に接続できる。
図3および図4に示すように、係止解除機構14は、ハウジング11に対するケージ2の係止を解除するものであって、係止突起20に対する係合プレート6の係止を解除するリリースプレート23(解除部材)と、リリースプレート23を回動させるハンドル24と、リリースプレート23を押圧するカバー25とを備えている。
リリースプレート23は、略矩形板状の本体部26と、本体部26に形成された軸部27、27と、本体部26の後縁から後方に延出する延出部28とを備えている。
本体部26の前縁のほぼ中央には、爪部26aが形成されている。爪部26aは、ハウジング11から離れる方向に延び、その先端から前方に延びる断面L字状に形成されている。
図4に示すように、軸部27は、リリースプレート23の回動動作の支点となるもので、本体部26の後部の両側縁に、外側方に延出して形成されている。軸部27、27は、ハウジング11の本体部16の側板部19、19に形成された軸受凹部19a、19aに嵌合可能とされている。
軸部27が本体部26の後部に形成されているため、図4に示す状態では、本体部26は軸部27より前方(一方向)に延出している。
延出部28は、本体部26より幅が狭い板状に形成され、図3および図4に示す状態において、本体部26の後縁のほぼ中央から後方(他方向)に延出し、係止突起20の近傍に達している。
延出部28の先端部には、2つの突出部28a、28aが後方に延出して形成されている。突出部28a、28aは、延出部28がハウジング11に接近した位置にあるときに先端がそれぞれ係止突起20の両側方に位置する(図3参照)。
リリースプレート23は、軸部27を支点として回動可能となっており、これによって、延出部28の先端がハウジング21に対し接近および離間する方向に移動可能である。
なお、図示例では、延出部28の軸部27からの延出方向は、本体部26の延出方向のほぼ反対方向となっているが、これに限らず、本体部26の延出方向とは異なる方向であればよい。
カバー25は、カバー本体33と、カバー本体33から斜め後方に延出する板状の押圧片34とを備えている。カバー25は金属板により形成するのが好ましい。
カバー本体33は、底板部35と、その両側縁に立設された側板部36、36とを有する。
カバー25は、側板部36に形成された係止穴36aに、ハウジング11の側板部19の外面に形成された係止突起19bが係止することでハウジング11に取り付けできるようになっている。
底板部35下面には、押圧片34の前方位置に平面視矩形の凹部35aが形成されている。凹部35aは、底板部35をハウジング11側に曲げ変形させることで形成することができる。凹部35aを形成することによって、底板部35の強度を高め、押圧片34の押圧力を安定させることができる。
押圧片34は、弾性的に曲げ変形可能とされ、その弾性により、延出部28をハウジング11に近づける方向に押圧するように構成され、これによって延出部28の先端はハウジング11に当接している。
ハンドル24は、リリースプレート23を回動させて係止突起20に対する係合プレート6の係止を解除するものであって、ハンドル本体37と、ハンドル本体37の両端に形成された押圧突起38とを備えている。
ハンドル本体37は、長板状の操作部37aと、その両端から操作部37aに対し垂直に延出する長板状の延出部37b、37bとを有する。
延出部37bの先端には、軸受け穴37cが形成されている。軸受け穴37cは、ハウジング11に形成された回動軸18aに嵌合し、これによってハンドル24は、回動軸18aを支点として回動可能となっている。
押圧突起38、38は、延出部37b、37bの先端にそれぞれ形成され、延出部37bの先端から、延出部37bに対し垂直かつ互いに近づく方向に延出している。
次に、光モジュール1をケージ2に挿入する際の動作について説明する。
図6および図7に示すように、光モジュール1を開口2a(図1参照)からケージ2に挿入する。この際、リリースプレート23の延出部28は押圧片34によりハウジング11側に回動しているため、光モジュール1の挿入動作の妨げにはならない。
挿入部17がケージ2に挿入される過程で、係合プレート6の先端部分6bは係止突起20によって下方に押圧され、係合プレート6は弾性的に曲げ変形する。
