JP2019028410A - 光コネクタ - Google Patents

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弘飛 張
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真一郎 秋枝
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Abstract

【課題】部品点数及び組立工数を削減することが可能な光コネクタを提供する。
【解決手段】ケージに着脱可能な光コネクタであって、摺動部を有する筐体10と、前記筐体に移動可能に取り付けられ、前記ケージに係合して当該光コネクタが前記ケージから抜けるのを防止するラッチ32を有するプルタブ30と、を備え、前記プルタブは、弾性を有する材料により形成され、当該光コネクタの引き抜き方向への移動に応じて前記摺動部の表面を摺動して弾性変形するアーム35、36を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、光コネクタに関する。
スーパーコンピュータ、ハイエンドサーバ等の高速インタフェースの信号高速伝送化に対応する通信において、デジタル電気信号と光信号とを相互に変換する光コネクタとして、QSFP(Quad Small Form-factor Pluggable)規格の光コネクタが知られている。
光コネクタは、筐体内に、光電変換素子等の電子部品が搭載された基板等が配設されている。光コネクタは、通信機器側の基板(例えば、マザーボード)上に設置されたケージに脱着可能に差し込まれることで、ケージ内の電気インターフェースコネクタに対して電気的、機械的に接続される。これにより、光ファイバとの間で送受する光信号と、通信機器側の基板との間で送受する電気信号とが互いに変換され、光通信が可能となる。
光コネクタでは、動作中にケージから外れることを防止するため、光コネクタをケージに係止するラッチが設けられている(例えば、特許文献1参照)。光コネクタをケージから引き抜く方向にラッチを移動させることで、筐体に対するケージの係止を解除する。これにより、光コネクタはケージから引き抜き可能となる。また、光コネクタをケージから引き抜く方向に移動させる力が取り除かれると、ラッチが筐体の内部に設けられたスプリングにより元の位置へ戻る。
米国特許出願公開第2004/0077207号明細書
ところで、上記の光コネクタでは、筐体の内部に設けられるスプリングの分だけ部品点数が増加する。また、光コネクタを組み立てる際、スプリングを筐体に取り付けるための追加の組立工数を要する。さらに、スプリングはバネ性を有する非常に小さい部品であるため、筐体への取り付けに手間が掛かり、また、紛失する虞もあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、部品点数及び組立工数を削減することが可能な光コネクタを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、ケージに着脱可能な光コネクタであって、摺動部を有する筐体と、前記筐体に移動可能に取り付けられ、前記ケージに係合して当該光コネクタが前記ケージから抜けるのを防止するラッチを有するプルタブと、を備え、前記プルタブは、弾性を有する材料により形成され、当該光コネクタの引き抜き方向への移動に応じて前記摺動部の表面を摺動して弾性変形するアームを含む。
開示の光コネクタによれば、部品点数及び組立工数を削減することができる。
第1実施形態に係る光コネクタを示す概略図(1) 第1実施形態に係る光コネクタを示す概略図(2) 図1の光コネクタの下部筐体を示す概略図 図1の光コネクタのプルタブを示す概略図 ケージとプルタブとの位置関係を示す図 図1の光コネクタの組立方法を説明するための図 第2実施形態に係る光コネクタを示す概略図(1) 第2実施形態に係る光コネクタを示す概略図(2) 図7の光コネクタの下部筐体を示す概略図 図7の光コネクタのプルタブを示す概略図 第3実施形態に係る光コネクタを示す概略図(1) 第3実施形態に係る光コネクタを示す概略図(2) 図11の光コネクタのプルタブを示す概略図 第4実施形態に係る光コネクタを示す概略図(1) 第4実施形態に係る光コネクタを示す概略図(2) 図14の光コネクタのプルタブを示す概略図
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
以下の説明において、図中、矢印X1で示す方向を差し込み方向と称し、矢印X2で示す方向を引き抜き方向と称し、矢印Y1,Y2で示す方向を幅方向と称し、矢印Z1で示す方向を上方向と称し、矢印Z2で示す方向を下方向と称する。
