JP4988610B2 - 基地局切替装置 - Google Patents
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例えばタクシーや携帯型の移動可能な無線機等の移動局は、無線通信を行っている基地局における無線CH(周波数)の受信電界強度が基準レベル(閾値)よりも低下した場合に、無線CHを切り替える必要があると判別する。受信電界強度は、例えば移動局が無線通信を行っている基地局から離れると低下する。その際、移動局は、例えば搭載している無線機に登録され、使用していない他の複数の無線CHに次々切り替え、各無線CHの受信電界強度を測定する。移動局は、測定した中で受信電界強度が最も高い無線CHを選択し、切り替える。この方法により、移動局は、常に受信電界強度が高い無線CHを使用することとなり、基地局と無線通信を確実に行う。
図1は、移動局が無線通信を行う基地局を選択し無線通信の切り替え行う状態を示す概略図である。無線通信は、基地局3と移動局4の間にて例えばSCPC方式を用いて無線信号F1,f1を送受信して行われる。このSCPC方式では、例えば狭帯域デジタル通信方式標準規格ARIB STD−T61が設定されている。これにより無線通信の際、データのフレームデータフォーマットや接続手順が決められる。
第1の格納部31は、識別子を無線信号F1に格納する際、SCPC方式のフレームデータフォーマットの一部である「RICH」(Radio Information Channel)に識別子を格納する。「RICH」は、例えば無線回線を維持するために上述したデータを伝送するチャネル(無線情報チャネル)である。
「LP+R」は、リニアライザのトレーニング期間とバースト波の過渡応答(ランプアップ、ランプダウン)用に割り当てた時間である。「Pa」は、プリアンブル信号である。「TCH」は、トラフィックチャネルであり、音声データを伝送する。「SW」は、同期ワード(Sync Word)である。
その際、制御部47は、同期が取れた基地局3が移動局4と無線通信を行うためのデジタル無線システムを有しているか、判別する。そのため制御部47は、この判別を、同期が取れた基地局3の無線CHにおいて、無線信号F1に格納されている識別子に対応する基地局情報がデータベース51に登録されているか否かを基に行う。
文字情報と音声情報は、同時に送受信を行える。また基地局3同士や回線交換部2同士は、接続していても良い。
この切替方法は、例えば移動局4が管理部1とデータ通信を行うために、移動局4が基地局3eと無線通信を行っている際に、例えば基地局3eの受信電界強度が閾値よりも低下した場合やサーチボタン44aが押し下げられた場合に用いられる。またこの切替方法は、例えば移動局4b,4eが、例えば基地局3b,3eと、回線交換部2b,2eを介してデータ通信を行う際や、例えば管理部1と移動局4b,4eが基地局3b,3eと回線交換部2b,2eを介して一斉に通信を行う際にも用いられる。
なお切替方法において、第1乃至第3の並び替え例を用いて説明する。
第1乃至第3の並び替え例において、移動局4は、基地局3eと無線通信を行っており、受信電界強度の閾値が操作部44によって80に設定されているものとする。
第1の並び替え例は、条件Aとして基地局3eと同一の通話エリア23に所属する基地局3c,3dを優先させ、条件Bとして例えば基地局3e以外で基地局3aを優先させると設定される。
そして削除された結果は、制御部47によって図9Bに示すようにリスト63にまとめられる。
切替先候補が残っている場合(Step6:Yes)、無線通信の切替先は制御部47によって最も優先順位が高い基地局3に切り替わり、移動局4はこの基地局3と同期を取る(Step7)。この場合、無線通信の切替先は基地局3dに切り替わり、移動局4は基地局3dと同期を取る。
同期が取れた場合(Step8:Yes)、この基地局3は、移動局4と無線通信を行うためのデジタル無線システムを有している基地局3であるか、制御部47によって判別される(Step9)。基地局3が、移動局4と無線通信を行うためのデジタル無線システムを有している基地局3である場合(Step9:Yes)、無線通信の切替先の基地局3が確定する(Step10)。また移動局4は、切替先に確定された基地局3と無線通信を行う(Step11)。
切替先候補が残っている場合(Step12:Yes)、無線通信の切替先は、制御部47によって、Step8の基地局3の優先順位、またはStep9の基地局3の優先順位よりも1つ低い優先順位を有する基地局3に切り替わる。つまり無線通信の切替先は、優先順位が高い基地局3から、この基地局3の優先順位よりも1つ低い基地局3に切り替わる。移動局4はこの基地局3と同期を取る(Step13)。
上記の場合、無線通信の切替先は、基地局3dから基地局3cに切り替わる。移動局4はこの基地局3cと同期を取る。
同期が取れた場合(Step14:Yes)、この基地局3は、移動局4と無線通信を行うためのデジタル無線システムを有している基地局3であるか、制御部47によって判別される(Step15)。
上記の場合、無線通信の切替先は基地局3cに切り替わり、移動局4は基地局3cと同期を取り、取れた場合、基地局3cは、デジタル無線システムを有している基地局3であると制御部47によって判別される。
