JP4989588B2 - 作業車のリフトアーム昇降構造 - Google Patents

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Description

本発明は、機体に昇降自在に連結された作業装置を昇降操作するリフトアームの昇降構造に関する。
作業車の一例である農用トラクタでは、特許文献1に開示されているように、機体に昇降自在に連結された作業装置を昇降操作するリフトアーム(特許文献1の図1及び図2の7)、リフトアームを昇降操作する油圧シリンダ(特許文献1の図7の12)、エンジンにより駆動される油圧ポンプ(特許文献1の図7のP)、油圧シリンダに油圧ポンプの作動油を給排操作する制御弁(特許文献1の図7の20)を備えている。
特許文献1では、人為的に操作される昇降操作具(特許文献1の図8の33)を備えており、昇降操作具を上昇側に操作すると、リフトアームが所定の上昇位置に上昇操作されて自動的に停止するように制御弁が操作され、昇降操作具を下降側に操作すると、リフトアームが所定の下降位置に下降操作されて自動的に停止するように、制御弁が操作される(特許文献1の段落番号[0045]〜[0049]参照)。
ロータリ耕耘装置を機体に連結した場合、ロータリ耕耘装置を例えば地面から大きく上昇した所定の上昇位置、及び地面に接地した所定の下降位置に亘って繰り返して昇降操作する際に、昇降操作具を上昇側及び下降側に操作することにより、ロータリ耕耘装置の昇降操作が楽に行える。
特開2006−87332号公報
特許文献1において、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態では、制御装置等に電力が供給されて、制御装置による制御弁の操作は可能な状態であるが、エンジンが作動していないので油圧ポンプは停止しており、制御弁に作動油は供給されない状態となっている。
これにより、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態において、昇降操作具が誤って上昇側又は下降側に操作されてしまい、制御装置により制御弁が上昇側又は下降側に操作されたとしても、油圧ポンプが停止しているので、油圧シリンダ及びリフトアームは作動しない。
しかし、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態において、昇降操作具が誤って上昇側又は下降側に操作されてしまった後(制御装置により制御弁が上昇側又は下降側に操作されている)、エンジンの始動操作が行われると、エンジンにより油圧ポンプが駆動されて、油圧ポンプから作動油が制御弁に供給され、作動油が制御弁を介して油圧シリンダに供給されて、油圧シリンダが作動し、リフトアームが上昇又は下降操作されることになる。
この場合、昇降操作具が上昇側又は下降側に操作されていないのに、エンジンの始動操作が行われたことにより、リフトアームが上昇又は下降するので、作業者は故障が発生したものと誤解をしてしまうおそれがある。
本発明は、機体に昇降自在に連結された作業装置を昇降操作するリフトアーム、リフトアームを昇降操作する油圧シリンダ、エンジンにより駆動される油圧ポンプ、油圧シリンダに油圧ポンプの作動油を給排操作する制御弁、人為的に操作される昇降操作具を備えた作業車のリフトアーム昇降構造において、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態で、昇降操作具が誤って上昇側又は下降側に操作されてしまった場合、作業者の誤解を招かないように構成することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、作業車のリフトアーム昇降構造において次のように構成することにある。
機体に昇降自在に連結された作業装置を昇降操作するリフトアームと、リフトアームを昇降操作する油圧シリンダと、エンジンにより駆動される油圧ポンプと、油圧シリンダに油圧ポンプの作動油を給排操作する制御弁と、人為的に操作される昇降操作具とを備え、昇降操作具の上昇側の操作により、リフトアームの上昇側に制御弁を操作し、昇降操作具の下降側の操作により、リフトアームの下降側に制御弁を操作する制御手段を備える。
キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前において、昇降操作具が上昇側に操作されても、制御手段による制御弁の上昇側への操作を阻止し、エンジンの始動操作後において、昇降操作具が上昇側に操作されると、制御手段による制御弁の上昇側への操作を許容する許容手段を備える。
