JP4989679B2 - 電動送風機、電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、例えば、電気掃除機に搭載するインバータ駆動の電動送風機に関するものである。
従来、電動送風機を減速もしくは停止させる先行技術は多く見られる。特許文献1には過電流値と過電流時間とで異常電流を判別し、電流を遮断することが記載されている。また特許文献2には従来の技術に床ノズルのモータの電流が設定値を設定時間以上越えたときに給電オフ、すなわち電流と時間の関係に応じて停止させること、また検出電流値が設定値を超えたときに停止することが記載されている。
特開2002-159195(図6ほか) 特開1992-244123(請求項1ほか)
従来の電動送風機を搭載した製品、例えば電気掃除機には掃除を開始と終了する際に使用する電源オンオフスイッチなどは設けられているが、電気掃除機が異物、例えば、衣類、ビニール、紙など、を誤って吸込んだ場合、掃除機を電源オフにしても電動送風機の慣性モーメントが大きくなかなか回転を停止しないため、異物を丸ごと吸込んでしまいホースなどからの除去に手間取る、集塵室から除去する際に折角集めたごみなども一緒に外へ出してしまうなどという問題があった。また高速回転モータを使用する電動送風機の通風回路が異物により遮蔽される、あるいは異物を噛み込むなどを起こした場合は急速に停止しないと電動機に流れる電流値が増加して、過電流遮断値を超えることで電動機の緊急停止に陥る可能性がある。また、永久磁石を使用した電動機(たとえば、ブラシレスDCモータなど)に大きな電流が流れると永久磁石の磁力を弱めて性能が劣化する問題があった。また、異物の噛み込みにより電動機の負荷増加に伴い、消費電力が大きくなり、実使用上の省エネ性能の低下を招く問題もあった。
本発明は、例えば電気掃除機においては異物の吸い込みなどによる急な負荷変動が生じた場合に電動送風機を減速、停止、逆回転命令などに基づき、または検出した負荷の単位時間変化に基づいて急速に減速、停止、逆回転などさせて取り扱いが簡単で信頼性の高い装置を得ることを目的とする。
本発明に関する電動送風機は、空気を吸込み吹き出す送風ファンを回転駆動する電動機と、電動機に印加する交流電圧をインバータのスイッチング素子を制御して電動機の速度を変化させるインバータ制御装置と、インバータ制御装置、または電動機の近傍に設けられ電動機の負荷を検出する負荷検出手段と、インバータ制御装置に設けられ電動機を減速ないし停止する指令を受けて電動機を減速ないし停止させる減速停止手段と、を備え、負荷検出手段はインバータの電源側もしくは電動機に流れる電流、またはインバータの電源側もしくは電動機が消費する電力、またはインバータに印加する直流電圧、または電動機の回転数もしくは位置、または電動機のトルクを検出し、インバータ制御装置は負荷検出手段の検出値の単位時間変化に基づいて減速停止手段により電動機を減速ないし停止させ、減速停止手段はインバータの上アームおよび下アームのスイッチング素子をオンオフさせる間欠短絡動作にて減速させるとともに、この間欠短絡動作時にオン時間を徐々に長くしていくものである。
本発明に関わる電動送風機は、異物噛み込みや、異物吸い込み時などにかかる異常な負荷を検出し軽減することで品質および信頼性を向上させるとともに、利用者にとって使い勝手が良く、無駄な消費電力を削減できる装置を得るものである。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の構成図。 本発明の実施の形態1における電気掃除機本体の構成図。 本発明の実施の形態1における電動送風機の断面図。 本発明の実施の形態1における送風ファンの一例である軸流ファン説明図。 本発明の実施の形態1における送風ファンの一例である遠心ファン説明図。 本発明の実施の形態1における駆動回路の構成図。 本発明の実施の形態1におけるコンバータ回路の構成図。 本発明の実施の形態1におけるインバータ回路の構成図。 本発明の実施の形態1における減速停止動作シーケンス説明図。 本発明の実施の形態1における三相短絡動作の説明図。 本発明の実施の形態1における間欠短絡動作の説明図。 本発明の実施の形態1における突入電流抑制効果の説明図。 本発明の実施の形態1における逆回転動作シーケンス説明図。 