光モジュール1をさらに挿入方向に移動させ、係止突起20が係止穴6aに達すると、係合プレート6は弾性力によりハウジング11に近づく方向に移動し、係止突起20が係止穴6aに嵌合する。これによって、光モジュール1は移動が規制され、脱落が防止される。
この状態では、光モジュール1の回路基板13がケージ2の接続端子(図示略)に接続されるため、光電気変換素子22は、回路基板13および接続端子を介して、マザーボード4側の回路に電気的に接続される。
図8に示すように、光モジュール1に光コネクタプラグ3を挿入すると、フェルール32の先端面が接続部品21に対面し、フェルール32に内蔵されている光ファイバ(図示略)は、接続部品21を介して、光信号を送信または受信可能に光電気変換素子22に接続される。
次に、光モジュール1をケージ2から抜き出す際の動作について説明する。
図8および図9に示す状態では、ハンドル24の延出部37bは、本体部16の下部から薄肉凹部18の側面に沿って上下方向(A1、A2方向)に延在し、操作部37aは断面矩形のハウジング11の上辺(対向辺)に近接した位置にあり、押圧突起38はハンドル24の下端に位置している。以下、このハンドル24の位置を通常位置という。
図2に示すように、通常位置における光モジュール1の前方に位置する空間を前方範囲10(抜き出し方向範囲)という。
なお、図8〜図11では、説明の都合上、ケージ2の図示を省略した。図9および図11では、カバー25の図示を省略した。
図10および図11に示すように、ハンドル24の操作部37aを前方(光モジュール1の抜出方向側)に引き、ハンドル本体37を図10における反時計回り方向に回動させると、押圧突起38はリリースプレート23の本体部26の前部下面に当接する。
ハンドル本体37をさらに回動させると、押圧突起38は本体部26の前部の両側縁付近を上方(A1方向)に押圧し、押圧片34の弾性力に抗してリリースプレート23を軸部27を中心として回動させる。
これによって、延出部28は、先端が下方移動して係合プレート6を下方(ハウジング11から離れる方向)に押圧し、弾性力に抗して曲げ変形させる。
係合プレート6が下方に変位することによって係止突起20から外れるため、光モジュール1がケージ2から抜き出し可能となる。以下、光モジュール1が抜き出し可能となるハンドル24の位置を引出位置という。
図示例では、引出位置において、ハンドル24の延出部37bは前後方向に向いている。このため、ハンドル本体37は、通常位置から引出位置に至るまでほぼ前方範囲10(図2参照)内で移動したことになる。すなわち、ハンドル本体37を抜出方向側に変位させることでリリースプレート23を回動動作させることができたことになる。
なお、引出位置における延出部37bの方向は、操作部37aに近づく方向に上昇するように傾斜していてもよい。
光モジュール1は、係止突起20と係合プレート6との係止を回動動作によって解除可能なリリースプレート23を有するので、係止解除機構14の構造を簡略化できる。また、リリースプレート23は、本体部26を押圧することで延出部28を変位させて前記係止を解除可能であるので、リリースプレート23の動作範囲を小さくできる。
このため、大型の光コネクタプラグ3(例えばSC形光コネクタ)を用いる場合でも、光モジュール1を小型化できる。
また、リリースプレート23がわずかな動作で前記係止を解除可能であるので、これを動作させるハンドル24の動作範囲も小さくできる。このため、光モジュール1の周囲にハンドル24の回動のための大きなスペースを確保する必要はなく、ケージ2を複数並べて用いる場合に高密度実装が可能となる。
本発明に係る光モジュールの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示す光モジュールを示す斜視図である。 図1に示す光モジュールを示す斜視図である。 図1に示す光モジュールを示す分解斜視図である。 図1に示す光モジュールの図2に示すC1−C2方向の要部断面矢視図である。 図1に示す光モジュールをケージに装着する動作を示す斜視図である。 図1に示す光モジュールをケージに装着する動作を示す斜視図である。 図1に示す光モジュールを示す断面図である。 図1に示す光モジュールを示す斜視図である。 図1に示す光モジュールを示す断面図である。 図1に示す光モジュールを示す斜視図である。
符号の説明
