JP4990325B2 - 導電性ボール搭載方法及び装置 - Google Patents

導電性ボール搭載方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4990325B2
JP4990325B2 JP2009132555A JP2009132555A JP4990325B2 JP 4990325 B2 JP4990325 B2 JP 4990325B2 JP 2009132555 A JP2009132555 A JP 2009132555A JP 2009132555 A JP2009132555 A JP 2009132555A JP 4990325 B2 JP4990325 B2 JP 4990325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive ball
substrate
container
ball
conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009132555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009200527A (ja
Inventor
秀明 坂口
清明 飯田
和男 田中
光敏 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority to JP2009132555A priority Critical patent/JP4990325B2/ja
Publication of JP2009200527A publication Critical patent/JP2009200527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4990325B2 publication Critical patent/JP4990325B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

本発明は、導電性ボールの基板への搭載方法と搭載装置に関し、より詳しく言えば、基板(例えば、配線基板、パッケージ基板、ウエハなど)に設けた外部接続用のパッドに導電性ボールを搭載する方法及び装置に関する。
配線基板あるいはウエハなどの基板に形成したパッドに、ほかの電子部品などとの接続用のはんだバンプを形成する場合、従来は印刷によりパッド上にはんだペーストを転写し、加熱により半球状のバンプにしていた。電子部品類の高密度化に伴いパッドのピッチが狭くなるにつれて、この方法では隣接バンプどうしがブリッジにより短絡されてしまうなどの問題が顕在化してきた。印刷法でのバンプの形成は、200μm程度のバンプピッチが限界とされている。
より狭いピッチでバンプを形成する場合、前もって球状に形成したはんだボールを利用する技術が用いられている。この技術によれば、例えば特許文献1に記載されたように、基板の各パッドに対応する位置にはんだボール1個が入る貫通孔を有するメタルマスクを位置合せして基板に重ね、マスク上に載せた多数のはんだボールをその貫通孔に1個ずつ落とし込んで、パッドに予め塗布されたフラックスに付着させ、マスク上の余分なはんだボールをスキージで除去後にマスクを取り除くことで、基板にはんだボールを搭載する。
一方、本願の発明者らは、各パッドに対応する位置にはんだボール1個が入る貫通孔を有するメタルマスクを重ねたはんだボール搭載面を下向きにした基板の下に、はんだボールを入れた容器を配置し、容器の底部にあけた孔から空気を吹き出す、あるいは容器に振動を加えることにより浮上したはんだボールをマスクの貫通孔を通して、パッドに予め塗布されたフラックスに付着させ、その後マスクを取り除くことで、基板にはんだボールを搭載する技術を開発し、これについて特許出願した(特許文献2)。
特開平11−297886号公報 特願2007−57785号明細書
200μm以下のような狭ピッチのパッドの基板にバンプ形成用のはんだボールなどの導電性ボールを搭載するのに、上述のメタルマスクの貫通孔に1個ずつボールを落とし込む技術による場合は、落とし込みによるパッド上へのボールの配置と、マスク上に残ったボールの除去を、別々の工程で行う必要があり、搭載作業に要する時間が長くなるのが難点である。また、マスク上に残ったボールを除去する際に、マスクとの摩擦のためにボール表面に傷が付きやすく、そうするとボールが酸化しやすくなって、回収したボールを再利用するのに支障を生じる問題もある。
空気の吹き出しによりボールを浮上させる技術を用いた場合には、吹き出す空気の勢いを強くするとボールが容器の外に飛出してしまうため、ボールを高密度に一度に浮上させることが難しい。そのため、この場合にはボールの搭載率の向上が求められている。
振動によるボールの浮上を利用する場合は、ボールは均一に浮上するが、高密度のパッドパターンになると、浮上したボールどうしが衝突して所定のパッドにうまくボールを供給できないという問題がある。また、容器内のボールの量を増加させると、ボールが浮上しなくなるという問題もある。