本発明の実施形態に係る光コネクタは、例えば電子機器側の基板(例えば、マザーボード)上に設置されたケージに着脱可能に構成される。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る光コネクタについて説明する。図1及び図2は、第1実施形態に係る光コネクタを示す概略図である。図1はロックされた状態の光コネクタを示し、図2はロックが解除された状態の光コネクタを示す。図1(a)及び図2(a)は斜視図であり、図1(b)及び図2(b)は側面図であり、図2(c)は図2(b)における一点鎖線C−Cにおいて切断した断面図である。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の光コネクタは、QSFP(Quad Small Form-factor Pluggable)規格に準じた高密度化された光コネクタである。光コネクタは、筐体10と、プルタブ30とを有する。
筐体10は、上部筐体11と、下部筐体12とを有する。上部筐体11には、ネジが挿通される挿通孔13が形成されている。下部筐体12には、ネジが螺着するネジ孔14(図3参照)が形成されている。ネジを挿通孔13に挿入し、ネジ孔14に螺着することにより、下部筐体12に上部筐体11が固定される。筐体10は、光モジュール、プリント基板、ケーブルブーツ等を収容する。
図3は、下部筐体12を示す概略図である。図3(a)は斜視図であり、図3(b)は図3(a)の一部拡大図である。
下部筐体12は、一方(Y2側)の側面に形成され、内側(Y1側)に窪んだガイド溝15,16を有する。ガイド溝15は、光コネクタの引き抜き方向に向かって、下部筐体12の側面の上下方向における略中央部から上方向に延在するように形成されている。ガイド溝16は、光コネクタの引き抜き方向に向かって、下部筐体12の側面の上下方向における略中央部から下方向に延在するように形成されている。ガイド溝15,16の引き抜き方向に対する角度θ1は、例えば30°〜40°とすることができるが、後述するアーム35,36の材料に応じて定められる。ガイド溝15は、図2(c)に示されるように、第1の幅Waを有する第1の溝15aと、第1の溝15aよりも下部筐体12の内側に形成され、第1の幅Waよりも広い第2の幅Wbを有する第2の溝15bと、を含む。ガイド溝16は、ガイド溝15と同様、第1の溝16aと、第2の溝16bとを含む。また、図2(c)に示されるように、下部筐体12の他方(Y1側)の側面にも同様のガイド溝15,16が形成されている。また、下部筐体12の両側面には、外側に突出する長方形の凸部17が形成されている。
図4は、プルタブ30を示す概略図である。図4(a)は斜視図であり、図4(b)は図4(a)の一部拡大図である。図5は、ケージ5とラッチ32との位置関係を示す図である。図5(a)はロックされた状態の光コネクタ及びケージ5の断面図であり、図5(b)はロックが解除された状態の光コネクタ及びケージ5の断面図である。
プルタブ30は、ケージ5に差し込まれた光コネクタをケージ5から引き抜く際に使用される。プルタブ30は、本体31と、ラッチ32とを有する。図示の例では、本体31とラッチ32とは一体的に形成されているが、本体31とラッチ32とは別体で形成されていてもよい。
ラッチ32は、本体31から差し込み方向に延出している。ラッチ32には、長方形の穴33が形成されている。穴33は、上下方向の長さが下部筐体12の凸部17の上下方向の長さよりも僅かに長く、引き抜き方向の長さが凸部17の引き抜き方向の長さよりも長い矩形状に形成されている。穴33が凸部17と係合することで、ラッチ32は筐体10に対し上下方向の移動が規制されると共に、筐体10に対し引き抜き方向又は差し込み方向に沿って所定量だけ移動可能に構成されている。
図5(a)に図示されるように、ケージ5の一部を内側に折り曲げることで抜け防止機構6が形成されている。光コネクタがロックされている状態では、抜け防止機構6の先端が光コネクタの筐体と接触し、光コネクタのケージ5からの抜けが防止される。
ラッチ32の先端部には、ロック解除爪34が形成されている。ロック解除爪34は、ケージ5に設けられた抜け防止機構6に作用して、光コネクタのロックを解除する。ロックの解除は後述する。
また、ラッチ32にはアーム35,36が形成されている。アーム35,36は、本体31から差し込み方向に延出している。アーム35,36はラッチ32の他の部位と一体的に形成されている。アーム35,36は、弾性を有する材料により形成されている。弾性を有する材料としては、例えばナイロン、ポリオキシメチレン(POM;polyoxymethylene)、ポリカ・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ポリカABS樹脂)等の合成樹脂、ステンレス、リン青銅等の金属が挙げられる。アーム35,36の厚さは、ラッチ32の他の部分と同じ厚さであってよく、例えば0.5mmとすることができる。
