JP4990669B2 - 移動通信端末試験装置及び移動通信端末試験方法 - Google Patents

移動通信端末試験装置及び移動通信端末試験方法 Download PDF

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本発明は、例えば、GSM、W−CDMA等の通信方式に従って、基地局を介して相手側端末と通話を含む各種の情報交換を行う携帯端末等の移動通信端末の試験を行う移動通信端末試験装置、及び移動通信端末試験方法に関する。
携帯電話、PHS、PDA等の移動通信端末を新規に開発した場合や、市販されて既に実用期間中において故障が生じた場合や、定期的なメンテナンスの場合においては、当該移動通信端末が、この移動通信端末が対応する通信規格に従って作動することの確認試験を実施する必要がある。
一般に、移動通信端末の動作試験を行う場合、この移動通信端末の稼働時にこの移動通信端末との間で各種の情報交換を実施する基地局の機能を有する擬似基地局が組込まれた移動通信端末試験装置が用いられる。具体的には、擬似基地局から、この試験装置に対して有線又は無線で接続された被試験端末に対して、各種の試験信号(ダウンリンク方向)を送信して、当該被試験端末がこの試験信号に対して指定された処理を実施し、基地局(擬似基地局)へ送出した応答信号(アップリンク方向)が、送信した試験信号に対して、正常な信号であるか否かを判定する。
従来の移動通信端末試験装置においては、被試験端末が、擬似基地局からの「ページング」の試験信号に正しく応答することや、指定したチャネルに正しく情報を組込んで送信することや、通話先と正常に通話回線が形成されること等の通信規格で必須と指定された最低限のプロトコル(信号授受)に対する確認試験を実施していた。この通信規格で必須と指定された試験項目の試験で異常が検出されなければ実用上は支障がない。
特許文献1には、上述した擬似基地局が組込まれた無線通信端末の機能及び性能を総合的に試験する試験装置の技術が開示されている。さらに、この特許文献1においては、W−CDMA、GSM等の通信方式が異なる2台の無線通信端末を同時に測定する技術も開示されている。
特開2005−12274号公報
しかしながら、近年、移動通信端末の機能においては、基本の通話機能の他に、メール機能、Web閲覧機能、データ通信機能等の多数の機能が付加されている。その結果、被試験端末の動作試験の必要な試験項目は多岐に亘る。
したがって、被試験端末が有する上述した各機能の試験を行うための試験プログラムを作成する技術担当者は、各機能を実現するための通信プロトコルや、上述したGSM、W−CDMA等の各通信方式で採用されている各規格を熟知している必要がある。
当然、被試験端末から受信した応答信号に含まれる通信に関する各制御情報が正常であるか否かの判断をするための期待値(正解値、又は正常値)を予め求めて、記憶保持しておく必要がある。
特に、携帯電話プロトコル規格(3GPP TS04.04、TS04.06、TS04.18等)において、被試験端末から受信した応答信号に含まれる確認必須の制御情報の期待値(正解値)は明記されているが、被試験端末から受信した応答信号に含まれて確認が選択可能な制御情報の期待値(正解値)などの運用上選択が可能な内容は記載されていない場合が多い。
さらに、移動通信端末の開発・製造会社は、上述した通信規格の範囲内で、改良のために、細かい仕様を変更することが多い。この細かい仕様変更に伴う応答信号に含まれる制御情報の期待値(正解値)の変更を、この試験プログラムを作成する技術担当者が求めて、移動通信端末試験装置に設定することは、多大の手間と時間が必要であった。
このように、被試験端末が有する各機能をより詳細に、かつより正確に把握することは困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、装置内に組込まれた擬似基地局から被試験端末と基準端末とに同一試験信号を印加することにより、簡単に被試験端末からの応答信号(アップリンク方向)に含まれる制御情報の妥当性を判定でき、たとえ、被試験端末における詳細な仕様を試験プログラムに組込まなくても、被試験端末の有する各機能をより詳細に、かつより正確に把握することができる移動通信端末試験装置、及び移動通信端末試験方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の移動通信端末試験装置においては、試験プログラムに従って基地局から端末宛の試験信号を作成して被試験端末及び通信動作の比較の基準となる基準端末に送信する試験信号送信手段と、基準端末からの試験信号に応答する基地局宛の応答信号を受信してこの応答信号の各通信レイヤーに関する制御情報を前記それぞれの通信レイヤー毎に抽出する基準情報抽出手段と、被試験端末からの試験信号に