本発明の実施の形態1における逆回転動作の説明図。 本発明の実施の形態1における軸流ファン特性の説明図。 本発明の実施の形態1における遠心ファン特性の説明図。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に関わる電気掃除機を示す。床ノズル10、操作ステック15a、操作部15b、ホース20、電気掃除機本体25の内部は全て連通した形状となっている。図2は電機掃除機本体25内部を示しており、集塵室30、集塵フィルタ40、電動送風機50、駆動回路室60、排気フィルタ70により構成される。
床ノズル10は、回転式のノズルブラシ(記載せず)があり、塵埃を吸い込み易くする機構を有し、吸い込んだ塵埃は筒状の操作ステック15a、操作部15bを通り、電気掃除機本体25内の集塵室30に紙フィルタ方式やサイクロン方式により塵埃と空気とに分離して溜められる。集塵室30の排気側には集塵フィルタ40があり、細かな塵埃などが電動送風機内に進入しないような構成となっている。
電動送風機50は図3に示すように永久磁石を使用したロータ100とステータ110を組み合わせたブラシレスDCモータ90と送風ファン120により構成される。この送風ファン120はブラシレスDCモータ90のロータ100の軸に取り付けられた構造となっている。送風ファン120の形状としては、図4に示す軸方向に風の流れを発生させる羽根125aの形状を持つ軸流ファン120a、図5に示す遠心方向に風の流れを発生させる羽根125bの形状を持つ遠心ファン120bなどが一般的に用いられる。
軸流ファン120aを用いた電動送風機において、同一回転数条件では定格負荷が大きくなるにつれてモータの入力電力が大きくなる特性を有する。このため、通風回路が遮蔽されインバータ制御により同一回転で運転を続け負荷が大きくなる場合、緊急に停止しないと電動機に流れる電流値が増加して、過電流遮断値を超えることで電動機の緊急停止に陥る可能性がある。また、永久磁石を使用した電動機(たとえば、ブラシレスDCモータなど)に大きな電流が流れると永久磁石の磁力を弱めて性能が劣化する問題があった。また、異物の噛み込みにより電動機の負荷増加に伴い、消費電力が大きくなり、実使用上の省エネ性能の低下を招く問題を引き起こすので負荷を急速に軽減する必要がある。また遠心ファン120bを用いた電動送風機において、同一回転数条件では定格負荷が小さくなるにつれてモータの入力電力が小さくなる特性を有する。このため、通風回路が遮蔽されインバータ制御により同一回転で運転を続け、負荷が小さくなる通風回路を有する場合、本来の送風性能を得るために必要な入力電力が得られなくなってしまうので至急元に回復する必要がある。
ブラシレスDCモータ90に駆動信号を出力する図6に示すような駆動回路が駆動回路室60に設置されている。この駆動回路は電源ケーブル80から電源供給を受ける。電源ケーブル80が室内のコンセントに差し込まれ、図1に示すように掃除機の操作部15bに設けられた電源を入り切りするスイッチ15cがオンとなると駆動回路に通電が行われモータ90が回転して送風ファン120が吸気する。集塵フィルタ40で分離した空気は駆動回路室60内を通過し、駆動回路室の排気側に設置される排気フィルタ70を通して、電気掃除機本体25から外に抜けていく構成となっている。
図6に示す駆動回路は交流電源130とリアクトル140を介して接続されたコンバータ150で構成される直流電源装置160に接続される。交流電源130は一般的には単相交流100Vであるが、その他の単相交流でも問題なく動作可能である。コンバータ150は、例えば図7に示すような整流ダイオード150a複数個から成る単相ブリッジ回路で構成されており、交流電圧を任意の直流電圧に変換して、コンバータ150の出力側に接続された電解コンデンサ170を充電する。電解コンデンサ170の出力側にはスイッチング素子220a複数個、還流ダイオード220b複数個から成るブリッジ回路を構成するインバータ220が接続されている。
図8ではスイッチング素子220aをMOSFET6個、還流ダイオード6個で三相ブリッジ回路を構成するインバータ例を示す。スイッチング素子220aはMOSFETを用いたが、一般的に使用される素子(例えば、IGBTなど)によるインバータ構成でも問題なく動作可能である。