アーム35,36の先端には、下部筐体12の方向に突出し、ガイド溝15,16に係合する突起37,38が形成されている。突起37,38は、ガイド溝15,16の内面(表面)を摺動可能に構成されている。突起37,38は、第1の溝15a,16aと係合する円柱形状の第1の突起37a,38aと、第2の溝15b,16bと係合する円柱形状の第2の突起37b,38bとを含む。プルタブ30が引き抜き方向又は差し込み方向に移動すると、第1の突起37a,38aが第1の溝15a,16aの内面を摺動し、第2の突起37b,38bが第2の溝15b,16bの内面を摺動する。
第2の突起37b,38bの外径は、第1の突起37a,38aの外径よりも大きくなるように形成されている。これにより、ラッチ32に対し下部筐体12から離れる方向に力が加わった場合であっても、第2の突起37b,38bが下部筐体12から離れる方向への移動が第1の溝15a,16aによって防止される。そのため、ガイド溝15,16から突起37,38が抜けてしまうことを防止できる。
ケージ5に装着された光コネクタを引き抜く際、操作者は本体31をX2方向に引き抜く。この引き抜き動作により、図2に示されるように、プルタブ30は引き抜き方向に移動する。このとき、第1の突起37a,38a及び第2の突起37b,38bがそれぞれ第1の溝15a,16a及び第2の溝15b,16bの内面を摺動することで、アーム35,36の一端が互いに遠ざかる方向に弾性変形する。また、筐体10に対し移動可能なラッチ32の移動に応じてロック解除爪34が引き抜き方向に移動することにより、図5(b)に示すようにロック解除爪34が抜け防止機構6を外側へ拡げるように作用し、抜け防止機構6による光コネクタのロックが解除される。その後、更にプルタブ30を引くと、凸部17が穴33の内面に接触することで、プルタブ30の筐体10に対する引き抜き方向への移動が規制され、筐体10はプルタブ30と一体となって引き抜き方向に移動し、ケージ5から引き抜かれる。
ケージ5から引き抜く方向にプルタブ30を移動させる力が取り除かれると、弾性変形したアーム35,36の弾性力により、プルタブ30は、図1に示されるように差し込み方向へ移動し、元の位置へ戻る。
ところで、従来の光コネクタでは、引き抜き方向にプルタブを移動させる力が取り除かれると、プルタブは筐体に設けられたコイルスプリング(以下「スプリング」)の弾性力により差し込み方向へ移動し、元の位置へ戻る構成となっていた。そのため、筐体の内部にスプリングが必須であり、スプリングの分だけ部品点数が増加する。また、光コネクタを組み立てる際、スプリングを筐体に取り付けるために追加の組立工数を要する。さらに、スプリングは、弾性を有する非常に小さい部品であるため、筐体への取り付けに手間が掛かり、また、紛失する虞もあった。
これに対し、第1実施形態に係る光コネクタでは、プルタブ30が引き抜き方向に移動すると、アーム35,36に形成された突起37,38がガイド溝15,16の内面を摺動することで、アーム35,36の一端が互いに遠ざかる方向に弾性変形する。また、引き抜き方向にプルタブ30を移動させる力が取り除かれると、弾性変形したアーム35,36の弾性力でプルタブ30が差し込み方向へ移動し、元の位置へ戻る。このため、筐体10の内部にスプリングを設ける必要がなく、部品点数及び組立工数を削減することができる。
また、第1実施形態に係る光コネクタでは、アーム35,36が常に弾性変形した状態で下部筐体12のガイド溝15,16と係合している。このため、アーム35,36の弾性変形により生じる力(例えば、1N以上の力)によって、プルタブ30は下部筐体12に対して差し込み方向に押し付けられ、プルタブ30と下部筐体12のガタツキが抑制される。
次に、第1実施形態に係る光コネクタの組立について説明する。図6は、図1の光コネクタの組立を説明するための図である。
まず、図6(a)に示されるように、ラッチ32の先端を光コネクタの幅方向に広げた状態で、プルタブ30を下部筐体12に嵌めこむ。このとき、アーム35,36の先端がガイド溝15,16の右端よりも右側に位置する状態で、プルタブ30が下部筐体12に嵌めこまれる。
続いて、図6(b)に示されるように、下部筐体12に嵌め込まれたプルタブ30を引き抜き方向に引っ張ることで、アーム35,36先端の突起37,38をガイド溝15,16の右端に係合させる。