(作用)
[発明が解決しようとする課題]に記載のように、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態は、制御装置等に電力が供給されて、制御装置による制御弁の操作は可能な状態であるが、エンジンが作動していないので油圧ポンプは停止しており、制御弁に作動油は供給されない状態である。
本発明の第1特徴によると、前述のように、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態において、昇降操作具が上昇側に操作されても、制御手段により制御弁が上昇側に操作されない(制御弁が上昇側に操作されずに中立位置に残される)。
従って、次にエンジンの始動操作が行われて(昇降操作具は上昇側に操作されていない状態)、エンジンにより油圧ポンプが駆動され、油圧ポンプから作動油が制御弁に供給されても、制御弁が上昇側に操作されずに中立位置に残されていることにより、油圧シリンダは上昇側に作動せず、リフトアームは上昇操作されない(油圧シリンダ及びリフトアームはその位置で停止している)。
本発明の第1特徴によると、エンジンの始動操作により、制御手段による制御弁の上昇側への操作が許容される。これにより、エンジンの始動操作後において(油圧ポンプの駆動状態)、昇降操作具が上昇側に操作されると、制御装置により制御弁が上昇側に操作され、制御弁を介して作動油が油圧シリンダに給排操作されるのであり、油圧シリンダが作動して、リフトアームが上昇操作される。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、作業車のリフトアーム昇降構造において、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態で、昇降操作具が上昇側に操作されても、制御手段により制御弁が上昇側に操作されないように構成することにより、この後にエンジンの始動操作が行われても、リフトアームが上昇操作されることはないので、故障が発生したものと作業者が誤解をしてしまう状態を避けることができた。これにより、誤解に基づく作業者の誤操作を少なくすることができた。
本発明の第1特徴によれば、エンジンの始動操作が行われると、昇降操作具の上昇側の操作に基づき、リフトアームが上昇操作されて、リフトアームによる作業装置の上昇操作が支障なく行えるので、作業性の低下を伴うものではない。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の作業車のリフトアーム昇降構造において次のように構成することにある。
キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前において、昇降操作具が下降側に操作されても、制御手段による制御弁の下降側への操作を阻止し、エンジンの始動操作後において、昇降操作具が上昇側に操作されてから、昇降操作具が下降側に操作されると、制御手段による制御弁の下降側への操作を許容するように、許容手段を構成する。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
[発明が解決しようとする課題]に記載のように、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態は、制御装置等に電力が供給されて、制御装置による制御弁の操作は可能な状態であるが、エンジンが作動していないので油圧ポンプは停止しており、制御弁に作動油は供給されない状態である。
本発明の第2特徴によると、前述のように、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態において、昇降操作具が下降側に操作されても、制御手段により制御弁が下降側に操作されない(制御弁が下降側に操作されずに中立位置に残される)。
従って、次にエンジンの始動操作が行われて(昇降操作具は下降側に操作されていない状態)、エンジンにより油圧ポンプが駆動され、油圧ポンプから作動油が制御弁に供給されても、制御弁が下降側に操作されずに中立位置に残されていることにより、油圧シリンダは下降側に作動せず、リフトアームは下降操作されない(油圧シリンダ及びリフトアームはその位置で停止している)。
本発明の第2特徴によると、エンジンの始動操作後において、昇降操作具が上昇側に操作されてから、昇降操作具が下降側に操作されることにより、制御手段による制御弁の下降側への操作が許容される。これにより、エンジンの始動操作後において、昇降操作具が上昇側に操作されてから下降側に操作されると、制御装置により制御弁が下降側に操作され、制御弁を介して作動油が油圧シリンダに給排操作されるのであり、油圧シリンダが作動して、リフトアームが下降操作される。