1・・・光モジュール、2・・・ケージ、3・・・光コネクタプラグ(光コネクタ)、4・・・マザーボード、6・・・係合プレート、6a・・・係止穴、11・・・ハウジング、11a・・・挿入口、12・・・光電気変換部、11a・・・挿入口、14・・・係止解除機構、16a・・・ハウジングの本体部の外側面、18a・・・回動軸、18・・・薄肉凹部、20・・・係止突起、23・・・リリースプレート(解除部材)、24・・・ハンドル、25・・・カバー、26・・・本体部、27・・・軸部、28・・・延出部、33・・・カバー本体、34・・・押圧片、37・・・ハンドル本体、38・・・押圧突起。

Claims (4)

  1. マザーボードに設けられたケージに挿入および抜出可能であり、光コネクタ用の挿入口を有するハウジングと、
    前記ハウジングに挿入された前記光コネクタと前記マザーボードとの間で光信号と電気信号との変換を行う光電気変換部と、
    前記ハウジングに対するケージの係止を解除する係止解除機構と、を備え、
    前記ケージに、弾性変形可能な係合プレートが形成され、
    前記ハウジングに、前記係合プレートに形成された係止穴に係止する係止突起が形成され、
    前記係止解除機構は、前記ハウジングに対して回動可能な解除部材と、前記解除部材を回動させるハンドルと、前記解除部材を押圧するカバーとを備え、
    前記解除部材は、前記回動動作の支点となる軸部と、前記軸部から一方向に延出する本体部と、前記軸部から他方向に延出する延出部とを有し、
    前記ハンドルが前記本体部を押圧することによる前記解除部材の回動動作によって、前記延出部が前記係合プレートをハウジングから離れる方向に押圧し変位させて、前記係止突起に対する係止を解除可能であり、
    前記カバーは、前記ハウジングに係止するカバー本体と、前記カバー本体から延出する弾性変形可能な押圧片とを備え、
    前記押圧片は、前記延出部を前記ハウジングに近づく方向に弾性により押圧するように形成されていることを特徴とする光モジュール。
  2. 前記ハンドルは、前記ハウジングに形成された回動軸に回動可能に支持されたハンドル本体と、前記ハンドル本体に形成された押圧突起とを有し、
    前記押圧突起は、前記抜出方向側に前記ハンドル本体を変位させることにより前記本体部を押圧することによって前記解除部材を回動動作させることができることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記ハウジングの外側面には、薄肉凹部が形成され、
    前記ハンドル本体を前記ハウジングに最も近づけたときに、このハンドル本体の少なくとも一部が前記薄肉凹部の内部に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の光モジュール。
  4. マザーボードに設けられたケージに挿入および抜出可能であり、光コネクタ用の挿入口を有するハウジングと、 前記ハウジングに挿入された前記光コネクタと前記マザーボードとの間で光信号と電気信号との変換を行う光電気変換部と、前記ハウジングに対するケージの係止を解除する係止解除機構と、を備えた光モジュールが、前記ケージに係止する構造であって、
    前記ケージに、弾性変形可能な係合プレートが形成され、
    前記ハウジングに、前記係合プレートに形成された係止穴に係止する係止突起が形成され、
    前記係止解除機構は、前記ハウジングに対して回動可能な解除部材と、前記解除部材を回動させるハンドルと、前記解除部材を押圧するカバーとを備え、
    前記解除部材は、前記回動動作の支点となる軸部と、前記軸部から一方向に延出する本体部と、前記軸部から他方向に延出する延出部とを有し、
    前記ハンドルが前記本体部を押圧することによる前記解除部材の回動動作によって、前記延出部が前記係合プレートをハウジングから離れる方向に押圧し変位させて、前記係止突起に対する前記係合プレートの係止を解除可能であり、
    前記カバーは、前記ハウジングに係止するカバー本体と、前記カバー本体から延出する弾性変形可能な押圧片とを備え、
    前記押圧片は、前記延出部を前記ハウジングに近づく方向に弾性により押圧するように形成されていることを特徴とする光モジュールの係止構造。
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