続いて、図6(c)に示されるように、プルタブ30を更に引き抜き方向に引っ張ることで、突起37,38をガイド溝15,16の内面に対し摺動させてアーム35,36の一端が互いに遠ざかるようにアーム35,36を弾性変形させる。また、下部筐体12の側面に形成された凸部17とラッチ32に形成された穴33とを係合させる。アーム35,36の弾性によりX1方向にプルタブ30が付勢されると、凸部17が穴33のX2側の端部に接触し、プルタブ30の差し込み方向への移動が制限されるため、図6(c)に示すようにガイド溝15,16と係合するアーム35,36が開いた状態が維持され、アーム35、36は常に弾性変形した状態となる。従って、プルタブ30がX1方向に付勢された状態となる。また、下部筐体12の側面に形成された窪み18に、ラッチ32の先端に形成された突起39を嵌めこむ。これにより、ロック解除爪34のX方向の先端の外側への移動が規制される。
続いて、図6(d)に示されるように、下部筐体12の上側に上部筐体11を設置し、上部筐体11の挿通孔13にネジを挿入し、下部筐体12に形成されたネジ孔14に螺着することにより、下部筐体12に上部筐体11を固定する。
以上により、第1実施形態に係る光コネクタを組み立てることができる。なお、図6においては、筐体10に収容される光モジュール、プリント基板、ケーブルブーツ等の図示を省略している。
第1実施形態では、光コネクタを組み立てる際、筐体10にスプリングを設ける必要がない。このため、スプリングを筐体10へ取り付ける手間が掛からず、また、紛失する虞もない。その結果、部品点数及び組立工数を削減することができる。
なお、第1実施形態では、2つのアーム35,36がそれぞれガイド溝15,16の内面を摺動して弾性変形する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、アームはいずれか一方のみであってもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る光コネクタについて説明する。図7及び図8は、第2実施形態に係る光コネクタを示す概略図である。図7はロックされた状態の光コネクタを示し、図8はロックが解除された状態の光コネクタを示す。図7(a)及び図8(a)は斜視図であり、図7(b)及び図8(b)は側面図である。
図7及び図8に示されるように、第2実施形態に係る光コネクタは、ラッチ132に形成されたアーム135,136が下部筐体112の側面に形成されたガイド突起115,116の外面(表面)を摺動することで、アーム135,136の一端が互いに近づく方向に弾性変形する。なお、第2実施形態に係る光コネクタは、第1実施形態と同様の方法を用いて組み立てることができる。
筐体110は、第1実施形態と同様、上部筐体111と、下部筐体112とを有する。上部筐体111と下部筐体112とは、挿通孔113に挿入したネジをネジ孔114に螺着することにより固定される。
図9は、下部筐体112を示す概略図である。図9(a)は斜視図であり、図9(b)は図9(a)の一部拡大図である。
下部筐体112は、Y2側の側面に形成され、Y2側に突出したガイド突起115,116を有する。ガイド突起115は、下部筐体112の側面の上下方向における略中央部よりも上方向に形成されている。ガイド突起116は、下部筐体112の側面の上下方向における略中央部よりも下方向に形成されている。ガイド突起115は、図9(b)に示されるように、第1の外径を有する第1の突起115aと、第1の突起115aよりも下部筐体112の外側に形成され、第1の外径よりも大きい第2の外径を有する第2の突起115bとを含む。ガイド突起116は、ガイド突起115と同様、第1の突起116aと第2の突起116bとを含む。また、下部筐体112のY1側の側面にも同様のガイド突起115,116が形成されている。また、下部筐体112の両側面には、外側に突出する長方形の凸部117が形成されている。
図10は、プルタブ130を示す概略図である。
プルタブ130は、ケージに差し込まれた光コネクタをケージから引き抜く際に使用される。プルタブ130は、本体131と、ラッチ132とを有する。図示の例では、本体131とラッチ132とは一体的に形成されているが、本体131とラッチ132とは別体で形成されていてもよい。
ラッチ132は、本体131から差し込み方向に延出しており、長方形の穴133が形成されている。穴133は、上下方向の長さが凸部117の上下方向の長さよりも僅かに長く、引き抜き方向の長さが凸部117の引き抜き方向の長さよりも長い矩形状に形成されている。穴133が凸部117と係合することで、ラッチ132の筐体110に対して上下方向の移動が規制されると共に、筐体110に対し引き抜き方向又は差し込み方向に沿って所定量だけ移動可能に構成されている。