例えばコンクリート等で固められた畦の近傍において、機体に作業装置を昇降自在に連結している状態で、誤ってリフトアームが下降操作された場合、作業装置を畦に衝突させてしまう可能性があり、作業装置や畦を破損してしまう可能性がある。
この場合、本発明の第2特徴によると、エンジンの始動操作後において、最初に昇降操作具が下降側に操作されても、制御装置により制御弁が下降側に操作されることはなく、最初に昇降操作具が上昇側に操作された後でないと、昇降操作具が下降側に操作されても制御装置により制御弁が下降側に操作されない。
このように本発明の第2特徴によると、エンジンの始動操作後において、最初に作業者に昇降操作具を上昇側に操作させるようにすることにより、リフトアームの昇降操作(作業装置の昇降操作)を行うことの意識付けが作業者に行われるのであり、作業者の注意を喚起することができる(例えば不用意に作業装置が下降操作されると、作業装置が畦等に衝突する可能性があることの注意を喚起することができる)。
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前の状態で、昇降操作具が下降側に操作されても、制御手段により制御弁が下降側に操作されないように構成することにより、この後にエンジンの始動操作が行われても、リフトアームが下降操作されることはないので、故障が発生したものと作業者が誤解をしてしまう状態を避けることができた。これにより、誤解に基づく作業者の誤操作を少なくすることができた。
本発明の第2特徴によれば、エンジンの始動操作後において、昇降操作具が上昇側に操作されてから、昇降操作具が下降側に操作されると、昇降操作具の下降側の操作に基づきリフトアームが下降操作されて、リフトアームによる作業装置の下降操作が支障なく行えるので、作業性の低下を伴うものではない。
本発明の第2特徴によると、エンジンの始動操作後において、最初に作業者に昇降操作具を上昇側に操作させるようにすることにより、リフトアームの昇降操作(作業装置の昇降操作)を行うことの意識付けが作業者に行われるようにして、作業者の注意を喚起するようにしているので、この後の作業者の誤操作を少なくすることができた。
[1]
図1に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2で支持された機体の前部にエンジン3が備えられ、機体の後部にミッションケース4が備えられて、作業車の一例である四輪駆動型の農用トラクタが構成されている。
図1に示すように、ミッションケース4の後部にトップリンク5、右及び左のロアリンク6が上下に揺動自在に支持され、右及び左のリフトアーム7が上下に揺動自在に支持されている。右及び左のリフトアーム7を上下に揺動操作する単動型の油圧シリンダ8が備えられており、右及び左のリフトアーム7と右及び左のロアリンク6とに亘って連係ロッド9が接続されている。図1に示す状態は、トップリンク5、右及び左のロアリンク6にロータリ耕耘装置45(作業装置に相当)が連結された状態である。
[2]
次に、制御弁11及び第1昇降レバー19に関する構造について説明する。
図4に示すように、エンジン3によって駆動される油圧ポンプ10が備えられ、油圧ポンプ10の作動油が制御弁11に供給されて、制御弁11から逆止弁17及び可変絞り弁18を介して油圧シリンダ8に供給されている。逆止弁17は、制御弁11から油圧シリンダ8への作動油の流れを許容し、油圧シリンダ8から制御弁11への作動油の流れを止めるものである。制御弁11は3位置操作式の制御弁部12、アンロード弁部13、逆止弁部14、速度調節弁部15及びリリーフ弁部16等を備えて構成されている。
図4に示すように、制御弁11において、制御弁部12は中立位置12N、上昇位置12U及び下降位置12Dに操作自在に構成されている。アンロード弁部13は作動油を排出する開位置13A及び閉位置13Bに操作自在に構成されて、バネ(図示せず)により開位置13Aに付勢されている。逆止弁部14は制御弁部12から油圧シリンダ8への作動油の流れを許容し、油圧シリンダ8から制御弁部12への作動油の流れを止めるものである。速度調整弁部15は作動油を排出する開位置15A及び逆止位置15Bに操作自在に構成されて、バネ(図示せず)により逆止位置15Bに付勢されており、逆止位置15Bは制御弁11からの作動油の排出を止めて、制御弁11への作動油の流れを許容するものである。