応答する基地局宛の応答信号を受信してこの応答信号の各通信レイヤーに関する制御情報を前記それぞれの通信レイヤー毎に抽出する試験情報抽出手段と、この試験情報抽出手段で抽出された制御情報と基準情報抽出手段で抽出された制御情報との比較を行う比較手段と、この比較手段における比較結果に基づいて被試験端末の試験評価の判定を行う比較判定手段と、前記試験情報抽出手段及び基準情報抽出手段で抽出する制御情報の一部の項目を操作指示に応じて選択する項目選択手段とを備え、前記試験情報抽出手段及び基準情報抽出手段にて各通信レイヤーから抽出する制御情報の項目は、予め定められている複数の必須項目と、前記項目選択手段にて選択された選択項目とを含み、前記比較手段は、前記制御情報の項目毎に前記比較を行って、一致または不一致の前記比較結果を得る
このように構成された移動通信端末試験装置においては、被試験端末に対する動作試験を実行するに際して、基準となる通信動作をする基準端末を準備する。この基準端末は被試験端末と同一仕様、又は、被試験端末の試験を実施しようとする機能に関する仕様が同一である。
したがって、同一の試験信号(ダウンリンク方向)を被試験端末及び基準端末に印加した場合に各端末から基地局宛の応答信号(アップリンク方向)の各通信レイヤーに関する制御情報は、少なくとも、前述した必須機能に対応する部分、及び被試験端末の試験を実施しようとする機能に対応する部分においては、互いに等しい筈である。
したがって、これらの部分をそれそれ、比較して両者が一致すれば、被試験端末は試験に合格したことを意味する。また、不一致の場合は不合格の可能性がある。
したがって、被試験端末における詳細な仕様を試験プログラムに組込まなくても、被試験端末の有する各機能をより詳細に、かつより正確に把握することができる。
また、別の発明においては、通信動作の比較の基準となる基準端末は当該基準端末を疑似する疑似基準端末として装置内に組込まれる
このように構成された移動通信端末試験装置においては、先の発明における基準端末を擬似基準端末として、この移動通信端末試験装置内に組込んでいるのみである。したがって、さきに説明した発明の移動通信端末試験装置とほぼ同じ作用効果を奏することが可能である。
そして、このような上記各発明の構成においては、この移動通信端末試験装置を用いて、被試験端末の試験を実施する場合、例えば携帯電話プロトコル規格で応答信号における通信レイヤーに関する制御情報の必須項目以外に選択項目のなかから任意の項目の制御情報に対する比較判定を実施することができる。
また、別の発明は、上記各発明において、試験情報抽出手段及び基準情報抽出手段にて各通信レイヤーから抽出する制御情報の項目は、当該制御情報を抽出したときを示す時刻情報を含み、前記比較手段は、前記試験情報抽出手段で抽出された前記時刻情報と前記基準情報抽出手段で抽出された前記時刻情報との比較を行う。これは、各端末相互間で時刻情報に大きな誤差があると、誤動作の原因となる。
また、別の発明は、上記各発明において、制御情報の各項目毎に操作指示に基づいて重要度を設定する重要度設定手段を設けている。そして、被試験端末の比較判定手段は、各項目の比較結果と各項目の重要度に基づいて試験評価の判定を行い、前記重要度は、前記比較結果が不一致の場合に前記被試験端末を不合格と判定する第1の程度と、前記比較結果が不一致の場合に前記被試験端末を不合格と判定しない第2の程度とを含む。すなわち、重要度の高い制御情報に不一致が存在すると、移動通信端末の基本動作が実行できないので、例えば不合格判定とする。
また、別の発明は、上記各発明において、制御情報の各項目の抽出された情報を表示出力すると共に、比較結果が不一致の情報を該当項目に設定された重要度に応じた表示形態で表示器に表示出力する比較結果表示手段を備えている。すなわち、重要度の高い制御情報が不一致になった場合は、その不一致の制御情報が、表示器上に強調表示される。
また、別の発明は、移動通信端末試験方法である。そして、この移動通信端末試験方法においては、試験プログラムに従って試験信号を被試験端末及び通信動作の比較の基準となる基準端末に送信する試験信号送信段階と、基準端末からの試験信号に応答する基地局宛の応答信号を受信してこの応答信号の各通信レイヤーに関する制御情報を前記それぞれの通信レイヤー毎に抽出する基準情報抽出段階と、被試験端末からの試験信号に応答する基地局宛の応答信号を受信してこの応答信号の各通信レイヤーに関する制御情報を前記それぞれの通信レイヤー毎に抽出する試験情報抽出段階と、この試験情報抽出段階で抽出された制御情報と基準情報抽出段階で手段で抽出された制御情報との比較を行う比較段階と、この比較段階における比較結果に基づいて被試験端末の試験評価の判定を行う比較判定段階と、前記試験情報抽出段階及び基準情報抽出段階で抽出する制御情報の一部の項目を操作指示に応じて選択する項目選択段階とを備え、前記試験情報抽出段階及び基準情報抽出段階にて各通信レイヤーから抽出する制御情報の項目は、予め定められている複数の必須項目と、前記項目選択段階にて選択された選択項目とを含み、前記比較段階は、前記制御情報の項目毎に前記比較を行って、一致または不一致の前記比較結果を得る