このように優先順位の高い例えば基地局3dと同期が取れず、無線通信が優先順位の高い基地局3dに切り替えられない際、無線通信の切替先は、制御部47によって、切替先候補のなかかから基地局3dよりも優先順位の1つ低い基地局3cに切り替えられる。同様に基地局3cに切り替えられない際、無線通信の切替先は、制御部47によって、基地局3aに切り替えられる。
また例えば基地局3d,3c,3aと同期が取れない場合、Step13において、無線通信の切替先は基地局3gに切り替わり、移動局4は基地局3gと同期を取る。さらに移動局4が所望する時間以内に基地局3gと同期を取れた場合(Step14:Yes)、Step15に進む。その際、基地局3gは、移動局4と無線通信を行うためのデジタル無線システムを有している基地局3ではない(Step15:No)。言い換えると基地局3gの識別子に対応する基地局情報はデータベース51に登録されていない。よってStep12に戻る。そしてStep13において、無線通信の切替先は、基地局3fに切り替わる。移動局4はこの基地局3fと同期を取る。
このようにデジタル無線システムを有していない基地局3gに切り替えられた際、無線通信の切替先は、第1の並び替え例において、制御部47によって基地局3gよりも優先順位の低い基地局3fに切り替わる。
Step1,2の動作は、上述した第1の並び替え例と同様である。Step3の切替先の条件において、条件Aと条件Bが設定されない。
つまり第2の並び替え例において、条件Aは、基地局3eと同一の通話エリア23に所属する基地局3c,3dを優先させず、条件Bは、例えば基地局3e以外の基地局をどれも優先させない、と設定される。
これら以外の各Stepにおける動作は、第1の並び替え例と略同様であるため、詳細な説明は省略する。
Step1,2の動作は、上述した第1の並び替え例と同様である。Step3の切替先の条件において、条件Aが設定されず、条件Bが設定される。
つまり第3の並び替え例において、条件Aは、基地局3eと同一の通話エリア23に所属する基地局3c,3dを優先させず、条件Bは、例えば基地局3e以外で基地局3aを優先させる、と設定される。
これら以外の各Stepにおける動作は、第1の並び替え例と略同様であるため、詳細な説明は省略する。
また本実施形態は、切替先の条件を設定することで、所望するタイミングでサーチボタン44aが押し下げられた際でも所望するタイミングで他の基地局3に切り替えて無線通信を行うことができる。
これにより本実施形態は、受信電界強度が低下しても無線通信を切り替えることができ、無線通信が遮断してしまうことを防止でき、またサーチボタン44aによって所望するタイミングにて無線通信を切り替えることができるため、通信効率を向上させることができる。
また切替先の条件は、条件Aと条件Bに限定する必要はなく、例えば条件Cをさらに加えても良い。条件Cは、例えば無線通信を行っていた基地局3と同一の通話エリア以外で優先させる通話エリアを設定することである。このように本実施形態は、用途に応じて、切替先の条件を加えたり、設定を変更しても良い。
例えば閾値が制御部47によって下げられ、切替先候補が制御部47によって再設定されても良い。例えば閾値が240に設定されて、切替先候補が全て削除されてしまった場合、閾値は230に下げられて、切替先候補が再設定される。この場合、制御部47は、閾値を240から1度に10下げて230に設定したが、この下げる値や回数は、例えば操作部44によって所望に設定可能である。もちろん下げる値や下げる回数は、予め設定されていても良い。
Claims (1)
- 移動局に搭載され、前記移動局と無線通信を行っている基地局の受信電界強度が閾値よりも低下、または無線通信を行う前記基地局を所望するタイミングで切り替える際に、前記基地局と同じデジタル無線システムを有する他の前記基地局に無線通信を切り替える基地局切替装置であって、
前記基地局の名前と周波数とを有する基地局情報と、識別子との対応関係を記憶する記憶部と、
無線通信を行う前記基地局が切り替えられる際に、全ての前記基地局の前記受信電界強度を計測する計測部と、
優先されて切り替えられる前記基地局の条件と、前記閾値を設定する設定部と、
前記計測部によって計測された前記受信電界強度の計測結果と前記条件を基に前記基地局に優先順位を割り振り、優先順位の順に並び替え、並び替え結果から前記閾値よりも低い前記受信電界強度を有する前記基地局を切替先候補から削除し、切替先候補のなかから前記デジタル無線システムを有する優先順位の高い前記基地局を選択し、選択された前記基地局から送信される無線信号の無線情報チャンネルに格納された前記識別子と前記記憶部に記憶された前記識別子とが一致した場合に、選択された前記基地局に無線通信を切り替える制御部と、
を具備し、
前記制御部は、前記優先順位に基づいて前記デジタル無線システムの異なる前記基地局が切替先候補として選択された際に、前記記憶部に記憶されている前記識別子を基に、前記切替先候補のなかかから、次に優先順位の低い前記基地局を選択することを特徴とする基地局切替装置。
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