このように、狭ピッチのパッドの基板にはんだボールなどの導電性ボールを搭載する従来の技術では、搭載時間の短縮、搭載率の向上、搭載されずに回収したボールの簡単な再利用の必要性を同時に満たすことができなかった。
本発明の目的は、これらの必要性を同時に満たすことができる、狭パッドピッチ基板への導電性ボールの効率的な搭載を可能にする方法と装置を提供することである。
本発明の導電性ボール搭載方法は、パッドを備えた基板に導電性ボールを搭載する方法であって、粘着剤を塗布したパッドを有する基板を、該パッドの面を下向きにして、導電性ボールを入れた、上部が開放の容器の上方に配置する工程、前記容器を上方へ所定のストロークで移動させて急上昇させることにより、容器内の導電性ボールを一括して上方へ投げ出して、パッドに塗布した粘着剤に付着させる工程、全てのパッドの粘着剤に導電性ボールが付着するまで、投げ出しにより導電性ボールを付着させる前記工程を繰り返す工程、により導電性ボールを基板に搭載すると共に、前記基板は後工程で切り離される複数の個別基板の集合体として作製されたものであって、導電性ボール収容容器は該個別基板の面積に相当する大きさを有し、導電性ボールの搭載を個別基板ごとに行うことを特徴とする。
容器の移動ストロークは0.5〜1000mm、好ましくは10〜50mmとすることができ、導電性ボールの投げ上げの周期は1秒間に0.01〜20回、好ましくは1秒間に0.1〜10回とすることができる。
容器の移動ストロークは0.5〜1000mm、好ましくは10〜50mmとすることができ、導電性ボールの投げ上げの周期は1秒間に0.01〜20回、好ましくは1秒間に0.1〜10回とすることができる。
各パッドに対応する位置に導電性ボール1個が入る貫通孔を有するマスクを使用してもよい。マスクを使用する場合、それは基板の導電性ボールを搭載する面に重ねて使用するのが好ましい。
前記各工程を、減圧下、あるいは不活性ガスが充填された雰囲気下で行う。また、基板を、導電性ボールの投げ上げ動作に合わせて上下動させる。
基板への導電性ボールの搭載完了後に、該基板上に残った導電性ボールを、該基板への空気の吹き付け、吸着ヘッドによる吸引、又は刷毛による払い落とし、により除去することを特徴とする。
本発明の導電性ボール搭載装置は、パッドを備えた基板に導電性ボールを搭載する装置であって、上部を開放した、導電性ボール収容容器、フラックスなどの粘着剤を塗布したパッドを有する基板を、該パッドの面を下向きにして、前記導電性ボール収容容器の上方で保持する基板保持装置、前記導電性ボール収容容器を上方へ所定のストロークで移動させて急上昇させることにより、該容器内の導電性ボールを一括して上方へ投げ上げて、基板のパッドに塗布した粘着剤に付着させるための導電性ボール投げ上げ装置、を具備すると共に、前記基板は後工程で切り離される複数の個別基板の集合体として作製されたものであって、前記導電性ボール収容容器は該個別基板の面積に相当する大きさを有し、前記導電性ボール投げ上げ装置は、導電性ボールの搭載を個別基板ごとに行うことを特徴とする。
導電性ボール投げ上げ装置が0.5〜1000mmのストロークで前記容器を移動させる。また、導電性ボール投げ上げ装置が1秒間に0.01〜20回の周期で前記容器を移動させる。更にまた、前記導電性ボール投げ上げ装置を複数設け、交互に投げ上げ動作を行わせるようにしてもよい。
本発明によれば、基板に導電性ボールを短い所要時間で、且つ向上した搭載率で、搭載することが可能になる。また、ボールの搭載にマスクを使用した場合、マスク上にボールが付着して残ることがあっても、ボールはマスクの下面に付着しているので、簡単に除去して再利用可能である(メタルマスク貫通孔への落とし込みによりボールを搭載する従来法の場合、ボールはマスクの上面を擦過して回収されるため、表面に傷が付きやすく、傷の部分で酸化し易いことが、回収したボールの再利用を妨げる要因となっている)。
本発明では、粘着剤を塗布したパッドを下向きにして配置した基板に、導電性ボールを下方から投げ上げることにより供給し、導電性ボールを粘着剤に付着させることにより、基板への導電性ボールの搭載を行う。粘着剤としては、フラックスや接着剤、導電性ペースト等を用いることができる。以下においては、粘着剤の一例としてフラックスを使用して、本発明を説明することにする。
導電性ボールを搭載する基板は、搭載した導電性ボールから形成したバンプを利用して外部回路へ接続される各種の基板でよい。このような基板の例として、配線基板、パッケージ基板、ウエハなどを挙げることができる。また、パッケージ基板には、ボールグリッドアレイ(BGA)パッケージなども含まれる。
基板は、所定のパターンで形成したパッドを有し、パッドの上面にフラックスが塗布される。パッドパターンのピッチは特に限定されないが、本発明では、200μm以下の狭いピッチにも対応可能であり、例えばパッドピッチが100〜200μm程度の基板に導電性ボールを効率よく搭載することができる。フラックスは、搭載する導電性ボールの種類に応じたものが使用される。