図4に示すように、制御弁部12及び速度調整弁部15を操作する連係部材29が備えられ、バネ32により連係部材29が制御弁部12の下降側Dに付勢されており、連係部材29に操作アーム28の中央部が揺動自在に接続されている。操作軸26が備えられ、操作軸26の内側部分に固定された操作アーム27が操作アーム28に係合しており、操作軸26の外側部分に操作板22が固定されている。リフトアーム7にフィードバックリンク30が接続され、フィードバックリンク30に固定された操作アーム31が操作アーム28に係合している。
図1及び図2に示すように、ミッションケース4の後部の右上側部の横軸芯P1周りに揺動自在に第1昇降レバー19が支持され、運転座席20の右横側のフェンダ21にレバーガイド24が備えられており、第1昇降レバー19の上部がレバーガイド24を通って上方に出ている。第1昇降レバー19はレバーガイド24に沿って上昇側及び下降側に操作自在に構成され、第1昇降レバー19から手を離しても、第1昇降レバー19は手を離した位置に摩擦によって保持される。第1昇降レバー19に連係リンク25が接続され、連係リンク25のピン25aが操作板22の長孔22aに挿入されている。
図2に示すように、レバーガイド24において第1昇降レバー19の上昇側の部分に、ストッパー34がレバーガイド24に沿って移動自在に備えられ、ストッパー34の操作ノブ34aを締め付けることにより、ストッパー34をレバーガイド24の任意の位置に固定することができる。これにより、第1昇降レバー19はストッパー34の操作位置(上限位置)及びレバーガイド24の下端部の範囲で、上昇側及び下降側に操作することができる。
[3]
次に、第1昇降レバー19の操作について説明する。
図2及び図4に示す状態は、第1昇降レバー19を任意に操作位置に操作している状態であり、第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置にリフトアーム7が位置している状態である。この状態において、操作アーム28の中央部及び操作部材29が中立位置に操作され、制御弁部12が中立位置12Nに操作されて、アンロード弁部13が開位置13Aに操作され、速度調節弁部15が逆止位置15Bに操作されている。
これにより、油圧ポンプ10の作動油がアンロード弁部13の開位置13Aを介して排出され、油圧シリンダ8の作動油が逆止弁部14によって止められて、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が停止している。
次に図2及び図4に示す状態から、第1昇降レバー19を上昇側に操作すると、操作軸26及び操作アーム27を介して、操作アーム28の図4の紙面下側部及び操作部材29が上昇側Uに操作され、速度調節弁部15が逆止位置15Bに操作された状態で、制御弁部12が上昇位置12Uに操作される。
これにより、油圧ポンプ10の作動油によりアンロード弁部13が閉位置13Bに操作され、油圧ポンプ10の作動油が制御弁部12の上昇位置12Uを介して油圧シリンダ8に供給され、油圧シリンダ8が伸長作動するのであり、第1昇降レバー19の上昇側への操作に伴ってリフトアーム7が上昇操作される。
この場合に、リフトアーム7が上昇操作されるのに伴って、フィードバックリンク30を介して操作アーム31により、操作アーム28の図4の紙面上側部が下降側Dに操作されるのであり、第1昇降レバー19の上昇側への操作を止めると、操作アーム28の中央部及び操作部材29が中立位置に操作される。これにより、図2及び図4に示す状態となり、制御弁部12が中立位置12Nに操作されて、アンロード弁部13が開位置13Aに操作され、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置で停止する。
次に図2及び図4に示す状態から、第1昇降レバー19を下降側に操作すると、操作軸26及び操作アーム27を介して、操作アーム28の図4の紙面下側部及び操作部材29が下降側Dに操作され、速度調節弁部15が開位置15Aに操作され、制御弁部12が下降位置12Dに操作される。
これによりアンロード弁部13が開位置13Aに操作されて、油圧ポンプ10の作動油がアンロード弁部13の開位置13Aを介して排出され、油圧シリンダ8の作動油が速度調節弁部15の開位置15Aを介して排出されて、油圧シリンダ8が収縮作動するのであり、第1昇降レバー19の下降側への操作に伴ってリフトアーム7が下降操作される。