このように構成された移動通信端末試験方法においては、先に説明した移動通信端末試験装置とほぼ同じ作用効果を奏することが可能である。
本発明においては、簡単に被試験端末からの応答信号(アップリンク方向)に含まれる制御情報の妥当性を判定でき、たとえ、被試験端末における詳細な仕様を試験プログラムに組込まなくても、被試験端末の有する各機能をより詳細に、かつより正確に把握することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係わる移動通信端末試験方法が適用される移動通信端末試験装置の概略構成を示すブロック図である。
例えば、コンピュータ等の情報処理装置で構成された第1実施形態の移動通信端末試験装置1は被試験端末2、基準端末3に対しては擬似基地局装置の機能を果たす。すなわち、この移動通信端末試験装置1に対してそれぞれ信号線4、5で接続された被試験端末2、基準端末3に対してW−CDMA、GSMの通信規格に準拠する無線信号からなる各試験信号(ダウンリンク方向)aを送出して、被試験端末2、基準端末3から出力される基地局宛の応答信号(アップリンク方向)b、b1を受信して、当該応答信号b、b1の各通信レイヤーに関する各制御情報を抽出して、この制御情報が正常か否かを判定する。
基準端末3は既に完成されて正常に動作する。さらに、この基準端末3は試験対象の被試験端末2と同一仕様、又は、被試験端末2の試験を実施しようとする機能に関する仕様が同一である。
ここで、被試験端末2がGSM通信規格による通信方式を採用した移動端末である場合における、移動端末から基地局への上り信号(アップリンク方向)の各論理チャネルにおける各レイヤーに設定される制御情報を説明する。
図2に示すように、移動端末から基地局への上り信号(アップリンク方向)の移動端末と基地局との間の通信に関する制御情報を送信するための主な論理チャネルとして、RACH(ランダム・アクセス・チャネル)、SACCH(低速付随制御チャネル)、FACCH(高速付随制御チャネル)、SDCCH(個別制御チャネル)、TCH(トラフィック・チャネル)等がある。
また、通信レイヤーとして、物理層(下位層)としてのレイヤー1と、データ層(中位層)としてのレイヤー2、プロトコル(ネットワーク)層(上位層)としてのレイヤー3が設定されている。
RACH(ランダム・アクセス・チャネル)には、通信開始時において、基地局に対して「チャネル要求」に関する制御情報が組込まれる。具体的には、図3に示すように、レイヤー3に、確立通信種別(ESTABLISHMENT CAUSE)とランダム値(RANDOM REFERENCE)の各項目が設定される。
SACCH(低速付随制御チャネル)には、通話等の低速通信に関する制御情報が、各レイヤーに亘って各項目が設定されている。
図4(a)は、SACCHのレイヤー1のフォーマット図である。このSACCHは合計23オクテットで形成されている。そして、ヘッダー部に、スペア(00)を置いて、高速電力制御情報FPC(Fast Power Control)、移動機電力レベル(Actual MS power level )、移動機送信タイミング(Actual timing advance)等の各項目が設定されている。
図4(b)は、SACCHのレイヤー2のフォーマット図である。このSACCHにおいては、ヘッダー部にアドレス領域(Address field)と、制御領域(Control field)の各項目が設定される。
図2において、SDCCHのレイヤー3には、呼確認情報(Call Confirmed)に関する3個の必須項目と、1個の条件項目と、5個の選択項目との合計9個の項目が設定可能である。
図5は、呼確認メッセージのレイヤー3のフォーマット図である。図5(a)に示す3個の必須項目6は、
呼制御プロトコル識別子(Call control protocol discriminator)、(フォーマット=数値、データ長=1/2バイト)
トランザクション識別子(Transaction identify)(フォーマット=数値、データ長=1/2バイト)、
呼確認メッセージ種別(Call confirmed message type )(フォーマット=数値、データ長=1/1バイト)
の各項目である。なお、各項目6の先頭の情報要素識別子(IEI)9には、該当項目の情報要素を特定するコードが設定される。なお、必須項目6の情報要素識別子(IEI)9は何も設定されていない。