図1に、本発明により導電性ボールを搭載する基板の例を示す。この図の基板は、後に切り離される複数(この図では3つ)の個別の基板10の集合体として作製されている。個別の基板10は、本発明により導電性ボールを搭載して加熱(リフロー)した後、図中のAで示した破線の箇所で切り離される。各個別基板10は、コア基板11の上面と下面にそれぞれ形成した上部配線12a及び下部配線12bを有し、上部配線12aと下部配線12bは、コア基板11を貫通するビア13で接続されている。上部配線12a及び下部配線12bは、その一部分として、外部接続のためのパッド14a、14bを含んでいる。パッド14a、14bの部分を除いて、上部配線12a、下部配線12bはソルダレジスト層15a、15bにより覆われている。本発明により導電性ボール20を搭載する下部配線のパッド14bの表面に、フラックス18が塗布されている。
基板に搭載する導電性ボールの代表例は、はんだボールである。とは言え、本発明では、それ以外の導電性ボールとして、例えば樹脂のコア材をはんだ材料で被覆したものなどを使用することも可能である。
次に、図面を参照して、本発明による基板への導電性ボールの搭載を説明する。ここでは、先に図1を参照して説明した両面に配線を形成した基板の片面に、導電性ボールを搭載する例を説明するが、以下で参照する図においては、簡単にするため、ボール搭載面(下面)に形成した配線12bとパッド14b、ソルダレジスト層15b、パッド14b上のフラックス18のみを図示し、そのほかの部材は図示を割愛する。また、以下の説明で参照する図には、導電性ボール搭載後に切り離す個別の基板を2つ有する基板を示すことにする。
図2(a)に示したように、2つの個別基板10が一緒になった被処理基板に、各パッド14bに対応する位置に導電性ボール1個が入る貫通孔25を有するマスク21を位置合せして重ね、マスク21を重ねた側を下向きにして、基板を保持装置31により保持する。基板保持装置31は、吸着や、機械的な保持手段(例えばクランプなど)によって、上方から基板を保持することができる。
保持装置31で保持した基板を、導電性ボール22を収容し、上部を開放した導電性ボール収容容器32の上方に配置する。図示した導電性ボール収容容器32は、上部の開放面積が1つの個別基板10の面積に相当するように設計して、各個別基板10ごとに導電性ボールを搭載するように作製されているが、複数の個別基板、あるいは集合体の全ての個別基板に同時にボールを搭載するように設計することも可能である。
導電性ボール収容容器32は、個別基板10のパッド12bの表面のフラックス18に付着するようボール22を供給するために、ボール22を上方へ投げ上げるための導電性ボール投げ上げ装置33に連結している。
次いで、図2(b)に示したように、投げ上げ装置33を作動させて容器32を急上昇させ、投げ上げストロークの上端に達したところで、容器32からボール22を上方へ投げ出すようにする。投げ出されたボール22の一部がマスク21の貫通孔25に入り込み、フラックス18に付着する。投げ上げ装置33が下降動作に移行することで、容器32は下向きに移動し、その容器32内に、フラックス18に付着しなかったボール22が落下して戻る。この操作を、全ての貫通孔25内にボール22が入り込んでフラックス18に付着するまで繰り返す。続いて、もう一つの個別基板10について、やはり全ての貫通孔25内にボール22が入り込んでフラックス18に付着するまで、ボールの投げ上げを繰り返す。
導電性ボール22の搭載は、導電性ボール22の融点以下(通常は常温)にて行う。
基板の保持装置31、導電性ボール収容容器32、導電性ボール投げ上げ装置33を含めたボール搭載装置は、大気中に置くことができる。ボール搭載装置は、減圧下、あるいは不活性ガスが充填された雰囲気下に置いてもよく、それにより基板へのゴミの付着、パッド又は導電性ボールの酸化を防止することができる。
基板を保持した保持装置31は、ボール22が基板10にぶつかるときの衝撃をやわらげるように、投げ上げ装置33によるボール22の投げ上げ動作に合わせて上下動させてもよい。これにより、基板10又は導電性ボール22の破損を防止することができる。
図2(a)、2(b)には1つの投げ上げ装置33だけを示しているが、ボールを搭載する1つの基板10に対しボール投げ上げ装置33を複数設けて、交互に投げ上げ動作を行ってもよい。これにより、生産効率を高めることができる。
投げ上げによる導電性ボール搭載の過程で、フラックス18に付着しなかったボール22は落下して容器32へ戻るが、一部のボール22が、図3に示したようにマスク21上に残ることがある。場合により、ボール22は基板10に付着して残ることもある。マスク21や基板10上に残ったボール22は、全ての個別基板10へのボールの搭載完了後に、一括して除去することができる。そのためには、マスク又は基板上のボールを、空気を吹き付けて飛ばす、吸着ヘッドで吸引して取り除く、刷毛で払い落とす、といった方法を利用することができる。あるいは、保持装置31(図2(a)、2(b))、基板10、マスク21のいずれかに衝撃を加え、マスク21又は基板10に付着した余剰ボールを落とすことにより除去してもよい。