この場合に、リフトアーム7が下降操作されるのに伴って、フィードバックリンク30を介して操作アーム31により、操作アーム28の図4の紙面上側部が上昇側Uに操作されるのであり、第1昇降レバー19の下降側への操作を止めると、操作アーム28の中央部及び操作部材29が中立位置に操作される。これにより、図2及び図4に示す状態となり、制御弁部12が中立位置12Nに操作されて、アンロード弁部13が開位置13Aに操作され、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置で停止する。
以上のように、第1昇降レバー19を上昇側及び下降側に操作するのに伴って、油圧シリンダ8が伸長及び収縮作動して、リフトアーム7が上昇及び下降操作されるのであり、第1昇降レバー19を上昇側及び下降側への操作を止めると、第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置で、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が停止する(ポジション制御)。
[4]
次に、第2昇降レバー23(昇降操作具に相当)に関する構造について説明する。
図1及び図5に示すように、前輪1を操向操作する操縦ハンドル33の基部に、第2昇降レバー23が備えられている。第2昇降レバー23は中立位置、上昇位置及び下降位置に操作自在で、中立位置に付勢されており、第2昇降レバー23の操作位置が制御装置36(制御手段に相当)に入力されている。
図2及び図5に示すように、ミッションケース4の後部上部に電動モータ35が備えられ、電動モータ35により回転駆動される操作アーム35aに連係リンク37が接続されて、連係リンク37のピン37aが操作板22の長孔22bに挿入されており、制御装置36により電動モータ35が操作される。電動モータ35にストッパー39が固定されており、通常は電動モータ35の操作アーム35aはストッパー39に接当する位置(下限位置)に操作されて停止している。
図2及び図5に示すように、ミッションケース4の後部上部にポテンショメータ38が備えられており、ポテンショメータ38の検出アーム38aのピン38bが、操作板22の長孔22cに挿入されている。これによって、ポテンショメータ38により操作板22の操作位置が検出されるのであり、ポテンショメータ38の検出値が制御装置36に入力されている。横軸芯P1の位置にポテンショメータ40が備えられて、ポテンショメータ40により第1昇降レバー19の操作位置が検出されるのであり、ポテンショメータ40の検出値が制御装置36に入力されている。
図2及び図5に示すように、フェンダ21にポテンショメータ41が備えられており、ポテンショメータ41の検出アーム41aとストッパー34とに亘って、連係リンク42が接続されている。これによって、ポテンショメータ41によりストッパー34の操作位置(上限位置)が検出されるのであり、ポテンショメータ41の検出値が制御装置36に入力されている。
[5]
次に、エンジン3の始動操作前の状態での第2昇降レバー23の操作の流れについて、図6に基づいて説明する。
図5に示すように、操縦ハンドル33の基部の付近にキースイッチ43が備えられ、キースイッチ43はOFF位置、ON位置及びエンジン3の始動位置を備えており、キースイッチ43の操作位置が制御装置36に入力されている。
キースイッチ43がON位置からOFF位置に操作されると(制御装置36等に電力が供給されず、エンジン3及び油圧ポンプ10が停止している状態)(ステップS1)、ロック手段(図示せず)が作動する(ステップS2)。ロック手段は制御装置36に備えられており、ロック手段が作動していると、第2昇降レバー23を上昇位置に操作しても、下降位置に操作しても、これに関係なく電動モータ35が停止状態に維持されて、制御弁11は操作されない。
キースイッチ43がOFF位置からON位置に操作され、且つエンジン3の始動操作前の状態において(制御装置36等に電力は供給されるが、エンジン3及び油圧ポンプ10が停止している状態)(ロック手段の作動状態)(ステップS1,S3,S4)、第2昇降レバー23を上昇位置に操作すると(上昇位置に操作して中立位置に操作すると)(ステップS5)、ロック手段が解除される(ステップS6)。
この場合に、電動モータ35は作動せずに停止状態に維持される(ステップS7)(以上、本願発明の請求項1の「キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前において、昇降操作具が上昇側に操作されても、制御手段による制御弁の上昇側への操作を阻止する」「許容手段」に相当)。