1個の条件項目7は、図5(b)に示すように、この呼確認メッセージにおいて。2個の選択項目8が設定されていることを示す多重設定指示(Repeat Indicator)(フォーマット=種別、レングス、データ長=1バイト)が設定される。なお、この条件項目7の先頭の情報要素識別子(IEI)9には条件項目7であることを示す「D」のコードが設定される。
呼確認メッセージに設定可能な5個の選択項目8は、図6に示すように、先頭から、
移動機のベアラ能力(Bearer capability )1
(IEI=04、フォーマット=種別,レングス,数値、データ長=3〜16バイト)
移動機のベアラ能力(Bearer capability )2
(IEI=04、フォーマット=種別,レングス,数値、データ長=3〜16バイト)
移動機の状況(Cause)
(IEI=08、フォーマット=種別,レングス,数値、データ長=4〜32バイト)
移動機の呼制御能力(Call Control Capabilities)
(IEI=15、フォーマット=種別,レングス,数値、データ長=4バイト)
ストリーム識別子(Stream identifier)
(IEI=2D、フォーマット=種別,レングス,数値、データ長=3バイト)
である。
以上の呼確認メッセージにおいては、GSMの通信規格においては、合計9個の項目を設定可能であるが、移動端末の開発・製造会社においては、図5(a)に示すように最低3個の必須項目6を設定すればよい。そして、必要に応じて、図5(b)に示すように多重定指示(Repeat Indicator)の条件項目7を付加したり、図5(c)に示すように多重設定指示(Repeat Indicator)の条件項目7に加えて、一つ又は複数の選択項目8を付加することが可能である。さらに、図5(d)に示すように、3個の必須項目6に一つ又は複数の選択項目8を付加することが可能である。
各項目6、7、8の設定順序は固定であるので設定されていない項目部分を詰めて呼確認メッセージの全体のデータ長を短くしたとしても、情報要素識別子(IEI)9を検索することによって、このSDCCHのレイヤー3の呼確認(Call Confirmed)の各項目6、7、8を実施形態の移動通信端末試験装置1は検出可能である。
なお、図2におけるFACCH(高速付随制御チャネル)、TCH(トラフィック・チャネル)については説明を省略する。
以上説明した論理チャネルを有する基地局に対する応答信号bを出力する被試験端末2の動作試験を行う図1に示す移動通信端末試験装置1において、試験プログラム記憶部10内には、前述した移動体無線の関する携帯電話プロトコル規格(3GPP TS04.04、TS04.06、TS04.18等)で定められた試験を実施するための試験プログラムが記憶されている。
試験実行部11は試験プログラム記憶部10に記憶された試験プログラムに従って、レイヤー3作成部12を制御して、BCCH(ブロードキャスト制御チャネル)、SCH(同期チャネル)、AGCH(アクセス許可チャネル)、SACCH(低速付随制御チャネル)に試験信号としての必要な情報を書きこんで、レイヤー2作成部13、及びレイヤー1作成部14で必要な処理を実施したのち、送信部15で無線信号に変換して、正規の試験信号aとして、信号線4、5を介して、被試験端末2及び基準端末3へ送出する。
被試験端末2、基準端末3は試験信号aを受信すると、この試験信号aの指示に従って、例えば着信等の所定の内部処理を実施し、RACHやSACCHに前述した所定の制御情報を組込んだ応答信号b、b1を信号線4、5を介して同一構成の受信部16a、16bへ送信する。
被試験端末2からの応答信号bを受信した受信部16aは、応答信号bをベースバンド信号に変換して、レイヤー1抽出部17aへ送出する。レイヤー1抽出部17aは入力した応答信号bを元の複数の物理チャネル及び複数の論理チャネルに分解して、各論理チャネルに含まれる各制御情報のうち制御情報比較部18が指定する制御情報を読み取り、制御情報比較部18へ送出する。その後、レイヤー1抽出部17aは入力した応答信号bに対して、所定のレイヤー1処理を実施したのち、レイヤー2抽出部19aへ送出する。
レイヤー2抽出部19aは入力した応答信号bの各論理チャネルに含まれる各制御情報のうち制御情報比較部18が指定する制御情報を読み取り、制御情報比較部18へ送出する。その後、レイヤー2抽出部19aは入力した応答信号bに対して、所定のレイヤー2処理を実施したのち、レイヤー3抽出部20aへ送出する。
レイヤー3抽出部20aは入力した応答信号bの各論理チャネルに含まれる各制御情報のうち制御情報比較部18が指定する制御情報を読み取り、制御情報比較部18へ送出する。その後、レイヤー3抽出部20aは入力した応答信号bに対して、所定のレイヤー3処理を実施したのち、試験実行部11へ送出する。