ラッチ132の先端には、ロック解除爪134が形成されている。光コネクタが差し込まれるケージは、光コネクタがケージから抜けるのを防止する抜け防止機構が設けられている。ロック解除爪134は、抜け防止機構による光コネクタのロックを解除するものである。
また、ラッチ132には、アーム135,136が形成されている。アーム135は、本体131から差し込み方向に対し角度θ2で上方向に延出している。アーム136は、本体131から差し込み方向に対し角度θ2で下方向に延出している。角度θ2は例えば30°〜40°とすることができるが、アーム135,136の材料に応じて定められる。アーム135,136の材料及び厚さは、第1実施形態のアーム35,36と同様とすることができる。
プルタブ130が引き抜き方向又は差し込み方向に移動すると、アーム135,136が第1の突起115a,116aの外面を摺動する。このとき、第1の突起115a,116aの外側に、第1の突起115a,116aの外径よりも大きい第2の突起115b,116bが形成されている。これにより、ラッチ132に、下部筐体112から離れる方向に力が加わった場合であっても、アーム135,136の下部筐体112から離れる方向への移動が第2の突起115b,116bによって防止される。このため、ガイド突起115,116からアーム135,136が抜けることを防止できる。
ケージに装着された光コネクタを引き抜く際、操作者は本体131をX2方向に引き抜く。この引き抜き動作により、図8に示されるように、プルタブ130は引き抜き方向に移動する。このとき、アーム135,136がそれぞれガイド突起115,116の外面を摺動することで、アーム135,136の一端が互いに近づく方向に弾性変形する。また、ラッチ132の移動に応じてロック解除爪134が引き抜き方向に移動することにより、ロック解除爪134が抜け防止機構を外側へ拡げるように作用し、抜け防止機構による光コネクタのロックは解除される。その後、更にプルタブ130を引くと、凸部117が穴133の内面に接触することで、プルタブ130の筐体110に対する引き抜き方向への移動が規制され、筐体110はプルタブ130と一体となって引き抜き方向に移動し、ケージから引き抜かれる。
ケージから引き抜く方向にプルタブ130を移動させる力が取り除かれると、弾性変形したアーム135,136の弾性力により、プルタブ130は図7に示されるように差し込み方向へ移動し元の位置へ戻る。
以上に説明したように、第2実施形態に係る光コネクタでは、アーム135,136がガイド突起115,116の外面を摺動することで、一端が互いに近づく方向に弾性変形する。また、引き抜き方向にプルタブ130を移動させる力が取り除かれると、アーム135,136の弾性力でプルタブ130が差し込み方向へ移動し、元の位置へ戻る。このため、筐体110の内部にスプリングを設ける必要がなく、部品点数及び組立工数を削減することができる。
また、第2実施形態に係る光コネクタでは、第1実施形態と同様、アーム135,136が常に弾性変形した状態でガイド突起115,116と係合している。このため、アーム135,136の弾性変形により生じる力によって、プルタブ130は下部筐体112に対して差し込み方向に押し付けられ、プルタブ130と下部筐体112のガタツキが抑制される。
特に、第2実施形態に係る光コネクタでは、アーム135,136には突起がなくラッチ132と同一平面に形成されているので、一体成形により形成することが容易である。
なお、第2実施形態では、2つのアーム135,136がそれぞれガイド突起115,116の外面を摺動して弾性変形する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、アームはいずれか一方のみであってもよい。
(第3実施形態)
図11及び図12は、第3実施形態に係る光コネクタを示す概略図である。図11はロックされた状態の光コネクタを示し、図12はロックが解除された状態の光コネクタを示す。図11(a)及び図12(a)は斜視図であり、図11(b)及び図12(b)は上面図であり、図11(c)及び図12(c)は、それぞれ図11(b)及び図12(b)における一点鎖線C−Cにおいて切断した断面図である。
図11及び図12に示されるように、第3実施形態に係る光コネクタは、アーム235,236がラッチ232の先端に形成されている。なお、第3実施形態に係る光コネクタは、第1実施形態と同様の方法を用いて組み立てることができる。
光コネクタは、筐体210と、プルタブ230とを有する。
筐体210は、上記した実施形態と同様に、互いにネジにより固定される上部筐体211と、下部筐体212とを有する。