キースイッチ43がOFF位置からON位置に操作され、且つエンジン3の始動操作前の状態において(制御装置36等に電力は供給されるが、エンジン3及び油圧ポンプ10が停止している状態)(ロック手段の作動状態)(ステップS1,S3,S4)、第2昇降レバー23を下降位置に操作しても(下降位置に操作して中立位置に操作しても)、第2昇降レバー23を中立位置に操作していても(ステップS5)、ロック手段は解除されず作動状態に維持される(ステップS2)。
この場合、ロック手段が作動状態であるので、電動モータ35は作動せずに停止状態に維持される(以上、本願発明の請求項2の「キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前において、昇降操作具が下降側に操作されても、制御手段による制御弁の下降側への操作を阻止する」「許容手段」に相当)。
[6]
次に、エンジン3の始動操作前にロック手段が解除された状態において(ステップS5,S6)、エンジン3の始動操作後の状態の第2昇降レバー23の操作の流れについて、図6に基づいて説明する。
キースイッチ43がON位置からエンジン3の始動位置に操作されると、エンジン3の始動操作が行われて、エンジン3により油圧ポンプ10が駆動される。
キースイッチ43によりエンジン3の始動操作を行った後において(ステップS1,S3)、第2昇降レバー23を上昇位置に操作すると(上昇位置に操作して中立位置に操作すると)(ステップS8)、ロック手段が解除状態であるので(ステップS9)、図3に示すように、電動モータ35が上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に作動して停止するのであり(ステップS10)、電動モータ35の操作アーム35a及び連係リンク37により操作板22及び操作軸26、操作アーム27が上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に操作されて停止する。
この場合、前項[2][4]に記載のように、ストッパー34の操作位置が上限位置としてポテンショメータ41により検出されており、電動モータ35がストッパー34の操作位置に対応する位置(上限位置)に作動して停止する(ステップS10)。このように操作板22が作動しても、操作板22の長孔22aと連係リンク25のピン25aとの融通により、第1昇降レバー19は操作されずに現在の操作位置に残される。
前述のように、電動モータ35が上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に作動して停止すると(ステップS10)、前項[3]に記載の第1昇降レバー19が上昇側に操作された場合と同様に、速度調節弁部15が逆止位置15Bに操作された状態で、制御弁部12が上昇位置12Uに操作され、アンロード弁部13が閉位置13Bに操作され、油圧シリンダ8が伸長作動して、リフトアーム7が上昇操作される。
上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)において、フィードバックリンク30及び操作アーム31により、制御弁部12が中立位置12Nに操作され、アンロード弁部13が開位置13Aに操作されて、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が停止する(以上、本願発明の請求項1の「エンジンの始動操作後において、昇降操作具が上昇側に操作されると、制御手段による制御弁の上昇側への操作を許容する」「許容手段」に相当)。
キースイッチ43によりエンジン3の始動操作を行った後において(ステップS1,S3)、第2昇降レバー23を下降位置に操作すると(下降位置に操作して中立位置に操作すると)(ステップS8)、ロック手段が解除状態であるので(ステップS11)、図2に示すように、電動モータ35が下限位置(電動モータ35の操作アーム35aがストッパー39に接当する位置)に作動して停止する(ステップS12)。
この場合、第1昇降レバー19は現在の操作位置に残されており、図2に示すように、電動モータ35が下限位置(電動モータ35の操作アーム35aがストッパー39に接当する位置)に作動して、連係リンク25のピン25aが操作板22の長孔22aに端部に接当するので、操作板22及び操作軸26が第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置で停止する。