一方、基準端末3からの応答信号b1を受信した受信部16bは、応答信号b1をベースバンド信号に変換して、レイヤー1抽出部17bへ送出する。レイヤー1抽出部17bは入力した応答信号b1を元の複数の物理チャネル及び複数の論理チャネルに分解して、各論理チャネルに含まれる各制御情報のうち制御情報比較部18が指定する制御情報を読み取り、制御情報比較部18へ送出する。その後、レイヤー1抽出部17bは入力した応答信号b1に対して、所定のレイヤー1処理を実施したのち、レイヤー2抽出部19bへ送出する。
レイヤー2抽出部19bは入力した応答信号b1の各論理チャネルに含まれる各制御情報のうち制御情報比較部18が指定する制御情報を読み取り、制御情報比較部18へ送出する。その後、レイヤー2抽出部19bは入力した応答信号b1に対して、所定のレイヤー2処理を実施したのち、レイヤー3抽出部20bへ送出する。
レイヤー3抽出部20bは入力した応答信号b1の各論理チャネルに含まれる各制御情報のうち制御情報比較部18が指定する制御情報を読み取り、制御情報比較部18へ送出する。その後、レイヤー3抽出部20bは入力した応答信号b1に対して、所定のレイヤー3処理を実施したのち、試験実行部11へ送出する。
試験実行部11は、被試験端末2、基準端末3からの応答信号b、b1の入力を確認すると、次の試験信号aを作成して、被試験端末2、基準端末3へ送信する。
このような手順で、被試験端末2、基準端末3に同一の試験信号aを送出して、被試験端末2、基準端末3からの応答信号b、b1を入力する移動通信端末試験装置1において、初期設定部22は、表示器23に、図7に示す比較項目初期設定画面24を表示し、操作者に大まかな設定を促す。
この実施形態においては、時刻情報、図5に示すSDCCHのレイヤー3の「呼確認」における3個の必須項目6、1個の条件項目7、及び5個の選択項目8のうち少なくとも1個の選択項目8が選択されていることを示す。
なお、この実施形態においては、図4(a)に示すSACCHのレイヤー1のヘッダー部に設定されている各制御情報と、図4(b)に示すSACCHのレイヤー2のヘッダー部に設定されているアドレス領域等の各制御情報とは設定されていない。比較項目初期設定画面24の設定情報は、比較項目選択設定部25へ送出される。
選択項目設定部26は、初期設定部22でレイヤー3の選択項目8が選択された場合、表示器23に図8に示す選択項目設定画面27を表示して、操作者に選択設定を促す。この実施形態においては、図6に示す5個の選択項目8のうち、移動機の状況以外の4個の選択項目8が選択設定されている。この選択項目8の選択設定結果は比較項目選択設定部25へ送出される。
比較項目選択設定部25は、初期設定部22、選択項目設定部26で選択設定された比較すべき各制御情報、各項目を制御情報比較部18へ送出する。
制御情報比較部18は、各レイヤー抽出部17a、17b、19a、19b、20a、20bに対して抽出(比較)すべき各制御情報、各項目を予め指定しておく。そして、制御情報比較部18は、応答信号bの各レイヤー抽出部17a、19a、20aで抽出した各制御情報と、応答信号b1の各レイヤー抽出部17b、19b、20bで抽出した各制御情報と比較して、一致・不一致の比較結果を得て判定結果編集部28へ送出する。
なお、各応答信号b、b1の各通信レイヤーに関する各制御情報は数字又はコードで示されるので、試験規格メモリ21に記憶されている携帯電話プロトコル規格に基づく制御情報に関する内容を用いて、この移動通信端末試験装置1の操作者に理解できる比較結果に変換して、判定結果編集部28へ送信する。
重要度設定部29は、表示器23に図9に示す重要度設定画面30を表示して、前述した各制御情報の各項目に不一致が生じた場合における重要度の設定を操作者に促す。具体的には、基準端末3の制御情報に対して不一致の場合、誤動作等の重大な事態になる可能性がある制御情報に対して「エラー」とし、不一致の場合であっても、誤動作等の重大な事態になる可能性がない制御情報に対して「警告」とする。
さらに、図9に示すように、前述した携帯電話プロトコル規格において、予め設定されている規格準拠30aか、操作者(ユーザ)設定30bを選択可能である。さらに各制御情報毎に「エラー」又は「警告」を設定可能である。
判定結果表示色設定部31は表示器32は、図10に示す判定結果表示設定画面32を表示器23に表示する。この実施形態においては、不一致で「警告」の場合の場合「黄」、一致で「エラー」の場合の場合「赤」を設定する。判定結果表示色設定部31は、設定された表示色を判定結果編集部28へ送出する。
判定結果編集部28は、制御情報比較部18から順次入力される各制御情報の比較結果を重要度及び表示色で編集して、表示器23に図11に示す試験結果33として表示する。図11の左側に、基準端末3の応答信号b1のRACHのレイヤー3の各制御情報の値を示す。図11の右側に、同一条件における被試験端末2の応答信号bのRACHのレイヤー3の各制御情報の値を示す。さらに、右端に、被試験端末2に対する綜合判定を示す。そして、端末(1)と端末(2)との2つの被試験端末2に対して試験を実施している。