下部筐体212は、その両側面に、内側に窪んだガイド溝215を有する。ガイド溝215には、その内面から外側に突出する突起216が形成されている。
図13は、プルタブ230を示す概略図である。
プルタブ230は、ケージに差し込まれた光コネクタをケージから引き抜く際に使用される。プルタブ230は、本体231とラッチ232とを有する。図示の例では、本体231とラッチ232とは一体的に形成されているが、本体231とラッチ232とは別体で形成されていてもよい。
ラッチ232は、本体231から差し込み方向に延出している。ラッチ232の先端にはロック解除爪234が形成されている。
また、ラッチ232にはアーム235,236が形成されている。アーム235,236は、ラッチ232の先端から引き抜き方向に延出している。アーム235,236はラッチ232の他の部位と一体的に形成されている。アーム235,236の材料及び厚さは、第1実施形態のアーム35,36と同様とすることができる。
また、ラッチ232には、プルタブ230が引き抜き方向へ引っ張られた際に突起216と係合して、プルタブ230の引き抜き方向への移動を規制するストッパー237が形成されている。
プルタブ230が引き抜き方向又は差し込み方向に移動すると、アーム235,236がガイド溝215の内面を摺動する。
ケージに装着された光コネクタを引き抜く際、操作者は本体231をX2方向に引き抜く。この引き抜き動作により、図12に示されるようにプルタブ230は引き抜き方向に移動する。このとき、アーム235,236がガイド溝215の内面を摺動することで、アーム235,236の一端が互いに近づく方向に弾性変形する。
一方、ケージから引き抜く方向にプルタブ230を移動させる力が取り除かれると、弾性変形したアーム235,236の弾性力により、プルタブ230は図11に示されるように、差し込み方向へ移動し元の位置へ戻る。
以上に説明したように、第3実施形態に係る光コネクタでは、プルタブ230が引き抜き方向に移動すると、アーム235,236がガイド溝215の内面を摺動することでアーム235,236の一端が互いに近づく方向に弾性変形する。また、引き抜き方向に移動させる力が取り除かれると、アーム235,236の弾性力でプルタブ230が差し込み方向へ移動し、元の位置へ戻る。このため、筐体210の内部にスプリングを設ける必要がない。
なお、第3実施形態では、2つのアーム235,236がそれぞれガイド溝215の内面を摺動して弾性変形する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、アームはいずれか一方のみであってもよい。
(第4実施形態)
図14及び図15は、第4実施形態に係る光コネクタを示す概略図である。図14はロックされた状態の光コネクタを示し、図15はロックが解除された状態の光コネクタを示す。図14(a)及び図15(a)は斜視図であり、図14(b)及び図15(b)は上面図である。
図14及び図15に示されるように、第4実施形態に係る光コネクタは、アームが下部筐体312の側方ではなく、上部筐体311の上方に設けられている。なお、第4実施形態に係る光コネクタは、第3実施形態と同様の方法を用いて組み立てることができる。
光コネクタは、筐体310と、プルタブ330とを有する。
筐体310は、互いにネジにより固定される上部筐体311と下部筐体312とを有する。上部筐体311は、上面に形成され内側(Z2側)に窪んだガイド溝315を有する。
図16は、プルタブ330を示す概略図である。
プルタブ330は、本体331と、ラッチ332と、アーム支持部337とを有する。図示の例では、本体331とラッチ332とアーム支持部337とは一体的に形成されているが、本体331とラッチ332とアーム支持部337とは別体で形成されていてもよい。
ラッチ332は本体331から差し込み方向に延出し、その先端にはロック解除爪334が形成されている。
アーム支持部337は、本体331から差し込み方向に延出している。アーム支持部337の先端にはアーム335,336が形成されている。アーム335,336はアーム支持部337の先端から引き抜き方向に延出している。アーム335,336はアーム支持部337の他の部位と一体的に形成されている。アーム335,336の材料及び厚さは、第1実施形態のアーム35,36と同様とすることができる。
プルタブ330が引き抜き方向又は差し込み方向に移動すると、アーム335,336がガイド溝315の内面を摺動する。