前述のように、電動モータ35が下限位置(電動モータ35の操作アーム35aがストッパー39に接当する位置)に作動して停止すると(ステップS12)、前項[3]に記載の第1昇降レバー19が下降側に操作された場合と同様に、速度調節弁部15が開位置15Aに操作され、制御弁部12が下降位置12Dに操作され、アンロード弁部13が開位置13Aに操作され、油圧シリンダ8が収縮作動して、リフトアーム7が下降操作される。
第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置において、フィードバックリンク30及び操作アーム31により、速度調節弁部15が逆止位置15Bに操作され、制御弁部12が中立位置12Nに操作され、アンロード弁部13が開位置13Aに操作されて、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が停止する。
[7]
次に、エンジン3の始動操作前にロック手段が解除されていない状態において(ステップS5,S2)、エンジン3の始動操作後の状態の第2昇降レバー23の操作の流れについて、図6に基づいて説明する。
キースイッチ43がON位置からエンジン3の始動位置に操作されると、エンジン3の始動操作が行われて、エンジン3により油圧ポンプ10が駆動される。
キースイッチ43によりエンジン3の始動操作を行った後において(ステップS1,S3)、第2昇降レバー23を下降位置に操作しても(下降位置に操作して中立位置に操作しても)、第2昇降レバー23を中立位置に操作していても(ステップS8)、ロック手段は解除されず作動状態に維持される。
この場合、ロック手段が作動状態であるので制御装置36により電動モータ35は操作されず、電動モータ35は停止状態に維持されるので、第2昇降レバー23を下降位置に操作しても(下降位置に操作して中立位置に操作しても)、油圧シリンダ8及びリフトアーム7は停止している。
次に、第2昇降レバー23を上昇位置に操作すると(上昇位置に操作して中立位置に操作すると)(ステップS8)、ロック手段が解除され(ステップS9)、図3に示すように、電動モータ35が上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に作動して停止するのであり(ステップS10)、操作板22及び操作軸26、操作アーム27が上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に操作されて停止する。
これにより、前項[6]と同様に、第1昇降レバー19が操作されずに現在の操作位置に残された状態で、油圧シリンダ8が伸長作動し、リフトアーム7が上昇操作されて、上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)において、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が停止する。
次に第2昇降レバー23を下降位置に操作すると(下降位置に操作して中立位置に操作すると)(ステップS8)、ロック手段が解除状態であるので(ステップS11)、図2に示すように、電動モータ35が下限位置(電動モータ35の操作アーム35aがストッパー39に接当する位置)に作動して停止するのであり(ステップS12)、操作板22及び操作軸26が第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置で停止する。
これにより、前項[6]と同様に、油圧シリンダ8が収縮作動し、リフトアーム7が下降操作されて、第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置において、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が停止する(以上、本願発明の請求項2の「エンジンの始動操作後において、昇降操作具が上昇側に操作されてから、昇降操作具が下降側に操作されると、制御手段による制御弁の下降側への操作を許容する」「許容手段」に相当)。
この後、第2昇降レバー23を上昇位置に操作すると(上昇位置に操作して中立位置に操作すると)、前述と同様に油圧シリンダ8が伸長作動し、リフトアーム7が上昇操作されて、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)で停止する。第2昇降レバー23を下降位置に操作すると(下降位置に操作して中立位置に操作すると)、前述と同様に油圧シリンダ8が収縮作動し、リフトアーム7が下降操作されて、油圧シリンダ8及びリフトアーム7が第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置に下降して停止する。
[8]