このインバータ220のスイッチング素子220aは直流電圧変換機180より電源を供給されるインバータ制御装置190により制御されている。インバータ制御装置190によりインバータ220のスイッチング素子220aをオンオフ制御することでインバータ220の出力側に接続されているブラシレスDCモータ90を任意の電圧および周波数で駆動する。また、インバータ制御装置190は減速停止手段200、逆回転手段210を備えており、ブラシレスDCモータを減速ないし停止、または逆回転するように駆動する。
この減速停止手段200、逆回転手段210は、図1(2)に示すように掃除機の操作部15bに設けられた操作スイッチ15cに併設された減速停止スイッチ15c_2と兼用の逆回転スイッチ15c_3より操作する。操作スイッチ15cは、インバータ制御装置190と信号ケーブルにより接続された構造となっており、各スイッチの信号に応じてインバータ制御装置190を制御可能にしている。同信号ケーブルは図1のホース20外壁に内蔵された構造となっている。上記により電気掃除機を利用中に通風回路が遮蔽された場合、利用者が操作スイッチ15cによって即座に減速停止および逆回転させることが可能になる。
本実施の形態では負荷の検出手段として電流検出手段230を用いた例とする。この電流検出手段230は、例えば電流センサなどにより電流を検出する。位置検出手段240は、例えば位置センサやホール素子などによりブラシレスDCモータ90の磁極位置を検出する。この位置情報に基づいてインバータ制御装置190によりモータ制御を行っている。インバータ制御装置190は一般的にソフトウエアで構成されるが、論理回路等の電子回路によるハードウエアで構成することも可能である。
次に電流検出手段230の検出値に基づいて電動送風機50を減速ないし停止させる方法について説明する。例えば、図9に示すシーケンス図のように、スタートS1から単位時間変化の絶対値を閾値と比較するステップS2へ移行すると電流検出手段230により検出した単位時間変化値と予め設定した閾値とを比較し、単位時間変化の絶対値>閾値となった場合に減速ないし停止動作ステップS3へと移行し、電動送風機50を減速停止手段200により減速停止させる。
電動送風機50の減速ないし停止する方法について図8を用いて説明する。図8のスイッチング素子220a6個、還流ダイオード6個で三相ブリッジ回路を構成するインバータ220において上側のスイッチング素子220a3個(以下、上アームと記す)、または下側のスイッチング素子220a3個(以下、下アームと記す)を全てオンする(図10(1)、(2)参照)、つまりブラシレスDCモータ90の三相間を短絡させることによる回生制動によって電動送風機50を減速ないし停止させることができる。
しかし、ブラシレスDCモータの三相間を短絡させた瞬間に突入電流が発生することで永久磁石の磁力を弱めてしまい、製品の性能低下を招く恐れがある。そこで、図11に示すように、まずインバータの上アームもしくは下アームの全てをオンとオフを繰返しながら間欠的に短絡動作(以降、間欠短絡動作と記す)をさせ、かつ徐々にオンする時間を長くしていき、最終的に短絡動作させる、つまりオンとオフのデューティ比を0から間欠短絡動作時間tの間で1まで可変する。すなわち、間欠短絡動作は短絡電流が急増することを抑えるものであり、最初のうちはオン動作を短くし、すぐに長く取って完全短絡へつなげる。オフ動作は短絡電流が抑えられる時間あればよいので長くしても良いが、停止時間を早くするため、短絡電流に見合い最初は短く、オン時間に応じて長くしていくと良い。
この上アームもしくは下アームのオンとオフを繰り返す動作は、オンしたときに電流経路をモータ内部のみとし、またオフしたときに電解コンデンサに充電する経路とすることで三相短絡時の突入電流の成長を抑制する効果がある。図12上図はスイッチオフからいきなりスイッチオンして短絡させた場合の相電流の変化を示している。この場合、モータの位相角に応じて過大な突入電流が発生する。図12下図のようにスイッチオフの後、短時間の間欠短絡動作を行い、その後完全に短絡させると間欠短絡動作の間は突入電流が抑えられ過大な電流がモータやインバータ回路に流れることを防止できる。ただし、突入電流値が大きくなりすぎてモータ90の永久磁石の着磁量減少などの問題を発生しないように、あるいは発生時間が長くなりすぎて停止時間が電源オフと同じように長くなり折角の電力を回生して早く停止させる効果が得られなくならないように間欠短絡動作時間tを調整する必要がある。また、間欠的短絡動作では上アームもしくは下アームをオフすると電解コンデンサに電荷が充電されるため直流電圧値は上昇することを考慮し、可能であればオンのままとしてオフにしないようにしなければならない。