ケージに装着された光コネクタを引き抜く際、操作者は本体331をX2方向に引き抜く。この引き抜き動作により、図15に示されるように、プルタブ330は引き抜き方向に移動する。このとき、アーム335,336がガイド溝315の内面を摺動することで、アーム335,336の一端が互いに近づく方向に弾性変形する。
ラッチ332の移動に応じてロック解除爪334が引き抜き方向に移動することにより、抜け防止機構による光コネクタのロックは解除される。その後、更にプルタブ330を引くと、筐体310はプルタブ330と一体となって引き抜き方向に移動し、ケージから引き抜かれる。
ケージから引き抜く方向に移動させる力が取り除かれると、弾性変形したアーム335,336の弾性力により、プルタブ330は、図14に示されるように差し込み方向へ移動し元の位置へ戻る。
以上に説明したように、第4実施形態に係る光コネクタでは、プルタブ330が引き抜き方向に移動すると、アーム335,336がガイド溝315の内面を摺動することでアーム335,336の一端が互いに近づく方向に弾性変形する。また、引き抜き方向にプルタブ330を移動させる力が取り除かれると、アーム335,336の弾性力でプルタブ330が差し込み方向へ移動し、元の位置へ戻る。このため、筐体310の内部にスプリングを設ける必要がない。
なお、第4実施形態では、2つのアーム335,336がそれぞれガイド溝315の内面を摺動して弾性変形する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、アームはいずれか一方のみであってもよい。
なお、上記の各実施形態において、ガイド溝15,16、ガイド突起115,116、ガイド溝215、及びガイド溝315は摺動部の一例である。
以上、実施形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
10 筐体
11 上部筐体
12 下部筐体
15,16 ガイド溝
15a,16a 第1の溝
15b,16b 第2の溝
17 凸部
30 プルタブ
31 本体
32 ラッチ
33 穴
34 ロック解除爪
35,36 アーム
37,38 突起
37a,38a 第1の突起
37b,38b 第2の突起

Claims (8)

  1. ケージに着脱可能な光コネクタであって、
    摺動部を有する筐体と、
    前記筐体に移動可能に取り付けられ、前記ケージに係合して当該光コネクタが前記ケージから抜けるのを防止するラッチを有するプルタブと、
    を備え、
    前記プルタブは、弾性を有する材料により形成され、当該光コネクタの引き抜き方向への移動に応じて前記摺動部の表面を摺動して弾性変形するアームを含む、
    光コネクタ。
  2. 前記アームの先端には、前記筐体の方向に突出する突起が形成され、
    前記摺動部は、前記筐体の面に形成され、前記突起が摺動可能な内側に窪んだガイド溝である、
    請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記ガイド溝は、第1の幅を有する第1の溝と、前記第1の溝よりも前記筐体の内側に形成され、前記第1の幅よりも広い第2の幅を有する第2の溝と、を含み、
    前記突起は、前記アームの先端から前記筐体の方向に突出する第1の突起と、前記第1の突起よりも幅が広く前記第2の溝の内面を摺動する第2の突起とを含む、
    請求項2に記載の光コネクタ。
  4. 前記摺動部は、前記筐体の面に形成され、前記アームが摺動可能な外側に突出したガイド突起である、
    請求項1に記載の光コネクタ。
  5. 前記ガイド突起は、第1の外径を有する第1の突起と、前記第1の突起よりも前記筐体の外側に形成され、前記第1の外径よりも大きい第2の外径を有する第2の突起とを含み、
    前記アームは、前記第1の突起の外面を摺動する、
    請求項4に記載の光コネクタ。
  6. 前記筐体の側面には、外側に突出する凸部が形成されており、
    前記プルタブには、前記凸部と係合して前記プルタブの前記筐体に対する引き抜き方向への移動を規制する穴が形成されている、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  7. 前記摺動部は、前記筐体の面に形成され、内側に窪んだガイド溝であり、
    前記アームは、前記ガイド溝の内面を摺動することで弾性変形する、
    請求項1に記載の光コネクタ。
  8. 前記ガイド溝の内面には、外側に突出する凸部が形成されており、
    前記プルタブには、前記凸部と係合して前記プルタブの前記筐体に対する引き抜き方向への移動を規制するストッパーが形成されている、
    請求項7に記載の光コネクタ。
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