前項[6][7]のステップS10において、第2昇降レバー23を上昇位置に操作した状態(上昇位置に操作して中立位置に操作した状態)(ステップS8,S10)では、電動モータ35、操作板22及び操作軸26が上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に作動して停止しているので、第1昇降レバー19を上昇側及び下降側に操作しても、操作板22及び操作軸26は操作されず、油圧シリンダ8及びリフトアーム7は上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)で停止している。
この場合、第2昇降レバー23を中立位置に操作した状態で(ステップS8,S13,S14)、第1昇降レバー19を上昇側に操作し上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に操作すると(ポテンショメータ40の検出値が、上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に対応する値(ポテンショメータ41の検出値)になると)(ステップS15)、ステップS12に移行して、電動モータ35が下限位置(電動モータ35の操作アーム35aがストッパー39に接当する位置)に作動する。
第1昇降レバー19を上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)に操作しているので(連係リンク25のピン25aが操作板22の長孔22aの端部に接当しているので)、図2に示すように、電動モータ35が下限位置(電動モータ35の操作アーム35aがストッパー39に接当する位置)に作動しても、操作板22及び操作軸26、油圧シリンダ8及びリフトアーム7は、上限位置(ストッパー34の操作位置に対応する位置)で停止している。
この後において、前項[3]に記載のように、第1昇降レバー19を上昇側及び下降側に操作するのに伴って、油圧シリンダ8が伸長及び収縮作動して、リフトアーム7が上昇及び下降操作されるのであり、第1昇降レバー19を上昇側及び下降側への操作を止めると、第1昇降レバー19の操作位置に対応する位置で油圧シリンダ8及びリフトアーム7が停止する(ポジション制御)。
農用トラクタの全体側面図 第2昇降レバーを下降位置に操作して(下降位置に操作して中立位置に操作して)、電動モータが下限位置に作動して停止した状態を示す第1昇降レバー及び電動モータの付近を示す側面図 第2昇降レバーを上昇位置に操作して(上昇位置に操作して中立位置に操作して)、電動モータが上限位置に作動して停止した状態を示す第1昇降レバー及び電動モータの付近を示す側面図 油圧シリンダ及び制御弁の油圧回路図 第2昇降レバー、キースイッチ、油圧シリンダ、制御弁及び電動モータ等の関係を示す図 第2昇降レバー及びキースイッチの操作の流れを示す図
符号の説明
3 エンジン
7 リフトアーム
8 油圧シリンダ
10 油圧ポンプ
11 制御弁
23 昇降操作具
36 制御手段
43 キースイッチ

Claims (2)

  1. 機体に昇降自在に連結された作業装置を昇降操作するリフトアームと、前記リフトアームを昇降操作する油圧シリンダと、エンジンにより駆動される油圧ポンプと、前記油圧シリンダに油圧ポンプの作動油を給排操作する制御弁と、人為的に操作される昇降操作具とを備え、
    前記昇降操作具の上昇側の操作により、前記リフトアームの上昇側に制御弁を操作し、前記昇降操作具の下降側の操作により、前記リフトアームの下降側に制御弁を操作する制御手段を備え、
    キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前において、前記昇降操作具が上昇側に操作されても、前記制御手段による制御弁の上昇側への操作を阻止し、エンジンの始動操作後において、前記昇降操作具が上昇側に操作されると、前記制御手段による制御弁の上昇側への操作を許容する許容手段を備えてある作業車のリフトアーム昇降構造。
  2. 前記キースイッチのOFF位置からON位置への操作後で且つエンジンの始動操作前において、前記昇降操作具が下降側に操作されても、前記制御手段による制御弁の下降側への操作を阻止し、エンジンの始動操作後において、前記昇降操作具が上昇側に操作されてから、前記昇降操作具が下降側に操作されると、前記制御手段による制御弁の下降側への操作を許容するように、前記許容手段を構成してある請求項1に記載の作業車のリフトアーム昇降構造。
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