この試験結果33によると、端末(1)の被試験端末2の時刻情報(Time12:34)は、基準端末3の時刻情報(Time12;45)に比較して、不一致であるが、この時刻情報は図9に示すように、「警告」の重要度であるので、この時刻情報(Time12:34)は「黄」色で表示されるのみである。さらに、確立通信種別は共に「b01111」で一致しているので問題はない。なお、ランダム値は端末毎に異なることは容認している。従って、この端末(1)の被試験端末2に対する総合判定は「合格」である。
一方、端末(2)の被試験端末2の時刻情報(Time23:45)は、基準端末3の時刻情報(Time23;56)に比較して、不一致であるので、警告の「黄」色で表示される。さらに、確立通信種別は「b01110」で、基準端末3の確立通信種別は「b01111」と不一致である。このRACHの確立通信種別は、図9に示すように、「エラー」の重要度であるので、この不一致の確立通信種別は「b01110」は「赤」色で表示される。従って、この端末(2)の被試験端末2に対する総合判定は「不合格」である。
このように、図11に示す試験結果33においては、被試験端末2に対する試験結果が基準端末3との対比で示され、かつ、重要な項目に不一致の異常が検出されると、「赤」色表示されるので、操作者は、試験結果を一目瞭然で把握できる。
図12は、この移動通信端末試験装置1の全体動作を示す流れ図である。先ず、試験実行部11を起動して、被試験端末2、基準端末3に対して最初の試験信号aとして、基地局の存在を示す情報を同報通信で送出する(ステップS1)。そして、被試験端末2、基準端末3の電源を投入すると(S2)、被試験端末2、基準端末3は、最初の試験信号aに対する応答信号として、図3に示すRACHのレイヤー3にチャネル要求の「確立通信種別」及び「ランダム値」を組込んだ応答信号b、b1を試験信号aの送信元の移動通信端末試験装置1宛に送信する。
被試験端末2,基準端末3のそれぞれから送信される「ランダム値」は、移動通信端末試験装置1からの、被試験端末2,基準端末3への使用チャネルの割当の際に使用される。
応答信号b、b1を受信した移動通信端末試験装置1は(S3)、レイヤー3抽出部20a、20bにて、チャネル要求の「確立通信種別」、「ランダム値」、「時刻情報」をそれぞれ読取り(S4)り、被試験端末2、基準端末3間で比較する(S5)。そして、比較結果を重要度を組込んで、図11に示す試験結果33の一部として表示器23に表示する(S6)。そして、重大エラーが存在すれば(S7)、不合格表示する(S8)。
試験実行部11は、応答信号b、b1のRACHのチャネル要求に対して、利用可能チャネルをAGCHに組込んで、第2の試験信号a(ダウンリンク方向)として、被試験端末2、基準端末3へ送出する(S9)。このとき、利用可能チャネルの割当の際には、前述のランダム値が使用されるので、試験実行部11は、被試験端末2、基準端末3それぞれのランダム値を用いて使用チャネルを割り当てる試験信号を2回送信する。
なお、被試験端末2、基準端末3のいずれか、もしくは両方をランダム値を任意に設定可能とし同一ランダム値とすることで、1回の試験信号により使用チャネルを割り当てるようにしてもよい。
使用チャネルが定まれば、移動通信端末試験装置1の試験実行部11と被試験端末2、基準端末3との間で1対1の通信を開始する(S10)。
そして、移動通信端末試験装置1の試験実行部11と被試験端末2、基準端末3との間で、音声通信の合間を縫ってSACCH等を用いて前述したレイヤー1、2、3の各通信に関する制御情報の送受信を実行する(S11)。被試験端末2、基準端末3から送信される応答信号b、b1のSACCH等の各制御情報をレイヤー1、レイヤー2,レイヤー3の順番で読取って行き(S12)、各レイヤーの制御情報の各項目毎に、比較判定を行い、比較判定結果を図11の試験結果33に追加表示していく(S13)。そして、重大エラーが存在すれば(S14)、最終の不合格判定とする(S15)。重大エラーが存在しなければ(S14)、最終の合格判定とする(S16)。
このように構成された第1実施形態の移動通信端末試験装置1においては、前述したように、被試験端末2に対する動作試験を実行するに際して、既に完成されて正常に動作する基準端末3を用い、同一の試験信号aを被試験端末2及び基準端末3に印加している。したがって、各応答信号b、b1の各通信レイヤーに関する制御情報は互いに等しい筈である。
したがって、これらの部分をそれそれ、比較して両者が一致すれば、被試験端末は試験に合格したことを意味する。また、不一致の場合は不合格の可能性がある。