本発明で用いる、容器32を所定のストロークで上下方向に移動させることで導電性ボールの投げ上げを可能にする導電性ボール投げ上げ装置33は、例えば、カム機構や、ピストン運動を可能にするシリンダーを利用することにより、ボールの投げ上げを可能にする。ボールの投げ上げのため容器32を移動させる投げ上げ装置33のストロークが長いと動作時間が長くなって生産効率が低下し、ストロークが短いとボールが十分な高さまで上がらない。そのため、投げ上げ装置33のストロークは、一般には0.5〜1000mm、好ましくは10〜50mmとすることができる。投げ上げ装置33による投げ上げ動作の周期が長いと動作時間が長くなって生産効率が低下し、周期が短いと装置の負荷(パワー)が大きくなる。そのため、投げ上げ装置33による投げ上げ動作の周期は、一般には1秒間に0.01〜20回(0.01〜20Hz)、好ましくは1秒間に0.1〜10回(0.1〜10Hz)とすることができる。このような投げ上げ動作によって、容器32内のボール22を一括して基板に向け上方に供給することができる。このため、パッドを高密度パターンで形成した基板であっても、導電性ボールを短時間で搭載することができる。
それに対し、特許文献2に記載のようにボールを入れた容器に振動を加えてボールを浮上させることで基板にボールを搭載する場合、一般に、振動の周期は100〜150Hz程度、振幅は150μm未満である。ボールは、ランダムな動きをして均一に浮上するが、浮上したボールどうしの衝突が起きるため、高密度のパッドパターンになると所定のパッドにうまくボールを供給するのが困難になる。また、容器内のボールの量を増加させると、ボールを浮上させることができなくなってしまう。
先に説明した例では、投げ上げたボール22が各パッド14bのフラックス18に付着するのをより確実にする目的で、各パッド14bに対応する位置に導電性ボール1個が入る貫通孔25を有するマスク21を基板に位置合せして重ねて使用した。マスク21は、基板10から離間させて設置してもよい。この場合は、基板10との相対的な位置がずれないように、マスク21は基板10又は保持装置31(図2(a)、2(b))に固定する。場合によっては、このようなマスクは、導電性ボール収容容器32側に設けることも可能である。マスク21を設けた導電性ボール収容容器32を用いて基板10に導電性ボールを搭載する例を、図4(a)、4(b)に示す。また、マスクの使用を省くことも可能である。
ボールを搭載した基板をボール搭載装置から取り出し、ボールのリフロー処理を行う。リフロー処理により加熱されることで、ボールが溶融してパッドに固定される。
以下に示す例により、本発明を更に説明する。
〔比較例〕
150μmのピッチで直径90μmのパッド(フラックスを塗布したもの)を4000個設けた配線基板に、特許文献2に記載された振動によりボールを浮上させて基板に搭載する方法を用いて、直径60μm、80μm、100μmの3種類のSn/Agはんだボールを搭載した。搭載時には、はんだボールの各直径に応じて、開口径がそれぞれ80μm、100μm、120μmのマスクを、基板の搭載面に重ねて使用した。はんだボールを入れた容器を100Hz、100μmの振幅で10秒間振動させて基板にボールを搭載した後に、ボールが搭載されなかった(ボールがフラックスに付着しなかった)パッドの数を調べた。
〔実施例〕
本発明に従ってはんだボールを上方へ投げ上げることで基板に搭載したことを除いて、比較例と同じ実験を繰り返した。はんだボールの投げ上げは、1秒間に2回(2Hz)の周期、及び20mmのストロークで行った。投げ上げを行った時間は、比較例と同じ10秒間であった。
比較例と実施例の結果を表1に示す。
Figure 0004990325
この結果から明らかなように、本発明によれば、短い時間で、確実に、導電性ボールを基板に搭載することができる。
導電性ボールを搭載する基板の例を説明する模式図である。 本発明による基板への導電性ボール搭載の例を説明する図である。 導電性ボール搭載後にマスク上に残ったボールを説明する図である。 本発明による基板への導電性ボール搭載のもう一つの例を説明する図である。
10 基板
11 コア基板
12a 上部配線
12b 下部配線
13 ビア
14a、14b パッド
15a、15b ソルダレジスト層
18 フラックス(粘着剤)
20、22 導電性ボール
21 マスク
25 マスクの貫通孔
32 導電性ボール収容容器
33 導電性ボール投げ上げ装置

Claims (12)

  1. パッドを備えた基板に導電性ボールを搭載する方法であって、
    粘着剤を塗布したパッドを有する基板を、該パッドの面を下向きにして、導電性ボールを入れた、上部が開放の容器の上方に配置する工程、
    前記容器を上方へ所定のストロークで移動させて急上昇させることにより、容器内の導電性ボールを一括して上方へ投げ出して、パッドに塗布した粘着剤に付着させる工程、