また、電流検出手段230の検出値の単位時間変化の絶対値が閾値を超えるような場合、自動的にインバータ制御装置190の減速停止手段200により電動送風機50を減速ないし停止させる。この電流単位時間変化の絶対値を観測することで、自動的かつ迅速に減速ないし停止が可能になる。例えば、通風回路が遮蔽されて電流検出値の単位時間変化の絶対値に基づき自動的に制御する場合は、およそ数msecから数μsecで制御可能となる。つまり、人による操作スイッチ15cでの停止動作までに1secかかるとすると、自動制御の方が10^3倍〜10^6倍速いことを意味する。このため、通風回路が遮蔽された場合の電動機にかかる負荷が大幅に軽減されて品質および信頼性を向上させる。
次に電動送風機50を減速ないし停止させた後、逆回転させる方法について説明する。例えば、図13に示すシーケンス図のように、スタートS1から単位時間変化の絶対値を閾値と比較するステップS2へ移行すると電流検出手段230により検出した単位時間変化の絶対値と予め設定した閾値とを比較し、単位時間変化の絶対値>閾値となった場合に減速ないし停止動作ステップS3へと移行し、電動送風機50を減速停止手段200により、前述した方法にて減速ないし停止させる。閾値の設定は、通常起こる負荷の変化とは異なる大きな電流変化、例えば1秒間にモータの定格電流がゼロになるような変化を検出すれば、減速停止手段200により減速停止させる。位置検出手段の検出値を検出するステップS4にて電動送風機50が減速停止したかどうかを判定する。位置検出手段240の検出値がゼロとなった場合に位置検出ステップS4から逆回転動作ステップS5へと移行して電動送風機50を逆回転手段210により逆回転させる。電動送風機50の逆回転する方法について図14を用いて説明する。図14(1)に示すブラシレスDCモータ等価回路より、図14(2)に示すようにU相、V相、W相の相順で交流電圧を印加する場合を順回転とする。このとき逆回転させるには、例えば図14(3)に示すようにU相、W相、V相の相順で交流電圧を印加すればよい。インバータ制御装置190にてインバータの各相スイッチング素子220aを制御することにより正回転、逆回転を運転できる。
電流検出手段230の検出した単位時間変化の絶対値に基づいて制御する理由としては2つある。1つには単位時間変化を観測することで急な変化に対して速やかに対応することができるからである。ここで言う単位時間は、対象とする製品により異なる。
例えば電気掃除機の場合、異物の吸い込みによりノズルが塞ぎ状態になると操作者は一旦電気掃除機を停止ボタンにより停止させてから塞ぎを解消するか、電気掃除機を動作させたまま塞ぎを解消するかのどちらかの手段をとる。このとき、塞ぎを解消するのに要する時間よりも早く自動的に反応して欲しいため、単位時間は1秒以下が望ましい。
2つには単位時間変化の値は正値や負値の場合があるため、その値の絶対値をとる必要がある。具体的には、電動送風機のファンの形状の違いによって単位時間変化の値が正値や負値となる。図15は軸流ファンを搭載した電動送風機の回転数とモータに流れる電流の特性を示す。同一回転数において電動送風機の負荷が増加するにつれて電流も増加することから負荷の急増に対して単位時間変化の値は正値となる。また、図16は遠心ファンを搭載した電動送風機の回転数とモータに流れる電流の特性を示す。同一回転数において電動送風機の負荷が増加するにつれて入力電力が減少することから負荷の急増に対して単位時間変化の値は負値となる。前述したように単位時間変化の絶対値をとることでファン形状により異なる特性にも対応することが可能となる。