したがって、被試験端末における詳細な仕様を試験プログラムに組込まなくても、被試験端末の有する各機能をより詳細に、かつより正確に把握することができる。
(第2実施形態)
図13は、本発明の第2実施形態に係わる移動通信端末試験装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態の移動通信端末試験装置1と同一部分には、同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
この第2実施形態の移動通信端末試験装置laにおいては、図1の第1実施形態の移動通信端末試験装置1における基準端末3が除去されていて、基準端末3の代替え機能を有する擬似基準端末40が移動通信端末試験装置la内に予め組込まれている。そして、この擬似基準端末40が試験対象の被試験端末2と動作上において、同一仕様になるように、擬似基準端末プログラムメモリ41に記憶された擬似基準端末プログラムによって、その動作が制御される。
そして、試験実行部11で作成指示された試験信号aは送信部15から被試験端末2及び擬似基準端末40に送出される。被試験端末2及び擬似基準端末40はそれぞれ応答信号b、b1を各受信部16a、16bへ送信する。
したがって、この第2実施形態の移動通信端末試験装置laは、先に説明した第1実施形態の移動通信端末試験装置lとほぼ同様の作用効果を奏することが可能である。
さらに、この第2実施形態の移動通信端末試験装置laにおいては、擬似基準端末40の仕様を任意に変更可能であるので、ハードウエア自体が実際になくとも、開発段階で基準となる仕様を設定しておき、開発過程の各被試験端末2の試験を容易に実施できる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。実施形態においては、GSM通信方式の被試験端末の試験を実施したが、W−CDMA通信方式等の他の通信方式の被試験端末に対する試験も実施することが可能である。
本発明の第1実施形態に係わる移動通信端末試験方法が適用される移動通信端末試験装置の概略構成を示すブロック図 GSM通信方式における各論理チャネルを示す図 GSM通信方式におけるRACCHのフォーマット図 GSM通信方式におけるSACCHのフォーマット図 GSM通信方式における呼確認メッセージのフォーマット図 GSM通信方式における呼確認メッセージに組込まれる制御情報の選択項目を示す図 第1実施形態の移動通信端末試験装置の表示器に表示された比較項目初期設定画面を示す図 同実施形態の移動通信端末試験装置の表示器に表示された選択項目設定画面を示す図 同実施形態の移動通信端末試験装置の表示器に表示された重要度設定画面を示す図 同実施形態の移動通信端末試験装置の表示器に表示された判定結果表示色設定画面を示す図 同実施形態の移動通信端末試験装置の表示器に表示された判定結果を示す図 同実施形態の移動通信端末試験装置の全体動作を示す流れ図 本発明の第2実施形態の移動通信端末試験装置の概略構成を示すブロック図
符号の説明
1,1a…移動通信端末試験装置、2…被試験端末、3…基準端末、4,5…信号線、6…必須項目、7…条件項目、8…選択項目、10…試験プログラム記憶部、11…試験実行部、12…レイヤー3作成部、13…レイヤー2作成部、14…レイヤー1作成部、15…送信部、16a,16b…受信部、17a,17b…レイヤー1抽出部、18…制御情報比較部、19a,19b…レイヤー2抽出部、20a,20b…レイヤー3抽出部、21…試験規格メモリ、22…初期設定部、23…表示器、25…比較項目選択設定部、26…選択項目設定部、28…判定結果編集部、29…重要度設定部、31…判定結果表示色設定部、33…試験結果、40…擬似基準端末、41…擬似基準端末プログラム

Claims (10)

  1. 試験プログラムに従って基地局から端末宛の試験信号を作成して被試験端末及び通信動作の比較の基準となる基準端末に送信する試験信号送信手段と、
    前記基準端末からの前記試験信号に応答する基地局宛の応答信号を受信してこの応答信号の各通信レイヤーに関する制御情報を前記それぞれの通信レイヤー毎に抽出する基準情報抽出手段と、
    前記被試験端末からの前記試験信号に応答する基地局宛の応答信号を受信してこの応答信号の各通信レイヤーに関する制御情報を前記それぞれの通信レイヤー毎に抽出する試験情報抽出手段と、
    この試験情報抽出手段で抽出された制御情報と前記基準情報抽出手段で抽出された制御情報との比較を行う比較手段と、
    この比較手段における比較結果に基づいて前記被試験端末の試験評価の判定を行う比較判定手段と
    前記試験情報抽出手段及び基準情報抽出手段で抽出する制御情報の一部の項目を操作指示に応じて選択する項目選択手段とを備え、