    全てのパッドの粘着剤に導電性ボールが付着するまで、投げ出しにより導電性ボールを付着させる前記工程を繰り返す工程、により導電性ボールを基板に搭載すると共に、
    前記基板は後工程で切り離される複数の個別基板の集合体として作製されたものであって、導電性ボール収容容器は該個別基板の面積に相当する大きさを有し、導電性ボールの搭載を個別基板ごとに行うことを特徴とする導電性ボール搭載方法。
  2. 前記容器の移動ストロークを0.5〜1000mmとする、請求項1記載の導電性ボール搭載方法。
  3. 前記導電性ボールの投げ上げの周期を1秒間に0.01〜20回とする、請求項1又は2記載の導電性ボール搭載方法。
  4. 各パッドに対応する位置に導電性ボール1個が入る貫通孔を有するマスクを使用する、請求項1から3までのいずれか一つに記載の導電性ボール搭載方法。
  5. 前記マスクを前記基板の導電性ボールを搭載する面に重ねて使用する、請求項4記載の導電性ボール搭載方法。
  6. 前記各工程を、減圧下、あるいは不活性ガスが充填された雰囲気下で行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の導電性ボール搭載方法。
  7. 基板を、導電性ボールの投げ上げ動作に合わせて上下動させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の導電性ボール搭載方法。
  8. 基板への導電性ボールの搭載完了後に、該基板上に残った導電性ボールを、該基板への空気の吹き付け、吸着ヘッドによる吸引、又は刷毛による払い落とし、により除去することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の導電性ボール搭載方法。
  9. パッドを備えた基板に導電性ボールを搭載する装置であって、
    上部を開放した、導電性ボール収容容器、
    粘着剤を塗布したパッドを有する基板を、該パッドの面を下向きにして、前記導電性ボール収容容器の上方で保持する基板保持装置、
    前記導電性ボール収容容器を上方へ所定のストロークで移動させて急上昇させることにより、該容器内の導電性ボールを一括して上方へ投げ上げて、基板のパッドに塗布した粘着剤に付着させるための導電性ボール投げ上げ装置、を具備すると共に、
    前記基板は後工程で切り離される複数の個別基板の集合体として作製されたものであって、前記導電性ボール収容容器は該個別基板の面積に相当する大きさを有し、前記導電性ボール投げ上げ装置は、導電性ボールの搭載を個別基板ごとに行うことを特徴とする導電性ボール搭載装置。
  10. 導電性ボール投げ上げ装置が0.5〜1000mmのストロークで前記容器を移動させる、請求項9記載の導電性ボール搭載装置。
  11. 導電性ボール投げ上げ装置が1秒間に0.01〜20回の周期で前記容器を移動させる、請求項9又は10記載の導電性ボール搭載装置。
  12. 前記導電性ボール投げ上げ装置を複数設け、交互に投げ上げ動作を行わせることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の導電性ボール搭載装置。
JP2009132555A 2007-07-18 2009-06-01 導電性ボール搭載方法及び装置 Active JP4990325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009132555A JP4990325B2 (ja) 2007-07-18 2009-06-01 導電性ボール搭載方法及び装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187229 2007-07-18
JP2007187229 2007-07-18
JP2009132555A JP4990325B2 (ja) 2007-07-18 2009-06-01 導電性ボール搭載方法及び装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008179477A Division JP4357580B2 (ja) 2007-07-18 2008-07-09 導電性ボール搭載方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009200527A JP2009200527A (ja) 2009-09-03
JP4990325B2 true JP4990325B2 (ja) 2012-08-01

Family

ID=40444492

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008179477A Active JP4357580B2 (ja) 2007-07-18 2008-07-09 導電性ボール搭載方法及び装置