本実施の形態では負荷の検出手段としてモータに流れる電流としたが、その他の検出手段でも可能である。例えばブラシレスDCモータ90に取り付けた位置センサの位置情報でも代替できる。また、電流センサやインバータ回路の下アームにそれぞれ取り付けられた3つの抵抗もしくは1つの抵抗の両端電圧から換算して得られるブラシレスDCモータ90のU、V、Wの各相に流れる電流でも代替できる。また、線間電圧V、線電流I、位相差φを得ることで三相電力P=√3VIcosφの式より得られる電力でも代替できる。また、負荷トルクや出力トルクなどの検出値でも代替できる。例えば、前述した三相電力P、位置センサ情報から得られる回転速度ωにより負荷トルクτ=P/ωの式より得られる。また、インバータの入力側にある電解コンデンサの両端から得られる直流電圧でも代替できる。
以上、実施の形態で説明した電動送風機の活用例として電気掃除機、空気調和機、ジェットタオル(手乾燥機)が挙げられる。
10 床ノズル、15a 操作ステック、15b 操作部、15c 操作スイッチ、15c_1 電源スイッチ、15c_2 減速停止スイッチ、15c_3 逆回転スイッチ、20 ホース、25 電気掃除機本体、30 集塵室、40 集塵フィルタ、50 電動送風機、60 駆動回路室、70 排気フィルタ、80 電源ケーブル、90 ブラシレスDCモータ、100 ロータ、110 ステータ、120 送風ファン、120a 軸流ファン、120b 遠心ファン、125a 軸流ファンの羽根、125b 遠心ファンの羽根、130 交流電源、140 リアクトル、150 コンバータ、150a 整流ダイオード、160 直流電源装置、170 電解コンデンサ、180 直流電圧変換機、190 インバータ制御装置、200 減速停止手段、210 逆回転手段、220 インバータ、220a スイッチング素子、220b 還流ダイオード、230 負荷検出手段、240 位置検出手段。

Claims (6)

  1. 空気を吸込み吹き出す送風ファンを回転駆動する電動機と、
    前記電動機に印加する交流電圧をインバータのスイッチング素子を制御して前記電動機の速度を変化させるインバータ制御装置と、
    前記インバータ制御装置、または前記電動機の近傍に設けられ前記電動機の負荷を検出する負荷検出手段と、
    前記インバータ制御装置に設けられ前記電動機を減速ないし停止する指令を受けて前記電動機を減速ないし停止させる減速停止手段と、
    を備え、
    前記負荷検出手段は前記インバータの電源側もしくは前記電動機に流れる電流、または前記インバータの電源側もしくは前記電動機が消費する電力、または前記インバータに印加する直流電圧、または前記電動機の回転数もしくは位置、または前記電動機のトルクを検出し、
    前記インバータ制御装置は前記負荷検出手段の検出値の単位時間変化に基づいて前記減速停止手段により前記電動機を減速ないし停止させ
    前記減速停止手段は前記インバータの上アームおよび下アームのスイッチング素子をオンオフさせる間欠短絡動作にて減速させるとともに、この間欠短絡動作時にオン時間を徐々に長くしていくことを特徴とする電動送風機。
  2. 記インバータ制御装置に設けられ逆回転する指令を受けて前記電動機を逆方向に回転させる逆回転手段と、
    を備え、前記インバータ制御装置は、前記減速停止手段により電動機の回転数を減速させ停止した後、前記逆回転手段により前記電動機を逆回転させることを特徴とする請求項1に記載の電動送風機。
  3. 前記逆回転手段は前記インバータ制御装置により3相の交流電圧のうち2相の相順を入れ替えて前記電動機に印加することにより逆回転させることを特徴とする請求項に記載の電動送風機。
  4. 前記減速停止手段は前記インバータの上アームもしくは下アームのスイッチング素子の全てをオンするようにスイッチング制御することで前記電動機を急速に減速ないし停止させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電動送風機。
  5. 前記送風ファンに軸流ファンもしくは遠心ファンを使用することを特徴とする請求項1ないし請求項に記載の電動送風機。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の電動送風機を搭載し、前記送風ファンの吸入側にて集塵することを特徴とする電気掃除機。
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