    前記試験情報抽出手段及び基準情報抽出手段にて各通信レイヤーから抽出する制御情報の項目は、予め定められている複数の必須項目と、前記項目選択手段にて選択された選択項目とを含み、
    前記比較手段は、前記制御情報の項目毎に前記比較を行って、一致または不一致の前記比較結果を得る
    ことを特徴とする移動通信端末試験装置。
  2. 前記通信動作の比較の基準となる基準端末は当該基準端末を疑似する疑似基準端末として装置内に組込まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の移動通信端末試験装置。
  3. 前記試験情報抽出手段及び基準情報抽出手段にて各通信レイヤーから抽出する制御情報の項目は、当該制御情報を抽出したときを示す時刻情報を含み、
    前記比較手段は、前記試験情報抽出手段で抽出された前記時刻情報と前記基準情報抽出手段で抽出された前記時刻情報との比較を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の移動通信端末試験装置。
  4. 前記制御情報の各項目毎に操作指示に基づいて重要度を設定する重要度設定手段を有し、
    前記被試験端末の比較判定手段は、前記各項目の比較結果と各項目の重要度に基づいて試験評価の判定を行い、
    前記重要度は、前記比較結果が不一致の場合に前記被試験端末を不合格と判定する第1の程度と、前記比較結果が不一致の場合に前記被試験端末を不合格と判定しない第2の程度とを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか記載の移動通信端末試験装置。
  5. 前記制御情報の各項目の抽出された情報を表示出力すると共に、比較結果が不一致の情報を該当項目に設定された重要度に応じた表示形態で表示器に表示出力する比較結果表示手段を備えたことを特徴とする請求項記載の移動通信端末試験層装置。
  6. 試験プログラムに従って試験信号を被試験端末及び通信動作の比較の基準となる基準端末に送信する試験信号送信段階と、
    前記基準端末からの前記試験信号に応答する基地局宛の応答信号を受信してこの応答信号の各通信レイヤーに関する制御情報を前記それぞれの通信レイヤー毎に抽出する基準情報抽出段階と、
    前記被試験端末からの前記試験信号に応答する基地局宛の応答信号を受信してこの応答信号の各通信レイヤーに関する制御情報を前記それぞれの通信レイヤー毎に抽出する試験情報抽出段階と、
    この試験情報抽出段階で抽出された制御情報と前記基準情報抽出段階で抽出された制御情報との比較を行う比較段階と、
    この比較段階における比較結果に基づいて前記被試験端末の試験評価の判定を行う比較判定段階と
    前記試験情報抽出段階及び基準情報抽出段階で抽出する制御情報の一部の項目を操作指示に応じて選択する項目選択段階とを備え、
    前記試験情報抽出段階及び基準情報抽出段階にて各通信レイヤーから抽出する制御情報の項目は、予め定められている複数の必須項目と、前記項目選択段階にて選択された選択項目とを含み、
    前記比較段階は、前記制御情報の項目毎に前記比較を行って、一致または不一致の前記比較結果を得る
    ことを特徴とする移動通信端末試験方法。
  7. 前記通信動作の比較の基準となる基準端末は当該基準端末を疑似する疑似基準端末として前記試験信号を送信する装置内に組込まれる
    ことを特徴とする請求項6記載の移動通信端末試験方法。
  8. 前記試験情報抽出段階及び基準情報抽出段階にて各通信レイヤーから抽出する制御情報の項目は、当該制御情報を抽出したときを示す時刻情報を含み、
    前記比較段階は、前記試験情報抽出段階で抽出された前記時刻情報と前記基準情報抽出段階で抽出された前記時刻情報との比較を行う
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の移動通信端末試験方法。
  9. 前記制御情報の各項目毎に操作指示に基づいて重要度を設定する重要度設定段階を有し、
    前記被試験端末の比較判定段階は、前記各項目の比較結果と各項目の重要度に基づいて試験評価の判定を行い、
    前記重要度は、前記比較結果が不一致の場合に前記被試験端末を不合格と判定する第1の程度と、前記比較結果が不一致の場合に前記被試験端末を不合格と判定しない第2の程度とを含む
    ことを特徴とする請求項6乃至8何れか記載の移動通信端末試験方法。
  10. 前記制御情報の各項目の抽出された情報を表示出力すると共に、比較結果が不一致の情報を該当項目に設定された重要度に応じた表示形態で表示器に表示出力する比較結果表示段階を備えたことを特徴とする請求項9記載の移動通信端末試験方法。
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