JP2009132555A Active JP4990325B2 (ja) 2007-07-18 2009-06-01 導電性ボール搭載方法及び装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008179477A Active JP4357580B2 (ja) 2007-07-18 2008-07-09 導電性ボール搭載方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP4357580B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6605397B2 (ja) * 2016-06-03 2019-11-13 新光電気工業株式会社 導電性ボール搭載装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0817178B2 (ja) * 1988-10-12 1996-02-21 富士通株式会社 はんだバンプの形成方法
US6595408B1 (en) * 1998-10-07 2003-07-22 Micron Technology, Inc. Method of attaching solder balls to BGA package utilizing a tool to pick and dip the solder ball in flux prior to placement
JP2000332043A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Hitachi Via Mechanics Ltd 導電性ボール搭載装置における導電性ボールの供給装置
JP2001338942A (ja) * 2000-03-22 2001-12-07 Ueno Seiki Kk 微小金属球の吸着整列方法及びその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009200527A (ja) 2009-09-03
JP4357580B2 (ja) 2009-11-04
JP2009044140A (ja) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4393538B2 (ja) 磁性はんだボールの配列装置および配列方法
US7781232B2 (en) Method to recover underfilled modules by selective removal of discrete components
EP2019576A2 (en) Apparatus and method of mounting conductive ball
JP4990325B2 (ja) 導電性ボール搭載方法及び装置
US8299628B2 (en) Conductive ball mounting apparatus having a movable conductive ball container
JP5202353B2 (ja) 導電性ボール搭載方法及び装置
JP3779490B2 (ja) バンプ形成方法
KR101128645B1 (ko) 솔더 볼 실장용 마스크 프레임 장치
JP3526738B2 (ja) 球状はんだの搭載装置および搭載方法
JP5121621B2 (ja) 基板の製造方法
JP4974818B2 (ja) 基板の製造方法及び基板の製造装置
JP2003266629A (ja) 印刷方法、印刷装置、及び半導体装置
KR101069973B1 (ko) 범프 형성 장치 및 이를 이용한 범프 형성 방법
JP3642320B2 (ja) めっき処理方法およびその装置
JP4836888B2 (ja) 導電性ボール搭載方法
JP3937264B2 (ja) 球状はんだの搭載方法およびその装置
JP4872706B2 (ja) はんだ接着材料及びはんだ供給方法
KR101189425B1 (ko) 솔더 범프 형성 장치 및 이를 이용한 솔더 범프 형성 방법
JP2006120695A (ja) はんだボールの製造方法
JP2006074000A (ja) 半田ボール搭載装置及び半田ボール搭載方法
JP2004266164A (ja) 実装部品の実装方法
JP2008159648A (ja) フラックス転写装置及び半導体装置の製造方法
JP2006272970A (ja) 印刷マスクの清掃方法
WO2008114465A1 (en) Method of forming solder bumps and solder bump-forming assembly
JP2006165374A (ja) 少なくとも一つのはんだバンプをプリント回路基板上に埋め込む方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4990325

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3